| 【発明の名称】 |
ペットのグルーミングウエア |
| 【発明者】 |
【氏名】伊藤 哲也
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| 【要約】 |
【課題】ペットに着せておくだけでブラッシング効果を与えることができる、ペットのグルーミングウエアを提供する。
【解決手段】グルーミングウエア1を、起毛性布部材を用いて、ペットPの首から背部にかけて覆う背当て部2と、首下側から両前脚間下部、腹部にかけて包む腹当て部3とによって構成し、前記背当て部2と腹当て部3とを、所定の箇所を面ファスナ7によって一体的に結合することで、首周り開口部4、前脚挿通口5、5、胴部開口部6を形成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ペットの首付根周りから前脚付根周り、前脚後方胴周りにかけて包むウエアを構成し、このウエアを起毛性布部材によって構成したことを特徴とするペットのグルーミングウエア。 【請求項2】 前記ウエアは、ペットの首から背部にかけて覆う背当て部と、首下側から両前脚間下部、腹部にかけて包む腹当て部とによって構成し、前記背当て部と前記腹当て部とは、前脚後方胴周りを包む部位を一箇所で着脱可能に結合する構成とすると共に、前記前脚前方から首にかけての部位は、二箇所で着脱可能に結合する構成としたことを特徴とする請求項1記載のペットのグルーミングウエア。 【請求項3】 前記ウエアは、ペットの首から背部にかけて覆う背当て部と、首下側から両前脚間下部、腹部にかけて包む腹当て部とによって構成し、前記背当て部と前記腹当て部とを、一方の前脚を出す前脚開口部を常時形成する状態で一体的に繋がる構成としたことを特徴とする請求項1記載のペットのグルーミングウエア。 【請求項4】 前記ウエアは、ペットの首から背部にかけて覆う背当て部と、首下側から両前脚間下部、腹部にかけて包む腹当て部とによって構成し、これら背当て部と腹当て部とは、前脚前方から首にかけての部位と、前脚後方胴周りを包む部位とを、それぞれ二箇所で着脱可能に結合する構成としたことを特徴とする請求項1記載のペットのグルーミングウエア。 【請求項5】 前記起毛性布部材は、表面を起毛処理した不織布で構成したことを特徴とする、請求項1記載のペットのグルーミングウエア。 【請求項6】 前記背当て部と前記腹当て部とは、ペットの体格に対応して寸法調節可能に結合する面ファスナにより構成したことを特徴とする請求項2ないし4記載のうち、いずれか1記載のペットのグルーミングウエア。 【請求項7】 前記ウエアを、ペットの外装ウエアに着脱可能に装着する構成としたことを特徴とする請求項1ないし4記載のうち、いずれか1記載のペットのグルーミングウエア。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、ペットの胴周りに着けるウエアに関し、不織布などの起毛性布部材を用いたウエアを、ペットに着せておくだけで、ブラッシングのような効果を与えることができる、ペットのグルーミングウエアに関するものである。 【背景技術】 【0002】 ペットのためのさまざまなグルーミング手段が市販されている。 それらグルーミング手段には、洗浄手段や、ペット体表面をグルーミングするためのブラシ、櫛などがある。 その場合、ブラシによるブラッシングを行うと、ペットの体表面から抜け毛を除去することができる。 このようなブラッシングは、ペットを入浴させて洗浄し、乾かした後に行うと一層効果的であり、そのため、これらの一連のケアを行うことができるペット用グルーミング装置として商品化されている。 【0003】 例えば 【特許文献1】特表2005−510219 ここでは、動物をグルーミングするためのグローブとして開示している。 このグローブでは、マイクロファイバを有するグローブの第1の清掃面と剛毛の束を有する第2の清掃面とを備えている。 前記グローブによれば、マイクロファイバ清掃面で外被を定期的にグルーミングすることにより、不快な臭いの形成を実質的に抑制でき、また、剛毛を有する第2の清掃面により、動物の外被を丹念に櫛で梳き、フケを除去し、硬い異物および溶解した異物の双方を除去することができるとしている。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、前記グローブによるグルーミングは、上述のように、定期的にペットの洗浄と共に行うものなので、そのための時間と設備、装置が必要となり、飼い主にとって少なからず負担となっている。 