| 【発明の名称】 |
乗用型芝刈り機 |
| 【発明者】 |
【氏名】野上 和昭
【氏名】戸越 義和
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| 【要約】 |
【課題】モーア昇降用のペダルの配置を工夫することによって乗用型芝刈り機の操作性を向上させる芝刈り機を提供する。
【解決手段】乗用走行機体に昇降リンク機構13を介してモーア30を昇降可能に連結した乗用型芝刈り機において、昇降リンク機構13を上昇作動させる上昇ペダル18と下降作動させる下降ペダル19とを備え、上昇ペダル18の上昇踏み面18aと下降ペダル19の下降踏み面19aとを乗用走行機体の運転部10の左右方向に並べて配置した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 乗用走行機体に昇降リンク機構を介してモーアを昇降可能に連結した乗用型芝刈り機であって、 前記昇降リンク機構を上昇作動させる上昇ペダルと、前記昇降リンク機構を下降作動させる下降ペダルとを備え、 前記上昇ペダルの上昇踏み面と前記下降ペダルの下降踏み面とを乗用走行機体の運転部の左右方向に並べて配置した乗用型芝刈り機。 【請求項2】 前記上昇踏み面を踏み込めば前記下降踏み面が上昇し、前記下降踏み面を踏み込めば前記上昇踏み面が上昇するように構成した請求項1記載の乗用型芝刈り機。 【請求項3】 ブレーキを操作するブレーキペダルを備え、 前記ブレーキペダルのブレーキ踏み面と、前記上昇ペダルの上昇踏み面と、前記下降ペダルの下降踏み面とを乗用走行機体の運転部の左右方向に並べて配置した請求項1又は2記載の乗用型芝刈り機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、乗用走行機体に昇降リンク機構を介してモーアを昇降可能に吊り下げ連結した乗用型芝刈り機に関する。 【背景技術】 【0002】 従来の乗用型芝刈り機においては、例えば特許文献1に開示されているように、運転座席の右横外側に備えた昇降レバーを手で操作することによってモーアを昇降させるものが知られている。 【0003】 【特許文献1】特開2002−238325号公報(図2及び段落番号「0033」) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 特許文献1の乗用型芝刈り機は走行機体の旋回性を向上させるため、左右の後車輪を独立駆動させて、運転座席の右側及び左側に設けた操縦レバーを、それぞれ右手及び左手で握って操作して前進、後進及び旋回を行う。一方、モーアの昇降操作は、運転座席の横側に備えた昇降レバーを右手又は左手で操作することによって行う。 【0005】 走行しながらモーアの昇降操作を行おうとすれば、操縦レバーの操作とともに昇降レバーを操作する必要があるが、操縦レバーを両手で握っているため、モーアの昇降レバーを操作することが難しい。そのため、モーアの昇降操作を行う場合には、乗用型草刈り機の走行を一旦停止した上で昇降レバーを操作する必要があり、芝刈り作業を効率的に行う妨げとなっていた。 【0006】 本発明は、かかる点に鑑み、乗用型芝刈り機の操作性を向上させることによって、芝刈り作業を効率的にすることを目的としている。 【課題を解決するための手段】 【0007】 [I] (構成) 本発明の第1特徴は、乗用走行機体に昇降リンク機構を介してモーアを昇降可能に連結した乗用型芝刈り機において次のように構成することにある。 前記昇降リンク機構を上昇作動させる上昇ペダルと、前記昇降リンク機構を下降作動させる下降ペダルとを備え、 前記上昇ペダルの上昇踏み面と前記下降ペダルの下降踏み面とを乗用走行機体の運転部の左右方向に並べて配置した構成とする。 【0008】 (作用) 本発明の第1特徴によると、昇降リンク機構を上昇作動させる上昇ペダルと、昇降リンク機構を下降作動させる下降ペダルとを備えることにより、上昇ペダル及び下降ペダルを足で操作することによって、昇降リンク機構を介して、モーアを昇降することができる。 【0009】 上昇ペダルの上昇踏み面と下降ペダルの下降踏み面とを乗用走行機体の運転部の左右方向に並べて配置することにより、例えば床に踵を置いた状態で片足を左右に振ることによって、片足を隣接した二つの上昇踏み面又は下降踏み面に乗せることができるのであり、上昇踏み面又は下降踏み面を片足で踏み込み操作することによって、昇降リンク機構を介してモーアを昇降することができる。 