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【発明の名称】 コンバインの穀稈搬送装置
【発明者】 【氏名】里路 久幸

【要約】 【課題】コンバインにおいて刈取穀稈の搬送を円滑にする。

【解決手段】コンバイン1の走行伝動経路に走行用無段変速装置38を設け、刈取搬送部8の搬送装置8a,8b,8c、フィードチエン19及び排稾搬送装置21の搬送速度を変速する搬送用無段変速装置67を設ける。走行変速レバー82により走行用無段変速装置38を変速し走行速度を変速すると、この走行速度の変速に同調して搬送用無段変速装置67を所定比率で変速し、一連の刈取搬送部8の搬送装置8a,8b,8c、フィードチエン19及び排稾搬送装置21の搬送速度を変速する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンバイン(1)の走行伝動経路に走行用無段変速装置(38)を設け、刈取搬送部(8)の穀稈搬送装置、フィードチエン(19)及び排稾搬送装置(21)の搬送速度を変速する搬送用無段変速装置(67)を設け、前記走行用無段変速装置(38)の変速に同調して搬送用無段変速装置(67)を関連的に変速することを特徴とするコンバインの穀稈搬送装置。
【請求項2】
走行用無段変速装置(38)の変速に同調して搬送用無段変速装置(67)を関連的に変速するにあたり、走行変速レバー(82)を中立位置から前進高速側に操作し初期走行速度「0」から順次増速すると、これに同調して搬送用無段変速装置(67)が初期搬送速度「0」から順次増速することを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀稈搬送装置。
【請求項3】
走行用無段変速装置(38)の変速に同調して搬送用無段変速装置(67)を関連的に変速するにあたり、走行変速レバー(82)を中立位置から前進高速側に操作し初期走行速度「0」から順次増速すると、これに同調して搬送用無段変速装置(67)を初期所定搬送速度から順次増速することを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀稈搬送装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、コンバインの穀稈搬送装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
コンバインの電源投入時に、扱ぎ深さ搬送装置の搬送チエンや前処理部の搬送ベルト、脱穀部のフィードチエンを駆動する前処理用HSTの駆動モータを、前処理用HSTの出力が停止状態となるように減速方向に駆動させ、前処理部で穀稈を搬送する搬送チエン、搬送ベルトや脱穀部で穀稈を搬送するフィードチエンが、常に低速で回転を開始して目標の回転数まで増速することにより、作業の安全性を向上させるものは公知である(特許文献1)。
【特許文献1】特開2003−235328号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記従来技術にあっては、前処理部で穀稈を搬送する搬送チエン、搬送ベルトや脱穀部で穀稈を搬送するフィードチエンは、常に低速で回転を開始して目標の回転数まで増速される構成であるが、フィードチエンの下手側の排稾搬送装置を所定速度で駆動する構成であるので、フィードチエンから排稾搬送装置への引継部で排藁が停滞し円滑に搬送できないという不具合があった。そこで、この発明はこのような不具合を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
請求項1の発明は、コンバイン(1)の走行伝動経路に走行用無段変速装置(38)を設け、刈取搬送部(8)の穀稈搬送装置、フィードチエン(19)及び排稾搬送装置(21)の搬送速度を変速する搬送用無段変速装置(67)を設け、前記走行用無段変速装置(38)の変速に同調して搬送用無段変速装置(67)を関連的に変速することを特徴とするコンバインの穀稈搬送装置とする。
【0005】
前記構成によると、走行用無段変速装置(38)を作動して走行装置を変速すると、この変速車速に同調した変速比により搬送用無段変速装置(67)も変速され、一連の刈取搬送部(8)の穀稈搬送装置、フィードチエン(19)及び排稾搬送装置(21)の搬送速度が同調して変速され穀稈及び排藁が搬送される。
【0006】
請求項2の発明は、走行用無段変速装置(38)の変速に同調して搬送用無段変速装置(67)を関連的に変速するにあたり、走行変速レバー(82)を中立位置から前進高速側に操作し初期走行速度「0」から順次増速すると、これに同調して搬送用無段変速装置(67)が初期搬送速度「0」から順次増速することを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀稈搬送装置とする。
