| 【発明の名称】 |
草刈機の集草装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】永井 宏樹
【氏名】黒原 一明
【氏名】上村 勝彦
【氏名】山下 信行
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| 【要約】 |
【課題】乗用走行機体に装備したモーアからの刈草をダクトで案内して、機体後部に配備した集草容器に投入回収するよう構成するとともに、前記集草容器を後向きに開放された前側容器部と前向きに開放された後側容器部とで構成し、前側容器部を機体側に固定するとともに、後側容器部を前側容器部の後方上部に設けた支点周りに振り上げ揺動自在に支持した草刈機の集草装置において、前後2分割構造の特徴を活かしながら集草容量を大きくできるようにする。
【解決手段】ダクト6の後部底面を形成する幅狭の底板24と前側容器部7Aの底面を形成する幅広の底板23とを一体化した平面形状T形の底板部材25を設け、この底板部材25を左右向きの支点q周りに上下揺動操作可能に構成してある。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 乗用走行機体に装備したモーアからの刈草をダクトで案内して、機体後部に配備した集草容器に投入回収するよう構成するとともに、前記集草容器を後向きに開放された前側容器部と前向きに開放された後側容器部とで構成し、前側容器部を機体側に固定するとともに、後側容器部を前側容器部の後方上部に設けた支点周りに振り上げ揺動自在に支持した草刈機の集草装置において、 前記ダクトの後部底面を形成する幅狭の底板と前記前側容器部の底面を形成する幅広の底板とを一体化した平面形状T形の底板部材を設け、この底板部材を左右向きの支点周りに上下揺動操作可能に構成してあることを特徴とする草刈機の集草装置。 【請求項2】 前記底板部材の揺動支点を前記前側容器部の底板における前端付近に設けてある請求項1記載の草刈機の集草装置。 【請求項3】 前記モーアの刈草排出口と前記ダクトとの接続部位近傍に左右向きの支点周り上下揺動操作可能な底板を設けてある請求項1または2記載の草刈機の集草装置。 【請求項4】 前記ダクトの前部における横側部に刈草押出し排出用の切欠き部を形成してある請求項3記載の草刈機の集草装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、乗用走行機体に装備したモーアからの刈草をダクトで案内して、機体後部に配備した集草容器に投入回収するよう構成した草刈機の集草装置に関する。 【背景技術】 【0002】 草刈機の集草装置としては、集草容器を後向きに開放された前側容器部と前向きに開放された後側容器部とで構成し、前側容器部を機体側に固定するとともに、後側容器部を前側容器部の後方上部に設けた支点周りに振り上げ揺動自在に支持したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 【0003】 【特許文献1】特開平5−15224号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 集草容器を前後2分割構造にして後側容器部だけを振り上げ開放する構造は、集草容器全体を振り上げ開放する構造に比べて、振り上げ操作荷重が小さくてすむ特徴を有するものである。 【0005】 その反面、固定される前側容器部の容量が制約される問題がある。つまり、前側容器部を単純な矩形の箱状に構成すると、満杯になった集草容器から刈草を排出する場合、後側容器部を振り上げ開放することで、後方に大きき開放された前側容器部に収容された刈草の多くは崩れ落ちて排出されるが、前側容器部の底部には刈草が残されることになる。そこで、特許文献1に示される集草装置においては、前側容器部の底板を前上がりに大きく傾斜させ、前側容器部に収容された刈草を残らず落下排出できるようにしている。 従って、前側容器部は底部が斜めに切り上げられた形状となって、その分、前側容器部の容量が小さくなってしまう。 【0006】 本発明は、このような点に着目してなされたものであって、前後2分割構造の特徴を活かしながら、集草容量を大きくできるようにすることを主たる目的としている。 ている。 