| 【発明の名称】 |
植栽鉢の装飾構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】仲尾 理恵子
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| 【要約】 |
【課題】装飾効果に優れ、かつ簡単に着脱することのできる植栽鉢の装飾構造を提供する。
【解決手段】植栽鉢1の底面と外周面を包む耐水性の不織布から成る装飾シート10と、この装飾シート10を植栽鉢1に固定するために当該装飾シート10の外周にその開口を絞るような状態で装着される帯環12とを設け、当該帯環12を、耐水性の不織布から構成するとともに、その帯環12に、幅方向所定位置における内径を伸縮させるための内径伸縮手段(20,22)を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 植栽鉢の底面と外周面を包む耐水性の不織布から成る装飾シートと、 この装飾シートを植栽鉢に固定するために当該装飾シートの外周にその開口を絞るような状態で装着される帯環とを備え、 当該帯環は、耐水性の不織布から構成されるとともに、その幅方向所定位置における内径を伸縮させるための内径伸縮手段を備えることを特徴とする植栽鉢の装飾構造。 【請求項2】 請求項1記載の植栽鉢の装飾構造において、 前記内径伸縮手段は、前記帯環に周方向に沿って設けられた挿通孔に挿通される帯状の弾性体によって構成されていることを特徴とする植栽鉢の装飾構造。 【請求項3】 請求項2記載の植栽鉢の装飾構造において、 前記内径伸縮手段は、前記挿通孔に挿通される紐状の結束部材をさらに備えることを特徴とする植栽鉢の装飾構造。 【請求項4】 請求項2又は3記載の植栽鉢の装飾構造において、 前記帯環が2つ折りにした不織布によって構成されているとともに、前記挿通孔が不織布の折り目側の端縁部を周方向に縫着することによって形成されていることを特徴とする植栽鉢の装飾構造。 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の植栽鉢の装飾構造において、 前記装飾シート及び帯環を構成する不織布が、さらに耐光性を有することを特徴とする植栽鉢の装飾構造。 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の植栽鉢の装飾構造において、 前記帯環の任意の位置に、造花等の装飾部材を取り付けたことを特徴とする植栽鉢の装飾構造。 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の植栽鉢の装飾構造において、 前記装飾シートの植栽鉢の底面に対応する部分に水抜き穴を穿設したことを特徴とする植栽鉢の装飾構造。 【請求項8】 請求項7記載の植栽鉢の装飾構造において、 前記植栽鉢の底面形状に対応した形状を有しかつ前記装飾シートよりも高い剛性を有する鉢受け部材の中央部に水抜き穴を穿設したものを前記装飾シートの対応する部分に接着したことを特徴とする植栽鉢の装飾構造。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、植栽鉢を装飾シート等で装飾する植栽鉢の装飾構造に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来から、花等の植物を植栽鉢に植えた状態で贈答品とする際には、所定の色柄の包装紙等で植栽鉢を包装することが行われてきた。 【0003】 ここで、当該包装紙の植栽鉢への固定は、リボン等を包装紙の上から結束することによって行うことが多いが、この場合、リボンを美しく結束するにはある程度の技量と時間を要するという問題があった。 【0004】 そこで、下記特許文献1では、伸縮性を有するバンド(帯状体)を包装紙の上から装着し、あらかじめ所定のデザイン形状(例えば花を模したような形状)に形成されたリボンを当該バンドにフック等で掛止することが行われている。この方法によれば、伸縮性を有するバンドを用いて容易に包装紙を植栽鉢に固定することができるとともに、その後当該バンドにリボンを装着することにより、個人の技量に依らず短時間で包装を仕上げることが可能であった。 【特許文献1】特開2002−360075号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 ここで、贈答時にせっかく美しく包装された植栽鉢も、その包装部材が例えば通常の包装紙である場合には、そのまま水やりを行うと当該包装紙が濡れて破れる等の問題があるため、家庭内等では包装を解き、鉢を露出した状態で使用する以外になかった。