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遊技機用表示装置 - 特開2006−227 | j-tokkyo
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【発明の名称】 遊技機用表示装置
【発明者】 【氏名】大畑 正人
【住所又は居所】愛知県名古屋市熱田区二番二丁目25番10号 株式会社内藤商会内

【要約】 【課題】情報をシルエットとして黒く映し出すことにより、鮮明かつ斬新で神秘的な描写ができると共にすっきりして強いインパクトが与えられ、演出力にも優れて遊技者の注意を引き、もって、遊技の興趣が高められる遊技機用表示装置を提供する。

【解決手段】文字、図柄等の情報を表示する白黒液晶表示パネル16と、該白黒液晶表示パネル16を裏側から照らす光源17と、前記白黒液晶表示パネル16の前側に配置され該白黒液晶表示パネル16に表示された文字、図柄等の情報Jをシルエットとして映し出す半透明の投影シート18とを備え、前記光源の発光により該投影シート18に映し出されたシルエットを遊技機Aの前側から視認できるようにした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
文字、図柄等の情報を表示する白黒液晶表示パネルと、前記白黒液晶表示パネルを裏側から照らす光源と、前記白黒液晶表示パネルの前側に配置され該白黒液晶表示パネルに表示された文字、図柄等の情報をシルエットとして映し出す半透明の投影シートとを備え、前記光源の発光により前記投影シートに映し出された前記シルエットを遊技機の前側から視認できるようにしたことを特徴とする遊技機用表示装置。
【請求項2】
前記白黒液晶表示パネルと前記光源とをスロットマシンの表示部に設置された回転リールの内側に配置し、前記投影シートを前記回転リールの周面に設けてなり、前記回転リールがその回転を停止して前記白黒液晶表示パネルの前側に前記投影シートが位置したとき、前記投影シートに前記シルエットが映し出されるようにした請求項1記載の遊技機用表示装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、弾球遊技機やスロットマシンなどの遊技機に備えられる遊技機用表示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、遊技機の一種であるパチンコ遊技機やスロットマシンに備えられる遊技機用表示装置は、カラー液晶表示パネルを使用しているものがほとんどであり、該カラー液晶表示パネルに所望の文字、図柄等の情報を表示することによって遊技が行なわれている。特に、前記カラー液晶表示パネルには、遊技の興趣を高めるためその情報として人気のあるアニメのキャラクターなどが用いられている。そこで、例えば、パチンコ遊技機にあっては、遊技盤の中央部にカラー液晶表示パネルを有した遊技機用表示装置を配置し、該カラー液晶表示パネルにその都度遊技状態に相応しい文字やキャラクターといった情報を表示して、この情報をその前側から視認できるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開平7−59923号公報(第2−5頁、図5)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、前記特許文献1の遊技機用表示装置のように、液晶表示パネルにカラー表示で文字、図柄等の情報を表示することは、昨今見ているカラーテレビやパソコンのディスプレイと同様であって見慣れており、従来と変わりがなくてマンネリ化し遊技者に飽きられているのが現状である。このため、遊技の興趣を高めるべくこの点を解決することが急務になっている。
【0004】
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、前記情報をシルエットとして黒く映し出すことにより、鮮明かつ斬新で神秘的な描写ができると共にすっきりして強いインパクトが与えられ、演出力にも優れて遊技者の注意を引き、もって遊技の興趣が高められるようにした遊技機用表示装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
かかる目的を達成するため本発明の遊技機用表示装置は、文字、図柄等の情報を表示する白黒液晶表示パネルと、前記白黒液晶表示パネルを裏側から照らす光源と、前記白黒液晶表示パネルの前側に配置され該白黒液晶表示パネルに表示された文字、図柄等の情報をシルエットとして映し出す半透明の投影シートとを備え、前記光源の発光により前記投影シートに映し出された前記シルエットを遊技機の前側から視認できるようにした構成からなる。
【0006】
例えば、スロットマシンの場合、前記白黒液晶表示パネルと前記光源とをスロットマシンの表示部に設置された回転リールの内側に配置し、前記投影シートを前記回転リールの周面に設けてなり、回転リールがその回転を停止して白黒液晶表示パネルの前側に投影シートが位置したとき、投影シートに前記シルエットが映し出されるようにする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る遊技機用表示装置は、文字、図柄等の情報を投影シートにシルエットとして黒く映し出すようにしたので、鮮明かつ斬新で神秘的な描写ができると共にすっきりして強いインパクトが与えられる。しかも、演出力にも優れて遊技者の注意を引くこととなり、これにより遊技の興趣が高められるという効果を奏する。
