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【発明の名称】 遊技機
【発明者】 【氏名】上田 匡
【住所又は居所】東京都豊島区東池袋2丁目23番2号 サミー株式会社内

【氏名】坂田 裕一
【住所又は居所】東京都豊島区東池袋2丁目23番2号 サミー株式会社内

【要約】 【課題】例えば、BB、RB等の特別役を入賞可能とする遊技状態であるような遊技者にとって有利な遊技状態が移行先遊技状態である場合、その移行先遊技状態に移行する前に、当該移行先遊技状態を踏まえた演出制御を可能とする。

【解決手段】メイン制御基板60は、複数の遊技状態を制御するとともに、前記複数の遊技状態間における遊技状態の切り換えを行う遊技状態制御部112と、遊技状態制御部112によって次遊技における切り換え先と決定された移行先遊技状態に係る情報を当該遊技時に送信する次遊技状態送信部115と備え、サブ制御基板60は、次遊技状態送信部115から移行先遊技状態に係る情報を受信し、移行先遊技状態に係る情報に基づく演出制御を当該遊技時に行う。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の遊技状態を制御するとともに、前記複数の遊技状態間における遊技状態の切り換えを行う遊技状態制御手段と、
前記遊技状態制御手段によって次遊技における切り換え先と決定された移行先遊技状態に係る情報を当該遊技時に送信する遊技状態情報送信手段と、
前記遊技状態情報送信手段から前記移行先遊技状態に係る情報を受信し、前記移行先遊技状態に係る情報に基づく演出制御を当該遊技時に行う演出制御手段とを有することを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記移行先遊技状態に係る情報は、前記移行先遊技状態を識別可能な識別情報を含み、前記演出制御手段は、前記識別情報に基づいて、前記移行先遊技状態に応じた演出制御を当該遊技時に行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記演出制御手段は、前記識別情報に基づいて、次遊技から前記移行先遊技状態となる旨を報知するための演出制御を当該遊技時に行うことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記移行先遊技状態に係る情報は、前記移行先遊技状態における遊技数を示す遊技数情報を更に含み、前記演出制御手段は、前記遊技数情報に基づいて、次遊技から前記遊技数に亘って前記遊技数に応じた演出制御を行うことを特徴とする請求項2又は3に記載の遊技機。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の遊技状態を切り換えて行う遊技機に関し、特に、遊技状態が切り換わる前段に移行先の遊技状態に係る演出を可能とする遊技機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の遊技機(スロットマシン)では、通常遊技における役の抽選において特別役に当選し、特別役の図柄の組合せが有効ライン上に停止したとき、即ち特別役が入賞したことを条件として、通常遊技から特別遊技に移行させている。特別遊技は、通常遊技以上にメダル獲得枚数期待値が大きく、遊技者にとって有利となる遊技である。
【0003】
ここで、特別遊技としては、BB(ビッグボーナス)ゲームやRB(レギュラーボーナス)ゲーム等のボーナスゲームが知られている。一般に遊技者は、より多くのメダル獲得を望んでいる。従って遊技者は、BBやRBへの入賞を願いながら遊技を行うことになる。しかしながら、BBやRBは、遊技価値の配当が大きいが、その分抽選で当選する確率は小さい。そのため、長く遊技を続けていてもBBやRBへの入賞は散発的になってしまう。これは、遊技者の遊技を続けようという意欲を減殺する要因となる。
【0004】
上述のBBやRBへの入賞が散発的になってしまう点を改善したスロットマシンの機能として、ボーナスストック機能と称されるものがある。ボーナスストック機能では、抽選によりBBやRBが当選し、ボーナスフラグが立っていてもリール上でボーナス図柄を揃えることができない状態を作り出すことでボーナスが消化されない状態を維持する。
【0005】
このようにBBやRBに入賞する権利が保持された状態(ボーナスがストックされた状態)は、RT(リプレイタイム)或いはST(ストックタイム)と称される。このリプレイタイム中に当選したBBやRBは累積してストックされてゆく。そして、引き続きゲームが消化されてゆき、ある条件が満たされた段階で通常ゲームに移行する。通常ゲームでは、リプレイタイムに累積されていたBB、RBへの入賞が果たせる。
【0006】
【特許文献1】特開2002−315873号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、このようなリプレイタイム、通常ゲーム等の複数の遊技状態間で遊技状態を移行させるスロットマシンにおいては、例え当該遊技時に次遊技から移行する先の遊技状態が確定した場合であっても、サブ制御基板は次遊技以降にならなければその旨を遊技者に対して報知する制御を行うことはできない。例えば、次遊技以降、遊技者にとって有利な遊技状態に移行することがスロットマシン内部で確定し、当該遊技時に遊技者に対してそれを期待させるようなリール上の停止図柄の組合せ(出目)が出現した場合であっても、そのときサブ制御基板は有利な遊技状態に移行することを報知する制御は行えず、演出の多様性の面に改善の余地がある。
【0008】
そこで、本発明の目的は、例えば、BB、RB等の特別役を入賞可能とする遊技状態であるような遊技者にとって有利な遊技状態が移行先遊技状態である場合、その移行先遊技状態に移行する前(移行先遊技状態が確定された遊技時)に、当該移行先遊技状態を踏まえた演出制御を可能とすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の遊技機は、複数の遊技状態を制御するとともに、前記複数の遊技状態間における遊技状態の切り換えを行う遊技状態制御手段と、前記遊技状態制御手段によって次遊技における切り換え先と決定された移行先遊技状態に係る情報を当該遊技時に送信する遊技状態情報送信手段と、前記遊技状態情報送信手段から前記移行先遊技状態に係る情報を受信し、前記移行先遊技状態に係る情報に基づく演出制御を当該遊技時に行う演出制御手段とを有することを特徴とする。
【0010】
本発明においては、前記遊技状態制御手段によって次遊技における前記移行先遊技状態が決定されると、例えば、前記移行先遊技状態の種類等の前記移行先遊技状態に係る情報を前記演出制御手段に送信し、前記演出制御手段は移行先遊技状態に係る情報に基づく演出制御を当該遊技時に行う。例えば、BB、RB等の特別役を入賞可能とする遊技状態であるような遊技者にとって有利な遊技状態が移行先遊技状態である場合、その移行先遊技状態に移行する前(移行先遊技状態が確定した遊技時)に、当該移行先遊技状態を踏まえた演出制御が可能となる。
【0011】
前記演出制御手段が前記移行先遊技状態に応じた演出制御を当該遊技時に行うために、前記移行先遊技状態に係る情報に前記移行先遊技状態を識別可能な識別情報を含ませることが好ましい。
【0012】
また、本発明においては、前記演出制御手段による前記識別情報に基づく演出制御の一態様として、次遊技から前記移行先遊技状態となる旨を報知するための演出制御を当該遊技時に行うことが可能である。
【0013】
前記移行先遊技状態に係る情報は、前記移行先遊技状態における遊技数を示す遊技数情報を更に含み、前記演出制御手段は、前記遊技数情報に基づいて、次遊技から前記遊技数に亘って前記遊技数に応じた演出制御を行うことを特徴とする。
【0014】
演出制御手段は、受信する遊技数情報に基づいて、前記遊技数に応じた演出制御として例えば前記遊技数で一連の演出パターンとして成立する演出等を行うことが可能となる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、例えば、BB、RB等の特別役を入賞可能とする遊技状態であるような遊技者にとって有利な遊技状態が移行先遊技状態である場合、その移行先遊技状態に移行する前(移行先遊技状態が確定した遊技時)に、当該移行先遊技状態を踏まえた演出制御が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るスロットマシン(遊技機)の外観を示す正面図である。なお、以下の説明において、「遊技」とはメダルの投入からストップスイッチの操作を経た次のメダルの投入までの一連の動作をいう。
【0017】
(スロットマシン10)
本実施形態に係るスロットマシン10の筐体の前面部には、フロントパネル20が設けられ、このフロントパネル20には、透明な表示窓21が設けられている。一方、筐体内部であって表示窓21の後方には、3つのリール(回胴)31が配置されている。遊技者から見て左側から、左リール31L、中リール31C、右リール31Rが配置されている。リール31L、31C及び31Rはリング状体であり、その外周面には複数の入賞図柄(入賞役を構成する図柄)を印刷したリールテープが貼られている。1つのリールには、例えば21個の複数種類の図柄が等間隔で配列されている。但し、図柄の配列はリールごとに異なっている。そして、表示窓21内から、リール31L、31C及び31Rの上下方向で連続する3つの図柄が見えるようになっている。
【0018】
また、リール31L、31C及び31Rの中心部には、ステッピングモータ(図示せず)が連結されており、このステッピングモータの駆動によってリール31L、31C及び31Rが回転する。従って、遊技者の立場からすると、リール31L、31C及び31Rの図柄が表示窓21内で上下に移動しているように見える。更に、リール31L、31C及び31Rの内側には、バックランプ(図示せず)が設けられている。バックランプはリールごとに3個ずつ配置されており、リールが停止した時に表示窓21から見える総計で9個の図柄の夫々に対応するようにして、リール31L、31C及び31Rの内側に配置されている。また、リール31L、31C及び31Rは透光性を有する材料から形成されており、バックランプの点灯によりリール31L、31C及び31Rに付された図柄が照光されるように構成されている。
【0019】
フロントパネル20の表示窓21を含む部分には、有効ライン22a、22b及び22cからなる有効ライン群22が設定されている。有効ライン群22は、水平方向の中段の有効ライン22aと、水平方向の上段及び下段の2本の有効ライン22bと、右下がり及び左下がりの斜め方向の2本の有効ライン22cとから構成されている。そして、リール31L、31C及び31Rに付された図柄は、リール31L、31C及び31Rが停止した時に、表示窓21から見える9個の図柄が全てこれらの有効ライン群22上に位置するような間隔で配置されている。
【0020】
