| 【発明の名称】 |
自動車用ペットサークル |
| 【発明者】 |
【氏名】島野 勇
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| 【要約】 |
【課題】ハッチバック式やミニバンの乗用車には、客室の後方にこの客室と連通するラゲッジルームが設けられていることに着目し、このラゲッジルームをペットの座席として有効利用することが出来て、ペットが快適に過ごせる自動車用ペットサークルを提供する。
【解決手段】自動車における客室後方のラゲッジルーム内のフロア面を覆うように載置される床板部と、この床板部の前端部から立ち上がってリヤシートのシートバックの背面を覆う前板部と、床板部の左右両端部から立ち上がってラゲッジルーム内の左右両側壁面を覆う左右側板部とから構成され、前板部及び左右側板部の表面には衝撃吸収用のシート材が敷設され、床板部の後端部にはラゲッジルームの床部からリヤバンパを一体に覆うための保護シートが設けられている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 自動車における客室後方のラゲッジルームに搭載するためのペットサークルであって、前記ラゲッジルーム内のフロア面を覆うように載置される床板部と、この床板部の前端部から立ち上がってリヤシートのシートバックの背面を覆う前板部と、床板部の左右両端部から立ち上がってラゲッジルーム内の左右両側壁面を覆う左右側板部とから構成されていることを特徴とする自動車用ペットサークル。 【請求項2】 少なくとも前板部及び左右側板部の表面には衝撃吸収用のシート材が敷設されていることを特長とする請求項1に記載の自動車用ペットサークル。 【請求項3】 床板部の後端部に、ラゲッジルームの床部からリヤバンパを一体に覆うための保護シートが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のペットサークル。 【請求項4】 床板部に小物収容室が設けられていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の自動車用ペットサークル。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、主としてハッチバック式の乗用車におけるラゲッジルーム内に搭載して用いる自動車用ペットサークルに関するものである。 【背景技術】 【0002】 近年、犬などのペットを飼う家庭が非常に増えているが、ペットと共にドライブに出かける時などには、一般的にはペットを乗用車の客室内における後部座席や助手席に載せているのが現状である。 【0003】 しかしながら以上のようにペットを客室内に載せた場合には、ペットが客室内を不用意に移動するなどして、自動車の運転に支障を与える不具合があるし、また客室内の座席のシートを汚す不具合もあるし、更には急ブレーキをかけた場合にペットがフロントガラスやインストールパネルあるいはシートバックなどにぶつかるなどして、傷つくことも考えられる。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 本発明は以上の実情に鑑みて開発したものであって、ハッチバック式やミニバンの乗用車には、客室の後方にこの客室と連通するラゲッジルームが設けられていることに着目し、このラゲッジルームをペットの座席として有効利用することが出来て、ペットが快適に過ごせる自動車用ペットサークルを提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0005】 以上の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、自動車における客室後方のラゲッジルームに搭載するためのペットサークルであって、前記ラゲッジルーム内のフロア面を覆うように載置される床板部と、この床板部の前端部から立ち上がってリヤシートのシートバックの背面を覆う前板部と、床板部の左右両端部から立ち上がってラゲッジルーム内の左右両側壁面を覆う左右側板部とから構成されていることを特徴とするものである。 【0006】 請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のペットサークルにおいて、少なくとも前板部及び左右側板部の表面には衝撃吸収用のシート材が敷設されていることを特長とするものである。 【0007】 請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のペットサークルにおいて、床板部の後端部にはラゲッジルームの床部からリヤバンパを一体に覆うための保護シートが設けられていることを特徴とするものである。 【0008】 請求項4に記載の発明は、請求項1、2または3に記載のペットサークルにおいて、床板部には小物収容室が設けられていることを特徴とするものである。 