| 【発明の名称】 |
コンバインの格納シート及びコンバインの格納シート被着方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】福田 禎彦
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| 【要約】 |
【課題】排出オーガを有するコンバインに対して、格納シートを、1人で容易かつ素速く被着することができるようにする。
【解決手段】格納シート50を、オーガ先端部31b以外の機体12全体を覆い得る、底部51aが開口した袋状のシート本体51と、これから突出してオーガ先端部31bを覆い得るオーガ先端挿入部52とによって構成する。格納シート50の被着に際し、排出オーガ17を機体12横方向に水平に倒し、オーガ先端部31bにオーガ先端挿入部12を挿入する。排出オーガ17を所定角度に起立させた後、シート本体52をコンバイン10の機体12に被せつつ、排出オーガ17をホームポジション(HP)の上方に旋回させ、シート本体51の前部Kをコンバイン10の前処理部13に被せつつ、排出オーガ17をHPに戻す。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 オーガを有するコンバインの格納シートであって、 オーガ先端部を除いた機体全体を覆うことが可能な、底部が開口した袋状のシート本体と、 該シート本体から突出して前記オーガ先端部を覆い得るオーガ先端挿入部と、 を備えることを特徴とするコンバインの格納シート。 【請求項2】 前記オーガ先端挿入部が、前記シート本体に対して着脱自在であり、 前記オーガ先端挿入部が取り外された状態にあっては、該取外しに基づく前記シート本体のオーガ先端挿入部用開口を閉塞し得るように構成した、 請求項1記載のコンバインの格納シート。 【請求項3】 オーガを有するコンバインに格納シートを被せるコンバインの格納シート被着方法において、 前記格納シートは、オーガ先端部を除いた機体全体を覆い得る、底部が開口した袋状のシート本体と、該シート本体から突出して前記オーガ先端部を覆い得るオーガ先端挿入部とを有し、 前記オーガを機体横方向に略々水平方向に倒した状態で前記オーガ先端挿入部に前記オーガを挿入する行程と、 該オーガ先端挿入部に前記オーガを挿入した状態で、前記オーガを前記機体横方向で所定角度に起立する行程と、 前記シート本体をコンバインの機体に被せつつ、前記オーガを前記所定角度に起立した状態で収納位置上方に旋回する行程と、 前記シート本体の前部をコンバインの前処理部に被せつつ、前記オーガを収納位置上方から収納位置に倒す行程と、 を備えることを特徴とするコンバインの格納シート被着方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、排出オーガを有するコンバインを覆うための格納シート及び格納シート被着方法に関する。 【背景技術】 【0002】 コンバインにおいて、脱穀した籾を一時的に貯留するグレンタンク及びグレンタンク内の籾を排出するための排出オーガを備えたものが知られている。 【0003】 このようなようなコンバインは、使用しない場合、例えばコンバイン格納場所での格納時、圃場における夜間の作業中断時、雨降りによる作業中断時等には、機体全体を風雨から守るため、あるいは脱穀した籾が雨等によりぬれるのを防止するため、格納シートを被せるのが一般的である(例えば特許文献1参照)。 【0004】 格納シート全体は、コンバインの形状に合わせて箱型の袋状に形成され、底部には開口部が設けられている。この格納シートを、コンバインの上方から被せるようにして、コンバインの前後左右及び上部を覆うようにしている。 【0005】 【特許文献1】特開2004−337023号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 しかしながら、上述の格納シートは、コンバインに被せるための被着作業が煩雑であるという問題があった。すなわちグレンタンクや排出オーガがコンバインの機体の上部の高い位置に配置されているため、上述の袋状の格納シートの被着作業は、2人以上の作業者による作業や、棒を使って格納シートの一部を手繰り寄せる作業や、機体に乗っての作業等が必要となるため、煩雑で困難なものとなっていた。このため、本来、格納シートを被せることが好ましい状況においても、被せないでコンバインを放置するといったケースが発生してしまう。 【0007】 そこで、本発明は、シート本体から突出するオーガ先端挿入部を設けることにより、コンバインに対し、1人等の少人数により容易かつ素速く被着することができる格納シート及び格納シート被着方法を提供することを目的とするものである。 