フロントパネル20の右下側にはメダル投入口23が設けられており、ここから遊技者によってメダルが投入されると、投入されたメダル枚数に応じて有効ライン22a、22b及び22cの1ライン乃至5ラインが有効になり、有効ラインランプ24が点灯する。投入されたメダルが1枚のときは1つの有効ライン22aが有効になり、2枚のときは水平方向の3つの有効ライン22a及び22bが有効になり、3枚のときはさらに加えて斜め方向の2つの有効ライン22cを含む総計で5つの有効ライン22a〜22cが有効になる。この制御は、後述のメインCPU51(図2参照)により行われる。例えば3枚のメダルが投入されている場合には、リール31L、31C及び31Rが停止した時に、少なくとも1つの有効ライン22a〜22cに特定の図柄の組み合わせが停止していれば、その組み合わせに応じた役に入賞したこととなる。
【0021】
更に、フロントパネル20の表示窓21の下方には、クレジット数表示部25、ゲーム数表示部26及び払い出し数表示部27が設けられている。クレジット数表示部25には、クレジットされているメダルの枚数が表示される。ゲーム数表示部26には、特別遊技等において、所定の遊技の残り数や既に行った遊技の数等が表示される。払い出し数表示部27には、メダルが払い出される際に、その枚数が表示される。
【0022】
フロントパネル20の表示窓21の上側には、カラー画像を表示する液晶表示パネル等の演出表示装置40が遊技者に対して目視可能に設けられている。演出表示装置40は、遊技中の演出を行うときに各種の画像を表示する。また、筐体の前面部には、遊技者が遊技を進行する上で操作する各種の操作スイッチが設けられている。例えば、本実施形態では、スタートスイッチ41、ストップスイッチ群42及びベットスイッチ群43が設けられている。更に、演出表示装置40の左右及びフロントパネル20の下部(メダル払い出し口の近傍)にスピーカ71が設けられている。
【0023】
スタートスイッチ41は、リール31L、31C及び31Rの回転をスタートさせるときに遊技者が操作するスイッチ、例えばレバーである。ストップスイッチ群42は、左リール31Lを停止させるときに操作する左ストップスイッチ42Lと、中リール31Cを停止させるときに操作する中ストップスイッチ42Cと、右リール31Rを停止させるときに操作する右ストップスイッチ42Rとから構成されている。これらのストップスイッチ42L、42C及び42Rは、例えばボタンとして並設されている。ベットスイッチ群43は、遊技者がクレジット内のメダルを投入する際にベット枚数(賭数)を指定するスイッチ群であり、1ベット・2ベットスイッチ43a及びMAXベットスイッチ(3ベットスイッチ)43bから構成されている。これらのベットスイッチ43a及び43bも、例えばボタンとして配置されている。1ベット・2ベットスイッチ43aが操作される度に、ベット枚数が1枚と2枚との間で切り替えられ、MAXベットスイッチ43bが操作されると、ベット枚数が3枚となる。ベットスイッチ43a及び43bの上方には、投入枚数表示部28が設けられており、ベットスイッチ43a及び43bの操作やメダル投入口23からのメダルの投入に応じて、投入枚数表示部28にメダルの投入枚数が表示される。
【0024】
詳細は後述するが、通常ゲームでは、遊技者がメダル投入口23からメダルを投入するか、ベットスイッチ群43を操作すると、有効ライン22a〜22cがベット枚数に応じて有効化される。更に、遊技者がスタートスイッチ41を操作すると、役の抽選が行われると共に、リール31L、31C及び31Rが回転し始める。そして、遊技者がストップスイッチ42L、42C及び42Rを操作すると、操作されたボタンに応じてリール31L、31C及び31Rの回転が停止し、有効化されている有効ライン上に並んだ図柄の組み合わせが予め定められた何らかの役の図柄の組み合わせと一致するときは入賞となり、その入賞役に応じたメダルの払い出し等が行われる。但し、リール31L、31C及び31Rの回転の停止に際しては、役の抽選結果に基づいた制御が行われる。
【0025】
また、遊技(ゲーム)中には、種々の演出、例えばバックランプの点灯、演出表示装置40を用いた画像表示及びスピーカ71からの音声の出力等が行われる。更に、このような演出として、役の当選可能性の告知演出が行われることもある。
【0026】
次に、スロットマシン10の内部構成等のシステム構成について説明する。図2は、本発明の実施形態に係るスロットマシン10のシステム構成を示すブロック図である。スロットマシン10の筐体内部には、メイン制御基板50、並びにこのメイン制御基板50に接続されたサブ制御基板60、リール基板11、中央表示基板12及び電源装置基板13が配置されている。
【0027】
(メイン制御基板50)
メイン制御基板50には、メインCPU51、ROM52、RAM53及びインタフェース回路(I/F回路)54が設けられており、これらはバス55を介して互いに接続されている。
【0028】
メインCPU51は、プログラムを構成する命令の読み出し(フェッチ)、解釈(デコード)及び実行を行う。そして、メインCPU51は、ROM52に記憶されているプログラム及びデータ等を読み出し、これらに基づいてスロットマシン10全体の制御を行う。
【0029】
ROM52には、メインCPU51に後述の図7〜図10に示す処理及びその他の遊技の制御を実行させるために必要なプログラム及びデータ等が記憶されている。また、RAM53は、メインCPU51が各種の制御を行う時に用いられ、データ等を一時的に記憶する。
【0030】
I/F回路54は、メイン制御基板50と、サブ制御基板60、リール基板11、中央表示基板12及び電源装置基板13との間で行われる信号の送受信の際に、タイミングの制御等を行う。但し、メイン制御基板50とサブ制御基板60との間では、メイン制御基板50からサブ制御基板60への信号の送信は行われるが、サブ制御基板60からメイン制御基板50への信号の送信は行われない。
【0031】
(サブ制御基板60)
サブ制御基板60には、サブCPU61、ROM62、RAM63、画像制御プロセッサ64、画像データROM65、ビデオRAM66、音源回路67、アンプ68及びインタフェース回路(I/F回路)69が設けられている。サブCPU61、ROM62、制御用RAM63、画像制御プロセッサ64、音源回路67及びI/F回路69はバス70を介して互いに接続されている。また、画像データROM65及びビデオRAM66は画像制御プロセッサ64に接続され、アンプ68は音源回路67に接続されている。
【0032】
サブCPU61は、プログラムを構成する命令の読み出し(フェッチ)、解釈(デコード)及び実行を行う。そして、サブCPU61は、ROM62に記憶されているプログラム及びデータ等を読み出し、サブ制御基板60全体の制御、特に遊技者に対する演出の制御を行う。なお、サブCPU61の処理能力や開発言語等には、何らの制約もない。
【0033】
ROM62には、サブCPU61に遊技中の演出を実行させるために必要なプログラム及びデータ等が記憶されている。また、RAM63は、サブCPU61が各種の制御を行う時に用いられ、データ等を一時的に記憶する。
【0034】
これらのサブCPU61、ROM62及びRAM63は、夫々メイン制御基板50に設けられたメインCPU51、ROM52及びRAM53と同様の機能を有するものである。なお、ROM62及びRAM63は、夫々ROM52及びRAM53と同一のものを用いても良いが、これらよりも容量の大きいものを用いても良い。
【0035】
上述の演出表示装置40は画像制御プロセッサ64に接続されている。画像データROM65には、演出表示装置40に表示されるキャラクタ、文字及び背景等の画像データが記憶されている。また、ビデオRAM66は、画像制御プロセッサ64が演出表示装置40に表示しようとする画像を作成する時に用いられ、画像データROM65から読み出したデータ等に基づき表示すべき画像データがビデオRAM66に展開される。
【0036】
更に、本実施形態には、演出用周辺機器として、演出表示装置40の他にスピーカ71、上述のバックランプ等が設けられている。スピーカ71はアンプ68に接続されている。これらの演出用周辺機器は、遊技に直接関係しない周辺機器であって、遊技中の演出(役の当選可能性の告知演出等)の出力を行うものであり、サブ制御基板60にのみ接続されており、メイン制御基板50には接続されていない。
【0037】
I/F回路69は、メイン制御基板50からの信号の受信の際に、タイミングの制御等を行う。なお、上述のように、メイン制御基板50からサブ制御基板60への信号の送信は行われるが、サブ制御基板60からメイン制御基板50への信号の送信は行われない。即ち、一方向の送信のみが可能となっている。
【0038】
(リール基板11)
リール基板11には、左リール31L、中リール31C及び右リール31Rを駆動するためのステッピングモータ(図示せず)が接続されている。これらのリール31L、31C及び31Rの動作の制御は、リール基板11を介してメインCPU51によって行われる。
【0039】
(中央表示基板12)
中央表示基板12は、例えばフロントパネル20の裏側の中央部に取り付けられる。中央表示基板12には、セレクタ81、1ベット・2ベットスイッチ43a、MAXベットスイッチ(3ベットスイッチ)43b、スタートスイッチ(レバー)41、左ストップスイッチ(ボタン)42L、中ストップスイッチ(ボタン)42C、右ストップスイッチ(ボタン)42R、設定表示部82及び設定変更スイッチ83が接続されている。
【0040】
セレクタ81は、メダル投入口23から投入されたメダルが正規のものであるか識別し、不正なメダルを排除する。設定表示部82は、フロントパネル20の裏側から見えるように配置されており、確率や払い出しに関する設定(例えば、設定1〜設定6)等が表示される。設定変更スイッチ83は、確率や払い出しに関する設定等を変更する際に操作されるスイッチである。
【0041】
(電源装置基板13)
電源装置基板13には、設定変更有効化スイッチ91、電源スイッチ92、ホッパ装置93及び電源装置94が接続されている。設定変更有効化スイッチ91は、設定変更スイッチ83を用いた設定の変更を可能な状態にする際に操作するスイッチである。即ち、設定変更有効化スイッチ91がオンの状態になっているときに限り、設定変更スイッチ83を用いた設定の変更が可能になる。電源スイッチ92は、電源装置94のオン/オフを切り替えるためのスイッチである。ホッパ装置93は、メダルの貯蔵及び払い出しを行う装置であり、電源装置基板13を介したメインCPU51からの指示に基づいて、予め貯蔵しておいたメダルから所定枚数のメダルを遊技者に払い出す。
【0042】
次に、メイン制御基板50の機能的な構成について説明する。図3は、メイン制御基板50の機能的な構成を示す機能ブロック図である。本実施形態においては、例えば、メインCPU51及びROM52のプログラムから、以下の各部101、102、105、106、107、108、109、110、111、112、114及び115が構成され、例えば、RAM53に以下の記憶部103及び113が備えられ、例えば、ROM52に、以下の抽選テーブル121及び122のデータが記憶されている。
