| 【発明の名称】 |
サービスコスト変動分析手法 |
| 【発明者】 |
【氏名】森吉 恵 【住所又は居所】東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内
【氏名】石井 幸一 【住所又は居所】神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式会社日立製作所アウトソーシング事業部内
【氏名】大野 哲司 【住所又は居所】神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式会社日立製作所アウトソーシング事業部内
【氏名】齊藤 達也 【住所又は居所】神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式会社日立製作所アウトソーシング事業部内
【氏名】赤津 雅晴 【住所又は居所】神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株式会社日立製作所システム開発研究所内
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 サービス契約ポリシーを定義する手段と、対象とするサービスの不確定要因である需要量とサービスレベルに関するリスクモデルを生成する手段と、 前記リスクモデルに基づいて、サービスの量と質に関する将来の変動シナリオを生成する手段と、 サービスコスト構成要素ごとに変動要因を抽出し、コスト構成要素間の相関分析を行い、コスト変動パラメータを生成する手順と、前記変動シナリオとコスト変動パラメータ、サービス契約ポリシーに基づいて、コスト構成要素毎に契約期間分のキャッシュフローシミュレーションを行い、サービス利用料とサービスコストとSLAペナルティ/インセンティブに関するキャッシュフローを算出する手段と、サービスの構成要素別にコスト変動分布を出力する手段を有することを特徴とするサービスのコスト変動分析装置。 【請求項2】 請求項1に記載のサービスのコスト変動分析装置において、 前記変動シナリオごとにサービスに関する収入と支出から損益を計算する手段と、生成した損益の時系列データから損益分岐点である投資回収期間を算出する手段をさらに有することを特徴とするサービスのコスト変動分析装置。 【請求項3】 請求項1に記載のサービスのコスト変動分析装置において、 前記変動シナリオごとの構成要素別コスト変動から度数分布を求め、予め想定したサービス需要量を満たない場合、或いは予め設定したサービスレベル指標を達成しない場合の確率及び損益額を算出することによって、サービス量或いはサービスレベルの変動リスクを定量化する手段をさらに有することを特徴とするサービスのリスク変動分析装置。 【請求項4】 請求項3に記載のサービスのリスク変動分析装置において、 前記サービス契約ポリシーの定義を変更してシミュレーションを繰り返すパラメータサーベイにより、予め設定した請求項3に記載のサービスレベル指標を満たし、前記定量化したリスクを最小化し、サービスメニューとサービス需要量に応じた最適なサービス利用料を算出する手段を含むことを特徴とするサービスのリスク変動分析装置。 【請求項5】 請求項1に記載のサービスのリスク変動分析装置を用いたリスクモデルの入力方法において、 過去の時系列データの入力、及び、業務分析に基づく手動によるパラメータの入力のいずれも可能とすることを特徴とするリスクモデルの入力方法。 【請求項6】 請求項1に記載のサービスのコスト分析装置において、 前記サービス契約ポリシーとして、サービス提供形態であって、販売方法および購買方法のうち少なくとも一方を含むサービス提供形態、サービス構成、課金方式、プライシング、サービスレベル、SLAに関するポリシーのいずれか含み、これらのポリシーがサービスのキャッシュフローに与える影響を評価する手段をさらに有することを特徴とするサービスのコスト変動分析装置。 【請求項7】 サービスコスト構成要素の中から変動する項目を抽出し、コスト変動に影響するシステム構成要素を分析する手順と、構成要素ごとに変動要因を分析して従量対象を抽出する手順と、コスト構成要素ごとに、従量対象とコストとの関係を示すコスト計算式を生成する手順と、計算式の係数を算出する手順と、コスト変動パラメータを設定する手順とを含むことを特徴とするサービスコスト変動分析手法 【請求項8】 サービス契約ポリシーを定義する手段と、対象とするサービスの不確定要因である需要量とサービスレベルに関するリスクモデルを生成する手段と、前記リスクモデルに基づいて、モンテカルロ法によるサービスの量と質に関する将来の変動シナリオを生成する手段と、サービスコスト構成要素ごとに変動要因を抽出し、コスト構成要素間の相関分析を行い、コスト変動パラメータを生成する手順と、前記変動シナリオとコスト変動パラメータ、サービス契約ポリシーに基づいて、コスト構成要素毎に契約期間分のキャッシュフローシミュレーションを行い、サービス利用料とサービスコストとSLAペナルティ/インセンティブに関するキャッシュフローを算出する手順と、サービスの構成要素別にコスト変動分布を出力する手順を有することを特徴とするサービスのコスト変動分析手法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、ビジネスの成長、業務要件に応じてサービスを利用するユーザとサービス提供者にとって、サービスの需要やサービスレベルの変動によるリスクを定量的に評価することによってサービスコスト変動を分析する技術、提供者のリスクを定量評価する技術、ユーザにおけるサービスの効果を定量評価する技術に関する。 