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【発明の名称】 高周波回路装置およびこの高周波回路装置に用いられる高周波モジュール
【発明者】 【氏名】喜多 輝道
【住所又は居所】京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式会社村田製作所内

【氏名】赤木 秀守
【住所又は居所】京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式会社村田製作所内

【要約】 【課題】低背化とともに高C/N特性を得ることが可能な高周波回路装置を提供する。

【解決手段】高周波モジュールAは、線路電極4を挟んで上下に第1と第2の誘電体層1,2を持ち、第1誘電体層2の上面には線路電極4と対向するグランド電極5を持ち、第2誘電体層1の下面の少なくとも線路電極4と対向する部分にはグランド電極を持たず、第2誘電体層1の厚さが第1誘電体層2の厚さより薄く、第2誘電体層1の下面1aが実装面である多層基板よりなる。実装基板10の線路電極4と対向するグランド電極を持たない上面に高周波モジュールAが実装され、実装基板10の下面に線路電極4と対向するグランド電極12が設けられる。線路電極4と第1誘電体層2の上面のグランド電極5と実装基板10の下面のグランド電極12とでトリプレート構造のストリップ線路共振器が構成される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
線路電極を挟んで上下に第1と第2の誘電体層を持ち、第1の誘電体層の上面には上記線路電極と対向するグランド電極を持ち、第2の誘電体層の下面の少なくとも上記線路電極と対向する部分にはグランド電極を持たず、第2の誘電体層の厚さが第1の誘電体層の厚さより薄く、第2の誘電体層の下面が実装面である多層基板よりなる高周波モジュールと、
上記線路電極と対向するグランド電極を持たない上面に上記高周波モジュールが実装され、下面に上記線路電極と対向するグランド電極を持つ実装基板とからなり、
上記線路電極と上記第1の誘電体層の上面のグランド電極と実装基板の下面のグランド電極とでトリプレート構造のストリップ線路共振器が構成されることを特徴とする高周波回路装置。
【請求項2】
上記第1の誘電体層の厚さは、上記第2の誘電体層および上記実装基板の厚さの和とほぼ等しく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の高周波回路装置。
【請求項3】
上記第1の誘電体層の厚さは、上記第2の誘電体層および上記実装基板の厚さの和より薄く設定されていることを特徴とする請求項1に記載の高周波回路装置。
【請求項4】
線路電極を挟んで上下に第1と第2の誘電体層を持ち、第1の誘電体層の上面には上記線路電極と対向するグランド電極を持ち、第2の誘電体層の下面の少なくとも上記線路電極と対向する部分にはグランド電極を持たず、第2の誘電体層の厚さが第1の誘電体層の厚さより薄く、第2の誘電体層の下面が実装面である多層基板よりなる高周波モジュール。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は携帯電話などに用いられる高周波回路装置、特に実装基板上に高周波モジュールを実装してなる高周波回路装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、電圧制御発振器(以下、VCOと呼ぶ)などの高周波発振器においては、多層基板の内部にストリップ線路共振器を形成し、多層基板の上部に能動素子などを搭載して、それらを接続して発振回路を構成するという構造が一般的に知られている。ストリップ線路共振器は、線路電極の上下に誘電体層を介してグランド電極が存在するトリプレート構造の共振器のことであり、多層基板の内部に形成されている。
【0003】
図4は一般的な誘電体3層構造のVCOモジュールBの一例を示し、図5はこのVCOモジュールBを実装基板30に実装した状態を示す。
