トップ :: A 生活必需品 :: A63 スポ−ツ;ゲ−ム;娯楽

【発明の名称】 スロットマシン
【発明者】 【氏名】渡辺 利章
【住所又は居所】大阪府吹田市豊津町14番12号 株式会社SNKプレイモア内

【要約】 【課題】入賞した役の配当数を覚えていなくても、また配当表を確認しなくても入賞した役の配当数が分かるスロットマシンを提供すること、また、配当表を設ける必要がなく、従来配当表を設けていたスロットマシンの前面の領域を、遊技の演出効果を向上させるための液晶表示装置、LED表示装置等の表示器、ランプ等発光部材、デザインパネル等に用いることができるスロットマシンを提供することを目的とする。

【解決手段】役の入賞を示す図柄の組み合わせを、当該役の入賞による遊技媒体の払い出し数を表す図柄により構成するようにした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数種類の図柄の変動表示及び停止表示を行う図柄表示列を横方向に複数並設した図柄表示手段、図柄表示手段による図柄の変動表示を開始させるための始動操作手段、複数種類の役を対象として内部抽選を行うための役抽選手段、複数の図柄変動列に対応して設けられ、図柄表示手段による図柄の変動表示を停止表示させるための複数の停止操作手段、役抽選手段により成立した役の入賞を示す図柄の組み合わせが複数の図柄変動列を横切る有効ライン上に停止表示されたときに入賞と判定する入賞判定手段、及び入賞判定手段により役が入賞したと判定されたときに当該入賞した役に対応する数の遊技媒体を払い出す払出手段を有するスロットマシンにおいて、
上記役の入賞を示す図柄の組み合わせのが、当該役の入賞による遊技媒体の払い出し数を表す図柄により構成されていることを特徴とするスロットマシン。
【請求項2】
役の入賞による遊技媒体の払い出し数を表す図柄により構成される役が、小役のみであることを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
【請求項3】
払い出し数を表す図柄が、図柄の種類毎に異なる色で表されることを特徴とする請求項1又は2に記載のスロットマシン。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、スロットマシンに関し、特に役の入賞による遊技媒体の払い出し数(配当数)を図柄(シンボル)に用いたスロットマシンに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、スロットマシンは、(1)複数種類の図柄の変動表示及び停止表示を行う図柄表示列を横方向に3列並設した図柄表示手段と、(2)図柄表示手段による図柄の変動表示を主として観察するための表示窓と、(3)図柄表示手段による図柄の変動表示を開始させるための始動レバーと、(4)図柄変動列に対応して配置されており、図柄表示手段による図柄の変動表示を停止表示させるための3個の停止ボタンとを備えている。
【0003】
かかるスロットマシンでは、メダル等の遊技媒体が投入され、始動レバーが操作されることを契機として、役の成立に関する電子抽選がマシン内部で行われる。この内部抽選が終了すると、表示窓内において全ての図柄表示列に属する図柄の変動表示が開始される。その後、遊技者により停止ボタンが順次目押し(押圧操作)されると、表示窓内において変動表示されている図柄が当該押圧操作の順序に応じて順次停止表示される。全図柄表示列の図柄が停止表示されたときに入賞判定が行われる。その結果、表示窓内における3つの図柄表示列を横切る有効ライン上において当該停止表示された図柄の組み合わせが上記内部抽選で内部的に成立している役の入賞を示す図柄の組み合わせと一致することを条件として入賞と判定され、その入賞役の種類に応じた数の遊技媒体が遊技者に払い出される。
【0004】
ここに、「目押し」とは、表示窓内での図柄の変動表示をよく観察し、且つ、停止させるべき図柄が表示窓内に出現するタイミングを見計らって停止ボタンを押す行為をいう。
【0005】
上記図柄表示手段としては、メカニカルリールを採用したものと、シミュレートリールとを採用したものとの2種類が存在する。メカニカルリールスロットマシンでは、回転リールの外周面に複数種類の図柄が周方向に沿って描かれており、これら回転リールを機械的に回転及び停止させることによって、図柄の変動表示及び停止表示が達成される。他方、シミュレートリールスロットマシンでは、図柄を電気的に画像表示する液晶表示装置等の表示装置が備えられており、この表示装置の駆動を電気的に制御することによって、図柄の変動表示及び停止表示が達成される。
【0006】
上記複数種類の図柄は、例えば「7」、「BAR」、「ベルの絵柄」、「チェリーの絵柄」等、数字、文字、絵柄等が混在するようにして設けられており、図柄の種類と役の種類とが対応づけられている。
【0007】