【課題を解決するための手段】 【0008】 請求項1に係る本発明は、オーガ(17)を有するコンバイン(10)の格納シート(50)であって、 オーガ先端部(31b)を除いた機体(12)全体を覆うことが可能な、底部(51a)が開口した袋状のシート本体(51)と、 該シート本体(51)から突出して前記オーガ先端部(31b)を覆い得るオーガ先端挿入部(52)と、 を備えることを特徴とするコンバインの格納シート(50)にある。 【0009】 請求項2に係る発明は、前記オーガ先端挿入部(31b)が、前記シート本体(51)に対して着脱自在であり、 前記オーガ先端挿入部(52)が取り外された状態にあっては、該取外しに基づく前記シート本体(51)のオーガ先端挿入部用開口(51b)を閉塞し得るように構成した、 請求項1記載のコンバイン(10)の格納シート(50)にある。 【0010】 請求項3に係る本発明は、オーガ(17)を有するコンバイン(10)に格納シート(50)を被せるコンバイン(10)の格納シート被着方法において、 前記格納シート(50)は、オーガ先端部を除いた機体(12)全体を覆い得る、底部(51a)が開口した袋状のシート本体(51)と、該シート本体(51)から突出して前記オーガ先端部(31b)を覆い得るオーガ先端挿入部(52)とを有し、 前記オーガ(17)を機体(12)横方向に略々水平方向に倒した状態で前記オーガ先端挿入部(52)に前記オーガ(17)を挿入する行程と、 該オーガ先端挿入部(52)に前記オーガ(17)を挿入した状態で、前記オーガ(17)を前記機体(12)横方向で所定角度に起立する行程と、 前記シート本体(51)をコンバイン(10)の機体(12)に被せつつ、前記オーガ(17)を前記所定角度に起立した状態で収納位置上方に旋回する行程と、 前記シート本体(51)の前部(K)をコンバインの前処理部(13)に被せつつ、前記オーガ(17)を収納位置上方から収納位置に倒す行程と、 を備えることを特徴とするコンバインの格納シート被着方法にある。 【0011】 なお、上述のカッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。 【発明の効果】 【0012】 請求項1に係る本発明によると、シート本体とオーガ先端挿入部とを有する簡単な構成からなるコンバインの格納シートでありながら、圃場における夜間の作業中断時、雨降りによる作業中断時又はコンバイン格納場所での格納時に、オーガ先端部をオーガ先端挿入部に挿入した状態で、シート本体を機体に被せつつオーガを旋回する等により、1人等の少人数により素速く格納シートをコンバインに被せることができる。 【0013】 請求項2に係る本発明によると、オーガを有するコンバインに限らず、オーガ先端挿入部を取り外してその開口部を塞ぐことにより、オーガを有さないホッパータイプのコンバインにも、同じ格納シートを用いることができる。 【0014】 請求項3に係る本発明によると、オーガ先端挿入部にオーガ先端部を挿入して、オーガの起伏及び旋回力を利用して、1人等の少人数により容易にかつ素速く格納シートをコンバインに被せることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0015】 以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。 【0016】 図1〜図6は、本発明の実施の形態を示すものである。ここで、図1は、コンバイン及びこれに被着された状態の格納シートを左側方から見た図である。図2は、コンバイン及びこれに被着された状態の格納シートを上方から見た図である。図3は、シート本体とオーガ先端挿入部とを連結する左ファスナー及び右ファスナーと、オーガ先端挿入部を取り外した際に、シート本体の開口部を閉塞する原理を説明する図である。図4は、作業者が、倒伏状態のオーガ先端部に格納シートのオーガ先端挿入部を被せるようすを説明する図である。図5は、格納シートのオーガ先端挿入部に、オーガ先端部を挿入した状態で、排出オーガを起立させた状態を説明する図である。そして、図6は、排出オーガのないコンバインを、格納シートのシート本体だけで覆った状態を左側方から見た図である。 【0017】 まず、図1,図2を参照して、コンバインの概略を説明する。これらの図に示すように、コンバイン10は、左右一対のクローラ走行装置11に支持された機体12を備えている。この機体12の前端(図1中及び図2中の右端)には、穀稈の刈取りを行うための前処理部13が昇降自在に取り付けられている。