| 【発明の名称】 |
音声ミクシング処理装置及び音声ミクシング処理方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】向出 隆信 【住所又は居所】東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会社東芝青梅事業所内
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| 【要約】 |
【課題】この発明は、取得した複数の音声データをミクシングしそれに符号化処理を施して出力することを可能とすることにより、ユーザにとっての取り扱いを便利にし得るようにした音声ミクシング処理装置及び音声ミクシング処理方法を提供することを目的としている。
【解決手段】複数の音声データが入力される入力手段421〜42n,431〜43n,441から44nと、入力された複数の音声データをそれぞれ予め設定されたミクシング係数に基づいてミクシングするミクシング手段45と、ミクシングされた音声データに符号化処理を施す符号化処理手段50と、符号化された音声データを外部に出力するための出力手段51とを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の音声データが入力される入力手段と、 前記入力手段に入力された複数の音声データを、それぞれ予め設定されたミクシング係数に基づいてミクシングするミクシング手段と、 前記ミクシング手段でミクシングされた音声データに符号化処理を施す符号化処理手段と、 前記符号化処理手段で符号化された音声データを外部に出力するための出力手段とを具備することを特徴とする音声ミクシング処理装置。 【請求項2】 前記ミクシング手段でミクシングされた音声データにダウンミックス処理を施し、音声データのチャンネル数を削減して前記符号化処理手段に供給するダウンミックス手段を具備することを特徴とする請求項1記載の音声ミクシング処理装置。 【請求項3】 前記ダウンミックス手段で削減する音声データのチャンネル数及び前記符号化処理手段で音声データに施す符号化処理の方式を設定可能な操作手段を具備することを特徴とする請求項2記載の音声ミクシング処理装置。 【請求項4】 前記ダウンミックス手段で削減する音声データのチャンネル数及び前記符号化処理手段で音声データに施す符号化処理の方式を、前記出力手段に接続された外部装置から取得した音声属性情報に基づいて設定可能な設定手段を具備することを特徴とする請求項2記載の音声ミクシング処理装置。 【請求項5】 前記ミクシング手段でミクシングされた音声データにサンプリング周波数の変換処理を施して前記符号化処理手段に供給する周波数変換手段を具備することを特徴とする請求項1記載の音声ミクシング処理装置。 【請求項6】 前記周波数変換手段で変換するサンプリング周波数及び前記符号化処理手段で音声データに施す符号化処理の方式を設定可能な操作手段を具備することを特徴とする請求項5記載の音声ミクシング処理装置。 【請求項7】 前記周波数変換手段で変換するサンプリング周波数及び前記符号化処理手段で音声データに施す符号化処理の方式を、前記出力手段に接続された外部装置から取得した音声属性情報に基づいて設定可能な設定手段を具備することを特徴とする請求項5記載の音声ミクシング処理装置。 【請求項8】 前記入力手段は、 符号化された音声データを含む複数の音声データが入力される入力部と、 前記入力部に入力された音声データのうち符号化された音声データに対して復号化処理を施して前記ミクシング手段に供給する音声復号化部とを具備することを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の音声ミクシング処理装置。 【請求項9】 前記入力手段は、前記ミクシング手段に供給される複数の音声データのサンプリング周波数を同一にするための周波数変換部を具備することを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の音声ミクシング処理装置。 【請求項10】 複数の音声データを入力する第1の工程と、 前記第1の工程で入力された複数の音声データを、それぞれ予め設定されたミクシング係数に基づいてミクシングする第2の工程と、 前記第2の工程でミクシングされた音声データに符号化処理を施す第3の工程と、 前記第3の工程で符号化された音声データを外部に出力する第4の工程とを具備することを特徴とする音声ミクシング処理方法。 【請求項11】 前記第2の工程でミクシングされた音声データにダウンミックス処理を施し、音声データのチャンネル数を削減して前記第3の工程での符号化処理に供させる第5の工程を具備することを特徴とする請求項10記載の音声ミクシング処理方法。 