| 【発明の名称】 |
畜舎用給水装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】浜広 孝蔵
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| 【要約】 |
【課題】低コストで、保温性能が高く温水の温度コントロールが容易にでき、冬季における配管系や装置自体の凍結を確実に防止することができる畜舎用給水装置を提供する。
【解決手段】給水装置1を、全体を断熱材3で被覆した円筒形状の給水筒2の頂部に給湯口4を、底部に復帰水給水口5及び水道水給水口6を開設し、複数の支持脚7でもって立設して構成する。給水筒2の内部に隔壁11によって加熱槽2a及び貯留槽2bを上下に区画形成し、隔壁11には加熱槽2aから貯留槽2bへ飲用水を移動させるための流通孔11aを穿設する。加熱槽2aにはその中央に棒状の電気式ステンレスヒーター10を立設し、加熱槽2aに流入した水道水あるいは復帰水を25℃〜30℃に加熱する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ウォーターカップが適宜配管される給水管に連結された畜舎用給水装置において、該畜舎用給水装置の貯水筒内を加熱槽と貯留槽とに区画して形成し、前記加熱槽内に電気式のヒーターを設けてなることを特徴とする畜舎用給水装置。 【請求項2】 給水管から配水されウォーターカップに達した温水が流動できるようにウォーターカップを分岐配管したことを特徴とする畜舎用給水装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、牛、豚等の家畜に給水するために畜舎に設置する畜舎用給水装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、畜舎で使用する給水装置に関しては次のような問題点がある。すなわち、畜舎にあっては家畜の成育上畜舎内を外気温に近い温度にするオープンタイプの構造のものが採用されている。このため、冬季には畜舎内の温度がマイナスにまで低下することから給水装置や配管系の凍結を防止する必要がある。 【0003】 そこで、この種の給水装置として、例えば図5に示すように、畜舎16を包囲して配置された給水管14から分岐管14aを設けて適宜ウォーターカップ15を配置すると共に、ボイラーB、加圧ポンプP、水槽Wを組み合わせて、冬季においては家畜に温水を供給できるようにしたものがある。また、給排水本管を畜舎の床部内に配設し、配管系の凍結事故を防止するようにしたものが提案されている(特許文献1参照。)。 【0004】 【特許文献1】特許第2835717号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかしながら、ボイラー、加圧ポンプ、水槽を組み合わせた場合、装置自体のコストも高く、通常は燃料に重油を使用するのでランニングコストも嵩む。また循環した復帰水が一旦水槽に貯留されるので、保温性能が悪くなる。とくに温水の温度コントロールが困難である。本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みなされたもので、低コストで、保温性能が高く温水の温度コントロールが容易にでき、冬季における配管系や装置自体の凍結を確実に防止することができる畜舎用給水装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 そこで、本発明は、ウォーターカップが適宜配管される給水管に連結された畜舎用給水装置において、該畜舎用給水装置の貯水筒内を加熱槽と貯留槽とに区画して形成し、前記加熱槽内に電気式のヒーターを設けてなることを第1の特徴とし、給水管から配水されウォーターカップに達した温水が流動できるようにウォーターカップを分岐配管したことを特徴とする畜舎用給水装置。 【発明の効果】 【0007】 本発明によれば、以下の優れた効果がある。 (1)畜舎用給水装置の給水筒内を加熱槽と貯留槽とに区画して形成したので、構造が簡単で安価に製作できる。 (2)昇温に電気式のヒーターを使用しているので、重油に比して低ランニングコストで温水の温度コントロールも容易にできる。 (3)ウォーターカップに達した温水が流動できるように、ウォーターカップを分岐配管したので分岐管の凍結を防止することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 次に、本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。 図1は本発明に係る給水装置の正面図、図2(a)は本発明に係る給水装置の一部断面正面図、(b)は隔壁の平面図、図3は本発明に係る給水装置の要部拡大一部断面図、図4は本発明に係る給水装置と配管系を模式的に示す平面図、図5は従来の給水装置と配管系を模式的に示す平面図である。 【実施例】 【0009】 図1乃至図3に示すように、給水装置1は全体を断熱材3で被覆した円筒形状の給水筒2からなっており、給水筒2の頂部に給湯口4が、底部に復帰水給水口5及び水道水給水口6が開設されると共に、複数の支持脚7でもって立設される。 【0010】 給水筒2の内部は隔壁11によって加熱槽2a及び貯留槽2bが上下に区画形成されており、隔壁11には加熱槽2aから貯留槽2bへ飲用水を移動させるための流通孔11aが穿設されている。 【0011】 加熱槽2aにはその中央に棒状の電気式ステンレスヒーター10が立設されており、加熱槽2aに流入した水道水あるいは復帰水を25℃〜30℃に加熱する。加熱された飲用水は隔壁11の流通孔11aを通り貯留槽2bに上昇して温水として貯留されると共に、給湯口4から給水本管14に配出される。ここで、貯留槽2bには制御盤8に接続された温度センサー9が内設されており、貯留槽2b内の水温が常に25℃〜30℃になるようにステンレスヒーター10のスイッチのオンオフを制御する。 【0012】 図中、12は循環ポンプであり、給水本管14に飲用水を循環させると共に、給水装置1への復帰水を加熱槽2aに流入させる。また、13は外気が低温状態の時、管内の凍結を防止するため水抜きを行う低温作動弁である。 【0013】 こうして本給水装置1により加熱された飲用水は、図4に示すように、畜舎16の周囲の配管された給水本管14内を循環し、家畜に授水するための器具である複数のウォーターカップ15に配給される。ここで、ウォーターカップ15の両端には、給水本管14から分岐した給水枝管14a並びに14bが連結され、給水管14から配水されウォーターカップ15に達した温水が流動できるようにされ、給水枝管14a並びに14b内での水の凍結が防止できるようにされている。 【産業上の利用可能性】 【0014】 尚、本発明は上記実施例に限定されず、種々の応用変形が可能である。例えば、水道水に代えて地下水を飲用水として供給するものでも良い。 【図面の簡単な説明】 【0015】 【図1】本発明に係る給水装置の正面図である。 【図2】(a)は本発明に係る給水装置の一部断面正面図、(b)は隔壁の平面図である。 【図3】本発明に係る給水装置の要部拡大一部断面図である。 【図4】本発明に係る給水装置と配管系を模式的に示す平面図である。 【図5】従来の給水装置と配管系を模式的に示す平面図である。 【符号の説明】 【0016】 1 給水装置 2 貯水筒 2a 加熱槽 2b 貯留槽 3 断熱材 4 給湯口 5 復帰水給水口 6 水道水給水口 7 支持脚 8 制御盤 9 温度センサー 10 電気式ステンレスヒーター 11 隔壁 11a 流通孔 12 循環ポンプ 13 低温作動弁 14 給水本管 14a 給水枝管 14b 給水枝管 15 ウォーターカップ 16 畜舎 B ボイラ P 加圧ポンプ W 水槽
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| 【出願人】 |
【識別番号】597029044 【氏名又は名称】株式会社ハマヒロ
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| 【出願日】 |
平成18年5月16日(2006.5.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】240000039 【弁護士】 【氏名又は名称】弁護士法人 衞藤法律特許事務所
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| 【公開番号】 |
特開2007−306811(P2007−306811A) |
| 【公開日】 |
平成19年11月29日(2007.11.29) |
| 【出願番号】 |
特願2006−136406(P2006−136406) |
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