| 【発明の名称】 |
潤滑剤供給装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】小岩 有 【住所又は居所】神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内
【氏名】森田 康司 【住所又は居所】神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内
【氏名】安積 三郎 【住所又は居所】神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】潤滑剤を周辺に飛散させることなく、潤滑剤の供給量を管理しながら潤滑剤を容易に取り出すことができ、それにより効率の良い潤滑剤の供給作業を可能にする潤滑剤供給装置を提供すること。
【解決手段】潤滑剤供給装置100は、潤滑剤が貯留された潤滑剤タンク11と、潤滑剤タンク11の開口部11cに装着されたポンプ装置13と、を備える。ポンプ装置13の操作部13aを手動操作するごとに潤滑剤タンク11から一定量の潤滑剤が正確に吐出される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 潤滑剤を外部機器に供給するための潤滑剤供給装置であって、 前記潤滑剤が貯留された潤滑剤タンクと、 前記潤滑剤タンクの開口部に装着されたポンプ装置と、 を備え、 前記ポンプ装置が操作部を有し、前記操作部が手動操作されるごとに前記潤滑剤タンクから一定量の前記潤滑剤が吐出されることを特徴とする潤滑剤供給装置。 【請求項2】 潤滑剤を外部機器に供給するための潤滑剤供給装置であって、 前記潤滑剤が貯留された潤滑剤タンクと、 前記潤滑剤タンクの開口部に装着されたポンプ装置と、 を備え、 前記ポンプ装置が作動指令に従って前記潤滑剤タンクから所定量の前記潤滑剤を吐出させることを特徴とする潤滑剤供給装置。 【請求項3】 前記ポンプ装置に対して前記作動指令を送出する制御装置を更に備え、当該制御装置が前記作動指令によって前記潤滑剤タンクから吐出される前記潤滑剤の吐出量を設定することを特徴とする請求項2に記載の潤滑剤供給装置。 【請求項4】 前記外部機器が、軸受、分配容器、特殊封入器、潤滑剤供給用細管、および密封装置のいずれかであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の潤滑剤供給装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、グリース、潤滑油、等といった潤滑剤を機器に供給するための潤滑剤供給装置にする。 【背景技術】 【0002】 従来から、転がり軸受に塗布あるいは封入されるグリース等の潤滑剤は、潤滑剤メーカーから潤滑剤タンク等に封入された形態で供給される。一般に潤滑剤メーカーが販売する潤滑剤タンクの形態としては、例えば、アルミニウム缶(1kg、3kg、5kg、等の単位で潤滑剤が封入される。)、チューブ内に潤滑剤が封入されたチューブパッケージ、等がある。これらのような形態で供給される潤滑剤は、使用する際に必要量ずつ潤滑剤タンクから取り出して転がり軸受等に塗布あるいは封入される。 【0003】 転がり軸受等に封入される潤滑剤の封入量は、厳密に管理して封入することが重要である。即ち、潤滑剤が過剰に封入されると、潤滑剤の攪拌抵抗の増大に伴う発熱の問題があり、また封入量が少ないと潤滑不足により油膜切れが発生して転がり軸受の寿命に深刻な影響を与える。このような理由から、転がり軸受等への封入に際しては、潤滑剤の封入量管理が容易な特定の封入器を使用したり、あるいは、封入前後の質量測定を行なって管理する、封入量管理工程が必要であった。アルミニウム缶やチューブパッケージ等から一回で正確な量の潤滑剤を取り出すことは困難であるため、通常、匙(さじ)等を用いてビーカや封入器等の2次容器に取り出して封入量を管理している。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 上述した従来の潤滑剤供給によると、アルミニウム缶やチューブパッケージ等の潤滑剤タンクから潤滑剤を一旦取り出した後、更に供給量を管理しながら所定量の潤滑剤を転がり軸受等に封入する面倒な作業が必要となり、封入作業の効率が悪い問題があった。