| 【発明の名称】 |
シロアリの生態観察具 |
| 【発明者】 |
【氏名】渡辺 洋徳
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| 【要約】 |
【課題】木材内におけるシロアリの生態を観察する。
【解決手段】本発明に係るシロアリの生態観察具1は、シロアリの餌木2と、該餌木の表面のうち、上面4に密着状態で当接された透明材としてのアクリル板3aと、側面5a,5aに密着状態で貼着された透明材としての透明粘着テープ3b,3bとから構成してあるとともに、餌木の表面のうち、2つの側面5b,5b及び底面6をシロアリが侵入可能な侵入領域として露出させてある。餌木2は、シロアリが好むクロマツ、アカマツ、エゾマツなどのマツを選択するのがよい。また、透明粘着テープ3bは、セロハンテープで構成するのがよい。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 シロアリの餌木と、該餌木の表面に密着状態で当接された所定の透明材とからなるとともに、前記餌木の表面のうち、少なくとも一部をシロアリが侵入可能な侵入領域として露出させたことを特徴とするシロアリの生態観察具。 【請求項2】 前記透明材を透明粘着テープで構成した請求項1記載のシロアリの生態観察具。 【請求項3】 前記透明粘着テープをセロハンテープで構成した請求項2記載のシロアリの生態観察具。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、主として住宅の木材を食害するシロアリの生態観察具に関する。 【背景技術】 【0002】 住宅の安全性や居住性は、耐震補強等の先端的な技術により、飛躍的に向上している昨今ではあるが、シロアリによる木造住宅の被害は、まだまだ後を絶たない。特に、シロアリが侵入しにくいベタ基礎ならばともかく、土間コンクリートを打っていない古い木造住宅では、地盤から布基礎あるいは床束を介して建物内へとシロアリが侵入しやすい。 【0003】 シロアリは、王アリと女王アリを頂点とした階級社会を形成し、女王アリが産卵して孵化した幼虫を職アリが育て、やがて脱皮して職アリ、兵アリ及びニンフと分化し、これらのうち、ニンフが羽アリとなって群飛し、別の場所であらたなコロニー(巣)を形成するといった一連の変態を繰り返す。 【0004】 国内では、イエシロアリやヤマトシロアリが知られているが、いずれにしろ、光や気流あるいは乾燥を嫌うためか、蟻道と呼ばれるパイプ状の通路(トンネル)を糞や土で作りながら建物内に侵入し、柱や壁などの表面に現れることなく、その内部を食害する。 【0005】 そのため、シロアリ被害を早期に発見することは難しく、気が付いたときには、既に建物の木材内部が食べ尽くされてボロボロになっていることも珍しくない。そして、このような状態ではコロニーが巨大になっており、寿命10年とも15年ともいわれる女王アリがいる箇所を探し出すことは非常に難しい。 【0006】 【特許文献1】特開2001−112374 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 シロアリ被害を受けないためには、木材を予め薬剤処理したり、床下に防蟻剤を散布したりするのが一般的であるが、シロアリは、暗くて湿度の高い床下を好み、地盤内から台所や風呂の床下を介して建物内に侵入し、木材の内部を食害するため、上述したように発見そのものが難しいということに加えて、防蟻剤の散布は一時的でいわば対症療法にすぎないし、木材の薬剤処理も有効年数には限度がある。 【0008】 一方、既にコロニーが形成されて被害が拡がっている場合には、フェロモンにより仲間を誘導するシロアリの習性を利用してコロニー全体のシロアリを駆除する方法が知られており、その有効性が評価されているが、これは、既に被害が拡がった建物におけるシロアリの駆除方法であって防蟻方法ではない。 【0009】 すなわち、シロアリを早期発見し、初期段階で駆除することが望ましいのであるが、シロアリを外から飼育観察したり食害された木材を壊して食害跡を観察したりすることは行われていても、シロアリが実際に木材中でどのように活動しているのか、その生態は現在のところ、ほとんど解明されておらず、結果として、初期段階における有効な駆除方法を見いだすことができないのが現状である。 【課題を解決するための手段】 【0010】 本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、木材内におけるシロアリの生態を観察することが可能なシロアリの生態観察具を提供することを目的とする。 【0011】 上記目的を達成するため、本発明に係るシロアリの生態観察具は請求項1に記載したように、シロアリの餌木と、該餌木の表面に密着状態で当接された所定の透明材とからなるとともに、前記餌木の表面のうち、少なくとも一部をシロアリが侵入可能な侵入領域として露出させたものである。 