【背景技術】 【0002】 近年、ビジネスの成長、スピードに一致したITインフラ構築が求められる中、公共インフラのビジネスモデルをITインフラに適用し、ITサービスを需要に応じて提供し、使った分だけ支払うユーティリティ・コンピューティング、ITサービスを必要に応じて提供するオンデマンド形態が浸透しつつある。これらは、ビジネス要件に応じて、ITの需要量やサービスレベル、 ITの販売/購買方法、ITリソースの調達方法、ITシステムの構成などが変動するため、 不確定要因(契約期間の短縮化、需要変動に伴う追加コストの発生、変更に伴うコスト変動など)が多くなり、これらの変動リスク(ITリソースの未使用リスク、需要変動リスク、サービスレベルの変動リスク)をサービス提供者側が負担することになる。 【0003】 よって、これらの変動リスクを考慮し、多様なIT利用形態、需要パターン、サービスレベル、サービス利用要求の変化に合わせた課金とSLAを提供することが求められている。 このような状況を踏まえ、ユーティリティ型サービスや多様化するサービス形態に応じた価格体系、料金メニューの提供が必要とされている。 【0004】 特許文献1においては、サービスを受けたユーザから徴収するサービス利用料を、実際に提供されたサービスの質に応じた適正な額とする、サービス利用料決定方法が開示されているが、過去の稼動実績情報と、予め決まった固定的な料金情報と、予め決まったサービスの質を表す評価ランクとを対応させて利用料を算定しているにすぎず、将来起こりうる不確定要因を考慮した単価の見直しはなされていない。 また、サービスの不確定要因に関する変動リスクを評価する機能はなく、サービス契約条件を変化させた場合のキャッシュフローシミュレーション機能は無い。SLA補償額算出機能もない。サービスの質に関する評価は、インターネット接続時のアクセスポイントに限定しており、特定のケースにしか適用できない。 【0005】 【特許文献1】特開2002−329144号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 従来の固定予算範囲内で、固定的な使用量に基づく料金体系である従来の方法では、固定的なサービスの需要量とサービスレベルに基づいて、あらかじめ決められた固定的な単価に基づいて、サービス供給リソースごとに課金計算を行っているため、以下の問題点がある。 【0007】 不確定要因を考慮したキャッシュフロー評価手法が無かった。サービス需要量とサービスレベルの変動リスクを考慮したサービスに関する将来キャッシュフロー評価手法が確立されていなかった。サービスの質や量の変動に伴って多様化する不確定要因を考慮した、サービスにおけるリスクの定量化手法、コスト変動分析手法、時間軸方向の将来キャッシュフロー評価手法が無く、従来の単純な原価積上に基づく、特定項目のみに着目した単純なコスト見積を実施していたため、真のコスト構造を定量的に把握することが困難であった。 【0008】 提供サービスのリスクの定量評価手法が無かった。サービス導入後の複数年に渡るリスクの評価が行われていなかったため、多様なサービスの利用形態、使用状況に応じた最適な価格設定、急な使用量変化、構成変更時の課金単価の見直しが困難であった。将来的な需要の変動を把握しておかないと、当初単価を決定した時に予定していた需要予測を大きく外れる場合、提供側又は顧客側のどちらかがリスクを負担することになるため、リスクを把握する必要性が高まっている。 【0009】 リスク間の相関分析と全体リスクの把握が困難であった。リスク間の相関を考慮したリスクの定量評価に基づくサービスのキャッシュフロー計算が行われていなかった。特定項目のみに着目した単純なコスト見積であったため、各リスクを考慮し、サービス全体のリスクを統合的に評価する手法がなかった。提供側のリスクと顧客側のリスクの相関を考慮し、両者のリスクを統合的に評価する手法がなかった。 【0010】 顧客個別の1対1のプライシングが不可能であった。顧客の予算とSLA項目の優先度の両方を考慮した、顧客対提供者の1対1のプライシング手法が確立されていなかったため、顧客個別の需要とサービスレベルに見合う最適な価格設定、サービスレベルのポートフォリオ最適化が困難であった。 【0011】 複数顧客に対する1対Nのプライシングが不可能であった。