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【発明の名称】 運搬台車
【発明者】 【氏名】井上 洋一
【住所又は居所】東京都台東区東上野5丁目16番5号 新明和エンジニアリング株式会社内

【氏名】迫田 栄作
【住所又は居所】東京都台東区東上野5丁目16番5号 新明和エンジニアリング株式会社内

【氏名】梶 泰弘
【住所又は居所】東京都台東区東上野5丁目16番5号 新明和エンジニアリング株式会社内

【要約】 【課題】比較的簡易な作業で、吊り具に生じる弛みを無くすること。

【解決手段】台車本体部12上にジャッキ部20が立設され、ジャッキ部20の上端部に水平吊り杆30が取付けられる。水平吊り杆30の両端部からチェーン状の吊り具50が吊下げられ、この先端部に点検蓋120側に係合可能なフック部54が取付けられる。水平吊り杆30の両端部に、吊り具50を位置決め保持する吊り具止機構40が設けられる。吊り具止機構40は、吊り具50を位置決め状に挿入可能な溝部43を有する第1位置決め部材42と、手締めネジ46を介して、第1位置決め部材42に、溝部43の開口を閉塞及び開放自在に取付けられた第2位置決め部材44とを備える。溝部43内に吊り具50を挿入し、第2位置決め部材44により吊り具50を溝部43内に押さえつけるようにした状態で、手締めネジ46を締付ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
板状物を持上げて運搬するための運搬台車であって、
平面上を移動自在な台車本体部と、
前記台車本体部上に立設され、上下方向に伸長収縮自在なジャッキ部と、
前記ジャッキ部の上端部に連結支持された水平吊り杆と、
前記水平吊り杆の両端部から吊下げられたチェーン状の吊り具と、
前記吊り具の先端部に取付けられ、前記板状物側に係合可能なフック部と、
を備え、
前記水平吊り杆の両端部のそれぞれに、
前記吊り具をその長手方向に位置決めした状態で挿入可能な溝部が形成された第1位置決め部材を有する吊り具止機構が設けられた運搬台車。
【請求項2】
請求項1記載の運搬台車であって、
前記吊り具は、略環状部材が連結されたリンクチェーンであり、
前記溝部は、前記環状部材の厚み寸法に応じた幅寸法に設定されている、運搬台車。
【請求項3】
請求項1又は請求項2記載の運搬台車であって、
前記吊り具止機構は、
手締めネジを介して、前記第1位置決め部材に対して、前記溝部の開口を閉塞及び開放自在に取付けられると共に、前記手締めネジの締結により、前記溝部の開口を閉塞して前記吊り具を抜止め状に保持する第2位置決め部材をさらに有する、運搬台車。
【請求項4】
請求項3記載の運搬台車であって、
前記第1位置決め部材又は前記第2位置決め部材に、複数のネジ止用の孔が形成されており、前記第2位置決め部材は、前記第1位置決め部材に対して、前記各ネジ止用の孔のいずれか一つを中心にして、前記溝部の開口を閉塞及び開放自在に取付けられる、運搬台車。
【請求項5】
請求項1〜請求項4のいずれかに記載の運搬台車であって、
前記台車本体部には、前記板状物を跨ぐようにキャスタが取付けられており、
前記水平吊り杆と前記台車本体部との相対的な姿勢が変更自在となるように、前記ジャッキ部が前記台車本体部に固定され、或は、前記水平吊り杆が前記ジャッキ部の上端部に固定されている、運搬台車。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、駐車場ターンテーブルの点検蓋、側溝の溝蓋、マンホール蓋、暗渠蓋、デッキ板、パネル等、種々の板状物を持上げて運搬するための技術に関する。
【背景技術】
【0002】
板状物、特に、重たい大型の板状物を運搬するために、下記特許文献1〜3に開示されるようなジャッキ付の運搬台車が用いられる。
【0003】
運搬台車は、一般的には、リンクチェーンやワイヤロープ等の吊り具の下端部に設けられたフックを、板状物の取っ手等に引っ掛けた状態で、ジャッキにより吊り具を上方に引張って、その板状物を持上げる構成となっている。
【0004】
このような運搬台車で板状物を吊下げて運搬する際には、板状物の材質、剛性、強度、厚み等によっては、板状物全体が撓むことがある。また、作業場所によっては、台車移動スペースの床に凹凸起伏があったりする。このような場合でも、板状物が床に干渉しないようにするために、運搬台車では、対象となる板状物の厚みよりさらに余裕を持たせたジャッキストロークを確保できるジャッキを搭載している。
【0005】
ところで、上述のような運搬台車では、フックを対象物の取っ手等に引っ掛けるために、リンクチェーンやワイヤロープ等の吊り具に所定の弛みを生じさせておく必要がある。
【0006】
