| 【発明の名称】 |
ロールベーラ |
| 【発明者】 |
【氏名】伊東 辰幸
【氏名】長山 敏之
【氏名】小原 信孝
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| 【要約】 |
【課題】簡単な構造で容易にロールベールが所定の直径に成形されたことを感知でき、ロールベールを適度の重さにでき、牧草等の脱落を防ぐことができるロールベーラを提供する。
【解決手段】回転自在に支持されるローラ9を円周方向に所定の間隔を隔てて配列して区画形成されるベール成形室4を備えたロールベーラ1において、ベール成形室4のローラ9間に基部12が枢支され先端部がベール成形室4内に成形されるロールベール3の外周面に所定の角度を有して接触する接触片と、接触片の傾斜角度を検出してロールベールの径の大きさを検出するセンサーとを備えた直径検出手段を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 回転自在に支持されるローラを円周方向に所定の間隔を隔てて配列して区画形成されるベール成形室を備えたロールベーラにおいて、上記ベール成形室のローラ間に基部が枢支され先端部がベール成形室内に成形されるロールベールの外周面に所定の角度を有して接触する接触片と、該接触片の傾斜角度を検出してロールベールの径の大きさを検出するセンサーとを備えたことを特徴とするロールベーラ。 【請求項2】 上記接触片が、成形されるロールベール外周面の軸方向に沿って所定の長さを有して接触するように構成された請求項1記載のロールベーラ。 【請求項3】 上記センサーの作動でロールベールの結束又は包装を開始する制御手段を備えた請求項1又は2記載のロールベーラ。 【請求項4】 上記接触片は、その先端がロールベールの外周に接するようにスプリングで付勢される請求項1〜3のいずれかに記載のロールベーラ。 【請求項5】 上記接触片の基部には、その接触片と一体に回動するセンサレバーが設けられ、上記センサーは、センサレバーの回動範囲内で位置調整可能に設けられる請求項1〜4のいずれかに記載のロールベーラ。 【請求項6】 上記接触片には、その接触片と一体に回動するセンサレバーが設けられ、上記センサーは、センサレバーの回動範囲に複数設けられる請求項1〜4のいずれかに記載のロールベーラ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、ベール成形室内に取り込んだ牧草等を、そのベール成形室内で回転させてロールベールを成形するロールベーラに関する。 【背景技術】 【0002】 ローラ式ロールベーラとしては、特許文献1記載のものが知られている。このロールベーラは、ベール成形室内のロールベールが所定の径に達したとき、そのロールベールの圧力でゲートを押し開くようになっており、ゲートの開き量を検知して結束装置又はネット装置を作動させ、ロールベールを梱包するように構成されている。 【0003】 また、ラドルバー方式のロールベーラとしては、特許文献2〜7記載のものが知られている。このロールベーラは、一対の無端チェーン間にバーを密な間隔で複数横架したベール成形圧縮装置でベール成形室の弧状内壁を形成するものであり、上記無端チェーンに張力を付与するテンションスプロケットの移動量をセンサーで感知してロールベールが所定の径に達したか否かを判断するようになっている。 【0004】 【特許文献1】特開昭62−151115号公報 【特許文献2】特許第3539516号公報 【特許文献3】実開平05−091273号公報 【特許文献4】実開昭60−038546号公報 【特許文献5】実開昭62−083438号公報 【特許文献6】特開平07−163233号公報 【特許文献7】特許第3360281号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 ところで、特に小型のロールベーラにおいては人力によるベール搬送が一般的であるが、ローラ式のロールベーラは、ロールベールの圧力でゲートを押し開くものであるため、ロールベールが重くなりすぎ、運搬に支障をきたすことがあるという課題があった。また、ゲート開き量を検出する機構にフックや、フック取付レバー・リンク類を用いるため、複雑な構造となり、成形するロールベールの寸法調整が困難であるという課題があった。 【0006】 またさらに、ゲートが開くとき、その開口から牧草等が圃場に脱落してしまうという課題があった。この課題は、特に牧草の細断装置を備えるロールベーラで顕著であった。 【0007】 そして、ローラ式のロールベーラは、ラドルバー方式のテンションスプロケットのようにロールベールの直径に応じて移動する部材がないため、ロールベールが所定の直径に成形されたことを感知するのが困難であるという課題があった。 