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【発明の名称】 水槽用照明装置
【発明者】 【氏名】田畑 信利

【要約】 【課題】水槽用照明装置に取り付け可能な小型で軽量な機構を用いて、大きさの異なる水槽にも容易に対応でき、照明装置本体の高さを水槽に対して容易に変更できる水槽用照明装置を提供することにある。

【解決手段】水槽20を照らすためのライト4を備えた照明装置本体2と、照明装置本体2に取り付けられ、その受座面3aが水槽20の上枠21に接して、照明装置本体2を所定の位置に保持する2以上の取付部材3と、2以上の受座面3aの間の距離を変更するための受座面間距離変更機構と、受座面3aの照明装置本体2の下端からの飛出量(受座面飛出量)を変更するための受座面飛出量変更機構と、を備え、受座面間距離変更機構により、水槽20の大きさに応じて受座面3aの間の距離を変更して、各々の受座面3aが水槽20の上枠21の位置にくるように調整し、受座面飛出量変更機構により、受座面飛出量を変更することによって、照明装置本体2の水槽20に対する高さを変更する水槽用照明装置を提供する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
水槽の上部に設置され、上方から前記水槽を照明する照明装置であって、
水槽を照らすためのライトを備えた照明装置本体と、
前記照明装置本体に取り付けられ、その受座面が前記水槽の上枠に接して、前記照明装置本体を所定の位置に保持する2以上の取付部材と、
2以上の前記受座面の間の距離を変更するための受座面間距離変更機構と、
前記受座面の前記照明装置本体の下端からの飛出量(受座面飛出量)を変更するための受座面飛出量変更機構と、
を備え、
前記受座面間距離変更機構により、前記水槽の大きさに応じて前記受座面の間の距離を変更して、各々の前記受座面が前記水槽の上枠の位置にくるように調整し、
前記受座面飛出量変更機構により、前記受座面飛出量を変更することによって、前記照明装置本体の前記水槽に対する高さを変更することを特徴とする水槽用照明装置。
【請求項2】
前記受座面飛出量変更機構として、前記照明装置本体に高さ方向を長手方向とする第1の長穴を設けて、前記第1の長穴に沿って移動可能な状態で前記取付部材を前記照明装置本体に取り付け、
前記取付部材を前記第1の長穴に沿って移動させることによって、前記受座面飛出量を変更することを特徴とする請求項1に記載の水槽用照明装置。
【請求項3】
前記取付部材に少なくとも1の係合部を設け、前記係合部と、前記照明装置本体の下端または前記照明装置本体に設けられた本体側係合部と、を係合させることによって、段階的に前記受座面飛出量を変更することを特徴とする請求項2に記載の水槽用照明装置。
【請求項4】
前記第1の長穴の任意の位置で前記取付部材を前記照明装置本体に固定するための固定機構を備え、前記固定機構により、連続的に前記受座面飛出量を変更することを特徴とする請求項2に記載の水槽用照明装置。
【請求項5】
前記照明装置本体に、前記第1の長穴につなげて、横方向を長手方向とする第2の長穴を設け、前記第2の長穴に沿って前記取付部材を横方向に移動させて、前記取付部材を前記照明装置本体に収納することを特徴とする請求項2から4の何れか1項に記載の水槽用照明装置。
【請求項6】
前記照明装置本体の前記第2の長穴が設けられた領域に、前記取付部材の厚みに相当する深さの凹みが付けられており、前記取付部材を前記照明装置本体に収納したときに、前記取付部材と前記照明装置本体が一体的な外形をなすことを特徴とする請求項5に記載の水槽用照明装置。
【請求項7】
前記受座面飛出量変更機構として、前記取付部材を伸縮させる取付部材伸縮機構を備え、前記取付部材伸縮機構により前記取付部材を伸縮させることによって、前記受座面飛出量を変更することを特徴とする請求項1に記載の水槽用照明装置。
【請求項8】
前記受座面間距離変更機構として、前記照明装置本体の長さを変更する照明装置本体伸縮機構を備え、前記照明装置本体伸縮機構により前記照明装置本体の長さを変更することによって、前記受座面の間の距離を変更することを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の水槽用照明装置。
【請求項9】
前記受座面間距離変更機構として、前記取付部材を前記照明装置本体に対して横方向に移動させるためのスライド機構を備え、前記スライド機構により前記取付部材を横方向に移動させることによって、前記受座面の間の距離を変更することを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の水槽用照明装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、観賞魚用水槽の上部に設置して、上方から水槽を照明する照明装置、特に、異なる大きさの水槽に対応でき、また、水槽に対する高さを調整することができる水槽用照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