また、上記役の種類としては、入賞時に1回の遊技媒体の払い出しで終わる複数種類の小役と、入賞後により大量の遊技媒体を獲得できる特別遊技を追加的に付与する特別役とがあり、特別役の入賞が成立すると、通常遊技状態から特別遊技状態に遊技状態が移行するように構成されており、この特別役としては、ビッグボーナス(以下、「BB」という)役及びレギュラーボーナス(以下、「RB」という)役を挙げることができる。これら小役や特別役は、入賞時に払い出される遊技媒体の数がその種類毎に決められており、例えばベル役が入賞するとメダルが10枚払い出されたり、BB役が入賞するとメダルが15枚払い出されたりと、複数種類の遊技媒体の払い出し数が設けられており、小役においては、6枚役や10枚役、15枚役といったメダルの払い出し枚数(配当数)に対応付けて呼ばれることもある。
【0008】
上述した役の種類毎の入賞時の遊技媒体の払い出し数は、配当表として、例えばスロットマシンの前面であって上記図柄表示手段の上方に図柄と並記されて表示されている(特許文献1)。
【0009】
なお、上記「RB役」とは、遊技者に相対的に大きな遊技媒体を付与し得るJACゲームを所定回数連続して行えるRBゲーム(特別遊技)に遊技状態を移行させる役である。他方、上記「BB役」とは、小役の入賞が高い確率で成立する小役ゲームと上記RBゲームとのセットを複数回行えるBBゲーム(特別遊技)に遊技状態を移行させる役である。
【0010】
このようにしてなるスロットマシンを用いて遊技する遊技者は、遊技媒体を賭け数分投入して有効ライン(賭けライン)を設定した後、始動レバーを操作し、変動表示される図柄を注視しながら停止ボタンを操作して図柄表示手段(回転リール)を順次停止させ、全ての回転リールが停止したときに、有効ライン上に並んだ図柄が役入賞を示す組み合わせである、例えば「ベル」−「ベル」−「ベル」、「7」−「7」−「7」等が揃っているか、すなわちいずれかの役又は狙った役が入賞したかを確認するといったサイクルを遊技中繰り返し楽しむものである。
【0011】
【特許文献1】特開2003−325740号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
しかしながら、近年図柄が煩雑になり何枚役の図柄が揃ったか分からない場合があり、払い出し数を表示する表示器を見たり、配当表を見たりして、配当数を確認することが行われがちである。
【0013】
また、配当表をスロットマシンの前面に設ける必要があるために、限られたスロットマシンの前面のスペースを奪われることになり、遊技の演出効果を高めるために設けられている液晶表示装置やランプ類などの装飾の占有面積に制限を与える結果となっている。
【0014】
本発明は、入賞した役の配当数を覚えていなくても、また配当表を確認しなくても入賞した役の配当数が分かるスロットマシンを提供することを目的とする。
【0015】
また、本発明は、配当表を設ける必要がなく、従来配当表を設けていたスロットマシンの前面の領域を、遊技の演出効果を向上させるための液晶表示装置、LED表示装置等の表示器、ランプ等発光部材、デザインパネル等に用いることができるスロットマシンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0016】
上記目的を達成すべく、本発明者は、配当数の要素を図柄に盛り込めば、配当表が不要にし得、配当表を削除した領域に、他の要素を設けることができることに着目した。
【0017】
すなわち、本発明は、複数種類の図柄の変動表示及び停止表示を行う図柄表示列を横方向に複数並設した図柄表示手段、図柄表示手段による図柄の変動表示を開始させるための始動操作手段、複数種類の役を対象として内部抽選を行うための役抽選手段、複数の図柄変動列に対応して設けられ、図柄表示手段による図柄の変動表示を停止表示させるための複数の停止操作手段、役抽選手段により成立した役の入賞を示す図柄の組み合わせが複数の図柄変動列を横切る有効ライン上に停止表示されたときに入賞と判定する入賞判定手段、及び入賞判定手段により役が入賞したと判定されたときに当該入賞した役に対応する数の遊技媒体を払い出す払出手段を有するスロットマシンにおいて、上記役の入賞を示す図柄の組み合わせが、当該役の入賞による遊技媒体の払い出し数を表す図柄により構成されていることを特徴とするスロットマシンに係るものである。
【0018】
このスロットマシンによれば、上記役の入賞を示す図柄の組み合わせを、当該役の入賞による遊技媒体の払い出し数を表す図柄により構成するようにしているので、図柄から配当数が分かるようにできるのである。
【0019】
例えば、図柄表示手段により表示される複数種類の図柄の一部又は全部を数字とし、有効ライン上に図柄の組み合わせ「8」−「8」−「8」が揃い、「8」の役が入賞した場合には、払い出し数(配当数)が8であり、8個の遊技媒体が払い出されるようにする。このとき、役の種類として一般的な小役、リプレイ役及び特別役を設けておく場合には、例えば、小役又は小役とリプレイ役の入賞図柄の組み合わせを構成する図柄のみ当該小役の入賞に係る配当数を表す数字図柄とすれば、特別役を小役等と区別でき、遊技者が特別役を入賞させる(特別役の入賞図柄の組み合わせを揃える)楽しみを減退させることがない。具体的には、後述する実施の形態のように小役の入賞を構成する図柄のみ配当数を表す数字にしたり、これに加えてリプレイ役の入賞を構成する図柄を「0」(マル数字であってもなくてもいい)等にしたりすればよい。また、役入賞の図柄の組み合わせを構成する複数種類の図柄の何れの図柄にも相当するオールマイティー図柄を設けてもかまわない。全ての図柄を配当数を表す数字図柄とするときは、上記のように小役及びリプレイ役の入賞を構成する配当数を表す数字図柄とすることに加えて、BB役及びRB役をも入賞時に払い出される配当数を示す数字図柄とすればよく、例えば配当数15であれば数字図柄「15」とし、BB役とRB役で上記配当数が同じであれば、さらに色分けすることにより区別すればよい。