【課題を解決するための手段】 【0007】 第1の発明は、乗用走行機体に装備したモーアからの刈草をダクトで案内して、機体後部に配備した集草容器に投入回収するよう構成するとともに、前記集草容器を後向きに開放された前側容器部と前向きに開放された後側容器部とで構成し、前側容器部を機体側に固定するとともに、後側容器部を前側容器部の後方上部に設けた支点周りに振り上げ揺動自在に支持した草刈機の集草装置において、 前記ダクトの後部底面を形成する幅狭の底板と前記前側容器部の底面を形成する幅広の底板とを一体化した平面形状T形の底板部材を設け、この底板部材を左右向きの支点周りに上下揺動操作可能に構成してあることを特徴とする。 【0008】 上記構成によると、満杯になった集草容器から刈草を排出する場合、後側容器部を振り上げ開放することによって前側容器部に収容された刈草の多くも崩れ落ちて排出されるが、前側容器部の底板が集草姿勢のままであると、刈草の一部が底板で受け止められて残留する。そこで、底板部材を前上がり方向に揺動して前側容器部の底板を傾斜させることで前側容器部に収容された刈草を残らず落下排出することができる。また、底板部材の前上がり揺動に伴ってダクトの底板も傾斜して、ダクト後部に溜まった刈草が底板部材に沿って流下排出される。つまり、集草容器の容積のみならずダクト後部の容積までも回収容積とすることができる。 【0009】 従って、第1の発明によると、後側容器部を軽快に振り上げて刈草の排出を行うことができる前後2分割構造の特徴を活かしながら、集草容量を大きくすることができる。 【0010】 第2の発明は、上記第1の発明において、 前記底板部材の揺動支点を前記前側容器部の底板における前端付近に設けてあるものである。 【0011】 上記構成によると、底板部材の揺動支点を左右に長く構成することができ、底板部材を左右に振れることなく精度良く揺動させることができる。 【0012】 第3の発明は、上記第1または2の発明において、 前記モーアの刈草排出口と前記ダクトとの接続部位近傍に左右向きの支点周り上下揺動操作可能な底板を設けてあるものである。 【0013】 上記構成によると、モーアの刈草排出口とダクトとの接続部位で刈草の詰まりが発生した場合、底板を揺動することで刈草を崩して短時間で排出することができ、濡れた草地での作業のように、詰まりが発生しやすい条件下でも詰まり除去に多くの時間をとられることなく能率よく草刈作業を行うことができる。 【0014】 第4の発明は、上記第3の発明において、 前記ダクトの前部における横側部に刈草押出し排出用の切欠き部を形成してあるものである。 【0015】 上記構成によると、刈草が多量に詰まった場合、底板の揺動によって押された刈草の一部が切欠き部から強制的に押し出されて詰まりが崩されることになり、何回か揺動操作することで底板が大きく揺動操作できるようになり、詰まった刈草を短時間で残らず排出することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0016】 図1に、本発明に係る集草装置を備えた草刈機の左側面が、また、図2に、その平面がそれぞれ示されている。この草刈機は、前輪1および後輪2を備えた四輪駆動型の乗用走行機体3の下部に、前リンク4aと後リンク4bからなる平行四連リンク構造の昇降リンク機構4を介してモーア5が昇降自在に連結された構造となっており、モーア5で刈り取った刈草をダクト6を介して機体後方に案内して集草容器7に投入回収する集草装置Aが機体後部に装備されている。 【0017】 乗用走行機体3における主フレーム8の前部上方にエンジン9が連結されるとともに、左右の前輪1を操向自在に装備した前車軸ケース10が主フレーム8の前部下方に連結され、後輪2を備えたミッションケース11が主フレーム8の後部に連結されている。エンジン9からの動力はミッションケース11に軸伝達された後、ミッションケース11の背面に連結された油圧式無段変速装置13に伝達される。油圧式無段変速装置13の変速操作部は、乗用走行機体3の運転部足元に配備された変速ペダル14にリンク連係されており、変速ペダル14の前方への踏み込み操作によって前進での無段変速がなされ、変速ペダル14の後方への踏み込み操作によって後進での無段変速がなされる。油圧式無段変速装置13の変速動力は一旦ミッションケース11に入力されて2系統に分岐され、その一方の分岐動力が後輪2に伝達されるとともに、他方の分岐動力が伝動軸15を介して前車軸ケース10に伝達される。 【0018】 モーア5は、デッキ16の中央および左右に縦軸駆動される3枚のバーブレード17を装着して構成されたものであり、切断された刈草が各バーブレード17で生起された風によって搬送合流され、デッキ16における後部上面の左右中間部位にトンネル状に突設された刈草排出口18から後方上方に案内送出されるようになっている。