観賞魚を育成し鑑賞するための観賞魚用水槽において、水槽の中を観察するため、水槽の上部に設置して、水槽の上方から照明を行なう水槽用照明装置が広く用いられている。
このような水槽用照明装置では、照明装置のライトから発せられる熱によって、水槽の中の水の温度が上昇して、観賞魚に悪影響を及ぼす問題が生じる場合がある。この問題は、特に、小型の観賞魚や繊細な観賞魚にとって深刻な問題となる。
また、水槽の上部に置かれた照明装置と水槽との間にクリアランスが取れない場合には、照明装置の置かれた領域で、給餌や清掃を行なうことができないといった問題も生じる。
【0003】
これらの問題に対処するため、例えば、この照明装置を昇降させるため、水槽と照明装置の間に設置された照明装置用の昇降装置が提案されている。(例えば、特許文献1、2参照)。
【特許文献1】特開2001−299139号
【特許文献2】特開平08−298896号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載された昇降装置も、特許文献2に記載された昇降装置も、主に水槽のメンテナンスを行なうときに、照明装置との干渉を防ぐため、照明装置を水槽に対して大きく持ち上げることを目的とした装置である。従って、照明装置をこの昇降装置の上に搭載する形となり、昇降装置の大きさは照明装置に比べてかなり大きなものとなる。よって、この昇降装置を、照明装置の一部として取り付けるようなことは非常に困難である。
【0005】
従って、このような昇降装置を用いる場合には、照明装置とは別に、新たな装置を水槽の上部に設置する必要があるので、水槽システム全体の製造コストもかかり、また、取付け、取外しの手間も増える。また、昇降装置の設置ため、水槽の上部に大きなスペースを要し、水槽システム全体の美観を損なうという問題も生じる。
【0006】
また、大きさの異なる様々な水槽に用いる場合には、その都度、昇降装置を水槽から取り外して別の水槽に取り付ける必要があり、煩雑な取付け、取外し作業を伴うという問題も生じる。更に、昇降装置は大きく重いため、取付け、取外し作業において、昇降装置の取り扱いに困難をきたすという問題も生じる。
【0007】
従って、本発明の目的は、上述の課題を解決し、水槽用照明装置に取り付け可能な小型で軽量な機構を用いて、大きさの異なる水槽にも容易に対応でき、照明装置本体の高さを水槽に対して容易に変更できる水槽用照明装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の目的を達成するため、本発明の水槽用照明装置の第1の実施態様は、水槽の上部に設置され、上方から前記水槽を照明する照明装置であって、水槽を照らすためのライトを備えた照明装置本体と、前記照明装置本体に取り付けられ、その受座面が前記水槽の上枠に接して、前記照明装置本体を所定の位置に保持する2以上の取付部材と、2以上の前記受座面の間の距離を変更するための受座面間距離変更機構と、前記受座面の前記照明装置本体の下端からの飛出量(受座面飛出量)を変更するための受座面飛出量変更機構と、を備え、前記受座面間距離変更機構により、前記水槽の大きさに応じて前記受座面の間の距離を変更して、各々の前記受座面が前記水槽の上枠の位置にくるように調整し、前記受座面飛出量変更機構により、前記受座面飛出量を変更することによって、前記照明装置本体の前記水槽に対する高さを変更することを特徴とする。
【0009】
ここで、「照明装置本体」は、「取付部材」を介して水槽の上部に設置されるが、取付部材は、照明装置の一部として照明装置本体に取り付けられている。照明装置本体に取り付けられる取付部材の数は、2以上であれば、用途に応じて任意の数の取付部材を取り付けることができる。また、取付状態については、取付部材を照明装置本体に固定することも考えられるし、取付部材を、照明装置本体に対して、移動、回転等が可能な状態で取り付けることも考えられる。
【0010】
「受座面」は取付部材に設けられた面であり、この受座面が水槽の上枠と接して、照明装置本体の荷重を支える。この受座面を、取付部材の下端に設けることが考えられるが、用途に応じて、取付部材の上端や中間位置に設けることもできる。
【0011】
「受座面間距離変更機構」としては、取付部材を照明装置本体に固定して、照明装置本体自体の長さを変更することによって、取付部材の間の距離、つまり、受座面の間の距離を変更する機構も考えられるし、取付部材を照明装置本体に対して移動可能な状態で取り付けて、照明装置本体の長さは変更することなく、取付部材を移動させることによって、取付部材の間の距離、つまり、受座面の間の距離を変更する機構も考えられる。また、それらの機構を併用することも考えられる。