【0020】
なお、本発明において「遊技媒体の払い出し数を表す図柄」とは、数字の他、数字又は数字を暗示できる図柄が含まれる絵(イメージ)、文字等の図柄を広く含むものである。
【0021】
さらに、本発明において、上記払い出し数を表す図柄を、図柄の種類毎に異なる色で表すようにしてもよく、このようにすることにより、遊技者が変動表示される図柄を停止表示させるための停止操作手段の操作を、図柄と色の両方でアシストすることができる。
【発明の効果】
【0022】
本発明によれば、役が入賞した場合に、入賞した役の配当数を覚えていなくても、また配当表を確認しなくても停止表示された図柄を見るだけで、遊技媒体の配当数が分かるようにできる。
【0023】
また、配当表を設ける必要がないので、従来配当表を設けていたスロットマシンの前面の領域を、遊技の演出効果を向上させるための液晶表示装置、LED表示装置等の表示器、ランプ等発光部材、デザインパネル等に用いることができる。すなわち、大型の演出画像表示装置、演出発光装置、デザイン等を用いることができるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下本発明を実施するための最良の実施形態を示すことにより、本発明の特徴とするところを説明する。
【0025】
[スロットマシンの外観構成]
図1乃至図4を参照して、本実施の形態に係るスロットマシン1は、(1)前面が開放している箱形形状を有している筐体2と、(2)この筐体2に対して開閉自在に取り付けられている前扉3とを備えている。
【0026】
前扉3の中央部正面には、正面パネル4が装着されている。この正面パネル4の主要部には、表示窓5が形成されている。この表示窓5は、主として、筐体2内の3つの回転リール6L,6C,6Rを観察するためのものであって、各リール6L,6C,6Rの外周面には、それぞれ、複数種類の図柄が周方向に沿って描かれている。これらの図柄は、表示窓5を通して3つずつ、3×3の合計9つが観察される。表示窓5及び各リール6L,6C,6Rの両者は、遊技者に対向するように面して配置されている。
【0027】
表示窓5の左側には、5つの賭けライン表示ランプ7A,7B,7C,7D,7Eが設けられている。これら賭けライン表示ランプ7A〜7Eは、1回の遊技における有効ラインを示すために点灯するランプである。他方、表示窓5の右側には、スタートランプ8、投入指示ランプ9、リプレイランプ10、アシストタイム(AT)告知ランプ11及びゲームオーバーランプ12が設けられている。スタートランプ8は、遊技が開始できる状態となった場合に点灯又は点滅するランプである。投入指示ランプ9は、メダルをスロットマシン1に投入できる状態である場合に点灯するランプである。リプレイランプ10は、リプレイ役入賞時に点灯するランプである。AT告知ランプ11は、遊技状態がATに移行した場合に点灯するランプである。ゲームオーバーランプ12は、遊技が終了したときに点灯するランプである。これらランプ8〜12は、正面パネル4の上方から下方に向かってこの順で配置されている。
【0028】
表示窓5上には、当該表示窓5の窓面を通過する5本の賭けライン13A,13B,13C,13D,13Eが設けられている。
【0029】
表示窓5の下方には、払出数表示器14、ゲーム数表示器15及びクレジット表示器16が設けられている。払出数表示器14は、入賞が発生した場合に遊技者に対して払い出されるメダル数や遊技者に対して与えられるクレジット数を表示する表示器である。ゲーム数表示器15は、BBゲーム中の小役ゲーム数及びJACゲーム数、RBゲーム中のJACゲーム数、並びにATゲーム数等を表示する表示器である。クレジット表示器16は、クレジット数を表示する表示器である。これら表示器14〜16は、7セグメント表示器であって、正面パネル4上で左から右に向かってこの順で配置されている。なお、以下の説明において、「BBゲーム」及び「RBゲーム」の双方を総称するときは「ボーナスゲーム」と称する。
【0030】
ここに、「クレジット」とは、遊技者が所有する有価価値として、スロットマシン1にストアーされているメダル数である。
【0031】
前扉3の上部には、上パネル17が装着されている。この上パネル17の中央部には、液晶表示装置(以下、「LCD」という)18が設けられている。このLCD18は、遊技の演出に関連する情報を表示するための手段であって、遊技の状況に応じて種々の演出情報を表示する。なお、代替的には、LED表示装置やEL表示装置を採用して上記遊技演出情報を表示するようにしてもよい。LCD18を挟んで、左右一対のスピーカー19A,19Bが上パネル17に装着されている。これらスピーカー19A,19Bは、遊技の状況に応じて効果音を発するための手段である。他方、前扉3の下部には、下パネル20が装着されている。この下パネル20には、機種名及びイメージデザイン等が印刷されており、その下方には、メダル払出口21及びメダル受け皿22が設けられている。
