| 【発明の名称】 |
進水および陸揚げが簡易なボートトレーラ |
| 【発明者】 |
【氏名】西本 泰啓 【住所又は居所】広島県呉市海岸4丁目7番1号株式会社呉ダイヤ内
【氏名】多田 明博 【住所又は居所】広島県呉市海岸4丁目7番1号株式会社呉ダイヤ内
【氏名】間 賢一郎 【住所又は居所】広島県呉市海岸4丁目7番1号株式会社呉ダイヤ内
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| 【要約】 |
【課題】簡単な作業で進水、または、陸揚げできるボートトレーラを提供する。
【解決手段】水面16に浮かぶことができるボートトレーラに搭載するボート8を、固定装置4によって車体1に固定したまま、ウインチ5のロープ6を伸ばすことによって進水し、また、ウインチ5のロープ6を巻き取ることによって陸揚げできるように配置し、水上においては、ボート8の浮力に負担をかけず、ボート8に固定したままの状態で航行できるようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 車体(1)に浮力体(2)および浮力体(3)を設け、水上において浮かぶことを特徴とするボートトレーラ 【請求項2】 水上に浮かぶことができるボートトレーラにおいて車体(1)にボート(8)を固定装置(4)により固定したまま水上に進水し、水上においてボート(8)の浮力に負担をかけることなく航行せしめ、ボート(8)を固定したまま陸揚げできることを特徴とするボートトレーラ 【請求項3】 ボート(8)に設けたウインチ(5)に巻き取りまたは巻き伸ばすことができるロープ(6)を、ガイド(7)を通してトラクタ(12)のフック(13)に掛け、ウインチ(5)によりロープ(6)を巻き戻しまたは巻き取ることにより、進水または陸揚げすることを特徴とするボートトレーラ
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明はボートトレーラと、それに搭載するボートに関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来のボートトレーラは、トラクタに連結され、進水時にボートトレーラが半水没することによりボートと分離してボートの進水を行う方式のものが使用されている。 【特許文献1】特開2002-234465 【特許文献2】実全平01-122336 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 従来のボートトレーラ31におけるボート32の進水作業は、ボートトレーラ31にボート32を搭載し、トラクタ33と連結したまま、水面36下に至る斜面35を後進して下り、ボートトレーラ31の後部が水没しボートトレーラ31上のボート32の船尾を浮上状態にせしめ、船首はなおボートトレーラ31に支えられた状態になったところでトラクタ33を停車して、ボート32の推進器24を起動し、後進操作をして強引にボート32を、ボートトレーラ31から離脱して、進水するのが一般的であり、船尾が浮きすぎると船首を支えている保持力が小さくなるため、推進器34を起動する前に風波に流されるなど船位置の確保が困難になる。また船首の支えが強すぎると推進器の後進力では進水できないなどの不都合の上に、斜面35の角度によっては、トラクタ33の後輪が水没するまで後進しても、なおボート32の船尾が浮くことができないなどの困難もあった。 【0004】 従来のボートトレーラ31においての、ボート32の陸揚げ作業は、進水作業の逆順に、空ボートトレーラ31をトラクタ33と連結し後進して斜面35を下り、ボートトレーラ31の後部を、水没して停止しているところへ、ボート32を沖側からボートトレーラ31にねらいを定めて前進させ、ボートトレーラ31に強引にせり上がりストッパ37定位置に達したところで、ボート32の推進器34を停止する手順で陸揚げ作業するのが一般的であり、せり上がりをさせるためには、ボートトレーラ31後部の水没深さを、ボート32の最大喫水より深く、なおかつボートトレーラ31の前部の水没深さをボート32の船首喫水よりも浅くなるようにボートトレーラ31の位置を確定する必要があるうえ、ボート32は船速と風波および潮流などを考慮してボートトレーラ31へのせり上がり速度および進入方位の制御をするなど、熟練度を要する危険で困難な作業であった。 