デッキ16の上面中央には入力ケース19が設けられており、ミッションケース11の前面から取り出された作業用動力が伝動軸20を介して入力ケース19に伝達された後、各バーブレート17にベルト伝達されるようになっている。 【0019】 図11に示すように、ダクト6は下向きに開放されたトンネル状に形成されて機体下部に連結固定されており、ダクト6の前部がモーア5の昇降を許容するように刈草排出口18に連通接続されるとともに、ダクト6の後端が集草容器7の前面に連通接続されている。なお、モーア5から後方上方に向けて勢いよく送出された刈草は刈草排出口18およびダクト6の天井部に沿って後方に流動する。 【0020】 図3に示すように、集草容器7は、前側容器部7Aと後側容器部7Bとからなる前後2分割構造に構成されており、前側容器部7Aが主フレーム8の後端部に連結固定されるのに対して、後側容器部7Bは、前側容器部7Aにおける上部後端近くに左右向きの支点p周りに上下揺動可能に連結されている。 【0021】 図8に示すように、前側容器部7Aは板金構造で後向きに開放された箱状に構成されており、その前壁面の中央下部に、ダクト6の後端部に連通接続される矩形の刈草投入口21が形成されている。前側容器部7Aの左右側壁面には打抜き鋼板あるいは金網などを貼り付けた通気部22が形成されており、刈草投入口21から吹き込まれた搬送風が通気部22から抜け出ることで刈草が前側容器部7A内の左右にまで充填されるようになっている。 【0022】 前側容器部7Aの底面を形成する前後に短く左右に幅広い底板23と、ダクト6の底面を形成する前後に長く左右に幅狭の底板24とが鋼板からなる平面形状T形の底板部材25で一体形成されるとともに、この底板部材25が、前側容器部7Aの底板23における前端付近に設定された左右向きの支点q周りに上下揺動可能に前側容器部7Aの下部に軸支されている。 【0023】 この底板部材25は、前後方向に略水平となる集草姿勢と前上がり傾斜する排出姿勢とに切換え揺動可能であり、図6に示すように、底板部材25が集草姿勢にある時は、後部の底板23の後端が後側容器部7Bにおける底面前端に近接するとともに、前部の底板24がダクト6の下部に沿って位置し、ダクト後部から集草容器7に亘る前後に長い底面が一連に形成される。図7に示すように、底板部材25が排出姿勢になると、前部の底板24がダクト6の内部において天井まで大きく振り上げられるとともに、後部の底板23が大きく後下がり傾斜される。 【0024】 前側容器部7Aにおける右外側面には支点a周りに揺動可能な操作レバー26が備えられており、この操作レバー26と一体揺動する操作アーム27と、底板部材25と一体揺動する作動アーム28とがロッド29を介して連動連結されている。操作レバー26は乗用走行機体3における運転座席30の右脇に延出されており、運転座席30に着座した作業者が操作レバー26を揺動操作することで底板部材25を上下揺動させることができるようになっている。 【0025】 図6に示すように、後側容器部7Bは、金属丸パイプ材を箱形に組み立ててなる支持枠31の下面に鋼板からなる底板32を連結するとともに、上壁面、左右の側壁面、および、後壁面とを適度の大きさの目合いに織上げられた樹脂あるいは布製のシート材33を張り付けて、前面が開放された箱状に構成されている。後側容器部7Bの上部には、上壁面と適当間隔をもって上部カバー34が配備されており、刈草投入口21から刈草と共に吹き込まれた搬送風が通気可能なシート材34からなる上壁面、左右側壁面、および、後壁面から抜け出てゆくとともに、上壁面を通過した搬送風は上部カバー34で案内されて後壁面の上部から下方に向けて流動するようになっている。 【0026】 後側容器部7Bは前側容器部7Aに対して支点p周りに上下揺動可能、かつ、脱着自在に支持されており、その揺動操作構造および脱着構造を以下に説明する。 【0027】 図8に示すように、前側容器部7Aにおける右側壁の後部上方箇所には後側容器部7Bの揺動支点pを構成する支点軸35が左右に貫通して固着されるとともに、前側容器部7Aにおける左側壁の後部上方箇所に、前記支点軸35と同芯に支点軸36が内向きに突設されている。