| 【発明の名称】 |
出入管理装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉川 寛 【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】テナントなどのユーザ毎に、当該ユーザが入退室する扉を制御する電気錠および端末コントローラに対して、ユーザ毎に準備する操作端末で制御・設定を可能とする出入管理装置を得る。
【解決手段】センタ装置11と、このセンタ装置とネットワークによりそれぞれ接続される複数の個人認証端末16、複数の電気錠15および複数の端末コントローラ14等から構成されたものにおいて、センタ装置に接続され、テナントなどを一つの単位としてセンタ装置よりグループ化設定するとともに、当該グループに関連付けられる複数のユーザ操作端末12を備え、当該グループに関連付けられたユーザ操作端末は、当該グループ内の個人認証端末に対して、施解錠制御、動作モードの設定、個人毎の通行可否の設定操作などを操作可能とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 センタ装置と、このセンタ装置とネットワークによりそれぞれ接続される複数の個人認証端末、複数の電気錠および複数の端末コントローラ等から構成された出入管理装置において、 前記センタ装置に接続され、テナントなどを一つの単位としてセンタ装置よりグループ化設定するとともに、当該グループに関連付けられる複数のユーザ操作端末を備え、 前記当該グループに関連付けられたユーザ操作端末は、前記当該グループ内の前記個人認証端末に対して、施解錠制御、動作モードの設定、個人毎の通行可否の設定操作などを操作可能とすることを特徴とする出入管理装置。 【請求項2】 ユーザ操作端末は、当該グループ内の個人認証端末で使用可能なIDカードを発行することを特徴とする請求項1記載の出入管理装置。 【請求項3】 ユーザ操作端末は、設定した個人端末での認証結果をセンタ装置およびユーザ操作端末に送信することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の出入管理装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、人や物の出入りを管理する出入管理装置に関するものである。 【背景技術】 【0002】 近年、ビルや建物の扉にカード読取装置や電気錠を備え、カードの識別番号によりそのカードを所持する人や物が通行して良いか判断し扉の電気錠を制御するような出入管理装置(セキュリティシステム)が普及してきている。従来の出入管理装置は、センタ装置において、オペレータの操作権限が設定でき、テナントの専用部やホテルの共用部などに対して、センタ装置から施解錠を行うかどうかが管理できる(例えば、非特許文献1参照)。また、他の従来技術として、各個人に対する通行可能な区域の設定変更を容易且つ正確に行い、入力作業の大幅な省力化、信頼性の向上を図った出入管理装置がある(例えば、特許文献1参照) 【0003】 【非特許文献1】「統合型セキュリティシステムe-SG SSCT1B184」、松下電工株式会社、平成16年3月、P.10 【特許文献1】特開2004−13484号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 従来の出入管理装置では、いずれも、個人認証端末に対する操作は、センタ装置からの操作のみとなっており、その操作権限レベルはテナントなどのユーザには全く開放がなされていない。このため、テナントなどのレベルでは、個人認証端末の操作を行うことができない。例えば、一時的にテナント固有の個人認証端末の設定を変更して、一時的に扉を解錠制御する場合も、一々操作権限のあるセンタ装置より操作しなければならない不都合がある。すなわち、ユーザ固有の扉にも関わらず、ビル共有のセンタ装置からしか操作できず、不便であった。 また、個人の通行などもセンタ装置で一括管理されていることが多く、テナント毎の通行に関して、出退勤管理を行う/行わないなどを設定する場合、センタ装置でテナント別に当該機能を作成することになり、割高になるばかりでなく、テナント固有の特殊機能の要求に応えることが困難であった。これは、テナント単位毎の通行管理においても同様である。 【0005】 この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、テナントなどのユーザ毎に、当該ユーザが入退室する扉を制御する電気錠および端末コントローラに対して、ユーザ毎に準備する操作端末で制御・設定を可能とする出入管理装置を提供するものである。 【課題を解決するための手段】 【0006】 この発明に係る出入管理装置においては、センタ装置と、このセンタ装置とネットワークによりそれぞれ接続される複数の個人認証端末、複数の電気錠および複数の端末コントローラ等から構成されたものにおいて、センタ装置に接続され、テナントなどを一つの単位としてセンタ装置よりグループ化設定するとともに、当該グループに関連付けられる複数のユーザ操作端末を備え、当該グループに関連付けられたユーザ操作端末は、当該グループ内の個人認証端末に対して、施解錠制御、動作モードの設定、個人毎の通行可否の設定操作などを操作可能とするようにしたものである。 