| 【発明の名称】 |
入退室管理システム |
| 【発明者】 |
【氏名】奈良井 一雅 【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】指定した区画に対し、時間毎に通行できるグループをスケジューリングする機能を有し、指定された区画に対し、所属するグループ別に何日の何時から何時まで通行できるという通行条件を変更する際の煩雑な作業や設定誤りの軽減を図ることができる入退室管理システムを得る。
【解決手段】指定した区画毎のグループ別通行可否パターンデータを予め設定する通行可否パターンデータ設定手段6と、設定された区画毎のグループ別通行可否パターンデータに基づいて区画毎のグループ別通行可否時間帯データを生成する通行可否時間帯データ生成手段7と、生成された区画毎のグループ別通行可否時間帯データと、個人識別データおよび登録済みの個人情報に基づいて通行者の通行の可否を判断する通行可否判断手段8とを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 入室に必要なカードや指紋等の個人識別データと、登録済みの通行条件に関する個人情報に基づき、通行条件が満たされた場合に通行者に通行を許可する入退室管理システムにおいて、 指定した区画毎のグループ別通行可否パターンデータを予め設定する通行可否パターンデータ設定手段と、 該通行可否パターンデータ設定手段で設定された区画毎のグループ別通行可否パターンデータに基づいて区画毎のグループ別通行可否時間帯データを生成する通行可否時間帯データ生成手段と、 該通行可否時間帯データ生成手段で生成された区画毎のグループ別通行可否時間帯データと、上記個人識別データおよび登録済みの個人情報に基づいて通行者の通行の可否を判断する通行可否判断手段と を備えたことを特徴とする入退室管理システム。 【請求項2】 上記通行可否時間帯データ生成手段は、予め手動で任意に通行可否時間帯データを生成することを特徴とする請求項1記載の入退室管理システム。 【請求項3】 通行者が通行した結果を記憶する通行状態データ記憶手段と、該通行状態データ記憶手段からの通行状態データと上記通行可否時間帯データ生成手段で生成された区画毎のグループ別通行可否時間帯データに基づいて通行者の通行状態を監視する通行状態監視手段とを備えたことを特徴とする請求項1または2記載の入退室管理システム。 【請求項4】 上記通行状態監視手段は、指定した区画に対し、あるグループに属する通行者が、グループ別通行可否時間帯データの通行を許可された時間帯内に退出していなければ、不正滞在者として警報を発生することを特徴とする請求項3記載の入退室管理システム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、入退室の制限される区画への通行者の入室および退室を管理する入退室管理システムに関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来の入退室管理システムとして、通行者の属するグループと通行しようとする区画の在室状況より、通行の可否を判断し入退室を管理するものがある(例えば、特許文献1参照)。 【0003】 【特許文献1】特開2001−5875号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 従来の入退室管理システムは、以上のように構成されているので、通行者の属するグループが、指定された区画に対し、何日の何時から何時まで通行できるという条件を変更する場合、その都度、通行者毎や通行者の属するグループ毎の通行条件の設定が必要となり、現状は、その作業が煩雑で設定誤りを発生する可能性がある等の問題点があった。 【0005】 この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、指定された区画に対し、所属するグループ別に何日の何時から何時まで通行できるという通行条件を変更する際の煩雑な作業や設定誤りの軽減を図ることができる入退室管理システムを得ることを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 この発明に係る入退室管理システムは、カードや指紋等の個人識別データと、登録済みの通行条件に関する個人情報に基づき、通行条件が満たされた場合に通行者に通行を許可する入退室管理システムにおいて、指定した区画毎のグループ別通行可否パターンデータを予め設定する通行可否パターンデータ設定手段と、この通行可否パターンデータ設定手段で設定された区画毎のグループ別通行可否パターンデータに基づいて区画毎のグループ別通行可否時間帯データを生成する通行可否時間帯データ生成手段と、この通行可否時間帯データ生成手段で生成された区画毎のグループ別通行可否時間帯データと、個人識別データおよび登録済みの個人情報に基づいて通行者の通行の可否を判断する通行可否判断手段を備えるものである。 【発明の効果】 【0007】 この発明は、予め設定した曜日や特定日毎の通行可否パターンから自動展開して通行可否時間帯データを作成し、それに基づき、通行可否を判断することで、通行者の属するグループが、指定された区画に対し、何日の何時から何時まで通行できる通行条件を変更する場合も、区画毎のグループ別通行可否パターンデータを変更することで通行条件に関する設定作業が減少し、設定作業の手間や設定誤りの可能性を取り除くことができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 以下、この発明の一実施の形態を、図1〜図6を参照して説明する。 実施の形態1. 