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【発明の名称】 デジタルカメラ
【発明者】 【氏名】岩本 健士
【住所又は居所】東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ計算機株式会社羽村技術センター内

【要約】 【課題】撮影した枚数を簡単に確認することが可能なデジタルカメラを提供すること。

【解決手段】CPU21は、本体の電源投入等により撮影区切り時間の開始を検出してから電源OFF等の撮影区切り時間の終了を検出するまでの期間に撮影された画像の撮影枚数を計数して例えばフラッシュメモリ22に記憶させておき、LCD24にその期間の撮影枚数を表示させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮影区切り時間の開始を検出する開始検出手段と、
上記撮影区切り時間の終了を検出する終了検出手段と、
画像を撮影するための撮影手段と、
上記開始検出手段が上記撮影区切り時間の開始を検出してから、上記終了検出手段が上記撮影区切り時間の終了を検出するまでに、上記撮影手段で撮影された画像の撮影枚数をカウントするカウント手段と、
上記カウント手段によりカウントされた撮影枚数を表示する表示手段と、
を具備したことを特徴とするデジタルカメラ。
【請求項2】
上記開始検出手段は、当該デジタルカメラの本体が起動された時を上記撮影区切り時間の開始として検出し、
上記終了検出手段は、上記本体がオフされた時を上記撮影区切り時間の終了として検出する、
ことを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
【請求項3】
現在時刻を計時するための時計手段と、
上記開始検出手段が上記撮影区切り時間の開始を検出した時の上記時計手段で計時された時刻である開始時刻と、上記終了検出手段が上記撮影区切り時間の終了を検出した時の上記時計手段で計時された時刻である終了時刻と、上記カウント手段でカウントした撮影枚数とを記録する記録手段と、
を更に具備することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
【請求項4】
上記記録手段に記録された各撮影区切り時間毎の開始時刻、終了時刻及び撮影枚数に基づいて、複数の表示区切り時間毎の撮影枚数を集計し、その集計結果を上記表示手段に一覧表示させる一覧表示手段を更に具備することを特徴とする請求項3に記載のデジタルカメラ。
【請求項5】
上記表示区切り時間は、上記撮影区切り時間の開始時刻から終了時刻までの時間、撮影日、及び当該デジタルカメラの最初の本体の起動時から現在までの時間の何れかを含むことを特徴とする請求項4に記載のデジタルカメラ。
【請求項6】
上記記録手段は、更に、上記撮影手段によって画像を撮影した時の上記時計手段で計時された時刻を撮影日時として記録することを特徴とする請求項3に記載のデジタルカメラ。
【請求項7】
上記記録手段に記録された各撮影区切り時間毎の開始時刻、終了時刻、撮影枚数及び各画像の撮影日時に基づいて、複数の表示区切り時間毎の撮影枚数を集計し、その集計結果を上記表示手段に一覧表示させる一覧表示手段を更に具備することを特徴とする請求項6に記載のデジタルカメラ。
【請求項8】
上記表示区切り時間は、上記撮影区切り時間の開始時刻から終了時刻までの時間、所定の単位時間、撮影日、及び当該デジタルカメラの最初の本体の起動時から現在までの時間の何れかを含むことを特徴とする請求項7に記載のデジタルカメラ。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばデジタルスチルカメラやカメラ機能付き携帯電話機におけるカメラ等のデジタルカメラに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、デジタルスチルカメラ等においては、撮影した画像データを記録保存する記録媒体の残容量を撮影可能枚数に換算して、液晶表示装置(LCD)に表示するようにしている(例えば、特許文献1参照)。例えば、図5に示すように、LCD100の画面の右上に、残り撮影可能枚数を示す数値101が表示される。
【0003】
また、撮影された画像データは、通し番号でナンバリングされ、記録媒体に記録保存される。
【特許文献1】特開2003−244614号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の方式では、残り枚数がカウントされ表示されるだけであり、ユーザは、いったい何枚撮影したかを知ることができなかった。
【0005】
また、撮影された画像データにナンバリングされてはいるが、デジタルカメラ上にて撮影した枚数を簡単に確認することはできない。
