| 【発明の名称】 |
パイプハウス、およびそれを利用した連棟型パイプハウス、ならびにそれらに利用するパイプ用連結操作金具およびパイプ用掛止金具 |
| 【発明者】 |
【氏名】結 城 昭 一
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| 【要約】 |
【課題】少人数の作業者によって安全且つ簡便に開閉操作可能であり、覆いシートに不要な負担を掛けず、誤操作を招くことなく正確且つ迅速に開閉できる新規なパイプハウスを提供する。
【解決手段】平面配置上から当該各垂木パイプ24先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプ25,25を夫々横設してハウス骨格2とし、これらハウス骨格2の全ての垂木パイプ24に跨がり、同棟パイプ23に平行させた少なくとも1本の誘導バー51を、地上からの移動操作自在機構5に連繋して垂木パイプ24軸心方向への進退移動自在になるよう配すると共に、当該誘導バー51に覆いシート適所を仮着状とした上、ハウス骨格2における前後各軒先パイプ25とそれらの間に位置する全ての垂木パイプ24との上に、垂木パイプ24軸心方向に開閉自在となるよう覆いシートが添設されてなるパイプハウス1である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ハウス平面形の四隅およびそれらの間の適宜間隔置き要所に立設した複数本の支柱パイプと、それらの中の前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプ上端相互を連結、固定する前後一対の軒桁パイプとを少なくとも有しており、それら前後一対の軒桁パイプよりも上位であって、ハウス平面形の左右妻側間に渡って棟パイプを配した上、該棟パイプ上から前後各軒桁パイプ上に向けて直線状または上向き彎曲状となる垂木パイプの複数本を、左右妻側間に所定間隔置きに配置、固定し、それら垂木パイプの各先端側を、対応する軒桁パイプよりも下位側に所定長さ分だけ延伸、形成すると共に、それら前後軒桁パイプから突き出た当該各垂木パイプ先端直近上であって、平面配置上からそれら各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々横設、固定してハウス骨格となし、該ハウス骨格における前後各軒先パイプとそれらの間に位置する全ての垂木パイプとの上に、垂木パイプ軸心方向に開閉自在となるよう覆いシートが添設されてなるものとしたことを特徴とするパイプハウス。 【請求項2】 ハウス平面形の四隅およびそれらの間の適宜間隔置き要所に立設した複数本の支柱パイプと、それらの中の前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプ上端相互を連結、固定する前後一対の軒桁パイプとを少なくとも有しており、それら前後一対の軒桁パイプよりも上位であって、ハウス平面形の左右妻側間に渡って棟パイプを配した上、該棟パイプ上から前後各軒桁パイプ上に向けて直線状または上向き彎曲状となる垂木パイプの複数本を、左右妻側間に所定間隔置きに配置、固定し、それら垂木パイプの各先端側を、対応する軒桁パイプよりも下位側に所定長さ分だけ延伸、形成すると共に、それら前後軒桁パイプから突き出たそれら各垂木パイプ先端直近下に軒先パイプを夫々横設、固定してなる既存ハウス骨格から、前後軒先パイプだけを取り外し、それら各垂木パイプ先端直近上であって、平面配置上からそれら各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々付け替え、横設、固定してハウス骨格となし、該ハウス骨格における前後各軒先パイプとそれらの間に位置する全ての垂木パイプとの上に、垂木パイプ軸心方向に開閉自在となるよう覆いシートが添設されてなるものとしたことを特徴とするパイプハウス。 【請求項3】 ハウス平面形の四隅およびそれらの間の適宜間隔置き要所に立設した複数本の支柱パイプと、それらの中の前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプ上端相互を連結、固定する前後一対の軒桁パイプとを少なくとも有しており、それら前後一対の軒桁パイプよりも上位であって、ハウス平面形の左右妻側間に渡って棟パイプを配した上、該棟パイプ上から前後各軒桁パイプ上に向けて直線状または上向き彎曲状となる垂木パイプの複数本を、左右妻側間に所定間隔置きに配置、固定し、それら垂木パイプの各先端側を、対応する軒桁パイプよりも下位側に所定長さ分だけ延伸、形成すると共に、当該前後軒桁パイプから突き出たそれら各垂木パイプ先端直近上であって、平面配置上からそれら各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々横設、固定してハウス骨格とするか、既存ハウス骨格にあっては、当該ハウス骨格の前後軒桁パイプから突き出たそれら各垂木パイプ先端直近下に夫々横設、固定してある前後軒先パイプだけを取り外し、当該各垂木パイプ先端直近上であり、平面配置上からそれら各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々付け替え、横設、固定するようにしてハウス骨格とするかする一方、前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプの地上作業者の手の届く範囲の高さ位置に、左右妻側間に渡る少なくとも前後一対の胴差パイプを、軒先パイプに平行状に横設し、何れか一方の胴差パイプの当該各垂木パイプ間となる夫々適所にマイカ線基端を結着し、これとは反対側となる何れか他方の胴差パイプ近傍には、各軒先パイプ、軒桁パイプ、および棟パイプの上側を回って延伸された各マイカ線先端が、互いの平行状配置を確保するよう結着された錘棒を水平状に吊り下げ配置した上、各マイカ線を緊張させる際、該錘棒を下向き牽引して胴差パイプに束ねるよう連結可能とする複数の断面C字型のパイプ用連結操作金具を添設し、該ハウス骨格における前後各軒先パイプとそれらの間に位置する全ての垂木パイプとの上であって、しかも各マイカ線の下に、垂木パイプ軸心方向に開閉自在となるよう覆いシートが添設されてなるものとしたことを特徴とするパイプハウス。 【請求項4】 ハウス平面形の四隅およびそれらの間の適宜間隔置き要所に立設した複数本の支柱パイプと、それらの中の前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプ上端相互を連結、固定する前後一対の軒桁パイプとを少なくとも有しており、当該前後一対の軒桁パイプよりも上位であって、ハウス平面形の左右妻側間に渡って棟パイプを配した上、該棟パイプ上から前後各軒桁パイプ上に向けて直線状または上向き彎曲状となる垂木パイプの複数本を、左右妻側間に所定間隔置きに配置、固定し、それら垂木パイプの各先端側を、対応する軒桁パイプよりも下位側に所定長さ分だけ延伸、形成すると共に、当該前後軒桁パイプから突き出たそれら各垂木パイプ先端直近上であって、平面配置上からそれら各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々横設、固定してハウス骨格とするか、既存ハウス骨格にあっては、当該ハウス骨格の前後軒桁パイプから突き出たそれら各垂木パイプ先端直近下に夫々横設、固定してある前後軒先パイプだけを取り外し、当該各垂木パイプ先端直近上であって、平面配置上からそれら各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々付け替え、横設、固定するようにしてハウス骨格とするかする一方、これらハウス骨格の全ての垂木パイプに跨がり、同棟パイプに平行させた少なくとも1本の誘導バーを、地上からの移動操作自在機構に連繋して垂木パイプ軸心方向への進退移動自在になるよう配すると共に、当該誘導バーに覆いシート適所を仮着状とした上、ハウス骨格における前後各軒先パイプとそれらの間に位置する全ての垂木パイプとの上に、垂木パイプ軸心方向に開閉自在となるよう覆いシートが添設されてなるものとしたことを特徴とするパイプハウス。 【請求項5】 ハウス平面形の四隅およびそれらの間の適宜間隔置き要所に立設した複数本の支柱パイプと、それらの中の前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプ上端相互を連結、固定する前後一対の軒桁パイプとを少なくとも有しており、それら前後一対の軒桁パイプよりも上位であって、ハウス平面形の左右妻側間に渡って棟パイプを配した上、該棟パイプ上から前後各軒桁パイプ上に向けて直線状または上向き彎曲状となる垂木パイプの複数本を、左右妻側間に所定間隔置きに配置、固定し、それら垂木パイプの各先端側を、対応する軒桁パイプよりも下位側に所定長さ分だけ延伸、形成すると共に、当該前後軒桁パイプから突き出たそれら各垂木パイプ先端直近上であり、平面配置上からそれら各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々横設、固定してハウス骨格とするか、既存ハウス骨格にあっては、当該ハウス骨格の前後軒桁パイプから突き出たそれら各垂木パイプ先端直近下に夫々横設、固定してある前後軒先パイプだけを取り外し、それら各垂木パイプ先端直近上であって、平面配置上から当該各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々付け替え、横設、固定するようにしてハウス骨格とするかする一方、前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプの地上作業者の手の届く範囲の高さ位置に、左右妻側間に渡る少なくとも前後一対の胴差パイプを軒先パイプに平行状に横設し、何れか一方の胴差パイプの当該各垂木パイプ間となる夫々適所にマイカ線基端を結着し、これとは反対側となる何れか他方の胴差パイプ近傍には、各軒先パイプ、軒桁パイプ、および棟パイプの上側を回って延伸された各マイカ線先端が、互いの平行状配置を確保するよう結着された錘棒を水平状に吊り下げ配置した上、各マイカ線を緊張させる際、該錘棒を下向き牽引して胴差パイプに束ねるよう連結可能とする複数の断面C字型のパイプ用連結操作金具を添設し、当該ハウス骨格の各マイカ線下側に、全ての垂木パイプに跨がり、同棟パイプに平行させた少なくとも1本の誘導バーを、地上からの移動操作自在機構に連繋して垂木パイプ軸心方向への進退移動自在になるよう配すると共に、当該誘導バーに覆いシート適所を仮着状とした上、ハウス骨格における前後各軒先パイプとそれらの間に位置する全ての垂木パイプとの上であり、しかも各マイカ線下側に垂木パイプ軸心方向に開閉自在となるよう覆いシートが添設されてなるものとしたことを特徴とするパイプハウス。 【請求項6】 移動操作自在機構は、棟パイプの少なくとも両端寄りとなる2箇所に対し、上方外側から交叉状に巻き掛けられ、当該各垂木パイプと平行状に延伸、取り回しされ、前後一対の軒桁パイプの各外側から各軒桁パイプおよび棟パイプの下側を回り込む送り綱を、棟パイプに交叉する方向に正逆周回、移動自在に装着すると共に、各送り綱の前後軒桁パイプ間より上側となる適所に、ハウス骨格の全ての垂木パイプ上に摺動自在に跨がり、同棟パイプに平行するようにした覆いシート牽引用の誘導バーの少なくとも両端側適所を連結した上、各送り綱の中途、任意かあるいは特定かの何れか適所には、各軒桁パイプよりも下方であって、地上作業者の手の届く高さ範囲の適所に操作入力部を有し、該操作入力部からの駆動、制御を受けて各送り綱を周回移動自在に同期、操作可能とする送り駆動機構を設けてなるものとした、請求項1ないし5何れか一項記載のパイプハウス。 【請求項7】 移動操作自在機構は、棟パイプの少なくとも両端寄りとなる2箇所に対し、上方外側から交叉状に巻き掛けられ、当該各垂木パイプと平行状に延伸、取り回しされ、前後一対の軒桁パイプの各外側から各軒桁パイプおよび棟パイプの下側を回り込む無端状の送り綱を、棟パイプに交叉する方向に正逆周回、移動自在に装着すると共に、各送り綱の前後軒桁パイプ間より上側となる適所に、ハウス骨格の全ての垂木パイプ上に摺動自在に跨がり、同棟パイプに平行させた覆いシート牽引用の誘導バーの少なくとも両端側適所を連結した上、各送り綱の中途、任意適所には、各軒桁パイプよりも下方であって、地上作業者の手の届く高さ範囲の適所に操作入力部を有し、該操作入力部からの駆動、制御を受けて各送り綱を周回移動自在に同期、操作可能とする送り駆動機構を設けてなるものとした、請求項1ないし5何れか一項記載のパイプハウス。 【請求項8】 移動操作自在機構は、少なくとも左右妻側の2本の垂木パイプを、上側面に案内レールもしくは案内ラックを形成したガイド用垂木パイプとし、各ガイド用垂木パイプに、前後一対の軒桁パイプよりも下方であって、地上作業者の手の届く高さ範囲の適所に操作入力部を有し、該操作入力部からの駆動、制御を受けてガイド用垂木パイプ上の両端間を、前後一対の軒先パイプ付近まで正逆移動、自在に操作可能とする送り駆動機構を有した駆動駒を夫々設け、各駆動駒間には、棟パイプに交叉する正逆方向に移動自在に装着すると共に、ハウス骨格のその他の垂木パイプ上に摺動自在か、もしくは僅かに浮かせるかの何れかの状態に跨がり、同棟パイプに平行させた覆いシート牽引用の誘導バーの少なくとも両端側適所を結合してなるものとした、請求項1ないし5何れか一項記載のパイプハウス。 