【0007】
前記構成によると、請求項1の発明の前記作用に加えて、走行変速レバー(82)を中立位置から前進高速側に操作して初期走行速度「0」から順次増速すると、これに同調して搬送用無段変速装置(67)も初期搬送速度「0」から順次増速される。
【0008】
請求項3の発明は、走行用無段変速装置(38)の変速に同調して搬送用無段変速装置(67)を関連的に変速するにあたり、走行変速レバー(82)を中立位置から前進高速側に操作し初期走行速度「0」から順次増速すると、これに同調して搬送用無段変速装置(67)を初期所定搬送速度から順次増速することを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀稈搬送装置とする。
【0009】
前記構成によると、請求項1の発明の前記作用に加えて、走行変速レバー(82)を中立位置から前進高速側に操作し初期走行速度「0」から順次増速すると、これに同調して搬送用無段変速装置(67)を初期所定搬送速度から順次増速される。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の発明は、刈取穀稈の一連の搬送系である刈取搬送部(8)の穀稈搬送装置、フィードチエン(19)及び排稾搬送装置(21)が車速に同調して変速されるので、搬送途中で穀稈がつまるようなこともなく、穀稈を安定して搬送することができる。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の発明の前記効果に加えて、走行装置の初速走行速度「0」からの増速に関連して、搬送用無段変速装置(67)を初搬送速度「0」から車速に同調して増速変速され、一連の刈取搬送部(8)の穀稈搬送装置、フィードチエン(19)及び排稾搬送装置(21)の搬送速度が車速に同調して変速されるので、刈取作業開始時から穀稈の搬送を開始して穀稈のこぼれを防止し、刈取作業中は搬送穀稈の層厚を一定にしながら安定して搬送することができる。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1の発明の前記効果に加えて、走行用無段変速装置(38)の初期走行速度「0」からの増速変速に関連して、一連の刈取搬送部(8)の穀稈搬送装置、フィードチエン(19)及び排稾搬送装置(21)の搬送速度が、初期走行速度「0」に対して所定搬送速度から同調して変速されるので、刈取作業開始時から穀稈を初期所定速度で搬送することができ、穀稈のこぼれを防止しながら穀稈を安定して搬送することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図面に示すこの発明の実施の形態について説明する。
図1にはコンバイン1全体の切断側面図が図示されている。コンバイン1の走行車体2の下方には、左右一対の走行クローラ3,3を配設し、走行車体2上には、右側前部に操縦席4を、左側前部に脱穀部5を、操縦席4の後方にグレンタンク(図示省略)を、脱穀部5及びグレンタンク(図示省略)の後方に排稾処理装置(図示省略)をそれぞれ配設している。脱穀部5の前方には、植立穀稈を分草引越しながら刈り取り後方の脱穀部5に向けて搬送する刈取搬送部8を昇降自在に設けている。
【0014】
次に、脱穀部5の構成について説明する。
扱室11内には前後方向の扱胴軸回りに回転するように扱胴12を軸架し、扱胴12の周面には多数の扱歯13,…を取り付け、扱胴12の下部外周を受網14で覆っている。扱室11の右側方には二番処理室(図示省略)を設け、二番処理室(図示省略)には前後方向の二番処理胴軸回りに回転するように二番処理胴17を軸架し、二番処理胴17の外周面に多数の二番処理歯18,…を取り付けている。扱室11の左側方には脱穀用穀稈を移送するフィードチエン19を設け、フィードチエン19の搬送下手側には排藁搬送装置21を設けて、脱穀済みの排藁を後方の排稾処理装置(図示省略)に向けて搬送するように構成している。
【0015】
また、前記二番処理室(図示省略)の後方に排塵処理室(図示省略)を設け、排塵処理室(図示省略)には前後方向の排塵処理胴軸回りに回転するように排塵処理胴23を軸架し、扱室11の後側端部と排塵処理室(図示省略)の前側端部とを連通口により連通し、扱室11から排塵処理室(図示省略)に送り込まれた藁屑類を排塵処理胴23のラセン処理歯23a,…により後側に送りながら脱穀処理するように構成している。
【0016】
