| 【発明の名称】 |
植物の自然成形装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】當間 隆
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| 【要約】 |
【課題】従来の技術では、一本の木に何本ものナイロン紐でひっぱりを入れ、枝を曲げなければならない。この作業には十分な経験が必要で、かつ手間がかかるため、同じような曲線・直線を描く木を大量に作ることは時間的にも人数の上においても不可能であった。
【解決手段】植物に対して与える光の方向を随時変化させていくことで、ナイロン紐で固定させずとも植物を指定方向へ曲げることが可能になるようにしたもので、ほぼ同じ曲がり方をした植物の大量生産を、熟練を積んだ者でなくても可能にしている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の植物を、一定方向の光に対して同じ角度をつけられるようにした装置であり、その、棚のような形状の土台は、植物を、どのような形に生長させていきたいか、という目的に従って、光との角度を自在に変えられるように向きを調節できる仕組みがあることを特徴とする装置である。 【請求項2】 前記装置は、蝶番で結ばれた柱(以下「柱」)、それらの柱を並列に繋げる軸(以下「軸」)、並んだ柱に立てかける網状の物(以下「網」)、植物や土などの入った容器(以下「ポット」)、「ポット」を固定し並べる枠(以下「枠」)、「枠」と「網」を固定するフックなどの器具(以下「フック」)、「網」を「柱」に取り付けるための留め具(以下「留め具」)、「柱」の角度を固定する固定具(以下「固定具」)、で成り立っているが、それらの材質の全ては金属・木材など、装置の形状を保つことの出来る強度を持つ材質ならば、どのような物質を用いても可能であるとする。 【請求項3】 適用する植物は、光を受けて生育する種全般に及ぶものとする。 【請求項4】 「枠」は複数の「ポット」を並べて入れるためにある物だが、その「枠」や「ポット」の大きさは植物の種類・状態・時期によって、様々な大きさをとれるものとする。 【請求項5】 「ポット」は、目標とする形に植物を整形するため、装置に取り付けられた状態のまま回転でき、いつでも思うように受光方向を変えられるようにしてあるものとする。 【請求項6】 この装置や方法を使って作られた螺旋状や折れ線状などの、様々な形をもつ植物。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は植物の枝を曲げる技術と、それを可能にする装置に関するものである。 【背景技術】 【0002】 植物を人間の望む方向へ曲げるには、人為的な力を加える。例えば剪定した新芽を、ナイロン紐などを使い、固定することで、植物の生長方向を限定させていく方法などが例に挙げられる。従って、複雑なラインを枝で表現しようとするならば、その都度ナイロン紐などの固定用具を用い、方向付けを行う必要がある。 枝を曲げる作業は個々人の熟練された経験に左右される。しかし、経験のある職人を大量に投入することは物理的に不可能であり、自ずと固定具を取り付けることの出来る数は限られてくる。 【特許文献1】特開2004−49064 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 上記のように、従来の技術では、一本の木に何本ものナイロン紐でひっぱりを入れ、枝を曲げなければならない。この作業には十分な経験が必要で、かつ手間がかかるため、同じような曲線・直線を描く木を大量に作ることは時間的にも人数の上においても不可能であった。 【0004】 この課題を解決するために、本発明は植物に対して与える光の方向を随時変化させていくことで、ナイロン紐で固定させずとも植物を指定方向へ曲げることが可能になるようにしたもので、ほぼ同じ曲がり方をした植物の大量生産を、熟練を積んだ者でなくても可能にしている。 【課題を解決するための手段】 【0005】 上述の目的を達成する本発明の装置は、角度を自由に変えることが出来る棚で、たくさんの植物に同じ方向の光を受けさせることを可能にしている。 【0006】 この解決手段を図面で説明すると、以下のようになる。 (A)「枠」に植物を備えた「ポット」をいくつか入れる(図ではひとつ)。(図面2) (B)地面、もしくは土台とする場所に「軸」で複数の「柱」が繋げられ、一体となった物(以下「柱群」)を立てる。(図面3) (C)「固定具」を「軸」に取り付け「柱」の角度を調節する。(図面4) (D)「柱群」に「網」をかけ、「留め具」で固定する。(図面5) (E)「フック」で「網」と「枠」を固定する。(図面6) 以上の手順を踏んで、最終的に(図面1)のようになり、一定方向からの光をこちらの指定した角度で受けさせるようにした。 【0007】 植物の形に細かいラインを表現するために、生育過程で「ポット」の向きを変え、生育方向を調節する。(図面2、矢印方向へ回転) 【発明の効果】 【0008】 以上のように装置に取り付ければ、複数の植物を、ある方向から入射する光に対して常に同じ角度に向けることができる。植物は光の方へ生長する性格を持っているため、この装置で複数の植物を類似環境におけば、同じようなラインを描きながら生育していく植物を育てていくことが出来る。これは、従来のナイロン紐による植物の成形よりも手間がかからず、たくさんの植物を同じ形に作っていくことが出来る。 【0009】 また、「ポット」の向きを変えていき、螺旋状や折れ線状の形を作ることが出来るが、指定時期に同じように「ポット」の向きを変えるだけで成形が可能なため、熟練者でなくても大量にほぼ同じ形の植物を育てられる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 本案は以上のような構造であるから、これを使用するときは、与える光の方向を一定にした場所にて「柱群」を「固定具」でもって角度を固定しながら地面に取り付け、「網」、「留め具」、そして「ポット」を任意分取り付けた「枠」を「フック」で「網」に取り付ける。「固定具」の大きさにはバリエーションがあり、柱群の角度を理想的な角度に調節することが出来る。 そうして、植物に光を受けさせる方向を、作りたい形に合わせて「ポット」の向き、「柱」の角度をもって変えてゆき、目的とする形まで生長したところで装置から取り外す。これで完了である。 【図面の簡単な説明】 【0011】 【図1】本発明の装置全体を斜め上から見た図である。 【図2】図1の一部を構成する「枠」及びそれに「ポット」をひとつだけセットしたときの図である。 【図3】3組の、蝶番でつながれた柱「柱」が細い補強具「軸」で固定されて一つの装置、「柱群」を形成している。「柱」には「留め具」をつける穴があいている。 【図4】装置の一部を横から見た図である。逆Vの字になっているのが「柱」であり、蝶番で結ばれている。六つの丸い円は「軸」をわかりやすく見せるために太さを持たせたもので、その「軸」の上二つに板状の「固定具」が取り付けてある。蝶番によって結ばれた柱同士の角度を固定している。 【図5】「柱群」に「網」を立てかけ、「柱」に取り付けてある「留め具」に引っかける。 【図6】図1のように金網に取り付けた「枠」を上からとおして見てみたとき、「網」と「枠」の固定を行っている部分を拡大して見た図である。図ではS字状をした「フック」が固定に使われている。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599125582 【氏名又は名称】當間 隆
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| 【出願日】 |
平成17年9月22日(2005.9.22) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2007−82465(P2007−82465A) |
| 【公開日】 |
平成19年4月5日(2007.4.5) |
| 【出願番号】 |
特願2005−275337(P2005−275337) |
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