| 【発明の名称】 |
組立式の簡易畜舎 |
| 【発明者】 |
【氏名】河合 隆徳
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 鋼材で作られた四角形の外枠と、その外枠の内面に配置され縦横に伸びる鋼線とによって構成された面板の複数個を設け、各面板の間を一側に開口を有するU形部材と前記開口を閉じるナット部材とで構成された結合部材によって、前記外枠の相互間を結合可能としてなる組立式の簡易畜舎。 【請求項2】 請求項1において、前記鋼線は組み立てられたとき、上方となる部分の網目が粗く、下方が密に配置されている組立式の簡易畜舎。 【請求項3】 請求項1において、前記鋼線は縦材と横材からなり、縦材と横材とは外枠の表裏に溶接されている組立式の簡易畜舎。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、シェパード、ラブラドールなどの大型犬を一時的に保護するのに好適な、簡易形の組立式畜舎に関するものである。 【背景技術】 【0002】 警察や保健所には、猿や狐狸の類が持ち込まれることがあり、ときとして上記したような大型犬を一時的に保護することも求められる。そこで、種々の大きさの畜類に対応する大きさの畜舎を必要とする。しかしながら、一時的な使用のため、普段から、種々の大きさの畜舎を準備して置く訳にはいかない。そこで、畜舎を使用時に組み立てし、不使用時には分解して収納しておけるように構成し、畜舎を常設しないで済ませることが考えられた。 【0003】 従来から、組立式の畜舎として、家庭用の犬舎が市販されている 【特許文献1】。そこでは、犬舎が床材、屋根、側板などの部品の状態で梱包されており、購入者が自宅で釘打ちしたり、ボルト止めしたりして組み立てし、使用する構成が示されている。 【0004】 しかしながら、それら組立式の犬舎は、一旦、組み立てされた後は、再度、分解することのないことを前提に設計されており、材料が木材のものでは、それを構成する床材や各部材が接着や釘打ちなど、分解困難な手段で結合されており、決して、分解容易には作られていない 【特許文献2】。また、材料が金属や合成樹脂を材料とするものでは、ボルト止めするものが一般的であり、後日、分解可能ではあるが、分解した部品の保管や再組立の作業性などで問題があった 【特許文献3】。 【0005】 そのような問題を起こさないためには、分解したボルトやワッシャを元のねじ穴にゆるく嵌めておけばよいのであるが、大型の犬舎ではその数が多量になるので分解組立の作業に長時間を要する不具合がある他、余程注意しないと前記ボルトやワッシャを、紛失するおそれも残されている。 【特許文献1】特開2001−204289号公報 【特許文献2】特開2001−346467号公報 【特許文献3】特開平11−169006号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 解決しようとする問題点は、畜舎が分解可能であり、かつ、分解した姿が小さくて収納が容易であること、分解や再組立が容易で迅速に行えること、および、分解した後に各部材や結合に用いた部材が紛失しないように構成された畜舎を得ることである。 【課題を解決するための手段】 【0007】 本発明に係る組立式の簡易畜舎は、鋼材で作られた四角形の外枠と、その外枠の内面に配置され縦横に伸びる鋼線とによって構成された面板の複数個を設け、各面板の間を一側に開口を有するU形部材と前記開口を閉じるナット部材とで構成された結合部材によって、前記外枠の相互間を結合可能に構成することを最も主要な特徴とする。 【発明の効果】 【0008】 本発明に係る組立式の簡易畜舎は、面板を構成する四角形の外枠の6枚、あるいは6枚を、結合部材によって連結することによって組み立てられるので、ボルトナットで締着する場合に比して少ない数量の結合部材によって相互に結合し組み立てることができる。 【0009】 面板が組み立てられると、外枠の内面は、そこに配置された鋼線によって畜類が通過するのを阻止するので、内部に畜類を収容することができる。なお、網目材は下部の網目を細かくすることにより、小動物を収容しても逃げ出されないで済む。 【0010】 畜舎の分解は、結合部材に螺合させたナット部材を外し、隣接する外枠を分離させることによって行うが、分離させた後、再びナット部材を螺合させておくことにより、紛失を防止することができる、などの利点がある。 【実施例1】 【0011】 以下、本発明のもっとも好ましい一例を添付図によって説明する。図1中、10は組立式の簡易畜舎を示す。簡易畜舎10は鋼管、あるいは鋼線によって長方形の箱状に構成され、図2で示すように、平板状に分解できる構成となっている。 【0012】 すなわち、組立式の簡易畜舎10は、底面をなす底面板12aと、頂面をなす頂面板12b、左右の側面をなす2枚の側面板12c、12c、および、端面をなす2枚の端面板12d、12dからなる、合計6枚の面板で構成されている。各面板は対向する2枚が略同形に作られ、それらは丸棒、丸管などの鋼材によって作られ、結合部材20によって不動にあるいは回動可能に結合されている。 【0013】 前記各面板は、図3、図4で示すように、四角形の枠形に作られた外枠15と、その外枠15の内面を閉じる網目材18とによって構成されている。