複数顧客の使用量、分散リソース間の相関を考慮したリスク評価手法、全顧客対提供者の1対Nのプライシング手法<1顧客のリスク要因M×顧客数(分散リソース数)N>が無かったため、全顧客のサービス要件に見合う最適な価格設定、リソーススケジューリング、投資ポートフォリオ最適化が困難であった。 【0012】 合理的な価格検証方法が無かった。時間的に変動するリスクを考慮し、契約期間分の全キャッシュフローの累計をベースとした価格設定が行われていないため、基本料金(拘束使用量)、従量単価、契約期間、ペナルティ減額率などの妥当性の検証が困難であった。価格検証に対する定量的手法が確立されていないため、客観的な分析を行うことができず、価格決定者の技量に影響を受ける。 【0013】 価格設定、コスト変動分析が非効率であった。多様なリスクの評価工数は大きいが、これらを考慮した単価設定に時間がかかる。関係する全てのリスクを考慮したシミュレーションによるプライシングの最適化手法が確立されていない為、動的な環境変化、プロセス変更、使用状況に応じた迅速な価格設定が困難であった。 【0014】 そこで本発明の目的は、サービス契約(ビジネスモデル/SLA/課金)を支援する方法として、サービスの需要量、原価、サービスレベルに関する変動リスクのモデルを生成し、これらのリスクを考慮したサービスコスト構成要素別キャッシュフローシミュレーションを行うことにより、損益分岐点を算出し、リスクの定量化手段とコスト変動分析手段を提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0015】 これらの課題を解決し、上記目的を達成するために、本発明では、以下の方式によって従来の問題点を解決する。 【0016】 ITシステムおける変動リスクを定量的に評価するものである。例えば、ITの需要量、サービスレベル、契約条件などが時間的に変動するITシステムにおいて、これらの変動リスクを定量評価することによって、需要パターンやサービスレベルに応じて適切な価格設定とSLA関連単価(ペナルティ/インセンティブ)算出を効率的に行い、多様なサービス形態に合わせた課金とSLAの提供を行う。また、本発明には以下の態様も含まれる。サービスの需要量、サービスレベルが時間的に変動するITシステムにおいて、これらの変動リスクを定量評価することによって、需要パターンやサービスレベルに応じて適切な価格設定とSLA関連単価の算出を効率的に行い、多様なサービス形態に合わせた課金とSLAの提供を可能とする。リスクの定量化手法として、時間的に変動する不確定要素を数理モデル化し、コスト構成要素別に時間推移のキャッシュフローを算出する。 【0017】 より具体的には、以下のとおりである。従来考慮されていなかったサービスの不確定要因(サービス需要量、サービス利用期間、サービスレベル、サービス構成、原価)における変動リスクを定量評価する手段を有し、業務特性の分析結果または業務システムから収集された使用量とサービスレベルに関する過去の時系列データを用い、これらのデータ間の相関分析処理と統計処理によって確率モデルパラメータを抽出し、サービスの需要量とサービスレベルの変動リスクの数理モデルを作成する手段と、前記リスクモデルに基づいて、モンテカルロ法によるサービスの量と質、原価に関する将来の変動シナリオを生成する手段と、サービスに関する契約ポリシー(サービス提供形態/サービス構成/課金方式/プライシング/サービスレベル・SLA)を定義する手段と、サービスコスト構成要素ごとにコスト変動要因を分析し、コスト変動パラメータを生成する手段と、前記変動シナリオとサービスに関する契約ポリシーをもとに、コスト構成要素毎に契約期間分のキャッシュフローシミュレーションを行い、サービス利用料とサービスコストとSLAペナルティに関するキャッシュフローを算出する手段と、IT構成要素別にコスト変動分布を作成する手段を有することにより、サービスの不確定要素がサービスコストと収益に及ぼす影響を定量的に評価する手段を提供する。 【0018】 入力パラメータを変更してシミュレーションを繰り返すパラメータサーベイにより、価格とサービスレベルの最適化を行う手段と、多様なサービス利用形態、需要パターン、サービスレベルに合わせた課金メニューとSLAの提供する手段を提供する。 【0019】 サービスの不確定要素がサービスコストと収益に及ぼす影響を評価するために、本発明では、サービスコスト変動要因を分析する手段と、サービスのコスト構成要素間の相関関係を分析する手段と、これらの相関関係を結合することにより、変動リスクとコスト構成要素間の相関を分析する手段を備える。 【0020】 サービスの需要量とサービスレベルの両方の影響を考慮した、サービスに起因するコストと収益を計算する手段を有し、使用量シナリオに基づく収支とサービスレベルシナリオに基づく収支とをあわせてサービスの導入効果を算出する手段を有する。 【0021】 顧客がサービスメニューと料金プランを選定する際に、顧客業務に合わせて、顧客にとってコストを最小限に抑える料金メニューを選択することを支援し、最適な料金プランを選定する手段を有する。 【0022】 自社のサービスの拡販を支援するために、サービス導入効果を定量的に定時する手段を有する。 