【0043】
(役抽選部101)
役抽選部101は、後述のタイミング制御部102によるタイミング制御に応じて、役(特別役、小役、リプレイ等)の抽選を行う。ここで、特別役とは、通常遊技とは異なる遊技であって遊技者に有利な複数回の特別遊技に移行させるための役である。小役とは、所定枚数のメダルを遊技者に払い出す役であり、例えば複数種類設けられている。リプレイとは、前の遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技を行う権利を遊技者に与える役である。
【0044】
役抽選部101は、遊技毎に、内部で乱数を発生させた後に一の乱数を取得する。更に、ROM52に記憶されている通常遊技中テーブル121及び内部中抽選テーブル122のうち1つの適切なテーブルを選択する抽選テーブル変更手段としても機能し、選択した抽選テーブル内の取得した乱数が属する領域に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する。なお、上記機能を果たす抽選テーブル変更手段を役抽選部101と別個に設けるようにしてもよい。
【0045】
なお、役抽選部101は、例えば所定の領域(10進法で0〜65535)の乱数を発生させ、例えばスタートスイッチ41が操作されたとき等、所定の条件が満たされたときに一の乱数値を取得する。抽選テーブルには、役抽選部101が取得可能な乱数値に対して、特別役当選領域、小役当選領域、リプレイ当選領域、及び非当選(ハズレ)領域等が、所定の割合で設定されている。即ち、抽選テーブルには、乱数値と各役との関係が定められており、例えば、乱数値(a)から或る乱数値(a+α)が特別役(BB)に対して割り当てられ、次の乱数値(a+α+1)から他の乱数値(a+α+1+β)が特別役(RB)に割り当てられ、小役当選領域等についても、同様にして乱数値が割り当てられている。そして、役抽選部101が取得した乱数値が含まれる領域の役が、役抽選の結果、当選した役となる。
【0046】
図4は、各テーブルの構成を示す図であって、(a)は、役抽選部101によって通常遊技時に参照される通常遊技中テーブル121の構成を示し、(b)は、役抽選部101によってリプレイタイム時に参照される内部中抽選テーブル122の構成を示す。本実施形態では、図4に示す役のうち、BB及びRBが特別役に該当し、チェリー、スイカ及びベルが小役に該当し、RP(リプレイ)が再抽選役に該当する。通常遊技中抽選テーブル121は、通常遊技状態において使用される抽選テーブルであり、特別役当選領域、小役当選領域、リプレイ当選領域及びハズレ領域が設定されている。内部中抽選テーブル122は、リプレイタイムの状態において使用される抽選テーブルであり、通常遊技中抽選テーブル121と比べてリプレイ当選領域が広く設定されている。
【0047】
そして、役抽選部101は、取得した乱数値を適切な抽選テーブルと照らし合わせることにより、その乱数値が属する領域を判定し、その乱数値が属する領域に対応する役を決定する。例えば、抽出した乱数値が特別役当選領域に属する場合は、特別役の当選と判定し、非当選領域に属する場合は、ハズレと判定する。そして、何らかの役が当選した場合には、その役に対するフラグをオンにする。
【0048】
また、役抽選部101は、抽選の結果を示す情報、例えばどの役が当選したかを示す情報等をサブ制御基板60に送信する。
【0049】
(タイミング制御部102)
タイミング制御部102は、役抽選部101や、後述のリール制御部106及び入賞判定部107等の動作タイミングを制御する。例えば、タイミング制御部102は、スタートスイッチ41が操作されたことを条件として、役抽選部101に役の抽選を行わせると共に、リール制御部106にリール群31の回転を開始させ、また、ストップスイッチ群42が操作されたことを条件として、リール制御部106にリール群31の停止制御を行わせ、更に、リール群31が停止したことを条件として、入賞判定部107に入賞判定を行わせる。なお、タイミング制御部102の動作はこれらに限定されるものではない。
【0050】
(フラグ情報記憶部103、特別役入賞可能回数記憶部104)
フラグ情報記憶部103は、役抽選部101によって何らかの役に対するフラグがオンになった場合に、当選した役の種類及びそのフラグがオンになったことを記憶する。また、フラグ情報記憶部103には特別役入賞可能回数記憶部104が含まれている。この特別役入賞可能回数記憶部104は、ST機におけるストック数、即ち特別役が既に当選した回数に基づいて定められる回数であって、特別役の入賞が可能な特別役入賞可能回数(この後の遊技で入賞し得る回数)を記憶する。上述のように、特別役にはBB及びRBの2種類の役が含まれているため、特別役入賞可能回数記憶部104はBBの特別役入賞可能回数及びRBの特別役入賞可能回数を個別に記憶する。
【0051】
(特別役入賞可能回数加算部105)
特別役入賞可能回数加算部105は、役抽選部101によって特別役に対するフラグがオンになった場合に、即ち特別役に当選した場合に、特別役入賞可能回数記憶部104に記憶されている特別役入賞可能回数に「1」を加算する(ストック数を「1」だけ増加させる)。
【0052】
(特別役入賞可能回数減算部109)
特別役入賞可能回数減算部109は、入賞判定部107により特別役が入賞したと判定された場合、特別役入賞可能回数記憶部104において記憶されている特別役入賞可能回数を1減算する。即ち、入賞判定部107により特別役であるBBが入賞したと判定された場合、BBの特別役入賞可能回数を1減算し、入賞判定部107により特別役であるRBが入賞したと判定された場合、RBの特別役入賞可能回数を1減算する。
【0053】
(演出パターン指示部111)
演出パターン指示部111は、サブ制御基板60に実行させる複数の演出パターンのうちから、例えば役抽選部101による役の抽選結果に応じてサブ制御基板60に実行させる演出パターンを指示する。
【0054】
(遊技状態制御部112)
遊技状態制御部112は、後述する複数の遊技状態を制御するとともに、当該複数の遊技状態間における遊技状態の切り換えを制御する。また、遊技状態制御部112は、RT選択番号抽選部1121、RT回数抽選部1122、RT選択番号選択部1123及びRT回数選択部1124を機能的に含む。
【0055】
(RT選択番号抽選部1121)
RT選択番号抽選部1121は、当該遊技状態から移行する先の遊技状態を抽選により決定する。RT選択番号抽選部1121は、例えば所定の領域(10進法で0〜127)の乱数を発生させ、そのうちの一の乱数値を取得し、図11に示すような移行先となる遊技状態毎に所定の当選領域が設けられた移行先RT抽選テーブルと、取得した乱数値とを照らし合わせ、当該乱数値が属する領域の遊技状態を移行先の遊技状態として決定する。
【0056】
(RT回数抽選部1122)
RT回数抽選部1122は、RT選択番号抽選部1121による抽選処理により当選した移行先遊技状態におけるRT回数を抽選する。RT回数抽選部1122は、例えば所定の領域(10進法で0〜251)の乱数を発生させ、そのうちの一の乱数値を取得し、各遊技状態に対応して設けられ、RT回数毎に当選領域を有するRT回数抽選テーブル(不図示)と、取得した乱数値とを照らし合わせ、当該乱数値が属する領域のRT回数を移行先遊技状態におけるRT回数として決定する。
【0057】
(RT選択番号選択部1123)
RT選択番号選択部1123は、当該遊技状態の種類や、演出パターン指示部111により指示された演出パターン等に基づいて、当該遊技状態から移行する先の遊技状態を選択する。
【0058】
(RT回数選択部1124)
RT回数選択部1124は、RT回数番号選択部1123により選択された移行先遊技状態におけるRT回数を選択する。ここで選択されるRT回数は、移行元遊技状態である当該遊技状態と移行先遊技状態等に基づいて選択される。なお、RT回数とは、移行先遊技状態における最大遊技数であり、この遊技数が消化されると他の遊技状態に移行する。
【0059】
(RT回数記憶部113)
RT回数記憶部113は、RT回数抽選部1122による抽選処理により当選したRT回数、又は、RT回数選択部1124により選択されたRT回数を記憶する。
【0060】
(RT回数減算部114)
RT回数減算部114は、役抽選部101により役の抽選が行われる度に、RT回数記憶部113に記憶されているRT回数を1減算する。
【0061】
(次遊技状態送信部115)
次遊技状態送信部115は、次遊技に移行する遊技状態の状態情報(以下、遊技状態情報と称す)をサブ制御基板60に対して送信する。遊技状態情報としては、例えば、RT選択番号抽選部1121による抽選の結果、当選したRTの識別情報(選択番号情報)、RT選択番号選択部1121により選択されたRTの識別情報(選択番号情報)、RT回数抽選部による抽選の結果、当選したRT回数、RT回数選択部1124により選択されたRT回数等が挙げられる。
【0062】
(リール制御部106)
リール制御部106は、タイミング制御部102によるタイミング制御に応じて、リール群31(リール31L、31C及び31R)の回転の開始及び停止の制御を行う。より具体的には、リール制御部106は、遊技状態(例えば、通常遊技状態、特別遊技状態等)、役抽選部101による抽選の結果、並びにストップスイッチ群42(ストップスイッチ42L、42C及び42R)が操作されたタイミング等に基づいて、リール31L、31C及び31Rの停止位置を決定すると共に、ステッピングモータの駆動を制御して、その決定した位置でリール31L、31C及び31Rの回転を停止させる。
【0063】
例えば、役抽選部101による抽選の結果、いずれの役にも当選していないときは、有効になっている有効ライン上にどの役の図柄の組み合わせも停止しないように、各リール31L、31C及び31Rの停止位置を定める。一方、何らかの役に当選している場合には、有効になっている有効ライン上に当選した役の図柄の組み合わせが停止するように、各リール31L、31C及び31Rの停止位置を定める。
【0064】
また、リール制御部106は、ストックタイム時には特別役のフラグが立っていても特別役が入賞しないようなリール制御を行い、通常遊技時には特別役がストックされている場合、当該特別役を入賞可能とするリール制御を行う。なお、このようなリール31L、31C及び31Rを停止させる際の制御は、リール制御用のテーブルを用いて行ってもよい。
【0065】
(入賞判定部107)
入賞判定部107は、タイミング制御部102によるタイミング制御に応じて、有効ライン群22のうち、有効になっている有効ラインのいずれかに役の図柄の組み合わせが並んでいるか否かを判定し、並んでいるものがあれば当該遊技でその役に入賞したと判定する。このとき、入賞判定部107は、例えばステッピングモータの停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ラインに位置する図柄を判定し、これに基づいて、役の入賞の有無を判定する。なお、リール31L、31C及び31Rを停止させる際の制御にテーブルを用いている場合には、リール31L、31C及び31Rが実際に停止してから入賞判定部107が図柄の組み合わせを判定するのではなく、リール制御部106によってテーブルを用いてリール群31の停止位置が定められた時に、有効ライン上に停止する図柄の組み合わせを判定するようにしてもよい。
