| 【発明の名称】 |
小動物飼育用かごのカバー |
| 【発明者】 |
【氏名】松本 博司
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| 【要約】 |
【課題】かごに入った小鳥等がはっきりと見えやすく、餌等の交換や補充が簡単に行え、かごの側面に止まった小鳥等の足の爪が絡まないように工夫した小動物飼育用かごのカバーを提供する。
【解決手段】かご1の前面部分に透明な前面プレート6を着脱可能に固定し、この前面プレート6に、かご1の上面1bと両側面1c,1dと背面1eとから一定距離だけ離れて位置するカバー12のフレーム体7を取付けるとともに、このフレーム体7に、かご1の上面1b、両側面1c,1d、背面1eに対応する上面11b、両側面11c,11d、背面11eを有するメッシュ状のネット11を上方から被せて、このネット11の前端部は、前面プレート6の外縁部に固定することにより、かご1の前面1aの前面プレート6は透明であるから、飼育用かご1に入った小動物がはっきりと見えやすくなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 かごの前面部分に透明な前面プレートを着脱可能に固定し、この前面プレートに、かごの上面と両側面と背面とから一定距離だけ離れて位置するフレーム体を取付けるとともに、このフレーム体に、かごの上面、両側面、背面に対応する上面、両側面、背面を有するメッシュ状のネットを上方から被せて、このネットの前端部は、前面プレートの外縁部に固定することを特徴とする小動物飼育用かごのカバー。 【請求項2】 前記前面プレートに、かごの扉部分に対応する扉を取付けていることを特徴とする請求項1に記載の小動物飼育用かごのカバー。 【請求項3】 前記ネットの前端部は、前面プレートの外縁部にメカニカルファスナーで着脱可能に係止固定していることを特徴とする請求項1または2に記載の小動物飼育用かごのカバー。 【請求項4】 前記かご下部に、かご下部よりも広い上受け口を形成したトレーを取付けて、前記前面プレートおよびネットの下端部を上受け口内に入れるようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の小動物飼育用かごのカバー。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、小動物飼育用かごのカバーに関する。 【背景技術】 【0002】 従来、鳥かご用のカバーとして、目の細かいネットを鳥かごに被せて、下をゴムでしぼったものがある(特許文献1参照)。 【0003】 また、鳥かごの側面に、網状またはナイロンの生地を用いたカバーを付け、上下に伸縮性のあるものを用いたものがある。 【0004】 このような鳥かご用のカバーは、かご内の羽毛や餌の皮等がかご周辺に飛散することを防止するためのものである。 【特許文献1】実開昭63−186244号公報 【特許文献2】実開平1−155356号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかしながら、各背景技術では、かご全体若しくはかご前面を含む周面に、目の細かいネット若しくは網状またはナイロンの生地のカバーを被せるものであるから、かごに入った小鳥等がはっきりと見えにくいとともに、餌等の交換や補充の際には、ネット若しくはカバーをかごから取外す必要があるから、餌等の交換や補充が簡単に行えないとともに、ネット若しくはカバーをかごから取外す時に、かごからネット若しくはカバーの間にこぼれ出た羽毛や餌の皮等がかご周辺に飛散するという問題があった。 【0006】 また、かごから余裕を持たせてカバーを被せたとしても、カバーがかごに引っ付くことも多々あることから、小鳥がかごの側面に止まった時に、足の爪がカバーに絡むという問題があった。 【0007】 本発明は、前記問題を解消するためになされたもので、かごに入った小鳥等がはっきりと見えやすく、餌等の交換や補充が簡単に行え、かごの側面に止まった小鳥等の足の爪が絡まないように工夫した小動物飼育用かごのカバーを提供することを目的とするものである。 