他方、後側容器部7Bにおける支持枠31の左右前端上部には連結金具37がそれぞれ固定され、各連結金具37に形成された係合凹部38が右側の支点軸35の内向き突出部位、および、左側の支点軸36にそれぞれ上方から係合され、後側容器部7Bが左右方向に位置決めされた状態で支点軸35,36周り(支点p周り)に上下揺動可能に支持されている。 【0028】 後側容器部7Bにおける前端下部には、横架された支持枠31の左右両端を横外方に延長してなる位置決めピン部31aが突設されるとともに、前側容器部7Aにおける左右側壁面の後端下部には前記位置決めピン部31aを接当支持する受止め段部39が形成されており、位置決めピン部31aが受止め段部39に接当支持されることで後側容器部7Bの前方開口端が前側容器部7Aの後方開口端に適正に接続された集草姿勢に安定保持されるようになっている。 【0029】 前側容器部7Aにおける右側壁の外側においては、前記支点軸35の外向き突出部位に揺動可能に遊嵌支持された操作アーム41が配備されるとともに、この操作アーム41の遊端部には後向きの係合凹部42が形成されている。後側容器部7Bにおける支持枠31の左右前端部には、操作アーム41の係合凹部42に係脱可能な係合ピン43が横外方に向けて突設されている。 【0030】 揺動アーム41には操作レバー44が装備されており、図4に示すように、操作レバー44を前方に揺動操作して操作アーム41を後方に振り上げ揺動することで、この操作アーム41に係合凹部42および係合ピン43を介して係合支持された後側容器部7Bが、下向きに開放された排出姿勢にまで振り上げ揺動されるのである。なお、操作アーム41と前側容器部7Aとの間には、操作アーム41を振り上げ方向に付勢するガススプリング45が架設されて、操作レバー44を操作する際の振り上げ操作荷重の軽減が図られている。 【0031】 前記操作レバー44は揺動アーム41に対して伸縮自在に支持されている。つまり、揺動アーム41の外側には上下方向に向かうボス部41aが固設され、このボス部41aに操作レバー44が上下にスライド伸縮自在に挿通保持されている。自由状態の操作レバー44は自重で下方スライド限界までスライド短縮され、このスライド短縮状態では、操作レバー44の握り部44aは運転座席15の背もたれ上端よりも低い位置にあり、機体操縦や後方監視の邪魔にならない高さに保持される。後側容器部7Bを振り上げ揺動して回収した刈草を排出する際には、握り部44aが運転座席30の背もたれ上端よりも高い位置となるように操作レバー44を上方にスライドさせて、長い操作レバー44にして使用する。なお、操作レバー44の上部に設けたストッパピン44bがボス部41aの上端に受止められて操作レバー44の下方スライドが制限され、操作レバー44の下端部に備えた大径ストッパピン44bがボス部41aの下端に接当することで操作レバー44の上方スライドが制限されるようになっている。また、前記操作アーム41の基部およびボス部41aは化粧カバー50で覆い隠されるようになっている。 【0032】 図7に示すように、後側容器部7Bを振り上げ揺動して容器内に回収した刈草を排出する場合、後側容器部7Bの振り上げによって前側容器部7Aが後方に大きく開放され、前側容器部7A内の刈草の多くは崩れ落ちて排出されるが、ダクト6の後部に溜まった刈草や前側容器部7Aの底部に溜まった刈草が残るので、操作レバー26を操作して底板部材25を大きく前上がり傾斜した排出姿勢に切換え揺動することで、ダクト6の後部に溜まった刈草や前側容器部7Aの底部に溜まった刈草を残らず落下排出することができる。 【0033】 前側容器部7Aの前端下部には、集草姿勢にある後側容器部7Bの前記位置決めピン部31aに上方から係合するフック部材46が設けられている。このフック部材46は支点b周りに上下揺動可能に枢支連結されるとともに、バネ47によって係合方向に揺動付勢されており、後側容器部7Bが後側容器部7Bを集草姿勢に振り下げて刈草回収作業を行う際、走行に伴う機体のバウンド、等によって後側容器部7Bが不用意に揺動して前側容器部7Aと後側容器部7Bとの接続部に隙間ができるのを抑制し、回収した刈草が洩れ落ちることを防止している。ただし、操作レバー44を操作して後側容器部7Bを強制的に振り上げ作動させた際には、後側容器部7Bの位置決めピン部31aで強く押されたフック部材46がバネ47に抗して後退揺動されるように、フック形状およびバネ47の強さが設定されている。 