【請求項12】 前記第2の工程でミクシングされた音声データにサンプリング周波数の変換処理を施して前記第3の工程での符号化処理に供させる第6の工程を具備することを特徴とする請求項10記載の音声ミクシング処理方法。 【請求項13】 光ディスクを回転駆動するモータと、 前記モータにより回転駆動される前記光ディスクから信号を読み取るピックアップと、 前記ピックアップで読み取られた信号から複数の音声データを再生する再生手段と、 前記再生手段で再生された複数の音声データを、それぞれ予め設定されたミクシング係数に基づいてミクシングするミクシング手段と、 前記ミクシング手段でミクシングされた音声データに符号化処理を施す符号化処理手段と、 前記符号化処理手段で符号化された音声データを外部に出力するための出力手段とを具備することを特徴とする光ディスク装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、例えば光ディスク装置等に使用される音声ミクシング処理装置及び音声ミクシング処理方法の改良に関する。 【背景技術】 【0002】 周知のように、近年では、デジタル記録媒体としてDVD(digital versatile disk)等の光ディスクが普及している。また、これらを再生する光ディスク装置においては、高い信頼性が望まれている。 【0003】 そして、DVDは規格自体も進化しており、現在、例えば、HD(high definition)DVDやblue-rayディスク等と称される、ハイビジョン対応の次世代DVD規格も完成している。この次世代DVD規格では、現世代DVDよりも格段に記録密度が高まるため、光ディスク装置としても、それに対応した高機能化を図ることが要求される。 【0004】 例えば、次世代DVD規格に対応した光ディスク装置は、光ディスクから取得した複数の音声データをミクシングして外部に出力することが可能である。しかしながら、この音声データのミクシング処理は、光ディスクから取得した複数のデジタル音声データを、それぞれ復号化してからでなければ行なうことができないものである。すなわち、光ディスク装置からは、光ディスクから取得した複数の音声データをミクシング処理した音声データが、復号化された状態でしか出力されないことになる。 【0005】 このため、ミクシングされた音声データに対しては、光ディスク装置に外部AVアンプ等の外部音声復号化装置をデジタル接続し、この外部音声復号化装置で音声データを復号化して聴取するという手法を採用することができず、アナログ接続によってしか聴取する手法がなく、ユーザにとって使い勝手が不便なものになっている。 【0006】 特許文献1には、1つの音声信号を構成する5チャンネルの音声信号のうち、予めダウンミックスして生成した2チャンネルの再生専用信号と他のチャンネルの音声信号とを符号化して独立に記録することにより、2チャンネル再生専用信号を得るためのデコード処理を実行する復号装置を低コストで構成することが開示されている。 【0007】 特許文献2には、光ディスクから読み取った映像符号化データを復号し、それを他の符号化方式で再符号化した映像符号化データと、光ディスクから読み取った音声符号化データを復号し、それを他の符号化方式で再符号化した音声符号化データとをメモリカード記録する構成が開示されている。 【0008】 特許文献3には、第1映像符号列情報と第1オーディオ符号列情報とが多重化された第1ストリーム信号をデコードし、第1映像符号列情報よりもビットレートが低い第2映像符号列情報と第1オーディオ符号列情報よりもビットレートが低い第2オーディオ符号列情報とを生成し、これらを多重化する構成が開示されている。 【特許文献1】特開2001−100792号公報 【特許文献2】特開2002−135717号公報 【特許文献3】特開2002−175098号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0009】 そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、取得した複数の音声データをミクシングしそれに符号化処理を施して出力することを可能とすることにより、ユーザにとっての取り扱いを便利にし得るようにした音声ミクシング処理装置及び音声ミクシング処理方法を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0010】 この発明に係る音声ミクシング処理装置は、複数の音声データが入力される入力手段と、入力手段に入力された複数の音声データを、それぞれ予め設定されたミクシング係数に基づいてミクシングするミクシング手段と、ミクシング手段でミクシングされた音声データに符号化処理を施す符号化処理手段と、符号化処理手段で符号化された音声データを外部に出力するための出力手段とを備えるようにしたものである。 