図4において、VCOモジュールBは誘電体層23,24,25を下から順に積層したものであり、誘電体層23の下には下側のグランド電極21が、誘電体層24の上には上側のグランド電極22が、誘電体層23と24の間には線路電極20が設けられている。線路電極20と上側グランド電極22と下側グランド電極21とでトリプレート構造のストリップ線路共振器が構成される。誘電体層25の上には回路電極26が設けられ、この回路電極26上に能動素子などの複数の素子27が搭載されている。図5のように、実装基板30の上面および下面にはそれぞれグランド電極31,32が設けられ、VCOモジュールBの下側のグランド電極21が実装基板30の上面のグランド電極31に接続されている。
【0004】
近年、ストリップ線路共振器を内蔵する多層基板を使用したVCOモジュールには、低背化、高C/N特性が要求されている。低背化を実現するためには、製品高さH0 をさらに低くする必要がある。そこで、VCOモジュールを構成する多層基板の厚さを薄くすると、トリプレート層間厚d4 ,d5 も薄くなり、線路電極20とグランド電極21,22との間の容量値が増加するため、共振器のQが低くなり、結果的にC/N特性が劣化する。
【0005】
特許文献1には、線路電極とこの線路電極を挟む2つのグランド電極とを有するトリプレート型のストリップ線路共振器が多層基板の内部に形成され、多層基板の表面にストリップ線路共振器と電気的に接続された回路パターンが設けられ、2つのグランド電極のうちの一方のグランド電極に、線路電極の形状に対応して導体が形成されていない領域を設けて、一方のグランド電極と線路電極との間の容量値を低減する形状としたVCOモジュールが提案されている。この構造のVCOモジュールでは、容量値を低くすることで共振器のQが高くなり、C/N特性が改善される。
しかし、低背化を目的としてモジュールの高さH0 を低くした場合、トリプレート層間厚も薄くなり、線路電極と対向する他方のグランド電極との間の容量値は高くなる。C/N特性は線路電極と上下のグランド電極との間の層厚の薄い方、つまり線路電極と他方のグランド電極との層厚に依存するため、結局、高いC/N特性を得ることが困難である。
【特許文献1】特許第3100036号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明の目的は、低背化とともに高C/N特性を得ることが可能な高周波回路装置およびこの高周波回路装置に用いられる高周波モジュールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、線路電極を挟んで上下に第1と第2の誘電体層を持ち、第1の誘電体層の上面には上記線路電極と対向するグランド電極を持ち、第2の誘電体層の下面の少なくとも上記線路電極と対向する部分にはグランド電極を持たず、第2の誘電体層の厚さが第1の誘電体層の厚さより薄く、第2の誘電体層の下面が実装面である多層基板よりなる高周波モジュールと、上記線路電極と対向するグランド電極を持たない上面に上記高周波モジュールが実装され、下面に上記線路電極と対向するグランド電極を持つ実装基板とからなり、上記線路電極と上記第1の誘電体層の上面のグランド電極と実装基板の下面のグランド電極とでトリプレート構造のストリップ線路共振器が構成されることを特徴とする高周波回路装置を提供する。
【0008】
請求項4に係る発明は、線路電極を挟んで上下に第1と第2の誘電体層を持ち、第1の誘電体層の上面には上記線路電極と対向するグランド電極を持ち、第2の誘電体層の下面の少なくとも上記線路電極と対向する部分にはグランド電極を持たず、第2の誘電体層の厚さが第1の誘電体層の厚さより薄く、第2の誘電体層の下面が実装面である多層基板よりなる高周波モジュールを提供する。
【0009】
ストリップ線路共振器を内蔵した多層基板からなる高周波モジュールでは、高C/N特性を実現させるためには共振器のQを高くする必要がある。ここで、共振器のQは線路電極と上下のグランド電極との間の容量値、つまりトリプレート層間厚に関係し、この層間厚を厚くすることで共振器のQが高くなる。しかし、単にトリプレート層間厚を厚くするだけでは、モジュールの低背化を損なうことになる。
