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【発明の名称】 手文字
【発明者】 【氏名】湯浅 満時

【要約】 【課題】難聴者等に対して音声言語が利用困難な環境において、意思伝達する方法には、手話や指文字等がある。しかし、手話は複雑な為、指文字は習得しなければならない指文字識別形状が数十種類と多く、普段必要としない健常者にとっては習得が困難である。そこで本発明は、手で文字表現が簡単に出来る方法を提供する事を課題としている。

【解決手段】本発明は、手の表現(手の形状・手の向き・手の動作等)と手の位置を組合せた事を特徴する、簡単に手で文字を表現する方法である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
手の表現(手の形状・手の向き・手の動作等)と、手の位置を組合せた事を特徴とする、手で文字を表現する方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、難聴者等に対して音声言語等が利用困難な環境において、簡単に手で文字を表現する方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、難聴者等に対して音声言語等が利用困難な環境において意思伝達する方法には、手話や指文字がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、手話は単語の組合せが主体となり、病院や役所等で必要な正確な1文字単位での伝達が困難な上に手話自体複雑な為、普段必要としない健常者にとっては、手話の習得が困難である。又、指文字は文字を正確に伝達する事は可能だが習得しなければならない指文字識別形状が、数十種類と多く、普段必要としない健常者にとっては、習得が困難で、その為に難聴者等と健常者との間の意思伝達が難しい。そこで本発明は、手で文字表現が簡単に出来る方法を提供する事を課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
以上の課題を解決する為に本発明は、手の表現(手の形状・手の向き・手の動作等)と手の位置を組合せた事を特徴とする、簡単に、手で文字を表現する方法である。
【発明の効果】
【0005】
手の表現(手の形状・手の向き・手の動作等)と、手の位置を組合せる事により、手で文字を表現識別するのに必要な、手の表現と手の位置による表現識別設定が少なくてすむので、手での文字表現が簡単に出来て、習得が容易である。これにより、難聴者等と一般健常者との意思伝達が容易になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明の、一実施形態を、図1〜図5に示す。日本語の仮名(あ〜ん)の文字を表現する場合、仮名の母音識別に対応する手の位置を設定し、これに仮名のあ行〜わ行の行別を識別する為に、手の表現での行識別設定を組合せた場合の説明図である。なお、「ん」は単独表現設定とする。図の一部は拡大表現とする。
【実施例】
【0007】
この、一実施形態では、図5(5a〜5e)に示すように、図5(5a)は表現者を基準に手の位置が上方向で仮名の母音の(ア)を表現設定とし、図5(5b)は手の位置が前方向で仮名の母音の(イ)を表現設定とし、図5(5c)は手の位置が右方向で仮名の母音の(ウ)を表現設定とし、図5(5d)は手の位置が左方向で仮名の母音の(エ)を表現設定とし、図5(5e)は手の位置が下方向で仮名の母音の(オ)を表現設定とし、手の位置で母音(ア・イ・ウ・エ・オ)の表現識別が可能になる。
【0008】
これに、図2(2a〜2d)に示すように、手の形状、図2(2a)の平手形状・図2(2b)のグ形状・図2(2c)のチョキ形状・図2(2d)の全開形状の4種類を手の形状による表現識別設定とし、図3(3a〜3c)に示すように、手の向き、図3(3a)の前向き・図3(3b)の後ろ向き・図3(3c)の縦向きの3種類を、手の向きによる表現識別設定とする。
【0009】