機体12の左側には、前処理部13で刈取った穀稈から籾を扱ぎ取るとともに、脱穀された排藁を適宜な長さに切断して排出する脱穀部14が配設されている。 【0018】 また、機体12の右側には、コンバイン10の駆動力を発生させるエンジン15と、上述の脱穀部14で脱穀された籾を一時的に貯留するグレンタンク16と、このグレンタンク16内の籾を排出するための排出オーガ17が配設されている。上述のグレンタンク16内には、複数(例えば3個)のセンサ(不図示)が取り付けられていて、グレンタンク16内の籾の量を検出することができるようになっている。上述のエンジン15の上方には、運転席18が設けられている。運転席18には、座席シート20が取り付けられている。この座席シート20の前方と左側方には、フロント操作パネル21とサイド操作パネル22が配設されている。さらに、フロント操作パネル21には、前処理部13の昇降操作と、機体12の走行方向の操作を行う走行レバー23と、機体12の2段階ある旋回モードのうちの緩旋回を選択するための緩旋回スイッチ24が配置されている。一方、サイド操作パネル22には、主変速レバー25と、前後方向の操作により機体12の走行速度を調整するとともに、前後方向の操作位置と、左右方向の操作位置により機体12の旋回モードのうちの信地旋回又は超信地旋回を選択する副変速レバー26等が配置されている。また主変速レバー25の後方には、上述の排出オーガ17を手動操作するためのオーガ手動レバー27と、排出オーガ17を自動操作するためのオーガ自動スイッチ28が配置されている。 【0019】 上述の排出オーガ17は、機体12の上部に立設されたパイプ状の支柱30と、この支柱30の上端に連結された長いパイプ状のオーガ本体31とを有している。支柱30は、機体12によって、垂直方向の軸を中心に回動自在に支持されている。一方、オーガ本体31は、その基端部31aが支柱30の上端に水平方向の軸を中心に回動自在に支持さえている。つまり、オーガ本体31は、基端部31a側を基準として先端部31b側が上下方向に揺動自在となっている。オーガ本体31の先端部31bには、下方に向けて開口された籾排出口31cが設けてある。 【0020】 オーガ本体31の基端部31aには、屈曲形状の補強部材32が固定されている。この補強部材32と、支柱30の上部との間には、シリンダ33が介装されている。オーガ本体31は、このシリンダ33の伸縮により、上下方向に揺動することができる。排出オーガ17は、図1及び図2に示す位置がホームポジション(HP:収納位置)である。すなわちホームポジションに配置された排出オーガ17は、そのオーガ本体31の中間部が支持部材34によって下方から支持され、ほぼ水平な姿勢を保持する。この状態において、オーガ本体31は、その基端部31aが機体12の後端右側に位置し、また先端部31bが機体12の前端左側から突出している。 【0021】 上述構成のコンバイン10は、排出オーガ17が上述のように構成されているため、従来、格納シートを1人等の少人数で被せることを困難にしていた。 【0022】 そこで、本発明においては、格納シートを以下のように構成し、またこの格納シート以下のような方法でコンバイン10に被せることで、少人数、例えば1人での格納シートの被着を容易、かつ迅速にしている。 【0023】 格納シート50は、図1,図2に示すように、シート本体51と、オーガ先端挿入部52とを備えている。なお、以下では格納シート50が透明なシート状の部材によって形成されている場合を例に説明するが、格納シート50の色についてはこれに限定されるものではない。格納シート50のシート本体51は、底部51aが開口した袋状に形成されていて、コンバイン10のうち、排出オーガ17のオーガ本体31の先端部31b(以下適宜「オーガ先端部31b」という。)を除いた部分を覆うことができる。一方、オーガ先端挿入部52は、シート本体51の前側上部から斜め左に向けて突出するように構成されている。このオーガ先端挿入部52は、コンバイン10のうち、上述のシート本体51では覆うことができない部分、つまりオーガ先端部31bを覆うことができる。 【0024】 さらに、上述の格納シート50は、シート本体51に対して、オーガ先端挿入部52が着脱自在に構成されている。この場合、オーガ先端挿入部52は、底部52aが開口された円筒状や角筒状に形成することができる。以下では、円筒状である場合を例に説明する。また、シート本体51とオーガ先端挿入部52との間にファスナーを介装することで、前者に対して後者を着脱自在に構成する場合を例に説明する。 【0025】 オーガ先端挿入部52が円筒状に形成されている場合、底部52aは、ほぼ楕円状に形成されることになる。