【0011】 また、この発明に係る音声ミクシング処理方法は、複数の音声データを入力する第1の工程と、第1の工程で入力された複数の音声データを、それぞれ予め設定されたミクシング係数に基づいてミクシングする第2の工程と、第2の工程でミクシングされた音声データに符号化処理を施す第3の工程と、第3の工程で符号化された音声データを外部に出力する第4の工程とを備えるようにしたものである。 【発明の効果】 【0012】 上記した構成及び方法によれば、複数の音声データをミクシング処理した後、符号化処理手段により符号化して外部に出力することを可能としているので、例えば、外部の音声復号化装置をデジタル接続し、この音声復号化装置を用いて、ミクシング後の音声データを復号化して聴取するという手法を採用することが可能となり、ユーザにとっての取り扱いを便利にすることが可能となる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0013】 以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。この実施の形態に係る光ディスク装置は、図1及び図2に示すような構成を有している。ここで、光ディスク11としては、ユーザデータを記録(または書き替え)可能な光ディスク、あるいは読み出し専用の光ディスクが対象となるが、この実施の形態では記録(または書き替え)可能な次世代DVDを含む光ディスクとして説明を行なう。 【0014】 記録または書き替え可能な光ディスク11としては、例えば、波長405nm前後の青色系レーザ光を用いた次世代DVD−RAM(random access memory)、DVD−RW(rewritable)、DVD−R(recordable)等や、あるいは波長650nm前後の赤色系レーザ光を用いた現世代DVD−RAM、DVD−RW、DVD−R等がある。 【0015】 光ディスク11の表面には、スパイラル状にランドトラック及びグルーブトラックが形成されている。この光ディスク11は、スピンドルモータ12によって回転駆動される。このスピンドルモータ12は、モータ制御回路13によってその回転速度が制御されている。 【0016】 光ディスク11に対する情報の記録、再生は、ピックアップ14によって行なわれる。ピックアップ14は、スレッドモータ15とギアを介して連結されている。このスレッドモータ15は、データバス16に接続されるスレッドモータドライバ17により制御される。スレッドモータ15の固定部には、図示しない永久磁石が設けられており、図示しない駆動コイルが励磁されることにより、ピックアップ14が光ディスク11の半径方向に移動する。 【0017】 ピックアップ14には、図2に示すように対物レンズ18が設けられている。対物レンズ18は、駆動コイル19の駆動によりフォーカシング方向(レンズの光軸方向)への移動が可能で、また、駆動コイル20の駆動によりトラッキング方向(レンズの光軸と直交する方向)への移動が可能であって、レーザ光のビームスポットを移動することで、トラックジャンプを行なうことができる。 【0018】 変調回路21は、情報記録時にホスト装置22からインタフェース回路23を介して供給されるユーザデータを例えば8−14変調(EFM:eight to fourteen modulation)して、EFMデータを生成する。レーザ制御回路24は、情報記録時(マーク形成時)に、変調回路21から供給されたEFMデータに基づいて、書き込み用信号を半導体レーザダイオード25に提供する。 【0019】 また、レーザ制御回路24は、情報読み取り時には書き込み信号より小さい読み取り用信号を半導体レーザダイオード25に提供する。 【0020】 半導体レーザダイオード25は、レーザ制御回路24から供給される書き込み用信号に応じてレーザ光を発生する。半導体レーザダイオード25から発せられるレーザ光は、コリメータレンズ26、ハーフプリズム27、光学系28、対物レンズ18を介して光ディスク11上に照射される。光ディスク11からの反射光は、対物レンズ18、光学系28、ハーフプリズム27、集光レンズ29を介して、光検出器30に導かれる。 【0021】 光検出器30は4分割の光検出セルからなり、信号A,B,C,DをRF(radio frequency)アンプ31に供給する。RFアンプ31は、例えばプッシュプル方式を採用して(A+D)−(B+C)に対応するトラッキングエラー信号TEをトラッキング制御部32に供給し、例えば非点収差法を採用して(A+C)−(B+D)に対応するフォーカスエラー信号FEをフォーカシング制御部33に供給する。 【0022】 さらに、RFアンプ31は、例えば前記の(A+D)−(B+C)に対応するウォブル信号WBをウォブルPLL部/アドレス検出部34に供給し、(A+D)+(B+C)に対応するRF信号をデータ再生部35に供給する。 