【0006】
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ユーザ撮影した枚数を簡単に確認することが可能なデジタルカメラを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、撮影区切り時間の開始を検出する開始検出手段と、上記撮影区切り時間の終了を検出する終了検出手段と、画像を撮影するための撮影手段と、上記開始検出手段が上記撮影区切り時間の開始を検出してから、上記終了検出手段が上記撮影区切り時間の終了を検出するまでに、上記撮影手段で撮影された画像の撮影枚数をカウントするカウント手段と、上記カウント手段によりカウントされた撮影枚数を表示する表示手段と、を具備したことを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記開始検出手段は、当該デジタルカメラの本体が起動された時を上記撮影区切り時間の開始として検出し、上記終了検出手段は、上記本体がオフされた時を上記撮影区切り時間の終了として検出する、ことを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、現在時刻を計時するための時計手段と、上記開始検出手段が上記撮影区切り時間の開始を検出した時の上記時計手段で計時された時刻である開始時刻と、上記終了検出手段が上記撮影区切り時間の終了を検出した時の上記時計手段で計時された時刻である終了時刻と、上記カウント手段でカウントした撮影枚数とを記録する記録手段と、を更に具備することを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、上記請求項3記載の発明において、上記記録手段に記録された各撮影区切り時間毎の開始時刻、終了時刻及び撮影枚数に基づいて、複数の表示区切り時間毎の撮影枚数を集計し、その集計結果を上記表示手段に一覧表示させる一覧表示手段を更に具備することを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の発明は、上記請求項4記載の発明において、上記表示区切り時間は、上記撮影区切り時間の開始時刻から終了時刻までの時間、撮影日、及び当該デジタルカメラの最初の本体の起動時から現在までの時間の何れかを含むことを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の発明は、上記請求項3記載の発明において、上記記録手段は、更に、上記撮影手段によって画像を撮影した時の上記時計手段で計時された時刻を撮影日時として記録することを特徴とする。
【0013】
請求項7記載の発明は、上記請求項6記載の発明において、上記記録手段に記録された各撮影区切り時間毎の開始時刻、終了時刻、撮影枚数及び各画像の撮影日時に基づいて、複数の表示区切り時間毎の撮影枚数を集計し、その集計結果を上記表示手段に一覧表示させる一覧表示手段を更に具備することを特徴とする。
【0014】
請求項8記載の発明は、上記請求項7記載の発明において、上記表示区切り時間は、上記撮影区切り時間の開始時刻から終了時刻までの時間、所定の単位時間、撮影日、及び当該デジタルカメラの最初の本体の起動時から現在までの時間の何れかを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
請求項1記載の発明によれば、ユーザが撮影した枚数を簡単に確認することが可能なデジタルカメラを提供することができる。
【0016】
請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、本体の起動及びオフによって自動的に撮影区切り時間を検出するので、ユーザが特別な操作を行う必要がない。
【0017】
請求項3記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、各撮影区切り時間毎の開始時刻、終了時刻及び撮影枚数を記録しておくことで、様々な利用が可能となる。
【0018】
請求項4記載の発明によれば、上記請求項3記載の発明の効果に加えて、ユーザに様々な形態で撮影枚数を提示できる。
【0019】
請求項5記載の発明によれば、上記請求項4記載の発明の効果に加えて、各撮影区切り時間の開始時刻から終了時刻までの間の撮影枚数、撮影日つまり一日毎の撮影枚数、及び当該デジタルカメラでの累計撮影枚数、等をユーザに提示できる。
【0020】
請求項6記載の発明によれば、上記請求項3記載の発明の効果に加えて、各撮影日時を記録しておくことで、更に様々な利用が可能となる。
【0021】
請求項7記載の発明によれば、上記請求項6記載の発明の効果に加えて、ユーザに更に様々な形態で撮影枚数を提示できる。
【0022】