【0008】 そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、簡単な構造で容易にロールベールが所定の直径に成形されたことを感知でき、ロールベールを適度の重さにでき、牧草等の脱落を防ぐことができるロールベーラを提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0009】 上記課題を解決するために本発明は、回転自在に支持されるローラを円周方向に所定の間隔を隔てて配列して区画形成されるベール成形室を備えたロールベーラにおいて、上記ベール成形室のローラ間に基部が枢支され先端部がベール成形室内に成形されるロールベールの外周面に所定の角度を有して接触する接触片と、該接触片の傾斜角度を検出してロールベールの径の大きさを検出するセンサーとを備えたものである。 【0010】 上記接触片が、成形されるロールベール外周面の軸方向に沿って所定の長さを有して接触するように構成されるとよい。 【0011】 また、ロールベーラは、上記センサーの作動でロールベールの結束又は包装を開始する制御手段を備えるとよい。 【0012】 上記接触片は、その先端がロールベールの外周に接するようにスプリングで付勢されるとよい。 【0013】 上記接触片の基部には、その接触片と一体に回動するセンサレバーが設けられ、上記センサーは、センサレバーの回動範囲内で位置調整可能に設けられるとよい。 【0014】 上記接触片には、その接触片と一体に回動するセンサレバーが設けられ、上記センサーは、センサレバーの回動範囲に複数設けられるとよい。 【発明の効果】 【0015】 本発明によれば、簡単な構造で容易にロールベールが所定の直径に成形されたことを感知でき、ロールベールを適度の重さにでき、牧草等の脱落を防ぐことができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0016】 本発明の好適実施の形態を添付図面を用いて説明する。 【0017】 図1に示すように、ロールベーラ1は、トラクタ等の牽引車(図示せず)に牽引されて走行するロールベーラ本体7と、圃場等から牧草、麦藁などの収穫物を拾い上げるためのピックアップ装置2と、走行タイヤ1aとからなる。ロールベーラ本体7は、円環状に配置された複数のローラ9と、これらローラ9を回転自在に支持する左右の側壁10R、10Lとによりベール形成室4を構成している。ベール形成室4は、前部の固定側成形室4aと、固定側成形室4aの後端上部に水平軸回り回動自在に設けられた回動側成形室4bとの組み合わせにより構成され、その前方のピックアップ装置2から取り入れられた収穫物を円柱状のロールベール3に成形するようになっている。回動側成形室4bは、水平軸回りに回動することで開閉するゲート6を構成しており、ゲート6を開くことでベール成形室4を二つ割りに開放するようになっている。ゲート6には、ロールベーラ本体7に一端を連結された開閉用油圧シリンダ8の他端が連結されており、開閉用油圧シリンダ8の伸縮で開閉するようになっている。ローラ9は、図示しないトラクタ等のPTO軸からの動力を受けてそれぞれ同じ方向に回転駆動されるようになっており、ロールベール成型時には、被成型物を下部のローラ9で後方に送り、後部のローラ9で上方に送り、上部のローラ9で前方に送り、前部のローラ9で下方に送るようになっている。また、ロールベーラ本体7は、ベール成形室4内に紐(図示せず)を供給してベール成形室4内のロールベール3を結束するための結束装置5と、ベール成形室4内にネット(図示せず)を供給してベール成形室4内のロールベール3をネットで包装するためのネット装置(図示せず)とを備える。 【0018】 また、ベール成形室4の上部には、成形されるロールベール3の直径が所定になったとき作動する直径検出手段11が設けられている。 【0019】 直径検出手段11は、ベール成形室4の上部側のローラ9間に設けられており、その作動で結束装置5又はネット装置を起動してロールベール3の結束又は包装を開始するように構成されている。図1、図2及び図4に示すように、直径検出手段11は、基部12がローラ9と平行な軸回り回動自在に枢支され、先端部がロールベール3の外周面に所定の角度を有して接触するよう設けられた接触片13と、その接触片13が所定角度回動したとき作動されるセンサー14とからなる。 【0020】 接触片13は、回転軸15と、回転軸15にボルト49を介して取り付けられたソリ状プレート16とからなる。回転軸15は、右側壁10Rと左側壁10Lとの間に掛け渡された保持フレーム45と、右側壁10Rに固定された軸受46とにより回動自在に支持されており、右側壁10Rの外側まで延出している。保持フレーム45には、回転軸15を支持するための軸受部47、47が一対離間して形成されており、これら軸受部47、47間にソリ状プレート16を配置するようになっている。また特に、軸受部47、47同士の間隔は、ソリ状プレート16の軸方向の長さと略同じに設定されており、ソリ状プレート16の軸方向の位置を規制するようになっている。 【0021】 ソリ状プレート16は、軸方向の両側に回転軸15を挿通させるための筒部48を有する。