【0023】 サービス導入後の投資戦略を支援するため、サービスを開始した後で、顧客が使用状況に応じて料金プランを変更するときに、総費用とサービス提供品質を算出して提示する手段を有する。 【発明の効果】 【0024】 本発明によれば、ITサービスについて、サービスの需要量とサービスレベルに関する変動リスクを考慮したサービスコスト構成要素別キャッシュフロー定量評価、サービスコスト変動分析が可能となる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0025】 本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。 図1は、本発明の一実施形態を示す全体システム構成図である。図1において、メータサーバ202から取得したサービス使用量メータリングDB1034とサービスレベル監視サーバ203から取得したサービスレベルモニタリングDB1035、顧客管理サーバ201から取得した顧客契約情報DB1021を本発明のサービスコスト変動分析部101に入力し、その出力結果を課金サーバ204の入力とする。 【0026】 図2は本発明のサービスコスト変動分析部101の詳細システム構成を示す。図2において、サービスコスト変動分析部101は、<顧客契約情報DB1021/ビジネスモデルポリシーDB1022/課金ポリシーDB1023/プライシングポリシーDB1024/ITポリシーDB1025/サービスレベル・SLAポリシーDB1026/サービス指標パラメータ1027>で構成されるサービス契約ポリシー入力部102と、 ITサービスの不確定要因に関する過去の時系列の変動データ<原価変動推移データ1031、解約率データ1032、サービス市場価格1033、サービス使用量メータリングDB1034、サービスレベルモニタリングDB1035>から成る変動データ入力部103と、前記変動データ入力部103からの変動データの統計処理と変動データ間の相関分析処理を行い、確率モデルパラメータを算出し、モンテカルロ法によってサービスの量と質、原価に関する将来の変動シナリオを生成することによって、サービスレベル変動及びサービス使用量変動に関するリスクモデル生成部104と、ITコスト構成要素ごとに変動要因を抽出し、コスト構成要素間の相関分析を行い、コスト変動パラメータを生成するITコスト変動要因分析部105と、前記変動シナリオとコスト変動パラメータ、ITサービス契約ポリシーによる契約条件に基づいて、コスト構成要素毎に契約期間分のキャッシュフローシミュレーションを行い、サービス利用料とサービスコストとSLAペナルティに関するキャッシュフローを算出するサービスコストシミュレーション部106と、前記サービスコストシミュレーション部106のシミュレーション結果出力部107と、IT構成要素別にコスト変動分布を表示するコスト構造解析部107と、損益評価部108と、リスク算出部109からなる。 【0027】 図3は、顧客の業務要件の分析から、業務パターンの応じた最適な料金メニューを選定するまでの処理手順を示す。まず、顧客側から提示された業務要件とサービスレベル目標値からIT要件に変換し、サービス導入アセスメントを実施し、サービス内容を決める。サービス内容に対応した原価構成モデルを生成し、サービス契約条件に従い、メイン処理でキャッシュフロー計算を行い、目標達成のチェック行うことによって顧客の最適な料金プランを選定する。 【0028】 図4は、リスクモデル生成部104の処理フローの一例を示す。サービスの不確定要素である変動データ入力部103の<原価変動推移データ1031、解約率データ1032、サービス市場価格1033、サービス使用量メータリングDB1034、サービスレベルモニタリングDB1035>をリスクモデル生成部104の統計処理部1041に入力し、度数分布を作成して確率変動パラメータ1043とリスク発生確率10494を算出し、更に相関処理部1042に入力し、変動データ間の相関処理を行って相関パラメータ1044を算出する。これらのパラメータをリスクモデル式作成部1045に入力し、リスクモデル式を作成する。更にモンテカルロ法による変動シナリオ作成部1046において、<需要変動/解約シナリオ1047、サービスレベル変動シナリオ1048、原価変動シナリオ1049>を生成する。 【0029】 図4の相関処理部1042において、解約率の市場データと需要変動データとの相関関係、原価変動データと金利との相関関係、解約率と金利との相関関係、サービスレベルとコストとの相関関係を分析し、相関パラメータを抽出する。 【0030】 図4のリスクモデル式作成部1045において、確率変動パラメータ1043、リスク発生確率10494、相関パラメータ1044に基づいて、各種リスクごとにモデル式を構築し、リスクモデルパラメータを設定する。 【0031】 図4のリスクモデル式作成部1045の入力として、業務分析部10491に基づく手動によるパラメータの入力も可能とする。 