本発明はこのような課題を改善するために提案されたものであって、ペットに着せておくだけでブラッシング効果を与えることができる、ペットのグルーミングウエアを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 前記した課題を解決するために、本発明では、請求項1において、ペットの首付根周りから前脚付根周り、前脚後方胴周りにかけて包むウエアを構成し、このウエアを起毛性布部材によって構成したペットのグルーミングウエアを提案する。 また本発明では、請求項2において、前記ウエアは、ペットの首から背部にかけて覆う背当て部と、首下側から両前脚間下部、腹部にかけて包む腹当て部とによって構成し、前記背当て部と前記腹当て部とは、前脚後方胴周りを包む部位を一箇所で着脱可能に結合する構成とすると共に、前記前脚前方から首にかけての部位は、二箇所で着脱可能に結合する構成としたペットのグルーミングウエアを提案する。 また本発明では、請求項3において、前記ウエアは、ペットの首から背部にかけて覆う背当て部と、首下側から両前脚間下部、腹部にかけて包む腹当て部とによって構成し、前記背当て部と前記腹当て部とを、一方の前脚を出す前脚開口部を常時形成する状態で一体的に繋がる構成としたペットのグルーミングウエアを提案する。 また本発明では、請求項4において、前記ウエアは、ペットの首から背部にかけて覆う背当て部と、首下側から両前脚間下部、腹部にかけて包む腹当て部とによって構成し、これら背当て部と腹当て部とは、前脚前方から首にかけての部位と、前脚後方胴周りを包む部位とを、それぞれ二箇所で着脱可能に結合する構成としたペットのグルーミングウエアを提案する。 また本発明では、請求項5において、前記起毛性布部材は、表面を起毛処理した不織布で構成したペットのグルーミングウエアを提案する。 また本発明では、請求項6において、前記背当て部と前記腹当て部とは、ペットの体格に対応して寸法調節可能に結合する面ファスナにより構成したペットのグルーミングウエアを提案する。 さらに本発明では、請求項7において、前記ウエアを、ペットの外装ウエアに着脱可能に装着する構成としたペットのグルーミングウエアを提案する。 【発明の効果】 【0006】 本発明によれば、ペットにグルーミングウエアを着せておくだけで、ちょうどブラッシングによって、抜け毛を除去するような効果を与えることができ、ペットに対するグルーミングの負担を軽減することができる。 【0007】 請求項1によれば、起毛性布部材によって構成した背当て部と腹当て部とを係着手段によって結合してペットの首周り、前脚付根周り、胴周りを包むように着せることができる。 ペットに着せると、ペットの体毛が直接、背当て部と腹当て部に接触することによって、背当て部および腹当て部表面の繊維に、抜けかかった体毛が絡みつき、ブラッシングによって、抜け毛を除去するような効果を与えることができる。 【0008】 請求項2によれば、ペットに着せるときは、先ず、前記背当て部と前記腹当て部との、前脚後方胴周りを包む部位を、ペットの前脚後方の背中から腹部に回して、前記背当て部と前記腹当て部と結合する。次いで、双方の前脚前方の、首にかけての背当て部および腹当て部の部位を、二箇所の結合箇所を結合することで着せ付けが完了する。 【0009】 請求項3によれば、背当て部と前記腹当て部とは、一つの前脚を挿通する前脚開口部を常時形成する状態で繋がって、一枚の布部材で構成したものであるので、製造工程を簡敏化することができる。また、ペットへの着せ付けが容易である。 【0010】 請求項4によれば、前脚を通さなくても着せることが可能で、ウエアを着せた後に、前脚前方の首の付根周りを外したり、前脚後方胴周りを包む部位を外したりするといった使い方が可能である。 【0011】 請求項5によれば、前記起毛性布部材を不織布で構成したので、細かな繊維が起毛した表面とすることができ、ペットの体毛は勿論、体毛に付着している塵、その他の異物などもからめ取ることができる。 【0012】 請求項6によれば、前記背当て部と前記腹当て部とにおける結合箇所を、面ファスナにより簡単に結合させてペットに着せることができる。その際、ペットの体格に応じて、前記背当て部と前記腹当て部とにおける結合箇所を、面ファスナにより調節して結合することができる。 【0013】 請求項7によれば、通常の外装ウエアの内側にグルーミングウエアを装着するようにすれば、外装ウエアと共に着せることができる。従って外出時にも、外装ウエアを着せておくだけで、ブラッシング効果を与えることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0014】 以下、本発明にかかるペットのグルーミングウエアにつき、実施の態様を挙げ、添付の図面に基づいて説明する。 【実施例1】 【0015】 図1、図2に、本発明にかかるペットのグルーミングウエア1を示す。 