【0032】
正面パネル4と下パネル20との間には、操作部23が設けられている。この操作部23には、メダル投入口24、ベットボタン25、始動レバー26、停止ボタン27L,27C,27R及びクレジット/精算切替ボタン28が備えられている。メダル投入口24は、操作部23の上面の右側に配置されている。ベットボタン25は、投入口24から投入されたメダルを何枚賭けるかを設定する際に使用されるボタンであって、操作部23の上面において始動レバー26及び左停止ボタン27Lの両者の中間位置に配置されている。始動レバー26は、遊技を開始する際に使用されるレバーであり、他方停止ボタン27L,27C,27Rは、リール6L,6C,6Rの回転を停止させる際に使用されるボタンである。具体的には、左停止ボタン27Lを操作すると、左リール6Lの回転が停止する。中停止ボタン27Cを操作すると、中リール6Cの回転が停止する。右停止ボタン27Rを操作すると、右リール6Rの回転が停止する。これら停止ボタン27L,27C,27Rは、操作部23の正面中央部において各リール6L,6C,6Rに対応して配置されている。これに対して、始動レバー26は、操作部23の正面において停止ボタン27L,27C,27Rの左側に配置されている。クレジット/精算切替ボタン28は、メダルのマニュアル投入モードとクレジットモードとを互いに切り替えるためのボタンであって、操作部23の正面において始動レバー26の左側に配置されている。また、操作部23の上面の中央部には、図示しないが、リーチ目及びチャンス目がパターン表記されている。
【0033】
マニュアル投入モードでゲームを行う際には、投入指示ランプ9が点灯している間に、メダルを投入口24に投入する必要がある。それゆえ、有効化される賭けライン(有効ライン)は、メダル(遊技媒体)の投入枚数によって異なる。具体的には、メダルを1枚投入すると、表示窓5の中段において水平に延びる第1の賭けライン13Aが有効化され、この1ライン13Aが賭け対象となる。このとき、第1の賭けライン13Aの左端に配置されている賭けライン表示ランプ7Aが点灯する。メダルを2枚投入すると、第1の賭けライン13Aに加えて、表示窓5の上下段において水平に延びる第2の賭けライン13B及び第3の賭けライン13Cが有効化され、これら3ライン13A〜13Cが賭け対象となる。このとき、賭けライン表示ランプAの点灯に加えて、第2の賭けライン13B及び第3の賭けライン13Cの左端に配置されている賭けライン表示ランプ7B,7Cが点灯する。メダルを3枚投入すると、第1の賭けライン13A、第2の賭けライン13B及び第3の賭けライン13Cに加えて、表示窓5の対角線上の第4の賭けライン13D及び第5賭けライン13Eが有効化され、これら5ライン13A〜13Eに配置されている賭け対象となる。このとき、賭けライン表示ランプ7A〜7Cの点灯に加えて、第4の賭けライン13D及び第5の賭けライン13Eの左端に配置されている賭けライン表示ランプ7D,7Eが点灯する。なお、本スロットマシン1においては、メダルの賭け枚数は3枚が限度である。
【0034】
かかるマニュアル投入モードでは、上記有効ライン上で入賞を示す図柄の組み合わせが揃うことに起因して入賞が成立した場合には、その入賞役の種類に応じた数のメダル(利益)が払出口21から受け皿22に払い出される。
【0035】
他方、クレジットモードにおいて有効化される賭けライン(有効ライン)は、ベットボタン25の押圧回数によって異なる。具体的には、ベットボタン25を1回押すと、第1の賭けライン13Aが有効化され、この1ライン13Aが賭け対象となる。換言すると、メダル1枚分が賭け対象となる。それゆえ、賭けライン表示ランプ7Aが点灯する。ベットボタン25を2回押すと、第1の賭けライン13A、第2の賭けライン13B及び第3の賭けライン13Cが有効化され、これら3ライン13A〜13Cが賭け対象となる。換言すると、メダル2枚分が賭け対象となる。それゆえ、賭けライン表示ランプ7A〜7Cが点灯する。ベットボタン25を3回押すと、第1の賭けライン13A、第2の賭けライン13B、第3の賭けライン13C、第4の賭けライン13D及び第5の賭けライン13Eが有効化され、これら5ライン13A〜13Eが賭け対象となる。換言すると、メダル3枚分が賭け対象となる。それゆえ、賭けライン表示ランプ7A〜7Eが点灯する。なお、本スロットマシン1では、4回以上の操作は無効となる。
【0036】
かかるクレジットモードでは、上記有効ライン上で入賞図柄の組み合わせが揃い、それによって入賞が成立した場合には、この入賞の発生に伴いクレジットの上限を超えない範囲で払い出されるメダル数がクレジットとしてスロットマシン1にストアーされる。クレジットの上限を超える場合には、その上限を超えた数のメダルが払出口21から受け皿22に払い出される。
【0037】