【0032】 図4の変動シナリオ生成部1046において、リスクモデル式作成部1045で構築したリスクモデルに基づいて、モンテカルロ法を適用して、各種変動リスクに対する変動シナリオ<需要変動/解約シナリオ1047、サービスレベル変動シナリオ1048、原価変動シナリオ1049>を生成する。 【0033】 図4のリスクモデル生成部104で対象とするリスクの種類として、需要変動リスク、解約リスク、サービスレベル変動リスク、原価変動リスク(価格変動リスク)を含み、更に、状況に応じて、サービスレベルの変動に伴うコスト変動リスク、ペナルティ発生リスク、金利変動リスクのモデル化も可能とする。 【0034】 図5はサービス需要量変動リスクモデル生成の処理フローを示す。図5のリスクモデル生成部104において、サービス使用量に関する過去の計測データに基づく確率統計処理を用い、サービス需要量の変動に応じたコスト変動リスクを算出することによって、サービス利用量の変動リスクモデル化を行う。統計処理部1042において、サービス需要量の過去の時系列の変動データから度数分布を作成し、時間軸方向のサービス使用量の増加勾配率の平均値DとDを基準としたサービス使用量増加勾配率の標準偏差値Eを算出して確率変動パラメータ1043を抽出する。 【0035】 また、予め設定したサービス使用量の初期値Aと基本使用量+従量使用量の上限値B(オンデマンド領域超過レベル)を超える確率、即ち、オンデマンド領域超過発生確率C10494を算出する。相関処理部1042において、サービス需要量の過去の変動データと解約率データ間の相関処理を行い、相関パラメータ1044を算出する。リスクモデル式生成部1045において、前記確率変動パラメータ1043と相関パラメータ1044を使用し、リスクモデル式を構築し、リスクモデルパラメータを設定する。モンテカルロ法による変動シナリオ生成部1046において、リスクモデル式作成部で設定したリスクモデルパラメータに基づいて、モンテカルロ法によるサービス需要量変動シナリオ1047を生成する。 【0036】 図6は、サービスレベル変動リスクモデル生成の処理フローを示す。図6のリスクモデル生成部104において、サービスレベルに関する過去の計測データに基づく確率統計処理を行い、サービスレベルの変動に依存したコスト変動リスクとペナルティ発生率を算出することによって、サービスレベルの変動リスクモデル化を行う。統計処理部1042において、サービスレベルの過去の時系列の変動データから度数分布を作成し、予め設定したサービスレベル目標値Aを基準とした標準偏差Bを算出し、確率変動パラメータ1043を抽出し、更に、予め設定したペナルティ発生のサービスレベル下限値Cを下回る確率、すなわちペナルティ発生確率D10494を算出する。相関処理部1042において、サービスレベルの過去の変動データ間の相関処理を行い、相関パラメータ1044を算出する。リスクモデル式生成部1045において、前記確率変動パラメータ1043と相関パラメータ1044を使用し、リスクモデル式を構築し、リスクモデルパラメータを設定する。モンテカルロ法による変動シナリオ生成部1046において、リスクモデル式作成部で設定したリスクモデルパラメータに基づいて、モンテカルロ法によるサービスレベル変動シナリオ1048を生成する。 【0037】 図7は、原価構成要素別にコスト変動要因を分析し、コスト構成モデルを作成するまでの処理フローの一例を示す。図5のコスト構成モデル作成部105では、業務要件に応じたサービス範囲に関する情報が記載されたITポリシーDB1025とサービス指標パラメータ1027を入力とし、原価構成要素別にコスト変動モデル式を生成する。コスト構成設計部1053において、サービスメニューに応じたコスト構成一覧1054を作成する。コスト構成要素別変動要因分析部1051において、コスト構成一覧1054の中から変動する項目を抽出し、原価構成要素ごとにコスト変動要因を分析して従量対象を抽出し1056、更に、原価構成要素間の相関分析1057を行う。原価構成要素別コスト変動モデル作成部1055において、各原価構成要素のコスト変動モデルごとに、従量対象と従量単位との関係を示すコスト計算式を生成し1057、計算式の係数を算出し1058、コスト変動パラメータを設定する1052。 【0038】 図8は、ストレージサービスのコスト構成要素一覧を示すテーブル構成図である。主にハードなどの設備投資と人的サービスに分かれる。各項目ごとに従量対象、コスト変動要因、固定/変動、コスト算出式の欄を設ける。 【0039】 図9は、サービスキャッシュフローシミュレーションの処理フローの一例を示す。サービスキャッシュフローシミュレーション部106では、固定データである顧客契約ポリシー入力部102と変動データ入力部103のデータを入力とし、サービスコスト算出部1061、サービス料金算出部1062、SLA補償額算出部1063から構成され、サービスコスト構成要素別にキャッシュフローを計算し、シミュレーション結果を出力する。 