【0012】 また、本発明に係るシロアリの生態観察具は、前記透明材を透明粘着テープで構成したものである。 【0013】 また、本発明に係るシロアリの生態観察具は、前記透明粘着テープをセロハンテープで構成したものである。 【0014】 本出願人は、木材を食害しているシロアリが決して木材表面に現れず、そのために木材内におけるシロアリの活動あるいは生態を知ることができないという課題の下、さまざまな実験を繰り返した結果、透明材を密着状態でシロアリの餌木に当接させれば、その透明材を通してシロアリの活動や生態を観察することができるという画期的な知見を得たものである。 【0015】 シロアリとは、昆虫綱シロアリ目(等翅(とうし)目)Isopteraの昆虫の総称であって7科に分類され、建物を加害するシロアリであればすべて本発明のシロアリに該当するが、建物への加害が特に大きいヤマトシロアリ及びイエシロアリが本発明の主たる対象となる。 【0016】 なお、シロアリは、形態や生活様式がアリに似ているが、アリはハチ目に属し、完全変態を行う昆虫であるのに対し、シロアリは、上述したようにシロアリ目という単独の目を構成し、分類上、ゴキブリに近く、かつ不完全変態を行う昆虫であり、両者、全く異なる昆虫であって、アリの観察方法をシロアリにそのまま適用することはできないことを念のため、付言しておく。 【0017】 餌木は、シロアリが好むクロマツ、アカマツ、エゾマツなどのマツや柳などの樹種から適宜選択し、部位としても、幹の中心部である心材より周辺部の辺材を選択するのが望ましい。但し、この場合には食害の速度が速く、観察を長期的に行うには大きな餌木を使うなどの工夫が必要となる。 【0018】 一方、ヒバ、ヒノキ、カシ、タブなどはシロアリが積極的に食さない樹種であり、特に、ヒバ、ヒノキなどは殺虫成分を含むため、餌木としては適さない。但し、このような殺虫成分は経年的に揮散するものであるとともに、ヒノキやヒバなどは住宅用木材として多用されていることもあり、築年数が古い木造住宅におけるシロアリの生態を観察するのであれば、あえて上述した樹種を餌木として選択することも当然あり得る。 【0019】 結局のところ、餌木としてどの樹種及び部位を選択するかは任意であり、観察したい生態に応じて適宜選択すればよい。なお、餌木として無垢材を用いるか、合板、集成材などの複合材を用いるかは任意であることは言うまでもない。 【0020】 透明材は、観察に適した透明性を有する板状、シート状、フィルム状といった透明材料であれば、どのような材質でもよく、例えばガラスやプラスチックなどを用いることができる。 【0021】 密着させるための方法も任意であり、例えば重量が大きくかつ硬いガラスであれば単に餌木の上に静置しておくだけで足りるであろうし、軽量なアクリル板やシートあるいはフィルムであれば、テープや接着剤を用いて餌木の周縁に留め付けるようにすればよい。なお、餌木の表面に全面的に密着させるのであれば、当然ながら透明性を有する両面テープや接着剤を使用する。 【0022】 ここで、透明材を透明粘着テープとした場合、餌木への密着性を容易に確保することができるとともに、粘着剤が最初から塗布してあるので、餌木に密着させやすく、また、薄くて軽量であるため、作業性が向上する。 【0023】 透明粘着テープとしては、セロハン(セロファン)や合成樹脂をベースにしたもの、マット仕上げのもの(メンディングテープ)などがあるが、特に、セロハンテープで構成することが可能である。 【0024】 なお、セロハンテープは、ニチバン株式会社がセロテープ(登録商標)の商品名で市販しているものを使用することができる。また、コクヨ株式会社から「スーパーテープ」の商品名で市販されているものや、住友スリーエム株式会社が市販しているメンディングテープあるいは「クリアーテープ」の商品名で市販されているものを用いることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0025】 以下、本発明に係るシロアリの生態観察具の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。なお、従来技術と実質的に同一の部品等については同一の符号を付してその説明を省略する。 【0026】 図1は、本実施形態に係るシロアリの生態観察具を示した図である。同図でわかるように、本実施形態に係るシロアリの生態観察具1は、シロアリの餌木2と、該餌木の表面のうち、上面4に密着状態で当接された透明材としてのアクリル板3aと、側面5a,5aに密着状態で貼着された透明材としての透明粘着テープ3b,3bとから構成してあるとともに、餌木の表面のうち、2つの側面5b,5b及び底面6をシロアリが侵入可能な侵入領域として露出させてある。 