具体的な機構の内容としては、スライド機構を始めとするあらゆる機構を用いることが可能である。また、手動で変更を行なう機構も、電動モータ、ソレノイド、シリンダといったアクチュエータを用いて行なう変更を行なう機構も含まれる。
【0012】
「受座面飛出量」は、受座面と照明装置本体の下端との間の距離で示され、この受座面飛出量を変更することによって、照明装置本体の水槽に対する高さを変更することができる。この受座面飛出量の値は、照明装置本体の下端をゼロとして、プラスの値もマイナスの値も取ることができる。
つまり、仮に、受座面飛出量が+Xcmであれば、照明装置本体の下端は、水槽の上枠から+Xcm上方の位置に保持される。逆に、受座面飛出量が−Xcmであれば、照明装置本体の下端は、水槽の上枠から−Xcmの位置、つまり、水槽の中に入り込んだ状態で保持されることになる。
【0013】
「受座面飛出量変更機構」としては、取付部材を、高さ方向において照明装置本体に対して移動可能な状態で取り付け、取付部材を移動させることによって、受座面飛出量を変更することが考えられる。また、取付部材自体を伸縮させる機構(取付部材伸縮機構)を用いて、受座面飛出量を変更することも考えられる。更に、取付部材を照明装置本体に固定し、照明装置本体の高さ方向の寸法を伸縮させることによって、受座面飛出量を変更することも考えられる。
また、具体的な機構の内容としては、スライド機構を始めとするあらゆる機構を用いることが可能である。また、手動で変更を行なう機構も、電動モータ、ソレノイド、シリンダといったアクチュエータを用いて変更を行なう機構も含まれる。
【0014】
本実施態様によれば、照明装置本体に小型で軽量な機構を備えることによって、様々な大きさの水槽に容易に対応することができ、また、昇降装置にような大掛かりな装置を用いることなく、照明装置本体の水槽に対する高さを容易に変更することができる。従って、水槽の中の水の温度を容易にコントロールすることができ、また、給餌、清掃等における照明装置との干渉を解消することもできる。
【0015】
本発明の水槽用照明装置のその他の実施態様は、前記受座面飛出量変更機構として、前記照明装置本体に高さ方向を長手方向とする第1の長穴を設けて、前記第1の長穴に沿って移動可能な状態で前記取付部材を前記照明装置本体に取り付け、前記取付部材を前記第1の長穴に沿って移動させることによって、前記受座面飛出量変更することを特徴とする。
【0016】
ここで、「高さ方向」とは、水槽用照明装置を水槽の上に設置した場合の高さ方向、つまり、重力方向と概略平行な方向ということができる。
本実施態様では、照明装置本体に高さ方向を長手方向とする第1の長穴を設けることにより、受座面飛出量を変更することができる。従って、本実施態様によれば、余分な部品を増やす必要がないので、照明装置本体を変更可能な、小型で軽量な水槽用照明装置を実現することができる。
【0017】
本発明の水槽用照明装置のその他の実施態様は、前記取付部材に少なくとも1の係合部を設け、前記係合部と、前記照明装置本体の下端または前記照明装置本体に設けられた本体側係合部と、を係合させることによって、段階的に前記受座面飛出量を変更することを特徴とする。
【0018】
「係合部」としては、照明装置本体側と係合して、照明装置本体の荷重を支えられるものであれば、あらゆる形状、あらゆる部材を用いることができる。例えば、取付部材に小さな凸部を設けることや、逆に、小さな凹部を設けることによって、係合部を設けることができる。また、「本体側係合部」も同様に考えられる。
本実施態様によれば、非常に簡単な構造で、受座面飛出量を変更して固定することができるので、照明装置本体を変更可能な、小型で軽量な水槽用照明装置を実現することができる。
【0019】
本発明の水槽用照明装置のその他の実施態様は、前記第1の長穴の任意の位置で前記取付部材を前記照明装置本体に固定するための固定機構を備え、前記固定機構により、連続的に前記受座面飛出量を変更することを特徴とする。
【0020】
第1の長穴の任意の位置で、取付部材を照明装置本体に固定する「固定機構」としては、例えば、ボルトナット等のネジ部材を用いて固定することも考えられるし、バックルを用いて固定することも考えられる。また、その他、あらゆる固定手段を適用することができる。
本実施態様により、任意の受座面飛出量を設定できるので、照明装置本体の微妙な高さの調整を要する場合に有効である。
【0021】
本発明の水槽用照明装置のその他の実施態様は、前記照明装置本体に、前記第1の長穴につなげて、横方向を長手方向とする第2の長穴を設け、前記第2の長穴に沿って前記取付部材を横方向に移動させて、前記取付部材を前記照明装置本体に収納することを特徴とする。
【0022】