【0040】 図9のサービスコスト算出部1061では、前記、原価構成要素別コスト変動モデル作成部1055で設定したコスト変動モデルパラメータ1052と、モンテカルロ法による変動シナリオ生成部1046で生成した需要変動シナリオ1047、サービスレベル変動シナリオ1048、原価変動シナリオ1049と、サービスレベルとコストとの相関を表すパラメータ、提供側内のリスク配分パラメータに基づいて、コスト算出式である<各構成要素ごとのコスト=F(サービスの質、量、リスク配分パラメータ)>、<提供原価=Σ サービスレベルとコストの相関パラメータ×サービス需要量×コスト構成要素別コスト>に基づいて、原価構成要素別にキャッシュフローを計算し、提供側の総支出、即ち、サービスTCOのキャッシュフローを算出する。 【0041】 図9のサービス料金算出部1062では、前記、原価構成要素別コスト変動モデル作成部1055で設定したコスト変動モデルパラメータ1052と、モンテカルロ法による変動シナリオ生成部1046で生成した需要変動シナリオ1047、サービスレベル変動シナリオ1048、原価変動シナリオ1049と、サービスレベルとコストとの相関を表すパラメータ、顧客とのリスク配分パラメータと利益率パラメータと、価格戦略ポリシー1024で設定した基本使用量と従量使用量、基本単価と従量単価から、サービス料金のキャッシュフローを算出する。 【0042】 図9のSLA補償額算出部1063では、前記、モンテカルロ法による変動シナリオ生成部1046で生成した需要変動シナリオ1047、サービスレベル変動シナリオ1048、サービスレベルとコストとの相関を表すパラメータ、サービスレベル目標に関するパラメータ1027から、サービスレベル稼動率を計算し、予め設定した条件であるサービスレベル目標値1027、叉は、サービスレベル・SLAポリシーDB1026と比較してペナルティ発生を判断し、サービスレベル目標値に達していない(下回る)場合には、サービスレベル・SLAポリシーDB1026よりサービスレベルに応じたSLAペナルティ減額率を抽出し、サービス料金算出部1062で計算されたサービス料金をかけて、SLA補償額のキャッシュフローを算出する。 【0043】 次に、SLAペナルティ減額率の算出方法を説明する。図10にSLAペナルティ減額率の算出パラメータを示す。サービスレベル変動シナリオから計算した稼動率と、予め設定した条件であるサービスレベル目標値1027、叉は、サービスレベル・SLAポリシーDB1026を比較してペナルティ発生を判断し、サービスレベル目標値に下回った場合には、サービスレベルに応じたペナルティ減額率を算出する。 【0044】 図11にSLAペナルティに関するリスクモデルを示す。ペナルティ減額率は、業務要件の分析に基づいて設定した業務への影響度と、ペナルティ減額率との調整係数α、リスクモデル生成部104で求めたペナルティ発生確率をかけることによって算出する<ペナルティ減額率=業務への影響度×ペナルティ発生確率×調整係数α>。 【0045】 図9の提供側支出算出1064では、サービスコスト算出部1061より求めたサービスコストと固定資産税等を考慮した損金処理を行い、サービスに関して発生する提供側の全支出に関するキャッシュフローを算出する。 【0046】 図9の提供側収入算出1065では、サービス料金算出部1062とSLA補償額算出部1063より求めたSLAペナルティ減額率補償額を合算したサービス料金、即ち、提供側の収入のキャッシュフローを算出する。 【0047】 図9の顧客側支出算出1066では、提供側収入算出1065で求めた、補償額を合算後のサービス料金と固定資産税を考慮した損金処理を行い、サービスに関して発生する顧客の全支出に関するキャッシュフローを算出する。 【0048】 図9のシミュレーション結果出力部107において、提供側支出算出1064、提供側収入算出1065、顧客側支出算出1066、SLA補償額算出部1063で求めたシミュレーション結果をコスト構成要素毎に出力する。 【0049】 図12は、コスト構造解析部108と損益評価部109の処理フローを示す。コスト構造解析部108では、シミュレーション結果出力部107のそれぞれについて契約期間中のキャッシュフロー累計を算出し1081、コスト構成要素別に表示し1082、提供側支出、提供側収入、顧客側支出についてキャッシュフロー累計の時系列推移を表示し1083、提供側支出累計と収入累計を同時に表示することによって、両者の交点から損益分岐点を表示する1084。 【0050】 損益評価部109では、変動シナリオごとにITサービスに関する収入と支出から損益キャッシュフロー累計を計算し1091、生成した損益の時系列データから損益分岐点、即ち、投資回収期間を算出する1092。 【0051】 図13は、リスク算出部110の処理フローを示す。リスク算出部110では、変動シナリオごとのIT構成要素別コスト変動から度数分布を求め、予め設定したサービスレベル目標値に対し、○%点に該当する確率及び、○%に該当する損益額を算出することによってリスクを定量化する。 【0052】 図14は、価格検証部111の処理フローを示す。