上記マニュアル投入モード或いはクレジットモードの手順に則して賭け対象となるメダルの枚数が設定されると、制御装置100(図7参照)は、この設定された賭け枚数分のメダルを取り込む。このメダルの取り込みにより、遊技を開始する条件が整う。このとき、スタートランプ8が点灯又は点滅する。このスタートランプ8の作動状態において、始動レバー26が操作されると、制御装置100は、全てのリール6L,6C,6Rを一斉に回転させる。
【0038】
各停止ボタン27L,27C,27Rを押圧操作すると、その操作に対応するリールの回転が停止する。全リール6L,6C,6Rの回転が停止したときに、有効ライン上に入賞役の1つが揃うと、制御装置100は、成立した入賞役の種類に従って、予め定められている利益を上記メダルの入力モードに応じた態様で遊技者に付与する。
【0039】
図2を参照して、LCD18の左側部領域とスピーカー19Aとの間、及びLCD18の右側部領域とスピーカー19Bとの間には、LCD18に表示される複数の遊技履歴画像のうち所望の遊技履歴画像に切り替え表示を行わせるための切り替えボタンK,Fが、各々上下方向に並ぶように、合計4個設けられている。このLCD18は、左右の側縁がスピーカー19A,19Bと隣接する程度に大きな横幅寸法を有すると共に、その上端縁が前扉3の上端縁に隣接し、且つ、その下端縁が表示窓5の上端縁に隣接する程度に大きな縦幅寸法を有する、非常に大きな表示面を備えている。そのため、従来では一度に表示しきれなかった表示内容が同時に表示される。具体的には、LCD18の3分の1の領域に種々の遊技履歴画像に切り替えるためのメニュー画面が表示され、残りの3分の2の領域にキャラクターなどを用いた演出画像が常時表示される。上記遊技履歴画像のメニューとしては、ボーナスゲームにおける最高メダル獲得枚数や、1日のボーナス当選回数、前回のボーナスゲームから現在までの遊技回数、メダル払出枚数とメダル投入枚数との関係をグラフ化した表、或いは、遊技に関する説明などを例示することができる。これら例示したメニューが予めLCD18上に表示される。切り替えボタンKには、複数のメニューのうちから所望のメニューを選択するために、(1)表示画面上でカーソルを進む方向に移動させるための第1のカーソル移動ボタンK1と、(2)表示画面上でカーソルを戻す方向に移動させるための第2カーソル移動K2とが含まれている。他方、切り替えボタンFには、(1)カーソル移動ボタンK1,K2によって移動したカーソルが示すメニュー内容の遊技履歴画像に切り替えるか否かを決定するための決定ボタンF1と、(2)この切り替えられた遊技履歴画像を元の画像に戻すためのキャンセルボタンF2とが含まれている。
[スロットマシンの内部構成]
図5及び図6を参照して、筐体2内には、リール6L,6C,6R、各リール6L,6C,6Rの駆動源であるステッピングモーターSML,SMC,SMR、ホッパー30及び確率設定ボックス31が備えられている。
【0040】
リール6L,6C,6Rは、図5に示すように、筐体2内の中央部に配置されており、これらリール6L,6C,6Rを基準として、ホッパー30及び確率設定ボックス31の設置箇所が決定されている。図6に示すように、各リール6L,6C,6Rの回転軸61は、それぞれ、筐体2内のブラケット32に回転自在に支持されており、当該各回転軸61の端部が各ステッピングモーターSML,SMC,SMRの出力軸に結合されている。
【0041】
ホッパー30は、メダルの貯留・放出を行うための手段であって、図5に示すように、リール6L,6C,6Rの下方において、筐体2の底面に取り付けられている。他方、確率設定ボックス31は、ホッパー30の左側において、筐体2の底面に取り付けられている。
[制御装置の電気的構成]
図7を参照して、制御装置100は、マイクロコンピューターであって、CPU1001、ROM1002、RAM1003、クロックパルス発生回路1004、乱数発生器1005、モーター駆動制御回路1006、ランプ駆動制御回路1007、表示器駆動制御回路1008、LCD駆動制御回路1009、音出力制御回路10010及びホッパー駆動制御回路10011を備えている。
【0042】
CPU1001は、スロットマシン1の制御中枢を司るものであって、ROM1002に記憶されているプログラムに従って種々の制御を行う。このCPU1001の制御対象としては、ステッピングモーターSML,SMC,SMR、各種のランプ7A〜7E,8〜12、各種の表示器14〜16、LCD18、スピーカー19A,19B及びホッパー30を挙げることができる。これら各制御要素に対する制御信号は、それぞれ、モーター駆動制御回路1006、ランプ駆動制御回路1007、表示駆動制御回路1008、LCD駆動制御回路1009、音出力制御回路1009及びホッパー駆動制御回路10011を介して、CPU1001から与えられる。
【0043】
CPU1001には、(1)ベットボタン25、始動レバー26、停止ボタン27L,27C,27R及びクレジット/精算切替ボタン28の各操作信号と、(2)メダル投入検知センサー200及びメダル排出検知センサー300の各センシング出力と、(3)回転位置検出回路400の回転位置検出信号と、(4)キースイッチSW1、確率設定スイッチSW2及びリセットスイッチSW3の各スイッチング信号とが与えられる。
