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【発明の名称】 ファイル管理方法
【発明者】 【氏名】岡田 英和
【住所又は居所】神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロックス株式会社内

【氏名】蔵元 博文
【住所又は居所】神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロックス株式会社内

【氏名】奥岡 貴典
【住所又は居所】神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロックス株式会社内

【氏名】飯野 誠司
【住所又は居所】神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロックス株式会社内

【氏名】井上 幸治
【住所又は居所】神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロックス株式会社内

【氏名】高谷 文夫
【住所又は居所】神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロックス株式会社内

【氏名】吉田 武
【住所又は居所】神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロックス株式会社内

【要約】 【課題】複数のサーバのそれぞれに保存しているファイルを効率的に利用可能できるようにする。

【解決手段】ファイルマネージャーは、ファイル保存が指定され、かつ保存先が指定されていないときには(ステップ100〜104)、各プリントサーバの間で共有しているプリントサーバごとの機能情報を読み込み、機能情報と印刷設定に基づいて、印刷設定に応じた印刷処理が可能となるプリントサーバを選択する。このとき、ジョブファイルで保存するかRIPファイルで保存するかの設定に応じ、ジョブファイルに対する管理情報又は、RIPファイルに対する管理情報を用いる(ステップ118〜126)。これにより、各プリントサーバに格納したジョブファイル及びRIPファイルに対して連結などの編集処理を行っても、均一な印刷出力が得られるようにできる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
それぞれが所定の印刷機能を備えた印刷出力装置に接続し、印刷ジョブのファイルが入力されることにより、該ファイルに基づいた印刷処理を可能とするサーバの間で、印刷設定を含む前記ファイルを格納して保持可能な記憶手段を用いたファイル管理方法であって、
前記サーバそれぞれで保持している前記印刷出力装置の印刷機能を含むサーバの機能情報を共有し、
前記ファイルを前記サーバの記憶手段に格納するときに、格納先の前記サーバを、前記ファイルの前記印刷設定と、前記サーバごとの前記機能情報に基づいて選択することを特徴とするファイル管理方法。
【請求項2】
前記ファイルのデータ形式が、画像処理及びRIP処理を施したRIPデータ又は、画像処理及びRIP処理を施す前のジョブデータであるときに、
前記ジョブデータ及び前記RIPデータごとに、前記機能情報に基づいた管理情報を設定し、
前記情報処理装置によって設定される前記データ形式及び前記印刷設定と、前記管理情報に基づいて、前記サーバを選択することを特徴とする請求項1に記載のデータ格納方法。
【請求項3】
前記機能情報に対して優先順位を設定し、設定された優先順位に基づいて、前記ファイルの格納先の前記サーバを選択することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のファイル管理方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、それぞれが印刷出力装置に接続しているプリントサーバなどのサーバに係り、詳細には、複数のサーバのそれぞれに設けられている記憶手段にデータ及び印刷設定を含むファイルを格納するときのファイル管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
印刷処理の分野においては、DTP(Desktop Publishing)化が浸透している。DTPは、パーソナルコンピュータやワークステーション等の画像処理装置上で、画像の作成、加工、編集等を行うことによりページレイアウトを作成し、このページレイアウトに基づいて印刷版を露光するためのフィルムの作成を行ったり(CEPS)、印刷版に直接書き込んで印刷用の刷版を作成する(CTP:Computer to Plate)。
【0003】
DTP化された印刷分野では、複数の画像処理装置と、プリンタ等の印刷出力装置(IOT)をネットワーク接続してLANなどを形成することよりプリンタを共有し、複数の画像処理装置のそれぞれで、印刷処理を実行できるようにしている。
【0004】
また、このようなネットワークでは、プリントサーバなどを設けて、印刷ジョブのファイルを一時的に格納することにより、多数ページにわたるドキュメントなどの大容量の印刷ジョブに対する印刷処理を効率的にかつ円滑に行うことができるようにしている。
【0005】