そこで、本発明では高周波モジュールの線路電極の下層を構成する第2誘電体層の下面に設けられるグランド電極、つまり実装面に設けられているグランド電極を切除するとともに、線路電極と実装面との間の第2誘電体層を、線路電極と上層のグランド電極との間の第1誘電体層より薄くしている。そして、この高周波モジュールを実装基板の上面のグランド電極を設けていない領域に実装する。実装基板の下面にはグランド電極が設けられている。その結果、高周波モジュールの線路電極の上層には第1誘電体層を介して一方のグランド電極が設けられ、下層には第2誘電体層および実装基板を介して他方のグランド電極が設けられ、これら3つの電極によってトリプレート構造のストリップ線路共振器が構成される。つまり、高周波モジュール単体ではなく、実装基板を含めた合体構造によってストリップ線路共振器が構成される。そのため、モジュールの高さは従前と同じでも、トリプレート層間厚を従前の高周波モジュールのトリプレート層間厚より厚くすることができ、共振器のQを高くできる。つまり、高C/N特性を実現できる。逆に、トリプレート層間厚(C/N特性)が従前と同じであれば、第2誘電体層の厚さが薄い分だけモジュールの高さを低くでき、一層の低背化を実現できる。
【0010】
高周波モジュールを構成する誘電体層の材料としては、実装基板を構成する材料とほぼ同等の誘電率を持つものが好ましい。その理由は、両者の誘電率が大きく異なると、線路電極の上下のトリプレート層間厚を等しくしても、容量値が上下で大きく異なるため、層間厚を大きくする意味がなくなるからである。また、高周波モジュールを実装基板の上面に密着状態で実装するのがよい。高周波モジュールと実装基板との間に隙間があると、容量値が大きく変動するからである。
【0011】
請求項2のように、第1の誘電体層の厚さと、第2の誘電体層および実装基板の厚さの和とがほぼ等しく設定されているのがよい。
この場合は、トリプレート層間厚を厚くすることができ、かつ線路電極と上下のグランド電極との間の容量値が同等になるので、より高いC/N特性が得られる。
【0012】
請求項3のように、第1の誘電体層の厚さは、第2の誘電体層および実装基板の厚さの和より薄く設定されていてもよい。
C/N特性は線路電極と上下のグランド電極との層厚が薄い方、つまり線路電極と上層のグランド電極との層厚に依存するため、実装基板の厚さがばらついてもC/N特性に影響を与えない。
【0013】
請求項4にかかる高周波モジュールを、上面の実装位置にグランド電極を持たず、下面にグランド電極を持つ実装基板に実装すれば、高周波モジュールの線路電極と第1の誘電体層の上面のグランド電極と実装基板の下面のグランド電極とでトリプレート構造のストリップ線路共振器が構成される。
【発明の効果】
【0014】
以上のように、本発明によれば、高周波モジュールの線路電極の下層を構成する第2誘電体層の下面に設けられるグランド電極を切除し、第2誘電体層を線路電極と上層のグランド電極との間の第1誘電体層より薄くしている。そして、この高周波モジュールを実装基板の上面のグランド電極を設けていない領域に実装することで、高周波モジュールの線路電極と第1誘電体層の上面のグランド電極と実装基板の下面のグランド電極とでトリプレート構造のストリップ線路共振器を構成している。そのため、トリプレート層間厚を厚くしながら、全体の高さを従来より低背化でき、低背化と高C/N特性とを両立した高周波回路装置を実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下に、本発明の実施の形態を、実施例を参照して説明する。
【実施例1】
【0016】
図1は本発明にかかる多層構造の高周波モジュールAの第1実施例を示し、図2は高周波モジュールAを実装基板10に実装した状態を示す。ここでは、高周波モジュールとして電圧制御発振器モジュール(以下、VCOモジュールと呼ぶ)を用いた例を示す。
【0017】