【発明の効果】 【0009】 請求項1に記載の発明によれば、ラゲッジルーム内に本発明にかかるペットサークルを搭載するだけで、ラゲッジルームをペットのための部屋として利用することが出来るのは勿論のこと、前板部と床板部と左右側板部とにより、リヤシートのシートバックの背面とラゲッジルーム内の床面及び左右両側壁面とが覆われるので、ラゲッジルームが不用意に汚れるのも防ぐことが出来る。 【0010】 請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、少なくとも前板部及び左右側板部の表面に敷設される衝撃吸収用シート材により、ペットを保護することが出来る。 【0011】 請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、保護シートによりラゲッジルームの床部及びリヤバンパを覆うことが出来るので、ラゲッジルームの床面やリヤバンパ表面の塗装面を犬の爪などから保護することが出来る。 【0012】 請求項4に記載の発明によれば、請求項1、2または3に記載の発明の効果に加え、床板部の下面側に設けた小物入れの収容室に例えばペットのための品やカー用品などを格納しておくことが出来る。 【発明を実施するための最良の形態】 【0013】 以下、本発明にかかるペットサークルを図に示す実施形態に基づいて説明する。 【0014】 図1は、ペットサークルの斜視図、図2は、同、分解斜視図、図3は、ペットサークルの使用状態を示す斜視図、図4は、ペットサークルの正面図である。 【0015】 そして図において符号1で示すペットサークルは、主としてハッチバック式の2ボックス車Cにおける客室後方のラゲッジルームR内に搭載されるものであって、このペットサークル1は、基本的には、ラゲッジルームR内のフロア面Fを覆うように載置される床板部2と、この床板部2の前端部から立ち上がってリヤシートのシートバックSBの背面を覆う前板部3と、床板部2の左右両端部から立ち上がってラゲッジルームR内の左右両側壁面を覆う左右側板部4a・4bとから構成されている。 【0016】 床板部2は、左右に分割されており、これら左右床板部2a・2bは、ラゲッジルームR内のフロア面Fに載置される左右ベース板21a・21bと、これら各ベース板21a・21b上に仕切り板22a・22bで仕切られた小物収容室23a・23bと、小物収容室23a・23bの開口を開閉する複数枚の開閉蓋24と、これら開閉蓋24上に載せられる床板25とから構成され、床板25の上面には、コルクマット26が敷設されている。 【0017】 前述の左右床板部2a・2bは、連結金具5を介して着脱可能に連結される。 【0018】 前板部3も左右に分割されており、これら左右前板部3a・3bは、床板部2に対して連結金具5を介して着脱可能となっている。 【0019】 そしてこれら左右前板部3a・3bにおけるラゲッジルームR側の表面には、衝撃吸収シート6が貼り付けられている。 【0020】 左右側板部4a・4bは、下端部が左右床板部2a・2bに固定される縦板片41a・41bと、この縦板片41a・41bの上端から斜め外方に傾斜する傾斜板片42a・42bと、この傾斜板片42a・42bの上端から車幅方向外方に向けて伸びる水平板片43a・43bとから構成されており、これら左右側板部4a・4bにより、ラゲッジルームR内の左右側壁面、具体的には、このラゲッジルームR内の左右側壁面に突出するリヤホイールハウスRHの側壁面RH−1と上壁面RH−2を一体に覆うようにしている。 【0021】 そしてこれら左右側板部4a・4bにおけるラゲッジルームR側の表面にも、衝撃吸収シート6が貼り付けられている。 【0022】 また床板部2における床板25の後端部と、ベース板21の後端部との間には、保護シート7の格納空間70が設けられており、この格納空間70に格納される前記保護シート7は、その長さ方向一端がベース板21の後端部に接続され、格納空間70への格納は、その長さ方向他端側から順次巻き取って円筒状にした状態で格納空間70内に格納するようにしている。 【0023】 そしてこの保護シート7は、図3に示すように、リヤゲートGの外方に広げることで、ラゲッジルームRの床面からリヤバンパBの表面を一体に覆うようにしている。 【0024】 保護シート7は、前記した衝撃吸収シート6と同じ材質のものから形成されている。 【0025】 尚、以上の実施形態では、ペットサークル1を構成している床板部2のベース板21、仕切り板22、開閉蓋24、床板25と、左右前板部3a・3bと、左右側板部4a・4bの縦板片41a・41b、傾斜板片42a・42b、水平板片43a・43bが、それぞれ木材から形成されているが、木材に限定されるものではなく、例えばFRP樹脂材料から形成してもよい。 