すなわち、プリントサーバでは、印刷ジョブとなる印刷ファイルを受信すると、順に処理待ちジョブとしてスプールしながら、スプールしている印刷ファイルに対して、印刷設定に応じた画像処理及びRIP処理を行って、プリンタへ出力する印刷用データとなるラスタデータを生成する。また、プリントサーバでは、この印刷データファイルを出力待ち(印刷待ち)ジョブとしてスプールし、所定のタイミングでプリンタへ出力する。これにより、プリントサーバでは、多数の印刷ファイルに対して連続的に印刷処理できるようにしている。
【0006】
また、プリントサーバでは、印刷ファイルやRIP処理された印刷用データファイルなどのファイルを格納して保持可能となっており、これにより、プリントサーバに格納しているファイルを指定して印刷処理を実行したり、また、プリントサーバに格納しているファイル(データ)の一部を加工したり編集して、印刷処理を実行することができるようになっている。
【0007】
このようなプリントサーバでは、HDDなどの記憶媒体に、印刷ファイルを格納する記憶領域と、ラスタデータなどの印刷用データファイルを格納する記憶領域が独立しており、サーバ自身で記憶領域及び記憶領域に格納しているファイルの管理を行うようにしている。
【0008】
一方、複数のネットワークを相互に接続して、別のネットワークのサーバやサーバに格納しているファイルの共有などを可能となる。この時には、複数のサーバのそれぞれに格納しているファイルの適切な管理が行われることが好ましく、この時のファイル管理の手法として、複数のサーバの記憶領域を仮想的に一つの記憶領域として管理する手法があり、これにより、あたかも一つのサーバにファイルを格納しているようにして用いることができる。
【0009】
ところで、それぞれにプリンタが接続されたプリントサーバでは、プリンタに対応したデータ処理及びRIP処理が行われる。例えば、例えば、プリンタによって両面印刷の可否、処理可能な最大用紙サイズは勿論、色変換を行うときに使用する変換テーブルなどのプロファイルが異なり、サーバでは、接続しているプリンタに応じた処理を行うようになっている。
【0010】
ここから、プリンタ等の装置ごとの基本情報などに基づいて、ネットワーク接続されている多数のプリンタの中から適切なプリンタを選択可能とすることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0011】
プリンタには、両面印刷などの印刷機能に加え、ステープル機能などの後処理機能をそなえたものがあり、上記提案では、印刷設定に応じた適切なプリンタの選択が可能となっている。
【0012】
しかしながら、カタログ、装置などの仕様書のオンデマンド印刷を行うときなどには、何れかのサーバに格納しているドキュメントに、他のサーバに格納しているドキュメント又はドキュメントの一部を差し込んだり、差し替えるなどの加工、編集処理を行うことがある。
【0013】
このようなときに、各サーバに格納しているRIPデータを用いると、印刷出力したときには、仕上がりが他のページと異なるページが発生したり、印刷出力されないページが発生してしまうことがある。
【0014】
また、RIP処理されたデータは、データ量が大きくなっており、このために、このデータのファイルをサーバ間で転送を行うと、ネットワークに大きな負荷をかけてしまうと共に、ファイル転送にも時間がかかってしまう。特に、離れた場所に設置されているサーバの間でファイル転送を行うと、より一層、転送時間がかかるなどの問題が生じる。
【特許文献1】特開2003−330668号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、複数のサーバのそれぞれに格納するファイルを効率的に利用可能とするファイル管理方法を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0016】
上記目的を達成するために本発明は、それぞれが所定の印刷機能を備えた印刷出力装置に接続し、印刷ジョブのファイルが入力されることにより、該ファイルに基づいた印刷処理を可能とするサーバの間で、印刷設定を含む前記ファイルを格納して保持可能な記憶手段を用いたファイル管理方法であって、前記サーバそれぞれで保持している前記印刷出力装置の印刷機能を含むサーバの機能情報を共有し、前記ファイルを前記サーバの記憶手段に格納するときに、格納先の前記サーバを、前記ファイルの前記印刷設定と、前記サーバごとの前記機能情報に基づいて選択することを特徴とする。
【0017】
この発明によれば、サーバは接続されている印刷出力装置の印刷機能と、印刷ジョブとなるファイルの印刷設定に応じて、画像処理、RIP処理及び印刷処理を行う。これにより、サーバの処理機能は、印刷出力装置の印刷機能によって定まり、サーバの機能情報には、印刷機能に関する情報が含まれる。
【0018】
この機能情報を、複数のサーバの間で共有し、ファイルをサーバに格納するときには、各サーバの機能情報と格納するファイルの印刷設定に基づいて、格納先となるサーバを選択する。
【0019】
これにより、それぞれのサーバで印刷処理が実行可能となるファイルを、各サーバの記憶手段に格納することができる。
【0020】
したがって、各サーバの記憶手段に格納されたファイルは、そのサーバ及び印刷出力装置で処理可能なファイルとなるので、同じサーバ内のファイルであれば、編集などを行って印刷処理したときにも、ページの欠落や、一部のページの仕上がりが他のページの仕上がりと異なってしまうのを確実に防止することができる。
【0021】