また、白黒液晶表示パネルはカラー液晶表示パネルに比べコストが安いことから、遊技機用表示装置が安価に製作できるという効果も有る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明に係る遊技機用表示装置の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、この遊技機用表示装置は、白黒液晶表示パネルを備えたものであって、例えば、パチンコ遊技機、アレンジボール機または雀球遊技機といった弾球遊技機、またはスロットマシンなどの遊技機に適用される。本発明にあっては、その内、遊技機であるスロットマシンに適用された場合について説明する。図1は本発明が適用されるスロットマシンの斜視図、図2は同遊技機用表示装置部位の縦断面図、図3は同遊技機用表示装置部位の分解斜視図をそれぞれ示す。
【0009】
スロットマシンAは、側面略台形状をなすと共に前面が開放したマシン本体1と該マシン本体1の前面開口に開閉自在に装着される前面扉2とを備えている。この前面扉2は、上部前面2aと下部前面2bとに分かれ、これらが水平な棚部2cにより連接されている。
【0010】
前記上部前面2aの中央に、三個の表示窓3a〜3cが横に並ぶようにして開設される。そして、該各表示窓3a〜3cに、その内側に配置され駆動手段(図示せず。)により回転・制御される回転リール4a〜4cの周面の一部が臨んでいる。各回転リール4a〜4cの周面には、所定の数字または絵柄Mが列設され、これらが各表示窓3a〜3cにそれぞれ三個ずつ現れて視認できるようになっている。また、前記表示窓3a〜3cには横3本(中央及び上下)、斜め2本の入賞ラインが設けられる。
【0011】
前記棚部2cの一側に代用貨幣であるメダルを投入するメダル投入口5が設けられ、他側には、遊技を終了するとき後記するクレジットメダル表示部11に表示される数値と同じ枚数のメダルを払い出すための精算ボタン6、及び一定枚数のメダルが貯留されている(クレジットメダル表示部に数値として表示)ことを条件に、メダルを投入する替わりに押すことにより代用できるベットボタン7が装着されている。また、前面扉2の下部前面2bには、その上縁に沿って、前記各回転リール4a〜4cを回転させるスタートレバー8が装着され、その横に前記回転している各回転リール4a〜4cをそれぞれ所望の位置で停止できる停止ボタン9a〜9cが列設されている。
【0012】
更に、前記表示窓3cの一側に、獲得した景品メダルの個数を表示する獲得メダル表示部10と貯留されているメダルの枚数を表示するクレジットメダル表示部11が設けられる。前記前面扉2の下部には、景品メダルが払い出されるメダル払出口12が開設され、また、該メダル払出口12を囲むようにしてその前側に該メダル払出口12から払い出されるメダルを貯留するためのメダル貯留皿13が装着されている。
【0013】
そして、前記マシン本体1の上部前面に本発明に係る遊技機用表示装置14−1が配置される。この遊技機用表示装置14−1は、一定の遊技状態によってその遊技状態に相応しい表現を遊技者に与えて、遊技の興趣を高めるようにするためのものである。その前面には、表示部15が設けられ、該表示部15に表示される各種の文字、図柄等の情報Jがシルエットとして映し出されて、前側から視認できるようになっている。
【0014】
更に詳しく説明すると、前記遊技機用表示装置14−1は、内部に所望の文字、図柄等の情報Jを表示する白黒液晶表示パネル16と、該白黒液晶表示パネル16を裏側から照らす光源17と、前記白黒液晶表示パネル16の前側に配置され該白黒液晶表示パネル16に表示された文字、図柄等の情報Jをシルエットとして黒く映し出す白い半透明の投影シート18とを備えている。この投影シート18が表示部15に相当する。
【0015】
そこで、例えば、遊技者は三枚のメダルをメダル投入口5に投入した後、又は、あらかじめ多くのメダルが投入されておりベットボタン7を押した後に、スタートレバー8を作動させると各回転リール4a〜4cが一斉に回転し出す。その後、適当な時間が経過してから各停止ボタン9a〜9cを押して各回転リール4a〜4cを停止させる。このとき、各回転リール4a〜4cの周面に表示された各数字又は絵柄Mであって、前記いずれかの入賞ライン上で停止したものの組合せが、所定の組合せ(例えば、「7,7,7」)に該当していれば大当りとなり、その組合せの種類に応じた枚数の景品メダルがメダル貯留皿13に払い出される。
【0016】
一方、前記遊技機用表示装置14−1では、その遊技状態に合わせて投影シート18に所定の情報Jがシルエットとして黒く映し出される。この場合、更に、前記投影シート18の前側の上下部に投影シート18に沿ってレール20,20が敷設され、該レール20,20に沿って自在に摺動する左右一対の格子状の障子19,19が嵌合している。これら障子19,19は可逆回転モータといった駆動手段(図しせず。)により作動するようになっている。また、投影シート18には遊技状態に合わせてそれに相応しい情報Jが表示される。例えば、本実施の形態にあっては江戸時代の設定で二人の侍が障子19,19を通して映し出されている。
【0017】