また、扱室11の下方から後部にかけて選別部26が設けられている。唐箕27から前後方向の選別風路28に後方に向けて選別風が送られ、選別風路28には前後方向に往復揺動する揺動選別棚29を設けている。揺動選別棚29の上部側には前側部から後側部に向けてグレンパン29a、グレンシーブ29b、チャフシーブ29c及びストローラック29dからなる粗選別部を構成し、揺動選別棚29の下部側には網体からなるグレンシーブ29eにより精選別部を構成し、扱室11、二番処理室(図示省略)及び排塵処理室(図示省略)からの脱穀処理物を受けて後側に揺動移送しながら比重選別する構成である。なお、副唐箕17bは揺動選別棚29の前側部から後側に向けて選別風を送り揺動選別棚29の選別を補助するものである。
【0017】
選別風路28の底部には、選別された一番穀粒を受ける一番ラセン31a付きの一番受樋31、及び、選別された二番物を受ける二番ラセン32a付きの二番受樋32を前後に設け、選別風路28の後端部には横断流ファン型の排塵ファン33を設け、揺動選別棚29で選別されて後側に送られた軽い藁屑類を機外に吸引排出するように構成している。
【0018】
次に、図2に基づきコンバインの伝動構成について説明する。
まず、エンジンEから走行クローラ3,3への伝動構成について説明する。操縦席4の下方にエンジンEを配設し、走行ミッションケース37の上部に迂回伝動ケース39を取り付け、エンジンEの回転動力はベルト伝動装置36を経て、迂回伝動ケース39の上部に設けた第一HST(静油圧式無段変速装置)38の入力軸38aに伝達される。次いで、第一HST38により正逆切替及び無段変速された動力が、出力軸38b、迂回伝動ケース39内の減速伝動装置39aを経由して走行ミッションケース37上部のミッション入力軸41に伝動される。
【0019】
ミッション入力軸41に伝達された動力は、副変速装置42により低速、中速、高速に変速され、センターギヤ43、入/切される左右サイドクラッチギヤ44,44、左右走行ギヤ45,45を経て左右走行伝動軸46,46に伝達される。走行ミッションケース37の下部から左右両側に左右走行伝動軸46,46を突出し、左右走行伝動軸46,46の突出端部に取り付けた左右駆動スプロケット46a,46aにより走行クローラ3,3を駆動するように構成している。
【0020】
次に、脱穀部5への伝動構成について説明する。
エンジンEの動力をグレンタンクベルト伝動装置48、グレンタンク伝動装置49を経由してグレンタンク(図示省略)の下部ラセン6a、揚穀ラセン6b及び排出オーガー6cに伝達している。
【0021】
また、エンジンEの回転動力を脱穀ベルト伝動装置52を経由して脱穀伝動軸53に伝達し、脱穀伝動軸53から揺動ベルト伝動装置54、揺動伝動軸55、揺動伝動部55aを経由して揺動選別棚29に動力を伝達し揺動選別棚29を揺動している。また、脱穀伝動軸53から処理胴ギヤ伝動装置56を経由して二番処理胴軸17aに動力を伝達し二番処理胴17を駆動し、また、二番処理胴軸17aから扱胴ギヤ伝動装置57、扱胴ベルト伝動装置58を経由して扱胴軸12aに動力を伝達し扱胴12を駆動している。
【0022】
また、脱穀伝動軸53から第二脱穀ベルト伝動装置59を経由して唐箕伝動軸60に動力を伝達して唐箕27を駆動し、唐箕伝動軸60から揚穀機ベルト伝動装置61を経由して一番ラセン31a、二番ラセン32a及び排藁伝動軸62に動力を伝達して、一番ラセン31aから一番揚穀ラセン31bに動力を伝達し、また、二番ラセン32aから二番揚穀ラセン32bに動力を伝達し、また、排藁伝動軸62から排藁ベルト伝動装置63を経由して排稾処理装置7に動力を伝達している。
【0023】
次に、脱穀部5の穀稈搬送系及び刈取搬送部8の伝動構成について説明する。
前記唐箕伝動軸60から第三脱穀ベルト伝動装置66を経由して第二HST67の入力軸67aに動力を伝達し、第二HST67のポンプ及びモータにより変速した動力を出力軸67bから取り出し、更に、刈取ギヤ伝動装置68、刈取伝動軸69、刈取ベルト伝動装置70を経由して第二刈取伝動軸71に動力を伝達している。そして、第二刈取伝動軸71から刈取搬送部8の回転各部、即ち、穀稈掻込装置8a、穀稈集送搬送装置8b、穀稈引継搬送装置8c及び刈刃装置8dに動力を伝達している。
【0024】
また、刈取伝動軸69からフィードチエンベルト伝動装置72、フィードチエンギヤ伝動装置73を経由してフィードチエン伝動軸19aに動力を伝達し、フィードチエン19を駆動している。また、刈取伝動軸69から唐箕ベルト伝動装置74を経由して副唐箕伝動軸27aに動力を伝達して副唐箕27bを駆動し、更に、副唐箕伝動軸27aから第二唐箕ベルト伝動装置75を経由して第二唐箕伝動軸33aに動力を伝達して排塵ファン33を駆動し、更に、第二唐箕伝動軸33aから排藁ベルト伝動装置76、排藁ギヤ伝動装置77を経由して排藁伝動軸21aに動力を伝達し、排稾搬送装置21を駆動している。