VCOモジュールAは、3層の誘電体層1〜3からなる多層基板を備えている。ここでは、誘電体層1〜3として実装基板10の材料とほぼ同等の誘電率を持つ樹脂が用いられているが、セラミック材料を用いてもよい。最下層の誘電体層1と中間の誘電体層2との間には、ストリップ線路共振器を構成する線路電極4が設けられ、中間の誘電体層2と最上層の誘電体層3との間にグランド電極5が設けられている。グランド電極5は線路電極4と対向する部分を含むようにほぼ全面に設けられているが、全面である必要はない。最上層3の上面には、回路電極6が設けられ、この回路電極6上にトランジスタやコンデンサなどの複数の素子7が実装されている。図1には図示していないが、回路電極6と線路電極4およびグランド電極5とは、ビア導体または端面電極を介して相互に接続されている。
最下層1の下面1aは実装面であり、少なくとも線路電極4と対向する位置にはグランド電極が設けられていない。なお、実装面1aの線路電極4と対向しない位置あるいはVCOモジュールAの側面に、線路電極4、グランド電極5あるいは回路電極6と接続された外部接続用の端子電極(図示せず)が設けられている。
【0018】
最下層の誘電体層1の厚さをd1 とし、中間の誘電体層2の厚さをd2 とすると、
1 <d2 (1)
に設定されている。
【0019】
実装基板10は公知のプリント基板であり、その上面には回路パターン11が形成され、下面にはグランド電極12がほぼ全面に形成されている。VCOモジュールAは、実装基板10のグランド電極が設けられていない上面に実装される。つまり、VCOモジュールAの端子電極が回路パターン11とはんだ付け等によって接続固定される。このとき、VCOモジュールAの実装面1aが実装基板10の上面に密着するように固定するのがよい。VCOモジュールAを実装基板10に実装した状態において、線路電極4の上層には誘電体層2を介してグランド電極5が設けられ、下層には誘電体層1および実装基板10を介してグランド電極12が設けられ、これら3つの電極4,5,12によってトリプレート構造のストリップ線路共振器が構成される。
【0020】
誘電体層1の厚さd1 、誘電体層2の厚さd2 、実装基板10の厚さd3 は次のように設定されている。
1 +d3 ≒d2 (2)
つまり、線路電極4を挟んで上層のグランド電極5と下層のグランド電極12とがほぼ同一距離に設けられている。しかも、実装基板10と誘電体層1,2との誘電率がほぼ同等であるため、線路電極4とグランド電極5との間の容量値と、線路電極4とグランド電極12との間の容量値とがほぼ等しくなる。
【0021】
ここで、本発明にかかるVCOモジュールA(図1参照)と従来のVCOモジュールB(図4参照)とを比較する。
本発明にかかるVCOモジュールAの全高をH1 、従来のVCOモジュールの全高をH0 とし、両者の高さが等しい(H1 =H0 )と仮定する。両モジュールは共に3層構造であり、最上層の誘電体層3,25の厚さを等しいと仮定する。この場合、従来のVCOモジュールにおける最下層と中間層の誘電体層の厚さをd4 ,d5 とすると、次の関係式が成立する。
1 +d2 =d4 +d5 (3)
ここで、一般にはd4 =d5 である。
【0022】
トリプレート構造のストリップ線路共振器において、そのC/N値を高くするには、共振器の損失を小さくする必要がある。ここで、線路電極と上下のグランド電極との間の容量値が小さいほど、共振器の損失が小さくなるので、下式に示すように線路電極と上下のグランド電極との間の誘電体層を厚くすれば、容量値Cを小さくすることができる。
容量値は次式で求められる。
C=ε0 εS/d
ここで、S:電極面積,d:電極間距離、ε:誘電体層の誘電率、ε0 :真空の誘電率である。
【0023】
従来のVCOモジュールにおいて、線路電極と上下のグランド電極との間の容量値をC1 ,C2 とすると、合成容量値Cは下式となる。
C=1/{(1/C1 )+(1/C2 )}
=ε0 εS/(d4 +d5 ) (4)
これに対し、本発明のVCOモジュールの合成容量値C’は下式となる。
C’=ε0 εS/(d1 +d2 +d3 ) (5)
ここで、d4 +d5 <d1 +d2 +d3 であるから、下式が成立する。
C>C’
このように、本発明のVCOモジュールは従来のVCOモジュールに比べて、線路電極と上下のグランド電極との間の容量値が小さく、共振器の損失が小さい。つまり、共振器のQが高くなり、高C/N特性が得られる。
【0024】