これに対し、美しく包装された植栽鉢を贈答後においてもそのまま問題なく継続設置することができれば、植栽鉢のインテリア性を高めることができて商品価値の向上につながる。しかしながら、前記特許文献1には、このような改善を行う旨について開示も示唆もされていない。 【0006】 また、前記特許文献1において包装作業の効率化のために用いられるバンド(帯状体)については、その材質として例えばゴム繊維等が織り込まれた弾性織布等を用いることが考えられるが、このようなバンドを用いた場合は、リボンで結束する場合に比べると装飾性の面でやはり見劣りがするという問題があった。 【0007】 本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、装飾効果に優れるとともに、贈答後に継続設置する場合においても問題なく使用することができ、しかも簡単に着脱することのできる植栽鉢の装飾構造を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0008】 上記課題を解決するためのものとして、本発明の植栽鉢の装飾構造は、植栽鉢の底面と外周面を包む耐水性の不織布から成る装飾シートと、この装飾シートを植栽鉢に固定するために当該装飾シートの外周にその開口を絞るような状態で装着される帯環とを備え、当該帯環が、耐水性の不織布から構成されるとともに、その幅方向所定位置における内径を伸縮させるための内径伸縮手段を備えることを特徴とするものである(請求項1)。 【0009】 この植栽鉢の装飾構造は、植栽鉢を包む不織布製の装飾シートに同じく不織布製の帯環を装着することによって構成したものであるため、外観上の統一感があり、優れた装飾効果を発揮することができる。また、幅方向所定位置に内径伸縮手段を備えた不織布製の帯環は、装飾シートへの着脱が容易であるというだけでなく、装着時においては内径伸縮手段が備わる部分の内径が絞られることにより不織布の周縁部に波状のフリルが形成されるため、より高い装飾効果を発揮することになる。さらに、装飾シート及び帯環が耐水性の不織布から構成されているため、贈答後において当該植栽鉢を家庭内等で継続的に設置する場合においても、問題なく装飾シート及び帯環を装着したままにしておくことができる。すなわち、例えば装飾シートが通常の包装紙で構成されているような場合は、水やりを行うことで当該包装紙が濡れて破れたりする可能性が高いため、植栽鉢を継続設置する際には当該包装紙を取り外す必要があったが、本発明のように装飾シート等が耐水性の不織布から構成されている場合は、水やりの際にそのような心配が生じないため、装飾シート及び帯環を装着したまま問題なく植栽鉢を継続設置することができる。この結果、植栽鉢のインテリア性をより高めることが可能となる。ただし、植栽鉢の下から水が漏れ出すほど大量に水をやりたい場合は、装飾シートを装着したままでは底部に水が溜まることとなるため装飾シートは取り外すことが望ましいが、そのような場合でも、帯環の着脱が容易であることによってそれほどその作業が煩雑ではないという利点がある。 【0010】 前記内径伸縮手段は、例えば、前記帯環に周方向に沿って設けられた挿通孔に挿通される帯状の弾性体によって構成することが可能である(請求項2)。 【0011】 この構成によれば、帯状の弾性体によって容易に帯環の内径を伸縮させることができるとともに、この帯環を確実に装飾シートの外周に密着させることができる。 【0012】 ただし、この弾性体が有する弾性(伸縮性)は、長期間の使用によって低下する可能性があるため、前記内径伸縮手段は、前記挿通孔に挿通される紐状の結束部材をさらに備えることが好ましい(請求項3)。 【0013】 この構成によれば、弾性体の弾性が低下して帯環が装飾シートの外周に充分に密着することができなくなった場合でも、帯環にさらに備わる紐状の結束部材を結束することによって帯環の内径をさらに縮小させることができ、その結果、装飾シートを常に安定した状態で植栽鉢に固定することが可能となる。 【0014】 ここで、前記帯環は2つ折りにした不織布によって構成してもよい。この場合、前記挿通孔は、例えば、不織布の折り目側の端縁部を周方向に縫着することによって形成することが可能である(請求項4)。 【0015】 この構成によれば、不織布が2枚重ねとなるために帯環がより意匠性に富んだものとなって装飾効果を高めることができるだけでなく、不織布を2つ折りにして縫着するだけで容易に挿通孔を形成することができる。 【0016】 前記装飾シート及び帯環を構成する不織布は、さらに耐光性を有することが好ましい(請求項5)。 