【0025】
また、図1に示すように、前記第二HST67は、刈取搬送部8を支持する刈取フレーム83と脱穀部5の扱室11及び選別部26の前端部との間に位置するように設けている。
【0026】
次に、制御構成について説明する。
図3に示すように、CPU内臓の制御部81の入力側には、入力インターフェイスを経由して車速同調スイッチSW1、搬送一定速スイッチSW2、倒伏・濡れ穀稈スイッチSW3、刈取搬送部8の掻込搬送装置8aの穀稈の掻込状態を検出する掻込スイッチSW4、刈取搬送部8の搬送装置・フィードチエンの増速スイッチSW5、モード切換スイッチSW6、刈取クラッチ検出スイッチSW7、刈取搬送部8の搬送及びフィードチエンの初期回転数変更スイッチSW8、手扱ぎスイッチSW9、フィードチエン回転数変更ダイヤル90、及び、第一HST38の変速操作をする走行変速レバー82の操作位置を検出する走行レバーセンサSE1、走行変速レバー82の中立位置への復帰を検出する中立検出センサSE2、車速検出センサSE3、脱穀クラッチ89aの入/切を検出する脱穀クラッチ検出センサSE4、フィードチエンクラッチ86aの入/切を検出するフィードチエンクラッチ検出センサSE5、刈取搬送部8の昇降位置を検出する刈高さ検出センサSE5を接続している。
【0027】
また、制御部81の出力側には、駆動手段を経由して搬送速度変更手段85、第一HST38のトラニオン軸を調節する第一HST調節手段87、第二HST67のトラニオン軸を調節する第二HST調節手段88、脱穀クラッチ調節手段89、フィードチエンクラッチ調節手段86を接続している。
【0028】
なお、掻込スイッチSW4及び増速スイッチSW5は走行変速レバー82の握り部に設けている。
前記構成によると、車速同調スイッチSW1をONすると、第一HST38の変速による車速に対して第二HST67が所定比率で同調して変速され、刈取搬送部8の穀稈掻込装置8a、穀稈集送搬送装置8b、穀稈引継搬送装置8c、フィードチエン19及び排稾搬送装置21が車速に同調した変速比で穀稈及び排藁を搬送する。また、一定速度スイッチSW2をONすると、車速の変速とは無関係に一定速度で穀稈及び排藁を搬送する。
【0029】
特開2003−235328号公報の従来装置は、第一のHSTにより走行装置の変速をし、第二のHSTにより刈取搬送部の穀稈搬送装置及びフィードチエンの変速をする構成である。そして、第二のHSTは刈取搬送部の穀稈搬送装置及びフィードチエンの変速し、フィードチエンから排稾処理装置に排藁を搬送する排稾搬送装置は所定速度で駆動する構成であった。
【0030】
従って、第二のHSTを車速に同調した変速をすると、フィードチエンの終端部から排稾搬送装置の始端部への引継部で排藁が停滞し詰りが生じるという不具合が発生する。
しかし、前記構成によると、穀稈の一連の搬送系である刈取搬送部8の穀稈掻込装置8a、穀稈集送搬送装置8b、穀稈引継搬送装置8c、フィードチエン19及び排稾搬送装置21を車速に同調した変速比で変速するので、搬送途中で穀稈や排藁が詰まるようなこともなく、穀稈を安定して搬送することができる。
【0031】
次に、図4に基づき他の制御形態について説明する。
走行変速レバー82を中立位置から前進高速側に操作し第一HST38を順次前進増速側に変速し、走行速度を初期走行速度「0」から順次増速すると、制御部81の指令によりこれに同調して第二HST67のトラニオン軸が中立位置から所定比率で順次増速変速され、初期搬送速度「0」から車速に同調して所定比率で増速される。
【0032】
なお、図4は走行速度変速と穀稈搬送速度変速の同調変速基準を状態を示すグラフで、横軸に車速の変速状態を、縦軸に穀稈搬送速度の変速状態を示しものである。
前記のように、第一HST38の初期走行速度「0」からの変速に関連して、第二HST67を初期搬送速度「0」から同調して変速し、穀稈の一連の搬送系である刈取搬送部8の穀稈掻込装置8a、穀稈集送搬送装置8b、穀稈引継搬送装置8c、脱穀部5のフィードチエン19及び排稾搬送装置21の搬送速度が、走行変速に対して所定比率で同調して変速されるので、刈取作業開始時から穀稈の刈取及び穀稈搬送を開始することができ、刈取開始時に走行だけして刈取作業ができない不具合を解消することができる。また、刈取作業中は搬送穀稈の層厚が一定になり穀稈を安定して搬送することができる。
【0033】
次に、図5に基づき他の制御形態について説明する。
走行変速レバー82を中立位置から前進高速側に操作し第一HST38を順次前進増速側に変速し、初期走行速度「0」から高速側に変速すると、これに同調して第二HST67が初期所定速度(Ka)から所定比率で順次増速変速される。