請求項8記載の発明によれば、上記請求項7記載の発明の効果に加えて、各撮影区切り時間の開始時刻から終了時刻までの間の撮影枚数、例えば一時間毎のような所定の単位時間当たりの撮影枚数、撮影日つまり一日毎の撮影枚数、及び当該デジタルカメラでの累計撮影枚数、等をユーザに提示できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0024】
(構成)
図1は、本発明のデジタルカメラの一実施形態としてのデジタルスチルカメラ10内の電子回路の機能構成について示すものである。
【0025】
基本モードである撮影(REC)モードでのモニタリング(スルー画像表示)状態においては、モータドライバ11によるモータ12の駆動により合焦位置や絞り位置が移動される、撮影レンズを含むレンズブロック13の撮影光軸後方に配置された撮像素子であるCCD14が、タイミング発生器(TG)15、垂直/水平ドライバ16によって走査駆動され、一定周期毎に結像した光像に対応する光電変換出力を1画面分出力する。
【0026】
この光電変換出力は、CDS/AD回路17において、アナログ値の信号の状態でRGBの各原色成分毎に適宜ゲイン調整された後に、サンプルホールドされ、デジタルデータに変換され、その後、画像処理回路18で画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理が行なわれて、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Cr(YUV信号)が生成される。そして、それら生成された輝度及び色差信号は、内部バス19を介して、バッファメモリとして使用されるSDRAM20に書き込まれる。
【0027】
なお、上記TG15や画像処理回路18は、CPU21によって制御されるもので、このCPU21で実行される動作プログラムや各種パラメータは、フラッシュメモリ22に不揮発性に記憶されている。
【0028】
また、上記画像処理回路18は、上記生成した輝度及び色差信号(YUV信号)を元にビデオ信号を発生して、バックライト(BL)23で照明されたLCD24に供給する。このLCD24は、画像の撮影モード時にはモニタ表示部(電子ファインダ)として機能するもので、上記画像処理回路18からのビデオ信号に基づいた表示を行なうことで、その時点で撮像素子である上記CCD14が取り込んでいる画像情報に基づく画像をリアルタイムに表示(スルー画像表示)することとなる。
【0029】
このようにLCD24にその時点での撮影可能なスルー画像がリアルタイムに表示されている状態で、静止画撮影を行ないたいタイミングでKEYブロック25の一部を構成するシャッタキーを操作すると、トリガ信号を発生する。マイコン26は、このトリガ信号に応じて、CPU21に、その時点でCCD14から取り込んでいる1画面分の輝度及び色差信号のSDRAM20への書き込みを取り止めさせ、あらためて適正な露出条件に従った絞り値及びシャッタ速度でCCD14を走査駆動して1画面分の輝度及び色差信号を得てSDRAM20へ書き込ませ、その後にこの経路を停止し、記録保存の状態に遷移させるようにする。
【0030】
この記録保存の状態では、CPU21の制御により、画像処理回路18が内部バス19を介して、SDRAM20に書き込まれている1フレーム分の輝度及び色差信号をY,Cb,Crの各コンポーネント毎に縦8画素×横8画素の基本ブロックと呼称される単位で読み出して、JPEGデータに圧縮する。即ち、ADCT(適応離散コサイン変換)、エントロピ符号化方式であるハフマン符号化、等の処理により、データ圧縮する。そして、得られたJPEGデータを1撮影画像のデータファイルとして、内部バス19を介して、このデジタルスチルカメラ10の記録媒体として着脱自在に装着される外部メモリ27に書き込む。この外部メモリ27は、例えば、内部に不揮発性メモリであるフラッシュメモリを封入したカード状の媒体である。
【0031】
そして、1フレーム分の輝度及び色差信号の圧縮処理と外部メモリ27への全圧縮データ(JPEGデータ)の書き込み終了に伴なって、CPU21は、上記CCD14からSDRAM20への経路を再び起動する。
【0032】
なお、上記KEYブロック25のシャッタキー操作に応じて適正な露出条件に従った絞り値及びシャッタ速度で撮影を行う場合、必要な光量が得られないときには、上記TG15により、その撮影タイミングに同期した撮影補助光をストロボ28に発生させる。
【0033】
