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【発明の名称】 折畳み可能な漁獲わな
【発明者】 【氏名】アントニオ ベントゥーラ リベイロ デ マトス

【要約】 【課題】折畳み可能な漁獲わなを提供する。

【解決手段】本発明は、以下のような構成の、フレームと、ネットを具備し、折畳み可能な箱型の漁獲わな(1)に関し、浮揚する金属製の上部ボディ(2)と、金属製の下部ボディ(3)と、上部ボディを下部ボディに固定する可撓ケーブル(4)と、下部ボディを上部ボディに連結する可撓サイドネットと、魚入口開口部(5)のネットを保持して、魚を導き入れる一方、魚が逃出し難いようにしたフレーム(6,7)と、捕捉した魚を収集可能とするべく、下部ボディの端部の一つに関節的に固定し、反対側の端部を閉じるようにした、フレームとネットとによって形成した一つのボトム(16)とを具備する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットに係るフレームを具備し、折畳み可能な箱型の漁獲わな(1)であって、
浮揚する金属製の上部ボディ(2)と、
金属製の下部ボディ(3)と、
上部ボディ(2)を下部ボディ(3)に固定する可撓ケーブル(4)と、
下部ボディ(3)を上部ボディ(2)に連結する可撓サイドネットと、
二つの魚入口開口部(5)のネットを保持して、魚を導き入れるようにする一方、魚が逃げ出しにくいように構成されたフレーム(6,7)と、そして、
捕捉した魚を集めることを可能とするべく、下部ボディの端部の一つに関節的に固定され、反対側の端部が閉じられた、フレームとネットによって形成された一つのボトム(16)と
を具備することを特徴とする折畳み可能な漁獲わな。
【請求項2】
入口開口部(5)は、導入、捕捉のために選択された面を全て開いた開口部から形成され、フレーム(6,7)とそれに連結された各ネットによって囲まれ、外側から内側に傾斜する面に従って配列され、フレームの内側の端部間の空間により形成された内側開口部により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の折畳み可能な漁獲わな。
【請求項3】
入口開口部(5)のフレーム(6,7)は、側部(8)の一つの上に、関節的に上部ボディ(2)の底部端部のうちの一つと、下部ボディ(3)の上部部位とに固定され、反対側の側部(9)上に、上部ボディ(2)に設けられているバー(12)に固定されたケーブル(10,11)で吊下げられていることを特徴とする請求項1、2に記載の折畳み可能な漁獲わな。
【請求項4】
入口開口部(5)からフレーム(6,7)を支えるケーブル(10,11)は、入口開口部(5)の内側開口部を締付け/緩める高さに調節できることを特徴とする請求項3に記載の折畳み可能な漁獲わな。
【請求項5】
上部ボディ(2)は、その頂部にブイ(13)を具備し、その浮力により、他の要素の重さと共に水中に置かれるや否や、組立て形態に漁獲わなを展開することを確保することを特徴とする請求項1に記載の折畳み可能な漁獲わな。
【請求項6】
安全開口部(14)が、上部ボディ(2)の端部のブイ(13)の間に配設され、漁獲わなが紛失あるいは廃棄されたと思われる場合には、魚が逃げられるように開放されることを特徴とする請求項1に記載の折畳み可能な漁獲わな。
【請求項7】
安全開口部(14)は、固定手段が予め決められた時間経過後に腐食によって開いて、捕捉した魚を逃がすようにされていることを特徴とする請求項6に記載の折畳み可能な漁獲わな。
【請求項8】
下部ボディ(3)は、その頂部にバラスト(15)を備えることを特徴とする請求項1に記載の折畳み可能な漁獲わな。
【請求項9】
開口部のネットは、簡素なあるいは縁取られたメッシュにより仕上げられ、メッシュのサイズは、魚の種類や、法規にしたがって、定められていることを特徴とする請求項1に記載の折畳み可能な漁獲わな。
【請求項10】
さらに小さなサイズの魚のための出口(17)を備えることを特徴とする請求項1に記載の折畳み可能な漁獲わな。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、漁具に関し、さらに詳細には、主に甲殻類を採るための漁獲わなに関するものである。
【背景技術】
【0002】
「COVOS」といわれる旧来の漁獲わな(弓形ネットタイプの枝編製のフィッシュポット)は、基本的にピラミッドの形態をなし、柳の枝を組合わせて形成されていた。さらに最近の漁獲わなでは、硬化した、あるいは半硬化したネットを採用し、他の形態を呈している。これら全ての漁獲わなは、ボートにおいて、あるいは貯蔵時において移送する際に、スペースをとるという、大きな欠点がある。
【0003】
この欠点は、一般に、米国特許3786593のケースで見られように、折畳み可能な漁獲わなによって解決された。この特許は、ネットで囲まれた箱型形状のフレームを有している。そのフレームは、中央ポストと、一般に、放射状に広がりさらに互いに平行にスイングするようにヒンジ結合され、これにより漁獲わなを折畳むようにしている。
ラッチ部材は、フレームを開放するか展開するようになされ、弾性部材が、端部壁を張った状態に保つようになす漁獲わなの端部壁に張力を与え、正確に入口開口部への導入部を形成している。