【0034】
なお、図5は走行速度の変速に同調した穀稈搬送速度の変速基準を示すグラフで、横軸に車速の変速状態を、縦軸に穀稈搬送速度の変速状態を示している。
前記のように、第一HST38の変速に同調して第二HST67を関連的に変速し、穀稈の一連の搬送系である刈取搬送部8の穀稈掻込装置8a、穀稈集送搬送装置8b、穀稈引継搬送装置8c、フィードチエン19及び排稾搬送装置21の搬送速度を、初期走行速度「0」に対して所定搬送速度(Ka)から所定比率で変速されるので、刈取作業開始時から穀稈を初期所定速度で搬送を開始することができ、穀稈のこぼれを防止し、搬送負荷及び脱穀負荷を低減しながら円滑に搬送することができる。
【0035】
次に、図6に基づき他の制御形態について説明する。
走行変速レバー82を中立位置から前進高速側に操作し第一HST38を初期走行速度「0」から順次前進増側に速変速すると、制御部81からこれに同調した指令が出されて第二HST67のトラニオン軸が関連的に作動されて、第二HST67が初期速度「0」から所定比率で順次増速変速される。また、走行変速レバー82を中立位置から後進高速側に操作し後進走行時には、第二HST67には制御部81からは指令が出されず、第二HST67は変速されず穀稈搬送装置は停止している。
【0036】
なお、図6は走行速度の変速に同調した穀稈搬送速度の変速基準を示すグラフで、横軸に車速の前進及び後進の変速状態を、縦軸に穀稈搬送速度の変速状態を示している。
前記構成によると、走行変速用の第一HST38と穀稈搬送変速用の第二HST67が同調して初期走行速度「0」、初期搬送速度「0」から順次高速側に変速され、穀稈の層厚を一定にしながら穀稈を安定して搬送することができる。また、刈取開始時には走行のみ開始し刈取搬送部8の穀稈搬送装置が駆動されないものでは、刈取開始時に穀稈の収穫ができないという不具合があるが、このような不具合も解消することができる。また、走行変速レバー82が中立位置から後進高速側に操作したときには、第二HST67は変速されず、穀稈搬送装置を駆動しないので安全である。
【0037】
次に、図7に基づき他の制御形態について説明する。
走行変速レバー82を中立位置から前進高速側に操作し第一HST38を初期走行速度「0」から順次前進増速変速すると、これに同調して第二HST67は初速所定速度から所定比率で順次増速変速される。
【0038】
なお、図7は走行速度の変速に同調した穀稈搬送速度の変速基準を示すグラフで、横軸に車速の前進及び後進の変速状態を、縦軸に穀稈搬送速度の変速状態を示している。
前記構成によると、走行変速用の第一HST38が初速「0」から順次前進高速側に変速されると、穀稈搬送変速用の第二HST67は同調して「初期所定速度」から増速側変速され、走行開始時の穀稈のこぼれを防止し、穀稈の層厚を一定にしながら穀稈の安定して搬送することができる。また、刈取開始時には走行のみ開始し刈取搬送部8の刈取搬送部の搬送装置が駆動されないものでは、刈取開始時に穀稈の収穫ができないという不具合があるが、このような不具合も解消することができる。また、走行変速レバー82が中立位置から後進高速側に操作したときには、第二HST67は変速されず、穀稈搬送装置は駆動されないので安全である。
【0039】
次に、図8に基づき他の制御形態について説明する。
車速検出センサSE3により車速の所定前進速度以下を検出すると、第二HST38を所定回転数に変速し、刈取搬送部8の穀稈搬送装置、フィードチエン19及び排稾搬送装置21を所定搬送速度(KaあるいはKb)で駆動し、また、所定前進速度以上の車速を検出すると、増速車速に同調させて第二HST67を前記所定搬送速度(KaあるいはKb)から所定比率で増速変速するように構成している。
【0040】
また、初期回転数変更スイッチSW8の操作により、低速走行時の前記所定回転数を増減調節することができるように構成している。また、モード切換スイッチSW6により標準作業あるいは倒伏作業を選択することにより、刈取搬送部8の穀稈搬送装置、フィードチエン19の搬送速度を、低い比率で変速する標準搬送速度、あるいは、高い比率で搬送する倒伏搬送速度を選択できるように構成している。
【0041】
なお、図8は走行速度の変速に同調した穀稈搬送速度の変速基準を示すグラフで、横軸に車速の前進及び後進の変速状態を、縦軸に穀稈搬送速度の変速状態を示している。
前記構成によると、低速前進走行時には、刈取搬送部8の穀稈搬送装置、フィードチエン19及び排稾搬送装置21を所定搬送速度(KaあるいはKb)で駆動し、低速刈取時における倒伏穀稈の引き起し性能を向上させることができる。また、この低速刈取時の初期搬送速度を増減調節することにより、倒伏穀稈への適応性を高めることができる。