【発明の効果】 【0007】 この発明によれば、テナントなどのユーザの操作により、当該ユーザだけが使用する扉のセキュリティレベルをユーザ固有に設定することができ、ユーザが使用する扉の通行情報をユーザ操作端末で編集・操作できる。また、出退勤管理などユーザ固有の機能を容易に実現することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 実施の形態1. 図1はこの発明の実施の形態1における出入管理装置のビル全体に対しての構成を示すシステム構成図、図2はこの発明の実施の形態1における出入管理装置の構成の一部を詳しく説明するための詳細構成図、図3は出入管理装置の各端末名とIPアドレスとの関係の一例を示すテーブル、図4はセンタ装置で設定するユーザ操作端末と端末コントローラとの関連の一例を示すテーブルである。 【0009】 図1において、出入管理装置は、主として、センタ装置11と、センタ装置11に接続され、テナントなどを一つの単位としてセンタ装置11よりグループ化設定するとともに、当該グループに関連付けられる複数のユーザ操作端末12と、ネットワーク13と、複数の端末コントローラ14と、複数の電気錠15と、カードリーダなどの複数の個人認証端末16とから構成されている。複数の端末コントローラ14、複数の電気錠15および複数の個人認証端末16は、ビルの各階毎にそれぞれ設置されている。 【0010】 上記ユーザ操作端末12は、上記当該グループ内の個人認証端末16に対して、施解錠制御、動作モードの設定や、個人毎の通行可否の設定操作などを、当該グループに関連付けたユーザ操作端末より操作可能としている。従って、この発明による出入管理装置は、次のようなことが行えるものである。当該グループ内の個人認証端末で使用可能なIDカードなどを、ユーザ操作端末12で発行できる。また、テナント独自の権限・責任により、テナントが属する部屋などへの出入りに関して、テナント独自のセキュリティレベルを設定することができる。これが設定できるのは、テナントに関係のある個人認証端末だけであり、ビル全体のセキュリティレベルに影響を与えないようにしている。また、ユーザ操作端末12で設定した個人認証端末16での認証結果(通行)は、センタ装置11およびユーザ操作端末に送信する。また、テナント毎に当該テナントの通行(出勤/退勤や当該部屋の在室状況など)を管理することができる。すなわち、出退勤を管理するテナントもあれば、管理しないテナントもあるので、テナント毎に独自のサービス機能を提供することが容易となる。上記のような制御や設定などの操作指示/応答は、ユーザ操作端末12とセンタ装置11との間で通信により行う。また、操作の履歴をセンタ装置11で記録すると、どのユーザ操作端末でどのような操作を行ったかの記録を取ることができる。 【0011】 図2に詳細を示すように、センタ装置11以外に、例えば、ユーザ操作端末12aを使用して、2階と3階に設置した端末コントローラ14を介して、当該階床の電気錠15を制御することや、個人認証端末16で使用可能なIDカードを発行可能な構成とすることができる。 先ず、ネットワーク13に接続するユーザ操作端末12を登録する。例えば、登録するのはIPアドレスなどで良く、図3に示すように、各端末のIPアドレスをセンタ装置11で登録する。当該IPアドレスは、当該端末を識別するための識別番号である。センタ装置11では、登録したIPアドレスを持つ装置・機器とだけ通信が可能なように設定する。 【0012】 図4は、センタ装置11で設定するユーザ操作端末12と、当該ユーザ操作端末にて操作可能な端末コントローラ14との関連を示すテーブルである。説明のため名称で記述しているが、センタ装置11内部では、上記IPアドレスなどで記憶設定するものである。 例えば、ユーザ操作端末#1では、2階および3階に設置した端末コントローラ14とのみ通信できる設定を意味する。また、同様に、ユーザ操作端末#2では、3階〜8階に設置した端末コントローラ14とのみ通信できる設定となる。このユーザ操作端末#2では、2階および3階に設置した端末コントローラ14と通信できないことも意味している。このようにセンタ装置11で、各端末をグループ化することにより、例えば、テナント毎などのように通信可能な端末群を任意に設定することができる。なお、センタ装置11では、従来例と同様に、全ての端末と通信できるように構成されていることは言うまでもない。 【0013】 ユーザ操作端末12で端末コントローラ14に対して設定操作しようとする場合は、先ずセンタ装置11に当該要求を行う。センタ装置11では、図4に示すテーブルを参照し、当該ユーザ操作端末12が当該端末コントローラ14に操作可能であるか否かを判断し、可能であれば当該要求を端末コントローラ14に対して実行する。操作可能でなければ、ユーザ操作端末12に対して、操作不可などのメッセージを送信する。 これにより、ユーザ操作端末12と通信可能な端末を限定できるため、当該端末コントローラ14に対して、それに接続する個人認証端末16で使用可能なIDカードを当該ユーザ操作端末12において、登録操作も可能となる。また、端末コントローラ14に対して操作可能なユーザ操作端末12が限定できるため、当該端末コントローラ14の動作モード(常時施錠又は常時解錠など)なども、ユーザ操作端末12より設定操作が可能となる。 