価格検証部111では、サービス契約ポリシー入力部102の各ポリシー定義<サービス提供形態/サービス構成(ITシステム構成)/課金方式/プライシング/サービスレベル・SLA>及びシミュレーション実行条件を変更してシミュレーションを繰り返すパラメータサーベイにより、予め設定したサービスレベル指標を満たす、サービスメニューに応じた最適なサービス利用料を算出する。 【0053】 図14において、サービス契約ポリシーの定義<サービス提供形態/サービ スメニュー(ITシステム構成)/課金方式/プライシング/サービスレル・SLA>の中で、課 金ポリシーを変更してシミュレーションを繰り返すパラメータサーベイより、想定した需 需要動シナリオ、サービスレベル変動シナリオに対し、いずれの料金モデルが最も効果的 であるかを検証することによって、最適な料金プランを選定する。 【0054】 図15は、ビジネスモデル別の価格検証部111の処理フローを示す。価格検証部111では、サービス契約ポリシー入力部102の各ポリシー定義<サービス提供形態/サービス構成/課金方式/プライシング/サービスレベル・SLA>の中で、ビジネスモデルポリシーとシミュレーション実行条件を変更してシミュレーションを繰り返すパラメータサーベイにより、ビジネスモデル別コスト構造及びキャッシュフローを定量的に比較する。また、サービス導入前後の比較により、サービス導入効果も提示可能とする。 【0055】 図16は、需要パターン別の価格検証部111の処理フローを示す。価格検証部111では、サービス契約ポリシー入力部102の各ポリシー定義<サービス提供形態/サービス構成/課金方式/プライシング/サービスレベル・SLA>の使用率と、需要変動シナリオを変更してシミュレーションを繰り返すパラメータサーベイにより、増加勾配率がどの範囲内の顧客に対して本サービスを適用すればよいか、サービス対象の適用範囲を定量的に策定する。 【0056】 図17と図18は、ストレージオンデマンドサービスにおけるサービス契約ポリシー定義詳細の一例を示す。ポリシーの階層は、ビジネスモデルポリシー<顧客業務形態/サービス提供形態>と、ストレージオンデマンドにおける課金ポリシー、プライシングポリシー、ITポリシー、サービスレベルポリシーから構成される。 【0057】 図19は、出力項目の表示画面の一例を示す。請求項1に記載のサービスコストシミュレーションの出力項目として、サービス提供側の支出キャッシュフロー、サービス提供側の収入キャッシュフロー、顧客側の支出キャッシュフローについて、ITサービスコスト構成要素毎に時系列に、指定した計算グリッド毎に算出し、その出力結果の表示を可能とする。更に、請求項2に記載の損益計算結果と、損気分岐評価結果の表示、及び、請求項3に記載の定量化した変動リスクの表示、及び、請求項4に記載のサービス利用料算出結果の表示、請求項24から請求項26のシミュレーション出力結果の表示を可能とする。 【0058】 上記実施形態においては、任意のハードウエアとソフトウエアを含むITインフラとITサービスの全てについて適用が可能である。 【0059】 以上の実施の形態によれば、以下の効果を奏する。サービスの需要量とサービスレベルに関する変動リスクを定量評価し、これらの変動リスクを考慮したサービスコスト構成要素別キャッシュフロー定量評価、サービスコスト変動分析が可能となる。 【0060】 また、多様な顧客ニーズ、サービス利用形態、サービス契約条件に応じてリスクを最小化するプライシング、多様なサービスの組み合わせ、多様な業務パターン、需要パターンとサービスレベルに応じた最適な価格設定、SLA関連単価設定が可能となる。 【0061】 また、サービス利用要求の変化に合わせた課金とSLAの提供、課金方式とSLAを統合したビジネス基盤の提供を可能とする。 【0062】 また、サービスのリスク、メリット、サービスの価値、サービスに関する収支をサービス提供者と利用者の両方が把握でき、最適な投資計画、投資判断が可能となる。 【0063】 また、サービス需要量とサービスレベルの変動リスクなどの不確定要因を考慮したサービスに関する将来キャッシュフロー評価が可能となる。サービスの質や量の変動に伴って多様化する不確定要因を考慮した、サービスにおけるリスクの定量化手法、コスト変動分析手法、時間軸方向の将来キャッシュフロー評価により、真のコスト構造を定量的に把握することが可能となる。 【0064】 また、サービス導入後の複数年に渡る提供サービスのリスクの定量評価を行い、将来的な需要の変動リスクを提供側と顧客側で配分することにより、多様なサービスの利用形態、使用状況に応じた最適な価格設定、急な使用量変化、構成変更時の課金単価の見直しが可能となる。 【0065】 また、リスク間の相関を考慮したリスクの定量評価に基づくサービスのキャッシュフロー計算が行うことにより、リスク間の相関分析とサービス全体のリスクを統合的に評価することが可能となる。サービス提供側のリスクとサービス利用側の効果を定量的に把握することが可能であるため、サービスの提供者と利用者の両方にとって、投資ポートフォリオを最適化する経営分門、収益計上などの会計処理を行う経理部門、ITコストを管理する財務部門、情報システム部門などで利用可能である。 