【0017】 この構成によれば、装飾シートや帯環が光によって劣化し難くなるため、植栽鉢を屋外に継続設置する場合に有効である。 【0018】 また、前記帯環の任意の位置に造花等の装飾部材を適宜取り付けることによってさらに装飾効果を高めるようにしてもよい(請求項6)。 【0019】 ここで、前記装飾シートの植栽鉢の底面に対応する部分には、水抜き穴を穿設してもよい(請求項7)。 【0020】 この構成によれば、水やりの際に植栽鉢の下から水が漏れ出すほど大量の水を注いでも、底部に水が溜まることが装飾シートの水抜き穴により回避されるため、大量の水を注ぐ場合にいちいち装飾シートを取り外す必要がなくなり、便利である。 【0021】 この場合さらに、前記植栽鉢の底面形状に対応した形状を有しかつ前記装飾シートよりも高い剛性を有する鉢受け部材の中央部に水抜き穴を穿設したものを前記装飾シートの対応する部分に接着してもよい(請求項8)。 【0022】 この構成によれば、植栽鉢に注いだ水の水抜きを効果的に行うことができるだけでなく、装飾シートに鉢受けとしての機能も持たせることができるため、非常に便利である。 【発明の効果】 【0023】 以上説明したように、本発明によれば、装飾効果に優れるとともに、贈答後に継続設置する場合においても問題なく使用することができ、しかも簡単に着脱することのできる植栽鉢の装飾構造を提供することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0024】 まず図1を用いて、本発明の実施の形態にかかる植栽鉢の装飾構造について説明する。本実施形態の植栽鉢の装飾構造は、植栽鉢1の底面と外周面を包む装飾シート10と、この装飾シート10を植栽鉢1に固定するために当該装飾シート10の外周にその開口を絞るような状態で装着される帯環12とで構成されている。 【0025】 このうち、装飾シート10は、耐水性・耐光性を有する不織布によって構成されている。このような不織布の素材としては、例えばポリエステルが好適である。なお、ここでいう耐水性・耐光性を有する不織布とは、水に濡れ又は光に当たることによって強度が低下して容易に破れるようになる等の著しい性能の低下が生じないものであればよく、実際の使用上問題ない範囲で多少の性能の低下が生じるものであってもよい。従って、そのような素材であればポリエステルに限らず各種素材を使用することが可能である。また、素材自体が耐水性を有する不織布でなくても、耐水加工が施された不織布、あるいは耐水性の樹脂フィルムが貼着された不織布等も用いることが可能である。 【0026】 一方、帯環12も、前記装飾シート10と同様に耐水性・耐光性を有する不織布によって構成されている。ただし、この帯環12の素材は、必ずしも装飾シート10と同一の素材である必要はなく、耐水性・耐光性を有するものであれば装飾シート10と異なる素材であってよい。また、帯環12は、上端部の内径が伸縮自在に構成されており(詳細は後述する)、それによって装飾シート10の開口を絞るような状態で装飾シート10の外周に密着し得るようになっている。 【0027】 これら装飾シート10及び帯環12は、所定の色柄に着色してもよいし、素材そのものがある程度の風合いを有するものであれば着色しなくてもよい。 【0028】 前記帯環12には、その任意の位置において装飾部材14(図例では造花)が取り付けられている。この装飾部材14は、図例では比較的大きな単一の造花によって構成されているが、帯環12にちりばめるように取り付けられる比較的小さな複数の造花によって構成してもよい。また、装飾部材14としては、この他、キャラクターマスコットやアクセサリー等を用いてもよいし、これらを組合せるようにしてもよい。このように装飾部材14を種々変更することにより、装飾態様を様々にアレンジすることが可能である。なお、帯環12を構成する不織布にこの装飾部材14を取り付けるための取付手段については特に限定されるものではく、不織布に掛止し得る屈曲自在な針金やステープラー等を用いてもよいし、接着や縫着等の手段を用いてもよい。 【0029】 次に、前記帯環12の詳細構造について説明する。 【0030】 図2は帯環12の一部切欠き斜視図である。図示のように、帯環12は、2つ折りにした帯状の不織布からなる素地16を環状に形成し、その折り目側の端縁部(上端部)を周方向に沿って縫糸18により縫着することによって形成した挿通孔24に帯ゴム20及び締め紐22を周状に挿通させることによって構成したものである。