【0023】 一方、フォーカシング制御部33の出力信号は、フォーカシング方向の駆動コイル19に供給される。これにより、レーザ光が光ディスク11の記録膜上に常時ジャストフォーカスとなる制御がなされる。また、トラッキング制御部32は、トラッキングエラー信号TEに応じてトラック駆動信号を生成し、トラッキング方向の駆動コイル20に供給している。 【0024】 上記フォーカシング制御及びトラッキング制御がなされることで、光検出器30の光検出セルの出力信号の和信号RFは、記録情報に対応して光ディスク11のトラック上に形成されたピット等からの反射率の変化が反映される。この信号は、データ再生部35に供給される。 【0025】 データ再生部35は、PLL回路36からの再生用クロック信号に基づき、記録データを再生する。また、データ再生部35は信号RFの振幅を測定する機能を有し、該測定値はCPU(central processing unit)37によって読み出される。 【0026】 上記トラッキング制御部32によって対物レンズ18が制御されているとき、対物レンズ18が光ディスク11の最適位置となるように、スレッドモータ15が制御されることで、ピックアップ14が制御される。 【0027】 モータ制御回路13、レーザ制御回路24、フォーカシング制御部33、トラッキング制御部32、データ再生部35、PLL回路36等は、サーボ制御回路として1つのLSIチップ内に構成することができる。 【0028】 また、これらの回路部は、バス16を介してCPU37によって制御される。CPU37は、インタフェース回路23を介してホスト装置22から提供される動作コマンド、または、後述する操作部からの操作情報に基づいて、この光ディスク装置を総合的に制御している。 【0029】 さらに、CPU37は、RAM38を作業エリアとして使用し、ROM(read only memory)39に記録されたプログラムにしたがって所定の動作を行なう。 【0030】 そして、上記データ再生部35で再生されたデータは、エラー訂正処理回路40によってエラー訂正処理が施された後、映像、副映像及び音声等の再生に供される。 【0031】 この場合、エラー訂正処理が施された後の複数のデジタル音声データは、音声ミクシング処理部41に供給されてミクシングされ、この光ディスク装置の外部に出力可能となっている。 【0032】 図3は、音声ミクシング処理部41の第1の例を示している。すなわち、エラー訂正処理後の複数のデジタル音声データは、それぞれ、音声入力端子421,422,…,42nに供給される。 【0033】 そして、これら音声入力端子421,422,…,42nに供給された音声データは、それぞれ、音声復号化部431,432,…,43nに供給されることにより復号化処理が施される。 【0034】 その後、各音声復号化部431,432,…,43nから出力された音声データは、それぞれ、周波数変換部441,442,…,44nに供給されてサンプリング周波数を同一にするためのサンプリング周波数変換処理が施される。 【0035】 そして、各周波数変換部441,442,…,44nから出力された音声データは、それぞれ、音声ミクシング部45に供給される。この音声ミクシング部45は、入力された各音声データに対して、それぞれ、ミクシング係数保持部46に保持されたミクシング係数1,2,…,nに基づいてミクシング処理を実行する。 【0036】 その後、音声ミクシング部45でミクシングされた音声データは、D/A(digital/analog)変換部47でアナログ化され、音声出力端子48を介して外部のスピーカ49に供給されて音声再生に供される。 【0037】 また、上記音声ミクシング部45でミクシングされた音声データは、音声符号化処理部50に供給されて再符号化処理が施される。そして、この音声符号化処理部50で再符号化された音声データは、音声出力端子51を介して、例えばIEC(international electrotechnical commission)60958規格、IEEE(institute of electrical and electronics engineers)1394規格、HDMI(high definition multimedia interface)規格等に準拠してデジタル接続された、外部の音声復号化装置52に供給される。 【0038】 この音声復号化装置52は、例えばAVアンプ等であり、入力された符号化音声データに対して復号化処理を施した後、D/A変換してアナログ化しスピーカ53に出力して音声再生させる。 【0039】 図3に示した構成の音声ミクシング処理部41によれば、各音声復号化部431,432,…,43nでそれぞれ復号化処理した音声データを、音声ミクシング部45によってミクシング処理した後、音声符号化処理部50により再符号化して外部に出力することを可能としている。 