また、匙等により潤滑剤タンクから潤滑剤を取り出す際に、潤滑剤が周辺に飛散しやすく、潤滑剤が無駄になるばかりでなく、周囲の環境を汚染する虞があった。 【0005】 本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、潤滑剤を周辺に飛散させることなく、潤滑剤の供給量を管理しながら潤滑剤を容易に取り出すことができ、それにより効率の良い潤滑剤の供給作業を可能にする潤滑剤供給装置を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0006】 前述した目的を達成するため、本発明に係る潤滑剤供給装置は、下記(1)、(2)、(3)、および(4)を特徴としている。 (1) 潤滑剤を外部機器に供給するための潤滑剤供給装置であって、 前記潤滑剤が貯留された潤滑剤タンクと、 前記潤滑剤タンクの開口部に装着されたポンプ装置と、 を備え、 前記ポンプ装置が操作部を有し、前記操作部が手動操作されるごとに前記潤滑剤タンクから一定量の前記潤滑剤が吐出されること。 (2) 潤滑剤を外部機器に供給するための潤滑剤供給装置であって、 前記潤滑剤が貯留された潤滑剤タンクと、 前記潤滑剤タンクの開口部に装着されたポンプ装置と、 を備え、 前記ポンプ装置が作動指令に従って前記潤滑剤タンクから所定量の前記潤滑剤を吐出させること。 (3) 上記(2)の潤滑剤供給装置が、前記ポンプ装置に対して前記作動指令を送出する制御装置を更に備え、当該制御装置が前記作動指令によって前記潤滑剤タンクから吐出される前記潤滑剤の吐出量を設定すること。 (4) 上記(1)〜(3)のいずれか一つの潤滑剤供給装置により前記潤滑剤を供給される前記外部機器が、軸受、分配容器、特殊封入器、潤滑剤供給用細管、および密封装置のいずれかであること。 【0007】 上記(1)に記載した構成の潤滑剤供給装置によれば、ポンプ装置が、手動操作するごとに潤滑剤タンクから一定量の潤滑剤を吐出させる操作部を備えるので、潤滑剤の供給量に応じて決まる必要回数だけ操作部を手動操作して、潤滑剤タンクから容易に所定量の潤滑剤をバラツキなく、且つ効率良く取り出すことができる。これにより、潤滑剤の供給量を高精度で確実に管理し、過不足なく転がり軸受等といった外部機器に分配することができる。 上記(2)に記載した構成の潤滑剤供給装置によれば、ポンプ装置が作動指令に従って潤滑剤タンクから所定量の潤滑剤を吐出させるので、多量の潤滑剤を供給量管理しながら極めて簡単に潤滑剤タンクから取り出すことができ、潤滑剤の供給作業効率を向上させることができる。また、潤滑剤タンクからの取り出し時に周囲に潤滑剤を飛散させて周辺の環境を汚染することも防止できる。 上記(3)に記載した構成の潤滑剤供給装置によれば、制御装置が作動指令を用いてポンプ装置を制御して潤滑剤タンクから吐出される潤滑剤の吐出量を調節するので、制御装置に対して吐出量を設定するだけで所望量の潤滑剤を正確に外部機器に供給することができる。これにより、潤滑剤の供給作業効率を大幅に向上させることができる。 上記(4)に記載した構成の潤滑剤供給装置によれば、潤滑剤が供給される外部機器を、軸受、分配容器、特殊封入器、潤滑剤供給用細管、および密封装置のいずれかとしたので、例えば、軸受、あるいは軸受に潤滑剤を供給する供給機器に潤滑剤タンクから必要量の潤滑剤を容易に封入することができる。 【発明の効果】 【0008】 本発明によれば、潤滑剤を周辺に飛散させることなく、潤滑剤の供給量を管理しながら潤滑剤を容易に取り出すことができ、それにより効率の良い潤滑剤の供給作業を可能にする潤滑剤供給装置を提供することができる。 【0009】 以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。 【0011】 (第1実施形態) 図1(a)〜図1(c)は本発明の第1実施形態である潤滑剤供給装置100の概略図、そして図2(a)〜図2(c)は図1(a)〜図1(c)における供給機構の作動原理図である。 【0012】 図1(a)〜図2(c)に示されるように、潤滑剤供給装置100は、内部に潤滑剤17が貯留された潤滑剤タンク11と、潤滑剤タンク11内に配置された供給機構(後述)を含むポンプ装置13と、を備えている。ポンプ装置13は、手動操作するごとにポンプ作用を行なう操作部(換言すれば、プッシュキャップ)13aを備えている。 