トップ :: G 物理学 :: G06 計算;計数

【発明の名称】 情報提供システム
【発明者】 【氏名】岡田 賢治

【氏名】堀越 慎二

【氏名】小川 公人

【要約】 【課題】言語情報を言語計算により得られた解析情報を基本情報単位として判定することで、柔軟かつ精緻な情報解析を常に可能とする。

【解決手段】選択可能に配置された認識情報と、その認識情報または認識情報に連鎖する情報を基に計算により得られた解析情報を含んで格納させた基本情報単位と、その基本情報単位を基に他の言語情報を比較し且つその類似性を判定する判定手段と、その判定の結果を、比較した情報またはその情報に連鎖する認識情報毎に使用者に通知する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
選択可能に配置された認識情報と、その認識情報または認識情報に連鎖する情報を基に計算により得られた解析情報を含んで格納させた基本情報単位と、その基本情報単位を基に他の言語情報を比較し且つその類似性を判定する判定手段と、その判定の結果を、比較した情報またはその情報に連鎖する認識情報毎に使用者に通知するための通知手段を持つことを特徴とする情報提供システム。
【請求項2】
前記認識情報に連鎖する情報を、認識情報に連鎖する言語情報とし、計算を言語計算とすることを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
【請求項3】
前記選択可能に配置された認識情報が複数であることを特徴とする請求項1ないし2記載の情報提供システム。
【請求項4】
前記基本情報単位の中に任意の個人情報及び嗜好情報の内、少なくとも何れか一つの情報を含むことを特徴とする請求項1ないし3記載の情報提供システム。
【請求項5】
前記認識情報の中に、商品情報等の構成情報を含むことを特徴とする請求項1ないし4記載の情報提供システム。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、使用者の認識情報と解析情報の提供システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の膨大な情報から必要な情報を抽出するための手段として、入力された要求に対するキーワード的一致を判定方式とすることが提供されている。ところが表記のゆれや言語表記の問題から、個人にとって真に必要な重要な情報を獲得するには、実用上十分であった。
【0003】
しかし、情報社会の情報量は増える一方であり、必要情報にたどり着くまでには、多くの工程が必要になってくる。また、効果的に工程をせばめるために、機械処理的における画一的法則があてはめられ、個人的な嗜好および認識情報と一致しない欠点があった。
【0004】
一般情報の任意の一部を抽出する用途において、この欠点は情報解析に関して大きな障害である。具体的には、不必要な情報をも取得したり、入力情報の目的から離れたり、あるいは、要求されたキーワードの表記によって必要な情報自体が欠落するなどの問題があった。
【0005】
この改善策として、要求に対する方法として、画一的なキーワード準拠の判定法則が全体にあてはめられ、個人的な嗜好からは乖離する欠点があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
解決しようとする問題点は、使用者の要求に対する情報の判定において嗜好性や傾向を条件に判定できない点である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、各種の未知の情報について、使用者が情報を判断する前から、個人情報及び嗜好、又は、他人の情報及び嗜好により、判定及び評価可能とすることを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の情報提供システムは、認識情報または認識情報に連鎖する言語情報を基に言語計算により得られた解析情報を含んで格納させた基本情報単位を解析に利用するため、言語情報の類似性を、直接あるいは間接的に判定できるので、基本情報単位と対象の言語情報に応じた解析ができるという利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
言語情報を比較し且つその類似性を判定解析するという目的を、最小の構成を損なわず、データ領域の圧縮性を損なわずに実現した。
【実施例1】
【0010】
本発明の実施の形態について説明する。なお図1〜5は解説の図であり、本発明の請求の範囲をせばめるものではない。
【0011】
図1は、本発明装置の1実施例の図である。1aは、任意の認識情報を示し、1bは情報あるいは言語計算処理を示しており、 1cは、解析情報を含んで格納させた基本情報単位を示している。
索引として選択可能な認識情報を、言語計算処理をおこない、その傾向や単語の頻度を集約したものが基本情報の単位となる。
【0012】
図2は、本発明装置の異なる実施例の図である。2aは、選択可能に配置された認識情報を示し、2bは情報あるいは言語計算処理を示しており、 2cは、解析情報を含んで格納させた基本情報単位を示している。
【0013】
認識情報を複数から選択可能であるため、異なる認識情報にたいして、使用者の意思により共通の傾向を解析することが可能である。なお認識情報が索引として配置されるため、認識情報の検索速度が向上し、解析の効率性も高くなる。
【0014】
また認識情報については、複数から選択可能であるが、使用者が入力を行う形でもよい。認識情報については、商品情報、POSデータ、記号、図、映像、楽譜、株価、音および音声、グラフデータ、波形データ、遺伝子配列、原子配列、電子配列、脳神経の構造、GPS情報といった空間情報、時間情報、出現頻度データ、数値データ、様式に適合した検査結果や電子タグといった情報でもかまわない。
【0015】