【0040】 これにより、光ディスク装置に音声復号化装置52をデジタル接続し、この音声復号化装置53を用いて、ミクシング後の音声データを復号化して聴取するという手法を採用することが可能となり、ユーザにとっての取り扱いを便利にすることが可能となる。 【0041】 図4は、上記音声ミクシング処理部41の第2の例を示している。すなわち、図3と同一部分には同一符号を付して説明すると、音声ミクシング部45でミクシング処理された音声データを、ダウンミックス処理部54に供給してチャンネル数を減らした後に、音声符号化処理部50に供給するようにしている。 【0042】 すなわち、音声ミクシング部45でミクシングされた音声データのチャンネル数が、音声復号化装置52で復号化処理が不可能なチャンネル数である場合に、ダウンミックス処理部54によって音声データのチャンネル数を減らしてから、音声符号化処理部50で再符号化するようにしている。このようにすれば、ユーザにとっての取り扱いをより便利にすることができる。 【0043】 図5は、上記音声ミクシング処理部41の第3の例を示している。すなわち、図3と同一部分には同一符号を付して説明すると、音声ミクシング部45でミクシング処理された音声データを、周波数変換部55に供給してサンプリング周波数を変換した後に、音声符号化処理部50に供給するようにしている。 【0044】 すなわち、音声ミクシング部45でミクシングされた音声データのサンプリング周波数が、音声復号化装置52で復号化処理が不可能なサンプリング周波数である場合に、周波数変換部55によって音声データのサンプリング周波数を変換してから、音声符号化処理部50で再符号化するようにしている。このようにすれば、ユーザにとっての取り扱いをより便利にすることができる。 【0045】 図6は、上記音声ミクシング処理部41の第4の例を示している。すなわち、図3と同一部分には同一符号を付して説明すると、音声ミクシング部45でミクシング処理された音声データを、図4で説明したダウンミックス処理部54及び図5で説明した周波数変換部55を介した後に、音声符号化処理部50に供給するようにしたものである。 【0046】 図6に示す構成によれば、例えば、音声ミクシング部45でミクシングされた音声データのチャンネル数が8で、サンプリング周波数が96kHzであり、音声復号化装置52で復号化処理が可能な音声データのチャンネル数が6で、サンプリング周波数が48kHzである場合、音声ミクシング部45でミクシングされた音声データのチャンネル数をダウンミックス処理により6に減らし、サンプリング周波数を周波数変換部55により48kHzに変換することが可能となる。 【0047】 図7及び図8は、図6に示す構成の音声ミクシング処理部41の主要な動作をまとめたフローチャートを示している。すなわち、処理が開始(ステップS1)されると、光ディスク装置のCPU37は、ステップS2で、光ディスク11の再生開始が要求されたか否かを判別する。 【0048】 そして、要求されたと判断された場合(YES)、CPU37は、ステップS3で、光ディスク11から複数の音声データを取得し、ステップS4で、各音声復号化部431,432,…,43nによりそれぞれ復号化処理を行なわせる。 【0049】 その後、CPU37は、ステップS5で、復号化された各音声データのサンプリング周波数が同じか否かを判別し、同じでないと判断された場合(NO)、ステップS6で、周波数変換部441,442,…,44nにより各音声データのサンプリング周波数が同一になるように変換する。 【0050】 そして、このステップS6の後、または、上記ステップS5で各音声データのサンプリング周波数が同じであると判断された場合(YES)、CPU37は、ステップS7で、各音声データをミクシング処理する。 【0051】 その後、CPU37は、ステップS8で、ミクシングされた音声データのチャンネル数が外部に接続されている音声復号化装置52で復号化処理の可能なチャンネル数であるか否かを判別し、復号化処理の可能なチャンネル数でないと判断された場合(NO)、ステップS9で、ダウンミックス処理部54により各音声データをダウンミックスして音声データのチャンネル数を削減する。 【0052】 そして、このステップS9の後、または、上記ステップS8でミクシング後の音声データのチャンネル数が音声復号化装置52で復号化処理の可能なチャンネル数であると判断された場合(YES)、CPU37は、ステップS10で、ミクシング後の音声データのサンプリング周波数が、音声復号化装置52で復号化処理が可能なサンプリング周波数であるか否かを判別する。 【0053】 ここで、音声復号化装置52で復号化処理が可能なサンプリング周波数であると判断された場合(YES)、CPU37は、ステップS11で、音声符号化処理部50によりミクシング後の音声データに再符号化処理を施し、ステップS12で、外部の音声復号化装置52に出力して、処理を終了(ステップS13)する。 