ここで、「横方向」とは、上述の「高さ方向」と直行する方向であり、概略水平方向と一致する。もし、取付部材を高さ方向において照明装置本体に収納しようとすれば、取付部材の全長をカバーするため、照明装置本体の高さ寸法を大きくする必要があり、照明装置の小型化を妨げる。また、取付部材を高さ方向において照明装置本体に収納する場合には、重力により取付部材が収納位置から落下する恐れもある。
一方、照明装置本体の横方向においては、照明装置本体の長さを変更することなく、取付部材を収納するスペースが確保でき、また、照明装置本体の上側に収納すれば、重力により取付部材が収納位置から落下する恐れもない。
従って、取付部材を高さ方向だけでなく、横方向にも移動させることによって、所定の収納スペースに取付部材を収納することにより、取付部材を効率的に収納することができる、小型で軽量な照明装置を実現できる。
【0023】
本発明の水槽用照明装置のその他の実施態様は、前記照明装置本体の前記第2の長穴が設けられた領域に、前記取付部材の厚みに相当する深さの凹みが付けられており、前記取付部材を前記照明装置本体に収納したときに、前記取付部材と前記照明装置本体が一体的な外形をなすことを特徴とする。
【0024】
本実施態様によれば、取付部材を照明装置本体に収納したときに、取付部材と照明装置本体とが一体的な外形をなすようにすることができるので、余分なスペースを取らず、取り扱いに容易であり、美感にも優れた、小型で軽量な水槽用照明装置を提供することができる。
【0025】
本発明の水槽用照明装置のその他の実施態様は、前記受座面飛出量変更機構として、前記取付部材を伸縮させる取付部材伸縮機構を備え、前記取付部材伸縮機構により前記取付部材を伸縮させることによって、前記受座面飛出量を変更することを特徴とする。
【0026】
ここで、取付部材自体を伸縮させる「取付部材伸縮機構」としては、例えば、リンク式の伸縮機構を用いることも考えられるし、また、テレスコープ式の伸縮機構を用いることも考えられる。更に、ベローズを用いたり、弾性体を用いることも考えられるし、その他、あらゆる伸縮機構を用いることができる。
【0027】
本発明の水槽用照明装置のその他の実施態様は、前記受座面間距離変更機構として、前記照明装置本体の長さを変更する照明装置本体伸縮機構を備え、前記照明装置本体伸縮機構により前記照明装置本体の長さを変更することによって、前記受座面の間の距離を変更することを特徴とする。
【0028】
本発明の水槽用照明装置のその他の実施態様は、前記受座面間距離変更機構として、前記取付部材を前記照明装置本体に対して横方向に移動させるためのスライド機構を備え、前記スライド機構により前記取付部材を横方向に移動させることによって、前記受座面の間の距離を変更することを特徴とする。
【発明の効果】
【0029】
本発明の水槽用照明装置においては、照明装置本体に小型で軽量な機構を備えることによって、異なる大きさの水槽に容易に対応することができ、また、昇降装置にような大掛かりな装置を用いることなく、照明装置本体の水槽に対する高さを容易に変更することができる。従って、水槽の中の水の温度を容易にコントロールすることができ、また、給餌、清掃等における照明装置との干渉を解消することもできる。
また、取付部材を、高さ方向だけでなく横方向にも移動させて照明装置本体に収納することにより、取付部材を収納可能な小型で軽量な水槽用照明装置を実現することができる。
更に、取付部材を照明装置本体に収納したときに、取付部材と照明装置本体とが一体的な外形をなすようにすることによって、余分なスペースを取らず、取り扱いに容易であり、美感にも優れた、小型で軽量な水槽用照明装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0030】
本発明の水槽用照明装置の実施形態について、以下に図面を用いながら詳細に説明する。
【0031】
(本発明の水槽用照明装置全体の説明)
図1(a)は、本発明の水槽用照明装置の1つの実施形態の概要を示す斜視図である。図1(a)では、水槽用照明装置1が、取付部材3を介して水槽20の上枠21の上に設置されているところを示している。また、照明装置本体2の中央部分2aにはライト4が備えられ、これにより、上方から水槽20を照明することができる。ライト4は、図示されていないスイッチにより点灯、消灯が可能であり、図示されていないコードを介して電源と接続され、電力がライト4へ供給されるようになっている。
【0032】
また、照明装置本体2の中央部分2aの両側には、両端部分2cが一体成形されており、その両端部分2cに、移動部分2bが勘合する形で、照明装置本体2が構成されている。
照明装置本体2の両端、つまり、各々の移動部分2bの端部には、取付部材3が移動可能な状態で取り付けられている。その取付部材3の下端には、凹み部分3fが設けられ、この凹み部分3fが水槽20の上枠21と勘合するようになっている。そして、この凹み部分3fの底面である受座面3aと、水槽20の上枠21の上面とが接触して、照明装置本体2の荷重を支えるようになっている。