【0066】
(特別遊技制御部108)
特別遊技制御部108は、入賞判定部107による判定の結果、特別役に入賞していた場合に、次遊技から所定回数の遊技の間、特別遊技の制御を行う。例えば、リール制御部106に特別遊技用のリール制御を行わせたり、サブ制御基板60に特別遊技用の演出を行わせたりする。
【0067】
(特別役入賞可能回数減算部109)
特別役入賞可能回数減算部109は、入賞判定部107による判定の結果、特別役に入賞していた場合に、特別役入賞可能回数記憶部104に記憶されている特別役入賞可能回数から「1」を減算する。即ち、ストック数を「1」だけ減少させる。
【0068】
(払出制御部110)
払出制御部110は、入賞判定部107による判定の結果、入賞している役に応じたメダルの払い出しをホッパ装置93に行わせる。
【0069】
次に、サブ制御基板60の機能的な構成について説明する。図5は、サブ制御基板60の機能的な構成を示す機能ブロック図である。本実施形態においては、例えばサブCPU61及びROM62のプログラムから、以下の各部(機能ブロック)が構成されている。
【0070】
(遊技中演出パターン選択部201)
遊技中演出パターン選択部201は、スタートスイッチ41が操作されてから3個目のストップスイッチが操作されて全てのリール31L、31C及び31Rが停止するまでの間に行う演出のパターンを、メイン制御基板50から送信される演出パターン情報と次遊技状態情報との組合せに基づいて選択する。即ち、遊技中選択演出パターン選択部201は、ROM62内に記憶されている演出のパターン群から、演出パターン情報と次遊技状態情報との組合せに基づいて定まる一の演出パターンを選択する。従って、ここで選択される演出パターンは、次遊技状態情報等に基づいて選択されることから、移行先の遊技状態を踏まえた演出パターンとなる。また、遊技中演出パターン選択部201は、メイン制御基板50から送信される当選役情報に基づいて演出パターンを選択することも可能である。
【0071】
(入賞後演出パターン選択部202)
入賞後演出パターン選択部202は、3個目のストップスイッチが操作されて全てのリール31L、31C及び31Rが停止した時に、何らかの役に入賞していた場合に行う演出のパターンを当該入賞役の種類等に応じて選択する。なお、演出のパターンは、例えばROM62に記憶されている。なお、遊技中演出パターン選択部201と入賞後演出パターン選択部202とが一体となって構成されていてもよい。
【0072】
(演出制御部203)
演出制御部203は、遊技中演出パターン選択部201及び入賞後演出パターン選択部202によって選択されたパターンに基づく演出の制御を行う。そして、演出制御部203による制御に基づいて、画像制御プロセッサ64が演出表示装置40に表示する画像データを作成し、また、音源回路67で生成された音信号がアンプ68によって増幅された後、スピーカ71から出力される。
【0073】
なお、メイン制御基板50及びサブ制御基板60にこれらの機能以外の機能が設けられていてもよい。
【0074】
次に、上述のように構成された本実施形態に係るスロットマシンの動作について、図6に示す遊技状態間における遊技状態の移行関係を示す図及び図7乃至図10に示すフローチャートを用いて説明する。
【0075】
図6に示すように、本実施形態に係るスロットマシンは、特別役が当選していれば、特別役を入賞可能とする通常の遊技状態であるRT0、ストックタイム中の遊技状態RT1〜RT6といった複数の遊技状態を有し、例えば図6に示すような遊技状態間における移行関係がある。但し、図6に示す遊技状態の移行関係は飽くまでも一例であり、他の移行関係があってもよい。ところで、RT5の遊技状態は、特別役を入賞可能とするリール制御がなされるRT0に他の遊技状態(RT1〜RT4)と比べて高確率に移行する遊技状態である。ここでは、RT5ではスイカが当選した場合の1/2、チェリーが当選した場合の1/2、リプレイが当選した場合の1/4、ベルが当選した場合の1/2700、ハズレが当選した場合の1/6500の確率(合成確率:1/20)でRT0への移行抽選に当選し、一方、RT1〜RT4ではスイカが当選した場合の1/200、チェリーが当選した場合の1/256、ハズレが当選した場合の1/1300〜1/6500の確率(合成確率:1/1500〜1/4500)でRT0への移行抽選に当選する。なお、RT5、RT1〜RT4はRT0へ移行する際に、RT6を介してRT0に移行する場合がある。また、図6に示すように、本実施形態ではRT0〜RT6の7つの遊技状態を有する遊技内容を前提とするが、本発明においては、ここで例示する遊技状態間の移行関係以外にも適用可能である。以下、図7乃至図10を用いて各遊技状態における動作を詳細に説明する。
【0076】
先ず、図7のフローチャートを参照しながら通常の遊技状態であるRT0における動作から説明する。図7に示す当該遊技状態RT0(通常遊技)の処理は、当該RT0における特別遊技が終了した場合でも、その時点でBB及びRBのストックがともに0である場合、即ち、特別遊技終了時において特別役入賞可能回数記憶部に記憶されているBB、RBの特別役入賞可能回数(ストック数)がともに0である場合に実行される処理であり、図7に示す処理はBB又はRBが当選するまで繰り返される。
【0077】
−RT0(通常遊技)−
タイミング制御部102は、メダルの投入を監視しており、メダル投入口23からメダルの投入があるか、又はクレジットがある場合にベットスイッチ43a又は43bが操作されると、メダルが投入されたと判定する。
【0078】
続いて、遊技者によってスタートスイッチ41が操作されると、タイミング制御部102はスタートスイッチ41がオンになったことを検知し(ステップS701/YES)、役抽選部101が乱数を取得する。なお、タイミング制御部102は、スタートスイッチ41が操作されるまで、ステップS701の検知を繰り返す。
【0079】
役抽選部101は、取得した乱数と通常遊技中抽選テーブル121とを照らし合わせて役の抽選処理を行う(ステップS702)。この抽選の結果、当選した役のフラグがオンとなる(ステップS703)。
【0080】
ステップS702の抽選処理によりBBが当選し、BBのフラグがオンとなった場合には(ステップS704/YES)、特別役入賞可能回数加算部105は、特別役入賞可能回数記憶部に記憶されているBBの特別役入賞可能回数に「1」を加算し、BBのストック数をここでは「1」とする。
【0081】
続いて、次回入賞させる特別役として不図示の記憶部(以下、次回入賞特別役記憶部と称す)にBBが設定され(ステップS705)、RT選択番号抽選部1121が当該遊技状態RT0から移行する先の遊技状態を遊技状態RT1〜RT4のうちから抽選する(ステップS706)。この移行先遊技状態の抽選処理は、例えば図12に示すような移行先RT抽選テーブルを用いて行われる。
【0082】
続いて、RT回数抽選部1122は、上記移行先遊技状態の抽選処理により当選した遊技状態におけるRT回数を抽選する(ステップS707)。RT回数の抽選処理は、例えば、1回〜460回までの各RT回数毎に所定の当選領域を有する抽選テーブルを用いて行われ、RT回数抽選部1122が取得する乱数と当該抽選テーブルとを照らし合わせることにより、RT回数を抽選する。当選したRT回数は、上記移行先遊技状態の抽選処理により当選した遊技状態におけるRT回数としてRT回数記憶部113で記憶される。
【0083】
続いて、タイミング制御部102は、リール制御部106にリール31L、31C及び31Rの回転を開始させる(ステップS708)。
【0084】
そして、リール制御部106は、遊技者によりストップスイッチ群42の各ストップスイッチが操作されると(ステップS709/YES)、ここでは、特別役(BB、RB)に入賞させないようなリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応するリールの回転を停止させる(ステップS710)。各ストップスイッチについてステップS709、S710及び対応リールの前記停止制御を全リールの停止が確認されるまで実行し、全リール31L、31C及び31Rの停止が確認されると(ステップS711/YES)、ステップS712へ進む。
【0085】
続いて、入賞判定部107は、有効化された有効ライン上に並んでいる図柄の組合せに基づいて入賞の有無を判定する(ステップS712)。この結果、何らかの入賞があると判定された場合には、払出制御部110が入賞した役に対応するメダルの払い出しの制御をホッパ装置93に対して行う(ステップS713)。そして、遊技状態は、ステップS706の移行先遊技状態の抽選処理により当選した遊技状態へと切り換えられる。
【0086】
一方、ステップS702の役の抽選処理において、特別役であるRBが当選した場合には(ステップS714/YES)、特別役入賞可能回数加算部105は、特別役入賞可能回数記憶部に記憶されているRBの特別役入賞可能回数に「1」を加算する。即ち、RBのストック数をここでは「1」とする。
【0087】
続いて、次回入賞させる特別役として次回入賞特別役記憶部にRBが設定され(ステップS715)、RT選択番号抽選部1121が当該遊技状態RT0から移行する先の遊技状態を遊技状態RT1〜RT4のうちから抽選する(ステップS716)。
【0088】
続いて、RT回数抽選部1122は、上記移行先遊技状態の抽選処理により当選した遊技状態におけるRT回数を抽選する(ステップS717)。ここで当選されたRT回数は、上記移行先遊技状態の抽選処理による当選した遊技状態におけるRT回数としてRT回数記憶部113において記憶される。
【0089】
続いて、タイミング制御部102は、リール制御部106にリール31L、31C及び31Rの回転を開始させる(ステップS718)。
【0090】
そして、リール制御部106は、遊技者によりストップスイッチ群42の各ストップスイッチが操作されると(ステップS719/YES)、ここでは、BB及びRBに入賞させないようなリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応するリールの回転を停止させる(ステップS720)。各ストップスイッチについてステップS719、S720及び対応リールの前記停止制御を全リールの停止が確認されるまで実行し、全リール31L、31C及び31Rの停止が確認されると(ステップS721/YES)、ステップS722へ進む。
【0091】
続いて、入賞判定部107は、有効化された有効ライン上に並んでいる図柄の組合せに基づいて入賞の有無を判定する(ステップS722)。この結果、何らかの入賞があると判定された場合には、払出制御部110が入賞した役に対応するメダルの払い出しの制御をホッパ装置93に対して行う(ステップS723)。そして、遊技状態は、ステップS716の移行先遊技状態の抽選処理により当選した遊技状態へと切り換えられる。
