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【発明の名称】 遊技台の仕切り部材
【発明者】 【氏名】香月 善海

【要約】 【課題】構造がシンプルで大きな取り付け空間を必要とせず、また手間を掛けることなく取り付けることができる遊技台の仕切り部材を提供する。

【解決手段】隣り合う遊技台の間に配置される仕切り部材1が、遊技台の前面側に開口した、仕切り板3a、3b、3cを収納する仕切り板収納ケース2と、仕切り板収納ケース内に収納されるとともに開口から出入りする伸縮自在の複数の仕切り板3a、3b、3cとからなり、仕切り板は、仕切りと隣り合う仕切り板収納ケース2又は仕切り板3a、3b、3cに形成されたガイド溝5、7、9とこのガイド溝に沿ってガイドされる、仕切り板に設けたガイドピン4、6、8により前後進自在に連結され且つ支持される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
隣り合う遊技台の間に配置される仕切り部材が、遊技台の前面側に開口した仕切り板を収納する仕切り板収納ケースと、この仕切り板収納ケース内に収納されるとともに前記開口から出入りする伸縮自在の複数の仕切り板とからなることを特徴とする遊技台の仕切り部材。
【請求項2】
前記仕切り板は、仕切り板と隣り合う仕切り板収納ケース又は仕切り板に形成されたガイドとこのガイドに沿ってガイドされる、仕切り板に設けたガイドピンにより前後進自在に連結され且つ支持されていることを特徴とする請求項1記載の遊技台の仕切り部材。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ、スロットマシンなどの遊技台の間を仕切るための仕切り部材に関する。
【背景技術】
【0002】
パチンコなどの遊技場において、遊技者が回りの影響を受けないで安心して遊技ができるように、となりの遊技者との間を仕切り部材で仕切ることが提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
図3は従来の遊技台の間仕切装置を示す概略図である。図3において、遊技台11の前面側でかつ各遊技台11の間に仕切り部材14が出没可能に設けられる。仕切り部材14は、その他端に取り付けられた軸15が各遊技台11の間に回転可能に軸支されている。仕切り部材14は回動することにより遊技台11の間から出没する。仕切り部材14の出没は、スプロケット16、チェーン17、モーターを利用して行われる。なお、13は椅子である。
【特許文献1】特開平7−185114号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来の仕切り部材は、各遊技台の間に軸支してスプロケット、チェーン、モーターからなる駆動機構を利用して出没させるため、且つ仕切り部材の幅が長いため、装置の構造が大型となる。その結果、装置の設置に大きなスペースが必要となって遊技台の間隔を広くするため遊技台の島のレイアウトを大幅に変更しなくてはならないという問題がある。また、モーターの設置場所及びモーターの支持台も必要となるため装置の設置に手間がかかるという欠点がある。また、仕切り部材の駆動機構だけでなく電気配線も必要となって構造が複雑となって高価なものとなる。したがって、仕切り部材を多くの遊技台毎に設置するとなると、設置費用が高くなるため現実的ではない。
【0005】
そこで、本発明は、構造がシンプルで大きな取り付け空間を必要とせず、また手間を掛けることなく取り付けることができる遊技台の仕切り部材を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の遊技台の仕切り部材は、隣り合う遊技台の間に配置される仕切り部材が、遊技台の前面側に開口した、仕切り板を収納する仕切り板収納ケースと、この仕切り板収納ケース内に収納されるとともに前記開口から出入りする伸縮自在の複数の仕切り板とからなることを特徴とする。
【0007】
仕切り板は、仕切り板と隣り合う仕切り板収納ケース又は仕切り板に形成されたガイドとこのガイドに沿ってガイドされる、仕切り板に設けたガイドピンにより前後進自在に連結され且つ支持される構成とすることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の遊技台の仕切り部材は、仕切り板収納ケース内に収納される伸縮自在の複数の仕切り板で構成されるため、構造がシンプルで大きな取り付け空間を必要としないので遊技台の島のレイアウトを大幅に変更する必要がなく、その結果、手間を掛けずに簡単にしかも安価に取り付けることができる。
【0009】