【請求項9】 ハウス平面形の四隅およびそれらの間の適宜間隔置き要所に立設した複数本の支柱パイプと、それらの中の前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプ上端相互を連結、固定する前後一対の軒桁パイプとを少なくとも有しており、それら前後一対の軒桁パイプよりも上位であって、ハウス平面形の左右妻側間に渡って棟パイプを配した上、該棟パイプ上から前後各軒桁パイプ上に向けて直線状または上向き彎曲状となる垂木パイプの複数本を、左右妻側間に所定間隔置きに配置、固定し、それら垂木パイプの各先端側を、対応する軒桁パイプよりも下位側に所定長さ分だけ延伸、形成してなるパイプハウスの複数棟を、互いの軒合側に連続させ、隣接箇所の支柱パイプを共有化して設置した連棟型パイプハウスであって、連棟前後桁行き方向最外側端に相当するパイプハウスの当該各垂木パイプの外側先端直近上であり、平面配置上からそれら各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々横設、固定してハウス骨格となすと共に、連棟最外側の各支柱パイプの各軒先パイプよりも下側であり、地上作業者の手の届く範囲には左右妻間に渡る胴差パイプを掛け渡して連結し、隣接する各パイプハウス垂木パイプ交叉部上に形成された谷部には左右妻間に延伸された排水樋を付設し、各排水樋上面適所に、左右妻間に渡る1または2本の結束パイプを固着し、これら各結束パイプには、各棟の夫々の谷部に対応するマイカ線の端部を結着したマイカ結着パイプを、複数の断面C字型のパイプ用結束金具を介してマイカ線の緊張、弛緩を可能とするよう着脱自在に連結し、連棟方向最外側となるパイプハウスの胴差パイプ近傍には、対応する各マイカ線端部を、互いの平行を確保するよう結着した錘棒を水平状に吊り下げ配置し、各マイカ線を緊張させる際、該錘棒を牽引して胴差パイプに束ねるよう連結可能とする複数のパイプ用連結操作金具を添設し、該ハウス骨格における前後各軒先パイプとそれらの間に位置する全ての垂木パイプとの上であって、しかも各マイカ線の下に、垂木パイプ軸心方向に開閉自在となるよう、適所を誘導バーに仮着した覆いシートが添設されてなるものとした、請求項1ないし8何れか一項記載のパイプハウスを利用した連棟型パイプハウス。 【請求項10】 ハウス平面形の四隅およびそれらの間の適宜間隔置き要所に立設した複数本の支柱パイプと、それらの中の前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプ上端相互を連結、固定する前後一対の軒桁パイプとを少なくとも有しており、それら前後一対の軒桁パイプよりも上位であって、ハウス平面形の左右妻側間に渡って棟パイプを配した上、該棟パイプ上から前後各軒桁パイプ上に向けて直線状または上向き彎曲状となる垂木パイプの複数本を、左右妻側間に所定間隔置きに配置、固定し、それら垂木パイプの各先端側を、対応する軒桁パイプよりも下位側に所定長さ分だけ延伸、形成してなるパイプハウスの複数棟を、互いの軒合側に連続させ、隣接箇所の支柱パイプを共有化して設置した連棟型パイプハウスであって、連棟前後桁行き方向最外側端に相当するパイプハウスの当該各垂木パイプの外側先端直近上であり、平面配置上からそれら各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々横設、固定してハウス骨格となすと共に、連棟最外側の各支柱パイプの、各軒端パイプよりも下側であり、地上作業者の手の届く範囲には、左右妻間に渡る胴差パイプを掛け渡して連結し、隣接する各パイプハウス垂木パイプ交叉部上に形成された谷部には左右妻間に延伸された排水樋を付設し、各排水樋上面適所に、左右妻間に渡って1または2列に適宜間隔を隔て並ぶ複数個の環状金具が固着され、これら環状金具には各棟の夫々の谷部に対応するマイカ線の端部を結着したマイカ結着パイプを接触させるように添わせ、断面L字型の複数のパイプ用掛止金具の先端部を各環状金具に挿し込み、鉤型を呈した同金具基端部をマイカ結着パイプに掛着させるよう介在させて、マイカ線の緊張、弛緩を可能とするよう着脱自在に掛着し、連棟方向最外側となるパイプハウスの胴差パイプ近傍には、対応する各マイカ線端部を、互いの平行を確保するよう結着した錘棒を水平状に吊り下げ配置し、各マイカ線を緊張させる際、該錘棒を牽引して胴差パイプに束ねるよう連結可能とする複数のパイプ用連結操作金具を添設し、該ハウス骨格における前後各軒先パイプとそれらの間に位置する全ての垂木パイプとの上であって、しかも各マイカ線の下に、垂木パイプ軸心方向に開閉自在となるよう、適所を誘導バーに仮着した覆いシートが添設されてなるものとした、請求項1ないし8何れか一項記載のパイプハウスを利用した連棟型パイプハウス。 【請求項11】 平行状に束ねられた2本のパイプ中途部適所間に跨って嵌着、可能な断面C字型バンド状の金具本体を有し、該金具本体の少なくとも何れか一端にパイプへの嵌着を案内、補助可能とすると共に、パイプへの嵌着および離脱操作を補助可能とするガイド型レバー片部を一体化、形成してなるものとした、請求項3記載のパイプハウス、または請求項8ないし10何れか一項記載の連棟型パイプハウスに利用するパイプ用連結操作金具。 【請求項12】 マイカ結着パイプを接触させるように添わせた環状金具に差し込み可能な先端部を有し、基端部が、その環状金具に添わせたマイカ結着パイプを、排水樋上面との間に掛止可能な断面L字型に折曲形成され、該先端部と基端部との間に、環状金具に係合可能な係合用段部を形成し、該係合用段部を境に先端部の幅が狭く、基端部の幅を広く設定されてなるものとした、請求項10記載の連棟型パイプハウスに利用するパイプ用掛止金具。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、パイプハウスに関連するあらゆる分野をその技術分野とするものであり、覆いシートの張設作業に不可欠とされる高所作業を軽減できるパイプハウスは勿論のこと、その製造および設置に必要となる設備、器具類を提供、販売する分野から、それら資材や機械装置、部品類に必要となる素材、例えば、木材、石材、各種繊維類、プラスチック、各種金属材料等を提供する分野、それらに組み込まれる電子部品やそれらを集積した制御関連機器の分野、各種計測器の分野、当該設備、器具を動かす動力機械の分野、そのエネルギーとなる電力やエネルギー源である電気、オイルの分野といった一般的に産業機械と総称されている分野、更には、それら設備、器具類を試験、研究したり、それらの展示、販売、輸出入に係わる分野、将又、それらの使用の結果やそれを造るための設備、器具類の運転に伴って発生するゴミ屑の回収、運搬等に係わる分野、それらゴミ屑を効率的に再利用するリサイクル分野などの外、現時点で想定できない新たな分野までと、関連しない技術分野はない程である。 【背景技術】 【0002】 (着目点) 我が国において生産される桜桃は、例年5月の中旬頃から7月の初旬頃までに果実肥大期を迎え、成熟した果実から順に収穫されることとなるが、丁度その頃に時期を同じくして梅雨期が訪れ、連日のように降雨をもたらすこととなり、こうした雨に晒された桜桃果実はその殆どが裂果となって著しい商品価値の低下を招いてしまうことから、近年の桜桃栽培には、果樹を覆うことのできる高所にアーチ型の屋根を形成し、その上にビニールシートを張設可能とする構成のパイプハウス、所謂、雨除けハウスの設置が不可欠となっている。 【0003】 したがって、梅雨期を迎える頃には、多くの桜桃農家が、パイプハウスの高所、屋根上に登ってビニールシートを引き上げ、張設するという困難な作業を行わなければならなくなる外、更に、桜桃に致命的な打撃を与える強風や椋鳥の襲来等への対策とするため、防風・防鳥ネットの張設等も限られた時間の中に迅速に行わなければならないというのが現状となっている。しかしながら、昨今の園芸農家にあっては、人手不足や若年層従事者の減少等により、かなり高齢者であっても、風の出ない早朝から一人で4ないし6m以上のパイプハウスに登り、長時間に渡って危険な作業をする必要があり、こした状況は、桜桃栽培に限ったことではなく、葡萄その他の果樹栽培用ハウスにあっても2m以上の高所作業となるものが相当あって、何れの場合にも転落するような事態ともなれば大怪我を免れることができず、正に命懸けの作業を続けなければならないという過酷な状況下に置かれてしまっている。 【0004】 (従来の技術) こうした状況を受け、その打開策となるような提案もこれまでに散見されない訳ではない。 例えば、特開2002−171843号公報掲載の「ビニールハウスの開閉装置」発明見られるもののように、ビニールハウスの天井を開閉自在に覆って屋根を構成するシートの外側にシートを押さえるバンドを屋根に渡って所定間隔に複数設け、バンドの一端を屋根の長手一端側に固着し他端を屋根の長手他端側に配設されたバンド巻き取りパイプに巻き取り自在に固着し、ウォーム及びウォームギヤを介して地上付近に達する長さのハンドルを有してバンド巻き取りパイプを回転させ、バンドの締め及び緩めを行うバンド緊緩装置を設け、バンドの横方向へのずれを抑制する拘束部材を屋根の最上部に設けた上、さらに屋根を構成するシートの開閉構造が、シートの一端を屋根の最上部に固着し他端を屋根の長手端部に配設したシート巻き取りパイプに巻き取り自在に固着し、屋根の前後両端に屋根より高い位置で屋根に沿ってレールを設け、同レールに沿ってモータでシート巻き取りパイプを回動するシート巻き取り装置を設け、シート巻き取り装置がレールを自走しながらシート巻き取りパイプを回転させてシートを巻き取るようにしたものとし、バンド緊緩装置のハンドルを回転させることにより、地上から容易にバンドの締め及び緩めを行うことができ、また、ウォーム及びウォームギヤを用いているため、ハンドルを操作しない以上回転することがなく、バンドを締めた後のロック機構として働くようにしたものがある。 【0005】 また、特開2002−78423号公報に開示された「ビニールハウスの手動開閉装置」発明のように、パイプ状構造体を骨組みとした蒲鉾型のビニールハウスにおいて、該ハウスの半円筒部分及び側壁を覆うビニールシートを棟に沿って半分に分け、両側の側壁部に該ビニールシートを巻き取るロールを設置すると共に、該ビニールシートの引き出し端部に取付けた引き出し用紐部材を巻き取るリールを夫々反対側の側壁部に設置したものとすることにより、ビニールハウスのビニールを多くの人手を要することなく、簡単に張り渡すことができると共に、必要に応じて天井部を手動で開閉することができるようにした装置となし、人件費と時間とを大幅に低減することができると共に、簡易型のビニールハウスでありながら、夏場の天井部の開閉が容易に実行できるようにした画期的なものと自負するもの。 【0006】 あるいは、特開平7−75453号公報の「農業用ビニールハウスにおけるビニールシートの開閉装置」発明のように、アーチ状に形成されたパイプ枠体を複数本並列し、この並列したパイプ枠体群に左右半分ずつを第1シート及び第2シートからなるビニールシートで覆い、第1シートの側端はハウス棟部に載置した可動軸に固定し、第2シートはハウス棟部に直接固定し、ハウス棟部に軸架された固定軸と可動軸とを連結紐で連結し、可動軸及び固定軸を選択的に回転することによってハウス棟部のビニールシートを開閉可能とし、第1シートが開閉する部分に伸縮性の少ない資材によるネット部材を設けたものとすることにより、可動軸及び固定軸の夫々に地上付近に達する無端状チェーンを巻き掛けたチェンスプロケットを軸着し、地上からの操作によって動軸を回転させると、ビニールシートが開放されてネット部材を通じて通気可能となり、固定軸を回転させるとビニールシートを閉鎖することができ、ビニールシートとネット部材の重ね張りの不便さと強風下のシート取付作業等の高所作業を不要とし、安全且つ簡便なものとすることができるようにしたもの等がそれらに相当する。 【0007】 しかし、前者の「ビニールハウスの開閉装置」発明は、ビニールハウス内を通気する際、バンドを緩めておいてシート巻き取り装置のモータに電気を流すと、出力軸を回転させ、ウォームギヤによって動力が駆動軸に伝達され、動力が伝達された駆動軸は、その末端に連結したシート巻き取りパイプを回転させてシートを巻き取ると共に、シートに引っ張られながらレールを上方に向って自走するようにしてあり、ビニールシートに開閉装置の重量が加わってしまい、複数年に渡って利用するビニールシートに不要な負担を掛けることとなり、経年劣化したビニールシートは、度重なる開閉操作によって破損してしまう虞れが懸念されるものであった。 【0008】 また、次に示した「ビニールハウスの手動開閉装置」発明にあっては、ビニールハウスの棟方向に直交する桁行き方向両側の地上付近夫々に、ビニールシート巻き取り用、ならびにハウス反対側半分のビニールシートを引き上げ可能とする引き出し用の各紐部材、巻き取り用の各手動リールを設けたものとしており、開閉操作の夫々においてビニールハウスの桁行き方向両端間を行き来しながら、両側のリール操作を行わなければならない不都合を伴って作業性が悪く、少人数では天候の急激な変化に迅速に対応できないという欠点を有するものであった。 【0009】 更に、後者の「農業用ビニールハウスにおけるビニールシートの開閉装置」発明は、ビニールシートの開放操作と閉鎖操作との夫々に独立したチェンスプロケットを設けたものとなっており、部品点数の増加に加え、操作性が煩雑で誤操作を招き易く、円滑に開閉操作するには十分な慣れを要するものとなってしまっており、改良の余地が残されているといわざるを得ないものでしかなかった。 【特許文献1】(1)特開2002−171843号公報 (2)特開2002−78423号公報 (3)特開平7−75453号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0010】 (問題意識) 上述したとおり、従前までに提案のある「ビニールハウスの開閉装置」は、ビニールシートを巻き取りながら開閉装置が引き摺られて上昇するものとなっているため、ビニールシートに負担を強いるものとなっていて好ましくないという欠点を持ち、また、「ビニールハウスの手動開閉装置」は、地上付近で手動リールを操作するものとしているが、ビニールハウスの桁行き側の両端夫々に配されたリールを操作しなければならず、作業効率が悪く、迅速な開閉が困難であるという欠点を有し、後者の「農業用ビニールハウスにおけるビニールシートの開閉装置」は、開放操作用および閉鎖操作用のチェンスプロケットが夫々個別に用意されているため、誤操作し易く、正確且つ迅速に開閉するには慣れを要するという欠点が有り、何れのビニールシートの開閉装置にも未だ解決されていない課題が残されており、実用には到底耐え得ないものと考え、それらに代わる有効な対策が急がれる。 