【課題を解決するための手段】 【0008】 前記課題を解決するために、本発明は、かごの前面部分に透明な前面プレートを着脱可能に固定し、この前面プレートに、かごの上面と両側面と背面とから一定距離だけ離れて位置するフレーム体を取付けるとともに、このフレーム体に、かごの上面、両側面、背面に対応する上面、両側面、背面を有するメッシュ状のネットを上方から被せて、このネットの前端部は、前面プレートの外縁部に固定することを特徴とする小動物飼育用かごのカバーを提供するものである。 【0009】 前記前面プレートに、かごの扉部分に対応する扉を取付けている構成とすることが好ましい。 【0010】 前記ネットの前端部は、前面プレートの外縁部にメカニカルファスナーで着脱可能に係止固定している構成とすることが好ましい。 【0011】 前記かご下部に、かご下部よりも広い上受け口を形成したトレーを取付けて、前記前面プレートおよびネットの下端部を上受け口内に入れるようにした構成とすることが好ましい。 【発明の効果】 【0012】 本発明によれば、かごの前面の前面プレートは透明であるから、飼育用かごに入った小動物(例えば小鳥等)がはっきりと見えやすくなるとともに、かごの前面から前面プレートを取外すだけで、餌等の交換や補充が簡単に行えるようになる。また、かごの前面、上面、両側面、背面が前面プレートとメッシュ状のネットとで覆われているから、かご内が暗くならず、通気性も確保できるとともに、かご内の羽毛や餌の皮等がかご周辺に飛散しなくなるので、かごを室内に衛生的に置くことができる。さらに、ネットは、フレーム体によって、かごから一定距離(例えば1cm)だけ離れて位置するから、小鳥等がかごの側面等に止まった時に、足の爪がネットに絡むのを未然に防止できるようになる。 【0013】 また、前面プレートに、かごの扉部分に対応する扉を取付ければ、前面プレートを取外さなくても、餌等の交換や補充が簡単に行えるようになる。 【0014】 さらに、ネットを前面プレートにメカニカルファスナーで着脱可能に係止固定すれば、前面プレートから簡単に取り外して洗濯等できるので、ネットを衛生的に保つことができる。 【0015】 さらにまた、かご下部のトレーの上受け口内に前面プレートおよびネットの下端部を入れれば、かごから前面プレートやネットの間にこぼれ出た羽毛や餌の皮等が自然に上受け口からトレー内に回収されるので、かご周辺を汚さなくなる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0016】 以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。 【0017】 図1は、小動物(例えば小鳥)飼育用かご1にカバー12を取付けた斜視図、図2は、かご1からカバー12のネット11(二点鎖線参照)を取外した斜視図、図3は、かご1からカバー12のネット11を取外した背面図である。 【0018】 図4(a)は、かご1にネット11を省略したカバー12を取付けた正面図、(b)は(a)の平面図、図5(a)はかご1にネット11を省略したカバー12を取付けた左側面図、(b)はかご1にネット11を省略したカバー12を取付けた要部断面左側面図である。 【0019】 かご1は、細い金属線材を格子状に組み合わせてなる前面1a、上面1b、両側面1c,1d、背面1eおよび底面(具体的に図示せず。)とで四角箱形状に形成されている。 【0020】 かご1の前面1aの中央部には、小鳥等を出し入れするための中央扉1Aが取付けられ、その左部と右部には、餌箱入れや水入れを出し入れするための左扉1Bと右扉1Cがそれぞれ取付けられ、各扉1A〜1Cは、上下方向にスライド移動させることでかご1の開口を開閉できるようになっている。また、かご1の上面1bには、かご1を持ち運びするための持ち手1Dが取付けられている。 【0021】 かご1の下部には、有底四角箱状のトレー2を取付けている。トレー2は、その両側部を外向きに撓ませながら、係止穴(具体的に図示せず。)をかご1の両側面1c,1dの横向き係止突起部1gに無理嵌めすることで、かご1に下部に着脱可能に取付けられるようになる。トレー2の下部には、前後方向にスライド移動可能な引出し3が設けられて、小鳥の糞尿等を清掃できるようになっている。ここまでのかご1とトレー2の構造は、従来技術と同じである。 【0022】 一方、トレー2には、かご1の下部よりも広い上受け口2aが形成されている。 