【0026】 連結金具5は、図6に示すように、係合溝51が備えられた第1連結板52と、この第1連結板52の係合溝51に係合可能な係合片53が備えられた第2連結板54とから構成され、第1連結板52を連結する部材の一方に、第2連結板54を連結する部材の他方にそれぞれ固定している。 【0027】 以上の構成から成るペットサークル1は、図3にも示すように、ハッチバック式の2ボックス車CにおけるラゲッジルームR内に搭載して用いるのであり、ラゲッジルームRへの搭載に伴い、ラゲッジルームRの床面が床板部2で覆われ、リヤシートにおけるシートバックSBの背面が前板部3で覆われ、更にラゲッジルームR内の左右側壁面、具体的には、ラゲッジルームR内の左右側壁面に突出するリヤホイールハウスRHの側壁面RH−1と上壁面RH−2が左右側板部4a・4bにより覆われるので、このペットサークル1内に入れられたペットにより車室内が不用意に傷ついたりあるいは汚損するようなことがないし、しかも前板部3及び左右側板部4a・4bの表面が衝撃吸収シート6で覆われており、また床板部2における床板25上面もコルクマット26で覆われているので、このペットサークル1内で犬が騒ぐなどしても、犬の体などが不用意に傷つくような不具合はない。 【0028】 またリヤゲートGからペットサークル1内へのペットの出入りに際しては、バックドアDを開けた上で、格納室70に円柱状に巻いて格納している保護シート7をリヤゲートGの外方に広げれば、ラゲッジルームRの床面及びリヤバンパBの表面が保護シート7で覆われるので、ラゲッジルームRの床面やリヤバンパBの表面の塗装面が犬の爪などで傷つくことがない。 【0029】 また更に以上のペットサークル1は、左右の前板部3a・3bをそれぞれ床板部2から取り外すことが出来、しかも床板部2も左右の床板部2a・2bに分解することが出来るので、ラゲッジルームRに対するペットサークル1の搭載及び取り外しが簡単且つ容易に行なえ、全体としてラゲッジルームRの使用勝手が良くなる。 【0030】 一方、床板部2に設けた小物収容室23には、例えばペット用品やカー用品などを格納することが出来るので、小物類の整頓が容易に行なえる。 【0031】 以上の実施形態では、本発明にかかるペットサークル1をハッチバック式の2ボックス車CのラゲッジルームR内に搭載するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えばミニバンタイプの自動車のラゲッジルームやワンボックスタイプの自動車のラゲッジルーム内に搭載するようにしてもよい。 【0032】 また以上の実施形態では、床板25上にコルクマット26を敷設したが、これに限定されるものではなく、コルクマット26に替えて例えば衝撃吸収シート6を床板25上に敷設してもよい。 【0033】 また以上の実施形態において、ラゲッジルームRや客室の環境を高めるべく、ペット臭に含まれるメチルメルカプタンガスやホルムアルデヒドガスを吸着するための化学シート基材を例えば前板部3に敷設してもよい。 【図面の簡単な説明】 【0034】 【図1】本発明にかかるペットサークルの一実施形態を示す斜視図。 【図2】本発明にかかるペットサークルの一実施形態を示す分解斜視図。 【図3】自動車のラゲッジルーム内に搭載した状態を示すペットサークルの斜視図。 【図4】本発明にかかるペットサークルの一実施形態を示す正面図。 【図5】図3におけるX−X線断面図。 【図6】連結金具の分解斜視図。 【符号の説明】 【0035】 1 ペットサークル 2 床板部 21 ベース板 23 小物収容室 24 開閉蓋 25 床板 3 前板部 4a 左側板部 4b 右側板部 5 連結金具 6 衝撃吸収シート 7 保護シート C 乗用車 R ラゲッジルーム B リヤバンパ G リヤゲート
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| 【出願人】 |
【識別番号】506049552 【氏名又は名称】有限会社CFP
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| 【出願日】 |
平成18年2月22日(2006.2.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076406 【弁理士】 【氏名又は名称】杉本 勝徳
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| 【公開番号】 |
特開2007−222050(P2007−222050A) |
| 【公開日】 |
平成19年9月6日(2007.9.6) |
| 【出願番号】 |
特願2006−45536(P2006−45536) |
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