図1は、この発明の実施の形態1による入退室管理システムの構成を示すブロック図である。 図1において、通行者1は、入室に必要なカードや指紋等の個人識別データ2が記録されたカード等を有し、通行の際に、このカード等をカードリーダ等に通過させ、個人識別データ2を入退室管理システム3に読み込ませるようにしている。 入退室管理システム3は、カード等から個人識別データ2を読み取るカードリーダとしての個人識別データ読取手段4と、登録済みの通行条件に関する個人情報を記憶する個人情報記憶手段5と、区画毎のグループ別通行可否パターンデータを予め設定する通行可否パターンデータ設定手段6と、通行可否パターンデータ設定手段6からの出力に基づいて区画毎のグループ別通行可否時間帯データを自動的に生成する通行可否時間帯データ生成手段7と、この通行可否時間帯データ生成手段7で作成された区画毎のグループ別通行可否時間帯データ、個人識別データ読取手段4で読み取られた個人識別データ4および個人情報記憶手段5からの登録済みの個人情報に基づいて通行者の通行の可否を判断する通行可否判断手段8とを備える。 【0009】 次に、動作について、図2を参照して説明する。 まず、ステップS1において、通行可否パターンデータ設定手段6より区画毎のグループ別通行可否パターンデータを取得し、ステップS2において、区画毎のグループ別通行可否パターンデータに基づき、通行可否時間帯データ生成手段7により区画毎のグループ別通行可否時間帯データを事前に自動作成する。 【0010】 次に、ステップS3において、通行者1はカード等をカードリーダ等に通過させ、個人識別データ2を入退室管理システム3に読み込む操作を行い、ステップS4において、入退室管理システム3の個人識別データ読取手段4により個人識別データを取得し、ステップS5において、個人情報記憶手段5より登録済みの通行条件に関する個人情報を取得する。ステップS6において、通行可否判断手段8により、個人識別データと登録済みの通行条件に関する個人情報より取得した通行者1のグループのステップS2で作成した区画毎のグループ別通行可否時間帯データに基づいて、通行者1のグループはその区画に対し、通行できるかどうかチェックする。ステップS6のチェックで通行可であれば、ステップS7において、通行処理を行い、つまり、通行者1を通行させ、通行履歴に記録した後、一連の処理動作を終了し、ステップS6のチェックで通行不可であれば、ステップS8において、通行失敗処理を行い、つまり、通行者1を通行させず、警報履歴に記録した後、一連の処理動作を終了する。 【0011】 以上のように、この実施の形態1によれば、指定した区画に対し、時間毎に通行できるグループをスケジューリングする機能を実質的に有し、区画毎のグループ別通行可否パターンデータに基づき、区画毎のグループ別通行可否時間帯データを自動作成し、通行可否を判断することで、通行者が属するグループが、指定された区画に対し、何日の何時から何時まで通行できる通行条件を変更する場合も、区画毎のグループ別通行可否パターンデータを変更することで通行条件に関する設定作業が減少し、設定作業の手間や設定誤りの可能性を取り除くことができる。 【0012】 実施の形態2. 図3は、この発明の実施の形態2による入退室管理システムの構成を示すブロック図である。なお、図3において、図1と対応する部分には同一符号を付して、その詳細説明を省略する。 図3において、入退室管理システム3Aは、図1の入退室管理システム3と同様の個人識別データ読取手段4、個人情報記憶手段5、通行可否パターンデータ設定手段6および通行可否判断手段8を備えると共に、通行可否パターンデータ設定手段6からの出力に基づいて区画毎のグループ別通行可否時間帯データを手動で設定変更できる通行可否時間帯データ設定操作部9を備える。従って、通行可否時間帯データ設定操作部9は、図1の通行可否時間帯データ生成手段7と同様に、予め設定された区画毎のグループ別通行可否パターンデータに基づいて区画毎のグループ別通行可否時間帯データを生成するが、その際に例えば通行条件等の変更があれば、それに対応してその区画毎のグループ別通行可否時間帯データを設定し、変更する操作ができる点を異にしている。 【0013】 次に、動作について、図4を参照して説明する。 まず、ステップS11において、通行可否パターンデータ設定手段6より区画毎のグループ別通行可否パターンデータを取得し、ステップS12において、区画毎のグループ別通行可否パターンデータに基づき、区画毎のグループ別通行可否時間帯データを事前に手動で設定する。そして、その際に例えば通行条件等の変更があれば、それに対応してその区画毎のグループ別通行可否時間帯データを変更する。 【0014】 次に、ステップS13において、通行者1はカード等をカードリーダ等に通過させ、個人識別データ2を入退室管理システム3Aに読み込む操作をする。ステップS14において、入退室管理システム3Aは個人識別データ4を取得し、ステップS15において、登録済みの通行条件に関する個人情報5を取得する。ステップS16において、個人識別データ4と登録済みの通行条件に関する個人情報5より取得した通行者1のグループのステップS12で設定した区画毎のグループ別通行可否時間帯データを元に通行者1のグループはその区画に対し、通行できるかどうかチェックする。ステップS16のチェックで通行可であれば、ステップS17において、通行処理を行い、つまり、通行者1を通行させ、通行履歴に記録した後、一連の処理動作を終了し、ステップS16のチェックで通行不可であれば、ステップS18において、通行失敗処理を行い、つまり、通行者1を通行させず、警報履歴に記録した後、一連の処理動作を終了する。 