【0023】 かご1の前面1aには、板金製の四角枠状前面フレーム5が当てがわれ、この前面フレーム5の下端部は、トレー2の上受け口2a内に入れられている。前面フレーム5の両側部5a,5bには後方に突出する複数個のブラケット5cが形成され、このブラケット5cのねじ用穴5dを利用して、かご1の両側面1c,1dに前面フレーム5の両側部5a,5bをねじ等(不図示)で固定するようになっている。前面フレーム5の両側部5a,5bには、ブラケット5cから離れた部位に、メカニカルファスナー14のフック部(若しくはループ部)が取付けられている。 【0024】 ここで、メカニカルファスナーとは、フック部とループ部とが対をなして、両者を強く圧迫すると、フック部とループ部とが相互に外れにくいように係止されるとともに、フック部とループ部とを手で強く引き剥がすと、フック部とループ部との係止が外れるものをいい、面ファスナーとも呼ばれている。 【0025】 前面フレーム5の両側部5a,5bの内側には、上下方向のガイド溝5eがそれぞれ形成されて、このガイド溝5eに、透明な合成樹脂製の前面プレート6を上方から差し込んで、前面フレーム5の前面開口部分を透視可能に塞ぐようになっている。前面プレート6は、前面フレーム5を介してかご1の前面部分に着脱可能に固定されるようになる。 【0026】 前面プレート6には、かご1の扉1A〜1Cの部分に対応する扉6A〜6Cが取付けられ、各扉6A〜6Cは、かご1の扉1A〜1Cと同様に、上下方向にスライド移動させることで前面プレート6の開口を開閉できるようになっている。 【0027】 そして、前面プレート6の各扉6A〜6Cを開いた状態で、かご1の各扉1A〜1Cを開くことができる。 【0028】 前面フレーム5の両側部5a,5bの上部には、前向きに開放した略コ字形状の水平フレーム7Aの両端部がナット部材8で着脱可能に固定されるとともに、水平フレーム7Aの後端部には、下向きに開放した略コ字形状に垂直フレーム7Bがヒンジ部材9で折り畳み可能にヒンジ結合されている。水平フレーム7Aと垂直フレーム7Bとでフレーム体7が構成される。したがって、ナット部材8を外すことで、前面フレーム5からフレーム体7を取外すことができ、取り外したフレーム体7の水平フレーム7Aと垂直フレーム7Bとをヒンジ部材9で偏平に折り畳むことができる。 【0029】 垂直フレーム7Bの両下端部は、かご1の両側面1c,1dと背面1eとのコーナー部にフック部材10で着脱可能に係止して、前後揺動しないように保持することができる。 【0030】 フレーム体7の水平フレーム7Aと垂直フレーム7Bとは、かご1の上面1bと両側面1c,1dと背面1eとから一定距離(例えば1cm)だけ離れて位置するように設定されている。 【0031】 かご1の上面1b、両側面1c,1d、背面1eに対応する上面11b、両側面11c,11d、背面11eを有する合成繊維製のメッシュ状ネット(家庭用網戸のネットのようなもの)11を設けて、このネット11は、上方からフレーム体7の水平フレーム7Aと垂直フレーム7Bとに被せることができる。 【0032】 ネット11の両側面11c,11dの前端部は、前面フレーム5の両側部5a,5bのメカニカルファスナー14のフック部に対向するループ部(若しくはフック部)が取付けられて、このメカニカルファスナー14でネット11の前端部を前面フレーム5の外縁部に着脱可能に係止固定できるようになっている。 【0033】 フレーム体7に被せたネット11の下端部は、ネット11の柔軟性を利用して、トレー2の上受け口2a内に入れることができる。 【0034】 なお、ネット11の上面11bに、かご1の上部の持ち手1Dを引き出すスリットを形成することが好ましい。 【0035】 前面フレーム5、前面プレート6、フレーム体7およびネット11等でかご1のカバー12が構成されることになる。 【0036】 前記のようなかご1のカバー12であれば、かご1の前面1aの前面プレート6は透明であるから、かご1に入った小鳥等がはっきりと見えやすくなるとともに、前面プレート6には、かご1の扉1A〜1Cの部分に対応する扉6A〜6Cを形成しているから、前面プレート6を取外さなくても、餌等の交換や補充が簡単に行えるようになる。 