【0013】 ポンプ装置13は、潤滑剤タンク11の開口部11cに螺合して装着されており、操作部13aが一回手動操作されるごとに一定量(例えば、0.2ccずつ)潤滑剤タンク11のノズル部11bから潤滑剤17を吐出させる。 【0014】 潤滑剤タンク11は、合成樹脂、アルミニウム、等により形成されており、グリース、潤滑油、等といった潤滑剤17を貯留するための容器11aを備え、潤滑剤17を吐出する細管であるノズル部11bが容器11a上部の開口部11c近傍に設けられている。 【0015】 潤滑剤供給装置100では、ポンプ装置13に内蔵されたバネ15の反発力(即ち、弾性復元力)に抗して操作部13aが図1(b)および図2(b)に示されるように矢印A方向に押し下げられる(即ち、手動操作される)ことにより一定量の潤滑剤17がノズル部11bから吐出されるようになっている。そして、操作部13aへの押圧力を取り去ると、操作部13aはバネ15の復元力によって、図1(c)および図2(c)に示されるように元の位置に復帰して次の操作に備える。 【0016】 次に、ポンプ装置13の作動原理について説明する。図2(a)に示されるように、潤滑剤17を貯留する潤滑剤タンク11は、ノズル部11bに連通するシリンダ室19を備える。シリンダ室19には、ポンプ装置13のピストン21が摺動自在に嵌合する。 【0017】 ピストン21より下流側のシリンダ室19の箇所には、逆止弁23が配設されている。逆止弁23は、圧縮バネ25、当該圧縮バネ25により押圧されるボール27、および当該ボール27により開閉される弁穴23aを有している。この逆止弁23によって、潤滑剤タンク11からノズル部11b方向への潤滑剤17の流れが許容され、これと逆方向の潤滑剤17の流れが阻止される。 【0018】 図2(b)に示されるように、操作部13aをバネ15の反発力(即ち、弾性復元力)に抗して図2(b)における左方向に押圧し、ピストン21をシリンダ室19内に押し込むと、シリンダ室19内に滞留していた潤滑剤17が、圧縮バネ25の反発力(即ち、弾性復元力)に抗してボール27を押圧して弁穴23aを開き、ノズル部11bから外部に吐出される。このとき、潤滑剤17の供給量は、シリンダ室19の断面積とピストン21の移動長さとの積で決まり、例えば、0.2ccである。 【0019】 図2(c)に示されるように、操作部13aへの押圧力を取り除くと操作部13aは、バネ15の反発力(即ち、弾性復元力)により元の位置に復帰する。このとき、ピストン21もシリンダ室19内でシリンダ室19を広げる方向(図2(c)において右方向)に移動するので、シリンダ室19内が負圧となり、潤滑剤タンク11の潤滑剤17がシリンダ室19内に補充されて次の供給操作に備える。 【0020】 潤滑剤17は、操作部13aを一回操作するごとに、例えば0.2ccずつノズル部11bから吐出するので、必要量に応じた回数だけ操作部13aを押圧操作することにより正確な量の潤滑剤17を容易に外部機器に供給することができる。 【0021】 このように構成された潤滑剤供給装置100によれば、ポンプ装置13が、手動操作するごとに潤滑剤タンク11から一定量の潤滑剤17を吐出させる操作部13aを備えるので、潤滑剤17の供給量に応じて決まる必要回数だけ操作部13aを手動操作して、潤滑剤タンク11から容易に所定量の潤滑剤17をバラツキなく、且つ効率良く取り出すことができる。これにより、潤滑剤17の供給量を高精度で確実に管理し、過不足なく転がり軸受等といった外部機器に分配することができる。 【0022】 (第2実施形態) 次に、本発明に係る潤滑剤供給装置の第2実施形態について図3を参照しながら説明する。図3は本発明の第2実施形態である潤滑剤供給装置200の概略図である。 【0023】 図3に示されるように、潤滑剤供給装置200は、ポンプ装置13が駆動装置31を有し、そして当該駆動装置31に対し作動指令を送出して潤滑剤タンク11からの潤滑剤17の吐出量を調節する制御装置35が更に具備されている以外は第1実施形態(潤滑剤供給装置100)と同様であるので、第1実施形態と共通する部分については同一符号を付して説明を簡略化あるいは省略する。 【0024】 駆動装置31は、ポンプ装置13の操作部13aに連結されており、例えば、ポンプ装置13の操作部13aを押圧するカム(不図示)と、当該カムを回転させる電気モータ(不図示)と、を備えている。