【0005】 本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、簡易な作業で進水および陸揚げできるボートトレーラを提供することを課題とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本発明は車体1に浮力体2および浮力体3を設けることで水上においてボートトレーラが浮かぶ構造としたうえに、固定装置4によりボート8とボートトレーラを一体として陸揚げおよび進水作業を行うもので、ウインチ5によるロープ6の巻き取りおよび巻き戻しのみで簡易に陸揚げおよび進水作業を行うことができることを特徴とするものである。 【発明の効果】 【0007】 車体1に設けた浮力体2および浮力体3によりボートトレーラが浮く構造である。これにより、ボート8は車体1に固定した一体の状態でもボート8の浮力を損なうことなく浮くことが可能になるので、ボート8への積載量の増加などの性能の向上を図ることができる。また、ボート8とボートトレーラを一体物として扱うことができるので、進水および陸揚げ作業はウインチ5によるロープ6の巻き上げおよび巻き戻しのみの作業となり、進水時のボート8とボートトレーラの離脱作業や、陸揚げ時のボートトレーラへのせり上がり作業が不要となるので、作業性および安全性の向上を図ることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 進水作業時は、固定装置4によりボート8を固定したボートトレーラを、トラクタ12に、牽引具14により連結し、かつ、ウインチ5から伸ばしたロープ6をガイド7に通して、フック13にかけ、水面16下に至る斜面15を後進で下り、ボートトレーラの車体1の後部が水際に至ったところで、トラクタ12を停止する。 【0009】 次に、ウインチ5を操作してロープ6を緊張して保持し、ジャッキ車輪10をジャッキ操作して着地し、さらに、ジャッキ操作して車体1の前部を持ち上げ、牽引具14との連結を解除する。ここでウインチ5によってロープ6を伸ばすことにより、ボート8は、車体1と固定されたまま進水する。進水後にボート8の推進器11を起動し、離岸準備が整って、フック13からロープ6を外しウインチ5に巻き取り出航する。 【0010】 水上においてボート8は、ボートトレーラと一体となって航行することができるので、車体1に設けた浮力体2および浮力体3の浮力を受けることにより、積載量の増加などの性能の向上を図ることができる。 【0011】 陸揚げ作業時は、ボート8はボートトレーラと固定されたまま斜面15の沖側から前進で、斜面15に乗り上げる方向で進入し、ジャッキ車輪10が接地したところで停止し、ウインチ5を操作してロープ6をガイド7に通して伸ばし、陸上で待機しているトラクタ12のフック13に掛ける。ここでウインチ5を操作してロープ6を巻き取ることによりボート8は、ボートトレーラと固定されたまま車輪9およびジャッキ車輪10が転がることにより斜面15を登り、ジャッキ車輪10をジャッキ操作して、連結具14に連結する。 【0012】 以上のように、本発明は、極めて簡単な熟練度を要しない作業により、ボート8を進水または陸揚げすることができ、あわせてボート8の性能の向上を図ることができる。 【図面の簡単な説明】 【0013】 【図1】発明のボートトレーラによる進水時の側面図である。 【図2】発明のボートトレーラの平面図である。 【図3】従来のボートトレーラによる進水時の側面図である。 【符号の説明】 【0014】 1 車体 2 浮力体 3 浮力体 4 固定装置 5 ウインチ 6 ロープ 7 ガイド 8 ボート 9 車輪 10 ジャッキ車輪 11 推進器 12 トラクタ 13 フック 14 牽引具 15 斜面 16 水面 G 重心 31 ボートトレーラ 32 ボート 33 トラクタ 34 推進器 35 斜面 36 水面 37 ストッパ
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| 【出願人】 |
【識別番号】000142908 【氏名又は名称】株式会社呉ダイヤ 【住所又は居所】広島県呉市海岸4丁目7番1号
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| 【出願日】 |
平成16年6月15日(2004.6.15) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2006−1300(P2006−1300A) |
| 【公開日】 |
平成18年1月5日(2006.1.5) |
| 【出願番号】 |
特願2004−176685(P2004−176685) |
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