【0042】
また、図9に示すように、走行変速レバー82の握り部にモード切換スイッチSW6を設け、モード切換スイッチSW6を操作することにより、標準モードから倒伏モードに切り換えることができるように構成している。しかして、作業中にモード切換スイッチSW6を操作することにより、刈取搬送部8の穀稈搬送装置、フィードチエン19及び排稾搬送装置21の搬送速度をまとめて変更することができ、刈取作業を円滑に進めることができる。
【0043】
次に、図10及び図11に基づき他の制御形態について説明する。
図10に示すように、刈取伝動軸69から刈取ベルト伝動装置(高速)70aあるいは刈取ベルト伝動装置(低速)70bを経由して第二刈取伝動軸71に高速動力あるいは低速を伝達し、刈取搬送部8の回転各部、即ち、穀稈掻込装置8a、穀稈集送搬送装置8b、穀稈引継搬送装置8c及び刈刃装置8dに動力を伝達している。また、刈取伝動軸69からフィードチエンベルト伝動装置(高速)72aあるいはフィードチエンベルト伝動装置(低速)72bを経由してフィードチエン19を駆動するように構成している。
【0044】
そして、刈取クラッチ(高速)85aあるいは刈取クラッチ(低速)85b、フィードチエンクラッチ(高速)86aあるいはフィードチエンクラッチ(低速)86bにより、高速伝動あるいは低速伝動を選択できるように構成している。
【0045】
しかして、制御部81からの指令出力により、搬送速度変更手段85及びフィードチエンクラッチ調節手段86を作動し、高速伝動あるいは低速伝動を選択するものである。
図11に示すように、モード切換スイッチSW6により標準作業、倒伏作業あるいは大倒伏作業を選択可能に構成し、刈取搬送部8の穀稈搬送装置やフィードチエン19の搬送速度を、標準搬送基準K1、小倒伏搬送基準K2あるいは大倒伏搬送基準K3を選択できるように構成している。なお、図11は走行速度の変速に同調した穀稈搬送速度の変速基準を示すグラフで、横軸に車速の変速状態を、縦軸に穀稈搬送速度の変速状態を示している。
【0046】
次に、図12に基づき他の制御形態について説明する。
モード切換スイッチSW6を低速作業モード、標準作業モード及び高速倒伏作業モードを選択可能に構成してもよい。このように構成して、低速作業モードでは低速基準Ka、標準作業モードでは標準作業基準Kb、高速倒伏作業モードでは高速倒伏基準Kcに基づき穀稈搬送速度を変速し、脱粒しやすい品種や、倒伏していない穀稈あるいは倒伏している穀稈にきめ細かく対応することができ、穀粒ロスを低減することができる。なお、図12は走行速度の変速に同調した穀稈搬送速度の変速基準を示すグラフで、横軸に車速の変速状態を、縦軸に穀稈搬送速度の変速状態を示している。
【0047】
次に、図2及び図3に基づき他の制御形態について説明する。
手扱ぎスイッチSW9を設け、手扱ぎスイッチSW9をONして手扱ぎモードを選択すると、制御部81の指令により第一HST調節手段87が作動して第一HST38のトラニオン軸を中立位置に復帰させて走行を停止する。次いで、脱穀クラッチ調節手段89を介して脱穀クラッチ89a(図2に示す)を入りにして、脱穀部5の扱胴12、二番処理胴23、選別部26の回転各部を駆動する。次いで、フィードチエンクラッチ調節手段86を介してフィードチエンクラッチ86aを入りにして、フィードチエン19及び排稾搬送装置21を駆動し、次いで、刈取クラッチ調節手段91を介して刈取クラッチ91a(図2に示す)をOFFにして刈取搬送部8の回転各部を停止するように構成している。
【0048】
前記構成によると、手扱ぎスイッチSW9をONすると、コンバイン1の刈取搬送部8が停止して、脱穀部5だけを駆動する手扱ぎ作業状態にすることができ、操作を簡単にしながら枕地で刈り取った穀稈の手扱ぎ作業を迅速に行なうことができる。
【0049】
また、手扱ぎモード選択時において、第一HST38のトラニオン軸の中立位置調節状態、脱穀クラッチ89aの入り状態、フィードチエンクラッチ86aの入り状態、及び、刈取クラッチ91aの切り状態のいずれかの条件が解除されると、手扱ぎモードがOFFになり、通常作業モードに復帰するように構成してもよい。このように構成することにより、通常モードへ迅速に復帰させることができる。
【0050】
また、フィードチエン回転数変更ダイヤル90を設け(図3に示す)、手扱ぎモード選択時において、フィードチエン19の所定回転数を増減調節できるように構成してもよい。このように構成することにより、手扱ぎ作業時のフィードチエン19の搬送速度を任意に設定することができ、オペレータの熟練度にあわせて手扱ぎ作業をすることができる。
【0051】