また、ファイルを格納するときには、印刷設定を含ませるので、格納しているファイルを、他のサーバへ転送するときに、転送先のサーバで処理可能なファイルであるか否かの適切な判断が可能となるので、それぞれのサーバで格納することが好ましいファイルか否かの的確な判断が可能となる。
【0022】
すなわち、本発明は各サーバの記憶手段に、サーバの機能情報に合わせた印刷設定のファイルのみを格納するようにファイル管理を行う。これにより、複数のファイルの間で、データ連結を行ったときに、不適切な印刷物が得られてしまうのを抑えることが可能となるようにしている。
【0023】
このような本発明においては、前記ファイルのデータ形式が、画像処理及びRIP処理を施したRIPデータ又は、画像処理及びRIP処理を施す前のジョブデータであるときに、前記ジョブデータ及び前記RIPデータごとに、前記機能情報に基づいた管理情報を設定し、前記情報処理装置によって設定される前記データ形式及び前記印刷設定と、前記管理情報に基づいて、前記サーバを選択することが好ましく、これにより、ジョブデータやRIPデータも適切なサーバの記憶手段に格納される。
【0024】
また、本発明は、前記機能情報に対して優先順位を設定し、設定された優先順位に基づいて、前記ファイルの格納先の前記サーバを選択するものであっても良く、これにより複数のサーバにファイルを振り分けて格納するとき、効率的で的確な処理が可能となる。
【0025】
このような本発明に適用するサーバの機能情報には、記憶手段の容量、残容量や、サーバの設置場所、回線容量などの環境情報を含むことができ、これにより、例えば、該当ファイルの利用地域などと離れた地域のサーバに、そのファイルを格納してしまうなどの不具合を防止することができる。
【発明の効果】
【0026】
以上説明したように本発明によれば、印刷設定と、各サーバの機能情報に基づいて選択したサーバに、ファイルを格納するので、それぞれのサーバに格納しているファイルを編集した時にも、そのサーバが接続されている印刷出力装置から、適切に印刷出力することができるという優れた効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
以下に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に係るネットワーク10の概略構成を示している。ネットワーク10は、複数のネットワーク12(ここでは一例として、ネットワーク12A、12B、12C、12Dとしている)が、専用の通信回線又はインターネットなどの公衆通信回線網等を介して接続されている。ネットワーク12A〜12Dのそれぞれは、例えばLANを形成しており、ネットワーク10は、例えば、複数のLANを接続したWANを形成している。
【0028】
なお、ネットワーク12及びネットワーク12を接続したネットワーク10は、従来公知の任意の構成を適用でき、ここでは詳細な説明を省略する。また、ネットワーク12A〜12Dの基本的構成は同じであり、特に区別しないときにはネットワーク12として説明する。
【0029】
ネットワーク12は、画像処理装置として設けられている複数のクライアントPC14と、プリントサーバ16(プリントサーバ16A、16B、16C、16D、総称するときには、プリントサーバ16とする)を含んでおり、プリントサーバ16には、印刷出力装置(IOT)としてプリンタ18(プリンタ18A、18B、18C、18D、総称するときはプリンタ18とする)が接続している。
【0030】
なお、ネットワーク12では、複数のプリントサーバ16及びプリンタ18を備えていてもよいが、本実施の形態では、一例として一つのネットワーク12に一組のプリントサーバ16とプリンタ18を設けたものとして説明する。
【0031】
また、以下では、サーバをプリントサーバ16として用いて説明するが、本発明に適用するサーバは、これに限らずクライアントPC14とネットワーク接続されたファイルサーバ等の各種の中間サーバを適用することも可能である。
【0032】
さらに、ネットワーク12には、印刷用の刷版を作成するために画像データに基づいて感光性平版印刷版等を直接露光するプレートセッターや、感光性平版印刷版への画像焼付(露光)に用いる原稿フィルムを露光する露光装置等を接続されていても良い。
【0033】
図2に示すように、クライアントPC14及びプリントサーバ16には、ネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)20、22が設けられており、ネットワーク12では、クライアントPC14とプリントサーバ16が、このネットワークI/F20、22を介して接続されている。なお、クライアントPC14とプリントサーバ16のネットワーク接続は、任意のネットワークプロトコルを適用することができる。
【0034】
プリントサーバ16は、双方向インターフェイス(双方向I/F)24を備えており、この双方向I/F24を介してプリンタ18に接続している。
【0035】
このようなプリントサーバ16は、パーソナルコンピュータ(PC)に所定の機能を備えたPCIボードを追加するなどして構成することができる。また、プリントサーバ16は、キーボード、マウス等の入力デバイスやCRTディスプレイやLCDディスプレイ等の表示デバイスを備えており、表示デバイスに表示した画像に対する処理及び表示画像を印刷出力するWYSIWYG機能を備えたものであっても良い。
【0036】