このグルーミングウエア1は、ペットPの前脚前方、首の付根周りから、前脚後方胴周りにかけて着せるもので、グルーミングウエア1は、起毛性布部材(後述)を用いて、ペットPの首から背部にかけて覆う背当て部2と、首下側から両前脚間下部、腹部にかけて包む腹当て部3とによって構成している。 すなわち前記グルーミングウエア1は、図2に示すように、背当て部2と腹当て部3とを、所定の箇所を後述する面ファスナによって一体的に結合することで、全体略筒状に形成されるもので、首周り開口部4、前脚挿通口5、5、胴部開口部6を形成している。 【0016】 前記起毛性布部材としては、例えば、周知の不織布の表面繊維を、所定の手段で、部分的に切断してほぐす起毛処理を施して構成したものを使用することができる(例えば特許第3628606号参照)。 この技術によれば、詳細には説明しないが、カーペット等の起毛面に絡みついている髪の毛や綿ぼこり等の繊維状のダストを清掃するとしたものである。なお素材としては、例えばマイクロファイバから形成された(パイル)糸またはスリング(ループ)で覆われて構成したものや、ポリエステル、ポリアミド、またはポリプロピレンで作られた剛毛で構成したものが考えられる。何れにしても、表面を起毛処理したことにより、ペットPの体毛に直接接触させて、ペットPの抜け毛や、塵、体毛間のゴミなどをからめ取るようにしている。 【0017】 前記背当て部2は、ペットPの首の付根の位置から、背中を後脚近傍の位置まで覆う寸法を有し、腹当て部3とで前記首周り開口部4、前脚挿通口5、5、胴部開口部6を形成する形状に裁断してあり、周縁部には、ほつれ止め縫いを施している。 【0018】 一方、前記腹当て部3は、前記背当て部2に比較して、小さい面積として裁断したもので、同様に周縁部に、ほつれ止め縫いを施している。 【0019】 そして、前記グルーミングウエア1は、前記背当て部2と腹当て部3とを、図3〜図5に示す結合構成で、例えば面ファスナ7によって一体的に結合して、全体略筒状に形成することが考えられる。 【0020】 図3においては、前脚後方胴周りを包む部位において、前記背当て部2と前記腹当て部3とにおける一側縁を互いに縫着して結合している。そして、前記背当て部2と前記腹当て部3のもう片方の側縁には、それぞれ係着する面ファスナ7を設けている。 一方、前脚前方の部位、すなわち首の付根周りを包む部位においては、前記背当て部2と前記腹当て部3における両側縁を、互いにそれぞれ面ファスナ7によって結合するようにしている。 なお、前記背当て部2と前記腹当て部3とを結合する面ファスナ7は、所定の幅を有しており、結合の仕方によって、若干、結合箇所の寸法を調節可能としている。 【0021】 以上のようなグルーミングウエア1によれば、グルーミングウエア1をペットPに着せるときは、背当て部2と腹当て部3とを、前脚後方胴周りを包む部位並びに前脚前方の首の付根周りを包む部位の側縁を互いに結合する。 先ず、背当て部2と腹当て部3との前脚前方の首の付根周りを包む部位を、それぞれペットPの首付根上下にもたらして、両側縁をそれぞれ面ファスナ7によって互いに結合し、首周り開口部4を形成することができる。 次に、前脚後方胴周りに、それぞれ背当て部2と腹当て部3の対応する部位をもたらして胴部背中から腹部を包み、前記背当て部2および腹当て部3後部側の一側縁を面ファスナ7によって互いに結合することで、両前脚の付根周りを包むように前脚挿通口5、5が形成され、且つ、胴体後部周りを包む胴部開口部6が形成されて、着せ付けを完了することができる。 なお、ペットの体格によっては、首周り開口部4、前脚挿通口5、胴部開口部6の開口寸法が合わないことがあるので、そのときは、背当て部2と腹当て部3とを結合する面ファスナ7を幅方向に、係着位置をずらすことで、前記開口寸法の調節を行うようにする。 【0022】 このようにして、グルーミングウエア1をペットPに着せると、起毛性布部材によって構成した背当て部2と腹当て部3に、ペットPの体毛が直接接触するので、ペットPに前記グルーミングウエア1を着せておくうちに、ペットPが体を動かすことで、背当て部2および腹当て部3表面の繊維に、抜け毛や、体毛間の塵、ゴミなどの異物が絡みつき、ブラッシングによって、抜け毛を除去するような効果を与えることができる。 そして、所定期間、着せた後、前記グルーミングウエア1を外せば、背当て部2および腹当て部3の内側表面には、ペットPの前記抜け毛や、体毛間の塵、ゴミなどの異物が絡みついた状態で、グルーミングウエア1から脱落することなく、ペットPから取り除かれ、ペットPの体表面は、ブラッシング効果を与えた状態となり、清潔さをもたらすことができ、ペットPに快適感を与えると共に、飼い主によるグルーミングの負担も軽減することができる。 【0023】 また本発明のグルーミングウエア1は、図4に示す結合構成も可能である。 