【0054】 また、上記ステップS10でミクシング後の音声データのサンプリング周波数が、音声復号化装置52で復号化処理が可能なサンプリング周波数でないと判断された場合(NO)、 CPU37は、ステップS14で、音声データのサンプリング周波数が音声復号化装置52で復号化処理可能なサンプリング周波数よりも低いか否かを判別する。 【0055】 そして、低いと判断された場合(YES)、CPU37は、ステップS15で、周波数変換部55により音声データに対してサンプリング周波数を高くするように、いわゆるアップサンプリング処理を施し、ステップS11の処理に移行される。 【0056】 また、上記ステップS14で音声データのサンプリング周波数が音声復号化装置52で復号化処理可能なサンプリング周波数よりも低くないと判別された場合(NO)、CPU37は、ステップS16で、周波数変換部55により音声データに対してサンプリング周波数を低くするように、いわゆるダウンサンプリング処理を施し、ステップS11の処理に移行される。 【0057】 ここで、上記ダウンミックス処理部54により削減する音声データのチャンネル数、周波数変換部55により変換するサンプリング周波数、音声符号化処理部50による音声符号化方式等は、ユーザが光ディスク装置に外部接続する音声復号化装置52に対応させて操作により設定する手法がある。 【0058】 図9は、音声データのチャンネル数、サンプリング周波数及び音声符号化方式等をユーザの操作で設定可能とした、上記音声ミクシング処理部41の第5の例を示している。すなわち、図6と同一部分には同一符号を付して説明すると、操作部56の操作情報が入力端子57を介して操作制御部58に供給される。 【0059】 すると、操作制御部58は、入力された操作情報を解析し、その操作情報を反映するように、ダウンミックス処理部54、周波数変換部55及び音声符号化処理部50を制御して、ここに、ユーザの操作による音声データのチャンネル数、サンプリング周波数及び音声符号化方式等の設定が可能となる。 【0060】 また、光ディスク装置と音声復号化装置52とがHDMI規格に準拠してデジタル接続される場合は、光ディスク装置のCPU37は、音声復号化装置52のEDID(extended display identification)データから、その音声属性情報(音声データのチャンネル数、サンプリング周波数、音声符号化方式等)を取得し、この音声属性情報に応じて自動的にダウンミックス処理部54、周波数変換部55及び音声符号化処理部50を制御することができる。 【0061】 図10は、光ディスク装置のCPU37が音声復号化装置52からEDIDデータを取得する動作をまとめたフローチャートを示している。すなわち、処理が開始(ステップS17)されると、CPU37は、ステップS18で、音声復号化装置52が接続されたか否かを判別する。 【0062】 そして、音声復号化装置52が接続されたと判別された場合(YES、CPU37は、ステップS19で、音声復号化装置52に要求してEDIDデータを取得し、ステップS20で、取得したEDIDデータを前記RAM38に記憶させて、処理を終了(ステップS21)する。これにより、外部接続されている音声復号化装置52の音声属性情報がRAM38に格納されることになる。 【0063】 図11は、このようにしてRAM38に格納された音声属性情報を用いて、音声データのチャンネル数、サンプリング周波数及び音声符号化方式等を自動設定する、上記音声ミクシング処理部41の第6の例を示している。 【0064】 すなわち、図6と同一部分には同一符号を付して説明すると、音声ミクシング処理部41に設けられ、CPU37によって制御される制御部59が、必要に応じてRAM38から入力端子60を介して音声属性情報を入手し、自動的にダウンミックス処理部54、周波数変換部55及び音声符号化処理部50を制御している。 【0065】 ここで、上記した実施の形態では、光ディスク装置を例にとり、音声ミクシング処理部41が、光ディスク11から取得された複数の音声データをミクシングすることについて説明したが、複数の音声データは、1つの光ディスク11から得られるだけに限らず、各種の音声供給ソースから得ることができる。 【0066】 例えば、音声入力端子421には、DVDから取得した音声データが入力され、音声入力端子422には、ネットワークを介してサーバから取得した音声データが入力され、他の音声入力端子には、放送信号から取得した音声データが入力される等、ミクシングされる音声データは各種の音声供給ソースから得ることができる。 【0067】 また、音声ミクシング処理部41に入力される複数の音声データとして、いずれも、復号化処理する必要のないものしか取り扱わない場合には、各音声復号化部431,432,…,43nを削除することができる。