【0010】 (発明の効果) 本発明の第1特徴によると、上昇ペダル及び下降ペダルを足で操作することによって、モーアを昇降することができるため、例えば、運転座席の両横側に操縦レバーを備えた乗用型芝刈り機の場合には、両手で操縦レバーの操作するのと同時に、足でモーアの昇降操作を行うことが可能となる。そのため、乗用型芝刈り機の操作性が向上し、芝刈り作業の作業性が向上する。 【0011】 上昇踏み面又は下降踏み面を片足で踏み込み操作することによって、モーアを昇降することができるため、例えば、それぞれのペダルを両足で操作する場合やそれぞれのペダルを前後に配置してつま先と踵で操作する場合に比べ、無理なく片足でモーアの昇降操作を行うことができる。そのため、乗用型芝刈り機の操作性が向上し、芝刈り作業の作業性が向上する。 【0012】 [II] (構成) 本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の乗用型芝刈り機において次のように構成することにある。 前記上昇踏み面を踏み込めば前記下降踏み面が上昇し、前記下降踏み面を踏み込めば前記上昇踏み面が上昇するように構成する。 【0013】 (作用) 本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。 【0014】 本発明の第2特徴によれば、上昇踏み面を踏み込めば下降踏み面が上昇し、下降踏み面を踏み込めば上昇踏み面が上昇するように構成することにより、上昇踏み面を踏み込めば確実に昇降リンク機構を上昇させる動作のみを油圧バルブ等に伝達することができ、下降踏み面を踏み込めば昇降リンク機構を下降させる動作のみを油圧バルブ等に伝達することができて、上昇ペダルと下降ペダルとが同時に踏み込み操作されることを防止できる。 【0015】 (発明の効果) 本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「発明の効果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。 本発明の第2特徴によると、上昇ペダルと下降ペダルとが同時に踏み込み操作されることを防止できるため、上昇ペダル及び下降ペダルが誤って踏み込み操作されることを防止することができ、乗用型芝刈り機の操作性が向上し、芝刈り作業の作業性が向上する。 【0016】 [III] (構成) 本発明の第3特徴は、本発明の第1特徴又は第2特徴の乗用型芝刈り機において次のように構成することにある。 ブレーキを操作するブレーキペダルを備え、前記ブレーキペダルのブレーキ踏み面と、前記上昇ペダルの上昇踏み面と、前記下降ペダルの下降踏み面とを乗用走行機体の運転部の左右方向に並べて配置した構成とする。 【0017】 (作用) 本発明の第3特徴によると、本発明の第1特徴又は第2特徴と同様に前項[I][II]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。 【0018】 本発明の第3特徴によれば、ブレーキペダルのブレーキ踏み面と、上昇ペダルの上昇踏み面と、下降ペダルの下降踏み面とを乗用走行機体の運転部の左右方向に並べて配置することにより、上昇ペダル又は下降ペダルを踏み込み操作する片足で、ブレーキペダルも踏み込み操作することができる。すなわち、モーアの昇降操作とブレーキ操作を片足で行うことができる。 【0019】 (発明の効果) 本発明の第3特徴によると、本発明の第1特徴又は第2特徴と同様に前項[I][II]に記載の「発明の効果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。 本発明の第3特徴によると、モーアの昇降操作とブレーキ操作を片足で行うことができるため、乗用型芝刈り機の操作性が向上し、芝刈り作業の作業性が向上する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0020】 図1,2に示すように、左右一対のキャスタ輪型の遊転自在な前車輪1、左右一対の駆動自在な後車輪2、車体フレーム3の後端部に設けたエンジン4が装備された原動部5、この原動部5の前方に位置する運転座席11が装備された運転部10、運転座席11の後部に転倒保護枠6を備え、前車輪1と後車輪2との間に昇降リンク機構13を介してモーア30が連結されている。エンジン4の動力を左右の後車輪2が支持されているミッションケース7の前方の動力取り出し軸7aから回転軸8を介してモーア30に伝達することによって、モーア30を駆動するように乗用型芝刈り機が構成されている。 