【0014】 一方、個人認証端末16での操作により発生する通行情報は、センタ装置11に送信するとともに、図4に示すような当該端末コントローラ14に関連付けたユーザ操作端末12にも送信する。これにより、例えば、テナント毎に、当該テナントに関連する電気錠15の動作(入室や退室など)、つまり、通行情報を把握することができ、例えば出退勤管理をテナント単位で、そのテナント独自に管理することができる。 また、ユーザ操作端末12での操作は、センタ装置11経由で行うため、センタ装置11ではどのユーザ操作端末12でどのような操作を行ったかを把握することができる。 【0015】 実施の形態2. 図5はこの発明の実施の形態2における出入管理装置のセンタ装置より設定記憶されるユーザ操作端末毎に操作可能な端末コントローラの一例を示すテーブル、図6はセンタ装置より設定記憶される端末コントローラ毎に操作可能なユーザ操作端末の一例を示すテーブルである。 上記実施の形態1では、ユーザ操作端末12での操作をセンタ装置11経由で行う方式について説明したが、この実施の形態2はセンタ装置11を経由せず、ユーザ操作端末12と端末コントローラ14との間で直接通信により行う構成としたものである。 なお、操作可能なユーザ操作端末12の登録と、当該ユーザ操作端末で設定操作可能な端末コントローラ14との関連付け操作は、上記実施の形態1と同様にセンタ装置11で実施する。 当該関連データを図5に示すように、ユーザ操作端末12毎に、操作可能な端末コントローラ14をセンタ装置11より設定記憶(ダウンロード)する。この場合、ユーザ操作端末12では、操作可能な端末コントローラ14のみ通信可能としておく。 或いは図6に示すように、端末コントローラ14毎に、操作可能なユーザ操作端末12をセンタ装置11より設定記憶(ダウンロード)するようにしても良い。この場合、端末コントローラ14では、設定操作可能なユーザ操作端末12のみ通信可能としておく。 【0016】 上記のように、ユーザ操作端末とそれが操作可能な端末コントローラ間で直接通信を行えば、センタ装置がダウンしていた場合でも、ユーザ操作端末より端末コントローラ経由で、施解錠操作などを実行することができる。 【0017】 実施の形態3. ユーザ操作端末12と、センタ装置11間又は端末コントローラ14間の通信において、暗号化を行った通信を行っても良い。これは、ユーザ操作端末12に固有な暗号/鍵をセンタ装置11より設定し、この暗号/鍵をセンタ装置11又は当該ユーザ操作端末12が操作可能な端末コントローラ14に設定記憶させ、ユーザ操作端末12からの暗号化通信を当該暗号/鍵により解読する。このことにより、他のユーザ操作端末12からは誤って通信ができた場合も、その通信内容を解読することはできず、セキュリティ性が高くなる。 【0018】 以上の説明では、各階に端末コントローラなどが一つの場合について説明したが、複数の部屋があり、複数の端末コントローラなどが存在しても同様の設定を行えば良い。また、ユーザ操作端末もテナントなどのグループ内に一つの場合について説明したが、これも複数台あっても構わない。また、設定する端末コントローラは同じ階や連続した階になくても良いことは言うまでもない。 【図面の簡単な説明】 【0019】 【図1】この発明の実施の形態1における出入管理装置のビル全体に対しての構成を示すシステム構成図である。 【図2】この発明の実施の形態1における出入管理装置の構成の一部を詳しく説明するための詳細構成図である。 【図3】出入管理装置の各端末名とIPアドレスとの関係の一例を示すテーブルである。 【図4】センタ装置で設定するユーザ操作端末と端末コントローラとの関連の一例を示すテーブルである。 【図5】この発明の実施の形態2における出入管理装置のセンタ装置より設定記憶されるユーザ操作端末毎に操作可能な端末コントローラの一例を示すテーブルである。 【図6】センタ装置より設定記憶される端末コントローラ毎に操作可能なユーザ操作端末の一例を示すテーブルである。 【符号の説明】 【0020】 11 センタ装置 12 ユーザ操作端末 13 ネットワーク 14 端末コントロール 15 電気錠 16 個人認証端末
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006013 【氏名又は名称】三菱電機株式会社 【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
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| 【出願日】 |
平成16年7月27日(2004.7.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082175 【弁理士】 【氏名又は名称】高田 守
【識別番号】100106150 【弁理士】 【氏名又は名称】高橋 英樹
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| 【公開番号】 |
特開2006−39891(P2006−39891A) |
| 【公開日】 |
平成18年2月9日(2006.2.9) |
| 【出願番号】 |
特願2004−218070(P2004−218070) |
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