【0033】
本実施形態の照明装置本体2は、中央部分2aと両端部分2cとが一体成形されているが、両端部分2cの外形は、中央部分2aの外形よりもわずかに細く成形されている。2個の移動部分2bは、各々この両端部分2cと勘合され、矢印Dに示す方向に移動可能になっている。なお、中央部分2aの外形と、移動部分2bの外形とは、同じ大きさに成形されている。
【0034】
以上のように、移動部分2bを横方向に移動させることによって、照明装置本体2の長さを伸縮させることができ、それに伴って、移動部分2bの外側に取り付けられた2つの取付部材3の間の距離を変更し、受座面3aの間の距離を調整することができる。従って、仮に、異なる大きさの水槽20において、この水槽用照明装置1を用いる場合であっても、水槽20の大きさに合わせて、照明装置本体2の全長を伸縮させて、受座面3aの位置と水槽20の上枠21の位置が一致するように調整することができる。この受座面3aの間の距離を変更するための機構(受座面間距離変更機構と称する)の詳細な説明ついては、図2、3を用いて後述する。
【0035】
また、各々の移動部分2bには、2本の長穴5が設けられている。この長穴5は、高さ方向を長手方向とする第1の長穴5aと、横方向を長手方向とする第2の長穴5bとから構成され、両者は連続的につながっている。
【0036】
ここで、取付部材3には、図示されていない突起部材を備え、この突起部材が長穴5に挿入され、取付部材3は、矢印Eに示す高さ及び横方向に移動可能になっている。また、突起部材の先端には球形部を有し、突起部材が長穴5から抜け落ちないようになっていて、取付部材3が、移動可能な状態で移動部分2bに取り付けられた形になっている。
【0037】
取付部材3を第1の長穴5aに沿って移動させることによって、受座面3aの照明装置本体2の下端からの飛出量(受座面飛出量と称する)を変化させることができる。なお、本実施形態では、照明装置本体2の中央部分2aと移動部分2bの下端は、同一の高さになるように成形されている。
また、取付部材3は、更に、図示されていない段部(係合部と称する)を備え、この係合部と移動部分2bの下端とを係合させることによって、所望の受座面飛出量で、取付部材3を移動部分2bへ固定することができる。なお、係合部を複数有する場合には、異なる受座面飛出量において、取付部材3を移動部分2bへ固定することができる。
【0038】
以上のように受座面飛出量を変化させることによって、照明装置本体2の水槽20に対する高さを変更することができる。より詳細にいえば、照明装置本体2の下端(本実施形態では、中央部分2a及び移動部分2bの下端)と、水槽2の上端との間の距離を変化させることができる。このことにより、ライト4から発せられる熱により、水槽20の中の水の温度が上昇することを、コントロールすることができる。また、照明装置本体2と水槽20の間にクリアランスを取って、水槽用照明装置1が設置された領域でも、給餌や清掃を行なえるようにすることができる。
なお、この受座面飛出量を変化させる機構(受座面飛出量変更機構と称する)の詳細な説明については、図4〜7を用いて後述する。
【0039】
また、取付部材3を横方向の第2の長穴5bに沿って移動させることによって、取付部材3を照明装置本体2の収納位置に収めることができる。なお、本実施形態では、第2の長穴5bが設けられた領域が、周りの部分よりも、取付部材3の厚みに相当する分だけ凹んだ形状になっており、取付部材3を照明装置本体2に収納したときに、取付部材3と照明装置本体2の外形が一体的な外形をなすようになっている。
【0040】
次に、図1(b)は、図1(a)の矢印Bから見た図、つまり、照明装置本体2の移動部部分2bを上から見た平面図である。2本の第2の長穴5bの端部には、第2の長穴5bの幅より大きな直径を有する円形穴5cが設けられている。この円形穴5cの直径は、取付部材3の突起部材が長穴5から抜け落ちるのを防止するために設けられた球形部の直径よりも、大きくなっている。従って、突起部材に設けられた球形部について、この円形穴5cを通過させて、取付部材3を照明装置本体2から取り外したり、照明装置本体2に取り付けたりすることができる。
【0041】
(本発明に係る受座面間距離変更機構の説明)
<照明装置本体伸縮機構の実施形態の説明>
次に、図1に示す受座面間距離変更機構について、図2を用いて詳細に説明する。ここで、図2は、図1(a)の矢印Aから見た、つまり、照明装置本体2を中央部分で分割した側面断面図である。