また、上記マイコン26には、上記KEYブロック25に加えて、バッテリ29と電源回路30とが接続されている。ここで、上記KEYブロック25は、上述したシャッタキーの他に、電源キー、撮影モードキー、再生モードキー、マクロキー、ストロボキー、メニュー(MENU)キー、十字キー、及びセット(SET)キー等から構成され、それらのキー操作に伴なう信号は直接マイコン26へ送出される。バッテリ29は、電池又は充電池であり、常時上記マイコン26を動作させるための電力を供給する。電源回路30は、上記KEYブロック25の電源キー操作に応じたマイコン26からの指示により、上記バッテリ29の電力から当該デジタルスチルカメラ10の各部の駆動に必要な各種電圧を生成して、各部に印加するものである。
【0034】
また、このデジタルスチルカメラ10は、マイクロホン(MIC)31とスピーカ(SP)32を有しており、その制御のための音声チップ33が上記CPU21に接続されている。即ち、本実施形態に係るデジタルスチルカメラ10では、上記通常の撮影モードとは別に、上記KEYブロック25の撮影モードキーの操作により動画像の撮影も可能に構成されているものである。この動画像の撮影時においては、KEYブロック25のシャッタキーが1回目に操作されてから、上述した静止画像データの外部メモリ27への記録を時間的に連続して実行すると共に、上記MIC31で収集した音声を音声チップ33により所定の圧縮方式で圧縮した音声データとして、上記外部メモリ27へ記録していき、上記シャッタキーの2回目の操作がなされるか、または所定の制限時間、例えば30秒が経過した時点で、外部メモリ27に記録されている一連の静止画データ及び音声データをモーションJPEGの動画データファイル(AVIファイル)として記録設定し直す。
【0035】
一方、このデジタルスチルカメラ10においては、再生モード時には、CPU21の制御により、内部バス19を介して画像処理回路18が上記外部メモリ27に記録されている撮影画像データを選択的に読み出して、上記撮影モード時にデータ圧縮した手順と全く逆の手順で圧縮されている画像データを伸長し、その伸長した画像データをRGB信号に変換して、LCD24に表示する。
【0036】
なお、選択した撮影画像データが静止画像ではなく動画像であった場合には、選択した動画像データのファイルを構成する個々の静止画像データの再生を時間的に連続して実行すると共に、音声チップ33により音声をSP32に再生出力していく。そして、すべての静止画像データの再生を終了した時点で、次に再生の指示がなされるまでその動画像データの先頭に位置する静止画像データのみを用いて再生表示する(このとき、音声は再生出力されない)。
【0037】
また、このデジタルスチルカメラ10は、現在日時を計時するための時計34を備えている。
【0038】
以上は、一般的なデジタルスチルカメラ10の構成であるが、本実施形態では、更に、上記フラッシュメモリ22に、図2(A)に示すような情報を記憶するように構成されている。即ち、本実施形態においては、当該デジタルスチルカメラ10の本体が起動された時の上記時計34で計時した日付と起動時刻、当該デジタルスチルカメラ10の本体がオフされた時のオフ時刻、及び、それら開始時刻と終了時刻との間に撮影された画像データの総数である撮影枚数を、フラッシュメモリ22に記憶する。また、特に図示はしていないが、このフラッシュメモリ22には、各画像データを取得した撮影時刻も記憶されるようになっている。
【0039】
なお、図2(A)では、12月21日の午前10時00分に起動し、8枚の画像データを撮影したが、まだ本体が起動されたままである状況の場合を示している。
【0040】
(動作)
次に、上記のような構成のデジタルスチルカメラ10の動作について説明する。
【0041】
図3は、一実施形態の適用されたデジタルスチルカメラの動作フローチャートを示す図である。
【0042】
即ち、マイコン26が本体の上記KEYブロック25の電源キーのオン操作を検出して動作開始命令をCPU21に与えると、該CPU21はまず、上記マイコン26を介して時計34より現在日時を読み出し、それに基づいて日付及び起動時間をフラッシュメモリ22に書き込む(ステップS11)。これにより、図2(A)に示すように、フラッシュメモリ22に、撮影日付として例えば「12月21日」が、起動時刻として「午前10時00分」が記録される。そして、撮影モードに移行する(ステップS12)。
【0043】
その後、マイコン26からの制御信号の状態により、上記KEYブロック25のMENUキーの所定の操作によりモード切り替えが指示されたか否かを判別する(ステップS13)。ここで、モード切り替え指示がなされていないと判別した場合には、更に、マイコン26からの制御信号の状態により、本体の上記KEYブロック25の電源キーのオフ操作がなされたか否かを判別する(ステップS14)。そして、電源キーのオフ操作がなされていないと判別した場合には、マイコン26からの制御信号の状態により、上記KEYブロック25のシャッタキー操作による写真撮影が指示されたか否かを判別する(ステップS15)。ここで、写真撮影の指示もなされていないと判別した場合には、上記ステップS13に戻る。