【0092】
また、ステップS702の役の抽選処理において、特別役以外の役に当選した場合には(ステップS714/NO)、上記のステップS718〜ステップS721と同様のリール制御により当選役を入賞させるようなリール制御を行って、ステップS722、S723と同様の処理により入賞役に応じたメダルの払い出し制御を行う(ステップS724〜ステップS729)。続いて、RT0の遊技状態を継続する。
【0093】
−RT1〜RT4−
次に、ストックタイム中の遊技状態であるRT1〜RT4における動作について図8を参照しながら説明する。RT1〜RT4は何れも図8に示すフローチャートに示される動作を行うため、以下では、RT1を例に挙げて説明を行い、他の遊技状態RT2〜RT4の動作については説明を省略する。なお、RT1〜RT4は、例えばRT1、RT2、RT3、RT4の順序で段階的にRT0への移行確率が高く、RT1〜RT4のうちRT4が遊技者にとって最も有利な遊技状態となる。
【0094】
タイミング制御部102は、メダルの投入を監視しており、メダル投入口23からメダルの投入があるか、又はクレジットがある場合にベットスイッチ43a又は43bが操作されると、メダルが投入されたと判断する。
【0095】
続いて、遊技者によってスタートスイッチ41が操作されると、タイミング制御部102はスタートスイッチ41がオンになったことを検知し(ステップS801/YES)、役抽選部101が乱数を取得する。なお、タイミング制御部102は、スタートスイッチ41が操作されるまで、ステップS801の検知を繰り返す。
【0096】
役抽選部101は、取得した乱数と内部中抽選テーブル122とを照らし合わせて役の抽選処理を行う(ステップS802)。この抽選の結果、当選した役のフラグをオンにして(ステップS803)、そのことをフラグ情報記憶部103に記憶させる。特に、BB又はRBに当選した場合には、特別役入賞可能回数加算部105が特別役入賞可能回数記憶部104に記憶されているBB又はRBの特別役入賞可能回数に「1」を加算する。但し、特別役に当選した場合であっても当該遊技状態はストックタイム中の遊技状態であるため、特別役を入賞させないようなリール制御がなされる。
【0097】
以降の遊技状態RT1の動作について、先ず、当該遊技においてステップS802の役の抽選処理により所定の小役(例えばスイカ、以下では前記所定の小役をスイカとして説明する)に当選し、今回の当選を含めてスイカがこれまで20回当選した場合について説明する(ステップS804/YES)。スイカがこれまで20回当選したか否かは、スイカの当選回数をカウントし、カウント値を記憶する記憶領域を設け、その記憶領域を参照することにより判定することが可能である。
【0098】
RT選択番号選択部1123は、当該遊技状態RT1から移行する先の遊技状態として、特別役が入賞可能な遊技状態であるRT0を選択する(ステップS805)。
【0099】
続いて、次遊技状態送信部115は、RT選択番号選択部1123によって選択されたRT0の識別情報を次遊技状態情報としてサブ制御基板60に対して送信する(ステップS806)。なお、当該遊技時においては、スイカの20回当選を受けて演出パターン指示部111によって次遊技から特別役が入賞可能であることを報知するための演出パターン(以下、ボーナス確定演出パターンと称す)が選択されており、RT0の識別情報とともにボーナス確定演出パターンを示す演出パターン情報も併せてサブ制御基板60に対して送信される。サブ制御基板60の遊技中演出パターン選択部201は、次遊技状態情報及び演出パターン情報に基づいて、例えば次遊技には特別役が入賞可能となる(ボーナスが確定する)旨を報知するための演出パターンを選択し、演出制御部203は、選択された演出パターンに基づく演出制御を当該遊技時に実行する。なお、ボーナス確定演出パターン及び後述する特別演出パターンは、RT0への移行抽選の結果、当選した場合に演出パターン指示部111により指示される演出パターンである。
【0100】
続いて、タイミング制御部102は、リール制御部106にリール31L、31C及び31Rの回転を開始させる(ステップS807)。
【0101】
そして、リール制御部106は、遊技者によりストップスイッチ群42の各ストップスイッチが操作されると(ステップS808/YES)、ここではスイカを入賞させるようなリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応するリールの回転を停止させる(ステップS809)。各ストップスイッチについてステップS808、S809及び対応リールの前記停止制御を全リールの停止が確認されるまで実行し、全リール31L、31C及び31Rの停止が確認されると(ステップS810/YES)、ステップS811へ進む。
【0102】
続いて、入賞判定部107は、有効化された有効ライン上に並んでいる図柄の組合せに基づいて入賞の有無を判定する(ステップS811)。この結果、スイカが入賞したと判定された場合には、払出制御部110がスイカに対応するメダルの払い出しの制御をホッパ装置93に対して行う(ステップS812)。そして、遊技状態は、ステップS805において移行先遊技状態として選択されたRT0へと切り換えられる。
【0103】
次に、当該遊技において未だスイカに20回当選しておらず、且つ演出パターン指示部111によりボーナス確定演出パターンが選択された場合における遊技状態RT1の動作ついて説明する(ステップS813/YES)。
【0104】
RT選択番号選択部1123は、当該遊技状態RT1から移行する先の遊技状態として、特別役が入賞可能な遊技状態であるRT0を選択する(ステップS814)。
【0105】
次遊技状態送信部115は、RT選択番号選択部1123により選択されたRT0の識別情報を次遊技状態情報としてサブ制御基板60に送信する(ステップS815)。このとき、演出パターン指示部111によって選択されたボーナス確定演出パターンを示す演出パターン情報も併せてサブ制御基板60に送信される。サブ制御基板60の遊技中演出パターン選択部201は、次遊技状態情報及び演出パターン情報に基づいて、例えば次遊技には特別役が入賞可能となる(ボーナスが確定する)旨を報知するための演出パターンを選択し、演出制御部203は、選択された演出パターンに基づく演出制御を当該遊技時に実行する。
【0106】
続いて、タイミング制御部102は、リール制御部106にリール31L、31C及び31Rの回転を開始させる(ステップS816)。
【0107】
そして、リール制御部106は、遊技者によりストップスイッチ群42の各ストップスイッチが操作されると(ステップS817/YES)、当選役を入賞させるようなリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応するリールの回転を停止させる(ステップS818)。各ストップスイッチについてステップS817、S818及び対応リールの前記停止制御を全リールの停止が確認されるまで実行し、全リール31L、31C及び31Rの停止が確認されると(ステップS819/YES)、ステップS820へ進む。
【0108】
続いて、入賞判定部107は、有効化された有効ライン上に並んでいる図柄の組合せに基づいて入賞の有無を判定する(ステップS820)。この結果、何らかの入賞があると判定された場合には、払出制御部110が入賞した役に対応するメダルの払い出しの制御をホッパ装置93に対して行う(ステップS821)。そして、遊技状態は、ステップS814で移行先遊技状態として選択されたRT0へと切り換えられる。
【0109】
次に、当該遊技において未だスイカに20回当選しておらず、且つ演出パターン指示部111により数遊技を消化する内に特別役が入賞可能となる期待感を遊技者に対して抱かせる希少な演出パターン(以下、特別演出パターンと称す)が選択された場合の遊技状態RT1の動作について説明する(ステップS822/YES)。
【0110】
RT選択番号選択部1123は、当該遊技状態RT1から移行する先の遊技状態として遊技状態RT6を選択する(ステップS823)。
【0111】
次に、RT回数選択部1124は、移行先の遊技状態として選択されたRT6におけるRT回数を選択する(ステップS824)。本実施形態では、20回のRT回数が選択される。ここで選択されたRT回数20回は、RT6におけるRT回数としてRT回数記憶部113内に記憶される。
【0112】
続いて、次遊技状態送信部115は、RT選択番号選択部1123により選択されたRT6の識別情報、及び、RT回数選択部1124により選択されたRT回数を次遊技状態情報としてサブ制御基板60に対して送信する(ステップS825)。このとき、演出パターン指示部111によって選択された特別演出パターンを示す演出パターン情報も併せてサブ制御基板60に対して送信される。サブ制御基板60の遊技中演出パターン選択部201は、次遊技状態情報及び演出パターン情報に基づいて、例えば次遊技から3回分の遊技に亘って行われる一連の演出パターンであって、当該連続演出の後に特別役が入賞可能となる(ボーナスが確定する)旨を遊技者に対して期待させる演出パターンを選択し、演出制御部203は、選択された演出パターンに基づく演出制御を当該遊技時に実行する。
【0113】
続いて、タイミング制御部102は、リール制御部106にリール31L、31C及び31Rの回転を開始させる(ステップS826)。
【0114】
そして、リール制御部106は、遊技者によりストップスイッチ群42の各ストップスイッチが操作されると(ステップS827/YES)、当選役に入賞可能となるようなリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応するリールの回転を停止させる(ステップS828)。各ストップスイッチについてステップS827、S828及び対応リールの前記停止制御を全リールの停止が確認されるまで実行し、全リール31L、31C及び31Rの停止が確認されると(ステップS829/YES)、ステップS830へ進む。
【0115】
続いて、入賞判定部107は、有効化された有効ライン上に並んでいる図柄の組合せに基づいて入賞の有無を判定する(ステップS830)。この結果、何らかの入賞があると判定された場合には、払出制御部110が入賞した役に対応するメダルの払い出しの制御をホッパ装置93に対して行う(ステップS831)。そして、遊技状態は、ステップS823で移行先遊技状態として選択されたRT6へと切り換えられる。
【0116】
次に、未だスイカに20回当選しておらず、演出パターン指示部111によりボーナス確定演出パターン又は特別演出パターンも選択されず(特別役への入賞可能なRT0へは移行しない)、且つ当該遊技状態RT1におけるRT回数が当該遊技を以て全て消化される場合の遊技状態RT1の動作について説明する(ステップS832/YES)。
【0117】
RT選択番号選択部1123は、当該遊技状態RT1から移行する先の遊技状態としてRT5を選択する(ステップS833)。