【0044】
停止ボタン27L,27C,27Rの操作信号は、リール停止信号処理回路500によって所定の処理が施された後、リール停止信号としてCPU1001に入力される。
【0045】
メダル投入検知センサー200は、メダル投入口24から投入されたメダルを検知するためのセンサーであって、メダル投入口24に関連して設けられている。他方、メダル排出検知センサー300は、ホッパー30のメダル放出位置に関連して設けられており、そのセンシング信号は、メダル排出完了信号処理回路600によって所定の処理が施された後、メダル排出完了信号としてCPU1001に入力される。
【0046】
回転位置検出回路400は、各リール6L,6C,6Rの回転位置を検知するための回路であって、各リール6L,6C,6Rに関連して設けられている光センサーや、各ステッピングモーターSML,SMC,SMRの近傍に設けられているロータリーエンコーダを含んでいる。各リール6L,6C,6Rの回転が停止したときに、CPU1001は、回転位置検出回路400の検出信号に基づいて、有効ライン上での当該各リール6L,6C,6Rの停止図柄の種類を特定する。
【0047】
キースイッチSW1、確率設定スイッチSW2及びリセットスイッチSW3は、確率設定ボックス31に内蔵されている。キースイッチSW1は、遊技モードと確率設定モードとを互いに切り替えるためのスイッチである。他方、確率設定スイッチSW2は、役成立抽選に関する当選確率の設定値を切り替えるためのスイッチであって、そのスイッチング信号は、キースイッチSW1によって確率設定モードになっている場合に限り、CPU1001に入力が受け付けられる。
【0048】
遊技を開始するために、遊技者によって始動レバー26が操作され、その操作信号が入力されると、CPU1001は、リール6L,6C,6Rの回転を開始させるべく、モーター駆動制御回路1006を介してステッピングモーターSML,SMC,SMRに始動信号を出力する。その結果、表示窓5内においてリール6L,6C,6Rの図柄の変動が開始される。他方、リール6L,6C,6Rの回転を停止するために、遊技者によって停止ボタン27L,27C,27Rが押圧操作され、その操作信号が入力されると、CPU1001は、操作された停止ボタンに対応するリールの回転を停止させるべく、モーター駆動制御回路1006を介してステッピングモーターSML,SMC,SMRに停止信号を出力する。その結果、表示窓5内においてリール6L,6C,6Rの図柄の変動が順次停止される。
【0049】
ROM1002には、(1)スロットマシン1を制御して賭け対象メダルの入力モードに応じた態様でメダルを払い出すための遊技プログラム、(2)この遊技プログラムで用いる変数の初期値、(3)図柄の組み合わせと乱数との対応関係を示すデータ群、(4)LCD18に表示する各種画像データ、(5)役の成立に関する内部抽選(役抽選)に使用されるテーブル、(6)遊技状態を通常遊技状態(内部当選したボーナス役を累積的に持ち越してストックする遊技状態)からストックされたボーナス役の放出を許容するボーナス役放出許容遊技状態(ボーナス放出モード)に移行させるか否かを抽選により決定する際に使用されるテーブル、(7)遊技状態をボーナス放出モードから通常遊技状態に切り替えるか否かを抽選により決定する際に使用されるテーブルなどが格納されている。この遊技プログラムは、マイクロコンピューターとして機能する制御装置100により実行される。
【0050】
RAM1003は、CPU1001と互いにインターフェイスをとっており、CPU1001のワーキングエリアとして機能する。具体的には、遊技や図柄変更の制御に必要なフラグや変数の値の書き込み及び読み出しが行われる。
【0051】
クロックパルス発生回路1004は、基準クロックパルスを発生させるための回路であって、発生させた基準クロックパルスをCPU1001に供給する。
【0052】
乱数発生器1005は、遊技に関連する種々の電子抽選をマシン内部で行う際に用いられる乱数を発生させ、この発生させた乱数の中から任意の乱数を抽出するための手段であって、抽出した乱数をCPU1001に供給する。例えば、役成立抽選を行うに際して乱数を発生させるコマンドが、CPU1001から乱数発生器1005に対して与えられると、乱数発生器1005は、所定の範囲の乱数を発生させ、その乱数の値を示す信号を出力する。乱数が乱数発生器1005から入力されると、CPU1001は、その乱数に対応する図柄の組み合わせを定めるために、ROM1002に記憶されているデータ群を検索し、その組み合わせに対応する数値を変数に代入する。
【0053】
ランプ駆動制御回路1007は、CPU1001からの指示信号に基づいてランプ駆動信号を生成し、この生成したランプ駆動信号を各種のランプ7A〜7E,8〜12に与える。その結果、各種のランプ7A〜7E,8〜12は、所定の事象を告知するために点灯又は点滅する。
【0054】
表示器駆動制御回路1008は、CPU1001からの指示信号に基づいて表示器駆動信号を生成し、この生成した表示器駆動信号を各種の表示器14〜16に与える。その結果、各種の表示器14〜16は、所定の事象を表示する。