そして、シート本体51側には、このオーガ先端挿入部52の楕円形の底部52aに対応する、楕円形のオーガ先端挿入部用開口51b(以下単に「開口部」という。)が形成されている。これら底部52aと開口部51bとの間に、楕円状の全周にわたって、ファスナーを設けた。このファスナーは、それぞれほぼ半周分の長さの左ファスナー53と右ファスナー54とによって構成した。このように左ファスナー53と右ファスナー54とからなる2つのファスナーを設けることで、シート本体51からオーガ先端挿入部52を取り外したときに、シート本体51側の開口部51bを閉塞することができる。 【0026】 図3を参照して、開口部51bを閉塞するこの原理を説明する。なお、図3は、作業者がコンバイン10の前側から作業をする場合を例に説明しているので、左右が逆になっている。また、実際には、左ファスナー53と右ファスナー54とによって、楕円状のループを形成するが、図3では、説明を簡略にするために直線状となっている場合を例に説明する。左ファスナー53は、底部52aに沿って設けられたA1部と、開口部51bに沿って設けられたB1部と、このB1部に係合されている留め具C1とによって構成されている。同様に、右ファスナー54は、開口部51bに沿って設けられたA2部と、底部52aに沿って設けられたB2部と、このB2部に係合されている留め具C2とによって構成されている。 【0027】 ここで、シート本体51に対して、オーガ先端挿入部52を取り付ける場合には、左ファスナー53のA1部とB1部とを留め具C1により半周にわたって係合させ、同様に、右ファスナー54のA2部とB2部とを留め具C2により半周にわたって係合させる。これにより、シート本体51にオーガ先端挿入部52を取り付けることができる。 【0028】 これに対し、シート本体51からオーガ先端挿入部52を取り外す場合、止め具C1により左ファスナー53の係合を解除し、また止め具C2により右ファスナー54の係合を解除する。これにより、シート本体51からオーガ先端挿入部52を取り外すことができる。その後、左ファスナー53のB1部と右ファスナー54のA2分とを留め具C1によって係合させる。これにより、オーガ先端挿入部52の取り外しにより出現した、シート本体51の開口部51bを、閉塞することができる。 【0029】 格納シート50は、上述のように構成することにより、図6に示すコンバイン60、すなわち排出オーガがなくホッパー61のあるホッパー仕様のコンバイン60に対しても、シート本体51のみで有効に覆うことが可能となる。すなわち、上述の格納シート50は、グレンタンク16及び排出オーガ17を有する上述のコンバイン10(グレンタンク仕様)と、ホッパー仕様のコンバイン60との双方に兼用することができる。 【0030】 次に、本発明に係る格納シート被着方法について、図4,図5を参照して説明する。使用する格納シート50は、上述の格納シート、すなわちオーガ先端部31bを除いた機体全体を覆い得る、底部51aが開口した袋状のシート本体51と、このシート本体51から突出してオーガ先端部31bを覆い得るオーガ先端挿入部52とを有するものである。ただし、これらの図においては、左ファスナー53、右ファスナー54等の図示は省略されている。 【0031】 まず、作業者は、運転席18にあるオーガ手動レバー27(図1参照)を操作して、図4に示すように排出オーガ17を回転させて機体12の横方向(同図では左側)に配置し、さらにほぼ水平又はオーガ先端部31bが少し下方に位置するように、つまりオーガ先端部31bが作業者Mの手が届く範囲内に入る倒伏状態にする。 【0032】 次に作業者Mは、格納シート50のオーガ先端挿入部52をオーガ先端部31bに被せる。そして、シート本体51が下方に垂れ下がるようにする。この際、シート本体51がオーガ本体31に跨るように、すなわち作業者Mから見てオーガ本体31の左側にシート本体51の左側の部分が、またオーガ本体31の右側にシート本体51の右側の部分が位置するようにすると、その後の動作が円滑に行われる。 【0033】 つづいて、作業者Mは、オーガ手動レバー27を操作して、図5に示すようにオーガ本体31を所定角度(例えば45°程度)傾斜した状態に起立させて、オーガ先端部31bが上方に位置するようにする。これにより、格納シート50は、これによりオーガ先端部31bに被せられたオーガ先端挿入部52が上方に位置する一方、シート本体51がオーガ本体31の基端部31a側全体を囲むようにして覆う。 【0034】 つづいて、作業者Mは、オーガ自動スイッチ28を押す。これにより、図5に示す様態の排出オーガ17は、まずオーガ本体31が左回りに旋回し、さらに下降して図1,図2に示すホームポジションに復帰する。