本実施形態では、照明装置本体2の全長を伸縮させる照明装置本体伸縮機構を用いて、取付部材3の間の距離、つまり、受座面3aの間の距離を変更するようになっている。ここで、図2(a)は、照明装置本体2の全長が最も伸びた状態、つまり、受座面3aの間の距離が最も長くなった状態を示している。また、図2(b)は、照明装置本体2の全長が最も縮んだ状態、つまり、受座面3aの間の距離が最も短くなった状態を示している。
【0042】
図1(a)を用いて既に概略は述べているが、図2(a)を用いて、再び水槽用照明装置1の構造を簡単に説明する。照明装置本体2の中央部分2aには、ライト4が備えられ、中央部分2aの下面には開口部2dが設けられ、水槽を上方から照明するようになっている。中央部分2aと一体成形された両端部分2cは、図に示すように、外形が一段細く成形されている。この各々の両端部分2cに、移動部分2bが勘合し、横方向に移動可能な状態で取り付けられている。
そして、各々の移動部分2bの端部には、第1、第2の長穴によって高さ、横方向に移動可能な状態で、取付部材3が取り付けられている。この取付部材3の下端には凹み部3fが設けられ、水槽の上枠に勘合するようになっており、凹み部3fの底面である受座面3aと、水槽の上枠とが接触して、照明装置本体2の荷重を支える。
【0043】
ここで、移動部分2bと両端部分2cとの間の嵌め合いの強さは、移動部分2bが両端部分2cの摺動面に沿ってスムーズに移動できるが、がたつきが生じない程度の強さに設定されている。また、両端部分2cと移動部分2bと間には、図示されないストッパが設けられており、移動部分2bが、図2(a)で示される位置よりも更に外側に移動して、両端部分2cから抜け落ちることがないようになっている。
【0044】
矢印に示すように、移動部分2bは、図2(a)に示す状態から、照明装置本体2の全長を縮める方向に移動可能であり、図2(b)に示すような、移動部分2bの内側の端面と、中央部分2bの端面とが接触する位置まで移動することができる。中央部分2aと移動部材2bの外形は同じ大きさとなっており、図2(b)に示す状態では、全く段差のない外形となり、取り扱いも容易で、美観を損ねない形状になっている。
この移動部分2bが移動可能な範囲内においては、2つの受座面3aの間の距離を、任意の距離に調整することができるので、仮に、この水槽用照明装置1を用いる水槽の大きさが異なった場合でも、受座面3aの間の距離を変更して、受座面3aの位置を水槽の上枠の位置に一致させて、水槽用照明装置1を水槽の上部に設置することができる。
【0045】
<受座面間距離変更機構のその他の実施形態の説明>
次に、図3を用いて、本発明に係る受座面間距離変更機構のその他の実施形態の説明を行なう。この実施形態では、スライド機構を用いて、照明装置本体2の全長は変更せずに、受座面間3aの間の距離を変更するようになっている。
【0046】
図3を用いて、このスライド機構を備えた水槽用照明装置1の構造を簡単に説明する。照明装置本体2は、内部にライト4を備え、下面に開口部2dが設けられ、水槽を上方から照明できるようになっている。
照明装置本体2の両側には、スライド機構用穴部7が開けられており、このスライド機構用穴部7にスライド機構本体6が挿入され、スライド機構本体6が、横方向に移動可能な状態で、照明装置本体2に取り付けられている。
なお、スライド機構本体6とスライド機構用穴部7との間の嵌め合い強さは、スライド機構本体6がスライド機構用穴部7の中をスムーズに移動できるが、がたつきは生じない程度の強さに設定されている。また、スライド機構本体6とスライド機構用穴部7との間には、図示されないストッパが設けられ、スライド機構本体6がスライド機構用穴部7から抜け落ちることがないようになっている。
【0047】
スライド機構本体6は、図に示すようにL字型の形状を有しており、高さ方向を長手方向とする長穴8が設けられ、ボルト9aがこの長穴8に挿入され、取付部材3が上下に移動可能な状態でこのスライド機構本体6に取り付けられている。そして、ボルトナットを用いた固定機構により、任意の位置で取付部材3を固定することができる。具体的には、ボルト9aは、ウイングナット9bが装着されており、このウイングナット9bを締め付けることによって、長穴9の任意の位置で、取付部材3をスライド機構本体6に固定することができる。
また、取付部材3の下端には凹み部3fが設けられて、水槽の上枠と勘合し、凹み部3fの底面である受座面3aが水槽の上枠と接触して、照明装置本体2の荷重を支える。
【0048】
以上のように、スライド機構本体6を横方向に移動させることによって、2つの取付部材3の間の距離、つまり、受座面3aの間の距離を変更することができる。従って、スライド機構本体6の移動可能な範囲内においては、受座面3aの間の距離を任意の値に調整することができるので、仮に、この水槽用照明装置1を用いる水槽の大きさが異なった場合でも、受座面3aの間の距離を変更して、受座面3aの位置を水槽の上枠の位置に一致させて、水槽用照明装置1を水槽の上部に設置することができる。
【0049】