図3は、図1および図2で求められた3bの解析情報を含んで格納させた基本情報単位を利用して、情報を解析する図である。3aは選択可能に配置された認識情報を示し、3cは基本情報単位を基に他の言語情報を比較し且つその類似性を判定する判定手段を示し、3dは判定の結果を示し、3eは比較した言語情報またはその言語情報に連鎖する認識情報毎に使用者に通知するための通知手段を示している。
【0016】
図1または図2で計算された基本情報単位を、選択される認識情報に対して、解析に利用するものである。認識情報については、複数から選択可能であるが、使用者が入力を行う形でもよい。基本情報単位をもって、未知の認識情報にたいしての類似性を比較し計算する。
【0017】
これにより使用者は、基本情報単位から、類似性を柔軟に計算することが可能になる。またその類似性の結果を、複数の認識情報の項目と同時に表示し使用者に通知、もしくは任意の類似性の結果がでたもののみを使用者に索引の表示可否、音声による使用者への伝達、または電子メールでの通知、もしくは類似性の結果により認識情報を並び替えて表示することが可能となる。
【0018】
これにより使用者は一度も見たこともない未知の認識情報に対しても、過去の情報履歴を基にする基本情報単位から類似性を自動的に判定することができる。また認識情報については、複数から選択可能であるが、使用者が入力を行う形でもよい。認識情報については、商品情報、POSデータ、記号、図、映像、楽譜、株価、音および音声、グラフデータ、波形データ、遺伝子配列、原子配列、電子配列、脳神経の構造、GPS情報といった空間情報、時間情報、出現頻度データ、数値データ、様式に適合した検査結果や電子タグといった情報でもかまわない。
【0019】
図4は、異なる実施例についての図である。4aは選択可能に配置された認識情報を示し、4bは解析情報を含んで格納させた複数の選択可能な基本情報単位、4cは基本情報単位を基に他の言語情報を比較し且つその類似性を判定する判定手段を示し、4dは判定の結果を示し、4eは比較した言語情報またはその言語情報に連鎖する認識情報毎に使用者に通知するための通知手段を示している。
【0020】
図3と説明は同じであり省略するが、異なるのは4bの解析情報を含んで格納させた基本情報単位が複数選択できることである。基本情報単位が選択できることによって、ケースに応じた様々な類似性の計算が可能である。
【0021】
たとえば医者を使用者として、条件がことなる患者の治療法を探す例をとると、特定の症状(4a)を認識情報とすると、親子の情報、または遺伝子情報、または血液、尿、レントゲンの検査結果といった条件がある場合、基本情報単位(4b)を選択して、どの病気に類似しているか判定(4c)を行い、類似される病気(4d)ならびに対応治療方法および治療薬(4d)を使用者は知ること(4e)ができる。
【0022】
図5は、異なる実施例についての図である。5aは認識情報の一部を示し、5bは解析情報を含んで格納させた基本情報単位、5cは基本情報単位を基に他の言語情報を比較し且つその類似性を判定する判定手段を示し、5dは認識情報の一部もしくは全体となる判定の結果を示し、5eは比較した言語情報またはその言語情報に連鎖する認識情報毎に使用者に通知するための通知手段を示している。
【0023】
本実施例は、一部の情報の断片から他の一部ないし全体を推定する過程の実施例である。たとえば認識情報の一部ないし大部分が破損した、もしくは実在しない場合に、一部の認識情報から、基本情報単位を基にして、一部ないし全体の認識情報を、類似性から計算して推測または復元するものである。基本情報単位で復元を行うため、柔軟な条件を配慮して、わずかな認識情報からも計算を行い、全体を復元することが可能である。たとえば脳神経の一部が存在しないような場合でも、存在していない部分に近接する脳神経の構造(5a)にあわせて、もとの脳神経の構造(5d)を補完ならびに判定(5c)することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】情報提供システムの実施方法を示した説明図である。(実施例)
【図2】情報提供システムの実施方法を示した説明図である。(異なる実施例)
【図3】情報提供システムの実施方法を示した説明図である。(実施例)
【図4】情報提供システムの実施方法を示した説明図である。(異なる実施例)
【図5】情報提供システムの実施方法を示した説明図である。(異なる実施例)
【符号の説明】
【0025】
1a 認識情報
1b 情報あるいは言語計算処理
1c 解析情報を含んで格納させた基本情報単位
2a 選択可能に配置された認識情報
2b 情報あるいは言語計算処理
2c 解析情報を含んで格納させた基本情報単位
3a 選択可能に配置された認識情報
3b 解析情報を含んで格納させた基本情報単位
3c 基本情報単位を基に他の言語情報を比較し且つその類似性を判定する判定手段
3d 判定の結果
3e 比較した言語情報またはその言語情報に連鎖する認識情報毎に使用者に通知するための通知手段
4a 選択可能に配置された認識情報
4b 解析情報を含んで格納させた複数の選択可能な基本情報単位
4c 基本情報単位を基に他の言語情報を比較し且つその類似性を判定する判定手段
4d 判定の結果
4e 比較した言語情報またはその言語情報に連鎖する認識情報毎に使用者に通知するための通知手段
5a 認識情報の一部
5b 解析情報を含んで格納させた基本情報単位
5c 基本情報単位を基に他の言語情報を比較し且つその類似性を判定する判定手段
5d 認識情報の一部もしくは全体となる判定の結果
5e 比較した言語情報またはその言語情報に連鎖する認識情報毎に使用者に通知するための通知手段

【出願人】 【識別番号】304025611
【氏名又は名称】株式会社エクシオ
【出願日】 平成16年10月15日(2004.10.15)
【代理人】
【公開番号】 特開2006−113845(P2006−113845A)
【公開日】 平成18年4月27日(2006.4.27)
【出願番号】 特願2004−301201(P2004−301201)