【0044】
これに対して、写真撮影の指示がなされたと判別した場合には(ステップS15)、写真撮影動作を実行する(ステップS16)。この写真撮影動作においては、上記構成の説明で詳述したようにして、撮影された画像データが外部メモリ27に保存記録される。そして、上記フラッシュメモリ22に撮影枚数として記録してある枚数を更新記録する(ステップS17)。これにより、図2(A)に示すように、フラッシュメモリ22に、撮影枚数として例えば「7」から「8」へ更新記録される。また、上記マイコン26を介して時計34より現在日時を読み出し、それに基づいて撮影日時をフラッシュメモリ22に書き込む(ステップS18)。その後、マイコン26からの制御信号の状態により、本体の上記KEYブロック25の電源キーのオフ操作がなされたか否かを判別する(ステップS19)。ここで、電源キーのオフ操作がなされていないと判別した場合には、上記ステップS13に戻る。
【0045】
これに対して、このステップS19あるいは上記ステップS14において、電源キーのオフ操作がなされたと判別した場合には、上記マイコン26を介して時計34より現在日時を読み出し、それに基づいてオフ時刻をフラッシュメモリ22に書き込む(ステップS20)。これにより、図2(A)に示すようなフラッシュメモリ22の記録状態から、図2(B)に示すような記録状態に更新される。即ち、OFF時刻として午前10時58分が記録される。そして、この処理を終了する。
【0046】
一方、上記ステップS13において、モード切り替えが指示されたと判別した場合には、その指示されたモードに移行することになる。ここで、本発明に直接関係しないモードの動作については、その説明を省略し、撮影枚数表示モードが指示された場合についてのみ説明する。
【0047】
即ち、撮影枚数表示モードが指示されたと判別した場合には(ステップS13)、撮影枚数表示モードに移行して(ステップS21)、まず、フラッシュメモリ22から上記日付、起動時刻、OFF時刻、撮影枚数、撮影日時を読み出す(ステップS22)。そして、それら読み出した情報に基づいて、表示区切り時間に応じた集計を実施して(ステップS23)、その結果を一覧形式でLCD24に表示する(ステップS24)。
【0048】
ここで、本実施形態では、複数種類の表示区切り時間をユーザがKEYブロック25のMENUキー操作により選択できるようになっているが、本実施形態では、起動時刻からOFF時刻までを初期設定の表示区切り時間としている。従って、この場合には、図2(C)もしくは図2(D)に示すような表示が行われる。即ち、図2(C)は、写真撮影後に撮影枚数表示モードが指示された場合の表示例である。この場合は、上記ステップS20の動作を介していないので、OFF時刻が表示されていない。一方、図2(D)は、起動直後に写真撮影を行うことなく撮影枚数表示モードが指示された場合の表示例である。この場合は、前回の本体OFF時に上記ステップS20の動作を実行しているので、OFF時刻35が表示されている。
【0049】
このような表示を行った後、マイコン26からの制御信号の状態により、本体の上記KEYブロック25のMENUキー操作により表示区切り時間の変更選択操作がなされたか否かを判別する(ステップS25)。ここで、そのような表示区切り時間の変更選択の操作が行われていないと判別した場合には、更に、マイコン26からの制御信号の状態により、本体の上記KEYブロック25のMENUキー操作によりモード切り替え操作がなされたか否かを判別する(ステップS26)。そして、モード切り替え操作がなされていないと判別したときには、上記ステップS24に戻って一覧表示を続ける。また、モード切り替え操作がなされたと判別した場合には、その指示されたモードに移行する。例えば、撮影モードが指示されと判別した場合には、上記ステップS12に進む。
【0050】
一方、上記ステップS25において、表示区切り時間の変更選択操作がなされたと判別した場合には、上記ステップS23に戻り、その選択された表示区切り時間に従って集計を行って、一覧表示することになる。
【0051】
ここで、表示区切り時間の種類としては、初期設定である上記起動時刻からOFF時刻までの時間、一時間のような所定の単位時間、撮影日、及び当該デジタルスチルカメラ10の最初の本体起動時から現在までの時間、がある。
【0052】
即ち、上記起動時刻からOFF時刻までの時間が選択指定された場合には、図4(A)に示すような集計/表示が行われる。
【0053】
また、一時間が選択指定された場合には、一時間毎の撮影枚数が集計されて、図4(B)に示すような表示が行われる。
【0054】
一方、撮影日が選択指定された場合には、撮影日毎の撮影枚数が集計されて、図4(C)に示すような表示が行われる。
【0055】