【0011】 (発明の目的) そこで、この発明は、地上の少人数の作業者によって安全且つ簡便に開閉操作、可能であり、覆いシートに不要な負担を掛けず、誤操作を招くことなく正確且つ迅速に開閉できる新規なパイプハウスの開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造のパイプハウス、およびそれを利用した新規な構造の連棟型パイプハウス、ならびにそれらに利用する新規な構造のパイプ用連結操作金具あるいは新規な構造のパイプ用掛止金具を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。 【課題を解決するための手段】 【0012】 (発明の構成) 図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明のパイプハウスは、基本的に次のような構成から成り立っている。 即ち、ハウス平面形の四隅およびそれらの間の適宜間隔置き要所に立設した複数本の支柱パイプと、それらの中の前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプ上端相互を連結、固定する前後一対の軒桁パイプとを少なくとも有しており、それら前後一対の軒桁パイプよりも上位であって、ハウス平面形の左右妻側間に渡って棟パイプを配した上、該棟パイプ上から前後各軒桁パイプ上に向けて直線状または上向き彎曲状となる垂木パイプの複数本を、左右妻側間に所定間隔置きに配置、固定し、それら垂木パイプの各先端側を、対応する軒桁パイプよりも下位側に所定長さ分だけ延伸、形成すると共に、それら前後軒桁パイプから突き出た当該各垂木パイプ先端直近上であって、平面配置上から当該各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々横設、固定してハウス骨格となし、該ハウス骨格における前後各軒先パイプとそれらの間に位置する全ての垂木パイプとの上に、垂木パイプ軸心方向に開閉自在となるよう覆いシートが添設されてなるものとした構成を要旨とするパイプハウスである。 【0013】 この基本的な構成からなるパイプハウスを、表現を変えて示すと、ハウス平面形の四隅およびそれらの間の適宜間隔置き要所に立設した複数本の支柱パイプと、それらの中の前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプ上端相互を連結、固定する前後一対の軒桁パイプとを少なくとも有しており、それら前後一対の軒桁パイプよりも上位であって、ハウス平面形の左右妻側間に渡って棟パイプを配した上、該棟パイプ上から前後各軒桁パイプ上に向けて直線状または上向き彎曲状となる垂木パイプの複数本を、左右妻側間に所定間隔置きに配置、固定し、それら垂木パイプの各先端側を、対応する軒桁パイプよりも下位側に所定長さ分だけ延伸、形成すると共に、それら前後軒桁パイプから突き出た当該各垂木パイプ先端直近下に軒先パイプを夫々横設、固定してなる既存ハウス骨格から、前後軒先パイプだけを取り外し、当該各垂木パイプ先端直近上であって、平面配置上から当該各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々付け替え、横設、固定してハウス骨格となし、該ハウス骨格における前後各軒先パイプとそれらの間に位置する全ての垂木パイプとの上に、垂木パイプ軸心方向に開閉自在となるよう覆いシートが添設されてなるものとした構成からなるパイプハウスとなる。 【0014】 より具体的なものとして示すと、ハウス平面形の四隅およびそれらの間の適宜間隔置き要所に立設した複数本の支柱パイプと、それらの中の前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプ上端相互を連結、固定する前後一対の軒桁パイプとを少なくとも有しており、それら前後一対の軒桁パイプよりも上位であって、ハウス平面形の左右妻側間に渡って棟パイプを配した上、該棟パイプ上から前後各軒桁パイプ上に向けて直線状または上向き彎曲状となる垂木パイプの複数本を、左右妻側間に所定間隔置きに配置、固定し、それら垂木パイプの各先端側を、対応する軒桁パイプよりも下位側に所定長さ分だけ延伸、形成すると共に、それら前後軒桁パイプから突き出た当該各垂木パイプ先端直近上であって、平面配置上から当該各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々横設、固定してハウス骨格とするか、既存ハウス骨格にあっては、当該ハウス骨格の前後軒桁パイプから突き出た当該各垂木パイプ先端直近下に夫々横設、固定してある前後軒先パイプだけを取り外し、当該各垂木パイプ先端直近上であり、平面配置上から当該各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々付け替え、横設、固定するようにしてハウス骨格とするかする一方、前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプの地上作業者の手の届く範囲の高さ位置に、左右妻側間に渡る少なくとも前後一対の胴差パイプを、軒先パイプに平行状に横設し、何れか一方の胴差パイプの当該各垂木パイプ間となる夫々適所にマイカ線基端を結着し、これとは反対側となる何れか他方の胴差パイプ近傍には、各軒先パイプ、軒桁パイプ、および棟パイプの上側を回って延伸された各マイカ線先端が、互いの平行状配置を確保するよう結着された錘棒を水平状に吊り下げ配置した上、各マイカ線を緊張させる際に、該錘棒を下向き牽引して胴差パイプに束ねるよう連結可能とする複数の断面C字型のパイプ用連結操作金具を添設し、該ハウス骨格における前後各軒先パイプとそれらの間に位置する全ての垂木パイプとの上であって、しかも各マイカ線の下に、垂木パイプ軸心方向に開閉自在となるよう覆いシートが添設されてなるものとしたパイプハウスとなる。 【0015】 さらに別の表現で示すと、ハウス平面形の四隅およびそれらの間の適宜間隔置き要所に立設した複数本の支柱パイプと、それらの中の前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプ上端相互を連結、固定する前後一対の軒桁パイプとを少なくとも有しており、それら前後一対の軒桁パイプよりも上位であって、ハウス平面形の左右妻側間に渡って棟パイプを配した上、該棟パイプ上から前後各軒桁パイプ上に向けて直線状または上向き彎曲状となる垂木パイプの複数本を、左右妻側間に所定間隔置きに配置、固定し、それら垂木パイプの各先端側を、対応する軒桁パイプよりも下位側に所定長さ分だけ延伸、形成すると共に、それら前後軒桁パイプから突き出た当該各垂木パイプ先端直近上であって、平面配置上から当該各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々横設、固定してハウス骨格とするか、既存ハウス骨格にあっては、当該ハウス骨格の前後軒桁パイプから突き出た当該各垂木パイプ先端直近下に夫々横設、固定してある前後軒先パイプだけを取り外し、当該各垂木パイプ先端直近上であって、平面配置上から当該各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々付け替え、横設、固定するようにしてハウス骨格とするかする一方、これらハウス骨格の全ての垂木パイプに跨がり、同棟パイプに平行させた少なくとも1本の誘導バーを、地上からの移動操作自在機構に連繋して垂木パイプ軸心方向への進退移動自在になるよう配すると共に、当該誘導バーに覆いシート適所を仮着状とした上、ハウス骨格における前後各軒先パイプとそれらの間に位置する全ての垂木パイプとの上に、垂木パイプ軸心方向に開閉自在となるよう覆いシートが添設されてなるものとしたパイプハウスということが可能である。 【0016】 さらに具体的には、ハウス平面形の四隅およびそれらの間の適宜間隔置き要所に立設した複数本の支柱パイプと、それらの中の前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプ上端相互を連結、固定する前後一対の軒桁パイプとを少なくとも有しており、それら前後一対の軒桁パイプよりも上位であって、ハウス平面形の左右妻側間に渡って棟パイプを配した上、該棟パイプ上から前後各軒桁パイプ上に向けて直線状または上向き彎曲状となる垂木パイプの複数本を、左右妻側間に所定間隔置きに配置、固定し、それら垂木パイプの各先端側を、対応する軒桁パイプよりも下位側に所定長さ分だけ延伸、形成すると共に、それら前後軒桁パイプから突き出た当該各垂木パイプ先端直近上であり、平面配置上から当該各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々横設、固定してハウス骨格とするか、既存ハウス骨格にあっては、当該ハウス骨格の前後軒桁パイプから突き出た当該各垂木パイプ先端直近下に夫々横設、固定してある前後軒先パイプだけを取り外し、当該各垂木パイプ先端直近上であって、平面配置上から当該各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々付け替え、横設、固定するようにしてハウス骨格とするかする一方、前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプの地上作業者の手の届く範囲の高さ位置に、左右妻側間に渡る少なくとも前後一対の胴差パイプを、軒先パイプに平行状に横設し、何れか一方の胴差パイプの当該各垂木パイプ間となる夫々適所にマイカ線基端を結着し、これとは反対側となる何れか他方の胴差パイプ近傍には、各軒先パイプ、軒桁パイプ、および棟パイプの上側を回って延伸された各マイカ線先端が、互いの平行状配置を確保するよう結着された錘棒を水平状に吊り下げ配置した上、各マイカ線を緊張させる際に、該錘棒を下向き牽引して胴差パイプに束ねるよう連結可能とする複数の断面C字型のパイプ用連結操作金具を添設し、当該ハウス骨格の各マイカ線下側に、全ての垂木パイプに跨がり、同棟パイプに平行させた少なくとも1本の誘導バーを、地上からの移動操作自在機構に連繋して垂木パイプ軸心方向への進退移動自在になるよう配すると共に、当該誘導バーに覆いシート適所を仮着状とした上、ハウス骨格における前後各軒先パイプとそれらの間に位置する全ての垂木パイプとの上であり、しかも各マイカ線下側に垂木パイプ軸心方向に開閉自在となるよう覆いシートが添設されてなるものとしたパイプハウスとすることができる。 【0017】 (関連する発明1) この発明には、当該パイプハウスの基本的構成を利用した連棟型パイプハウスも含まれており、その構成は、基本的に以下のとおりである。 即ち、ハウス平面形の四隅およびそれらの間の適宜間隔置き要所に立設した複数本の支柱パイプと、それらの中の前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプ上端相互を連結、固定する前後一対の軒桁パイプとを少なくとも有しており、それら前後一対の軒桁パイプよりも上位であって、ハウス平面形の左右妻側間に渡って棟パイプを配した上、該棟パイプ上から前後各軒桁パイプ上に向けて直線状または上向き彎曲状となる垂木パイプの複数本を、左右妻側間に所定間隔置きに配置、固定し、それら垂木パイプの各先端側を、対応する軒桁パイプよりも下位側に所定長さ分だけ延伸、形成してなるパイプハウスの複数棟を、互いの軒合側に連続させ、隣接箇所の支柱パイプを共有化して設置した連棟型パイプハウスであって、連棟前後桁行き方向最外側端に相当するパイプハウスの当該各垂木パイプの外側先端直近上であり、平面配置上から当該各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々横設、固定してハウス骨格となすと共に、連棟最外側の各支柱パイプの、各軒先パイプよりも下側であり、地上作業者の手の届く範囲には、左右妻間に渡る胴差パイプを掛け渡し連結し、隣接する各パイプハウス垂木パイプ交叉部上に形成された谷部には、左右妻間に延伸された排水樋を付設し、各排水樋上面適所に、左右妻間に渡る1または2本の結束パイプを固着し、これら各結束パイプには、各棟の夫々の谷部に対応するマイカ線の端部を結着したマイカ結着パイプを、複数の断面C字型のパイプ用結束金具を介してマイカ線の緊張、弛緩を可能とするよう着脱自在に連結し、連棟方向最外側となるパイプハウスの胴差パイプ近傍には、対応する各マイカ線端部を、互いの平行を確保するよう結着した錘棒を水平状に吊り下げ配置し、各マイカ線を緊張させる際に、該錘棒を牽引して胴差パイプに束ねるよう連結可能とする複数のパイプ用連結操作金具を添設し、該ハウス骨格における前後各軒先パイプとそれらの間に位置する全ての垂木パイプとの上であって、しかも各マイカ線の下に、垂木パイプ軸心方向に開閉自在となるよう、適所を誘導バーに仮着した覆いシートが添設されてなるものとした、前記この発明の基礎を成すパイプハウスを利用した連棟型パイプハウスである。 