プリントサーバ16には、プリントサーバ16自体と共にプリンタ18を制御するプリントコントローラ26、画像処理部28及び各種のデータを記憶する記憶手段とするHDD30が設けられている。
【0037】
画像処理部28は、クライアントPC14から印刷ジョブとして入力されるファイルの画像データや描画命令などのジョブデータに基づいてラスタデータを生成するRIP処理を行なう。
【0038】
プリントコントローラ26は、RIP処理により生成されたラスタデータ(以下、RIPデータとする)を印刷用データとしてプリンタ18へ出力する。これにより、ネットワーク12では、印刷ジョブとして入力されるファイルに応じた印刷出力が得られるようになっている。
【0039】
なお、プリントサーバ16では、入力されたファイルを例えば、入力順に処理待ちキューに格納すると共に、処理待ちキューに格納しているファイルを順に読み出して、画像処理(RIP処理)を実行し、画像処理によって生成されたRIPデータの印刷用ファイルを印刷待ちキューに格納し、この印刷待ちキューからプリンタ18へ順に出力する。
【0040】
一方、クライアントPC14は、DTPアプリケーションなどの各種のアプリケーション32を備えており、アプリケーション32を用いて画像や文書の作成、加工、編集等の画像処理等を行ってページレイアウト、ドキュメントなど(以下、一例としてドキュメントとする)の作成が可能となっている。
【0041】
また、クライアントPC14には、プリンタドライバ(ドライバソフト)34が設けられており、このプリンタドライバ34を介して、アプリケーション32等によって作成したドキュメントに対する印刷設定等を行うことにより、該当ドキュメントのファイルを、印刷ジョブとしてプリントサーバ16へ送信可能となっている。
【0042】
プリントサーバ16では、このファイルに対し、印刷設定に基づいて、画像処理、RIP処理及び印刷処理を実行する。
【0043】
なお、このようなクライアントPC14、プリントサーバ16及びプリンタ18は、公知の一般的構成を適用することができる。
【0044】
ところで、クライアントPC14に設けているプリンタドライバ34は、自機の属するネットワーク12内のプリンタ18(例えば、ネットワーク12A内ではプリンタ18A)のみならず、他のプリンタ18(例えば、他のネットワーク12B〜12Dのプリンタ18B〜18D)に対する印刷設定も可能となっており、これにより、クライアントPC14では、ネットワーク10に設けられている任意のプリンタ18を用いた印刷処理が可能となっている。
【0045】
すなわち、プリンタドライバ34は、プリントサーバ16に応じた印刷設定が可能であり、プリントサーバ16又はプリンタ18を指定することより、指定したプリントサーバ16又はプリンタ18で実行しうる印刷設定が可能となっている。
【0046】
プリントサーバ16には、データ管理部36が設けられている。このデータ管理部36では、ネットワークI/F22を介して印刷ジョブとして入力されるファイルを順にスプールすると共に、スプールしているファイルを画像処理部28へ受け渡す。また、データ管理部36では、画像処理によって生成されたRIPデータのファイルをスプールして、スプールしているファイル(RIPデータ)を印刷用のデータとしてプリンタ18へ順に出力するようになっている。
【0047】
一方、HDD30には、プリントサーバ16に接続しているプリンタ18を用いて印刷処理を実行するときの印刷ジョブ及びRIPデータのファイルを格納するローカルディスク領域38に加えて、仮想ディスク領域40が設けられている。
【0048】
クライアントPC14では、プリンタドライバ34を用いて、印刷ジョブとして送信するファイルをプリントサーバ16に格納しておくか否かの設定が可能となっている。また、プリンタドライバ34では、プリントサーバ16に格納するように設定されているファイルを、RIP処理がされていいないデータ(以下、ジョブファイルとする)で保存するか、RIP処理が終了したデータ(以下、RIPファイルとする)として保存するかの選択が可能となっている。
【0049】
データ管理部36には、ファイルマネージャー42が設けられており、このファイルマネージャー42が、仮想ディスク領域40に格納するファイル(ジョブファイル及びRIPファイル)を管理する。
【0050】
ネットワーク10では、各プリントサーバ16のHDD30に形成している仮想ディスク領域40を、一つのディスク領域46として、ファイルマネージャー42が管理している。なお、ここでは、各プリントサーバ16にファイルマネージャー42を設けて、それぞれのプリントサーバ16での仮想ディスク領域40内のデータ管理を行うように説明するが、何れか1台のファイルマネージャー42が、ディスク領域46の一括管理を行うものであってもよい。
【0051】
プリントサーバ16のそれぞれは、接続されているプリンタ18に応じた処理を行う。すなわち、各プリントサーバ16は、それぞれに接続しているプリンタ18の印刷機能に応じた処理機能を備えており、プリントサーバ16には、この処理機能を含む機能情報が設定されている。
【0052】
表1には、プリントサーバ16の機能情報の一例を示している。なお、表1では、4台のプリントサーバ16A〜16Bを例に、プリントサーバ16A、16B、16C、16Dのそれぞれを、サーバA、サーバB、サーバC、サーバDとして示している。
【0053】
【表1】