【0037】 なお、前面プレート6を前面フレーム5のガイド溝5eから簡単に抜き差しして、取付け、取外しできるようにしておけば、前面プレート6に必ずしも扉6A〜6Cを形成する必要は無く、前面フレーム5から前面プレート6を取外すだけで、餌等の交換や補充が簡単に行えるようになる。 【0038】 また、かご1の前面1a、上面1b、両側面1c,1d、背面1eが前面プレート6とメッシュ状のネット11とで覆われているから、かご1内が暗くならず、通気性も確保できるとともに、かご1内の羽毛や餌の皮等がかご1周辺に飛散しなくなるので、かご1を室内に衛生的に置くことができる。さらに、ネット11は、フレーム体7によって、かごから一定距離(例えば1cm)だけ離れて位置するから、小鳥等がかご1の側面1c,1d等に止まった時に、足の爪がネット11に絡むのを未然に防止できるようになる。 【0039】 さらにまた、ネット11は、前面プレート6を差し込んだ前面フレーム5にメカニカルファスナー14で着脱可能に係止固定することにより、前面フレーム5から簡単に取外して洗濯等できるので、ネット11を衛生的に保つことができる。 【0040】 また、かご1の下部のトレー2の上受け口2aに、前面プレート6を差し込んだ前面フレーム5およびネット11の下端部を入れることにより、かご1から前面プレート6やネット11の間にこぼれ出た羽毛や餌の皮等が自然に上受け口2aからトレー2内に回収されるので、かご1の周辺を汚さなくなる。 【0041】 前記実施形態では、かご1に前面フレーム5を固定して、前面フレーム5に前面プレート6を差し込んだものであったが、前面フレーム5を省略して、かご1に前面プレート6を直接固定して、前面プレート6にフレーム体7を固定することもできる。 【0042】 前記実施形態では、四角箱形状のかご1であったが、六角形状等の多角形状や円筒形状のかごにも適用することができる。 【0043】 前記実施形態では、鳥かごを前提としたが、小鳥に限らず、ハムスターやモルモット等の小動物用かごにも適用することができる。 【図面の簡単な説明】 【0044】 【図1】本発明の実施形態に係る小動物飼育用かごにカバーを取付けた斜視図である。 【図2】かごからカバーのネットを取外した斜視図である。 【図3】かごからカバーのネットを取外した背面図である。 【図4】(a)は、かごにネットを省略したカバーを取付けた正面図、(b)は(a)の平面図である。 【図5】(a)はかごにネットを省略したカバーを取付けた左側面図、(b)はかごにネットを省略したカバーを取付けた要部断面左側面図である。 【符号の説明】 【0045】 1 かご 1A〜1C 扉 1a 前面 1b 上面 1c,1d 両側面 1e 背面 2 トレー 2a 上受け口 5 前面フレーム 6 前面プレート 6A〜6C 扉 7 フレーム体 11 ネット 11b 上面 11c,11d 両側面 11e 背面 12 カバー 14 メカニカルファスナー
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| 【出願人】 |
【識別番号】594033846 【氏名又は名称】株式会社マルカン
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| 【出願日】 |
平成18年1月5日(2006.1.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100067828 【弁理士】 【氏名又は名称】小谷 悦司
【識別番号】100096150 【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 孝夫
【識別番号】100099955 【弁理士】 【氏名又は名称】樋口 次郎
【識別番号】100097054 【弁理士】 【氏名又は名称】麻野 義夫
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| 【公開番号】 |
特開2007−181412(P2007−181412A) |
| 【公開日】 |
平成19年7月19日(2007.7.19) |
| 【出願番号】 |
特願2006−335(P2006−335) |
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