【0018】 これを換言すれば、ハウス平面形の四隅およびそれらの間の適宜間隔置き要所に立設した複数本の支柱パイプと、それらの中の前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプ上端相互を連結、固定する前後一対の軒桁パイプとを少なくとも有しており、それら前後一対の軒桁パイプよりも上位であって、ハウス平面形の左右妻側間に渡って棟パイプを配した上、該棟パイプ上から前後各軒桁パイプ上に向けて直線状または上向き彎曲状となる垂木パイプの複数本を、左右妻側間に所定間隔置きに配置、固定し、それら垂木パイプの各先端側を、対応する軒桁パイプよりも下位側に所定長さ分だけ延伸、形成してなるパイプハウスの複数棟を、互いの軒合側に連続させ、隣接箇所の支柱パイプを共有化して設置した連棟型パイプハウスであって、連棟前後桁行き方向最外側端に相当するパイプハウスの当該各垂木パイプの外側先端直近上であり、平面配置上から当該各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々横設、固定してハウス骨格となすと共に、連棟最外側の各支柱パイプの、各軒端パイプよりも下側であり、地上作業者の手の届く範囲には、左右妻間に渡る胴差パイプを掛け渡し連結し、隣接する各パイプハウス垂木パイプ交叉部上に形成された谷部には、左右妻間に延伸された排水樋を付設し、各排水樋上面適所に、左右妻間に渡り、1または2列に適宜間隔を隔て並ぶ複数個の環状金具が固着され、これら環状金具には夫々、各棟の夫々の谷部に対応するマイカ線の端部を結着したマイカ結着パイプを、接触させるように添わせ、断面L字型の複数のパイプ用掛止金具の先端部を各環状金具に挿し込み、鉤型を呈した同金具基端部をマイカ結着パイプに掛着させるよう介在させて、マイカ線の緊張、弛緩を可能とするよう着脱自在に掛着し、連棟方向最外側となるパイプハウスの胴差パイプ近傍には、対応する各マイカ線端部を、互いの平行を確保するよう結着した錘棒を水平状に吊り下げ配置し、各マイカ線を緊張させる際に、該錘棒を牽引して胴差パイプに束ねるよう連結可能とする複数のパイプ用連結操作金具を添設し、該ハウス骨格における前後各軒先パイプとそれらの間に位置する全ての垂木パイプとの上であって、しかも各マイカ線の下に、垂木パイプ軸心方向に開閉自在となるよう、適所を誘導バーに仮着した覆いシートが添設されてなるものとしてなる、前記何れか記載のパイプハウスを利用した連棟型パイプハウスとなる。 【0019】 (関連する発明2) 前記パイプハウスおよびそれを利用した連棟型パイプハウスに関連し、この発明には、それらに利用するパイプ用連結操作金具あるいはパイプ用係止金具を包含しており、それらの構成は、基本的に以下のとおりである。 即ち、平行状に束ねられた2本のパイプ中途部適所間に跨り嵌着、可能な断面C字型バンド状の金具本体を有し、該金具本体の少なくとも何れか一端にパイプへの嵌着を案内、補助可能とすると共に、パイプへの嵌着および離脱操作を補助可能とするガイド型レバー片部を一体化形成してなるものとした、前記までのこの発明のパイプハウスか、連棟型パイプハウスに利用することとなるパイプ用連結操作金具である。 【0020】 また、マイカ結着パイプを接触させるように添わせた環状金具に差し込み可能な先端部を有し、基端部が、その環状金具に添わせたマイカ結着パイプを、排水樋上面との間に掛止可能な断面L字型に折曲形成され、該先端部と基端部との間に、環状金具に係合可能な係合用段部を形成し、該係合用段部を境に先端部の幅が狭く、基端部の幅を広く設定してなるものとした、この発明が包含する連棟型パイプハウスに利用するようにしたパイプ用掛止金具である。 【発明の効果】 【0021】 以上のとおり、この発明のパイプハウスによれば、軒先パイプを、各垂木パイプ先端直近上であって平面配置上から各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に横設、固定したハウス骨格とし、パイプハウスの前後軒先外側の何れか一方から、各垂木パイプ上を通じて前後軒先外側の何れか他方に向けて覆いシートの適所を、適宜手段によって牽引操作する際に、各垂木パイプ先端よりも外側に配された軒先パイプが、覆いシートを円滑に案内し、各垂木パイプ先端に覆いシートが引っ掛かり、張設作業の障害となってしまうのを確実に防止できるものとなり、従前までの軒先パイプが各垂木パイプ先端の内側に横設、固定されてなるパイプハウスであれば、覆いシートが垂木パイプ先端に引っ掛かって引き上げ出来なくなったり、あるいは傷付けてしまったりする虞があるため、作業者自らがパイプハウスの屋根に登り、高所から地上の覆いシートを引き上げるという危険な作業をせざるを得なかったが、仮令1ないし2人の少人数で、しかも殆ど高所作業を行わずに、地上から安全且つ簡便に覆いシートの被着および開放、取り外し操作を実施することができるようになるという秀れた特徴が得られるものである。 【0022】 しかも、この発明のパイプハウスは、新設のものは勿論のこと、既存のパイプハウスであっても、複数本の垂木パイプの先端に軒先パイプが横設、固定されたパイプハウスであれば、1ないし2人程度による比較的短時間の作業により、従前までに利用されてきた工具類を用いて簡便に実現化することが可能であり、経済的負担も要さず、覆いシートの被着作業を効率化できるという秀れた優位性を発揮するものとなり、さらに、パイプハウスの前後桁行き側下方に位置する複数本の支柱パイプであって、地上作業者の手が届く範囲の高さ位置に、左右妻側間に渡る既存もしくは新設の胴差パイプを、軒先パイプに平行状に横設したものとし、何れか一方の胴差パイプに複数本のマイカ線基端を結着し、前後各軒先パイプ、前後各軒桁パイプ、棟パイプの上側を回り込ませたマイカ線先端を、前後桁行き側何れか他方の胴差パイプに近接させた錘棒に水平状の姿勢に吊り下がるよう結着し、地上の作業者が該錘棒を下向きに牽引し、各マイカ線を緊張させ、対応する胴差パイプに平行状に束ねるよう複数のパイプ用連結操作金具を用いて仮留めし、覆いシートの張設や取り外しの際に、各パイプ用連結操作金具の着脱操作によって複数本のマイカ線を、迅速且つ簡便に緊張または弛緩操作することができ、覆いシートの開閉操作を格段に効率化することができるものとなる。 【0023】 そして、パイプハウスの全ての垂木パイプに跨り、同棟パイプに平行させた少なくとも1本の誘導バーを、地上からの移動操作自在機構に連結して垂木パイプ軸心方向への進退移動自在になるよう配すると共に、当該誘導バーに覆いシート適所を仮着状とした上、ハウス骨格における前後各軒先パイプとそれらの間に位置する全ての垂木パイプとの上に、垂木パイプ軸心方向に開閉自在となるよう覆いシートが添設されてなるものとし、地上の1ないし2人程度の少人数によって安全且つ迅速な覆いシートの張設、開閉操作を実現、可能とすることができる。 【0024】 その移動操作自在機構を、棟パイプに対して上方外側から交叉状に巻き掛けられ、当該各垂木パイプと平行状に延伸、取り回しされ、前後一対の軒桁パイプの各外側から各軒桁パイプおよび棟パイプの下側を回り込ませた送り綱を、棟パイプに交叉する方向に正逆周回、移動自在に装着すると共に、各送り綱の前後軒桁パイプ間より上側となる適所に誘導バーを連結し、各送り綱の中途、任意かあるいは特定かの何れか適所に地上作業者の手の届く高さ範囲の適所に操作入力部を有し、該操作入力部からの駆動、制御を受けて各送り綱を周回移動自在に同期、操作可能とする送り駆動機構を設けたものとし、1ないし2人程度の少人数の地上作業者が、操作入力部を介して送り駆動機構を同期、駆動させ、パイプハウス上の高所に配置された誘導バーを前後桁行き方向に進退自在に操作することができるものとなるという利点がある。 【0025】 また、移動操作自在機構における送り綱を無端状のものとすることによっても、同様にパイプハウス上の高所に配置された誘導バーを前後桁行き方向に進退自在に操作することが可能となり、地上からの安全な操作を実現し得るものとし、さらに、当該移動操作自在機構として、少なくとも左右妻側の2本の垂木パイプを、上側面に案内レールもしくは案内ラックを形成したガイド用垂木パイプとし、各ガイド用垂木パイプに、前後一対の軒桁パイプよりも下方であって地上作業者の手の届く高さ範囲の適所に操作入力部を有し、該操作入力部からの駆動、制御を受けてガイド用垂木パイプ上の両端間を、前後一対の軒先パイプ付近まで正逆移動自在に操作可能とする送り駆動機構を有するようにした駆動駒を夫々設け、各駆動駒間には、棟パイプに交叉する正逆方向に移動自在に装着すると共に、ハウス骨格のその他の垂木パイプ上に摺動自在かもしくは僅かに浮かせるかの何れかの状態に跨がり、同棟パイプに平行させた覆いシート牽引用の誘導バーの少なくとも両端側適所を結合したものとしてあり、正逆移動用に個別の送り綱を用いた場合よりも安定した牽引、駆動力を発揮できるものとなり、より確実な操作性を確保できるという効果が得られる。 【0026】 一方、この発明に包含される連棟型パイプハウスによれば、互いの桁行き方向、軒合側に複数のパイプハウスを連続させ、隣接箇所の支柱パイプを共有化させた連棟型パイプハウスの、隣接する各パイプハウス垂木パイプ交叉部上に形成された谷部に、左右妻間に延伸する排水樋を付設し、各排水樋上面適所に、左右妻間に渡る1または2本の結束パイプを固着し、これら各結束パイプに、各棟の夫々の谷部に対応するマイカ線の端部を結着したマイカ結着パイプを、複数の断面C字型のパイプ用結束金具を介してマイカ線の緊張、弛緩を可能とするよう着脱自在に連結し、連棟前後桁行き方向最外側端に相当するパイプハウスの当該各垂木パイプの外側先端直近上であり、平面配置上から当該各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプを夫々横設、固定してハウス骨格となすと共に、連棟最外側の各支柱パイプの、各軒先パイプよりも下側であり、地上作業者の手の届く範囲には、左右妻間に渡る胴差パイプを掛け渡して連結し、胴差パイプ近傍には、対応する各マイカ線端部を、互いの平行を確保するよう結着した錘棒を水平状に吊り下げ配置し、各マイカ線を緊張させる際、該錘棒を牽引して胴差パイプに束ねるよう連結可能とする複数のパイプ用連結操作金具を添設し、該ハウス骨格における前後各軒先パイプとそれらの間に位置する全ての垂木パイプとの上であって、しかも各マイカ線の下に、垂木パイプ軸心方向に開閉自在となるよう、適所を誘導バーに仮着した覆いシートが添設されてなるものとし、少なくとも桁行き方向最外側に配された2棟のパイプハウスに関しては、パイプハウス上に登っての覆いシート張り作業が一切不要となり、また、中央側の各棟のパイプハウスも、マイカ線の緊張および弛緩作業の際、比較的短時間の間だけパイプハウス上に登り、各パイプ用結束金具の着脱を行わなければならないものの、従前までのような長時間に渡る危険な高所作業を回避できることとなる。 【0027】 また、連棟型パイプハウスの各排水樋上面適所に、左右妻間に渡り、1または2列に適宜間隔を隔て並ぶ複数個の環状金具が固着され、これら環状金具には、各棟の夫々の谷部に対応するマイカ線の端部を結着したマイカ結着パイプを接触させるように添わせ、断面L字型の複数のパイプ用掛止金具の先端部を各環状金具に挿し込み、鉤型を呈した同金具基端部をマイカ結着パイプに掛着させるよう介在させて、マイカ線の緊張、弛緩を可能とするよう着脱自在に掛着したものとしてあり、桁行き方向最外側の2棟を除く中央側の各棟のパイプハウスにおけるマイカ線の緊張および弛緩作業を、より短時間且つ簡便に行うことができるようになり、1ないし2人程度の少人数であっても、従来に比較して覆いシートの張設、開閉および撤去作業に要する時間と手間とを大幅に効率化し、安全なものにするという秀れた特徴を得ることができる。 【0028】 パイプ用連結操作金具が、平行状に束ねられた2本のパイプ中途部適所間に跨り嵌着、可能な断面C字型バンド状の金具本体を有し、該金具本体の少なくとも何れか一端にパイプへの嵌着を案内、補助可能とすると共に、パイプへの嵌着および離脱操作を補助可能とするガイド型レバー片部を一体化形成したものに設定された連棟型パイプハウスは、地上の作業者が、複数本のマイカ線を一遍に牽引、緊張させた錘棒を胴差パイプに添わせ、当該複数個のパイプ用連結操作金具によって結束状に仮固定する際、各ガイド型レバー片部をレバー状に操作して軽快に着脱操作することができるようになる上、嵌着するときには、各ガイド型レバー片部が胴差パイプもしくは錘棒の何れか当接するものを案内して簡便に嵌着させることができ、迅速な作業を実現可能にするという実益が得られこととなる。 【0029】 パイプ用掛止金具が、マイカ結着パイプを接触させるように添わせた環状金具に差し込み可能な先端部を有し、基端部が、その環状金具に添わせたマイカ結着パイプを、排水樋上面との間に掛止可能な断面L字型に折曲形成され、該先端部と基端部との間に、環状金具に係合可能な係合用段部を形成し、該係合用段部を境に先端部の幅が狭く、基端部の幅を広く設定してなる連棟型パイプハウスでは、従前までの連棟型パイプハウスであれば、軒合谷部に設けられた排水樋上に左右妻側間に渡り固定されたマイカ結着パイプに対し、複数本のマイカ線を結着するか、あるいは、排水樋上に固定された1本または2本の結束パイプに対し、複数本のマイカ線を結着したマイカ結着パイプを添わせ、適宜複数個の連結金具を用いて着脱可能に仮固定するという比較的長時間を要する作業が必要であったものが、排水樋上に配列された環状金具にマイカ結着パイプを添わせ、各環状金具に当該各パイプ用掛止金具の先端部を挿し込み、ワンタッチで下向きL字状に折曲された基端部と雨樋上面との間にマイカ結着パイプを挾持状に仮固定することができ、高所におけるマイカ線の緊張および弛緩作業の所要時間を大幅に短縮させることができ、危険作業の頻度を格段に削減することができるという効果を奏するものとなる。 【0030】 さらに、平行状に束ねられた2本のパイプ中途部適所間に跨り嵌着、可能な断面C字型バンド状の金具本体を有し、該金具本体の少なくとも何れか一端にパイプへの嵌着を案内、補助可能とすると共に、パイプへの嵌着および離脱操作を補助可能とするガイド型レバー片部を一体化形成したパイプ用連結操作金具によれば、パイプハウスおよび連棟型パイプハウスの各パイプ部分にパイプ状もしくは棒状の部品を簡便且つ迅速に仮着、取り外しすることが可能となり、作業効率を大幅に改善することができる。 