【0054】
印刷機能に基づいたプリントサーバ16の機能情報には、例えば、印刷出力可能な用紙サイズ、標準フォント数、追加フォント、印刷出力可能な用紙の種類(例えば紙質など)、両面印刷の可否、後処理機能(Finishing)とその有無、RIPデータの解像度、デバイスプロファイル、例えばプロジェクトごとなどで設定されるターゲットプロファイル、ユーザー調整カーブ、キャリブレーションカーブの有無などがある。
【0055】
これらの機能情報は、プリンタ18A〜18Dに対してプリンタドライバ34で設定可能な印刷設定に応じたものとなっている。
【0056】
ネットワーク10では、各プリントサーバ16の機能情報を共有データとし、ファイルマネージャー42がこの共有データ(機能情報)を保持している。
【0057】
クライアントPC14に設けているプリンタドライバ34では、プリントサーバ16へ送信するファイルに対して、プリントサーバ16内に保存するか否かの設定が可能となっており、ファイルマネージャー42では、ファイルの保持が指定されることにより、何れかのプリントサーバ16の仮想ディスク領域40に該当ファイルを格納する。
【0058】
この時、格納するプリントサーバ16の指定がなければ、プリントサーバ16の機能情報と、ファイルの印刷設定に基づいてプリントサーバ16を選択するようにしている。
【0059】
また、クライアントPC14に設けているプリンタドライバ24では、プリントサーバ16にファイルを保存するときに、ジョブファイルとして保存するか、RIPファイルとして保存するかの設定が可能となっており、ファイルマネージャー42では、ファイルを格納するときに、ジョブファイルとして保存するか、RIPファイルとして保存するかの設定(指定)に基づいて、該当データ形式でファイルを保存する。
【0060】
このときに、ファイルマネージャー42では、ジョブファイル及びRIPファイルに、印刷設定を含ませるようになっており、これにより、格納しているファイルを読み出して印刷処理が可能となるようにしている。
【0061】
一方、ファイルマネージャー42では、プリントサーバ16を選択するときに用いる機能情報の項目が分けられている。すなわち、プリントサーバ16ごとに、ジョブファイルとして保存するときの管理情報と、RIPファイルとして保存するときの管理情報を設定しており、この管理情報に基づいて、ファイルを格納するプリントサーバの選択を行うようになっている。
【0062】
表2には、ジョブファイルに対する管理情報の一例を示し、表3には、RIPファイルに対する管理情報の一例を示している。
【0063】
【表2】