駆動装置31には、供給量設定器33を内蔵する制御装置35が電気的に接続されており、駆動装置31は制御装置35からの供給電力(即ち、作動指令)に基づいて作動する。制御装置35は、例えば、駆動装置31に電力を供給する電力供給装置(不図示)と、駆動装置31に供給される電力が調節されるように該電力供給装置を制御するコンピュータ(不図示)と、を備える。 【0025】 潤滑剤17の供給に際しては、まず必要な供給量を設定すべく供給量設定器33に設定値を入力し、供給を開始する。設定値としては、潤滑剤17の一回の供給量あるいはポンプ装置13を駆動する電気モータ(不図示)の回転数等が設定される。駆動装置31は、制御装置35によって供給量設定器33に設定された回転数に達したとき、あるいは、供給量測定装置(不図示)がノズル部11bに配置されている場合には潤滑剤17の供給量が設定値に達したとき、停止して設定された量の潤滑剤17を供給する。 【0026】 手動よるものではない動力により作動する潤滑剤供給装置200は、比較的多量の潤滑剤17を供給する場合、例えば、潤滑剤17を二次容器等に分配する場合に好適であるが、少量の潤滑剤17を正確に供給する用途にも適用できることは言うまでもない。 【0027】 尚、ポンプ装置13は、その駆動装置31として前述したポンプ装置13の操作部13a上に配設されるカム(不図示)および電気モータ(不図示)を具備したものに限定されず、作動指令として例えば油圧、空圧、等といった動力によってポンプ動作するものであってもよい。つまり、ポンプ装置13はポンプ動作を行なうものであればどのような形態の装置であってもよい。 【0028】 この潤滑剤供給装置200によれば、ポンプ装置13が作動指令に従って潤滑剤タンク11から所定量の潤滑剤17を吐出させるで、多量の潤滑剤17を供給量管理しながら極めて簡単に潤滑剤タンク11から取り出すことができ、潤滑剤17の供給作業効率を向上させることができる。また、潤滑剤タンク11からの取り出し時に周囲に潤滑剤17を飛散させて周辺の環境を汚染することも防止できる。 【0029】 また、潤滑剤供給装置200によれば、制御装置35が作動指令を用いてポンプ装置13を制御して潤滑剤タンク11から吐出される潤滑剤17の吐出量を調節するので、制御装置35に対して吐出量を設定するだけで所望量の潤滑剤17を正確に外部機器に供給することができる。これにより、潤滑剤17の供給作業効率を大幅に向上させることができる。 【0030】 潤滑剤供給装置200の他の作用や効果については、潤滑剤供給装置100の上記説明から容易に類推可能であるため説明を省略する。 【0031】 尚、上述した潤滑剤供給装置100または潤滑剤供給装置200により潤滑剤17が供給される外部機器としては、例えば図4に示されるように、グリース潤滑されるラジアル形の転がり軸受41が挙げられる。転がり軸受41は、グリース補給穴43aが形成されたハウジング43に固定されており、転がり軸受41の外輪(即ち、固定軌道輪)45には、外輪グリース補給穴45aがハウジング43のグリース補給穴43aに連通して設けられている。 【0032】 上述した潤滑剤供給装置100または潤滑剤供給装置200のノズル部11b、あるいは必要に応じてノズル部11bを延長するように取り付けられるチューブ37(図3参照)をハウジング43のグリース補給穴43aに取り付けて手動により操作部13aを押圧するか、あるいは、駆動装置31を作動させることにより、一定量の潤滑剤17を外輪グリース補給穴45aを介して転がり軸受41内部へ正確に供給する。これによって、必要量の潤滑剤17を過不足なく転がり軸受41に供給して、潤滑剤17の攪拌抵抗に伴う発熱や潤滑不足を防止して軸受寿命を長期化することができる。尚、転がり軸受の固定軌道輪が内輪である場合は、その内輪に内輪グリース補給穴を形成し、その内輪グリース補給穴と連通するグリース補給穴を当該内輪が外嵌する固定軸に形成すればよいことは言うまでもない。 【0033】 尚、潤滑剤17を供給する外部機器としては、上述した転がり軸受41に限定されず、例えば、その他形式の軸受、分配容器、特殊封入器、潤滑剤供給用細管、密封装置、等が挙げられるが、いずれの場合でも、正確な量の潤滑剤17を供給することができる。 【実施例】 【0034】 本発明の効果を確認するため、本発明の潤滑剤供給装置に係る実施例および該実施例と比較するための従来の方法による比較例について説明する。