(本発明に係る受座面飛出量変更機構の説明)
<長穴を用いた受座面飛出量変更機構の実施形態の説明>
次に、図1に示す長穴を用いた受座面飛出量変更機構について、図4を用いて詳細に説明する。図4(a)〜(d)に示す図は、図1(b)の矢印Cから見た照明装置本体2の移動部分2bの長穴5の位置における断面図である。
本実施形態では、取付部材3を第1の長穴5aに沿って移動させることにより、受座面3aの照明装置本体2の下端からの飛出量(受座面飛出量)を変更し、照明装置本体2の水槽に対する高さを調整することができる。
【0050】
ここで、図4(a)は、取付部材3が照明装置本体2に収納されているところを示し、図4(b)は、取付部材3を収納位置から引き出して、取付部材3を横方向から高さ方向へ方向を転換しているところを示し、図4(c)は、取付部材3が第1の設置段階に固定されたところを示し、図4(d)は、取付部材3が第2の設置段階に固定されたところを示す。
【0051】
まず、図4(d)を用いて、この受座面飛出量変更機構の構成部材の説明を行なう。照明装置本体2の移動部分2bには、照明装置本体2の高さ方向を長手方向とする第1の長穴5aが設けられ、それに連続して、照明装置本体2の横方向を長手方向とする第2の長穴5bが設けられ、長穴5を構成する。なお、第1の長穴5aの幅と、第2の長穴5bの幅とは、同じ寸法になっている。
【0052】
取付部材3は、下端に水槽の上枠と勘合するための凹み部3fが形成され、凹み部3fの底面である受座面3aで、水槽の上枠と接触する。一方、取付部材3の上端側には、突起部材3bが設けられ、突起部材3bは長穴5に挿入されている。また、突起部材3bの先端には、突起部材3bが長穴5から抜け落ちるのを防止するため、長穴5の幅よりも大きな直径を有する球形部3cが取り付けられている。以上により、取付部材3は、長穴5に沿って、図4(a)に示す位置から図4(d)に示す位置へ、横方向、及び高さ方向に移動することができる。また、逆に、図4(d)の位置から図4(a)の位置に移動することもできる。
【0053】
なお、図1(b)に示すように、第2の長穴5bの端部は、上記の球形部3cよりも大きな直径の円形穴5cが開けられており、この穴5cを用いて、取付部材3を、移動部分2bから取り外したり、移動部分2bに取り付けたりすることができる。
【0054】
第2に長穴5bが設けられて移動部分2bの上面には、取付部材3の厚みに相当する凹みが設けられており、図4(a)に示すような収納状態では、取付部材3と移動部分2bは、一体的な外形をなしている。従って、取り扱いも容易であり、美感も損ねない。この収納状態から、取付部材3を掴んで引き出し(図2(a)の矢印参照)、次に、取付部材3の方向を90度変えて(図2(b)の矢印参照)、更に下方へ移動させ、図4(c)に示す第1の設置段階、及び図4(d)に示す第2の設置段階に固定することができる。
【0055】
図4(c)に示す第1の設置段階では、取付部材3の凹み部3fが設けられた部材の上側の面を、第1の係合部3dとして用いる。この第1の係合部3dと移動部分2bの下面とを接触させて、照明装置本体2の荷重をこの第1の係合部3dで支え、照明装置本体2をこの高さで保持する。この第1の設置段階では、図4(d)に示す第2の設置段階に比べて、受座面3aと移動部分2の下端からの飛出量(受座面飛出量)は小さく、照明装置本体2と水槽の間の間隔は小さくなっている。
【0056】
この第1設置段階よりも照明装置本体2と水槽の間の間隔をより大きく取りたい場合には、取付部材3を更に下方へ移動させ、第2の設置段階で、取付部材3と照明装置本体2とを固定することができる。具体的には、第2の係合部3eと移動部分2bの下面とを接触させ、照明装置本体2の荷重をこの第2の係合部3eで支えて、照明装置本体2を第2の設置段階の高さで保持することができる。
【0057】
なお、本実施形態では、取付部材3が2つの係合部2d、2eを有し、2段階の高さの設定が可能になっているが、更に係合部の数を増やして、高さの段階を増やすこともできる。また、移動体2の方に、他の本体側係合部を設けることによって、更に多くの高さの段階を設けることもできる。その他、係合部を設けるのではなく、図2に示すような固定機構を用いて、連続的に高さを変更することも考えられる。
【0058】
<受座面飛出量変更機構のその他の実施形態の説明>
次に、図5〜7を用いて、本発明に係る受座面飛出量変更機構のその他の実施形態の説明を行なう。図5、6に示す受座面飛出量変更機構の実施形態では、取付部材3自体を伸縮させる取付部材伸縮機構を有しており、この取付部材伸縮機構を用いて、取付部材3を伸縮させて受座面飛出量を変更することができる。
【0059】