そうすると、板状物が実際に持上げられる高さ(当初の位置から実際に持上げられる高さ)は、上記ジャッキストロークよりも弛み相当分だけ小さくなってしまう。このため、板状物が床面に干渉し、対象物の損傷、台車の走行不能等を生じてしまう恐れがある。これを回避するためには、十分なジャッキストロークを持つ大型のジャッキを用いる必要がある。
【0007】
また、上記弛みが生じていると、吊り具を上方へ持上げる際、フックが板状物からはずれる恐れがある。そこで、一般的には、フックが外れないように、弛みが無くなるまでは、ゆっくりとジャッキアップする必要がある。
【0008】
かかる弛みの問題に関して、特許文献1では、吊り具(ベルト)の途中にバックルを介在させ、ジャッキで持上げる前にバックルの回転により吊り具の弛みを無くする手段が開示されている。
【0009】
また、特許文献2では、吊り具(ロープ)の弛みを無くするための手段は開示されていない。
【0010】
また、特許文献3では、フック付の棒状鉛直アームを用いて板状物を持上げる構成であるため、弛み自体は生じない構成となっている。
【0011】
【特許文献1】特開平8−53875号公報
【特許文献2】特開平9−30771号公報
【特許文献3】特開平8−165006号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
しかしながら、特許文献1では、弛みを吸収する手段としてバックルを用いている。そして、高張力に耐え得る一般的なバックルは、モンキーレンチ等の特殊な工具により弛みを引取る構成である。このため、バックル等で弛みを引取る作業自体面倒である。
【0013】
さらに、特許文献3では、棒状鉛直アームのフック自体を板状物に引っ掛けるため、棒状鉛直アームを十分に下方に下げておく必要がある。そして、その状態から、ジャッキ等で棒状鉛直アーム上方に持上げる必要がある。このため、上記弛みが生じている場合と同様の問題、即ち、板状物が床面に干渉し得るという問題が生じ得、また、これを回避するためには十分なジャッキストロークを持つ大型のジャッキを用いる必要がある。
【0014】
そこで、本発明は、比較的簡易な作業で、吊り具に生じる弛みを無くすることできる板状物の運搬台車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0015】
この発明は、板状物を持上げて運搬するための運搬台車であって、平面上を移動自在な台車本体部と、前記台車本体部上に立設され、上下方向に伸長収縮自在なジャッキ部と、前記ジャッキ部の上端部に連結支持された水平吊り杆と、前記水平吊り杆の両端部から吊下げられたチェーン状の吊り具と、前記吊り具の先端部に取付けられ、前記板状物側に係合可能なフック部と、を備え、前記水平吊り杆の両端部のそれぞれに、前記吊り具をその長手方向に位置決めした状態で挿入可能な溝部が形成された第1位置決め部材を有する吊り具止機構が設けられたものである。
【0016】
この場合に、前記吊り具は、略環状部材が連結されたリンクチェーンであり、前記溝部は、前記環状部材の厚み寸法に応じた幅寸法に設定されていてもよい。
【0017】
また、前記吊り具止機構は、手締めネジを介して、前記第1位置決め部材に対して、前記溝部の開口を閉塞及び開放自在に取付けられると共に、前記手締めネジの締結により、前記溝部の開口を閉塞して前記吊り具を抜止め状に保持する第2位置決め部材をさらに有していてもよい。
【0018】
また、前記第1位置決め部材又は前記第2位置決め部材に、複数のネジ止用の孔が形成されており、前記第2位置決め部材は、前記第1位置決め部材に対して、前記各ネジ止用の孔のいずれか一つの中心周りに揺動して、前記溝部の開口を閉塞及び開放自在に取付けられる構成であってもよい。
【発明の効果】
【0019】
この発明の運搬台車によると、吊り具に弛みを持たせてフック部を板状物側に係合させた後、弛みが無くなるまで吊り具を引張り上げて溝部に挿入することで、該吊り具をその長手方向に位置決めすることができる。従って、比較的簡易な作業で、吊り具に生じる弛みを無くすることができる。
【0020】
この場合に、吊り具は、略環状部材が連結されたリンクチェーンであり、前記溝部は、前記環状部材の厚み寸法に応じた幅寸法に設定されていると、リンクチェーンの所定の略環状部材を溝部に嵌め込むことで、その隣の略環状部材が溝部の周縁部に当接し、該リンクチェーンをその略環状部材単位でより確実に所定位置で位置決めすることができる。
【0021】
また、吊り具止機構が、手締めネジを介して、前記第1位置決め部材に対して、前記溝部の開口を閉塞及び開放自在に取付けられると共に、前記手締めネジの締結により、前記溝部の開口を閉塞して前記吊り具を抜止め状に保持する第2位置決め部材をさらに有していると、吊り具を溝部に挿入した状態で、手締めネジを締結して第2位置決め部材で溝部の開口を閉塞することで、溝部からの吊り具の脱落がより確実に防止される。
【0022】