手の形状による表現識別設定4種類と、手の向きによる表現識別設定3種類を組合せ、図4(4a〜4j)に示すように、図4(4a)は、図2(2a)の平手形状と図3(3a)の前向きを組合せた表現設定で仮名の,あ行の行識別表現設定とし、同様に図4(4b)は図2(2a)の平手形状と図3(3b)の後ろ向きを組合せた表現設定で仮名の、か行の行識別表現設定とし、図4(4c)は、図2(2a)の平手形状と図3(3c)の縦向きを組合せた表現設定で仮名の、さ行の行識別表現設定とし、図4(4d)は、図2(2b)のグ形状と図3(3a)の前向きを組合せた表現設定で仮名の、た行の行識別表現設定とし、図4(4e)は図2(2b)のグ形状と図3(3b)の後ろ向きを組合せた表現設定で仮名の、な行の行識別表現設定とし、図4(4f)は、図2(2b)のグ形状と図3(3c)の縦向きを組合せた表現設定で仮名の、は行の行識別表現設定とし、図4(4g)は、図2(2c)のチョキ形状と図3(3a)の前向きを組合せた表現設定で仮名の、ま行の行識別表現設定とし、図4(4h)は、図2(2c)のチョキ形状と図3(3b)の後ろ向きを組合せた表現設定で仮名の、や行の行識別表現設定とし、図4(4i)は、図2(2c)のチョキ形状と図3(3c)の縦向きを組合せた表現設定で仮名の、ら行の行識別表現設定とし、図4(4j)は、図2(2d)の全開形状と図3(3a)の前向きを組合せた表現設定で仮名の、わ行の行識別表現設定とし、図2(2a〜2d)の手の形状(平手形状・グ形状・チョキ形状・全開形状)4種類と、図3(3a〜3c)の手の向き(表向き・裏向き・縦向き)の3種類の簡単な組合せで、図4(4a〜4j)に示すように、仮名のあ行・か行・さ行・た行・な行・は行・ま行・や行・ら行・わ行を、識別設定として、これに図5(5a〜5e)手の位置による母音識別表現を組合せ、仮名(あ〜ん)を表現すればよいので、手で文字表現が簡単に出来るので習得が容易である。尚、「ん」は単独表現設定とする。
【0010】
図1(1a〜1e)は、あ行(あ・い・う・え・お)の各文字の表現設定を示し、図1(1a)は、図4(4a)のあ行識別表現に、図5(5a)の母音ア識別を組合せた表現設定で仮名の、(あ)表現とし、同様に、図1(1b)は、図4(4a)のあ行識別表現に、図5(5b)の母音イ識別を組合せた表現設定で仮名の、(い)表現とし、図1(1c)は、図4(4a)のあ行識別表現に、図5(5c)の母音ウ識別を組合せた表現設定で仮名の、(う)表現とし、図1(1d)は、図4(4a)のあ行識別表現に、図5(5d)の母音エ識別を組合せた表現設定で仮名の、(え)表現とし、図1(1e)は、図4(4a)のあ行識別表現に、図5(5e)の母音オ識別を組合せた表現設定で仮名の、(お)表現とする。
【0011】
以下、か行〜わ行(か〜を)の各文字の表現方法も、あ行(あ・い・う・え・お)の各文字の表現設定と同様とする。「ん」は単独表現設定とする。
【0012】
尚、仮名の濁音・半濁音・小文字等の識別は、任意の文字を表現後に、手を任意方向に、ずらす等の手の表現動作を組み合わせれば、容易に表現出来る。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】 本発明の一実施形態を示し、あ行(あ・い・う・え・お)の各文字の文字表現設定の正面図、(1a)あ文字表現設定の正面図、(1b)い文字表現設定の正面図、(1c)う文字表現設定の正面図、(1d)え文字表現設定の正面図、(1e)お文字表現設定の正面図
【図2】 本発明の一実施形態を示し、手の形状の、表現設定の正面図、(2a)平手形状の表現設定の正面図、(2b)グ形状の表現設定の正面図、(2c)チョキ形状の表現設定の正面図、(2d)全開形状の表現設定の正面図
【図3】 本発明の一実施形態を示し、手の向きの、表現設定の正面図、(3a)表向きの表現設定の正面図、(3b)裏向きの表現設定の正面図、(3c)縦向きの表現設定の正面図
【図4】 本発明の一実施形態を示し、仮名の行識別の為の手の表現設定の正面図、(4a)あ行識別設定の正面図、(4b)か行識別設定の正面図、(4c)さ行識別設定の正面図、(4d)た行識別設定の正面図、(4e)な行識別設定の正面図、(4f)は行識別設定の正面図、(4g)ま行識別設定の正面図、(4h)や行識別設定の正面図、(4i)ら行識別設定の正面図、(4j)わ行識別設定の正面図
【図5】 本発明の一実施形態を示し、仮名の母音識別の為の手の位置設定の正面図、(5a)母音ア識別設定の正面図、(5b)母音イ識別設定の正面図、(5c)母音ウ識別設定の正面図、(5d)母音エ識別設定の正面図、(5e)母音オ識別設定の正面図
【符号の説明】
【0014】
1 手の平
2 手の甲
3 親指
4 表現者
5 手
【出願人】 【識別番号】000223252
【氏名又は名称】湯浅 満時
【出願日】 平成17年5月5日(2005.5.5)
【代理人】
【公開番号】 特開2006−313296(P2006−313296A)
【公開日】 平成18年11月16日(2006.11.16)
【出願番号】 特願2005−161964(P2005−161964)