【0118】
続いて、RT回数抽選部1122は、移行先の遊技状態として選択されたRT5におけるRT回数を抽選する(ステップS834)。当選したRT回数は、RT5におけるRT回数としてRT回数記憶部113内に記憶される。
【0119】
続いて、次遊技状態送信部115は、RT選択番号選択部1123により選択されたRT5の識別情報、及び、RT回数抽選部1122による抽選の結果、当選したRT回数を次遊技状態情報としてサブ制御基板60に対して送信する(ステップS835)。このとき、演出パターン指示部111によって選択された演出パターン(ボーナス確定演出パターン、特別演出パターン以外の演出パターン)を示す演出パターン情報も併せて送信される。サブ制御基板60の遊技中演出パターン選択部201は、次遊技状態情報及び演出パターン情報に基づいて、例えば、次遊技からRT5へ移行することを意味する文字情報「チャンス」等を演出表示装置40上に表示させる演出パターンを選択する。演出制御部203は、選択された演出パターンに基づく演出制御を当該遊技時に実行する。
【0120】
続いて、タイミング制御部102は、リール制御部106にリール31L、31C及び31Rの回転を開始させる(ステップS836)。
【0121】
そして、リール制御部106は、遊技者によりストップスイッチ群42の各ストップスイッチが操作されると(ステップS837/YES)、当選役に入賞可能となるようなリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応するリールの回転を停止させる(ステップS838)。各ストップスイッチについてステップS837、S838及び対応リールの前記停止制御を全リールの停止が確認されるまで実行し、全リール31L、31C及び31Rの停止が確認されると(ステップS839/YES)、ステップS840へ進む。
【0122】
続いて、入賞判定部107は、有効化された有効ライン上に並んでいる図柄の組合せに基づいて入賞の有無を判定する(ステップS840)。この結果、何らかの入賞があると判定された場合には、払出制御部110が入賞した役に対応するメダルの払い出しの制御をホッパ装置93に対して行う(ステップS841)。そして、遊技状態は、ステップS833で移行先遊技状態として選択されたRT5へと切り換えられる。
【0123】
一方、ステップS832において、RT1の全RT回数が消化されていないと判定される場合には、上記のステップS836〜ステップS839と同様のリール制御により当選役を入賞させるようなリール制御を行って、ステップS840、S841と同様の処理により入賞役に応じたダルの払い出し制御を行う(ステップS842〜ステップS847)。続いて、RT1の遊技状態を継続する。
【0124】
−RT5−
次に、ストックタイム中の遊技状態であるRT5における動作について図9を参照しながら説明する。RT5の遊技状態は、特別役を入賞可能とするリール制御がなされるRT0に他の遊技状態(RT1〜RT4)と比べて高確率に移行する遊技状態であり、遊技者にとって有利な遊技状態である。
【0125】
タイミング制御部102は、メダルの投入を監視しており、メダル投入口23からメダルの投入があるか、又はクレジットがある場合にベットスイッチ43a又は43bが操作されると、メダルが投入されたと判断する。
【0126】
続いて、遊技者にとってスタートスイッチ41が操作されると、タイミング制御部102がスタートスイッチ41がオンになったことを検知し(ステップS901/YES)、役抽選部101が乱数を取得する。なお、タイミング制御部102は、スタートスイッチ41が操作されるまで、ステップS901の検知を繰り返す。
【0127】
役抽選部101は、取得した乱数と内部中抽選テーブル122とを照らし合わせて役の抽選処理を行う(ステップS902)。この抽選の結果、当選した役のフラグをオンにして(ステップS903)、そのことをフラグ情報記憶部103に記憶させる。BB又はRBに当選した場合には、特別役入賞可能回数加算部105が特別役入賞可能回数記憶部104に記憶されているBB又はRBの特別役入賞可能回数に「1」を加算する。但し、特別役に当選した場合であっても当該遊技状態はストックタイム中の遊技状態であるため、特別役が入賞させないようなリール制御がなされる。RT回数減算部114は、役抽選部による役の抽選処理を受けて、RT回数記憶部113内に記憶されているRT5のRT回数を減算する。
【0128】
以降の遊技状態RT5の動作について、先ず、当該遊技においてステップS902の役の抽選処理により所定の小役であるスイカに当選し、今回の当選を含めてスイカがこれまで20回当選した場合に説明する(ステップS904/YES)。
【0129】
RT選択番号選択部1123は、当該遊技状態RT5から移行する先の遊技状態として、特別役が入賞可能な遊技状態であるRT0を選択する(ステップS905)。
【0130】
続いて、次遊技状態送信部115は、RT選択番号選択部1123によって選択されたRT0の識別情報を次遊技状態情報としてサブ制御基板60に対して送信する(ステップS906)。なお、当該遊技時においては、スイカの20回当選を受けて演出パターン指示部111によってボーナス確定演出パターンが選択されており、RT0の識別情報とともにボーナス確定演出パターンを示す演出パターン情報も併せてサブ制御基板60に対して送信される。サブ制御基板60の遊技中演出パターン選択部201は、次遊技状態情報及び演出パターン情報に基づいて、例えば次遊技には特別役が入賞可能となる(ボーナスが確定する)旨を報知するための演出パターンを選択し、演出制御部203は、選択された演出パターンに基づく演出制御を当該遊技時に実行する。
【0131】
続いて、タイミング制御部102は、リール制御部106にリール31L、31C及び31Rの回転を開始させる(ステップS907)。
【0132】
そして、リール制御部106は、遊技者によりストップスイッチ群42の各ストップスイッチが操作されると(ステップS908/YES)、ここでは、スイカを入賞させるようなリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応するリールの回転を停止させる(ステップS909)。各ストップスイッチについてステップS908、S909及び対応リールの前記停止制御を全リールの停止が確認されるまで実行し、全リール31L、31C及び31Rの停止が確認されると(ステップS910/YES)、ステップS911へ進む。
【0133】
続いて、入賞判定部107は、有効化された有効ライン上に並んでいる図柄の組合せに基づいて入賞の有無を判定する(ステップS911)。この結果、何らかの入賞があると判定された場合には、払出制御部110が入賞した役に対応するメダルの払い出しの制御をホッパ装置93に対して行う(ステップS912)。そして、遊技状態は、ステップS905において移行先遊技状態として選択されたRT0へと切り換えられる。
【0134】
次に、未だスイカに20回当選しておらず、且つ演出パターン指示部111によりボーナス確定演出パターンが選択された場合の遊技状態RT5の動作について説明する(ステップS913/YES)。
【0135】
RT選択番号選択部1123は、当該遊技状態RT5から移行する先の遊技状態として、特別役が入賞可能な遊技状態であるRT0を選択する(ステップS914)。
【0136】
続いて、次遊技状態送信部115は、RT選択番号選択部1123により選択されたRT0の識別情報を次遊技状態情報としてサブ制御基板60に対して送信する(ステップS915)。このとき、演出パターン指示部111によって選択されたボーナス確定演出パターンを示す演出パターン情報も併せてサブ制御基板60に送信される。サブ制御基板60の遊技中演出パターン選択部201は、次遊技状態情報及び演出パターン情報に基づいて、例えば次遊技には特別役が入賞可能となる(ボーナスが確定する)旨を報知するための演出パターンを選択し、演出制御部203は、選択された演出パターンに基づく演出制御を当該遊技時に実行する。
【0137】
続いて、タイミング制御部102は、リール制御部106にリール31L、31C及び31Rの回転を開始させる(ステップS916)。
【0138】
そして、リール制御部106は、遊技者によりストップスイッチ群42の各ストップスイッチが操作されると(ステップS917/YES)、当選役を入賞させるようなリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応するリールの回転を停止させる(ステップS918)。各ストップスイッチについてステップS917、S918及び対応リールの前記停止制御を全リールの停止が確認されるまで実行し、全リール31L、31C及び31Rの停止が確認されると(ステップS919/YES)、ステップS920へ進む。
【0139】
続いて、入賞判定部107は、有効化された有効ライン上に並んでいる図柄の組合せに基づいて入賞の有無を判定する(ステップS920)。この結果、何らかの入賞があると判定された場合には、払出制御部110が入賞した役に対応するメダルの払い出しの制御をホッパ装置93に対して行う(ステップS921)。そして、遊技状態は、ステップS914で移行先遊技状態として選択されたRT0へと切り換えられる。
【0140】
次に、当該遊技において未だスイカに20回当選しておらず、且つ演出パターン指示部111により特別演出パターンが選択された場合の遊技状態RT5の動作について説明する(ステップS922/YES)。ここで選択される特別演出パターンは、3回の遊技で成立する一連の演出パターンであり、この演出の終了(成立)とともに特別役の当選が遊技者に対して報知される。
【0141】
当該遊技がRT5における1回目の遊技である場合(ステップS923/YES)、RT選択番号選択部1123は、当該遊技状態RT5から移行する先の遊技状態としてRT6を選択する(ステップS924)。なお、当該遊技がRT5における1回目の遊技であるか否かは、RT回数記憶部113内に当該遊技状態について記憶されているRT回数が当初のRT回数から1減算された値であるか否かにより判定可能である。
【0142】
次に、RT回数選択部1124は、移行先の遊技状態として選択されたRT6におけるRT回数を選択する(ステップS925)。本実施形態では、移行先遊技状態であるRT6において特別演出パターンの残りの遊技を行わせるために、2回のRT回数が選択される。選択されたRT回数は、RT6におけるRT回数としてRT回数記憶部113にて記憶される。
【0143】
続いて、次遊技状態送信部115は、RT選択番号選択部1123により選択されたRT6の識別情報、及び、RT回数選択部1124により選択されたRT6におけるRT回数を次遊技状態情報としてサブ制御基板60に対して送信する(ステップS926)。このとき、演出パターン指示部111により選択された演出パターン情報も併せてサブ制御基板60に送信される。サブ制御基板60の遊技中演出パターン選択部201は、次遊技状態情報及び演出パターン情報に基づいて、例えば次遊技から3回分の遊技に亘って行われる一連の演出のうち2番目の演出が次遊技において行われることを遊技者に対して報知するための演出パターンを選択し、演出制御部203は、選択された演出パターンに基づく演出制御を当該遊技時に実行する。