【0064】
【表3】


【0065】
例えば、表2に示すように、ジョブファイルとして保存するように指定されているときには、機能情報として、用紙サイズ、標準フォント数、追加フォント、用紙種類、両面指定、Finishing等の項目を適用し、また、表3に示すように、RIPファイルとして保存するように指定されているときには、用紙サイズ、RIP済み解像度、デバイスプロファイル、ターゲットプロファイル、ユーザー調整カーブ、キャリブレーションカーブ等の項目を適用して、格納先のプリントサーバ16を選択可能となっている。
【0066】
一方、ネットワーク10では、プリントサーバ16ごとの機能情報として、HDD30上での仮想ディスク領域40の空き容量(プリントサーバ16の空き容量)、設定場所を示す情報、ファイルの送信元のクライアントPC14の間やプリントサーバ16間の通信回線の容量(データの転送可能と速度など)などの環境情報が含まれるようになっている。
【0067】
これにより、ファイルマネージャー42では、格納先として複数のプリントサーバ16の選択されるときには、例えば、プリントサーバ16の設置場所から選択することが可能となっている。すなわち、クライアントPC14が含まれるネットワーク12を最優先とし、次に、クライアントPC14から最も近い場所に設置されているネットワーク12を選択できるようになっている。
【0068】
なお、プリントサーバ16の間の距離は、例えば、プリントサーバ16の間で通信を行ったときの応答時間を用いることができる。また、ネットワーク環境によって、応答時間が短いにもかかわらず、データ転送を行うときの転送時間が長くなることがある。このようなときには、転送時間を用いてもよく、応答時間と転送時間の双方を考慮するようにしてもよい。
【0069】
プリントサーバ12のファイルマネージャー42には、機能情報に基づいてジョブファイルないしRIPファイルの格納先を選択するときの優先順位が設定可能となっており、優先順位が設定されていることにより、該当優先順位に基づいた格納先の選択を行うようになっている。
【0070】
ネットワーク10では、何れかのプリントサーバ12のファイルマネージャーに対して、優先順位が設定されることにより、設定された優先順位を機能情報に含めることにより、全てのプリントサーバ16の間で適用されるようにしている。また、優先順位は、ジョブファイルとRIPファイルで分けて設定可能となっている。なお、優先順位の設定は、プリントサーバ16ごとに異なるように設定するものであっても良い。
【0071】
このような優先順位の設定は、プリントサーバ16上又はクライアントPC14上で所定のUIを用いて行うことができる。図3には、一例として、RIPファイルに対して適用可能となUIの一例を示している。
【0072】
この設定画面50では、リストウインド52内に、登録されている振り分け項目が表示される。このとき、最優先するように設定されている項目が、リストウインド52の最上位に表示され、そこから降順に項目が表示されるようになっている。なお、リストウインド52には、スクロールバー54が設けられており、このスクロールバー54の操作によってリストウインド52に表示する項目のスクロールが可能となっている。
【0073】
また、設定画面50では、リストウインド52に表示している項目にカーソル56を合わせてクリック操作などをすることにより、該当項目の表示を反転するなどして選択した状態で、アップボタン(上げるボタン)58Aないしダウンボタン(下げるボタン)58Bを操作することにより、選択している項目の優先順位の上げ/下げが可能となっており、これにより、優先順位の入れ替えが可能となっている。
【0074】
設定画面50には、削除ボタン60及び追加ボタン62が設けられており、何れかの項目を選択した状態で削除ボタン60を操作することにより、選択されている項目の削除が可能となっている。また、設定画面50では、追加ボタン62を操作することにより、新たな項目の追加が可能となっており、設定終了ボタン64を操作することにより、設定された優先順位がプリントサーバ16のファイルマネージャー42に登録される。
【0075】
また、設定画面50には、チャックボックス66及び実行ボタン(今すぐ実行)68が設けられている。再配置(再振り分け)を行う範囲を、そのプリントサーバ16で印字可能範囲に限定するように選択でき、また、実行ボタン68を操作することにより、その時点でディスク領域46(仮想ディスク領域40)内に格納されているファイル(ここでは、RIPファイル)の再振り分けが実行されるようになっている。
【0076】
一方、クライアントPC14には、ファイルマネージャー42に対応するファイルマネージャープリケーション(SMアプリケーション、以下、SMアプリ48とする)が設けられている。
【0077】
このSMアプリ48では、各プリントサーバ16の仮想ディスク領域40に格納しているジョブファイル及びRIPファイルのリストを、プリントサーバ16(仮想ディスク領域40)ごとに表示可能となっている。
【0078】
これにより、クライアントPC14のそれぞれでは、プリントサーバ16に格納しているジョブファイルやRIPファイルに対する編集などの作業と共に、ジョブファイルないしRIPファイル又は編集したジョブファイルないしRIPファイルに対する印刷処理が可能となっている。
【0079】
このように構成されているネットワーク10では、各ネットワーク12のクライアントPC14で、アプリケーション32を用いて作成、加工、編集等の処理が行われたドキュメントなどのファイルが印刷ジョブとして送信される。プリントサーバ16は、このファイルを受信すると、受信したファイルに対する画像処理ないし印刷処理を実行する。
【0080】
このとき、プリントサーバ16では、受信したファイルの印刷設定に基づいて印刷機能の設定を行い、設定された印刷機能に基づいた画像及び及び印刷処理を実行する。
【0081】
一方、ネットワーク10では、各ネットワーク12にプリントサーバ16及びプリンタ18が設けられており、クライアントPC14では、それぞれのネットワーク12内で印刷処理を実行することができる。また、ネットワーク12が相互に接続されていることにより、クライアントPC14は、自機の属するネットワーク12と異なるネットワーク12内のプリントサーバ16及びプリンタ18を用いた印刷処理が可能となっている。
【0082】
ところで、ネットワーク10では、クライアントPC14のそれぞれで作成したドキュメントなどのファイルを、プリントサーバ16に格納しておくことができるようになっている。
【0083】
クライアントPC14では、アプリケーション32によって作成したドキュメントなどのファイルをプリントサーバ16へ送信するときに、プリンタドライバ34を用いて、各種の印刷設定を行う。このときに、印刷処理を実行するか否かの指定と共に、該当ファイルをプリントサーバ16に保存するか否かの選択設定が可能となっている。