さらに、前記第1位置決め部材又は前記第2位置決め部材に、複数のネジ止用の孔が形成されており、前記第2位置決め部材は、前記第1位置決め部材に対して、前記各ネジ止用の孔のいずれか一つを中心にして、前記溝部の開口を閉塞及び開放自在に取付けられると、位置決め固定できる吊り具の対応範囲を広げることができる。
【0023】
また、台車本体部には、前記板状物を跨ぐようにキャスタが取付けられており、前記水平吊り杆と前記台車本体部との相対的な姿勢が変更自在とされていると、対象となる板状物の周囲に障害物が存在する場合等でも、台車本体部のキャスタが板状物を跨ぐ方向と、水平吊り杆の両端部から吊下げられた一対の吊り具及びその先端部のフック部が板状物に係合して支持する方向とを適宜変更することができる。従って、対象となる板状物の周囲に存在する障害物を避けて、板状物を運搬することが容易となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、この発明の実施形態に係る板状物の運搬台車について説明する。
【0025】
図1は運搬台車を示す斜視図である。同図では、運搬台車が駐車場のターンテーブル110近傍に設けられた点検蓋120を持上げて側方へ運搬する状態を示している。
【0026】
ここで、本実施形態において対象となる点検蓋120について説明しておく。すなわち、図2に示すように、立体駐車場等の入出庫口102には入出庫扉104が設けられており、この入出庫扉104の前方にターンテーブル110が設けられている。ターンテーブル110は、回転モータ等を含むターンテーブル駆動装置106(図1参照)の駆動により回転可能に構成されている。そして、車両をターンテーブル110上に停止させた状態で、ターンテーブル110を回転させることで、該車両が方向転換するように構成されている。
【0027】
かかるターンテーブル110の外周一側部には、点検用開口凹部112が設けられている。この点検用開口凹部112内には、ターンテーブル駆動装置106等の点検対象となる機器が収容配置されている(図1参照)。また、点検用開口凹部112の略方形状の開口部112aは、略方形板形状の点検蓋120により閉塞されている。そして、本ターンテーブル110の点検時には、点検蓋120を持上げて側方に移動させて、点検用開口凹部112の開口部112aを開く。この状態で、点検用開口凹部112内の機器を点検した後、点検蓋120で、点検用開口凹部112の開口部112aを閉じる。
【0028】
この点検蓋120の上面には、所定間隔あけて一対の凹部120aが形成されると共に、一対の凹部120a内に棒状の取っ手部120bが設けられている。そして、後述するフック部54が本取っ手部120bに引っ掛かるようにして係合する構成となっている。
【0029】
本実施形態における運搬台車10は、板状物として上記点検蓋120を持上げて運搬するための台車である。なお、本運搬台車10の対象としては、その他、側溝の溝蓋、マンホール蓋、暗渠蓋、デッキ板、パネル等、種々の板状物を想定することができる。
【0030】
図1に戻って、運搬台車10自体の構成について説明する。
【0031】
運搬台車10は、台車本体部12と、この台車本体部12上に立設されたジャッキ部20と、ジャッキ部20の上端部に連結支持された水平吊り杆30と、この水平吊り杆30の両端部に設けられた吊り具止機構40と、水平吊り杆30の両端部より吊下げられた吊り具50及びフック部54とを備えている。
【0032】
台車本体部12は、作業場所となる地面や床面上等の平面上を移動自在に構成されている。
【0033】
より具体的には、台車本体部12は、一対の短尺フレーム部14と一対の長尺フレーム部15とを略長方形枠状に組立て、この枠状体の中間部に中央フレーム部16を架設すると共に、該枠状体の4隅下側にキャスタ18a,18bを取付けた構成とされている。
【0034】
すなわち、一対の短尺フレーム部14が一対の間隔をあけて略平行姿勢に配設されると共に、一対の短尺フレーム部14の各端部の上面間に架設すようにして長尺フレーム部15がブラケット15a、ネジやボルト等を介して固定されることで、略長方形の枠状体が構成される。また、一対の長尺フレーム部15の長手方向中央部間に掛渡すようにして、中央フレーム部16の両端部が長尺フレーム部15の上面側にネジやボルト等で固定されている。
【0035】
また、一対の短尺フレーム部14の各端部の下側に、キャスタ18a,18bが取付けられている。ここでは、一対の短尺フレーム部14の一端部側には、平面上の任意方向に移動可能な自在キャスタ18aが取付けられており、他端部側には、平面上の所定方向(短尺フレーム部14の長手方向)にのみ移動自在な固定キャスター18bが取付けられている。なお、この固定キャスター18bには、ブレーキペダル18pが設けられており、このブレーキペダル18pの操作に応じて、キャスタ18bの車輪が停止するようになっている。
【0036】