筒部48には、径方向に貫通するねじ孔(図示せず)が形成されており、ねじ孔にボルト49を螺合させることで筒部に回転軸15を締結できるようになっている。また、ソリ状プレート16は、軸方向に長く形成されると共に先端をロールベール3から離間させるように反って形成されており、回転されるロールベール3に幅広い曲面で摺接することでロールベール3に引っ掛からないようになっている。すなわち、接触片13は、成形されるロールベール外周面にその軸方向に沿って所定の長さを有して接触するように構成されている。図2及び図3に示すように、接触片13の基部12、すなわち回転軸15には、接触片13と一体に回動するセンサレバー17が設けられている。センサレバー17は、後述するセンサー14に検出されることで接触片13の位置を示すためのものであり、右側壁10Rの外側に位置する回転軸15の右端から径方向外方に延びて設けられている。また、接触片13は、センサレバー17を介してスプリング18に連結されており、先端をロールベール3の外周に接するようにスプリング18で付勢されている。具体的には、スプリング18はコイルバネからなり、一端をセンサレバー17に連結されると共に他端を右側壁10R(固定系)に連結されている。 【0022】 センサー14は、センサレバー17が近接されているか否かを検出する近接スイッチからなり、センサレバー17が所定角度傾斜されたことを検出することで接触片13が所定の傾斜角度になったことを検出してロールベール3の大きさを検出するようになっている。また、センサー14は、可動プレート19を介してセンサレバー17の回動範囲内で位置調整可能に設けられている。図2及び図5に示すように、可動プレート19は、接触片13の回転軸15回りに回動自在に、かつ、センサレバー17に軸方向に近接して設けられると共に、その先端をロッド20を介して固定系に位置調節可能に固定されるようになっている。具体的には、固定系たる右側壁10Rには、ロッド20の一端を固定するための複数の孔21を有する多孔プレート22が設けられており、いずれかの孔21を選択してその孔21にロッド20の屈曲された一端23を差し込んで固定するようになっている。 【0023】 図12に示すように、センサー14は、制御手段たるコントロールボックス24に接続されており、コントロールボックス24にセンサレバー17が近接されているか否かを電気信号として送るようになっている。コントロールボックス24は、バッテリー25、電源スイッチ26、ブザー27及び開閉用油圧シリンダ8の伸縮を切り替えるバルブユニット(図示せず)に接続されると共に、後述する結束装置5の繰り出しモータ28及びネット装置36(図8参照)の電動アクチュエータ29に接続されており、センサー14からセンサレバー17が離間した旨の電気信号を受けたとき、ロールベール3が所定の直径に成形されたものと判断してブザー27を鳴らして作業者に知らせると共に、結束装置5又はネット装置36を起動してロールベール3の結束又は包装を開始するようになっている。また、コントロールボックス24には、図示しない入力装置が設けられており、センサー14から上記電気信号を受けたときの動作を予め入力装置を介して入力設定できるようになっている。コントロールボックス24に予め入力できる設定情報としては、センサー14から上記電気信号を受けたとき、結束装置5を起動するか、又はネット装置36を起動するか、又はゲート6を開くか、又はブザー27を鳴らすのみで何もしない、等がある。 【0024】 図6及び図7に示すように、結束装置5は、回転自在に支持された結束紐巻30と、結束紐巻30から延びる結束紐31を巻き掛ける紐出しローラ32と、紐出しローラ32を回転駆動する繰り出しモータ28と、紐出しローラ32と結束紐巻30との間に配置され結束紐31から力を受けて後述するカーソル33を駆動するための従動プーリ34と、紐出しローラ32からベール成形室4に向けて延びる結束紐31に係合され結束紐31をロールベール3の軸方向に振り分けるべく往復横動するカーソル33と、ロールベール3の結束が終了したときに結束紐31を切断するナイフ35とを備えて構成されている。 【0025】 図8に示すように、ネット装置36は、回転自在に支持されたネット巻37と、ネット巻37から延びるネット38を巻き掛ける繰り出しローラ39と、繰り出しローラ39にローラ9の駆動力を伝達する動力伝達機構40とを備えて構成されている。動力伝達機構40は、ローラ9の一端に設けられた出力側プーリ41と、繰り出しローラ39に設けられた受動側プーリ42と、これらプーリ41、42に掛け渡された無端ベルト43と、無端ベルト43にテンションをかけるためのテンションプーリ44と、テンションプーリ44を無端ベルト43に押し付ける電動アクチュエータ29とからなり、電動アクチュエータ29で無端ベルト43にテンションプーリ44を押し付けることで繰り出しローラ39を駆動させ、無端ベルト43に対する押圧を解除することで繰り出しローラ39を停止させるようになっている。 