さらに、複数の音声データとして、サンプリング周波数が全て同じものしか取り扱わない場合には、各周波数変換部441,442,…,44nも削除することができる。 【0068】 なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良いものである。 【図面の簡単な説明】 【0069】 【図1】この発明の実施の形態を示すもので、光ディスク装置を説明するために示すブロック構成図。 【図2】同実施の形態における光ディスク装置のピックアップを説明するために示す図。 【図3】同実施の形態における光ディスク装置の音声ミクシング処理部の第1の例を説明するために示すブロック構成図。 【図4】同実施の形態における光ディスク装置の音声ミクシング処理部の第2の例を説明するために示すブロック構成図。 【図5】同実施の形態における光ディスク装置の音声ミクシング処理部の第3の例を説明するために示すブロック構成図。 【図6】同実施の形態における光ディスク装置の音声ミクシング処理部の第4の例を説明するために示すブロック構成図。 【図7】同実施の形態における光ディスク装置の音声ミクシング処理部の主要な動作の一部を説明するために示すフローチャート。 【図8】同実施の形態における光ディスク装置の音声ミクシング処理部の主要な動作の残部を説明するために示すフローチャート。 【図9】同実施の形態における光ディスク装置の音声ミクシング処理部の第5の例を説明するために示すブロック構成図。 【図10】同実施の形態における光ディスク装置が外部接続された音声復号化装置からEDIDデータを取得する動作を説明するために示すフローチャート。 【図11】同実施の形態における光ディスク装置の音声ミクシング処理部の第6の例を説明するために示すブロック構成図。 【符号の説明】 【0070】 11…光ディスク、12…スピンドルモータ、13…モータ制御回路、14…ピックアップ、15…スレッドモータ、16…バス、17…スレッドモータドライバ、18…対物レンズ、19,20…駆動コイル、21…変調回路、22…ホスト装置、23…インタフェース回路、24…レーザ制御回路、25…半導体レーザダイオード、26…コリメータレンズ、27…ハーフプリズム、28…光学系、29…集光レンズ、30…光検出器、31…RFアンプ、32…トラッキング制御部、33…フォーカシング制御部、34…ウォブルPLL/アドレス検出部、35…データ再生部、36…PLL回路、37…CPU、38…RAM、39…ROM、40…エラー訂正回路、41…音声ミクシング処理部、421〜42n…音声入力端子、431〜43n…音声復号化部、441〜44n…周波数変換部、45…音声ミクシング部、46…ミクシング係数保持部、47…D/A変換部、48…音声出力端子、49…スピーカ、50…音声符号化処理部、51…音声出力端子、52…音声復号化装置、53…スピーカ、54…ダウンミックス処理部、55…周波数変換部、56…操作部、57…入力端子、58…操作制御部、59…制御部、60…入力端子。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003078 【氏名又は名称】株式会社東芝 【住所又は居所】東京都港区芝浦一丁目1番1号
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| 【出願日】 |
平成17年1月14日(2005.1.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100058479 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦
【識別番号】100091351 【弁理士】 【氏名又は名称】河野 哲
【識別番号】100088683 【弁理士】 【氏名又は名称】中村 誠
【識別番号】100108855 【弁理士】 【氏名又は名称】蔵田 昌俊
【識別番号】100075672 【弁理士】 【氏名又は名称】峰 隆司
【識別番号】100109830 【弁理士】 【氏名又は名称】福原 淑弘
【識別番号】100084618 【弁理士】 【氏名又は名称】村松 貞男
【識別番号】100092196 【弁理士】 【氏名又は名称】橋本 良郎
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| 【公開番号】 |
特開2006−197391(P2006−197391A) |
| 【公開日】 |
平成18年7月27日(2006.7.27) |
| 【出願番号】 |
特願2005−8177(P2005−8177) |
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