【0021】 この芝刈り機は、芝刈りや草刈り作業を行うものであり、運転座席11の下方に位置する油圧式の昇降シリンダ9を伸縮すると、昇降リンク機構13を介して、モーア30の刈り刃ハウジング31の前後に位置するゲージ輪32が地面上に接地した下降作業状態と、ゲージ輪32が地面上から上昇した上昇非作業状態とにモーア30を昇降するようになっている。モーア30を下降作業状態にして自走車体を走行させると、モーア30は、刈り刃ハウジング31の内部の複数箇所で刈り刃ハウジング31上下向きの軸芯まわりで回動駆動される刈り刃33によって芝や草刈り処理を行い、刈り草や刈り芝を各刈り刃33の回転によって発生する風によって刈り刃ハウジング31の右横部に搬送して排出口31aから刈り刃ハウジング31の外部に排出していく。 【0022】 図2に示すように、自走車体の運転部10は、左右の後輪フェンダー2aの間に配置した運転座席11、この運転座席11の前方下方に、車体フレーム3に支持された運転部床12を備える。 【0023】 運転座席11の両横側に操縦レバー14を設け、この運転座席11の右横側にアクセルレバー15及び作業クラッチレバー16を設ける。また、アクセルレバー15の前方に下限調節具27を備え、この下限調節具27のダイヤル操作によりモーア30の芝刈り高さの下限を調節できるようになっている。運転部床12の前方には、右から順に、下降ペダル19、上昇ペダル18、ブレーキペダル17及び駐車ブレーキペダル20が左右方向に並べて配置してある。このように配置することにより、運転座席11に着席した操縦者は、下降ペダル19の右横側の運転部床12(右の足載せ部)に右足を載せ、駐車ブレーキペダル20の左横側の運転部床12(左の足載せ部)に左足を載せて、下降ペダル19、上昇ペダル18、ブレーキペダル17及び駐車ブレーキペダル20の操作を行う。その結果、下降ペダル19、上昇ペダル18及びブレーキペダル17を片足(この例では右足)で操作することが可能となり、操作性が向上する。 【0024】 アクセルレバー15は、エンジン4のアクセル操作を行うものであり、作業クラッチレバー16は、エンジン4からの動力をミッションケース7に設けた作業クラッチ(図示せず)を入り切り操作することによってモーア30を駆動及び停止するものである。ブレーキペダル17は、ミッションケース7の両側部に設けたブレーキの一例である後輪ブレーキ29によって左右の後車輪2にブレーキを掛けるものであり(図5参照)、駐車ブレーキペダル20は、ブレーキペダル17の踏み込み状態を保持するためのものである。 【0025】 左右の操縦レバー14は、エンジン4からの駆動力を左右の後車輪2に各別に伝達するようにミッションケース7に設けた一対の静油圧式無段変速装置(図示せず)の変速操作部に各別に連動させており、左側の操縦レバー14を車体前後方向に揺動操作することにより左の後車輪2の静油圧式無段変速装置を変速操作し、右側の操縦レバー14を車体前後方向に揺動操作することにより右の後車輪2の静油圧式無段変速装置を変速操作する。これによって左右の操縦レバー14を前方又は後方に同一の揺動操作をすれば自走車が前進又は後進し、左右の操縦レバー14を異なった揺動操作をすれば自走車が左や右向きに旋回走行するようになっている。 【0026】 図1に示すように、昇降リンク機構13には、車体フレーム3の前端部に設けた車体横向きの回転支軸21に揺動自在に支持された左右一対の前揺動リンク22と、運転座席11の下方で車体フレーム3の両横外側に車体横向きの回転支軸23に揺動自在に支持された後揺動リンク24とを備え、左右の前揺動リンク22の下端側は連結ピン22aを介して刈り刃ハウジング31の前連結ブラケット34に回動自在に連結され、左右の後揺動リンク24の下端側は連結ピン24aを介して刈り刃ハウジング31の後連結ブラケット35に回動自在に連結されている。連結ピン22aと連結ピン24aに亘って左右の連動リンク25を備え、回転支軸23の中央部にはリンク駆動アーム26が固着されており、このリンク駆動アーム26に昇降シリンダ9のシリンダロッドが連結されている。 【0027】 これにより、昇降シリンダ9を伸縮すると、リンク駆動アーム26を介して回転支軸23を回転させ、左右の後揺動リンク24を車体フレーム3に対して上下揺動し、さらに、連動リンク25を介して左右の前揺動リンク22を車体フレーム3に対して上下揺動することにより、モーア30を自走車体に対して昇降操作するようになっている。 