【0026】 次に本実施の形態の作用を図13の流れ図に沿って述べる。 【0027】 図1に示すロールベーラ1を圃場にて牽引しながら作動させると、ロールベーラ1は、圃場上の牧草等をピックアップ装置2で順次拾い上げてベール成形室4内に送りつつ、その牧草等をベール成形室4のローラ9で回転させる。そして、ベール成形室4内の牧草等が増えるに従って徐々にロールベール3が形作られる。このようにしてロールベール3が成長するとロールベール3の外周に直径検出手段11の接触片13が接触され始める。このとき、接触片13はその先端をロールベール3の回転方向側に向けてロールベール3に接触されるため、ロールベール3に引っ掛かることはなく、回転するロールベール3の外周面に安定して摺接される。この後、ロールベール3が更に成長して直径が増加(図13の50)すると、接触片13がロールベール3に押されて徐々に径方向外方に回動され、接触片13に設けられたセンサレバー17がスプリング18の弾発付勢力に反抗して接触片13と一体に回動する。このようにしてロールベール3が予め直径検出手段11で設定した所定の直径に成長し、図3に示すようにセンサレバー17がセンサー14の位置から外れたらセンサー14がこれを感知(図13の51)し、電気信号としてコントロールボックス24に送る。この電気信号を受けたコントロールボックス24は、ブザー27を所定時間鳴らして(図13の52、53)作業者にロールベール3の成形が終了したことを知らせると共に、予め入力された設定情報に従って結束装置5等を起動する。 【0028】 結束装置5を起動するようにコントロールボックス24を予め設定してある場合、コントロールボックス24は、繰り出しモータ28を駆動(図13の54)させる。これにより紐出しローラ32が回転され、紐出しローラ32に巻き掛けられた結束紐31が結束紐巻30から繰り出される。このとき結束紐31は、従動プーリ34を回転させてカーソル33を往復横動させる。カーソル33に係合される結束紐31は、左右に振られながらベール成形室4内に供給され、ロールベール3の外周に均等に巻回される。このとき、コントロールボックス24は、予め決められたプログラムに従って一定時間経過後に繰り出しモータ28への通電を遮断して繰り出しモータ28を停止(図13の55)するが、結束紐31は、ロールベール3に引き込まれることで繰り出され、従動プーリ34を回転させ続けるため、カーソル33が止まることはなく、結束作業は継続される。このようにしてロールベール3が結束されたら、結束紐31はナイフ35により切断され、ロールベール3の梱包が完了(図13の56)すると共に、結束紐31の繰り出しが停止される。 【0029】 また、ネット装置36を起動するようにコントロールボックス24を予め設定してある場合、コントロールボックス24は、ネット装置36のテンションプーリ44を無端ベルト43に押し付けるように電動アクチュエータ29を駆動する。これにより、ローラ9の駆動力が繰り出しローラ39に伝達され、繰り出しローラ39に巻き掛けられるネット38がネット巻37から繰り出されてベール成形室4に供給される。一定の時間が経過したらコントロールボックス24は、電動アクチュエータ29を再び駆動させてテンションプーリ44を無端ベルト43から離間させる方向に移動する。これにより、繰り出しローラ39への駆動の伝達は解除される。このとき、ネット38はまだ最後まで繰り出されていないが、ロールベール3に引き込まれる力で最後までベール成形室4内に供給されるが、一定長供給後、切断刃(図示せず)により切断され、ロールベール3が包装される。 【0030】 この後、ロールベーラ1は、開閉用油圧シリンダ8を駆動させてゲート6を開き、ベール成形室4内のロールベール3を圃場上に排出(図13の57)する。 【0031】 また、センサー14で検出するロールベール3の直径を大きくしたい場合は、図9及び図10に示すように、多孔プレート22に対するロッド20の固定位置を図2及び図3に示す固定位置よりも図中の右側の孔21の位置に変更する。これにより、可動プレート19をロールベール3から離間する方向に回動させることができ、設定直径を大きくすることができる。なお、図9に示すロッド20の固定位置は、可動プレート19をロールベール3から最大に離間させる位置であるが、ロッド20の固定位置は、図9に示す位置よりも左側の孔21であってもよい。この場合、ロッド20の固定位置を図2に示す位置から図9に示す位置に変更した場合よりも可動プレート19の回動量を小さくできる。すなわち、ロッド20の固定位置を多数の孔21のいずれかに選択することで、設定直径を小刻みに変更することができる。 【0032】 このように、ベール成形室4の上部のローラ9間に基部12が枢支され先端部がベール成形室4内に成形されるロールベール3の外周面に所定の角度を有して接触する接触片13と、接触片13の傾斜角度を検出してロールベール3の径の大きさを検出するセンサー14とを備えてロールベーラ1を構成したため、簡単な構造で容易にロールベール3が所定の直径に成形されたことを感知でき、ロールベール3を適度の重さにできる。