【0066】 また、顧客の予算とSLA項目の優先度の両方を考慮した、顧客対提供者の1対1のプライシング手法が確立することにより、顧客個別の需要とサービスレベルに見合う最適な価格設定、サービスレベルのポートフォリオ最適化が容易になる。 【0067】 また、複数顧客の使用量、分散リソース間の相関を考慮したリスク評価手法、全顧客対提供者の1対Nのプライシング手法を確立することにより、複数顧客に対する1対Nのプライシングが可能となり、全顧客のサービス要件に見合う最適な価格設定、リソーススケジューリング、投資ポートフォリオ最適化が容易になる。<1顧客(1リソース)のリスク要因M×顧客数(分散リソース数)N> さらに、時間的に変動するリスクを考慮し、契約期間分の全キャッシュフローの累計をベースとした価格設定を行うことにより、精度のよいキャッシュフロー測定が実現し、合理的な価格検証が可能となる。価格検証に対する定量的手法が確立したため、基本料金(拘束使用量)、従量単価、契約期間、ペナルティ減額率などの妥当性の検証が容易になり、価格決定者の技量に影響を受けることなく、客観的な分析を行うことができる。 【0068】 さらに、全てのリスクを考慮したシミュレーションによるプライシング手法が確立される為、多様なリスクの評価工数を削減し、効率的な価格設定、コスト変動分析が可能となる。急な契約条件の変更、動的な環境変化、プロセス変更、使用状況に応じた迅速な価格設定が容易になる。 【0069】 さらに、サービス事業全般、ITサービス事業、変動課金型ホスティング、ユーティリティ型アウトソーシング、リソースオンデマンドなどのユーティリティコンピューティングサービス事業、グリッドコンピューティングを導入する企業、提供するサービスプロバイダ、システムベンダ、データセンタが、サービスの設計及び導入にあたって、業務に最適なサービスをアセスメントするサービス設計業務、サービス拡販業務、サービスコンサルティング業務に利用することが可能である。 【図面の簡単な説明】 【0070】 【図1】本発明の一実施形態を示す全体システム構成図 【図2】本発明の一実施例におけるサービスコスト変動分析部の詳細システム構成図 【図3】本発明の一実施例における全体処理フローを示す説明図 【図4】本発明の一実勢例におけるリスクモデル生成部の処理フロー図 【図5】本発明の一実施例におけるサービス需要量変動リスクモデル化の処理フロー図 【図6】本発明の一実施例におけるサービスレベル変動リスクモデル化の処理フロー図 【図7】本発明の一実施例におけるコスト構成モデル作成部の処理フロー図 【図8】本発明の一実施例におけるコスト構成要素一覧 【図9】本発明の一実施例におけるサービスキャッシュフローシミュレーション部の処理フロー図 【図10】本発明の一実施例におけるSLAペナルティ減額率の算出パラメータ 【図11】本発明の一実施例におけるSLAペナルティに関するリスクモデルを示す説明図 【図12】本発明の一実施例におけるコスト構造解析部と損益評価部の処理フロー図 【図13】本発明の一実施例におけるリスク算出部の処理フロー図 【図14】本発明の一実施例における価格検証部の料金ブラン比較の処理フロー図 【図15】本発明の一実施例における価格検証部のビジネスモデル比較の処理フロー図 【図16】本発明の一実施例における価格検証部の需要パターン比較の処理フロー図 【図17】本発明の一実施例におけるサービス契約ポリシー定義例を示す説明図1 【図18】本発明の一実施例におけるサービス契約ポリシー定義例を示す説明図2 【図19】本発明の一実施例における出力結果表示例を示す説明図 【符号の説明】 【0071】 101…サービスコスト変動分析部、201…顧客管理サーバ、202…メータサーバ、203…監視サーバ、204…課金サーバ
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005108 【氏名又は名称】株式会社日立製作所 【住所又は居所】東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
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| 【出願日】 |
平成17年2月18日(2005.2.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100100310 【弁理士】 【氏名又は名称】井上 学
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| 【公開番号】 |
特開2006−227952(P2006−227952A) |
| 【公開日】 |
平成18年8月31日(2006.8.31) |
| 【出願番号】 |
特願2005−41536(P2005−41536) |
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