図5に示す実施形態では、取付部材10がベース10aとリンク式伸縮部材10bとから構成され、このリンク式伸縮部材10bが高さ方向に伸縮することにより、取付部材10の受座面飛出量(ベース10aに設けられた受座面10cの照明装置本体2の下端からの飛出量)を変更することができる。リンク式伸縮部材10bは、上端及び下端の各々において、回転可能であるが位置が固定されている固定側端部10dと、回転可能でありかつ横方向に移動することのできる自由側端部10eを有している。また、ベース10aには係合部材10fが設けられており、この係合部材10fとリンクの自由側端部10eとが係合することによって、リンク式伸縮部材10bの長さを固定することができる。従って、この係合部材10fを複数の位置に設けることによって、取付部材10の受座面飛出量を段階的に変更することができる。
【0060】
図6に示す実施形態では、取付部材11が、ベース11aとテレスコープ式伸縮部材11bから構成され、このテレスコープ式伸縮部材11bを高さ方向に伸縮させることにより、取付部材11の受座面飛出量(ベース11aに設けられた受座面11cの照明装置本体2の下端からの飛出量)を無段階に変更することができる。
【0061】
次に、図7を用いて、受座面飛出量変更機構のその他の実施形態を説明する。図7は、照明装置本体2の両端に、取付部材12が取り付けられているところを示している。この取付部材12は、ベース12aと、弾性体シートに板材が貼り付けられていて一方向にのみ折れ曲がることのできる移動部材12bとから構成される。この移動部材12bが、図7の矢印の方向に移動することによって、取付部材12の受座面飛出量(ベース12aに設けられた受座面12cの照明装置本体2の下端からの飛出量)を無段階に変更することができる。なお、移動部材12bは、一方向には折れ曲がるため、その方向には強度を有しないが、照明装置本体2の両端に設けられた2つの移動部材12bにおいて、一方の移動部材12bが折れ曲がる方向は、もう一方の移動部材12bが折れ曲がらない方向に該当するので、2つの移動部材12bで互いに支え合う形となり、全体として強度を有することができる。また、移動部材12bの全てを、照明装置本体2の中に収納することができる。
【0062】
(本発明の水槽用照明装置のその他の実施形態)
更に、本発明の水槽用照明装置は、上述の実施形態には限られず、その他様々な実施形態が含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0063】
【図1】(a)は、本発明の水槽用照明装置の1つの実施形態の概要を示す斜視図であり、(b)は、照明装置本体の移動部分を上方から見た平面図である。
【図2】照明装置本体の長さを伸縮させることによって、取付部材の間の距離を変更する受座面間距離変更機構の1つの実施形態を示す断面図である。
【図3】照明装置本体の長さを変更せずに、取付部材の間の距離を変更する受座面間距離変更機構の1つの実施形態を示す断面図である。
【図4】長穴に沿って取付部材を移動させることにより、受座面飛出量を変更する受座面飛出量変更手段の1つの実施形態を示す断面図である。
【図5】取付部材が、リンク式の伸縮機構を有する受座面飛出量変更手段の1つの実施形態を示す断面図である。
【図6】取付部材が、テレスコープ式の伸縮機構を有する受座面飛出量変更手段の1つの実施形態を示す断面図である。
【図7】取付部材が、一方向にのみ折れ曲がることができる移動部材を有する受座面飛出量変更手段の1つの実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
【0064】
1 水槽用照明装置
2 照明装置本体
2a 中央部分
2b 移動部分
2c 両端部分
2d 開口部
3 取付部材
3a 受座面
3b 突起部材
3c 球形部
3d 第1の係合部
3e 第2の係合部
3f 凹み部
4 ライト
5 長穴
5a 高さ方向の長穴
5b 横方向の長穴
5c 円形穴
6 スライド機構本体
7 スライド機構用穴部
8 長穴
9 ボルトナット
9a ボルト
9b ウイングナット
10 取付部材
10a ベース部材
10b リンク式伸縮部材
10c 受座面
10d 固定側端部
10e 自由側端部
10f 係合部材
11 取付部材
11a ベース部材
11b テレスコープ式伸縮部材
11c 受座面
12 取付部材
12a ベース部材
12b 移動部材
12c 受座面
20 水槽
21 水槽の上枠
【出願人】 【識別番号】503208493
【氏名又は名称】テトラジャパン株式会社
【出願日】 平成17年6月21日(2005.6.21)
【代理人】 【識別番号】100078662
【弁理士】
【氏名又は名称】津国 肇

【識別番号】100075225
【弁理士】
【氏名又は名称】篠田 文雄


【公開番号】 特開2007−16(P2007−16A)
【公開日】 平成19年1月11日(2007.1.11)
【出願番号】 特願2005−180354(P2005−180354)