そして、ロールベール3の径が所定になったときゲート6を開く必要がないため、牧草等の脱落を防ぐことができる。 【0033】 また、接触片13が、成形されるロールベール外周面にその軸方向に沿って所定の長さを有して接触するように構成されるものとしたため、ロールベール3の径を凹凸による誤差を防いで安定して検出することができる。 【0034】 センサー14の作動でロールベール3の結束又は包装を開始する制御手段を備えたため、ロールベール3が所定の直径に成形されたときに結束装置5やネット装置36を自動的に起動することができる。 【0035】 接触片13は、その先端がロールベール3の外周に接するようにスプリング18で付勢されるものとしたため、確実にロールベール3の外周に沿わせることができ、精度を高めることができる。 【0036】 接触片13の基部12には、その接触片13と一体に回動するセンサレバー17が設けられ、センサー14は、センサレバー17の回動範囲内で位置調整可能に設けられるものとしたため、センサー14の設置位置を自由に決定することができ、ロールベーラ本体7内の限られた空間の中で自由にレイアウトすることができる。 【0037】 なお、直径検出手段11は、その作動で牧草等の取り込みを停止させ、結束装置5又はネット装置36を起動する場合について説明したが、ブザー27を鳴らす等によって作業者にロールベール3の成型が終了した旨を知らせるのみとしてもよいのは勿論である。このようにした場合、成型したロールベール3を結束紐31で結束するかネット38で包装するか、或いはそのまま放出するかを作業者の手動操作で決定できる。 【0038】 センサー14は、近接スイッチからなるものとしたがこれに限るものではなく、センサレバー17が近接されているか否かを検出できれば他のタイプのセンサーであってもよい。 【0039】 また、コントロールボックス24には入力装置が設けられるものとしたが、入力装置はなくともよい。この場合、設定情報は出荷前に予め入力しておき、変更しないものとしてもよく、別途入力装置を接続して変更できるようにしてもよい。 【0040】 また、センサー14は、センサレバー17の回動範囲内で位置調整可能に設けられるものとしたが、これに限るものではない。図11に示すように、センサー14は、センサレバー17の回動範囲内に複数設けられるものとしてもよい。このように、センサレバー17の回動範囲内にセンサー14を複数設けるものとすると、万一使用すべきセンサー14が故障したときであっても一段大きな直径を検出するセンサー14でロールベール3が所定の大きさを超えて大きくなったことを検出でき、ロールベール3のサイズ超過を最小限に抑えることができる。 【図面の簡単な説明】 【0041】 【図1】本発明の好適実施の形態を示すロールベーラの側面図である。 【図2】直径検出手段の側面図である。 【図3】ロールベールが所定の直径に成長したときの直径検出手段の側面図である。 【図4】直径検出手段の正面図である。 【図5】図4の要部拡大図である。 【図6】結束装置の側面図である。 【図7】結束装置の正面図である。 【図8】ネット装置の説明図である。 【図9】ロールベールのサイズ設定を変更した直径検出手段の側面図である。 【図10】ロールベールが所定の直径に成長したときの直径検出手段の側面図である。 【図11】他の実施の形態を示す直径検出手段の側面図である。 【図12】制御系のブロック図である。 【図13】ロールベール成形作業の流れ図である。 【符号の説明】 【0042】 1 ロールベーラ 3 ロールベール 4 ベール成形室 5 結束装置 9 ローラ 11 直径検出手段 12 基部 13 接触片 14 センサー 17 センサレバー 18 スプリング 36 ネット装置
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| 【出願人】 |
【識別番号】000107653 【氏名又は名称】スター農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成17年11月21日(2005.11.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068021 【弁理士】 【氏名又は名称】絹谷 信雄
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| 【公開番号】 |
特開2007−135502(P2007−135502A) |
| 【公開日】 |
平成19年6月7日(2007.6.7) |
| 【出願番号】 |
特願2005−335511(P2005−335511) |
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