網目材18は縦横に伸びる鋼線によって構成されている。すなわち、外枠15や網目材18をなす鋼線の太さは、簡易畜舎の大きさや収容する畜類の種類によって相違するが、この例では外枠15には直径が10ミリから20ミリの鋼管を用い、網目材18には直径が4ミリから10ミリの鋼線が使用されている。 【0014】 前記縦横に伸びる鋼線Y、Xは、簡易畜舎10の外面をなす一側に縦方向Yと、内面をなす他側に横方向Xとに向けて配置され。それらの端部が前記外枠15へ溶接されている。そのとき前記縦方向の鋼線Yは約100ミリの間隔で等間隔に配置され、横方向の鋼線Xは下半分が密に配置され、上半分が粗に配置されている。すなわち、下半分は30ミリ間隔に、また、上半分は100ミリ間隔に、それぞれ設定されており、ウサギのように金網を登れない小動物を収容することも可能になっている。 【0015】 網目材18をなす各鋼線Y、Xは、前記外枠15をなす鋼管の軸線間の距離よりやや短い長さに切断されている。そのため、図5から明らかなように、各鋼線Y、Xの端部が外枠15をなす鋼管の軸線より内側に溶着されることになって、縦横に配置される各鋼線Y、Xの距離を接近させ、外枠15をなす鋼管から外方へはみ出す量が減り、各面板の厚さが過度になるのを防止すると同時に、各面板が結合部材20によって結合されるとき、互いに結合される面板の鋼線Y、Xの端部が、互に干渉するのを防止している。 【0016】 各面板を連結する前記結合部材20は、図5以下で示すように、一側に開口22aを有するU形部材22と、前記開口22aを閉じるナット部材24とで構成されている。U形部材22は短冊状に切断された比較的厚手の鋼板を、長手方向中央部で折返して、間隔をおいて配された2個の脚部22b、22bと、それらの間に前記開口22aとを形成したもので、脚部22b、22bの外面は端部近傍のみが、プレス工程により外面を圧搾され、弧状に成形されると同時に雄ねじ22cが設けられている。 【0017】 結合部材20は以上のように作られているので、面板の2枚を連結するには、予め結合部材20からナット部材24を外しておき、互いに連結される面板の外枠15,15を平行な位置に保持し、その外方から開口22aを嵌め込んでナット部材24を螺合させ、手でゆるく締める。各面板をこのようにして順次に組み立て形ができたところでスパナなどの工具を用いてナット部材24を緊締し固定する。 【0018】 なお、各面板のうち、2枚の端面板12d、12dの双方、あるいは一方は、畜類を出し入れするのに便利なように、一旦、組み立てて固定した後、簡易畜舎10上側の一辺を残して、結合部材20を取り外し、かつ残されたもののナット部材24を若干ゆるめておくことにより、開閉可能にしておき、畜類を収容してから、適当な数の結合部材20を取り付けて開放しないようにする。 【0019】 なお、一般に4足動物は足が細いので、底面板12aに網目板18の網目を細かくする必要があるが、簡易畜舎10の重量が大きくなるので、ダンボール紙などの敷き板を置いて利用するようにすることが好ましい。また、各鋼線は鋼管によって代替できることができるのは、もちろんのことである。 【0020】 この実施例は以上のように構成されているので、不使用時には、図2で示すように分解し、あるいは、さらに面板ごとに分解することによって外形を小さくすることができて収納に大きなスペースを要しなくなる。また、分解する際に結合部材20を面板の一方へ取り付けた状態で残すことによって保管中の紛失を防止することができる。さらに、各面板をボルトによって連結する場合に比して、連結する箇所が少なくて済み、作業時間を短縮できる。 【図面の簡単な説明】 【0021】 【図1】簡易畜舎10の骨格を示す外観図である。 【図2】簡易畜舎10を分解して積み重ねた状態を示す外観図である。 【図3】簡易畜舎10を端面板側から見た正面説明図である。 【図4】図3中のIV−IV断面図である。 【図5】要部を拡大して示す部分拡大外観図である。 【図6】結合部材の平面図である。 【図7】図6中のVII−VII断面図である。 【図8】図7中の矢視VIII図である。 【符号の説明】 【0022】 10 組立式の簡易畜舎 12a 底面板 12b 頂面板 12c 側面板 12d 端面板 15 外枠 18 網目材 20 結合部材 22 U形部材 22a 開口 22b 脚部 22c 雄ねじ 24 ナット部材
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| 【出願人】 |
【識別番号】303048444 【氏名又は名称】有限会社SGG研究所
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| 【出願日】 |
平成18年2月17日(2006.2.17) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2007−215500(P2007−215500A) |
| 【公開日】 |
平成19年8月30日(2007.8.30) |
| 【出願番号】 |
特願2006−40896(P2006−40896) |
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