実施例および比較例ともに、軸受内部に所定量のグリースを封入するのに要する時間を測定して作業効率を比較した。 【0035】 実施例および比較例の試験条件は、次のようにした。 封入グリース:イソフレックス NBU15 封入軸受:100BNR10STYNP4(内径100mm、外径150mm、玉数28個) グリース封入量:6.1cc 試験回数:4回 試験担当者:グリース封入作業に不慣れな作業者 【0036】 封入作業内容は、次のとおりである。 実施例:1回の吐出量0.2ccの手動式潤滑剤供給装置を用いて約30回操作。 比較例(従来方法):匙(さじ)を使用してグリース缶から封入器に移し換えた後、軸受に封入。 【0037】 評価方法は、次のとおりである。 軸受内部に所定量のグリースを封入するのに要する時間を測定し、4回の平均値により作業効率を比較して評価した。 【0038】 試験結果を表1に示す。 【0039】 【表1】
【0040】 表1に示されるように、実施例の作業時間は、比較例の作業時間より約1.2秒短く(比較例の作業時間の約22%の作業時間)、大幅に作業効率が向上していることが分かる。尚、比較例の作業時間の内、30秒程度は封入器内のエア抜きに使用されていた。 【0041】 従って、本発明の有効性が実証された。 【0042】 尚、本発明は、前述した実施形態および実施例に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、前述した実施形態および実施例における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。 【0043】 例えば、潤滑剤供給装置100ならびに潤滑剤供給装置200の各潤滑剤タンク11においては、ノズル部11bを容器11aと一体に形成してもよいが、ノズル部11bをポンプ装置13に付属させた構成としてもよい。この場合には、潤滑剤タンク11の開口部11cをネジ蓋(不図示)等で蓋をした状態で潤滑剤メーカーから供給し、使用時に当該ネジ蓋を取り外してポンプ装置13と交換して使用する。これにより、使用前の潤滑剤タンク11の取り扱いが容易となり、更に、新しい潤滑剤タンク11を使用するときには空の潤滑剤タンク11からポンプ装置13を取り外し、新しい潤滑剤タンク11に取り付けることにより、繰り返し使用することが可能となり、経済的である。 【図面の簡単な説明】 【0044】 【図1】(a)〜(c)は本発明の第1実施形態である潤滑剤供給装置の概略図である。 【図2】(a)〜(c)は図1における供給機構の作動原理図である。 【図3】本発明の第2実施形態である潤滑剤供給置の概略図である。 【図4】潤滑剤が供給される外部機器の一例であり、グリースが補給される転がり軸受の断面図である。 【符号の説明】 【0045】 100、200 潤滑剤供給装置 11 潤滑剤タンク 11c 開口部 13 ポンプ装置 13a 操作部 17 潤滑剤 31 駆動装置 35 制御装置 41 転がり軸受(外部機器)
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004204 【氏名又は名称】日本精工株式会社 【住所又は居所】東京都品川区大崎1丁目6番3号
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| 【出願日】 |
平成16年6月15日(2004.6.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100105647 【弁理士】 【氏名又は名称】小栗 昌平
【識別番号】100105474 【弁理士】 【氏名又は名称】本多 弘徳
【識別番号】100108589 【弁理士】 【氏名又は名称】市川 利光
【識別番号】100115107 【弁理士】 【氏名又は名称】高松 猛
【識別番号】100090343 【弁理士】 【氏名又は名称】濱田 百合子
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| 【公開番号】 |
特開2006−2790(P2006−2790A) |
| 【公開日】 |
平成18年1月5日(2006.1.5) |
| 【出願番号】 |
特願2004−176605(P2004−176605) |
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