| 【発明の名称】 |
溶融スラグ粒状物を利用した2重構造ポーラスの藻礁・漁礁 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉迫 洋
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| 【要約】 |
【課題】溶融スラグの有効利用が最近陸上事業で促進されている。しかし陸上事業では範囲が限られており利用量が少なく、いまだ未利用物が多い。
【解決手段】溶融スラグの粒状物を活性炭、灰、火山噴出物(シラス)等で樹脂セメント等を結合剤として被覆包含し、溶出を最大限に抑制すると同時に2重構造の多孔質を成型することにより、微生物の生育に適した藻礁・漁礁を得られ、大量使用の自然環境に優しい商品開発が成功した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 溶融スラグ粒状物50%〜60%(質量)を基材として樹脂セメント等の結合剤でポーラス状に加工中に、活性炭、炭、火山噴出物(シラス)等の超多孔質物5%〜10%(質量)を付加し2重構造のポーラスが出来るよう成型加工することを特徴とする、藻礁及び漁礁の製造方法及びその製品。 【請求項2】 上記請求項1記載の藻礁・漁礁の成型品を汚染海域に一定量投入し海流変化をもたらすよう構築し、2重構造のポーラス特性を生かし海水中の微生物の増殖を促進させ、海洋浄化施設と水産資源増殖施設の両方を併用することを特徴とする溶融スラグ利用の藻礁・漁礁。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、各種溶融スラグ粒状物50%〜60%(質量)を基材として樹脂セメント等の結合剤でポーラス状に加工中に活性炭、炭、火山噴出物(シラス)等の超多孔質物5%〜10%(質量)を付加し、2重構造のポーラスが出来るよう成型加工することを特徴とする藻礁・漁礁の製造方法に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来多孔質の藻礁・漁礁は各種製造されているが、溶融スラグ粒状物を基材とした2重構造の多孔質成型藻礁・漁礁は出来ていない。 【0003】 従来の溶融スラグ利用の藻礁・漁礁は溶融スラグを急冷せず、流動性のある時に型枠に流し込み徐冷し、溶融スラグ100%で成型され利用される物(特許文献1)がある。 【0004】 【特許文献1】特許公開2005−1373145号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 溶融スラグの有効利用が最近陸上事業で促進されている。しかし陸上事業では範囲が限られており利用量が少なく、いまだ未利用物が多い。 そこで、溶融スラグの大量使用に適するものに藻礁や漁礁があるが、大量使用の為にスラグ含有の重金属類の溶出に注意し溶出を最大限に抑制しなければならない課題がある。 【課題を解決する為の手段】 【0006】 溶融スラグの粒状物を活性炭、灰、火山噴出物(シラス)等で樹脂セメント等を結合剤として被覆包含し、溶出を最大限に抑制すると同時に2重構造の多孔質を成型することにより、微生物の生育に適した藻礁・漁礁を得られ、大量使用の自然環境に優しい商品開発が成功した。 【0007】 本発明は、超多孔質物の微粒子5%〜10%(質量)と溶融スラグ粒状物50%〜60%(質量)を基材として樹脂セメント等の結合剤でポーラス状に成型加工し2重構造のポーラス成型品が出来ることを特徴とする。 【0008】 超多孔質物の微粒子を付加することにより2重構造のポーラス特性を生かし海水中の微生物の増殖を促進させ、植物プランクトンや海藻の胞子や種等の着生を育成することが出来ることを特徴とする。 【発明の効果】 【0009】 人工構造物は、失われた生態系に代る新たな生態系を生み出す可能性がある。そこで、本発明の2重構造のポーラス藻礁・漁礁は付着生物の生息が著しく、付着生物群集を形成させることが出来る。 【0010】 本発明の2重構造のポーラス藻礁・漁礁を汚染海域に一定量を投入し、海流変化をもたらす様に構築し、海洋群集生態を活用し、海洋浄化施設と水産資源増殖施設の両方を併用することが特徴付けられる。 【発明を実施する為の最良の形態】 【0011】 安全で安価な水産資源増殖用の藻礁・漁礁を製造できることを実現した。 【実施例1】 【0012】 溶融スラグの粒子1mm〜7mmを基材として50%〜60%(質量)を配合し粒骨材とする。 【0013】 該粗骨材に樹脂セメントと超多孔質物5%〜10%(質量)を混練してポーラス成型品を得る。 【0014】 混練手順はミキサーに溶融スラグ基材を投入し樹脂セメントを加え、2分位撹拌した後、超多孔質物を加え60秒ほど撹拌、混練する。 【0015】 撹拌、混練された材料を成型枠にすばやく押し込んで微振動を与えながら加圧し、そのまま養生し12時間以降に脱型する。 【0016】 脱型して21日以上養生すれば2重構造のポーラス成型品が出来上がる。 【産業上の利用可能性】 【0017】 本発明の2重構造のポーラス藻礁・漁礁は、溶融スラグを大量に使用することに適している。 【0018】 汚染海域に自然付着生物群集の共生生態が環境に合わせて形成でき、海域を蘇らせることが出来る。 【0019】 他のコンクリート製の藻礁・漁礁に比べ、わずか2ヶ月足らずで固着、付着性生物の2群が出現し、周年を通して付着が認められる。 【0020】 2重構造のポーラス組成物には短期間に付着生物群が出現するので藻場・漁場造成が早期に完成できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】596085793 【氏名又は名称】吉迫 洋
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| 【出願日】 |
平成18年1月18日(2006.1.18) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2007−190006(P2007−190006A) |
| 【公開日】 |
平成19年8月2日(2007.8.2) |
| 【出願番号】 |
特願2006−38616(P2006−38616) |
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