この台車本体部12は、キャスタ18a,18bを介して、作業場所となる地面や床上に置かれる。そして、各キャスタ18a,18bの車輪の回転により、台車本体部12が平面上を移動自在とされる。
【0037】
ジャッキ部20は、前記台車本体部12上に立設されて、上下方向に伸長収縮自在に構成されている。
【0038】
ここでは、ジャッキ部20は、一対の下方リンク部23及び一対の上方リンク部24を略パンタグラフ状に連結し、一対の下方リンク部23を、油圧シリンダ等の駆動源を含む駆動ブラケット部22により開閉することで、上下方向に伸長収縮自在に構成されている。
【0039】
より具体的には、ジャッキベース部21の上側に駆動ブラケット部22を介して一対の下方リンク部23が開閉自在に軸支されると共に、その一対の下方リンク部23の上端部に、一対の上方リンク部24が揺動自在に軸支されている。また、一対の上方リンク部24の上端部は、サドル部25に合流するように軸支されている。このようにして、一対の下方リンク部23と一対の上方リンク部24とが略パンタグラフ状に連結される。
【0040】
また、駆動ブラケット部22は、駆動源として例えば油圧シリンダを備えている。そして、操作レバー26の操作等に応じて、オイルタンク内のオイルが油圧シリンダに供給されることで油圧シリンダが伸長し、或は、油圧シリンダ内のオイルがオイルタンクに回収されることで油圧シリンダが収縮可能となる。この油圧シリンダの伸縮力が、所定の伝達機構を介して一対の下方リンク部23を略V字状に開き、或は、閉じる駆動力として伝達される。そして、油圧シリンダの駆動力により、一対の下方リンク部23が閉じられることで、ジャッキ部20が伸長する一方、一対の下方リンク部23が略V字状に開かれることで、ジャッキ部20が収縮する構成となっている。
【0041】
なお、このようなジャッキ部20は、シザース油圧式ジャッキとも呼ばれ、例えば、特開2001−348191号公報に開示されている。勿論、ジャッキ部20としては、その他、種々の形式の油圧式ジャッキ等を用いることができる。
【0042】
また、上記ジャッキベース部21は、水平吊り杆30と台車本体部12との相対的な姿勢を変更自在とするように、台車本体部12の中央フレーム部16に固定されている。
【0043】
すなわち、図3に示すように、ジャッキベース部21は、略方形板状に形成されている(なお、図3では、ジャッキベース部21上のジャッキ部20を省略している)。そして、ジャッキベース部21の一対の対辺を、それぞれ中央フレーム部16の両端部側に向けるようにして、中央フレーム部16上に載置する。この状態で、側面視略L字状の一対の挟持ブラケット28と中央フレーム部16の上面との間で、ジャッキベース部21の一対の対辺近傍部分を挟込むようにして、ボルトB及びナットNで挟持ブラケット28と中央フレーム部16とを締付ける。これにより、ジャッキベース部21が中央フレーム部16に取付固定される。また、ジャッキベース部21をその中心周りに1略90度回転させて、ジャッキベース部21の他の一対の対辺近傍部分を、一対の挟持ブラケット28と中央フレーム部16とで挟込むこともできる。これにより、ジャッキ部20及びその上端部に固定された水平吊り杆30が、台車本体部12に対して相対的に姿勢変更自在に、より具体的には、上記当初の姿勢から台車本体部12に対して鉛直軸周りに90度回転させるようにして姿勢変更自在とされることになる。
【0044】
なお、水平吊り杆30が、ジャッキ部20の上端部に対して、鉛直軸周りに90度回転させるようにして姿勢変更自在に取付けられる構成であってもよい。
【0045】
図4は、水平吊り杆30と吊り具止機構40と吊り具50とを示す斜視図である。
【0046】
図1及び図4に示すように、水平吊り杆30は、長尺形状に形成されており、その長手方向中間部がジャッキ部20の上端部に連結支持されている。
【0047】
より具体的には、水平吊り杆30は、細長い長方形板状である底板部30aの両側部から側壁部30bが略垂直に立上がる断面略U字状樋状に形成されている。そして、水平吊り杆30の両端部が釣合うように、その長手方向中間部がジャッキ部20の上端部のサドル部25に、ネジ等を介して連結固定されている。
【0048】
また、この水平吊り杆30の底板部30aの両端部に、孔部30hが形成されている。孔部30hは、吊り具50を挿通可能な程度の大きさに形成されている。
【0049】
吊り具50は、複数の部材を曲げ可能な態様で直線状に連結したものであり、その各部材の連結部分で大きさ(例えば、幅や径)が異なるように形成されている。ここでは、吊り具50として、略環状部材51(ここでは略長円環状の部材51)を直線状に連結したリンクチェーンを用いている。また、この吊り具50は、吊り具止機構40から孔部30h内を通って運搬台車10が置かれた地面等に至る長さ寸法よりも大きな長さ寸法を有している。
【0050】
この吊り具50は、水平吊り杆30内から各孔部30hを通って水平吊り杆30の両端部より吊下げられている。