【0028】 図3〜図5に示すように、昇降ペダル連係機構37は、上昇踏み面18aとパイプ18bからなる上昇ペダル18、下降踏み面19aとパイプ19bからなる下降ペダル19、機体前方の車体フレーム3bに前端を固着し後方にペダル支軸49を固着したブラケット50、左右の車体フレーム3aに回動自在に支持されているアーム支軸42に相対回転自在に支持されたアーム51等によって構成されている。 【0029】 上昇ペダル18は、ブラケット50に固着したペダル支軸49に横軸芯P2回りに回動自在に取り付けた左側ボス部52に下端が固着されている。左側ボス部52の上部には上昇ペダルアーム53が固着されており、この上昇ペダルアーム53の上方に上昇ペダルロッド54の一端が連係され、上昇ペダルロッド54の他端はアーム51に連係されている。 【0030】 一方、下降ペダル19は、ブラケット50に固定したペダル支軸49に横軸芯P2回りに回動自在に取り付けた右側ボス部55に下端が固着されている。右側ボス部55の下部には下降ペダルアーム56が固着されており、この下降ペダルアーム56の下方に下降ペダルロッド57の一端が連係され、下降ペダルロッド57の他端はアーム51に連係されている。アーム51の上部には、昇降バルブ40の操作アーム40aに後端を連係された連動ロッド41が連係されている。ミッションケース7の前部に設けた昇降バルブ40に油圧ホース(図示せず)を介して昇降シリンダ9が接続さており、車体上下向き軸芯回りで揺動自在な操作アーム40aを、連動ロッド41を介して上昇ペダル18及び下降ペダル19で操作することによって、モーア30が昇降するようになっている。 【0031】 図5に示すように、上昇ペダル18を踏み込み操作すれば、横軸芯P2に対して左側面視で反時計回りに左側ボス部52に固着した上昇ペダルアーム53が回転し、上昇ペダルロッド54を介してアーム51を横軸芯P3に対して左側面視で反時計回りに回転させて、連動ロッド41を前方に引っ張ることにより、連動ロッド41の後端に連係した操作アーム40aを介して昇降バルブ40を上昇側に操作するようになっている。一方、下降ペダル19を踏み込み操作すれば、横軸芯P2に対して左側面視で反時計回りに右側ボス部55に固着した下降ペダルアーム56が回転し、下降ペダルロッド57を介してアーム51を横軸芯P3に対して左側面視で時計回りに回転させ、連動ロッド41を後方に押すことによって、連動ロッド41の後端に連係した操作アーム40aを介して昇降バルブ40を下降側に操作するようになっている。なお、上昇ペダル18又は下降ペダル19の踏み込み操作を解除すれば、昇降バルブ40が自ずと中立状態に復帰することによってモーア30の昇降が停止するようになっている。 【0032】 図3及び図6に示すように、ブレーキペダル17は、ブレーキ踏み面17aとブレーキアーム17bとからなり、ブレーキアーム17bは左右の車体フレーム3aに回動自在に支持されたアーム支軸42に一体回転自在に固着されている。アーム支軸42の両側部には、サイドアーム70が固着されており、アーム支軸42と一体回転するように構成されている。サイドアーム70にはミッションケース7の両側部に設けた左右の後輪ブレーキ29の操作部47に後端部を連係した連動ロッド48が連動連結されている。 【0033】 以上の構成を採用することにより、ブレーキペダル17を踏み込み操作すると、アーム支軸42を左側面視で反時計回りに回転させることで、アーム支軸42の両側部に固着したサイドアーム70を左側面視で反時計回りに回転させて、このサイドアーム70に連係した連動ロッド48を前方に引っ張ることで左右の後輪ブレーキ29の作動させるようになっている。なお、ブレーキペダル17の踏み込み操作を解除すれば、左右の後輪ブレーキ29に備えたバネ60の付勢によって後輪ブレーキ29が解除されるようになっている。 【0034】 図2に示すように、ブレーキペダル17の左側には、駐車ブレーキペダル20を備える。図6に示すように、駐車ブレーキペダル20はブレーキ踏み部20aとアーム20bからなり、アーム20bは機体前方の車体フレーム3bに固着されたブラケット63に支軸64回りで回動自在に支持されている。アーム20bの下端にはフック20cを備え、アーム20bと、ブレーキペダル17に固着された係合片17cとに亘ってバネ65を備える。 【0035】 以上の構成を採用することにより、ブレーキペダル17を踏み込んだ状態で、駐車ブレーキペダル20を踏み込み操作すると、駐車ブレーキペダル20のフック20cがブレーキペダル17の係合片17cと係合することにより、ブレーキペダル17の踏み込み状態を保持するようになっている。なお、この状態で、さらにブレーキペダル17を踏み込み操作するとバネ65の付勢力によってフック20cと係合片17cの係合が解除され、ブレーキペダル17の踏み込み状態の保持が解除されるようになっている。 