【0031】 また、マイカ結着パイプを接触させるように添わせた環状金具に差し込み可能な先端部を有し、基端部が、その環状金具に添わせたマイカ結着パイプを、排水樋上面との間に掛止可能な断面L字型に折曲形成され、該先端部と基端部との間に環状金具に係合可能な係合用段部を形成し、該係合用段部を境に先端部の幅が狭く、基端部の幅を広く設定してなるパイプ用掛止金具は、平面に立設された複数個の環状金具に添わせて仮固定する作業を簡単なものとし、取り外しも迅速に行うことができ、特に連棟型パイプハウスの軒合谷部に付設された排水樋上に配列された複数個の環状金具に対してマイカ結着パイプを仮固定するのに有効であり、高所におけるマイカ線の緊張および弛緩作業を短時間の中に終えられるという秀れた特徴を発揮するものである。 【発明を実施するための最良の形態】 【0032】 上記したとおりの構成からなるこの発明の実施に際し、その最良もしくは望ましい形態について説明を加えることにする。 支柱パイプは、パイプハウスもしくは連棟型パイプハウスの周壁面相当部分を形成可能とする骨格となり、他の骨格パイプと結合し、パイプハウスまたは連棟型パイプハウスの全体を支持、可能とする機能を果たすものであり、圃場とする目的のハウス平面形の仮想輪郭線上に沿って四隅およびそれらの間の適宜間隔置きの要所に立設され、棟パイプや軒桁パイプ等を、果樹やその他の農作物、あるいは収納物品等の高さ寸法よりも高い位置に支持可能とするよう寸法設定され、しかも安全な強度を確保できるものとしなければならず、支柱パイプを含む各パイプは、溶融亜鉛鍍金炭素鋼管、錫鍍金炭素鋼管、ニッケル鍍金炭素鋼管、クローム鍍金炭素鋼管、塩ビライニング鋼管、ポリ粉体ライニング鋼管、塗覆装鋼管、ポリ被覆鋼管、ステンレス鋼管、アルミニウム管、その他の金属製パイプとするのが望ましく、GFRP(ガラス繊維強化樹脂)やCFRP(炭素繊維強化樹脂)等の各種強化樹脂製パイプとすることが可能である。 【0033】 軒桁パイプは、ハウス骨格の前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプ上側の相互を連結、固定すると共に、棟パイプ上から前後各軒桁パイプ上に向けて直線状または上向き彎曲状となる複数本の垂木パイプの前後両端側の対応する適所夫々を、左右妻側間に所定間隔置きに配置、固定可能とする上、送り綱用の周回り中継機能あるいはスプロケット機能を果たし、さらに、覆いシートやマイカ線の張設用の中継支持パイプとしての機能等を果たすものであり、ハウス骨格の左右妻側間に渡り横設したものとしなければならず、各垂木パイプを下側から支持するように設けられたものとすべきである。 【0034】 棟パイプは、ハウス平面形の左右妻側夫々に並ぶ支柱パイプ中の何れか左右桁行き方向に対峙する一対の支柱パイプ上側、相互を連結、固定し、前後各軒桁パイプ上間に配された複数本の垂木パイプの前後両端間の適所を支持可能とする上、送り綱用の周回り中継機能あるいはスプロケット機能を果たし、さらに、覆いシートやマイカ線の張設用の中継支持機能等を果たすものであり、ハウス骨格の左右妻側間に渡り横設したものとしなければならず、各垂木パイプを下側から支持するように設けられたものとすべきであって、前後桁行き方向の配置を変更することにより、片屋根式、スリークォーター式、両屋根式、二重勾配式等のパイプハウスおよびそれらの連棟型パイプハウスとすること等が可能である。 【0035】 垂木パイプは、左右妻側間に配された棟パイプと前後一対の軒桁パイプとを連結、固定し、夫々が対応する軒桁パイプよりも下位側に延伸させた前後桁行き側両端側の直近上に、平面配置上から当該各垂木パイプの先端が隠れるよう規制、配置具合とした軒先パイプを下側から連結、支持可能とすると共に、パイプハウス上に張設される覆いシートの略全体に渡り、略均等配置となる適所の夫々を下側から支持可能とし、また、誘導バーを接触状に設けた場合には、該誘導バーを前後桁行き側間に摺動、周回移動可能とするよう下側から支持するものになるという機能を果たし、パイプハウスの形状に応じて直線状、上向き彎曲状、あるいは上向き折曲棒状等とすることが可能であり、複数本のパイプを接続したものとすることができる。 【0036】 軒先パイプは、単棟型パイプハウスの場合の各垂木パイプ両端、連棟型パイプハウス場合における前後桁行き側最外側となる各垂木パイプの最外側端を、左右妻側間に渡って連結すると共に、各垂木パイプの装着端部分を、張設作業の際にパイプハウス上に引き上げられる覆いシートから隠蔽し、不要な引っ掛かりによる作業障害を回避可能とする上、覆いシートやマイカ線張設用の中継支持機能を果たし、連結対象となる各垂木パイプ端直上であり、平面配置上から当該各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に横設、固定しなければならず、複数本のパイプを同心状に接続したものとすることができる。 【0037】 胴差パイプは、前後桁行き側の夫々に配された支柱パイプの上下中途適所を左右妻側間に渡って連結、固定すると共に、地上作業者の手が届く範囲の高さ位置にマイカ線を繋着可能とし、あるいはマイカ線を結着させた錘棒を結束状に連結、支持可能とするという機能を果たし、錘棒を結束状に連結するものにあっては、固定対象となる各支柱パイプの前後桁行き側外側に結着したものとするのが望ましく、複数本のパイプを同心棒状に連結したものとすることが可能である。 【0038】 覆いシートは、パイプハウスの各垂木パイプが配された屋根部分範囲の一部もしくは全体に渡って被着可能であって、防雨、防風、防雹、防霜、防雪、防虫、防鳥、防獣、保温、遮光、保湿等の様々な機能の少なくとも何れかを果たすものであり、有色、無色透明、反射膜を一部または全体に形成した物等の各種ビニールシートや化学繊維、天然繊維、または遮光、反射、防風、防虫、防鳥、防獣用等の各種ネット、不織布、および一部あるいは全体に、それら単独または組み合わせによる複層部分を有する物等とすることが可能である。 【0039】 マイカ線は、緊張状とすることによって覆いシートをパイプハウスに対して張設し、弛緩状とすることによって覆いシートの被着作業および取り外し作業あるいは開閉作業を行うことを可能とする機能を果たし、各垂木パイプ間に、各垂木パイプに平行状に配され、各々が左右桁行き側間に掛け渡されたものとすべきであり、単棟型パイプハウスにあっては、前後桁行き側の何れか一方の胴差パイプに対して各一端側を繋着し、前後軒先パイプ、前後軒桁パイプおよび棟パイプの各上側を周り込み、前後桁行き側の何れか他方の胴差パイプに各他端側を結着したものとすることが可能である外、後述する実施例にも示すように、各マイカ線の前後桁行き側の何れか他方端側を互いの平行配置を保つよう錘棒に結着し、該錘棒を胴差パイプに近接するよう垂れ下がり状配置とし、各マイカ線を緊張させる際、該錘棒を下向き牽引状に操作し、対応する胴差パイプに集合状に結束、仮固定したものとすることができ、また、連棟型パイプハウスの場合には、軒合部分谷部に配された排水樋上に固着したマイカ結着パイプに各マイカ線の対応する端部側を繋着したものとするか、あるいは排水樋上に固着された結束パイプに、近接配置させたマイカ結着パイプに各マイカ線の対応端部側を繋着し、該マイカ結着パイプを結束パイプに対して集合状に結束、仮固定して張設可能としたものとすることが可能であり、有色または無色のLDPE・HDPE複合ポリエチレンやモノフィラメント入りポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂製平バンドとし、さらに各種幅寸法に設定され、線芯入りのものとすること等が可能であり、出来る限り覆いシートに擦れ等の負担を掛けないよう平滑、且つ幅広に設定され、しかもパイプハウス内への採光を妨げない程度の幅もしくは透光性を有するものとするのが望ましい。 【0040】 錘棒は、端棟型のパイプハウスの前後桁行き側の何れか一側、または連棟型パイプハウスの軒合側最外側となる2棟のパイプハウス外側の桁行き側の夫々に垂れ下げられた各マイカ線の端部側を結着可能とし、一斉に牽引操作、および仮止め固定可能とする機能を果たし、少なくともパイプハウス桁行き方向の各マイカ線が配された範囲に渡り、結束の仮固定の対象となる胴差パイプに近接し、平行状に吊り下げ状配置とし、各マイカ線の他方端が前後桁行き方向他方の胴差パイプか、あるいは連棟型の排水樋付近に仮固定されている場合に、該当する胴差パイプに結束させた際、各マイカ線が緊張状となるよう長さ調節、設定されたものとしなければならず、複数本のパイプを同軸棒状に連結したものとすることが可能である。 【0041】 さらに、パイプ用連結操作金具は、平行状に集合された2本のパイプの外周に跨るよう嵌着することによって両パイプを結束状に仮固定可能とし、比較的簡便な操作によって離脱させることを可能とする機能を果たし、そのバンド状の金具本体を、平行状に集合された2本のパイプの外周に跨るよう嵌着可能な断面C字型のバンド状部品とし、両端間の開口が1本のハウス骨格用パイプ外径を容易に通過可能な程度の開口寸法に設定しなければならず、ガイド型レバー片部は、2本目のハウス骨格用パイプに嵌着する際に、パイプ外周壁に摺動状に接触、案内するものとなるよう、外側に向けて僅かに彎曲もしくは傾斜あるいは折曲されたものとすべきであり、2本のパイプから離脱させる際に、作業者が手指を掛けて当該ガイド型レバー片部とは反対側に嵌着されているパイプを中心に回動状にレバー操作できる程度の寸法、形状に設定されたものとするのが望ましい。 【0042】 移動操作自在機構は、ハウス骨格の各垂木パイプに跨がり、同棟パイプに平行させた少なくとも1本の誘導バーを、地上作業員の手の届く範囲からの操作、入力に応じて、各垂木パイプの軸心方向に正逆、移動制御可能とする機能を果たすものであり、1ないし2人程度の少人数であっても簡便に操作できるよう設定されたものとすべきであり、後述する実施例に示すように、棟パイプの少なくとも両端寄りとなる2箇所に対し、上方外側から交叉状に巻き掛けられ、当該各垂木パイプと平行状に延伸、取り回しされ、前後一対の軒桁パイプの各外側から各軒桁パイプおよび棟パイプの下側を回り込ませた送り綱を、棟パイプに交叉する方向に正逆周回、移動自在に装着すると共に、各送り綱の前後軒桁パイプ間より上側となる適所に、ハウス骨格の全ての垂木パイプ上に摺動自在に跨がり、同棟パイプに平行させた覆いシート牽引用の誘導バーの少なくとも両端側適所を連結した上、各送り綱の中途、任意かあるいは特定かの何れか適所には、各軒桁パイプよりも下方であって、地上作業者の手の届く高さ範囲の適所に操作入力部を有し、該操作入力部からの駆動、制御を受けて各送り綱を周回移動自在に同期、操作可能とする送り駆動機構を設けた構成からなるものとすることができる。 【0043】 また、移動操作自在機構は、棟パイプの少なくとも両端寄りとなる2箇所に対し、上方外側から交叉状に巻き掛けられ、当該各垂木パイプと平行状に延伸、取り回しされ、前後一対の軒桁パイプの各外側から各軒桁パイプおよび棟パイプの下側を回り込ませた無端状の送り綱を、棟パイプに交叉する方向に正逆周回、移動自在に装着すると共に、各送り綱の前後軒桁パイプ間より上側となる適所に、ハウス骨格の全ての垂木パイプ上に摺動自在に跨がり、同棟パイプに平行させた覆いシート牽引用の誘導バーの少なくとも両端側適所を連結した上、各送り綱の中途、任意適所には、各軒桁パイプよりも下方であって、地上作業者の手の届く高さ範囲の適所に操作入力部を有し、該操作入力部からの駆動、制御を受けて各送り綱を周回移動自在に同期、操作可能とする送り駆動機構を設けた構成からなるもとすることが可能である。 【0044】 さらにまた、移動操作自在機構は、少なくとも左右妻側の2本の垂木パイプを、上側面に案内レールもしくは案内ラックを形成したガイド用垂木パイプとし、各ガイド用垂木パイプに、前後一対の軒桁パイプよりも下方であって、地上作業者の手の届く高さ範囲の適所に操作入力部を有し、該操作入力部からの駆動、制御を受けてガイド用垂木パイプ上の両端間を、前後一対の軒先パイプ付近まで正逆移動自在に操作可能とする送り駆動機構を有した駆動駒を夫々設け、各駆動駒間には、棟パイプに交叉する正逆方向に、移動自在に装着すると共に、ハウス骨格のその他の垂木パイプ上に摺動自在か、もしくは僅かに浮かせるかの何れかの状態に跨がり、同棟パイプに平行させた覆いシート牽引用の誘導バーの少なくとも両端側適所を結合した構成からなるものとすることができる。 【0045】 誘導バーは、覆いシートの適所を仮着し、地上作業者からの遠隔的操作を受けて駆動される移動操作自在機構により、ハウス骨格の左右妻側間に渡り架設された複数本の垂木パイプの軸心方向に移動され、地上もしくは連棟型パイプハウスの軒合谷部にある覆いシートをパイプハウスの屋根上側まで上昇するよう牽引し、ハウス屋根の略全面に渡って張設および撤去、あるいは開閉操作可能とする機能を果たすものであり、覆いシートの牽引に耐えるに十分な強度を確保できる素材、寸法、形状のものとすべきであり、棟パイプに平行状の直線棒状のもの、あるいは送り綱の結着部に結着用のリングが設けられたもの、もしくは一方向にのみ覆いシートを牽引操作するものの場合には、送り綱の結着箇所を牽引方向に向けて折曲し、例えば2本の送り綱を結着するものにあっては、牽引方向を上方とすると、緩やかに折曲された概略V字状、U字状、M状等の折曲形状としたものとすることができ、複数本の棒部品同士を互いに接続、一体化したものとすることが可能である。 【0046】 送り綱は、複数本の垂木パイプの上側に配された誘導バーを同各垂木パイプの軸心方向に移動、制御自在とするよう、垂木パイプの軸心方向の正逆方向の夫々に牽引操作可能とすると共に、移動操作自在機構からの出力がないときには、誘導バーを移動不能に仮固定するという機能を果たし、覆いシートを仮付けした誘導バーを十分な強度を有して牽引操作、可能とするものとしなければならず、ロープ、綱、紐、バンド、チェーン、ワイヤーあるいはそれらの無端状物等、表現を変えて示すと天然繊維製、合成繊維製、金属製、あるいはそれらの複合物等様々な紐状物を利用することが可能であり、それらの素材や形状によって各中継支持用パイプの巻付き箇所にプーリーやズレ止め用鍔あるいはスプロケット等を設け、それに巻付きもしくは噛合したものとすることができる。 