上記実施例では、式(2)のように誘電体層1の厚さd1 および実装基板10の厚さd3 の和と、誘電体層2の厚さd2 とをほぼ等しく設定したが、実装基板10の厚さd3 が厚い場合には、次のようになる。
1 +d3 >d2 (6)
この場合も、モジュールの高さH1 を従来H0 と同じと考えると、式(3)〜(5)と同様に、合成容量値C’が従来のVCOモジュールの合成容量値Cより小さくなるので、共振器のQが高くなり、高C/N特性が得られる。
なお、共振器のQはグランド電極との層間厚の薄い方、つまり厚さd2 により強く依存するため、実装基板10の厚さd3 がばらついてもC/N特性に影響を与えにくい。
【実施例2】
【0025】
図3は第2実施例のVCOモジュールA’を実装基板10に実装した状態を示す。
第1実施例では、線路電極4の上側の誘電体層2の厚さd2 を、従来のVCOモジュールBの誘電体層24より厚くしたが、この実施例のVCOモジュールA’は、線路電極4の上側の誘電体層2の厚さd2 を、従来のVCOモジュールBの誘電体層24と同等の厚さとしたものである。
2 =d5
但し、d1 +d3 >d2 になるようにd1 、d3 が決められているものとする。
線路電極4の下側の誘電体層1の厚さd1 は上側の誘電体層2の厚さd2 より薄いので、その分だけモジュールA’の高さH1 ’を従来の高さH0 より低くでき、低背化できる。
また、共振器のQはグランド電極との層間厚の薄い方d2 に依存し、この厚さd2 は従来のモジュールの層間厚d5 と同等であるから、従来と同等のC/N特性を得ることができる。
【0026】
本発明は上記実施例のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
上記説明では、誘電体層1〜3が樹脂で構成された場合を示したが、実装基板10がセラミック材料よりなる場合には、誘電体層1〜3もセラミック材料で構成することができる。
図1〜図3では3層の誘電体層1〜3を有するモジュールについて説明したが、トリプレート構造のストリップ線路共振器より上側に位置する誘電体層数を増やすことで、4層以上の多層構造としてもよいことは勿論である。この場合、トリプレート構造のストリップ線路共振器より上側の誘電体層の間に適宜内部電極を設けて容量部を構成してもよいし、チップ抵抗やチップコンデンサなどのチップ部品を埋設してもよい。
図2,図3では、モジュールAの底面である実装面1aが実装基板10の上面に密着している例を示したが、モジュールAの実装面1aに端子電極が設けられている場合には、この端子電極と実装基板10の上面のパターン電極とを接続する関係上、モジュールAの実装面1aと実装基板10の上面との間には隙間が発生する。しかし、隙間の誘電率は低いので、共振器のQはグランド電極との層間厚の薄い方の厚さd2 に依存し、C/N特性の面からみるとこの隙間を無視することができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明にかかる高周波モジュールの第1実施例の断面図である。
【図2】図1に示す高周波モジュールを実装基板上に実装した高周波回路装置の断面図である。
【図3】本発明にかかる高周波モジュールの第2実施例を実装基板上に実装した高周波回路装置の断面図である。
【図4】従来の高周波モジュールの一例の断面図である。
【図5】図4に示す高周波モジュールを実装基板上に実装した高周波回路装置の断面図である。
【符号の説明】
【0028】
A VCOモジュール
1 誘電体層(第2誘電体層)
1a 実装面
2 誘電体層(第1誘電体層)
4 線路電極
5 グランド電極
6 回路電極
7 素子
10 実装基板
11 回路パターン
12 グランド電極
【出願人】 【識別番号】000006231
【氏名又は名称】株式会社村田製作所
【住所又は居所】京都府長岡京市東神足1丁目10番1号
【出願日】 平成16年6月28日(2004.6.28)
【代理人】 【識別番号】100085497
【弁理士】
【氏名又は名称】筒井 秀隆

【公開番号】 特開2006−13989(P2006−13989A)
【公開日】 平成18年1月12日(2006.1.12)
【出願番号】 特願2004−189212(P2004−189212)