なお、図2の一部切欠き斜視図では、挿通孔24の内部にある帯ゴム20及び締め紐22を示すために、図中の前方中央部において素地16のみを切り欠いて示しており、実際には当該切欠き部にも素地16は存在する。 【0031】 前記帯ゴム20は、エンドレスに形成されてその全周が挿通孔24に挿通されている。一方、前記締め紐22は、両端部22aを有し、帯環12の上端部の周方向1箇所に形成された切欠き26からその両端部22aを外部に露出させた状態で挿通孔24に挿通されている。 【0032】 このように、挿通孔24に挿通される帯ゴム20及び締め紐22を備える帯環12は、その上端部の内径が伸縮自在に構成されている。すなわち、帯環12の幅方向(図2における上下方向)所定位置(本実施形態では上端部)における内径を伸縮させるための内径伸縮手段が、帯ゴム20及び締め紐22によって構成されている。なお、このような内径伸縮手段は、帯ゴム20のみによって構成することも当然に可能であるが、本実施形態では、長期間の使用によって帯ゴム20の弾性が低下して、充分に帯ゴム20が伸縮しなくなったときのことを考慮して、締め紐22を設けている。すなわち、帯ゴム20の弾性が低下した場合でも、締め紐22の両端部22aを引っ張って結束したり、再度ほどいたりすることにより、帯環12の上端部の内径を確実に伸縮させることができるようになっている。 【0033】 なお、この帯環12の製造は、例えば、図3(a)に示す2つ折りにした素地16を同図(b)に示すように環状に丸め、これをさらに縮径させて素地16の両端部A1,A2を重ね合わせるようにし、最後に折り目側の端縁部を縫糸18(図2)を用いて周方向に縫着することによって行うことができる。これにより、図2に示すように、素地16が重ね合わせ部Aで重ね合わされた状態で(すなわち当該部で素地16が4枚重ねになる状態で)環状に形状保持され、同時に、折り目側の端縁部(上端部)に周状の挿通孔24が形成される。なお、帯ゴム20と締め紐22は、素地16を縫着する前に、挿通孔24が形成される部分にあらかじめ挿入しておけばよい。 【0034】 次に、以上のような帯環12と装飾シート10を用いて植栽鉢1を包装・装飾する手順の一例について図4を用いて説明する。 【0035】 まず、図4(a)に示すように、装飾シート10を敷いた上に植栽鉢1を設置する。 【0036】 次に、図4(b)に示すように、装飾シート10を上方で束ねるようにして植栽鉢1を装飾シート10で包み込む。そして、あらかじめ径方向外側に引っ張って内径を拡大させておいた帯環12に植栽鉢1の底部を挿入してその状態から帯環12を上方にずらし、帯環12に加えていた引っ張り力を適宜の位置で解除することにより、帯環12の内径を縮小させ、それによって装飾シート10の外周に帯環12を密着させる。すると、装飾シート10の開口が絞られるような状態となって装飾シート10が植栽鉢1に固定される。 【0037】 このとき、図4(b)に示す位置Bにおいて帯環12を装着すれば、図1に示すように植栽鉢1の直上部で帯環12が縮径し、装飾シート10の開口が植栽鉢1の外径よりも小さい寸法に絞られることとなって帯環12が下にずれ落ちることが防止されるため、より安定した状態で装飾シート10を植栽鉢1に固定することができる。もちろん、このようなことが必要ない場合は、図4(b)に示す位置C(植栽鉢1の上端部付近)において帯環12を装着することにより、装飾シート10を植栽鉢1に固定するようにしてもよい。ただし、植栽鉢1の側面が図示のように下方に向かって縮径するように(テーパ状に)形成されている場合は、特に帯環12が下方にずれ落ち易いため、このような場合は、やはり位置Bにおいて帯環12を装着することが好ましい。 【0038】 以上説明したように、本実施形態の植栽鉢の装飾構造は、植栽鉢1を包む不織布製の装飾シート10に同じく不織布製の帯環12を装着することによって構成したものであるため、外観上の統一感があり、優れた装飾効果を発揮することができる。また、幅方向所定位置(本実施形態では上端部)に帯ゴム20及び締め紐22から成る内径伸縮手段を備えた不織布製の帯環12は、装飾シート10への着脱が容易であるというだけでなく、装着時においては内径伸縮手段が備わる上端部の内径が絞られることにより不織布の周縁部に波状のフリル(図1における符号12a)が形成されるため、より高い装飾効果を発揮することになる。さらに、装飾シート10及び帯環12が耐水性の不織布から構成されているため、贈答後において植栽鉢1を家庭内等で継続的に設置する場合においても、問題なく装飾シート10及び帯環12を装着したままにしておくことができる。