【0047】 操作入力部は、地上の作業者が、その手の届く範囲の高さ範囲から移動操作自在機構の送り駆動機構を自在に操作可能とする機能を果たすものであり、地上作業者の1ないし2人程度の操作、入力により、ハウス骨格上の覆いシートを仮着した誘導バーの牽引操作を可能となるようにすべきであり、より具体的には、後述する実施例にも示すように、地上作業者の手の届く範囲の左右妻側端に配置された左右一対の支柱パイプ中途部間に回転自在に横設された巻取りシャフトと、その巻取りシャフト両端に設けられた減速器および操作用のハンドルとからなるものや、あるいは誘導バーの両端側か中途複数適所に設けられ、案内レールもしくは案内ラックを設けたガイド用垂木パイプに噛合させた駆動駒と、各駆動駒の夫々に減速器を介して設けられ、地上からの操作を可能とするよう垂れ下げられた無端チェーンの上部を巻き掛けたスプロケットとからなるもの等とすることができる。 【0048】 送り駆動機構は、地上作業者が操作入力部を介して入力した操作力を受け、ハウス骨格上に配された誘導バーを、各垂木パイプの軸心方向の正逆何れか一方に選択的に牽引し、また、正逆何れか他方に切り換え牽引駆動可能とする機能を果たし、比較的重量の嵩む覆いシートを仮着けした誘導バーであっても、1ないし2人程度の地上作業者によって十分に上昇、牽引あるいは降下させることができる駆動力を発揮可能なものとすべきであり、後述する実施例に示すように、操作入力部の回転シャフトに誘導バーに一端を結着した送り綱の他端を結着したものや、あるいは誘導バーに中途適所を結着した送り綱の巻取りシャフトに対応する中途適所を巻き掛けたものとすること等が可能である外、ハウス骨格に配設したガイド用垂木パイプに噛合させた駆動駒に誘導バーを結合し、これに設けられた操作入力部を介して地上からの入力を受け、該駆動駒諸共、誘導バーを垂木パイプの軸心方向の正逆方向に夫々移動制御自在なものとすることができる。 【0049】 駆動駒は、操作入力部からの入力を受けて送り駆動機構の誘導バーを、各垂木パイプ軸心方向の正逆方向に、夫々駆動可能とする機能を果たし、ガイド用垂木パイプに形成された案内レールもしくは案内ラック等に噛合し、地上からの入力を受けて移動可能とする送り駆動機構を有するものとしなければならず、必要に応じて操作入力部からの入力を強化できる減速器を設けたものとすることが可能である。 【0050】 ガイド用垂木パイプは、併設された他の垂木パイプと同等の骨格強度部材としての機能を果たすと共に、誘導バーに連結した駆動駒を、他の垂木パイプ軸心方向の正、逆方向夫々に案内自在に支持するという機能を兼ね備え、比較的重い覆いシートを仮着した誘導バーを牽引する駆動駒を、十分な強度で支持可能な程度の強度を有するものとしなければならず、後述する実施例のように、上側面に沿って案内レールもしくは案内ラック等を設けたものとすべきである。 【0051】 連棟型パイプハウスの軒合谷部、排水樋に設けられた環状金具は、排水樋の上面に、左右妻側間に渡ってマイカ線用の結束パイプの複数適所を固定的に支持可能とする外、マイカ結着パイプを掛着可能とする、L字型断面状に形成したパイプ用掛止金具の先端部分を挿し通し、掛止可能とする機能を果たすものであり、その環状開口面をパイプハウスの左右妻側あるいは前後桁行き側の何れかに向けた姿勢に立設するか、もしくは垂直軸心周りに回転自在に立設したものかの何れか一方のものにすべきであり、後述する実施例に示すように、排水樋の中央あるいは適所に左右妻側間に渡り複数個を互いに適宜間隔を隔てて1列状に配列させたものとすることができる外、排水樋の前後桁行き側夫々に、左右妻側間に渡り複数個を互いに適宜間隔を隔てて2列以上の複列状に立設したものとすることができる。 【0052】 結束パイプは、排水樋上に左右妻側間に固定され、これに交叉する方向、つまり垂木パイプの軸心方向から延伸された複数のマイカ線端部を結着可能とし、あるいはマイカ線結着パイプを平行状に集合させ、適宜金具類を用いて仮付け固定可能とする機能を果たすものであり、複数本のマイカ線に働く牽引力に十分に耐える強度を有するものとしなければならず、後述する実施例に示すように、1列状に配された複数個の環状金具の各開口に挿し通されるようにして仮固定されたものとすることができる外、2列以上に配された複数個の環状金具の各開口夫々に、夫々1本ずつ2本以上を平行状に挿し通して仮固定したものとすることが可能であり、また、列をなして配列された複数個の各環状金具に添って配置させ、各環状金具の夫々に断面L字型のパイプ用掛止金具を挿し込み、着脱用に仮固定したものとすることができる。 【0053】 パイプ用連結操作金具は、平行状に集合させた2本のパイプ中途部同士を結束状に仮止め、結合可能とすると共に、その連結と離脱との操作を簡便且つ確実に行うことができるようにする機能を果たすものであり、平行状に束ねられた2本のパイプ中途部適所間に跨って嵌着可能な断面C字型バンド状の金具本体を有し、該金具本体の少なくとも何れか一端にパイプへの嵌着を案内、補助可能にすると共に、パイプへの嵌着および離脱操作を補助可能とするガイド型レバー片部を一体化、形成されたものとしなければならず、鍍金や樹脂被覆等の防錆処理が施されたバネ鋼やバネ用ステンレス鋼等の比較的弾性強度に秀れた金属製とするのが望ましいが、ポリカーボネートやABS、FRP等の高強度の合成樹脂製または複合材料製とすることも可能である。 【0054】 パイプ用掛止金具は、排水樋上の左右妻側間に適宜間隔を隔てて配された環状金具に添うよう配したマイカ線結着パイプあるいは結束パイプ等が着脱容易に仮固定可能とする機能を果たすものであり、後述する実施例にも示すように、マイカ結着パイプを接触させるように添わせた環状金具に差し込み可能な先端部を有し、基端部が、その環状金具に添わせたマイカ結着パイプを排水樋上面との間に掛止可能な断面L字型に折曲形成され、該先端部と基端部との間に、環状金具に係合可能な係合用段部を形成し、該係合用段部を境に先端部の幅が狭く、基端部の幅を広く設定されたものとすることができ、鍍金や樹脂被覆等の防錆処理が施された鋼やステンレス鋼等の比較的剛性強度に秀れた金属製とするのが望ましいが、ポリカーボネートやABS、FRP等の高強度の合成樹脂製または複合材料製とすることが可能である。 以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。 【実施例1】 【0055】 図1のパイプハウスの斜視図、図2のマイカ線を装着したパイプハウスの斜視図、図6のマイカ線緊張作業の側面図、および図7のパイプ用連結操作金具の斜視図中に示される事例は、ハウス平面形の四隅およびそれらの間の適宜間隔置き要所に立設した複数本の支柱パイプ21,21,……と、それらの中の前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプ21,21,……上端相互を連結、固定する前後一対の軒桁パイプ22,22とを少なくとも有しており、それら前後一対の軒桁パイプ22,22よりも上位であって、ハウス平面形の左右妻側間に渡って棟パイプ23を配した上、該棟パイプ23上から前後各軒桁パイプ22,22上に向けて直線状または上向き彎曲状となる垂木パイプ24,24,……の複数本を、左右妻側間に所定間隔置きに配置、固定し、それら垂木パイプ24,24,……の各先端側を、対応する軒桁パイプ22,22よりも下位側に所定長さ分だけ延伸、形成すると共に、それら前後軒桁パイプ22,22から突き出た当該各垂木パイプ24,24,……先端直近上であって、平面配置上から当該各垂木パイプ24,24,……先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプ25,25を夫々横設、固定してハウス骨格2とするか、既存ハウス骨格2にあっては、当該ハウス骨格2の前後軒桁パイプ22,22から突き出た当該各垂木パイプ24,24,……先端直近下に夫々横設、固定してある前後軒先パイプ25,25だけを取り外し、当該各垂木パイプ24,24,……先端直近上であって、平面配置上から当該各垂木パイプ24,24,……先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプ25,25を夫々付け替え、横設、固定するようにしてハウス骨格2とするかする一方、これらハウス骨格2の全ての垂木パイプ24,24,……に跨がり、同棟パイプ23に平行させた少なくとも1本の誘導バー51を、地上からの移動操作自在機構5に連繋して垂木パイプ24,24,……軸心方向への進退移動自在になるよう配すると共に、当該誘導バー51に覆いシート3適所を仮着状とした上、ハウス骨格2における前後各軒先パイプ25,25とそれらの間に位置する全ての垂木パイプ24,24,……との上に、垂木パイプ24,24,……軸心方向に開閉自在となるよう覆いシート3が添設されてなる、この発明のパイプハウスにおける代表的な一実施例を示すものである。 【0056】 当該パイプハウス1は、図1中に示すように、矩形状の農圃対象範囲であってハウス平面形の四隅に相当する箇所夫々と、それらの間の適宜間隔置となる箇所との夫々に支柱パイプ21,21,……を立設し、各支柱パイプ21,21,……の妻側に配列中の中央の左右一対の支柱パイプ21,21を他の支持パイプ21,21よりも高くして、前後側になだらかに低くなるよう立設高さを設定し、前後桁行き側の支柱パイプ21,21を周囲に比較して最も低くするよう設定し、それらの中の農圃対象範囲前後側配置となる夫々の桁行き方向に並ぶ、最も低く設定された支柱パイプ21,21,……の上端相互間に、前後一対の妻側間に渡る長さの軒桁パイプ22,22を横設、結合し、それら前後一対の軒桁パイプ22,22間であって、それらよりも上位となる箇所に、ハウス平面形の左右妻側間に渡って棟パイプ23を配設し、上向き彎曲状とした垂木パイプ24,24,……の複数本を、該棟パイプ23上から前後各軒桁パイプ22,22上に向けて掛け渡し、左右妻側間に所定間隔置きに互いに平行状とするよう配置、固定したものとし、それら垂木パイプ24,24,……の各両端を、対応する夫々の軒桁パイプ22,22よりも下位側に所定長さ分だけ延伸、形成し、それら前後軒桁パイプ22,22から突き出た当該各垂木パイプ24,24,……先端直近上であって、平面配置上から当該各垂木パイプ先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプ25,25を夫々横設、固定してハウス骨格2としたものとなっている。 【0057】 当該パイプハウス1は、既存のハウス骨格2であっても、前後軒桁パイプ22,22から突き出た当該各垂木パイプ24,24,……先端直近下に夫々横設、固定してある前後軒先パイプ25,25を一旦取り外し、当該各垂木パイプ24,24,……先端直近上であって、平面配置上から当該各垂木パイプ24,24,……先端が隠れるよう規制した配置具合に前後軒先パイプ25,25を夫々付け替え、横設、固定するようにしてこの発明におけるハウス骨格2と同様の扱いができるものとすることが可能である。 【0058】 移動操作自在機構5は、前後桁行き側何れか一方の左右妻側端隅に位置する一対の支柱パイプ21,21の、地上作業者の手の届く範囲の適宜高さ位置となる中途部間に、送り駆動機構54の巻取りシャフトeを回転自在に横設し、該巻取りシャフトeの両端には、回転操作用のハンドルaならびに減速器bを有する操作入力部53を設けたものとする一方、左右妻側間の各垂木パイプ24,24,……上に摺動自在に渡り跨り、棟パイプ23に平行状の姿勢に載置した誘導バー51の両端側適所夫々に、桁行き前方側の帯状送り綱52,52の一端を結着し、同送り綱52,52の他端を、桁行き側前方の軒桁パイプ22の外側周面に巻き掛けて中継し、当該巻取りシャフトeの対応箇所に、巻き取り自在に結着し、該誘導バー51の両端側適所夫々に、桁行き後方側の送り綱52,52の一端を結着し、同送り綱52,52の他端を、棟パイプ23および桁行き側後方の軒桁パイプ22の外側周面に巻き掛け、中継させるよう取り回し、桁行き側後方の軒桁パイプ22と棟パイプ23との下側を周り込み、当該巻取りシャフトeの対応適所に、巻き取り自在に結着したものとなっている。各送り綱52,52,……は、何れも天然繊維帯、合成繊維帯または合成樹脂成型帯、あるいはそれらに補強芯が設けられたもの等を用いることが可能である。 【0059】 当該パイプハウス1には、図2中に示すように、前後夫々の桁行き方向に立設された支柱パイプ21,21の地上作業者の手の届く範囲の高さ位置に、左右妻側間に渡る前後一対の胴差パイプ26,26を軒先パイプ25,25に平行状に横設し、桁行き側後方の胴差パイプ26の各垂木パイプ24,24,……間となる夫々適所毎にマイカ線4,4,……の基端を結着し、これとは反対側となる桁行き側前方の胴差パイプ26近傍には、各軒先パイプ25,25、軒桁パイプ22,22、および棟パイプ23の上側を回って延伸された各マイカ線4,4,……の各先端が、互いの平行状配置を確保するよう結着された錘棒41を水平状に吊り下げ配置した上、各マイカ線4,4,……を緊張させる際に、図6中に示すように、該錘棒41を下向き牽引して胴差パイプ26に束ねるよう連結可能とする複数の断面C字型のパイプ用連結操作金具7,7,……を添設し、該ハウス骨格2における前後各軒先パイプ25,25とそれらの間に位置する全ての垂木パイプ24,24,……との上であって、しかも各マイカ線4,4,……の下に、垂木パイプ24,24,……軸心方向に開閉自在となるよう覆いシート3が添設されたものとしている。 