【0034】 前側容器部7Aにおける左右内面には支点軸35,36から離れて牽制ピン51および牽制突起57が突設されるとともに、後側容器部7Bの連結金具37には前記係合凹部38に連通するガイド溝52が支点pを中心とする円弧状に形成されており、図6に示すように、後側容器部7Bが振り下げ揺動されて集草姿勢にある時には、ガイド溝52が牽制ピン51から外れた位置にあり、この状態では、後側容器部7Bを上方に持ち上げて連結金具37を支点軸35,36から外すことで、後側容器部7Bを前側容器部7Aから離脱することができる。 【0035】 図7に示すように、後側容器部7Bを集草姿勢から振り上げ揺動すると、牽制ピン51がガイド溝52に係合されるとともに、牽制突起57が連結金具37の前側に近接することになって、連結金具37を支点軸35,36から上方および前方に動かすことが不能となる。つまり、後側容器部7Bが振り下げ揺動された低い集草姿勢にある時にのみ後側容器部7Bの脱着が許容される脱着牽制構造が構成されているのである。なお、後側容器部7Bにおける上面の前後には支持枠31に連結された門形の取っ手53が備えられており、後側容器部7Bの脱着時に利用される。 【0036】 なお、後側容器部7Bを取外しに先立って、引き伸ばした操作レバー44をガススプリング45に抗して少し後方に操作した後、前側容器部7Aの側面に突設したピン58に短縮させた操作レバー44を係止し、操作アーム41を係合ピン43から外れた位置に保持しておく。このように操作レバー44を係止固定しておくことで、後側容器部7Bを取外した状態で、後側容器部7Bの重量負荷から開放された操作アーム41がガススプリング45によって大きく振り上げられてしまうことを阻止する機能を発揮する。 【0037】 図11に示すように、モーア5におけるデッキ16の後方下部には刈草排出口18の底面を構成する底板54が設けられている。この底板54は支点c周りに上下揺動可能、かつ、操作レバー55によって手動で揺動操作可能となっており、刈草排出口18およびダクト6との接続部付近での刈草詰まりが発生した場合、底板54を揺動操作することで詰まった刈草を、この底板54とダクト6の底板24との間に形成された空隙dから排出することができるようになっている。この場合、刈草がブリッジ状に多量に詰まると底板54を大きく動かせなくなるが、ダクト6の側面前部に切欠き部56を形成して、この部位におけるダクト6の側壁高さを小さくしておくことで、底板54の揺動によって押された刈草の一部が切欠き部56から強制的に押し出されて詰まりが崩されやすくなり、何回か揺動操作することで底板54が大きく揺動操作できるようになり、詰まった刈草を空隙dから残らず排出することができる。 【0038】 〔他の実施例〕 【0039】 前記底板部材25の揺動支点cを、前側容器部7Aにおける底板23の前端よりも前方に片寄った箇所、つまり、ダクト6における底板24の後部に設置することもできる。 【図面の簡単な説明】 【0040】 【図1】草刈機の全体側面図 【図2】草刈機の全体平面図 【図3】集草状態の集草装置を示す右側面図 【図4】排出状態の集草装置を示す右側面図 【図5】集草容器分離状態の側面図 【図6】集草状態の集草装置を示す縦断側面図 【図7】排出状態の集草装置を示す縦断側面図 【図8】集草装置の縦断背面図 【図9】集草容器の縦断背面図 【図10】集草容器連結部の分解斜視図 【図11】モーアとダクトの接続部位を示す縦断側面図 【符号の説明】 【0041】 3 乗用走行機体 5 モーア 6 ダクト 7 集草容器 7A 前側容器部 7B 後側容器部 18 刈草排出口 23 底板 24 底板 25 底板部材 54 底板 56 切欠き部 c 支点 p 支点 q 支点
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ
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| 【出願日】 |
平成17年9月13日(2005.9.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107308 【弁理士】 【氏名又は名称】北村 修一郎
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| 【公開番号】 |
特開2007−74957(P2007−74957A) |
| 【公開日】 |
平成19年3月29日(2007.3.29) |
| 【出願番号】 |
特願2005−265337(P2005−265337) |
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