【0027】 餌木2は、シロアリが好むクロマツ、アカマツ、エゾマツなどのマツを選択するのがよい。また、透明粘着テープ3bは、セロハンテープで構成するのがよい。 【0028】 本実施形態に係るシロアリの生態観察具1を製作するには、例えば、未食害のアカマツを、厚さ2cm、幅8cm、長さ20cmに製材して餌木2とし、次いで、アクリル板3aを餌木2の上面4に載せ、アクリル板3aの周縁に予め塗布された透明接着剤で餌木2の上面4に密着させるとともに、透明粘着テープ3b,3bを餌木2の側面5a,5aに貼り付けて密着させる。 【0029】 このようにして製作されたシロアリの生態観察具1を、予め飼育しておいたシロアリ巣の周囲にいくつか配置した。 【0030】 そうすると、アクリル板3aや透明粘着テープ3を通して、シロアリの活動状況や生態を観察することができた。 【0031】 図2は、食害されたシロアリの生態観察具1を、アクリル板3aや透明粘着テープ3をいったん取り外し、表面をすべて露出させて撮影したものである。同図でわかるように、アクリル板3aや透明粘着テープ3で密着された上面4及び側面5aは、本来であれば外から見えないはずの食害跡がその表面にはっきりと見えることがわかる。 【0032】 以上説明したように、本実施形態に係るシロアリの生態観察具1によれば、通常であれば決して姿を見せないシロアリが、餌木2にアクリル板3aや透明粘着テープ3を密着状態で当接させることにより、餌木2を食べている様子や職アリと兵アリとがコンタクトをとっている様子など、シロアリの活動や生態をアクリル板3aや透明粘着テープ3を介して観察することができるという画期的な作用効果を奏する。 【0033】 本実施形態に係るシロアリの生態観察具の作用効果を実証するため、以下の実験を行った。まず、密着性に関する試験を行ったので、その概要を以下に述べる。 (密着性に関する試験) 【実施例1】 【0034】 (a)餌木 【0035】 厚さ2cm、幅8cm、長さ20cmに製材した含水率が15%の乾燥板材(アカマツ、未食害)を餌木とした。 【0036】 (b)透明材 【0037】 厚さ2mm、幅8cm、長さ20cmのアクリル板で、三菱レーヨン株式会社から「アクリライト」の商品名で市販されているものを透明材とした。 【0038】 (c)当接方法 【0039】 餌木の一方の面にアクリル板を密着させ、かかる状態でアクリル板の周縁をセロハンテープで餌木に貼り付けることで、イエシロアリの生態観察具とした。 【0040】 (d)試験方法 【0041】 室内で飼育しているイエシロアリの巣の周囲に生態観察具を静置した。生態観察具を静置するにあたっては、既に食害されているアカマツ餌木(上記餌木と同寸法)を三段重ねにし、その最上段に置いた。 【0042】 (e)試験結果 【0043】 生態観察具を一ヶ月静置したところ、アクリル板を通して餌木の食害状況やイエシロアリ(兵アリ、職アリ)の活動状況を観察することができた。 【実施例2】 【0044】 (a)餌木 実施例1と同じ餌木を用いた。 (b)透明材 実施例1と同じアクリル板を透明材として用いた。 (c)当接方法 図3に示すように、餌木2の上面周縁を2mm厚のスペーサ11で額縁状に囲み、該スペーサの上にアクリル板3aを載せることで餌木の上面に2mmのクリアランスを設け、これをイエシロアリの生態観察具とした。なお、餌木の上面空間は、周縁がスペーサで隙間なく囲まれているため、気密空間となり、気流の流れは生じない。 (d)試験方法 実施例1と同様に試験を行った。 (e)試験結果 イエシロアリは、餌木の上面に線状の食害跡を残しながら、餌木の軟らかい部位を食べ、試験開始当初の2〜3日後には、イエシロアリが餌木の上面から出てきてアクリル板との隙間を歩き回ったが、やがて食害跡に蟻土を盛り始め、一時期はイエシロアリの活動状況を部分的に観察できたものの、最終的には餌木の上面すべてに蟻土を盛ったため、アクリル板を通しての観察は不可能となった。 【実施例3】 【0045】 (a)餌木 実施例1と同じ餌木を用いた。 (b)透明材 実施例1と同じアクリル板を透明材として用いた。 (c)当接方法 図4に示すように、餌木2の上面周縁を2mm厚のスペーサ11aで部分的に囲み、該スペーサの上にアクリル板3aを載せることで餌木の上面に2mmのクリアランスを設け、これをイエシロアリの生態観察具とした。なお、餌木の上面空間は、周縁すべてをスペーサで囲んだわけではないため、非気密空間となる。 (d)試験方法 実施例1と同様に試験を行った。 (e)試験結果 実施例2と同様、イエシロアリは、餌木の上面に線状の食害跡を残しながら、餌木の軟らかい部位を食べ、試験開始当初の2〜3日後には、イエシロアリが餌木の上面から出てきてアクリル板との隙間を歩き回ったが、やがて食害跡に蟻土を盛り始め、一時期はイエシロアリの活動状況を部分的に観察できたものの、最終的には餌木の上面すべてに蟻土を盛ったため、アクリル板を通しての観察は不可能となった。 (密着性に関する考察) 【0046】 イエシロアリは、通常、柱や壁から出てくることはないため、木材内部を食害している行動を含め、その生態を外部から観察することはできない。しかし、実施例1により、餌木にアクリル板をあてがうことによって、イエシロアリの活動状況や生態をアクリル板を通して観察することができることがわかった。 一方、この点において、アクリル板と餌木との密着性が必要か否かを確認するため、実施例2,3で述べた試験を行ったが、気密性の有無に関わらず、アクリル板が餌木に密着していない場合には、イエシロアリの生態を観察することができず、あるいは観察できたとしてもその期間が短くなってしまうことがわかった。 次に、透明材の材料に関する試験を行ったので、その概要を以下に述べる。 【0047】 (透明材の材料に関する試験) 【実施例4】 【0048】 (a)餌木 実施例1と同じ餌木を用いた。 (b)透明材 【0049】 ニチバン株式会社から「セロテープ」(登録商標)の商品名で市販されているセロハンテープ(厚さ0.05mm、品番405)を透明材とした。 (c)当接方法 餌木の4側面及び上面の計5面にセロハンテープを貼り付けることで、イエシロアリの生態観察具とした。 (d)試験方法 実施例1と同様に試験を行った。 (e)試験結果 生態観察具を一ヶ月静置したところ、セロハンテープを通して餌木の食害状況やイエシロアリ(兵アリ、職アリ)の活動状況を観察することができた。 【実施例5】 【0050】 (a)餌木 実施例1と同じ餌木を用いた。 (b)透明材 塩化ビニールシート(厚さ0.07mm)を透明材とした。なお、粘着剤が有るものと無いものとで二種類を試験した。 (c)当接方法 餌木の4側面及び上面の計5面に塩化ビニールシートを貼り付けることで、イエシロアリの生態観察具とした。 (d)試験方法 実施例1と同様に試験を行った。 (e)試験結果 生態観察具を一ヶ月静置したところ、二種類共に塩化ビニールシートを通して餌木の食害状況やイエシロアリ(兵アリ、職アリ)の活動状況を観察することができた。 【実施例6】 【0051】 (a)餌木 実施例1と同じ餌木を用いた。 (b)透明材 実施例4と同じく、セロハンテープを透明材として用いた。 (c)当接方法 餌木の4側面及び上面の計5面にセロハンテープを二重に貼り付けることで、イエシロアリの生態観察具とした。 (d)試験方法 実施例1と同様に試験を行った。 (e)試験結果 生態観察具を一ヶ月静置したところ、セロハンテープを通して餌木の食害状況やイエシロアリ(兵アリ、職アリ)の活動状況を観察することができた。 (透明材の材料に関する考察) 透明材としてアクリル板を使用した実施例1と、セロハンテープを使用した実施例4、塩化ビニールシートを使用した実施例5及びセロハンテープを二重貼りにした実施例6とを比較する限り、透明材の材料は生態観察に影響を与えないと思われる。 一方、実施例2,3とを併せ考えれば、イエシロアリの生態観察において、透明材の密着性が大きな影響を及ぼすものと考えられる。その意味では、実施例5の塩化ビニールシートは、粘着剤付きのものが望ましい。 【図面の簡単な説明】 【0052】 【図1】本実施形態に係るシロアリの生態観察具1の分解斜視図及び斜視図。 【図2】餌木2の食害跡を示した斜視図。 【図3】実施例2の試験状況を示した斜視図。 【図4】実施例3の試験状況を示した斜視図。 【符号の説明】 【0053】 1 シロアリの生態観察具 2 餌木 3a アクリル板(透明材) 3b 透明粘着テープ(透明材) 4 上面(表面) 5a 側面(表面) 5b 側面(表面、侵入領域) 6 底面(侵入領域)
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| 【出願人】 |
【識別番号】000183428 【氏名又は名称】住友林業株式会社
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| 【出願日】 |
平成17年11月15日(2005.11.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100099704 【弁理士】 【氏名又は名称】久寶 聡博
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| 【公開番号】 |
特開2007−135407(P2007−135407A) |
| 【公開日】 |
平成19年6月7日(2007.6.7) |
| 【出願番号】 |
特願2005−329706(P2005−329706) |
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