すなわち、例えば装飾シート10が通常の包装紙で構成されているような場合は、水やりを行うことで当該包装紙が濡れて破れたりする可能性が高いため、植栽鉢1を継続設置する際には当該包装紙を取り外す必要があったが、本実施形態のように装飾シート10等が耐水性の不織布から構成されている場合は、水やりの際にそのような心配が生じないため、装飾シート10及び帯環12を装着したまま問題なく植栽鉢1を継続設置することができる。この結果、植栽鉢1のインテリア性をより高めることが可能となる。ただし、植栽鉢1の下から水が漏れ出すほど大量に水をやりたい場合は、装飾シート10を装着したままでは底部に水が溜まることとなるため装飾シート10は取り外すことが望ましいが、そのような場合でも、帯環12の着脱が容易であることによってそれほどその作業が煩雑ではないという利点がある。なお、装飾シート10の植栽鉢1の底面に対応する部分に水抜き穴を穿設するか、さらに、植栽鉢1の底面形状に対応した形状のプラスチック板又はプラスチック製の皿状体等からなる鉢受け部材の中央に水抜き穴を穿設したものを装飾シート10の中央表面に接着しておけば、大量に水を注ぐ場合にもいちいち装飾シートを取り外す必要がないものとなる。 【0039】 また、装飾シート10及び帯環12を構成する不織布がさらに耐光性を有することから、植栽鉢1を屋外に継続設置する場合においてもこれら装飾シート10及び帯環12を問題なく使用することができる。 【0040】 また、帯環12は、2つ折りにした不織布(素地16)を縫着することによって構成したものであるため、不織布が2枚重ねとなって意匠性に富むだけでなく、帯ゴム20及び締め紐22が挿通される挿通孔24の形成が容易であり、効率よく製造できるという利点がある。 【0041】 なお、挿通孔24の位置(帯ゴム20及び締め紐22からなる内径伸縮手段の設置位置)は、本実施形態では帯環12の上端部に設定したが、これを例えば、帯環12の幅方向(図2における上下方向)中央部付近に設定してもよい。その場合は、独立した2枚の素地16を重ね合わせ、その幅方向中央部付近において周方向に沿った2本の縫着線を形成するようにすれば、挿通孔24を帯環12の幅方向中央部付近に形成することができる。 【0042】 また、本実施形態では、内径伸縮手段を帯ゴム20及び締め紐22によって構成したが、このうち締め紐22は省略してもよい。その場合、挿通孔24を省略するとともに、帯ゴム20を接着等の手段により直接素地16に接合するようにしてもよい。 【0043】 また、帯ゴム20は、帯環12を装着する際に支障が出ない程度の伸縮量を確保できるものであれば特にゴム材に限るものではなく、各種弾性体を使用可能である。 【0044】 締め紐22についても、結束する際に支障が出ない程度に柔軟なものであればよく、その材質は特に限定されるものではない。 【図面の簡単な説明】 【0045】 【図1】本発明の一実施形態にかかる植栽鉢の装飾構造を示す斜視図である。 【図2】前記植栽鉢の装飾構造に用いられる帯環を示す一部切欠き斜視図である。 【図3】(a)(b)は前記帯環の製造工程を示すための図である。 【図4】(a)(b)は前記植栽鉢の装飾構造の装着手順を示す図である。 【符号の説明】 【0046】 1 植栽鉢 10 装飾シート 12 帯環 14 装飾部材 20 帯ゴム(弾性体) 22 締め紐(結束部材) 24 挿通孔
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| 【出願人】 |
【識別番号】305034948 【氏名又は名称】華平有限会社
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| 【出願日】 |
平成17年7月22日(2005.7.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100067828 【弁理士】 【氏名又は名称】小谷 悦司
【識別番号】100096150 【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 孝夫
【識別番号】100099955 【弁理士】 【氏名又は名称】樋口 次郎
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| 【公開番号】 |
特開2007−28914(P2007−28914A) |
| 【公開日】 |
平成19年2月8日(2007.2.8) |
| 【出願番号】 |
特願2005−212695(P2005−212695) |
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