【0055】
LCD駆動制御回路1009は、CPU1001からの指示信号に基づいてLCD駆動信号を生成し、この生成したLCD駆動信号をLCD18に与える。その結果、LCD18は、その表示面上に種々の遊技演出情報を表示する。
【0056】
音出力制御回路10010は、CPU1001からの指示信号に基づいて音出力信号を生成し、この生成した音出力信号をスピーカー19A,19Bに与える。その結果、スピーカー19A,19Bは、遊技状況に応じた効果音を発する。
【0057】
ホッパー駆動制御回路10011は、CPU1001からの指示信号に基づいてホッパー駆動信号を生成し、この生成したホッパー駆動信号をホッパー30に与える。その結果、ホッパー30は、貯留しているメダルをメダル払出口21を介して受け皿22に放出する。
[リールの図柄及び役の構成]
図8を参照して、各リール6L,6C,6Rの外周面にはそれぞれ21個の図柄が表示され、これら図柄は、BB役の入賞を示す図柄の組み合わせを構成する図柄、本実施の形態では「7」、RB役の入賞を示す図柄の組み合わせを構成する図柄、本実施の形態では「BAR」及びリプレイ役の入賞を示す図柄の組み合わせを構成する図柄、本実施の形態では「RP」、並びに各種小役の入賞を示す図柄の組み合わせを構成する図柄、本実施の形態ではマル数字「6」、「8」及び「2」からなり(図9参照)、これら図柄が配設されている。また、これら図柄は、種類毎に異なった色で表示されている。例えば、図柄「7」は赤色、「BAR」は黒色、「RP」は水色、マル「6」は黄緑色、マル「8」は黄色、マル「2」はピンク色とされる。さらに、ボーナス役(特別役)の入賞を構成する図柄「7」及び「BAR」は、リールの両端近傍まで張り出すような大きな図柄とされているとともに、濃い色(明瞭な色)、すなわち目立つ色が用いられ、目押しをアシストする。一方、小役の入賞を構成する3種類の図柄マル「6」、マル「8」及びマル「2」は、リールの幅方向中央部に表示され、特別役の入賞を示す図柄よりも小さな図柄とされるとともに、淡い色(中間色)が用いられ、特別役の入賞を示す図柄を引き立たせる役目をしている。
【0058】
図9を参照して、小役を構成する図柄である、マル「6」、マル「8」及びマル「2」は、それぞれ6枚役、8枚役及び2枚役と対応づけられており、入賞により図柄が示す乃至暗示する数字の枚数のメダルが配当として払い出されるように制御されている。例えば、投入口24にメダルを投入したりベットボタン25を押圧したりすることにより、3枚のメダルがベットされ、5本の有効ライン(賭けライン)13A〜13Eが設定され、始動レバー26の操作により3つの回転リール6L〜6Rが回転開始し、その後3つの停止ボタン27L〜27Rを操作して全ての回転リール6L〜6Rが停止したときに、図10に示すように、中央横の有効ライン13Aに図柄マル「6」が3つ並んだ(揃った)場合には、6枚役が入賞したとして6枚のメダルがメダル払出口21から払い出されるのである。同様に、図柄マル「8」が有効ライン上に3つ並んだ場合には8枚のメダルが払い出され、図柄マル「2」が表示窓5内の左リール6Lに停止表示された場合には、停止位置に係る有効ライン毎に2枚のメダルが払い出されるようになっている。
[制御の流れ]
図11を参照して、まず、通常遊技状態においては、制御装置100内のCPU1001は、賭けラインが有効化されてベットが完了するのを待つ(ステップS1)。マニュアル投入モードでメダルを投入口24から投入したり、クレジットモードでベットボタン(ベットスイッチ)25を押してメダルをスロットマシン1に投入したりすることによって、賭けラインが有効化されると、CPU1001は、ベットが完了したと判断し、始動レバー26が操作されるのを待つ(ステップS2)。このとき、スタートランプ8が点灯又は点滅する。
【0059】
始動レバー(始動スイッチ)26が操作されると、CPU1001は、役抽選を行う(ステップS3)。具体的には、CPU1001は、乱数発生器1005が発生した乱数を抽出し、この乱数を、ROM1002に格納されている役抽選用の判定テーブル(乱数の範囲と各種役とを対応付けたテーブル)に照合して、何れの役が当選したか、何れの役も当選していないかを決定する。このとき、役が当選すると、CPU1001は、当選役の成立フラグをセットし、内部当選した役の入賞図柄の組み合わせを決定する。
【0060】
上記役抽選が終了すると、CPU1001は、上記役抽選において内部的にはずれ役が当選したか否かを判別する(ステップS4)。このとき、はずれ役が内部当選している場合には、CPU1001は、ボーナス役フラグが有るか、すなわちボーナスストックがあるか否かを判定し(ステップS15)、ボーナス役フラグがある場合には、処理をボーナス放出遊技処理S16に移す。上記「はずれ役」とは、遊技者への利益付与(メダル払出)を伴わない役であって、その当選確率は、例えば1/8000と極めて低く設定されている。なお、代替的に、2枚役等の特定小役が内部当選することを条件として、処理をステップS15に移すようにしても構わない。一方、ステップS15において、ボーナス役フラグがない場合には、CPU1001は、処理をステップS9に移す。なお、上記ボーナス放出遊技処理については、本発明の特徴とするところではないので、その説明は省略する。