この場合、背当て部2と腹当て部3とは、前脚後方胴周りを包む部位において繋がっている、一枚の布部材で構成している。一方、前脚前方の首の付根周りを包む部位においても、互いに一側縁を一体的に縫着結合している。これによって、前脚の一方を入れる一つの前脚挿通口5が常に形成された状態にある。 なお、前記背当て部2と腹当て部3とにおける、前脚後方胴周りを包む部位の互いに結合すべき側縁の一方には、そのペットPの前脚後方胴周り寸法に合わせて調節するために、背当て部2と腹当て部3とを結合する面ファスナ7を幅方向に2つ並設している。 【0024】 以上のような結合構成のグルーミングウエア1においては、ペットPに着せるときは、先ず、前脚の一方を、常に形成された前脚挿通口5に通して、背当て部2と腹当て部3とを、前脚前方の首の付根周り、並びに前脚後方胴周りに、それぞれ対応する部位をもたらして、互いの側縁を面ファスナ7によって結合することで、ペットPへの着せ付けが完了する。このような結合構成によって、一層、着せ付けが簡単となる。 その際、ペットPの前脚後方胴周りが比較的大きい場合、あるいは小さい場合には、前脚後方胴周りを包む部位の互いに結合すべき側縁の一方に幅方向に2つ並設した面ファスナ7により、前脚後方胴周り寸法に合わせて簡単に調節することができる。 【0025】 さらに、本発明のグルーミングウエア1は、図5に示す結合構成も可能である。 この場合では、前脚後方胴周りを包む部位並びに前脚前方の首の付根周りを包む部位において、前記背当て部2と前記腹当て部3とは、両側縁を全て、それぞれ面ファスナ7で結合する構成としている。 【0026】 このような結合構成のグルーミングウエア1によれば、前脚を通さなくても取り付けが可能で、グルーミングウエア1を着せ付けた後に、前脚前方の首の付根周りを外したり、前脚後方胴周りを包む部位を外したりするといった使い方が可能である。 【0027】 以上、本発明にかかるグルーミングウエア1について、具体的な実施例を示し、説明したが、勿論、本発明は、この実施例に限るものではない。 例えば、背当て部2と腹当て部3とを結合する結合手段は、面ファスナに限らず、他の結合手段として、スナップファスナ、ラインファスナも可能である。 また、グルーミングウエア1の素材として、他の周知の素材(繊維)、製法によって形成されたものを用いることができる。 【0028】 なお、本発明にかかるグルーミングウエア1は、以上のように起毛性布部材で構成したことから、外からのごみ、埃、水分も付着して汚れやすく、見た目にもいいものではないので、散歩や外出するようなときは、通常の外装ウエアをグルーミングウエア1の上に着せるようにする。このようにすることで、外出時も、ペットにブラッシング効果を与え続けることができる。 また、前記グルーミングウエア1を、内側に装着する通常の外装ウエアを考えることができる。 このようにすれば、外装ウエアが汚れることもなく、また外装ウエアだけ着せるだけでよいので、手間も省ける。 【図面の簡単な説明】 【0029】 【図1】本発明にかかるグルーミングウエアをペットに着せた状態を示す、斜視図である。 【図2】図1に示すグルーミングウエアの外観斜視図である。 【図3】本発明にかかるグルーミングウエアの結合構成の一例を示した、構成説明図である。 【図4】本発明にかかるグルーミングウエアの結合構成の別例を示した、構成説明図である。 【図5】本発明にかかるグルーミングウエアの結合構成の別例を示した、構成説明図である。 【符号の説明】 【0030】 1 グルーミングウエア 2 背当て部 3 腹当て部 4 首周り開口部 5 挿通口 6 胴部開口部 7 面ファスナ P ペット
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| 【出願人】 |
【識別番号】306013094 【氏名又は名称】株式会社スリーアローズ
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| 【出願日】 |
平成18年2月10日(2006.2.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100071102 【弁理士】 【氏名又は名称】三觜 晃司
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| 【公開番号】 |
特開2007−209273(P2007−209273A) |
| 【公開日】 |
平成19年8月23日(2007.8.23) |
| 【出願番号】 |
特願2006−33714(P2006−33714) |
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