このように、投影シート18に情報Jが黒のシルエットとして映し出されるので、鮮明かつ斬新で神秘的な描写ができると共にすっきりして強いインパクトが与えられる。しかも、演出力に優れて遊技者の注意を引くことになるので、これにより遊技の興趣が高められる。また、障子19,19を設けることにより、その障子19,19が開いたとき手のひらがグーと前面に出てくるような表示を凝らせば、更なる驚きが与えられ、遊技の興趣が一段と高められる。
【0018】
図4、図5は他の実施の形態に係る遊技機用表示装置を示すもので、例えば、前記回転リール4a〜4cの内、中央の回転リール4bの内側に遊技機用表示装置14−2を設置したものである。なお、本実施の形態と同一部位は同一番号を付して詳しい説明は省略する。すなわち、中央の回転リール4bは、短円柱状の基体部21とその外周面に貼着され周面に数字又は絵柄Mが描出される円筒フィルム22とからなる。
【0019】
前記基体部21は、その中心軸線に沿って一側が開放される軸筒部23が設けられ、周面の一部には開口24が開設されている。一方、円筒フィルム22には前記開口24に対応する投影シート18が設けられている。また、回転リール4bの一側に隣接して起立する支持板25が配設され、該支持板25の一側面から水平に突設される回転軸26に前記軸筒部23が嵌入される。これにより、回転リール4bが、図示しない駆動手段により回転軸26を中心として回転制御される。また、前記支持板25の一側面に回転リール4bの内側に位置して白黒液晶表示パネル16とその後側の光源17が配置される。なお、他の回転リール4a,4cも同様な構成によって回転制御されるようになっている。
【0020】
そして、他の回転リール4a,4cと共に回転している回転リール4bが停止して白黒液晶表示パネル16の前側に投影シート18が位置したとき、図5に示すように両側の回転リール4a,4cの数字「7」に合わせ、光源17を徐々に明るくて前記投影シート18に白黒液晶表示パネル16に表示された情報J(この場合、数字「7」)を黒いシルエットとしてだんだん浮き出るようにして映し出させる。これにより大当りの状態になる。
【0021】
このように、回転リール4bに情報Jが浮き出るようにして映し出されるので、鮮明かつ斬新で神秘的な描写ができるばかりかインパクトがあって遊技者に強い印象を与え、遊技者の注意を引き付けることができる。
【0022】
図6、図7(イ)(ロ)も他の実施の形態に係る遊技機用表示装置を示すもので、この場合は、パチンコ遊技機に適用される。すなわち、遊技機用表示装置14−3は遊技盤30の中央に装着される。また、その下方にパチンコ球の入賞により前記遊技機用表示装置14−3の表示部15に映し出される文字、図形等の情報Jを変動表示させる始動入賞口31が配設される。更に、その下方に、前記変動した情報Jが一定の時間経過後に停止して特定の情報(例えば「3,3」又は「7,7」)を示し、遊技者にとって有利な特別遊技状態になったとき、一定の条件の下で開閉扉を所定回数開成させ一度に多くの入賞球が得られる入賞装置32が配設されている。
【0023】
前記遊技機用表示装置14−3も前記と同様に白黒液晶表示パネル16の裏側に光源17が配置され、該白黒液晶表示パネル16の前側に投影シート18が配置されている。更に、本実施の形態と同様に投影シート18の前側に該投影シート18に沿って自在に摺動する左右一対の格子状の障子19,19が配置される。
【0024】
そして、常態では両障子19,19が閉じており、例えば、遊技盤30面に装着された始動入賞口31に弾球であるパチンコ球が入賞することによって、各障子19,19を通して投影シート18に数字が変動して映し出される。このうち、図7に示すように停止した数字があらかじめ決められた特定の数字(例えば、「3,3」又は「7,7」)になったとき、大当たり状態となり、更に、その状態に相応しく図7(ロ)に示すように両障子19,19が開いて投影シート18に「当り」の漢字が映し出されるようになっている。
【0025】
このようにしても、シルエットにより鮮明かつ斬新で神秘的な描写ができ、強いインパクトが与えられる。これにより、遊技者の注意を引き遊技の興趣が高められる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明が適用されるスロットマシンの斜視図。
【図2】同遊技機用表示装置部位の縦断面図。
【図3】同遊技機用表示装置部位の分解斜視図。
【図4】他の遊技機用表示装置が適用される回転リール部位の分解斜視図。
【図5】同表示部の正面図。
【図6】他の遊技機用表示装置が適用される遊技盤の正面図。
【図7】(イ)は同作用を示す正面図、(ロ)は同作用を示す正面図。
【符号の説明】
【0027】
4a〜4c 回転リール
14−1〜14−3 遊技機用表示装置
15 表示部
16 白黒液晶表示パネル
17 光源
18 投影シート
A スロットマシン
J 情報
【出願人】 【識別番号】593045053
【氏名又は名称】株式会社内藤商会
【住所又は居所】愛知県名古屋市熱田区二番二丁目25番10号
【出願日】 平成16年6月15日(2004.6.15)
【代理人】 【識別番号】100112531
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 浩二

【公開番号】 特開2006−227(P2006−227A)
【公開日】 平成18年1月5日(2006.1.5)
【出願番号】 特願2004−177437(P2004−177437)