【0051】
また、この吊り具50の先端部には、フック部54が取付けられている。図5は、フック部54が点検蓋120の取っ手部120bに係合した状態を示す図である。
【0052】
フック部54は、板状物である点検蓋120側に係合可能に構成されている。ここでは、フック部54は、側面視略J字状のフック形状に形成されており、その上端部がシャックル53を介して吊り具50の最下端部の略環状部材51に取付けられている。
【0053】
そして、このフック部54が、取っ手部120bに引っ掛かるようにして係合する構成となっている。
【0054】
なお、フック部54の形状は上記形態に限られず、対象となる板状物の外周縁部に係合する構成であってもよい。要するに、フック部54は、板状物を持上げることができる程度に該板状物側に係合する構成であればよい。また、このフック部54は、例えば、上記シャックル53を介して種々のものに取替え可能とされている。
【0055】
また、上記水平吊り杆30の両端部内には、吊り具止機構40がそれぞれ設けられている。
【0056】
図6は水平吊り杆30内における吊り具止機構を示す断面図であり、図7は吊り具止機構を示す斜視図であり、図8は吊り具止機構を水平吊り杆30の中央部側から見た状態を示す図であり、図9は図8のIX−IX線断面図である。
【0057】
これらの図に示すように、吊り具止機構40は、吊り具50の基端側部分を位置決めした状態で保持するように構成されている。
【0058】
より具体的には、吊り具止機構40は、溝部43が形成された第1位置決め部材42と、溝部43の開口部を閉塞する第2位置決め部材44と、第2位置決め部材44を第1位置決め部材42に取付けするための手締めネジ46とを備えている。
【0059】
第1位置決め部材42は、板状部材を略L字状に屈曲した形状とされている。そして、
その一方側の固定片42aを水平吊り杆30の底板部30aにボルトBによる締結等で固定することで、第1位置決め部材42が水平吊り杆30内に取付固定されている。この取付状態では、第1位置決め部材42の他方側の位置決め片42bは、上記孔部30hよりも水平吊り杆30の中央よりの位置に設けられている。また、該位置決め片42bは、孔部30hから水平吊り杆30内に引出される吊り具50に対して略直交する姿勢、ここでは、水平吊り杆30の長手方向に対して略直交する姿勢となるように固定されている。
【0060】
また、第1位置決め部材42の位置決め片42bには、吊り具50をその長手方向に位置決めした状態で挿入可能な溝部43が形成されている。ここでは、溝部43は、位置決め片42bの上端部から下方に向けて延びる略U字状の溝形状に形成されている。また、その溝部43の幅寸法d2は、吊り具50の最小幅寸法と最大幅寸法との間に設定されている。ここでは、各略環状部材51の厚み寸法をd1(線状部材を環状に屈曲して形成した略環状部材51にあっては、その線状部材の直径寸法)、各略環状部材51の幅寸法をd3とすると、d1<d2<d3となるように設定されている(図9参照)。また、溝部43の上下方向の長さ寸法(深さ寸法)は、略環状部材51の幅寸法d3よりも大きく設定されている。さらに、溝部43の上方開口部は、上方に向けて順次拡開する形状に形成されており、吊り具50を挿入し易いようになっている。
【0061】
そして、吊り具50のうちの一の略環状部材51を溝部43内に縦姿勢で挿入すると、その一の略環状部材51の前後に連結された略環状部材51が、位置決め片42bの両面側で溝部43の周縁部に当接し、吊り具50がその長手方向に位置決めされる構成となっている。
【0062】
また、この第1位置決め部材42のうち溝部43の開口近傍にネジ孔42sが形成されており、このネジ孔42sに手締めネジ46が螺合される。この手締めネジ46は、ネジ溝を形成したネジ軸の一端部に、手でネジを締めたり緩めたりすることができるツマミ部を設けたものであり、例えば、蝶ネジを用いることができる。
【0063】
第2位置決め部材44は、この手締めネジ46を介して、上記第1位置決め部材42に対して、溝部43の開口を閉塞及び開放自在に取付けられると共に、手締めネジ46の締結により吊り具50を抜止め状に保持可能に構成されている。
【0064】
より具体的には、第2位置決め部材44は、上記ネジ孔42sから溝部43の開口を超える長さ寸法以上の長さ寸法を有する長尺状の部材に形成されている。また、この第2位置決め部材44の下側略中央部には、上記溝部43内に挿入された略環状部材51の上側外周面に対応する形状(例えば、溝部43の幅に対応する直径を持つ略半円又は円弧状)の押え溝部44gが形成されている。さらに、第2位置決め部材44の一端部には、手締めネジ46を挿通可能なネジ挿通孔44sが形成されている。そして、手締めネジ46を該ネジ挿通孔44sに挿通させて上記ネジ孔42sに緩く螺合させることで、上記溝部43の一側部にあるネジ孔42sの中心を回転軸として、本第2位置決め部材44が揺動自在に支持される。さらに、手締めネジ46をネジ孔42sにきつく螺合させることで、第2位置決め部材44が第1位置決め部材42に対して所定姿勢で固定されることになる。
