| 【発明の名称】 |
特定の天然植物の栽培方法およびその栽培に使用する育生保持体 |
| 【発明者】 |
【氏名】森下 晴仁
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| 【要約】 |
【課題】従来、天然植物による屋上緑化の施工する時は農場等の圃場苗床において育成された植物、例えば芝または岩垂草を切り出し施工現場まで運搬することが行われている。
【解決手段】本発明の植生マットは特定の天然植物の根茎が通過する目合いのランダムな三次元立体繊維構造を有する植生マットで、植物の根が植生マットに絡み、茎葉が適度に育成させることができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 天然繊維または化学繊維にて三次元立体繊維構造化された厚さ1〜50mmの植生マット上に特定の天然植物の種を植え付け、育成したことを特徴とした植生マットである。 【請求項2】 植生マット上に直径3〜5mmの保水材を敷き詰め、その上から特定の天然植物種を蒔き、水に養分を混ぜ合わせた溶液を植生マット表面から適度に離れた位置から霧状に散布し、所定量の養分と水分を与えて特定の天然植物を育成した請求項1に記載の植生マット。 【請求項3】 特定の天然植物育成時に請求項1に記載の植生マット下部に熱可塑性樹脂でなる厚さ2〜4mmのプレート板を敷き、プレート版には径寸法0.5〜10mmで、かつそれらの開口面積の和が全体の0.1〜15%となる複数の穴がほぼ均一となる密度で形成されたプラスチックプレート板を植生マットの下敷き材とし、植生マットで生育し伸長した特定の天然植物の根部の一部を上記プレート板の穴から貫通させしめ、上記植生マットとプラスチックプレート板を剥離可能な範囲で一体に保持することを特徴とした特定の天然植物の栽培方法に使用する育苗保持体である。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は特定の天然植物の栽培方法およびその栽培に使用する育生保持体に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、天然の植物による屋上緑化の施工する時は農場等の圃場苗床において育成された天然の植物、例えば芝または岩垂草を切り出し施工現場まで運搬することが行われている。 【0003】 しかし圃場の苗床から芝や岩垂草を持ち出す場合、通常四角形に切り出し、土がついた状態で運び出す方法が一般的に知られている。また苗床の基底部に合成樹脂フィルムを敷き、このフィルム上に保肥材、培養土、砂を所定の厚さに形成した状態を保肥土壌層とし、この保肥土壌層に芝あるいは岩垂草の種を蒔き、茎葉部の生育に応じ成長した芝、岩垂草を切り出す際には、保肥土壌層をフィルムと共に剥がし、それをロール状にして運搬する技術が知られている。 【0004】 この場合、保肥土壌層は少なくもその厚さは20〜50mmとなり重量は1平米あたり35〜45kgとなり屋上緑化には不都合であった。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 折版屋根、屋上の陸屋根上の鉄板やコンクリート上に天然の植物を敷き詰める場合には土が必要である。しかし建物の屋上に土を運び敷くことは施工面でかなりの手間がかかる他、土の重量が問題となり、建物の強度不足を招くことになる。 【0006】 本発明は、例えば屋上の陸屋根や工場の折版屋根、マンション等のベランダに天然植物を敷き詰める場合にも土を必要とせず、天然の植物を使用して緑化することができるように、軽量で薄型の植生マットを実現することを目的とするものである。 【課題を解決するための手段】 【0007】 本発明は上記目的を達成するため、特定の天然植物育成を行う植生マットには根茎が通過する目合いのランダムな三次元立体繊維構造を有する天然繊維または科学繊維で、しかも適度な保水性があり保形性もある植生マットである。 【0008】 植生マットの三次元立体構造の縫製系としては例えば綿や、麻、腐食性の繊維製糸や生分解性のプラスチック繊維製糸などが好適であるが、プラスチック繊維の製糸を用いても良い。 【0009】 植生マットの表面に使用する保水材は倍土としてバーミキュライト、イソライト、ピートモス、炭、等が好ましい。 【発明の効果】 【0010】 上述したように特定の天然植物の栽培は、土を使用しない植生マットを使用することで、農場の圃場を使用することに限らず、特にビニールハウスにおいては季節を問わず、短期間に特定の天然植物を育成できることからコスト的にも安価に提供できる。 【0011】 さらに従来の工法と異なり特定の天然植物の育成を植生マットにて行うため、所定の寸法に裁断する際には、植生マット下部に敷かれたプラスチック板を裁断カッターの取り付け位置側に引っ張り、所定寸法に裁断することが出来るので作業人数が少なくてすむ。 【0012】 また、裁断された軽量な植生マットは巻き物状にして梱包することができるため、移動、運搬が楽である。 【発明を実施するための最良の形態】 【0013】 以下、本発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。 【0014】 図においては、1は植生マットで所定の広さを有する三次元立体構造の繊維層で、特定の天然植物3の根絡み層となる。この根絡み層は適度な保水性を有している。このマット厚さは2〜50mmの範囲が推奨される。 【0015】 植生マット1の表層部にはバーミキュライト、イソライト、ピートモス、炭などを直径3〜5mmの保水材2に特定の天然植物3の種子を播種し敷き詰める。 【0016】 植生マット1の表層部から適度に離れた位置から培養液と混合した水を霧状に散布する散布口8a、8b、8c、8dを設ける。 【0017】 植生マット1の下にプラスチックプレート板4を敷く、このプラスチックプレート板4は農場の圃場で育成する時には使用せず、主にビニールハウス等による水耕栽培する場合に用いられる。 このプラスチックプレート板4は、径寸法0.5〜10mmで複数の穴5が均一となる密度で形成されたプラスチックプレート板で厚さ0.5〜5mm幅1.000〜1.800mmが好適である。 【0018】 植生マット1の下にプラスチックプレート板4を敷き、ローラー付き架台6のローラー7に載せて設置する。 【0019】 植生マット1で成長育成を遂げた特定の天然植物3を出荷する際は、ローラー付き架台6の一方の端に切断機9を設置し、ローラー7上に置かれたプラスチックプレート板4を引っ張る事で植生マット1をたぐり寄せ、所定の寸法に切断する。 【0020】 この間、植物草の茎葉部も同時に生育、伸長するがその特定された天然植物3によっては生育度合いに応じて刈込み機10にて適宣その刈り込みを行うようにしても良い。 【図面の簡単な説明】 【0021】 【図1】本発明の一実施例の斜視図である。 【図2】本発明の図1の部分拡大斜視図である。 【図3】本発明の図2のA−Aの拡大断面図である。 【図4】本発明の図3のプラスチックプレート板4の部分拡大斜視図である。 【符号の説明】 【0022】 1 植生マット 2 保水材 3 特定の天然植物 4 プラスチックプレート板 5 穴 6 ローラー付き架台 7 ローラー 8a 散布口 8b 散布口 8c 散布口 8d 散布口 9 切断機 10 刈込み機
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| 【出願人】 |
【識別番号】506034455 【氏名又は名称】株式会社パルテック
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| 【出願日】 |
平成17年12月28日(2005.12.28) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2007−175040(P2007−175040A) |
| 【公開日】 |
平成19年7月12日(2007.7.12) |
| 【出願番号】 |
特願2005−381285(P2005−381285) |
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