【0084】
クライアントPC14では、プリンタドライバ34を用いることにより「印刷処理を実行して保存」や、「印刷処理を実行せずに保存」などの設定と共に、保存先のプリントサーバの指定を行うことができる。
【0085】
また、ファイルをプリントサーバ16に保存するときには、RIP処理を行っていないジョブファイルとして保存するか、RIP処理を行ったRIPファイルとして保存するかの指定が可能となっている。すなわち、RIP済みデータとして保存するか否かの指定が可能となっている。
【0086】
さらに、クライアントPC14ででは、アプリケーション32上又はプリンタドライバ34上で、用紙サイズ、印刷部数などに加えて、フォント、用紙種類、両面印刷を行うか否か、ステープル処理などのフィニッシング処理(後処理)を行うか否かや、RIP解像度、デバイスプロファイル、ターゲットプロファイル、ユーザー調整カーブ、キャリブレーションカーブの要否などを指定することが可能となっている。
【0087】
なお、このような印刷機能の設定は、プリンタドライバ34にUIとして設けられているGUIなどを、クライアントPC14の図示しないモニタに表示し、キーボード、マウスなどの入力デバイスを用いて行う公知の方法を適用することができる。
【0088】
プリントサーバ16には、データ管理部36にファイルマネージャー42が設けられ、また、HDD30には、仮想ディスク領域40が設定されており、ファイルマネージャー42は、プリントサーバ16に印刷ファイルないしRIPファイルとして格納する指定がなされることにより、該当するジョブファイルないしRIPファイルを、HDD30の仮想ディスク領域40に格納するようになっている。
【0089】
一方、ネットワーク10では、各プリントサーバ16の機能情報が共有データとなっており、各プリントサーバ16の共有データ(機能情報)がファイルマネージャー42に記憶されている。
【0090】
ファイルマネージャー42は、ファイルを格納するプリントサーバ16の指定がないときには、共有データとなっている各プリントサーバ16の機能情報と、格納するファイルに対する印刷設定に基づいて、ファイルを格納保存するプリントサーバ16を選択するようにしている。また、ファイルマネージャー42は、ファイルを保存するときに、印刷設定も合わせて保存するようにしている。
【0091】
ここで、図4を参照しながら、プリントサーバ16へのファイルの保存の概略を説明する。なお、以下の説明では、既に格納先の選択に適用する優先順位が予め設定されているものとする。
【0092】
このフローチャートは、各プリントサーバ16が印刷ジョブとなるファイルを受信することにより、ファイルマネージャー42が実行し、最初のステップ100では、受信したファイルから印刷設定を読込み、次のステップ102では、データ保存(ファイル保存)が指定されているか否かを確認する。
【0093】
ここで、ファイル保存が指定されていると、ステップ102で肯定判定してステップ104へ移行する。このステップ104では、保存先が指定されているか否かを確認し、保存先が指定されているときには、ステップ104で肯定判定して、ステップ106へ移行する。
【0094】
このステップ106では、保存先が自機か否かを確認する。このときに、保存先が自機でなければステップ106で否定判定してステップ108へ移行し、受信したファイルを、指定されているプリントサーバ16へ転送する。これにより、転送先のプリントサーバ16で、再度、該当ファイルの保存処理が実行される。
【0095】
これに対して、自機に保存するように指定されているときには、ステップ106で肯定判定して、ステップ110へ移行する。このステップ110では、ジョブファイルとして保存するように設定されているか否かを確認する。
【0096】
このときに、ジョブファイルとして保存するように指定されているときには、ステップ110で肯定判定して、受信したファイルと印刷設定をジョブファイルとして、HDD30に設定している仮想ディスク領域40に格納する。
【0097】
また、ジョブファイルではなくRIP済みのデータであるRIPファイルとして保存するように設定されているときには、ステップ110で否定判定してステップ114へ移行する。このステップ114では、印刷設定に基づいて画像処理及びRIP処理を行ってRIPデータ(RIPファイル)を生成する。
【0098】
この後、ステップ116では、生成したRIPファイルに印刷設定を含めてHDD30の仮想ディスク領域40に格納する。なお、ファイル保存に加えて印刷処理の実行が設定されているときには、印刷処理を行うための画像処理及びRIP処理が行われるので、このときの処理をステップ114での処理に換え、RIPデータが生成されたときに、該当RIPデータと共に印刷設定をRIPファイルとして仮想ディスク領域40に格納するようにステップ116を実行すればよい。
【0099】
一方、プリントサーバ16に設けているファイルマネージャー42は、ファイル保存を行うときに、保存先のプリントサーバ16が指定されていないときには、最適なプリントサーバ16が選択されるようにしている。
【0100】
すなわち、ファイルマネージャー42では、印刷設定で保存先のプリントサーバ16が指定されていないときには、ステップ104で否定判定してステップ118へ移行する。
【0101】
このステップ118では、先ず、ジョブファイルとして保存するように指定されているか否かを確認する。
【0102】
ここで、ジョブファイルで保存するように設定されているときには、ステップ118で肯定判定してステップ120へ移行する。このステップ120では、各プリントサーバ16で設定されているジョブファイルの管理情報(表1及び表2参照)を読み込む。この後、ステップ122では、印刷設定と管理情報に基づいてプリントサーバ16を選択する。すなわち、プリントサーバ16の機能情報から、保存ファイルに設定されている印刷設定に基づいた処理が可能なプリントサーバ16を選択する。
【0103】
このとき、例えば、印刷印刷の設定で、用紙サイズが「A3ノビ」に設定されているときには、サーバC(プリントサーバ16C)が保存先の候補から除かれる。また、印刷設定でステープル処理が設定されているときには、ステープル処理機能を備えたサーバA、D(プリントサーバ16A、16D)が保存先の候補として残されえる。
【0104】
また、RIPファイルで保存するように設定されているときには、ステップ118で否定判定してステップ124へ移行する。このステップ124では、各プリントサーバ16で設定されているRIPファイルに対する管理情報(表1及び表3参照)を読み込む。この後、ステップ126では、印刷設定と管理情報に基づいてプリントサーバ16を選択する。すなわち、プリントサーバ16の機能情報からファイルで設定されている印刷設定に基づいた処理が可能なプリントサーバ16を選択する。