【0004】
しかしながら、米国特許3786593において具体的に示されている漁獲わなが、漁獲わなの問題のうちの一つを解決するのだけれども、その構造の複雑性から、高い製造コストをもたらす結果となっている。
【0005】
これらは本発明が解決すべき漁獲わなの欠点である。
事実、案出された漁獲わなは、極めて容易に作られて用いられ、その製品は、非常にコストが低い。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の本質的な目的は、折畳み可能な漁獲わなを案出することであり、それにより、ボートや倉庫に小さなスペースで貯蔵が可能であり、同時に、極めて容易に組立てられるが、それは極めて単純なコンセプトで製造されているからである。
基本的に、本発明の漁獲わなは、請求項1に開示している特徴によって示される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図面において示されるように、漁獲わなは、全体が参照符号1で示され、上部ボディ2と下部ボディ3とを具備し、それらはケーブル4により連結されており、矩形の平行六面体を形成している。その魚の入口開口部5は、ボディ2,3間に、平行六面体の最も小さな面に、例えば導入か捕捉のために選択されたそれぞれの端部の一つに形作られている。
入口開口部5は、最も小さな大きさの上部面、例えば選択された面を全て開いた開口部から形成されている。そして入口開口部5は、フレーム6,7とそれらに連結された各ネットにより囲まれ、外側から内側に傾斜する面に従って配列され、フレーム6,7の内側の端部間の空間により形作られた内側開口部に形成されている。
【0008】
入口開口部5のフレーム6,7は、側部8の一つの上に、関節的に上部ボディ2の底部端部のうちの一つと、下部ボディ3の上部部位とに固定され、反対側の側部9上に、上部ボディ2に設けられているバー12に固定されたケーブル10,11で吊下げられている。
【0009】
入口開口部5からフレーム6,7を支えるケーブル10,11は、入口開口部5の内側開口部を締付け/緩める高さに調節できる。
【0010】
開口部5のネットは、簡素なあるいは縁取られたメッシュにより仕上げられ、メッシュのサイズは、魚の種類や、現行法により、定められている。
【0011】
上部ボディ2は最も小さな大きさを有する、表面の角近傍にブイ13が設けられている。そのブイ13は、それぞれが浮くことができるようにしている。ブイ13は、その浮力により他の要素の重さと共に、水中に置かれるや否や、組立て形態に漁獲わなを展開するようにすることができる。
【0012】
安全開口部14は、漁獲わなが紛失か廃棄されたときに、魚が逃げ出すことができるように、上部ボディの端部のブイ13の間に配設されている。
【0013】
安全開口部14は、予め定められた時間経過後に開く。その開口は、開口部14の外壁に固定する手段が腐敗することによりなされ、それにより捕捉した魚を逃がすことができる。好ましくは、薄いアルミニウムや鉄のワイヤ、紡績糸からなる固定手段は、水中にある間のみ、劣化していく。漁獲わなは、それが紛失したか、廃棄されたかに係らず、予め定められた期間経過時に、開放されるようになされる。
【0014】
下部ボディ3の低部分は、金属ボディの一つのサイドに保持されたボトム16を具備し、反対側に取外し可能な方法で固定される。このように、魚を集めることができるように、開かれ得る。
【0015】
異なった深さにおいて漁をすることができるように、下部ボディ3は、その上部にバラスト15が、備えられている。これらは、望ましい深さに達するように、ブイ13のように配置されており、バラストで満たされる。
【0016】
漁獲わなは、さらに小さなサイズの魚のための出口エリア17を備え、関連法規に対応することができるが、このようなエリアは調節可能な出口を有する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の対象物の組上げたポジションにおける斜視図である。
【図2】本発明の対象物の閉じたポジションにおける斜視図である。
【図3】側部ネットの部分を取外した、部分的斜視図である。
【符号の説明】
【0018】
1 漁獲わな
2 上部ボディ
3 下部ボディ
4 ケーブル
5 入口開口部
6,7 フレーム
8 側部
9 反対サイド
10,11 ケーブル
12 バー
13 ブイ
14 安全開口部
15 バラスト
16 ボトム
17 出口エリア
【出願人】 【識別番号】507063436
【氏名又は名称】アントニオ ベントゥーラ リベイロ デ マトス
【出願日】 平成19年2月27日(2007.2.27)
【代理人】 【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤

【識別番号】100092624
【弁理士】
【氏名又は名称】鶴田 準一

【識別番号】100102819
【弁理士】
【氏名又は名称】島田 哲郎

【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二


【公開番号】 特開2007−295924(P2007−295924A)
【公開日】 平成19年11月15日(2007.11.15)
【出願番号】 特願2007−46929(P2007−46929)