そして、当該デジタルスチルカメラ10の最初の本体起動時から現在までの時間が選択指定された場合には、購入してから今まで撮影した撮影枚数が集計されて、図4(D)に示すような表示が行われる。
【0056】
(効果)
以上詳述したように、本一実施形態によれば、撮影した枚数をユーザが簡単に確認することが可能なデジタルスチルカメラ10を提供できる。
【0057】
従って、起動時間と撮影枚数を明確化することにより、ユーザが例えば旅先にて「前の観光地では何枚撮影して、今の観光地では何枚撮影した」とか、「今の観光地はまだ撮影枚数が少ないからもっと撮影しよう」などといった、撮影枚数の判断を行うために利用できる。
【0058】
(変形例)
なお、上記一実施形態は、本発明をデジタルスチルカメラに適用した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、カメラ付き携帯電話機、カメラ付きPDA(Personal Digital Assistants:個人向け情報携帯端末)、カメラ付きハンディターミナル、カメラ付きパーソナルコンピュータ、ビデオムービーカメラ等、各種カメラ機能を有する電子機器におけるデジタルカメラとして容易に適応可能となることは勿論である。
【0059】
その他、本発明は上記実施形態に限らず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能であるものとする。
【0060】
さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】図1は、本発明の一実施形態の適用されたデジタルスチルカメラの電子回路の機能構成を示すブロック図である。
【図2】図2(A)は、撮影後のフラッシュメモリの情報記憶状態を示す図、図2(B)は、電源オフ操作後のフラッシュメモリの情報記憶状態を示す図、図2(C)は、写真撮影後に撮影枚数表示モードが指示された場合の表示例を示す図であり、図2(D)は、起動直後に写真撮影を行うことなく撮影枚数表示モードが指示された場合の表示例を示す図である。
【図3】図3は、一実施形態の適用されたデジタルスチルカメラの動作フローチャートを示す図である。
【図4】図4(A)は、表示区切り時間として起動時刻からOFF時刻までの時間が選択指定された場合の表示例を示す図、図4(B)は、表示区切り時間として一時間が選択指定された場合の表示例を示す図、図4(C)は、表示区切り時間として撮影日が選択指定された場合の表示例を示す図であり、図4(D)は、表示区切り時間として当該デジタルスチルカメラの最初の本体起動時から現在までの時間が選択指定された場合の表示例を示す図である。
【図5】図5は、従来の撮影枚数の提示手法を説明するためのLCDの表示画面を示す図である。
【符号の説明】
【0062】
10…デジタルスチルカメラ、 11…モータドライバ、 12…モータ、 13…レンズブロック、 14…CCD、 15…タイミング発生器(TG)、 16…垂直/水平ドライバ、 17…CDS/AD回路、 18…画像処理回路、 19…内部バス、 20…SDRAM、 21…CPU、 22…フラッシュメモリ、 23…バックライト(BL)、 24…LCD、 25…KEYブロック、 26…マイコン、 27…外部メモリ、 28…ストロボ、 29…バッテリ、 30…電源回路、 31…マイクロホン(MIC)、 32…スピーカ(SP)、 33…音声チップ、 34…時計、 35…OFF時刻。
【出願人】 【識別番号】000001443
【氏名又は名称】カシオ計算機株式会社
【住所又は居所】東京都渋谷区本町1丁目6番2号
【出願日】 平成17年3月17日(2005.3.17)
【代理人】 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦

【識別番号】100091351
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 哲

【識別番号】100088683
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 誠

【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊

【識別番号】100075672
【弁理士】
【氏名又は名称】峰 隆司

【識別番号】100109830
【弁理士】
【氏名又は名称】福原 淑弘

【識別番号】100084618
【弁理士】
【氏名又は名称】村松 貞男

【識別番号】100092196
【弁理士】
【氏名又は名称】橋本 良郎

【公開番号】 特開2006−262128(P2006−262128A)
【公開日】 平成18年9月28日(2006.9.28)
【出願番号】 特願2005−77245(P2005−77245)