【0144】
続いて、タイミング制御部102は、リール制御部106にリール31L、31C及び31Rの回転を開始させる(ステップS927)。
【0145】
そして、リール制御部106は、遊技者によりストップスイッチ群42の各ストップスイッチが操作されると(ステップS928/YES)、当選役を入賞させるようなリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応するリールの回転を停止させる(ステップS929)。各ストップスイッチについてステップS928、S929及び対応リールの前記停止制御を全リールの停止が確認されるまで実行し、全リール31L、31C及び31Rの停止が確認されると(ステップS930/YES)、ステップS931へ進む。
【0146】
続いて、入賞判定部107は、有効化された有効ライン上に並んでいる図柄の組合せに基づいて入賞の有無を判定する(ステップS931)。この結果、何らかの入賞があると判定された場合には、払出制御部110が入賞した役に対応するメダルの払い出しの制御をホッパ装置93に対して行う(ステップS932)。そして、遊技状態は、ステップS924において移行先遊技状態として選択されたRT6へと切り換えられる。
【0147】
一方、未だスイカに20回当選しておらず、且つ演出パターン指示部111により特別演出パターンが選択された場合であって、当該遊技がRT5における2回目の遊技である場合(ステップS933/YES)、RT選択番号選択部1123は、当該遊技状態RT5から移行する先の遊技状態としてRT6を選択する(ステップS934)。なお、当該遊技がRT5における2回目の遊技であるか否かは、RT回数記憶部113内に当該遊技状態について記憶されているRT回数が当初のRT回数から2減算された値であるか否かにより判定可能である。
【0148】
次に、RT回数選択部1124は、移行先の遊技状態として選択されたRT6におけるRT回数を選択する(ステップS935)。本実施形態では、移行先遊技状態であるRT6において特別演出パターンの残りの遊技を行わせるために、1回のRT回数が選択される。選択されたRT回数は、RT6におけるRT回数としてRT回数記憶部113にて記憶される。
【0149】
続いて、RT選択番号選択部1123により選択されたRT6の識別情報、及び、RT回数選択部1124により選択されたRT回数を次遊技状態情報としてサブ制御基板60に対して送信する(ステップS936)。このとき、演出パターン指示部111により選択された演出パターン情報も併せてサブ制御基板60に送信される。サブ制御基板60の遊技中演出パターン選択部201は、次遊技状態情報及び演出パターン情報に基づいて、例えば次遊技から3回分の遊技に亘って行われる一連の演出のうち3番目(最後)の演出が次遊技において行われることを遊技者に対して報知するための演出パターンを選択し、演出制御部203は、選択された演出パターンに基づく演出制御を当該遊技時に実行する。
【0150】
続いて、タイミング制御部102は、リール制御部106にリール31L、31C及び31Rの回転を開始させる(ステップS937)。
【0151】
そして、リール制御部106は、遊技者によりストップスイッチ群42の各ストップスイッチが操作されると(ステップS938/YES)、当選役を入賞させるようなリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応するリールの回転を停止させる(ステップS939)。各ストップスイッチについてステップS938、S939及び対応リールの前記停止制御を全リールの停止が確認されるまで実行し、全リール31L、31C及び31Rの停止が確認されると(ステップS940/YES)、ステップS941へ進む。
【0152】
続いて、入賞判定部107は、有効化された有効ライン上に並んでいる図柄の組合せに基づいて入賞の有無を判定する(ステップS941)。この結果、何らかの入賞があると判定された場合には、払出制御部110が入賞した役に対応するメダルの払い出しの制御をホッパ装置93に対して行う(ステップS942)。そして、遊技状態は、ステップS1031において移行先遊技状態として選択されたRT6へと切り換えられる。
【0153】
また、未だスイカに20回当選しておらず、且つ演出パターン指示部111により特別演出パターンが選択された場合であって、当該遊技が特別演出パターンが終了(成立)するRT5における3回目の遊技である場合(ステップS933/NO)、RT選択番号選択部1123は、当該遊技状態RT5から移行する先の遊技状態としてRT0を選択する(ステップS943)。なお、当該遊技がRT5における3回目の遊技であるか否かは、RT回数記憶部113内に当該遊技状態につい記憶されているRT回数が当初のRT回数から3減算された値であるか否かにより判定可能である。
【0154】
続いて、RT選択番号選択部115により選択されたRT0の識別情報を次遊技状態情報としてサブ制御基板60に送信する(ステップS944)。このとき、演出パターン指示部111により選択された演出パターン情報も併せてサブ制御基板60に送信される。サブ制御基板60の遊技中演出パターン選択部201は、次遊技状態情報及び演出パターン情報に基づいて、例えば次遊技から3回分の遊技に亘って行われる一連の演出が当該遊技で終了し、次遊技から特別役が入賞可能となる遊技状態(RT0)に移行する旨を報知するための演出パターンを選択し、演出制御部203は、選択された演出パターンに基づく演出制御を当該遊技時に実行する。
【0155】
続いて、タイミング制御部102は、リール制御部106にリール31L、31C及び31Rの回転を開始させる(ステップS945)。
【0156】
そして、リール制御部106は、遊技者によりストップスイッチ群42の各ストップスイッチが操作されると(ステップS946/YES)、当選役を入賞させるようなリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応するリールの回転を停止させる(ステップS947)。各ストップスイッチについてステップS946、S947及び対応リールの前記停止制御を全リールの停止が確認されるまで実行し、全リール31L、31C及び31Rの停止が確認されると(ステップS948/YES)、ステップS949へ進む。
【0157】
続いて、入賞判定部107は、有効化された有効ライン上に並んでいる図柄の組合せに基づいて入賞の有無を判定する(ステップS949)。この結果、何らかの入賞があると判定された場合には、払出制御部110が入賞した役に対応するメダルの払い出しの制御をホッパ装置93に対して行う(ステップS950)。そして、遊技状態は、ステップS943において移行先遊技状態として選択されたRT0へと切り換えられる。
【0158】
また、当該遊技において未だスイカに20回当選しておらず、且つ演出パターン指示部111によりボーナス確定演出パターン及び特別演出パターンが選択されなかった場合の遊技状態RT5の動作について説明する(ステップS922/NO)。
【0159】
当該遊技により当該遊技状態におけるRT回数を全て消化、即ちRT回数記憶部113に記憶されているRT回数が「0」である場合(ステップS951/YES)、RT選択番号抽選部1121は、当該遊技状態RT5から移行する先の遊技状態を遊技状態RT1〜RT4のうちから抽選する(ステップS952)。
【0160】
続いて、図示しない次回入賞特別役抽選部により次回入賞させる特別役の抽選処理が行われる(ステップS953)。次回入賞特別役抽選部は、例えば、BB、RB夫々について所定の当選領域を有する抽選テーブル(不図示)と取得する乱数とを照らし合わせることにより、次回入賞させる特別役の抽選処理を行う。当選した特別役は、次回入賞させる特別役として次回入賞特別役記憶部に記憶される。
【0161】
続いて、RT回数抽選部1122は、上記の移行先遊技状態の抽選処理により当選した遊技状態におけるRT回数を抽選する(ステップS954)。ここで当選されたRT回数は、RT回数記憶部113において記憶される。
【0162】
続いて、タイミング制御部102は、リール制御部106にリール31L、31C及び31Rの回転を開始させる(ステップS955)。
【0163】
そして、リール制御部106は、遊技者によりストップスイッチ群42の各ストップスイッチが操作されると(ステップS956/YES)、当選役を入賞させるようなリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応するリールの回転を停止させる(ステップS957)。各ストップスイッチについてステップS956、S957及び対応リールの前記停止制御を全リールの停止が確認されるまで実行し、全リール31L、31C及び31Rの停止が確認されると(ステップS958/YES)、ステップS959へ進む。
【0164】
続いて、入賞判定部107は、有効化された有効ライン上に並んでいる図柄の組合せに基づいて入賞の有無を判定する(ステップS959)。この結果、何らかの入賞があると判定された場合には、払出制御部110が入賞した役に対応するメダルの払い出しの制御をホッパ装置93に対して行う(ステップS960)。そして、遊技状態は、ステップS952の移行先遊技状態の抽選処理により当選した遊技状態へと切り換えられる。
【0165】
一方、当該遊技において未だスイカに20回当選しておらず、且つ演出パターン指示部111によりボーナス確定演出パターン及び特別演出パターンが選択されなかった場合(特別役への入賞可能なRT0へは移行しない場合)であって、当該遊技状態におけるRT回数が未だ消化されていない、即ちRT回数記憶部113に記憶されているRT回数が「0」でない場合には(ステップS951/NO)、上記のステップS955〜ステップS958と同様に当選を入賞させるようなリール制御を行って、入賞役が存在する場合にはステップS959及びステップS960と同様にメダルの払い出し制御を行う(ステップS961〜ステップS966)。続いて、RT5の遊技状態を継続する。
【0166】
−RT6−
次に、ストックタイム中の遊技状態であるRT6における動作について図10を参照しながら説明する。この遊技状態は、特別役を入賞可能とするリール制御を行うRT0の遊技状態に必ず移行する遊技状態である。
【0167】
タイミング制御部102は、メダルの投入を監視しており、メダル投入口23からメダルの投入があるか、又はクレジットがある場合にベットスイッチ43a又は43bが操作されると、メダルが投入されたと判断する。
【0168】
続いて、遊技者によってスタートスイッチ41が操作されると、タイミング制御部102がスタートスイッチ41がオンになったことを検知し(ステップS1001/YES)、役抽選部101が乱数を取得する。なお、タイミング制御部102は、スタートスイッチ41が操作されるまで、ステップS1001の検知を繰り返す。