また、本発明は、仕切り板と隣り合う仕切り板収納ケース又は仕切り板に形成されたガイドに沿って仕切り板に設けたガイドピンがガイドされて前後進自在に連結され且つ支持する構造であるため、さらに、仕切り部材の幅を長くする必要がないため、遊技台の間での収まりもよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
【実施例】
【0011】
図1(a)は本発明の仕切り板を仕切り板収納ケースに納めた状態を示す側面図、(b)は仕切り板を仕切り板収納ケースに納めた状態を示す正面図、(c)は仕切り板を伸ばした状態を示す図である。
【0012】
本発明の仕切り部材1は、遊技台の前面側に開口した仕切り板収納ケース2と、この仕切り板収納ケース2内に収納されるとともに、開口から出入りする複数の仕切り板3で構成される。仕切り板収納ケース2は、アクリル樹脂などのプラスチック製で、隣り合う遊技台の間及び遊技台の上の幕板で囲まれる空間に収まるように薄い直方体の形状にする。
【0013】
仕切り板3a、3b、3cはセキュリティーを考慮して透明あるいは半透明なプラスチック板を使用し、遊技場の従業員が遊技者を直接目視できる、あるいは監視カメラで撮影できるようにする。
【0014】
仕切り板3a、3b、3cは、伸ばした状態で通路にはみ出さない程度の枚数と幅にし、本実施例では同一幅で同一高さの3枚の仕切り板(第1仕切り板3a、第2仕切り板3b、第3仕切り板3c)が伸縮自在に連結されている。
【0015】
仕切り板は、仕切り板収納ケース、仕切り板の上部と下部に形成されたガイド、例えば長孔のガイド溝に沿ってガイドされるガイドピンにより前後進自在に連結され、且つ支持される。本実施例では、第1仕切り板3aは、その上部と下部に設けられたガイドピン4が収納ケース2の上部と下部に形成されたガイド溝5に前後進自在に連結され支持される。第2仕切り板3bは、その上部と下部に固定されたガイドピン6が第1仕切り板3aの上部と下部に形成されたガイド溝7に前後進自在に連結され支持される。第3仕切り板3cは、その上部と下部に固定されたガイドピン8が第2仕切り板3bの上部と下部に形成されたガイド溝9に前後進自在に連結され支持される。各仕切り板3a、3b、3cは、各ガイドピン4、6、8がガイド溝5、7、9の端で停止するので抜け出ることはない。
【0016】
引き出される最前の第3仕切り板3cには、仕切り板を仕切り板収納ケースから引き出し易いように取っ手10を形成してもよい。
【0017】
図2は本発明の仕切り部材1を遊技台11の島に配置した状態を示す平面図である。各遊技台11の間に収納ケースを配置する。なお、12は球貸し機である。
【0018】
椅子13に腰掛けた遊技者が第3仕切り板3cの取っ手10を引くと、第3仕切り板3c、第2仕切り板3b、第1仕切り板3aがガイド溝9、7、5とこれにガイドされるガイドピン8、6、4により、順次仕切り板収納ケース2から引き出されて仕切りが形成される。仕切り板3a、3b、3cを仕切り板収納ケース2に収納する際には、第3仕切り板3cを仕切り板収納ケース2側に押すと、第2仕切り板3b、第1仕切り板3aがガイド溝9、7、5とこれにガイドされるガイドピン8、6、4により順次仕切り板収納ケース2に収納される。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】(a)は本発明の仕切り板を仕切り板収納ケースに納めた状態を示す側面図、(b)は仕切り板を仕切り板収納ケースに納めた状態を示す正面図、(d)は仕切り板を伸ばした状態を示す図である。
【図2】本発明の仕切り部材を遊技台の島に配置した状態を示す平面図である。
【図3】従来の遊技台の間仕切装置を示す概略図である。
【符号の説明】
【0020】
1:仕切り部材
2:仕切り板収納ケース
3a:第1仕切り板
3b:第2仕切り板
3c:第3仕切り板
4:ガイドピン
5:ガイド溝
6:ガイドピン
7:ガイド溝
8:ガイドピン
9:ガイド溝
10:取っ手
11:遊技台
12:球貸し機
13:椅子
14:仕切り部材
15:軸
16:スプロケット
17:チェーン
18:モーター
【出願人】 【識別番号】504230279
【氏名又は名称】香月 善海
【出願日】 平成16年6月15日(2004.6.15)
【代理人】 【識別番号】100082164
【弁理士】
【氏名又は名称】小堀 益

【識別番号】100105577
【弁理士】
【氏名又は名称】堤 隆人

【公開番号】 特開2006−197(P2006−197A)
【公開日】 平成18年1月5日(2006.1.5)
【出願番号】 特願2004−177032(P2004−177032)