【0061】
上記ステップS4においてはずれ役が当選していないと判定された場合には、CPU1001は、上記役抽選において内部的にボーナス役が当選したか否かを判別する(ステップS5)。このとき、ボーナス役が内部当選している場合には、CPU1001は、ボーナス役フラグを持ち越すために累積的にストックし(ステップS6)、その後、処理をステップS9に移す。他方、ボーナス役が内部当選していない場合には、CPU1001は、上記フラグストック処理を行うことなく、処理をステップS7に移す。
【0062】
上記ステップS7に移行すると、CPU1001は、ステップS3の役抽選において小役が内部当選したか否かを判別し、小役が内部当選している場合には、内部当選した小役に対応するフラグを立てる。一方、小役が内部当選していない場合には、CPU1001は、処理をステップS9に移す。
【0063】
ステップS9に移行すると、CPU1001は、リール6L,6C,6Rの回転を開始させる。その結果、表示窓5内においてリール6L,6C,6Rの図柄の変動表示が開始される。
【0064】
リール6L,6C,6Rの回転が開始されると、CPU1001は、停止ボタン(停止スイッチ)27L,27C,27Rが押圧操作されるのを待つ(ステップS10)。停止ボタン27L,27C,27Rのいずれかが操作されると、CPU1001は、対応するリールの停止処理を実行する(ステップS11)。ここで、ボーナス役が内部当選している状態では、CPU1001は、リール6L,6C,6Rを停止する際に、ボーナス役の入賞図柄の組み合わせが有効ラインに沿って揃わないように、蹴飛ばし制御を行う。これに対し、小役又はリプレイ役が内部当選して小役当選フラグ等が立っている状態では、CPU1001は、リール6L,6C,6Rを停止する際に、当該当選フラグに対応する役の入賞図柄の組み合わせが有効ラインに沿って揃い易いように、引き込み制御を行う。その後、CPU1001は、全てのリール6L,6C,6Rの回転が停止するのを待つ(ステップS12)。
【0065】
全停止ボタン27L,27C,27Rの停止操作が完了し、且つ、全リール6L,6C,6Rの回転が停止すると、CPU1001は、入賞判定処理及び払出処理(利益付与処理)を行う(ステップS13及びステップS14)。上記入賞判定処理において役(例えば、小役、リプレイ役)の入賞が成立している場合には、CPU1001は、上記払出処理において当該入賞役に応じたメダル(利益)を賭け対象メダルの入力モードに則した態様で遊技者に付与する。なお、ステップS13でリプレイ役が入賞したと判定された場合には、CPU1001は、そのゲームにおける賭けラインと同様の賭けラインを有効化したのち、処理をステップS2に移行する。上記払出処理は、具体的には、マニュアル投入モードでは、メダルが受け皿22に払い出される。これに対して、クレジットモードでは、クレジットの上限を超えない範囲で払い出されるメダルがクレジットとして、スロットマシン1にストアーされる。但し、クレジットの上限を超える場合には、その上限を超える数のメダルが受け皿22に払い出される。入賞判定処理及び払出処理が終了すると、CPU1001は、処理を再びステップS1に戻してベットの完了を待つ。
【図面の簡単な説明】
【0066】
【図1】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの外観構成を示す斜視図である。
【図2】スロットマシンの正面図である。
【図3】スロットマシンの側面図である。
【図4】スロットマシンの上面図である。
【図5】スロットマシンの内部構成を示す斜視図であって、前扉を開けた状態を示す。
【図6】スロットマシンの一部を切り欠いて示す側面図である。
【図7】制御装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図8】回転リール上の図柄配列を示す図である。
【図9】役の入賞図柄の組み合わせと配当数を示す説明図である。
【図10】回転リールが停止して図柄が停止表示された状態を示す図である。
【図11】遊技全体の制御の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0067】
1 スロットマシン
5(5L,5C,5R) 表示窓
6A,6C,6R 回転リール
18 LCD
26 始動レバー
27L,27C,27R 停止ボタン
100 制御装置
1001 CPU
1002 ROM
1003 RAM
【出願人】 【識別番号】301073598
【氏名又は名称】株式会社SNKプレイモア
【住所又は居所】大阪府吹田市豊津町14番12号
【出願日】 平成16年6月16日(2004.6.16)
【代理人】 【識別番号】100123205
【弁理士】
【氏名又は名称】須知 雄造

【公開番号】 特開2006−250(P2006−250A)
【公開日】 平成18年1月5日(2006.1.5)
【出願番号】 特願2004−177769(P2004−177769)