【0060】 図7中に示すパイプ用連結操作金具7は、その全体が、バネ用鋼帯、バネ用ステンレス鋼帯等の金属板をプレス成形し、あるいはPC(ポリカーボネート)、POM(ジュラコン:商品名)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)等の合成樹脂成型品等からなるものであって、平行状に束ねられた胴差パイプ26と錘棒41との中途部適所間に跨って嵌着可能な断面C字型バンド状の金具本体71を有し、該金具本体71の少なくとも何れか一端にパイプ26(41)への嵌着を案内、補助可能とすると共に、パイプへの嵌着および離脱操作を補助可能とするガイド型レバー片部72を一体化、形成したものであり、該ガイド型レバー片部72を設けていない何れか他端には、パイプ26(41)への嵌着をより確実なものとするよう係合用突条73を一体形成したものである。 【実施例2】 【0061】 図3のパイプハウスの斜視図に示される事例は、前記実施例1の図1中に示したハウス骨格2と基本的に同一のものであり、当該ハウス骨格2に対し、棟パイプ23の妻側両端寄りとなる2箇所に対し、上方外側から交叉状に巻き掛けられ、当該各垂木パイプ24,24,……と平行状に延伸、取り回しされ、前後一対の軒桁パイプ22,22の各外側から、各軒桁パイプ22,22および棟パイプ23の下側を回り込む無端状の送り綱52,52を、棟パイプ23に交叉する方向に正逆周回、移動自在に装着すると共に、各送り綱52,52の前後軒桁パイプ22,22間より上側となる適所に、ハウス骨格2の全ての垂木パイプ24,24,……上に摺動自在に跨がり、同棟パイプ23に平行させた覆いシート3牽引用の誘導バー51の両端側適所を連結した上、各送り綱52,52の中途任意適所には、各軒桁パイプ22,22よりも下方であって、地上作業者の手の届く高さ範囲の適所に操作入力部53を有し、該操作入力部53からの駆動、制御を受けて各送り綱52,52を周回移動自在に同期操作可能とする送り駆動機構54を設けた構成からなる移動操作自在機構5を設けたものである。 【0062】 送り綱52,52は、何れも耐摩耗性、耐衝撃強度に秀れた無端状の金属製チェーンからなり、それらが巻き掛け中継される棟パイプ23および軒桁パイプ22,22の適所には、各軸心方向の巻き掛け箇所を位置規制可能とする一対のフランジ状鍔が固着され、送り駆動機構54の巻き取りシャフトeの巻き掛け箇所には、位置規制用の一対のフランジ状鍔の内側に、各送り綱52,52の中途箇所に、正逆送り駆動力を確実に伝達可能とする、図示しないギアが同心状に装着されたものとなっている。 【実施例3】 【0063】 図4のパイプハウスの斜視図に示す事例は、基本的な構成を前記実施例1または2に示したものと同一とするハウス骨格2からなり、左右妻側の2本の垂木パイプ24,24を、上側面に案内レールもしくは案内ラックgを形成したガイド用垂木パイプ55,55とし、各ガイド用垂木パイプ55,55に、前後一対の軒桁パイプ22,22よりも下方であって、地上作業者の手の届く高さ範囲の適所に操作入力部53を有し、該操作入力部53からの駆動、制御を受けてガイド用垂木パイプ55,55上の両端間を、前後一対の軒先パイプ25,25付近まで正逆移動自在に操作可能とする送り駆動機構54を有した駆動駒f,fを夫々設け、各駆動駒f,f間には、棟パイプ23に交叉する正逆方向に移動自在に装着すると共に、ハウス骨格2のその他の垂木パイプ24,24,……上に摺動自在か、もしくは僅かに浮かせるかの何れかの状態に跨がり、同棟パイプ23に平行させた覆いシート3牽引用の誘導バー51の両端側適所を結合してなる移動操作自在機構を設けたものである。 【0064】 当該移動操作自在機構5は、新設もしくは既存のパイプハウス1における左右妻側両端一対の垂木パイプ24,24の夫々を、略全長に渡る上面に案内ラックgを刻設した一対のガイド用垂木パイプ55,55に置き換えたものとし、夫々のガイド用垂木パイプ55,55の中途部には、地上の作業者の手の届く範囲高さ位置まで垂れ下げた無端チェーンdの上側を巻き掛けたスプロケットcを有し、内蔵する減速器bを介して案内ラックgに正逆駆動力を伝達可能とする駆動駒fを、ガイド用垂木パイプ55,55の軸心方向に移動自在に装着し、左右妻側両端に配された駆動駒f,f間に誘導バー51の両端を架設したものとなっている。即ち、無端チェーンd、スプロケットcおよび減速器bによって操作入力部53が形成され、駆動駒f,fとガイド用垂木パイプ55,55とによって送り駆動機構54が形成されたものとなっている。 【実施例4】 【0065】 図8の連棟型ハウス谷部の側面図、図9の連棟型ハウス谷部の斜視図、および図10連棟型ハウス谷部の一部に変更を加えた斜視図に示す事例は、ハウス平面形の四隅およびそれらの間の適宜間隔置き要所に立設した複数本の支柱パイプ21,21,……と、それらの中の前後夫々の桁行き方向に並ぶ支柱パイプ21,21,……上端相互を連結、固定する前後一対の軒桁パイプ22,22とを少なくとも有しており、それら前後一対の軒桁パイプ22,22よりも上位であって、ハウス平面形の左右妻側間に渡って棟パイプ23を配した上、該棟パイプ23上から前後各軒桁パイプ22,22上に向けて直線状または上向き彎曲状となる垂木パイプ24,24,……の複数本を、左右妻側間に所定間隔置きに配置、固定し、それら垂木パイプ24,24,……の各先端側を、対応する軒桁パイプ22,22よりも下位側に所定長さ分だけ延伸、形成してなるパイプハウス1,1,……の複数棟を、互いの軒合側に連続させ、隣接箇所の支柱パイプ21,21,……を共有化して設置した連棟型パイプハウス11とする。 【0066】 そして、連棟前後桁行き方向最外側端に相当するパイプハウス1の当該各垂木パイプ24,24,……の外側先端直近上であり、平面配置上から当該各垂木パイプ24,24,……先端が隠れるよう規制した配置具合に軒先パイプ25,25を夫々横設、固定してハウス骨格2となすと共に、連棟最外側の各支柱パイプ21,21,……の、各軒先パイプ25,25よりも下側であり、地上作業者の手の届く範囲には、左右妻間に渡る胴差パイプ26,26を掛け渡し連結し、隣接する各パイプハウス1,1,……垂木パイプ24,24,……交叉部上に形成された谷部6,6,……には、左右妻間に延伸された排水樋61,61,……を付設し、各排水樋61,61,……上面適所に、左右妻間に渡る1または2本の結束パイプ63,63,……を固着し、これら各結束パイプ63,63,……には、各棟1,1,……の夫々の谷部6,6,……に対応するマイカ線4,4,……の端部を結着したマイカ結着パイプ42,42,……を、複数の断面C字型のパイプ用結束金具8,8,……を介してマイカ線4,4,……の緊張、弛緩を可能とするよう着脱自在に連結し、連棟軒合方向最外側となるパイプハウス1,1の胴差パイプ26,26近傍には、対応する各マイカ線4,4,……端部を、互いの平行を確保するよう結着した錘棒41,41を水平状に吊り下げ配置し、各マイカ線4,4,……を緊張させる際に、該錘棒4,4を牽引して胴差パイプ26に束ねるよう連結可能とする複数のパイプ用連結操作金具7,7,……を添設し、該ハウス骨格2,2,……における前後各軒先パイプ25,25,……とそれらの間に位置する全ての垂木パイプ24,24,……との上であって、しかも各マイカ線4,4,……の下に、垂木パイプ24,24,……軸心方向に開閉自在となるよう、適所を誘導バー51に仮着した覆いシート3が添設されてなるものとした、この発明に包含されるパイプハウスを利用した連棟型パイプハウスの事例である。 【0067】 当該連棟型パイプハウス11は、図8および図9中に示すように、各軒合谷部6,6,……の夫々に、妻側間に渡る排水樋61を設け、夫々の排水樋61桁行き側の両方に、妻側間に渡って所定間隔置きに2列、配列された複数個の環状金具62,62,……を立設し、それら2列の環状金具62,62,……に結束パイプ63,63を1本ずつ挿し通し、桁行き方向への移動を規制されたものとするよう仮固定した上、各棟1,1,……の各垂木パイプ24,24,……間の夫々に配されたマイカ線4の各対応端を、結束パイプ63,63に平行状の姿勢とするようマイカ結着パイプ42,42,……を結着し、これら各マイカ結着パイプ42,42,……を、夫々対応する結束パイプ63,63に平行状に集合させ、図9中に示すように、断面C字型の複数個のパイプ用結束金具8,8,……によって着脱可能に、結束したものとなっている。また、連棟の軒合方向の最外側に位置する前後一対のパイプハウス1,1における最外側配置となる軒桁パイプ22,22に巻き掛けられたマイカ線4,4,……の端部は、前記実施例1中の図5および図6中に示したパイプハウス1の錘棒41と胴差パイプ26とをパイプ用連結操作金具7,7,……を用い結束、離脱可能としたものと同一の構造を採用したものとなっている。 【0068】 また、この発明に包含される連棟型パイプハウス11は、図10中に示すように、その軒合谷部6に配された排水樋61の上面中央に、前後妻側間に渡り、所定間隔を隔てて1列状に立設させた複数個の環状金具62,62,……に1本の結束パイプ63を挿し通し、当該1本の結束パイプ63に対し、谷部6を挟んで隣接する2棟のパイプハウス1,1から夫々延伸された複数本のマイカ線4,4,……の対応端を結着したマイカ結着パイプ42,42を集合させ、マイカ結着パイプ42,42の何れか一方と結束パイプ63とを連結可能とする複数個のパイプ用結束金具8,8,……を用い、夫々のマイカ結着パイプ42,42を1本の結束パイプ63に対して離脱可能に結束したものとすることが可能である。 【実施例5】 【0069】 図11の連棟型パイプハウス11谷部の斜視図に示す事例は、前記実施例4と基本的に同様の構成からなる連棟型パイプハウス11であり、各谷部6,6,……に付設した各排水樋61上面適所に、左右妻間に渡って1または2列に適宜間隔を隔て並ぶ複数個の環状金具62,62,……が固着され、これら環状金具62,62,……には、各棟1,1,……の夫々の谷部6,6,……に対応するマイカ線4,4,……の端部を結着したマイカ結着パイプ42,42,を接触させるように添わせ、断面L字型の複数のパイプ用掛止金具9,9,……の先端部91を各環状金具に挿し込み、鉤型を呈した同金具基端部92をマイカ結着パイプ42に掛着させるよう介在させ、マイカ線4,4,……の緊張、弛緩を可能とするよう着脱自在に掛着し、連棟方向最外側となるパイプハウス1,1の胴差パイプ26,26近傍には、対応する各マイカ線4,4,……端部を互いの平行が確保されるよう結着してなる錘棒41,41を水平状に吊り下げ配置し、各マイカ線4,4,……を緊張させる際、当該錘棒41,41を牽引して胴差パイプ26,26に束ねるよう連結可能とする複数のパイプ用連結操作金具7,7,……を添設し、該ハウス骨格2,2,……における前後各軒先パイプ25,25とそれらの間に位置する全ての垂木パイプ24,24,……との上であって、しかも各マイカ線4,4,……の下に、垂木パイプ24,24,……軸心方向に開閉自在となるよう、適所を誘導バー51に仮着した覆いシート3が添設されてなるものである。 【0070】 当該パイプ用掛止金具9は、鉄鋼もしくはステンレス鋼等の金属板をプレス成型したもの、あるいはポリカーボネートやABS、FRP等の合成樹脂もしくはその複合材の成型品からなるものであり、マイカ結着パイプを42接触させるように添わせた環状金具62に差し込み可能な先端部91を有し、基端部92が、その環状金具62に添わせたマイカ結着パイプ42を排水樋61上面との間に掛止可能な断面L字型に折曲形成され、該先端部91と基端部92との間に、環状金具62に係合可能な係合用段部93を形成し、該係合用段部93を境に先端部91の幅が狭く、基端部92の幅を広く設定したものとしている。 【0071】 (実施例の作用) 以上のとおりの構成からなるこの発明のパイプハウス1は、図1、図2および図7中に示したような構成とし、覆いシート3を装着する際には、以下のような作業を行うこととなる。 即ち、図5の覆いシート張設作業中のパイプハウスの側面図に示すように、地上にある覆いシート3の縁部を、胴差パイプ26から離脱して垂れ下がり状となっている錘棒41と、各垂木パイプ24,24,……先端外側(上側)に横設された軒先パイプ25との間を通して上昇させ、各垂木パイプ24,24,……上に跨り配置された誘導バー51に対し、図示しないパッカー等の嵌着金具類を用いて着脱自在に添着させる。 【0072】 次に、地上の作業者が、図1および図1中の妻側両端に配された操作入力部53,53の中の何れか一方のハンドルaを所定方向に回転操作し、送り駆動機構54の巻取りシャフトeを回転させると、図5中に示す実線矢印方向に、各送り綱52,52,……が送り移動され、誘導バー51を、同図5中の白抜き矢印方向に駆動し、そのままハンドルaの回転操作を続けることによって当該誘導バー51を、前後桁行の反対側まで移動させ、覆いシート3が、パイプハウス1の全ての垂木パイプ24,24,……上であって、マイカ線4,4,……下に展開状に被覆されることとなる。 【0073】 覆いシート3を展開させた後、地上の作業者が、図6中に示したように、垂れ下がり状となっている錘棒41を下向きに牽引操作し、対応する胴差パイプ26に集合状とした上、複数個のパイプ用連結操作金具7,7,……を用いて結束状に仮固定し、マイカ線4,4,……を緊張させて覆いシート3を引き締め、さらに、覆いシート3の骨格パイプ2の各部に対応する部分を、図示しないパッカーや結束紐等を用いて留め付ける。こうした覆いシート3の張設作業は、1人の作業者によって十分実施可能にするものの、左右妻側間寸法が比較的長尺な大型のパイプハウス1の場合には、作業負担を少なくするため、巻取りシャフトeの両端にあるハンドルa,aの夫々に1人ずつ就くようにした、合計2人の作業者が同時に駆動操作を行うようにするのが望ましいといえる。 