【0015】 以上のように、この実施の形態2によれば、区画毎のグループ別通行可否パターンデータに基づき、自動作成され区画毎のグループ別通行可否時間帯データを手動で変更できることで、上記実施の形態1の作用効果に加えて、さらに、急な通行条件の変更にも対応することができ、汎用性が得られるという効果がある。 【0016】 実施の形態3. 図5は、この発明の実施の形態3による入退室管理システムの構成を示すブロック図である。なお、図5において、図1と対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。 図5において、入退室管理システム3Bは、図1の入退室管理システム3と同様の通行可否パターンデータ設定手段6と、通行可否時間帯データ生成手段7を備えると共に、通行者が通行した結果を残す通行状態データを検出する通行状態データ検出手段10と、通行可否時間帯データ生成手段7からの区画毎のグループ別通行可否時間帯データと通行状態データ検出手段10からの通行状態データに基づいて通行者の通行状態を監視し、指定した区画に対し、あるグループに属する通行者が、通行可否時間帯データの通行を許可された時間帯内に退出していなければ、不正滞在者として通行者に対し警報を発生する通行状態監視手段11を備える。 【0017】 次に、動作について、図6を参照して説明する。 まず、ステップS21において、通行可否パターンデータ設定手段6より区画毎のグループ別通行可否パターンデータを取得し、ステップS22において、区画毎のグループ別通行可否パターンデータに基づき、通行可否時間帯データ生成手段7で作成された区画毎のグループ別通行可否時間帯データを取得し、ステップS23において、通行状態データ検出手段10で検出された通行状態データを取得する。 【0018】 次に、ステップS24において、区画毎のグループ別通行可否時間帯データと通行状態データに基づいて通行監視の判別動作に入り、ステップS25において、通行できない時間帯に通行者が通行条件の対象となる区画にいるかどうかを判別し、ステップS25で、通行者が通行条件の対象となる区画にいれば、つまり、指定した区画に対し、あるグループに属する者が、通行可否時間帯データの通行を許可された時間帯内に退出していなければ、ステップS26において、警報出力処理、つまり、不正滞在として通行者に対し警報を発生し、警報履歴へその情報を記録した後、一連の処理動作を終了し、ステップS25で、通行者が通行条件の対象となる区画にいなければ、そのまま、一連の処理動作を終了する。 【0019】 なお、本実施の形態においても、上記実施の形態1と同様の、区画毎のグループ別通行可否時間帯データと、個人識別データおよび登録済みの個人情報に基づいて通行者の通行の可否を判断する機能を併せて設けてもよく、また、通行可否時間帯データ生成手段7も、上記実施の形態2の通行可否時間帯データ設定操作部9と同様に、区画毎のグループ別通行可否パターンデータに基づいて区画毎のグループ別通行可否時間帯データを手動で設定変更するようにしてもよい。 【0020】 以上のように、この実施の形態3によれば、通行者の通行が通行条件に合わない場合に、対象となる区画に通行者がいれば、その通行者は不正滞在者と見做し、警報を発生することで、上記実施の形態1および2の作用効果に加えて、入退室の制限される区画への通行者の入室および退室に関する管理能力を向上できる。 【図面の簡単な説明】 【0021】 【図1】図1は、この発明の実施の形態1による入退室管理システムの構成を示すブロック図である。 【図2】この発明の実施の形態1による入退室管理の動作を説明するためのフローチャートである。 【図3】この発明の実施の形態2による入退室管理システムの構成を示すブロック図である。 【図4】この発明の実施の形態2による入退室管理の動作を説明するためのフローチャートである。 【図5】この発明の実施の形態3による入退室管理システムの構成を示すブロック図である。 【図6】この発明の実施の形態3による入退室管理システムの動作を説明するためのフローチャートである。 【符号の説明】 【0022】 1 通行者、2 個人識別データ、3,3A,3B 入退室管理システム、4 個人識別データ読取手段、5 個人情報記憶手段、6 通行可否パターンデータ設定手段、7 通行可否時間帯データ生成手段、8 通行可否判断手段、9 通行可否時間帯データ設定操作部、10 通行状態データ検出手段、11 通行状態監視手段。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006013 【氏名又は名称】三菱電機株式会社 【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
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| 【出願日】 |
平成16年6月29日(2004.6.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082175 【弁理士】 【氏名又は名称】高田 守
【識別番号】100106150 【弁理士】 【氏名又は名称】高橋 英樹
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| 【公開番号】 |
特開2006−11997(P2006−11997A) |
| 【公開日】 |
平成18年1月12日(2006.1.12) |
| 【出願番号】 |
特願2004−190701(P2004−190701) |
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