また、刈取搬送部8の昇降位置を検出する刈高さ検出センサSE4を設け(図3に示す)、刈取搬送部8が所定高さに上昇すると、制御部81の指令により第二HST67のトラニオン軸を中立位置に復帰させて、刈取搬送部8の刈刃及び搬送装置、フィードチエン19及び排稾搬送装置21の駆動を停止し、また、刈取搬送部8が所定高さまで下降すると、制御部81の指令により第二HST67のトラニオン軸を所定変速位置に作動して、刈取搬送部8の刈刃及び搬送装置、フィードチエン19及び排稾搬送装置21を駆動するように構成してもよい。
【0052】
このように構成することにより、刈取搬送部8の穀稈搬送装置、フィードチエン19及び排稾搬送装置21を同時に駆動あるいは停止することができ、搬送穀稈の乱れを防止することができる。
【0053】
次に、図13に基づき他の制御形態について説明する。
倒伏、濡れ穀稈スイッチSW3(図3に示す)をONすると、倒伏、濡れ穀稈刈取モードに移行して図13の制御基準「K2]が選択され、走行変速レバー82を中立位置から前進高速側に操作し第一HST38を順次前進増速変速すると、これに同調して第二HST67のトラニオン軸が初期所定搬送速度(Ka)から所定比率高速で順次増速変速される。
【0054】
なお、図13は走行速度の変速に同調した穀稈搬送速度の変速基準を示すグラフで、横軸に車速の変速状態を、縦軸に穀稈搬送速度の変速状態を示している。また、濡れ穀稈スイッチSW3がOFFの通常作業では、標準作業基準K1に基づき穀稈搬送速度が制御され、濡れ穀稈スイッチSW3がONの濡れ穀稈作業モードでは濡れ穀稈基準K2に基づき穀稈搬送速度が制御される。
【0055】
次に、図3及び図14に基づき他の制御形態について説明する。
掻込スイッチSW4(図3に示す)が刈取搬送部8の穀稈掻込装置8aの穀稈掻込を検出すると、第二HST67を所定時間にわたり所定速度で駆動しで、刈取搬送部8の穀稈掻込装置8a、穀稈集送搬送装置8b、穀稈引継搬送装置8c、刈刃装置8d、フィードチエン19及び排稾搬送装置21を駆動し、当該所定時間が終了すると駆動を停止するように構成する。なお、図14は第二HST67を所定時間にわたり所定速度で駆動するタイムチャートを示すものである。
【0056】
圃場のコーナ部の刈取作業において、刈取搬送部8の刈取作業が中断すると、刈刃装置8dで切断された穀稈が刈取搬送部8の穀稈掻込搬送装置8aに掻き込まれずに、穀稈こぼれを起こすことがある。
【0057】
しかし、前記構成によると、掻込スイッチSW4により刈取搬送部8の穀稈掻込装置8aへの穀稈掻込を検出すると、第二HST67を所定時間にわたり所定速度で駆動し、刈取搬送部8の穀稈掻込装置8a、穀稈集送搬送装置8b、穀稈引継搬送装置8c、刈刃装置8d、フィードチエン19及び排稾搬送装置21を駆動するので、刈取穀稈を確実にキャッチして搬送することができ、前記不具合を解消することができる。
【0058】
次に、図3に基づき他の制御形態について説明する。
掻込スイッチSW4が刈取搬送部8の穀稈掻込装置8aの穀稈掻込を検出すると、第二HST67を所定時間にわたり所定速度で駆動し、刈取搬送部8の穀稈掻込装置8a、穀稈集送搬送装置8b、穀稈引継搬送装置8c、及び、脱穀部5のフィードチエン19を駆動し、当該所定時間が終了すると駆動を停止するように構成する。そして、前記掻込スイッチSW4は前記中立検出センサSE2が走行変速レバー82の中立位置検出した時にのみONし、第二HST67の掻込駆動がされるように構成している。
【0059】
前記構成によると、コンバイン1の走行停止時に第二HST67が所定時間にわたり所定回転数で駆動され、刈取穀稈を適正速度で搬送し穀稈こぼれを防止することができる。
次に、図3及び図20に基づき他の制御形態について説明する。
【0060】
走行変速レバー82の握り部には、掻込スイッチSW4及び刈取搬送部8の穀稈搬送装置、フィードチエン及び排稾搬送装置21の搬送速度を増速する増速スイッチSW5を設け、これらのスイッチSW4、SW5を前記制御部81の入力側に接続している。そして、増速スイッチSW4は中立検出センサSE2の走行変速レバー82の中立位置検出時には作動せず、中立位置以外の検出でのみ作動するように構成している。また、前記掻込スイッチSW4は走行変速レバー82の中立位置への移動検出時にのみ作動し、中立位置以外の検出時には作動しないように構成している。
【0061】
前記構成によると、増速スイッチSW5を押すと、刈取搬送部8の穀稈搬送装置、フィードチエン19及び排稾搬送装置21の搬送速度がその時の搬送速度よりも設定回転数増速され、刈取穀稈に対する倒伏適応性を向上させることができる。また、掻込スイッチSW4及び増速スイッチSW5の両方のスイッチ操作をしても、走行変速レバー82の操作位置により作動条件が規制されているので、両方のスイッチを誤操作した場合のトラブルをなくすことができる。