【0065】
吊り具止機構40では、手締めネジ46を若干緩めて第2位置決め部材44を上方に持上げて溝部43の上方を開放させた状態で(図8に2点鎖線で示す第2位置決め部材44参照)、吊り具50のうちの一の略環状部材51を溝部43内に挿入する。この後、第2位置決め部材44を下方に移動させて、押え溝部44gで略環状部材51を溝部43内に押さえつけるようにして、溝部43の開口を閉塞する。この状態で、手締めネジ46を手で回してネジ孔42sにきつく締付ける。なお、図8では、この状態で、第2位置決め部材44が溝部43の長手方向に対して略直交する姿勢となっている。これにより、第2位置決め部材44が、溝部43の開口を閉塞しつつ、吊り具50の一の略環状部材51を溝部43内に押さえつけて抜止め状に保持することになる。
【0066】
溝部43内に挿入される略環状部材51の幅寸法が予め想定されたものよりも小さい場合には、図10に示すように、手締めネジ46によるネジ締め部分から斜め下がりになるように、第2位置決め部材44を押下げた状態でネジ締めして、当該比較的小さい略環状部材51を保持するようにしてもよい。
【0067】
逆に、溝部43内に挿入される略環状部材51の幅寸法が予め想定されたものよりも大きい場合には、手締めネジ46によるネジ締め部分から斜め上がりになるように、第2位置決め部材44を押下げた状態でネジ締めして、当該比較的大きい略環状部材51を保持するようにしてもよい。
【0068】
また、図11に示すように、第1位置決め部材42側に、溝部43の長手方向に沿って複数(ここでは2つ)のネジ孔42sa,42sbを形成しておいてもよい。この場合、位置決め保持する吊り具50における略環状部材51の幅寸法に合わせて一つのネジ孔42sa,42sbを選択し、上記手締めネジ46を螺合させる。例えば、比較的大きな幅寸法の略環状部材51を押さえつけて保持する場合には、上側のネジ孔42saに手締めネジ46を螺合させる。そして、そのネジ孔42saを中心にして、第2位置決め部材44を揺動自在に取付ける。また、例えば、比較的小さな幅寸法の略環状部材51を押さえつけて保持する場合には、下側のネジ孔42sbに手締めネジ46を螺合させる。そして、その下側のネジ孔42sbを中心にして、第2位置決め部材44を揺動自在に取付ける。
【0069】
なお、第2位置決め部材44側に複数のネジ挿通孔44sを形成してもよい。
【0070】
さらに、吊り具50の略環状部材51の幅寸法等の大きさ、形状に応じて、複数の第2位置決め部材44を準備しておき、対象となる吊り具50に応じた第2位置決め部材44に交換するようにしてもよい。
【0071】
なお、本運搬台車10は、例えば、一対の短尺フレーム部14、一対の長尺フレーム部15、中央フレーム部16、ジャッキ部20、水平吊り杆30及びフック部54付の吊り具50等の各構成要素は、ボルトBやナットN、ブラケット等により、分解、組立て可能に構成されている。そして、非使用時には、本運搬台車10は、分解されて、持運び可能でかつコンパクトな形態にされて、駐車場の地下等の空きスペースに保管される。また、保守作業時等の使用時には、本運搬台車10は、保管場所から取出されて、組立てて使用される。
【0072】
以上のように構成された運搬台車10を用いて、点検蓋120を用いて運搬する動作について説明する。
【0073】
図12は、ジャッキ部20による昇降される水平吊り杆30の高さ位置と点検蓋120の高さ位置との関係を示す図であり、図13は運搬動作における運搬台車10及び点検蓋120の動きを示す図である。なお、図13に示す例では、中央フレーム部16は、一対の長尺フレーム部15の長手方向と略同一姿勢で取付けられており、従って、吊り具50は、水平吊り杆30の両端部から一対の長尺フレーム部15間を通って下方に吊下げされることとなる。
【0074】
まず最初に、一方側の短尺フレーム部14側のキャスタ18a,18bと他方側の短尺フレーム部14側のキャスタ18a,18bが、点検蓋120をターンテーブル110の接線方向に沿って跨ぐように、本運搬台車10をターンテーブル110周縁部の地面上に置く(図13参照)。なお、この状態では、ジャッキ部20は収縮した状態(ジャッキダウン)であり、水平吊り杆30は最も下降した位置にある。
【0075】
そして、吊り具50の基端部(フック部54が取付けられていない側の端部)を、下方から孔部30hに通して、吊り具止機構40の第1位置決め部材42の溝部43に挿入すると共に、第2位置決め部材44で溝部43の開口を閉塞して、吊り具50を仮止する。この際、後述するフック部54を取っ手部120bに引っ掛ける作業を容易に行えるように、水平吊り杆30の各端部と対応する取っ手部120b間で、吊り具50に若干の弛みが生じるようにしておく。