【0036】 図2及び図7に示すように、運転部床12は開閉部12aと固定部12bとからなる。開閉部12aは側面視でL字状の鋼板からなり、開閉部12aの前端部は横軸芯P1まわりで回動自在に設けたヒンジ67を介して固定部12bに固定され、開閉部12aの後端部はロック装置68を介して運転座席11下部のフロア12cに固定されている。また、開閉部12aの後部中央には開閉用のハンドル69を備える。これによって、開閉部12a後方のロック装置68を解除しハンドル69を前方に引っ張るとヒンジ67の横軸芯P1回りに開閉部12aが回転することにより、運転部10の床下が開放され、自走車体の上方から刈り刃ハウジング31の上面側を点検や修理することができるようになっている。 【0037】 図7の2点鎖線は、開閉部12aを開放した状態を示す。このように、ブレーキペダル17を踏み込んで、その踏み込み状態を駐車ブレーキペダル20によって保持した上で、開閉部12aを開放すると、運転部床12の前方に配置した下降ペダル19、上昇ペダル18、ブレーキペダル17及び駐車ブレーキペダル20をすべて開閉部12aにより覆うことができる。そのため、点検や修理作業中に誤ってブレーキペダル17の踏み込み操作が解除されることを防止できるとともに、下降ペダル19や上昇ペダル18が誤って操作されることを防止できる。そのため、点検や修理作業の作業性を向上させることができる。 【0038】 [発明の実施の第1別形態] 前述の[発明を実施するための最良の形態]においては、機体左右方向の横軸芯P2回りに回動自在に上昇ペダル18と下降ペダル19を固着し、モーア30を昇降させる例を示したが、図8に示すようなペダル構造を採用してもよい。 【0039】 図8に示すように、機体前後方向の軸芯P4回りに回動自在に筒軸62を設け、この筒軸62の左右にそれぞれ下降ペダル19と上昇ペダル18を固着する。この筒軸62の回動に伴って操作軸61が機体前後方向に移動するように構成し、この操作軸61と前述した昇降バルブ40の操作アーム40aとを連係機構(図示せず)によってすることによって、モーア30を昇降することができる。 【0040】 [発明の実施の第2別形態] 前述の[発明を実施するための最良の形態]においては、キャスタ輪型の遊転自在な前車輪1と駆動自在な後車輪2との間に昇降リンク機構13を介してモーア30が連結されている乗用型芝刈り機(いわゆるゼロターンモーア)を例に示したが、例えば、前方にモーアを備えた、いわゆるフロントモーアの場合にも同様に適用できる。 【0041】 [発明の実施の第3別形態] 前述の[発明を実施するための最良の形態]においては、右から順に、下降ペダル19、上昇ペダル18及びブレーキペダル17を配置した例を示したが、各ペダルの配置の順序は特に問わない。 【図面の簡単な説明】 【0042】 【図1】乗用型芝刈り機の全体左側面図 【図2】乗用型芝刈り機の全体平面図 【図3】昇降ペダル連係機構の横断平面図 【図4】昇降ペダル連係機構の縦断側面図 【図5】昇降ペダルの連動状態を示す縦断側面図 【図6】ブレーキペダルの連係を示す縦断側面図 【図7】運転部床の開閉部の開閉構造を示す縦断側面図 【図8】発明の実施の第1別形態における昇降ペダル部の概略図 【符号の説明】 【0043】 10 運転部 13 昇降リンク機構 17 ブレーキペダル 17a ブレーキ踏み面 18 上昇ペダル 18a 上昇踏み面 19 下降ペダル 19a 下降踏み面 29 後輪ブレーキ 30 モーア
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ
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| 【出願日】 |
平成18年5月26日(2006.5.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107308 【弁理士】 【氏名又は名称】北村 修一郎
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| 【公開番号】 |
特開2007−312707(P2007−312707A) |
| 【公開日】 |
平成19年12月6日(2007.12.6) |
| 【出願番号】 |
特願2006−146958(P2006−146958) |
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