【0105】
このとき、例えば、印刷設定で、RIP済み解像度が600dpiとなっているときには、解像度変換が不要なプリンタ18(18A、18C、18D)を優先することから、サーバA、C、D(プリントサーバ16A、16C、16D)が保存先の候補となる。
【0106】
このようにして印刷設定と、プリントサーバ16の機能情報の中で、ジョブファイルに対する管理情報を比較するか、印刷設定と、プリントサーバ16の機能情報の中で、RIPファイルに対する管理情報を比較し、印刷設定に応じた処理が可能となるプリントサーバ16が選択されるとステップ128へ移行する。
【0107】
このステップ128では、選択されたプリントサーバ16が1台であるか否かを確認し、選択されたプリントサーバ16が1台であるときには、ステップ128で肯定判定して、ステップ106へ移行する。
【0108】
また、選択されたプリントサーバ16が複数(2台以上)あるときには、ステップ128で否定判定してステップ130へ移行する。このステップ130では、優先順位に基づいて格納先のプリントサーバ16を選択する。
【0109】
このとき、例えば、ファイル保存を依頼したクライアントPC14に最も近いプリントサーバ16を選択するのを最優先とするように設定され、格納先の候補に挙げられているプリントサーバ16に、クライアントPC14と同じネットワーク12内のプリントサーバ16があるときには、そのプリントサーバ16を格納先として選択する。
【0110】
また、クライアントPC14が属するネットワーク12のプリントサーバ16は候補となっていないが、同じ建物の違うフロアのネットワーク12と、クライアントPC14が設けられている地域と異なる地域のネットワーク12のプリントサーバ16が候補となっているときには、違うフロアのネットワーク12のプリントサーバ16を格納先として選択する。
【0111】
このようにして格納先のプリントサーバ16を選択すると、ステップ106へ移行して、選択したプリントサーバ16へ、指定されているデータ形式で転送する。
【0112】
このようにしてプリントサーバ16へ、保存するジョブファイルないしRIPファイルを振り分けることにより、各プリントサーバ16の仮想ディスク領域40には、印刷設定が、プリントサーバ16の機能情報に合ったジョブファイルないしRIPファイルが保存される。
【0113】
一方、クライアントPC14に設けているSMアプリ48は、プリントサーバ16ごとに、仮想ディスク領域40に格納しているジョブファイルないしRIPファイルのリストを表示できるようになっており、クライアントPC14は、表示されたリストから選択したジョブファイルないしRIPファイルに対する編集が可能となっている。なお、リストは、プリントサーバ16の仮想ディスク領域40に格納されているジョブファイル及びRIPファイルが明確になるものであれば、任意の構成のリストウィンドを用いることができる。
【0114】
ここで、各プリントサーバ16には、プリントサーバ16ごとの機能情報と印刷設定に合わせてジョブファイル又はRIPファイルが保存されるので、同一のプリントサーバ16に保存されているジョブファイル同士や、RIPファイル同士を連結したり、ジョブファイルやRIPファイルによって形成されるドキュメントの一部を、他のドキュメントの一部と差し替えるなどの編集を行ったときには、編集したジョブファイル又はRIPファイルを印刷処理したときに、ページの欠落や、仕上がりが異なるページが生じることがない。
【0115】
なお、クライアントPC14に、複数のプリントサーバ16のリストウィンドを表示して、一方のリストウインド内のジョブファイル又はRIPファイルを、別のリストウィンドに移動することにより、該当するジョブファイルやRIPファイルが、プリントサーバ16の間で転送されるものであってもよい。
【0116】
このときには、ジョブファイルないしRIPファイルと共に印刷設定を合わせて移動させ、移動先のプリントサーバ16に設けているファイルマネージャー42が、自機の機能情報と、印刷設定を比較して、印刷設定に機能情報が合うときにのみ、ジョブファイルないしRIPファイルを仮想ディスク領域40に格納するようにすればよい。
【0117】
これにより、各プリントサーバ16には、機能情報に合ったジョブファイルないしRIPファイルのみを保存することができ、同じプリントサーバ16内では、ジョブファイルないしRIPファイルを編集して作成したドキュメントを一定の品質で印刷出力することができる。
【0118】
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではなく、本発明は、複数のプリントサーバ及びプリンタを備えた任意の構成のネットワークに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0119】
【図1】本実施の形態に適用したネットワークの概略構成図である。
【図2】本発明を適用したプリントサーバとクライアントPCの要部の概略構成図である。
【図3】優先順位の設定に適用可能なUIの一例を示す概略図である。
【図4】プリントサーバでのファイル格納処理の概略を示す流れ図である。
【符号の説明】
【0120】
10 ネットワーク
12(12A〜12D) ネットワーク
14 クライアントPC(情報処理装置)
16(16A〜16D) プリントサーバ
18(18A〜18D) プリンタ(印刷出力装置)
28 画像処理部
30 HDD(記憶手段)
34 プリンタドライバ
36 データ管理部
38 ローカルディスク領域
40 仮想ディスク領域(記憶手段)
42 ファイルマネージャー
46 ディスク領域(記憶手段)
48 SMアプリ
【出願人】 【識別番号】000005496
【氏名又は名称】富士ゼロックス株式会社
【住所又は居所】東京都港区赤坂二丁目17番22号
【出願日】 平成17年3月18日(2005.3.18)
【代理人】 【識別番号】100079049
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 淳

【識別番号】100084995
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 和詳

【識別番号】100085279
【弁理士】
【氏名又は名称】西元 勝一

【識別番号】100099025
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 浩志

【公開番号】 特開2006−262366(P2006−262366A)
【公開日】 平成18年9月28日(2006.9.28)
【出願番号】 特願2005−80192(P2005−80192)