【0076】
この後、吊り具50が鉛直姿勢に吊下がる態様等をみながら、水平吊り杆30の両端部が取っ手部120bの真上に位置するように、運搬台車10を移動させて微調整する。そして、ブレーキペダル18pの操作により、運搬台車10を一定位置に停止させる。
【0077】
次に、図12(a)に示すように、水平吊り杆30の両端部から吊下がる吊り具50の先端部のフック部54を、人手で取っ手部120bに引っ掛けるようにして係合させる。この状態では、図12(b)に示すように、吊り具50に若干の弛みが生じている。
【0078】
この後、各吊り具50の基端側部分を、一旦溝部43から外して、上方に引張り、水平吊り杆30の両端部と取っ手部120b間で、吊り具50の弛みが無くなるようにする。そして、各吊り具50のうちの一の略環状部材51を溝部43内に挿入する。さらにこの後、第2位置決め部材44により溝部43の開口を閉塞すると共に該略環状部材51を溝部43内に押さえつけた状態で、手締めネジ46を手で回してネジ孔42sにきつく締付ける。これにより、図12(c)に示すように、水平吊り杆30の両端部と各取っ手部120b間で吊り具50の弛みが解消された状態で、各吊り具50が吊り具止機構40により位置決め保持される。
【0079】
そして、図12(d)に示すように、操作レバー26を操作して、ジャッキ部20を所定の長さ寸法L1だけ伸長させると(ジャッキアップ)、点検蓋120は上方に持上げられて、点検用開口凹部112の開口部112aから取外される。この際、予め吊り具50の弛みを無くしているため、点検蓋120は、ジャッキ部20による伸長長さ寸法L1とほぼ同じ高さ分持上げられることになる。
【0080】
なお、このように点検蓋120が持上げられた状態では、点検蓋120の下部と地面(GL)との間に、それらの相互干渉を防止し得る程度の十分な空間があけられている。
【0081】
そして、この状態で、運搬台車10のブレーキを解除して、運搬台車10をターンテーブル110の回転軸側に移動させることで、点検蓋120が点検用開口凹部112の側方に運搬される(図13参照)。
【0082】
この状態で、点検用開口凹部112内の機器に対する各種点検等がなされる。そして、上記とは逆にして、点検蓋120の装着が行われる。
【0083】
なお、図13に示す例では、一方側の短尺フレーム部14側のキャスタ18a,18bと他方側の短尺フレーム部14側のキャスタ18a,18bは、点検蓋120をターンテーブル110の接線方向に沿って跨ぐようになっているため、点検蓋120を側方に運搬するためには、運搬台車10をターンテーブル110の内周側又は外周側に移動させる必要がある。
【0084】
ところが、ターンテーブル110上に車輪止があったり、その周囲に壁がある場合には、運搬台車10の移動方向が規制され、運搬台車10をターンテーブル110の内周側又は外周側に移動できないような場合もあり得る。
【0085】
このような場合には、図14に示すように、水平吊り杆30を台車本体部12に対して図13に示す態様よりも90度回転させるようにして取付ける。すなわち、水平吊り杆30が一対の長尺フレーム部15の長手方向と略直交する姿勢となるように、ジャッキ部20を中央フレーム部16に取付ける。この場合、各吊り具50は、水平吊り杆30の両端部から一対の長尺フレーム部15の両側外方を通って垂下がるようになる。
【0086】
そして、一方側の短尺フレーム部14側のキャスタ18a,18bと他方側の短尺フレーム部14側のキャスタ18a,18bとが、点検蓋120を、ターンテーブル110の径方向に沿って跨ぐように、本運搬台車10をターンテーブル110周縁部の地面上に置く。
【0087】
すると、各フック部54が各取っ手部120b近傍位置に配設されるので、各フック部54を各取っ手部120bに引っ掛けるように係合させる。そして、上記と同様に、ジャッキ部20により、点検蓋120を上方に持上げられて、点検用開口凹部112の開口部112aから取外す。
【0088】
そして、この状態で、運搬台車10及び点検蓋120をターンテーブル110の接線方向に沿って移動させる。これにより、点検蓋120が点検用開口凹部112の側方に運搬される。
【0089】
以上のように構成された運搬台車10によると、吊り具50に弛みを持たせてフック部54を点検蓋120側の取っ手部120bに係合させた後、弛みが無くなるまで吊り具50を引張り上げて溝部43に挿入することで、該吊り具50をその長手方向に位置決めすることができる。従って、他の工具等を用いることなく、吊り具50を溝部43に挿入するという比較的簡易な作業で、吊り具50に生じる弛みを無くすることができる。
【0090】