【0062】
次に、図15に基づき第二HST67の他の配置形態について説明する。
走行ミッションケース37の上部に迂回伝動ケース39を取り付け、この迂回伝動ケース39の上部一側に第一HST(静油圧式無段変速装置)38を取り付け、エンジンEの回転動力をベルト伝動装置36を経由して第一HST38の入力軸38aに伝達する。次いで、第一HST38の出力軸38bから迂回伝動ケース39内の減速伝動装置39aを経由して走行ミッションケース37上部のミッション入力軸41に伝達している。
【0063】
また、迂回伝動ケース37の上部他側に第二HST67を取り付けて、第一HST38と第二HST67とを左右に並列配置し、第一HST38の入力軸38aと第二HST67の入力軸67aとを軸心一致状態として、それら間を連結軸84により連結し、第二HST67を駆動するように構成している。そして、第二HST67で変速した動力を出力軸67b、迂回伝動ケース39の第二減速伝動装置39bを経由して刈取伝動軸69に動力を伝達し、次いで、刈取伝動軸69から刈取搬送部8の穀稈掻込装置8a、穀稈集送搬送装置8b、穀稈引継搬送装置8c、刈刃装置8d、フィードチエン19及び排稾搬送装置21に動力を伝達している。
【0064】
前記構成によると、エンジンEから第一HST38及び第二HST67への伝動構成を簡素化することができる。
次に、図16及び図17について説明する。
【0065】
刈取伝動軸69から刈取搬送部8の前記搬送装置8a,8b,8cに動力を伝達する刈取ベルト伝動装置70、及び、刈取伝動軸69からフィードチエン19へ動力を伝達するフィードチエンベルト伝動装置72を、左側の走行クローラ3の上方に配設している。
【0066】
前記構成によると、刈取搬送部8の穀稈引継搬送装置8c、フィードチエン19から落下する藁屑類は左側の走行クローラ3上面に落下し、前進走行中には前側にまた後進走行中には後側に搬送されて落下し、刈取ベルト伝動装置70及びフィードチエンベルト伝動装置72に藁屑類が滞積するようなこともなく、円滑に動力を伝達することができる。
【0067】
次に、図18及び図19について説明する。
刈取フレーム83の上端部に対して刈取搬送部8の後側端部左側部を左右方向の横軸83a回りに軸支すると共に、縦軸83b回りに軸支していて、刈取搬送部8が内側に回動して前方へ向けて突出した作業姿勢と、あるいは、平面視で反時計方向に回動したメンテナンス姿勢とに変更可能に構成し、係止具(図示省略)により固定できるように構成している。
【0068】
前記構成によると、刈取搬送部8をメンテナンス姿勢に変更すると、刈取ベルト伝動装置70のベルトがゆるみ、ベルトを外さずに刈取搬送部8をメンテナンス姿勢にすることができ、刈取搬送部8のメンテナンスが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【0069】
【図1】コンバイン全体の切断側面図
【図2】コンバインの伝動展開図
【図3】制御ブロック図
【図4】走行速度に対する穀稈搬送速度の制御基準を示すグラフ
【図5】走行速度に対する穀稈搬送速度の制御基準を示すグラフ
【図6】走行速度に対する穀稈搬送速度の制御基準を示すグラフ
【図7】走行速度に対する穀稈搬送速度の制御基準を示すグラフ
【図8】走行速度に対する穀稈搬送速度の制御基準を示すグラフ
【図9】制御ブロック図
【図10】一部の伝動展開図
【図11】走行速度に対する穀稈搬送速度の制御基準を示すグラフ
【図12】走行速度に対する穀稈搬送速度の制御基準を示すグラフ
【図13】走行速度に対する穀稈搬送速度の制御基準を示すグラフ
【図14】制御タイムチャート
【図15】一部の伝動展開図
【図16】コンバインの一部側面図
【図17】一部の伝動展開図
【図18】一部の伝動展開図
【図19】コンバインの一部側面図
【図20】制御ブロック
【符号の説明】
【0070】
1 コンバイン
2 走行車台
3 走行クローラ
5 脱穀部
8 刈取搬送部
8a 穀稈掻込装置
8b 穀稈集送搬送装置
8d 刈刃装置
8c 穀稈引継搬送装置
19 フィードチエン
21 排稾搬送装置
38 走行用無段変速装置
67 搬送用無段変速装置
82 走行変速レバー
E エンジン
【出願人】 【識別番号】000000125
【氏名又は名称】井関農機株式会社
【出願日】 平成18年1月24日(2006.1.24)
【代理人】
【公開番号】 特開2007−195419(P2007−195419A)
【公開日】 平成19年8月9日(2007.8.9)
【出願番号】 特願2006−15071(P2006−15071)