【0074】 図6および図7中に示したパイプ用連結操作金具7は、集合状とした錘棒41および胴差パイプ26に嵌着するときには、始めに、バンド状の金具本体71のガイド型レバー片部72が設けられていない側の開口端部を錘棒41または胴差パイプ26の何れか一方に嵌着させ、その後にガイド型レバー片部72をレバー操作するようにし、同ガイド型レバー片部72が設けられた開口端部を、残る胴差パイプ26か錘棒41かの何れかに嵌着させるという操作が可能であり、該ガイド型レバー片部72が、未だ嵌着していない錘棒41か胴差パイプ26かの何れか一方の外周壁面に接触し、その彎曲(または折曲)形状によって金具本体71のC字断面形状内に案内するものとなり、その際、係合用突条73が、嵌着している錘棒41または胴差パイプ26からの不用意な離脱を確実に阻止するようにする。 【0075】 さらに、覆いシート3を開放もしくは撤去する際には、図6中に示すように、胴差パイプ26に錘棒41を結束している各パイプ用連結操作金具7,7,……を、各ガイド型レバー片部72,72,……を回動操作するようにして離脱させ、図5中に示すよう、錘棒41を垂れ下がり状に開放し、各マイカ線4,4,……を弛緩させた後、1人の作業者が何れか一方の操作入力部53に就くか、あるいは2人の作業者が左右妻側夫々の操作入力部53,53に手分けして1人ずつ就くかして、張設作業のときとは反対向きに(図5中の実線矢印とは反対向きに)送り綱52,52を駆動させるよう回転操作することにより、同図5中の白抜き矢印とは反対側に向けて誘導バー51を牽引、移動させ、覆いシート3を開放させることとなり、さらに、パイプハウス1から覆いシート3を完全に撤去する際には、誘導バー51から覆いシート3を取り外すこととなる。 【0076】 実施例2の図3中に示したパイプハウス1は、2本の送り綱52,52を金属製、無端状のチェーンから形成し、棟パイプ23および軒桁パイプ22,22の各巻き掛け中継箇所の夫々に一対のフランジ状鍔を形成するようにし、送り綱52,52の各パイプ23,22,22の軸芯方向(左右妻側)にズレ動くのを阻止し、しかも巻取りシャフトeの巻き掛け箇所夫々にギアを配して送り綱52,52の送り、移動方向の滑りを無くし、操作入力部53,53のハンドルa,aからの入力を確実に誘導バー51に伝えるものとなる。 【0077】 実施例3の図4中に示したパイプハウス1は、左右妻側に垂れ下がった一対の無端チェーンd,dの夫々に地上作業者が就き、同図4中の実線矢印の一方に向けて牽引操作すると、スプロケットc,cを介して入力される回転力が各駆動駒f,f中の減速器b,bを介して各ガイド用垂木パイプ55,55の案内ラックg,gに伝達され、誘導バー51を、同図4中の白抜き矢印の何れか一方に送り、移動させるものとなり、その際に地上作業者は、各ガイド用垂木パイプ55,55に沿って移動する各駆動駒f,fに追従しながら各無端チェーンd,dの牽引操作を行う必要がある。 【0078】 実施例4の図8および図9中に示す連棟型パイプハウス11は、その桁行き側に連なるパイプハウス1,1,……の、軒合谷部6間に配されたパイプハウス1,1,……に覆いシート3を張設する場合に、該当する排水樋61上の結束パイプ63からマイカ結着パイプ42を離脱させ、それらのマイカ線4,4,……を弛緩状にすると共に、展開容易に折り畳まれた覆いシート3を、妻側の何れか一方から該排水樋61上まで引き上げ、左右妻側(図8中の奥行き方向)間に渡って配置した後、覆いシート3の縁部を、当該排水樋61近傍まで各垂木パイプ24,24,……上を移動させた誘導バー51に仮着けし、図示しない移動操作自在機構を、地上付近にある図示しない操作入力部からの入力によって反対桁行き側の排水樋61付近まで牽引、操作してハウス骨格2の天面上に渡り被覆状とし、両側縁を対応する排水樋61,61上に達するものとした上、マイカ結着パイプ42を排水樋61上の対応する結束パイプ63に平行状に集合させ、図9中の白抜き矢印に示すように、複数個のパイプ用結束金具8,8,……によって妻側間に渡る要所々々に嵌着させ、結束状に仮留め連結し、各マイカ線4,4,……を緊張させて覆いシート3を張設することとなる。 【0079】 また、覆いシート3を開放あるいは撤去する場合には、前述の作業とは逆に、該当する複数個のパイプ用結束金具8,8,……を取り外し、結束パイプ63からマイカ結着パイプ42を離脱させて各マイカ線4,4,……を弛緩させた後、地上の作業者が、図示しない操作入力部を操作して移動操作自在機構を駆動させ、誘導バー51を展開のときとは逆向きの各垂木パイプ24,24,……軸心方向に摺動移動させて覆いシート3を開放させ、撤去する場合は、さらに排水樋61上に纏められた覆いシート3を地上に降ろす作業を行うこととなる。 【0080】 図10中に示したように、各排水樋61,61,……上の夫々中央付近に1本の結束パイプ63を固着した連棟型パイプハウス11の場合には、排水樋61を挟み隣接するパイプハウス1,1の双方から牽引した各マイカ結着パイプ42,42を、該1本の結束パイプ63に対し、その両側から平行状に集合させ、結束パイプ63と一方毎のマイカ結着パイプ42とを、同図10中の白抜き矢印に示すように、パイプ用結束金具8,8,……を嵌着させて結束状に仮固定したものとすることが可能であり、覆いシート3を開放または撤去する場合には、該当の各パイプ用結束金具8,8,……を取り外して結束パイプ63から該当するマイカ結着パイプ42を離脱させ、そのマイカ線4,4,……を弛緩させ、図示しない移動操作自在機構を操作して所望の方向に誘導バーを移動させて覆いシート3を開放し、撤去するときには、排水樋61上にまとめられた覆いシート3を妻側の何れか一方に引き降ろすこととなる。 【0081】 実施例5の図11中に示した連棟型パイプハウス11は、軒合谷部6,6に挟まれた各パイプハウス1,1,……のマイカ線4,4,……を緊張させるときに、排水樋61上に配列された複数個の環状金具62,62,……の該当する列付近までマイカ結着パイプ42を牽引して添わせ、各環状金具62,62,……の夫々に、パイプ用掛止金具9,9,……の先端部91,91,……を、同図11中の実線矢印に示すように、各係合用段部93,93,……が環状金具62,62,……の開口縁に係合する程度まで挿し込み、断面L字型の基端部92,92,……が下向き鉤状となってマイカ結着パイプ42を排水樋61上面との間に挟み込み、離脱不能に掛止するものとし、また各マイカ線4,4,……を弛緩させるときには、各パイプ用掛止金具9,9,……を各環状金具62,62,……から引き抜き、マイカ結着パイプ42を各環状金具62,62,……から離脱状とすることになる。 【0082】 (実施例の効果) 以上のような構成からなる実施例1のパイプハウス1は、前記この発明の効果の項で記載の特徴に加え、図1中に示した、操作入力部53には減速器bが内蔵されており、1人の作業者が、そのハンドルaを回転操作したときにも比較的容易に回動操作することができ、モータや電源装置等の駆動原を必要としないため経済的である上、大型のパイプハウス1の場合であっても、2人の地上作業者によって十分に作動させることができるという秀れた特徴を有するものである。 【0083】 実施例2のパイプハウス1は、図3中に示したように、各送り綱52,52に対応する棟パイプ23および軒桁パイプ22,22の各巻き掛け中継箇所の夫々に一対のフランジ状鍔を形成してあることから、送り綱52,52の各パイプ23,22,22軸心方向へのズレ移動を正確に規制すると共に、巻取りシャフトeの巻き掛け箇所夫々に各送り綱(無端チェーン)52,52に噛合可能なギアを設けてあることから、操作入力部53,53のハンドルa,aへの入力を誘導バー51に確実に伝えるものとなり、地上作業者によるハウス骨格2高所への覆いシート3の被着および開閉ならびに撤去作業を正確且つ迅速に行うことができるという効果が得られる。 【0084】 実施例3のパイプハウス1は、図4中に示したように、各ガイド用垂木パイプ55,55に設けられた各駆動駒f,fから垂れ下がる無端チェーンd,dの夫々を、1人ずつの地上作業者が同期するよう牽引操作して更に直接的に誘導バー51を移動、制御することとなり、比較的軽快な操作入力によって強力な牽引力を発揮することができ、また、実施例4の連棟型パイプハウス11は、図8ないし図10中に示したように、複数本のマイカ線4,4,……をマイカ結着パイプ42に結着し、これを排水樋61上に固定してある結束パイプ63に対して複数個のパイプ用結束金具8,8,……を用いて結束状に連結してあることから、迅速且つ確実に複数本のマイカ線4,4,……を緊張および弛緩させることが可能となり、ハウス骨格2上高所での危険な作業を比較的短時間の中に完了できるものとし、従来の各マイカ線4,4,……を1本毎、結束パイプ63に結着する作業を必要としていた旧型連棟パイプハウスに比較して遥かに作業安全性を高めることができるという秀れた特徴を有するものである。 【0085】 そして、実施例5として図11に示した連棟型パイプハウス11は、断面L字型に形成した複数個のパイプ用掛止金具9,9,……を用いて環状金具62,62,……の夫々に対して直接、マイカ結着パイプ42を仮固定するものとしてあることから、結束パイプ63を不要とすることができる上、パイプ用掛止金具9,9,……は、前記実施例4の図9または図10中に示したパイプ用結束金具8,8,……に比較しても、環状金具62,62,……に挿し込み、脱抜操作するだけという、より迅速な着脱を可能にして高所作業性を大幅に改善し、安全性に秀れたものとすることができる。 【0086】 (結 び) 叙述の如く、この発明のパイプハウス、およびそれを利用した連棟型パイプハウス、ならびにそれらに利用するパイプ用連結操作金具あるいはパイプ用掛止金具は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従来型の既存のパイプハウスであっても、一部に変更を加え、必要に応じて部品を追加するだけで簡便に施設化することができ、しかもその部品類も、多くが既存のパイプハウス用部品を組み合わせて容易に製造できることから経済的にも有利な上、覆いシートの張設や開閉および撤去作業の殆どを地上からの作業によって行い得るものとしてあり、パイプハウス上の高所に登って行う危険な作業を大幅に改善し得ることから、作業の安全、効率化に寄与するものとなり、これまで苦労の絶えなかった果樹農家にとっては勿論のこと、こうした農家に農業用資材を提供する農機具業界をはじめ、農業以外の分野における簡易倉庫や多目的ドーム等を取り扱う倉庫業界やイベント用施設業界等からも高く評価されることとなり、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。 【図面の簡単な説明】 【0087】 図面は、この発明のパイプハウス、およびそれを利用した連棟型パイプハウス、ならびにそれらに利用するパイプ用連結操作金具あるいはパイプ用掛止金具の技術的思想を具現化した代表的な幾つかの実施例を示すものである。 【図1】移動操作自在機構を設けたパイプハウスを示す斜視図である。 【図2】マイカ線用の錘棒を設けたパイプハウスを示す斜視図である。 【図3】無端状送り綱を有するパイプハウスを示す斜視図である。 【図4】ガイド用垂木パイプを設けたパイプハウスを示す斜視図である。 【図5】覆いシートの上昇作業を行うパイプハウスを示す側面図である。 【図6】マイカ線の緊張作業を行うパイプハウスを示す側面図である。 【図7】ガイド型レバー片部を有したパイプ用連結操作金具を示す斜視図である。 【図8】覆いシートを載置した連棟型パイプハウスの軒合谷部を示す側面図である。 【図9】連棟型パイプハウスの2本の結束パイプを有する排水樋を示す斜視図である。 【図10】連棟型パイプハウスの1本の結束パイプを有する排水樋を示す斜視図である。 【図11】パイプ用掛止金具を設けた連棟型パイプハウスの排水樋を示す斜視図である。 【符号の説明】 【0088】 1 パイプハウス 11 同 連棟型パイプハウス 2 ハウス骨格 21 同 支柱パイプ 22 同 軒桁パイプ 23 同 棟パイプ 24 同 垂木パイプ 25 同 軒先パイプ 26 同 胴差パイプ 3 覆いシート 4 マイカ線 41 同 錘棒 42 同 マイカ結着パイプ 5 移動操作自在機構 51 同 誘導バー 52 同 送り綱 53 同 操作入力部 a 同 ハンドル b 同 減速器 c 同 スプロケット d 同 無端チェーン 54 同 送り駆動機構 e 同 巻取りシャフト f 同 駆動駒(送り駆動機構) 55 同 ガイド用垂木パイプ g 同 案内ラック 6 谷部 61 同 排水樋 62 同 環状金具 63 同 結束パイプ 7 パイプ用連結操作金具 71 同 バンド状の金具本体 72 同 ガイド型レバー片部 73 同 係合用突条 8 パイプ用結束金具 9 パイプ用掛止金具 91 同 先端部 92 同 基端部 93 同 係合用段部
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| 【出願人】 |
【識別番号】504080803 【氏名又は名称】結城 昭一
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| 【出願日】 |
平成18年2月7日(2006.2.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083437 【弁理士】 【氏名又は名称】佐々木 實
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| 【公開番号】 |
特開2007−209220(P2007−209220A) |
| 【公開日】 |
平成19年8月23日(2007.8.23) |
| 【出願番号】 |
特願2006−30332(P2006−30332) |
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