そして、このように吊り具50の弛みを無くすることができる結果、運搬台車10の水平吊り杆30と対象物となる板状物との間隔が種々変更する場合であっても、常に、吊り具50の緊張状態からジャッキアップすることができる。従って、ジャッキ部20の上昇量に応じた分、対象となる板状物を持上げることができ、比較的小さなジャッキストロークを持つジャッキ部20を用いることができる。
【0091】
また、吊り具50は、略環状部材51が連結されたリンクチェーンであり、溝部43は、略環状部材51の厚み寸法に応じた幅寸法に設定されているため、吊り具50の所定の略環状部材51を溝部43に嵌め込むことで、その隣の略環状部材51が溝部の周縁部に当接する。これにより、吊り具50を、略環状部材51単位で、より確実に所定位置で位置決めすることができる。
【0092】
また、吊り具止機構40が、手締めネジ46を介して、第1位置決め部材42に対して、溝部43の開口を閉塞及び開放自在に取付けられると共に、手締めネジ46の締結により、溝部43の開口を閉塞して吊り具50を抜止め状に保持する第2位置決め部材44をさらに有しているため、吊り具50が溝部43の上方開口に移動することが防止され、溝部43からの吊り具50の脱落がより確実に防止される。
【0093】
さらに、第1位置決め部材42に、複数のネジ孔42sa,42sbが形成されており、又は、第2位置決め部材44に複数のネジ挿通孔44sが形成されており、第2位置決め部材44が、第1位置決め部材42に対して、各ネジ孔42sa,42sb(又は複数のネジ挿通孔44s)のいずれか一つを中心にして、溝部43の開口を閉塞及び開放自在に取付けられると、位置決め固定できる吊り具50の太さの対応範囲を広げることができる。
【0094】
また、台車本体部12には、点検蓋120を跨ぐようにキャスタ18a,18bが取付けられており、水平吊り杆30と台車本体部12との相対的な姿勢が変更自在とされていると、対象となる点検蓋120の周囲に障害物が存在する場合等でも、台車本体部12のキャスタ18a,18bが点検蓋120を跨ぐ方向(本実施形態では長尺フレーム部16の長手方向)と、水平吊り杆30の両端部から吊下げられた一対の吊り具50及びその先端部のフック部54が点検蓋120に係合して支持する方向とを適宜変更することができる。従って、点検蓋120の周囲に存在する障害物を避けて、運搬することが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【0095】
【図1】実施形態に係る運搬台車を示す斜視図である。
【図2】立体駐車設備に設けられた点検蓋を示す説明図である。
【図3】ジャッキベース部が中央フレーム部に固定された状態を示す斜視図である。
【図4】水平吊り杆と吊り具止機構と吊り具とを示す斜視図である。
【図5】フック部が点検蓋の取っ手部に係合した状態を示す図である。
【図6】水平吊り杆内における吊り具止機構を示す断面図である。
【図7】吊り具止機構を示す斜視図である。
【図8】吊り具止機構を水平吊り杆の中央部側から見た状態を示す図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【図10】比較的小さい吊り具を位置決め保持した状態を示す図である。
【図11】第1位置決め部材に2つのネジ孔を設けた変形例を示す図である。
【図12】水平吊り杆の高さ位置と点検蓋の高さ位置との関係を示す図である。
【図13】運搬動作における運搬台車及び点検蓋の動きを示す図である。
【図14】運搬動作における運搬台車及び点検蓋の他の動きを示す図である。
【符号の説明】
【0096】
10 運搬台車
12 台車本体部
18a,18b キャスタ
20 ジャッキ部
21 ジャッキベース部
28 挟持ブラケット
30 水平吊り杆
40 吊り具止機構
42 第1位置決め部材
42s ネジ孔
42sa,42sb ネジ孔
43 溝部
44 第2位置決め部材
44s ネジ挿通孔
46 手締めネジ
50 吊り具
51 略環状部材
54 フック部
120 点検蓋
120b 取っ手部
【出願人】 【識別番号】593139271
【氏名又は名称】新明和エンジニアリング株式会社
【住所又は居所】東京都台東区東上野5丁目16番5号
【識別番号】000002358
【氏名又は名称】新明和工業株式会社
【住所又は居所】兵庫県宝塚市新明和町1番1号
【出願日】 平成16年7月16日(2004.7.16)
【代理人】 【識別番号】100089233
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 茂明

【識別番号】100088672
【弁理士】
【氏名又は名称】吉竹 英俊

【識別番号】100088845
【弁理士】
【氏名又は名称】有田 貴弘

【公開番号】 特開2006−27831(P2006−27831A)
【公開日】 平成18年2月2日(2006.2.2)
【出願番号】 特願2004−210080(P2004−210080)