この排出オーガ17の復帰動作の途中で、格納シート50は、底部51aの周縁部が順次、機体12の左側面、前側面に倣って移動する。この際、作業者Mは、格納シート50のうちの、図1,図2に斜線で示す前部Kについては、排出オーガ17の復帰動作中に手で右方にたくし上げるようにするとよい。これは、この前部Kが、排出オーガ17の復帰動作中に、形状が複雑な前処理部13に引っかかるのを防止するためである。 【0035】 作業者Mは、排出オーガ17の復帰動作終了後に、前部Kを下方に下ろして前処理部13を覆う。さらに、シート本体13の底部51aの周縁部が、機体12に引っかかったりしている場合があるので、この場合には、周縁部を機体12から外して、きちんと下方に位置するようにする。これにより、格納シート50全体が、図1,図2に示すように、コンバイン10全体を覆うようにすることができる。 【0036】 上述の格納シート被着方法は、次のような工程を含んでいる。すなわち、排出オーガ17を機体12の横方向に略々水平方向に倒した状態でオーガ先端挿入部52にオーガ先端部31bを挿入する行程と、オーガ先端挿入部52にオーガ先端部31bを挿入した状態で、排出オーガ17を機体12の横方向で所定角度に起立する行程と、シート本体51をコンバイン10の機体12に被せつつ、オーガ17を所定角度に起立した状態で収納位置上方に旋回する行程と、シート本体51の前部Kをコンバイン10の前処理部13に被せつつ、前記オーガを収納位置上方から収納位置に倒す行程とを含んでいる。 【0037】 以上説明したように、上述構成の格納シート50を使用し、また上述の格納シート被着方法を採用することで、コンバイン10に対し、格納シート50を、1人の作業者により容易かつ迅速に被着することができる。 【0038】 以上の実施の形態では、格納シート50は、シート本体51に対してオーガ先端挿入部52を、ファスナーによって着脱自在に構成しているが、ファスナーに代えて、スナップボタンや面ファスナーを使用することも可能である。さらには、本発明に係る収納シートとしては、シート本体51に突設されたオーガ先端挿入部52を有するものであれば、オーガ先端挿入部52が着脱自在でないもの、つまりシート本体51とオーガ先端挿入部52とが一体に形成されているものであってもよい。 【図面の簡単な説明】 【0039】 【図1】コンバイン及びこれに被着された状態の格納シートを左側方から見た図である。 【図2】コンバイン及びこれに被着された状態の格納シートを上方から見た図である。 【図3】シート本体とオーガ先端挿入部とを連結する左ファスナー及び右ファスナーと、オーガ先端挿入部を取り外した際に、シート本体の開口部を閉塞する原理を説明する図である。 【図4】作業者が、倒伏状態のオーガ先端部に格納シートのオーガ先端挿入部を被せるようすを説明する図である。 【図5】格納シートのオーガ先端挿入部に、オーガ先端部を挿入した状態で、排出オーガを起立させた状態を説明する図である。 【図6】排出オーガのないコンバインを、格納シートのシート本体だけで覆った状態を左側方から見た図である。 【符号の説明】 【0040】 10 オーガを有するコンバイン 11 クローラ走行装置 12 機体 13 前処理部 17 オーガ(排出オーガ) 31b オーガ先端部(オーガ本体の先端部) 50 格納シート 51 シート本体 51a 底部 51b オーガ先端挿入部用開口(開口部) 52 オーガ先端挿入部 53 左ファスナー 54 右ファスナー 60 オーガを有さないコンバイン K 前部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001878 【氏名又は名称】三菱農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成17年9月28日(2005.9.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082337 【弁理士】 【氏名又は名称】近島 一夫
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| 【公開番号】 |
特開2007−89459(P2007−89459A) |
| 【公開日】 |
平成19年4月12日(2007.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2005−282525(P2005−282525) |
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