【0169】
役抽選部101は、取得した乱数と内部中抽選テーブル122とを照らし合わせて役の抽選処理を行う(ステップS1002)。この抽選の結果、当選した役のフラグをオンにして、そのことをフラグ情報記憶部103に記憶させる(ステップS1003)。BB又はRBに当選した場合には、特別役入賞可能回数加算部105が特別役入賞可能回数記憶部に記憶されているBB又はRBの特別役入賞可能回数に「1」を加算する。但し、特別役に当選した場合であっても当該遊技状態はストックタイム中の遊技状態であるため、特別役が入賞させないようなリール制御がなされる。RT回数減算部114は、役抽選部による役の抽選処理を受けて、RT回数記憶部113内に記憶されているRT6のRT回数を減算する。
【0170】
以降の遊技状態RT6の動作について、先ず、当該遊技においてステップS1002の役の抽選処理により所定の小役であるスイカが当選し、今回の当選を含めてスイカがこれまで20回当選した場合について説明する(ステップS1004/YES)。
【0171】
RT選択番号選択部1123は、当該遊技状態RT1から移行する先の遊技状態として、特別役が入賞可能な遊技状態であるRT0を選択する(ステップS1005)。
【0172】
続いて、次遊技状態送信部115は、RT選択番号選択部1123により選択されたRT0の識別情報をサブ制御基板60に対して送信する(ステップS1106)。なお、当該遊技時においては、スイカの20回当選を受けて演出パターン指示部111によってボーナス確定演出パターンが選択されており、RT0の識別情報とともにボーナス確定演出パターンを示す演出パターン情報も併せてサブ制御基板60に対して送信される。サブ制御基板60の遊技中演出パターン選択部201は、次遊技状態情報及び演出パターン情報に基づいて、例えば次遊技には特別役が入賞可能となる(ボーナスが確定する)旨を報知するための演出パターンを選択し、演出制御部203は、選択された演出パターンに基づく演出制御を当該遊技時に実行する。
【0173】
続いて、タイミング制御部102は、リール制御部106にリール31L、31C及び31Rの回転を開始させる(ステップS1107)。
【0174】
そして、リール制御部106は、遊技者によりストップスイッチ群42の各ストップスイッチが操作されると(ステップS1108/YES)、ここでは、スイカを入賞させるようなリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応するリールの回転を停止させる(ステップS1109)。各ストップスイッチについてステップS1008、S1009及び対応リールの前記停止制御を全リールの停止が確認されるまで実行し、全リール31L、31C及び31Rの停止が確認されると(ステップS1010/YES)、ステップS1011へ進む。
【0175】
続いて、入賞判定部107は、有効化された有効ライン上に並んでいる図柄の組合せに基づいて入賞の有無を判定する(ステップS1011)。この結果、何らかの入賞があると判定された場合には、払出制御部110が入賞した役に対応するメダルの払い出しの制御をホッパ装置93に対して行う(ステップS1012)。そして、遊技状態は、ステップS1005において移行先遊技状態として選択されたRT0へと切り換えられる。
【0176】
次に、当該遊技において未だスイカに20回当選しておらず、且つ当該遊技状態におけるRT回数が全て消化、即ちRT回数記憶部113において当該遊技状態について記憶されるRT回数が「0」である場合の遊技状態RT7の動作について説明する(ステップS1013/YES)。
【0177】
RT選択番号選択部1123は、当該遊技状態RT7から移行する先の遊技状態として、特別役が入賞可能な遊技状態であるRT0を選択する(ステップS1014)。
【0178】
続いて、次遊技状態送信部115は、RT選択番号選択部1123により選択されたRT7の識別情報を次遊技状態情報としてサブ制御基板60に対して送信する(ステップS1015)。なお、当該遊技時においては、当該遊技状態(RT6)のRT回数が全て消化されたことを受けて演出パターン指示部111によってボーナス確定演出パターンが選択されており、RT0の識別情報とともにボーナス確定演出パターンを示す演出パターン情報も併せてサブ制御基板60に対して送信される。サブ制御基板60の遊技中演出パターン選択部201は、次遊技状態情報及び演出パターン情報に基づいて、例えば次遊技には特別役が入賞可能となる(ボーナスが確定する)旨を報知するための演出パターンを選択し、演出制御部203は、選択された演出パターンに基づく演出制御を当該遊技時に実行する。
【0179】
続いて、タイミング制御部102は、リール制御部106にリール31L、31C及び31Rの回転を開始させる(ステップS1016)。
【0180】
そして、リール制御部106は、遊技者によりストップスイッチ群42の各ストップスイッチが操作されると(ステップS1017/YES)、当選役を入賞させるようなリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応するリールの回転を停止させる(ステップS1018)。各ストップスイッチについてステップS1017、S1018及び対応リールの前記停止制御を全リールの停止が確認されるまで実行し、全リール31L、31C及び31Rの停止が確認されると(ステップS1019/YES)、ステップS1020へ進む。
【0181】
続いて、入賞判定部107は、有効化された有効ライン上に並んでいる図柄の組合せに基づいて入賞の有無を判定する(ステップS1020)。この結果、何らかの入賞があると判定された場合には、払出制御部110が入賞した役に対応するメダルの払い出しの制御をホッパ装置93に対して行う(ステップS1021)。そして、遊技状態は、ステップS1013で移行先遊技状態として選択されたRT0へと切り換えられる。
【0182】
また、当該遊技において未だスイカに20回当選しておらず、且つ当該遊技状態におけるRT回数が未だ消化されていない、即ちRT回数記憶部113において当該遊技状態について記憶されるRT回数が「0」でない場合であって、演出パターン指示部111によりボーナス確定演出パターンが選択された場合の遊技状態RT6の動作について説明する(ステップS1022/YES)。
【0183】
RT選択番号選択部1123は、当該遊技状態RT7から移行する先の遊技状態として、特別役が入賞可能な遊技状態であるRT0を選択する(ステップS1023)。
【0184】
次遊技状態送信部115は、RT選択番号選択部1123により選択されたRT0の識別情報をサブ制御基板60に対して送信する(ステップS1024)。このとき、演出パターン指示部111によって選択されたボーナス確定演出パターンを示す演出パターン情報も併せてサブ制御基板60に送信される。サブ制御基板60の遊技中演出パターン選択部201は、次遊技状態情報及び演出パターン情報に基づいて、例えば次遊技には特別役が入賞可能となる(ボーナスが確定する)旨を報知するための演出パターンを選択し、演出制御部203は、選択された演出パターンに基づく演出制御を当該遊技時に実行する。
【0185】
続いて、タイミング制御部102は、リール制御部106にリール31L、31C及び31Rの回転を開始させる(ステップS1025)。
【0186】
そして、リール制御部106は、遊技者によりストップスイッチ群42の各ストップスイッチが操作されると(ステップS1026/YES)、当選役を入賞させるようなリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応するリールの回転を停止させる(ステップS1027)。各ストップスイッチについてステップS1026、S1027及び対応リールの前記停止制御を全リールの停止が確認されるまで実行し、全リール31L、31C及び31Rの停止が確認されると(ステップS1028/YES)、ステップS1029へ進む。
【0187】
続いて、入賞判定部107は、有効化された有効ライン上に並んでいる図柄の組合せに基づいて入賞の有無を判定する(ステップS1029)。この結果、何らかの入賞があると判定された場合には、払出制御部110が入賞した役に対応するメダルの払い出しの制御をホッパ装置93に対して行う(ステップS1030)。そして、遊技状態は、ステップS1023で移行先遊技状態として選択されたRT0へと切り換えられる。
【0188】
さらに、当該遊技において未だスイカに20回当選しておらず、且つ当該遊技状態におけるRT回数が未だ消化されていない場合であって、演出パターン指示部111によりボーナス確定演出パターンが選択されなかった場合(特別役への入賞可能なRT0へは移行しない場合)には、上記のステップS1025〜ステップS1028と同様のリール制御により当選役を入賞させるようなリール制御を行って、ステップS1029及びステップS1030と同様の処理により入賞役に応じたメダルの払い出し制御を行う(ステップS1031〜ステップS1036)。続いて、RT6の遊技状態を継続する。
【0189】
−RT0(ボーナス制御)−
RT0は、他の遊技状態から当該遊技状態に移行してきた場合に、次回入賞特別役記憶部において設定されている特別役を入賞可能なリール制御を行う。RT0では、リール制御部106は有効になっている有効ライン上に特別役の図柄の組合せが停止するように、リール31L、31C及び31Rの停止制御の範囲内(例えば、操作されたときの図柄を含み5図柄以内)でできる限り特別役に係る図柄が揃うような引き込み制御を行う。入賞判定部107により特別役が入賞したことが判定された場合、特別役遊技制御部108は、次遊技から所定の終了条件を満たすまで特別役の制御を行う。
【0190】
以上のように、本実施形態によれば、遊技状態制御部112によって次遊技に移行する遊技状態が決定されると、次遊技状態送信部115が次遊技状態の状態情報をサブ制御基板60に対して送信することにより、移行先遊技状態に実際に移行する一遊技前に、サブ制御基板60は受信した移行先遊技状態の状態情報に基づいて移行先遊技状態を踏まえた演出制御が可能となり、演出の多様化を図ることができる。
【0191】
本発明の実施形態は、コンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムがコンピュータに供給するための手段としては、例えば、かかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読取可能な記録媒体や、かかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体が挙げられる。
【図面の簡単な説明】
【0192】
【図1】本発明の実施形態に係るスロットマシン(遊技機)の外観を示す正面図である。
【図2】本発明の実施形態に係るスロットマシンのシステム構成を示すブロック図である。
【図3】メイン制御基板の機能的な構成を示す機能ブロック図である。
【図4】抽選テーブルの構成を示す図である。
【図5】サブ制御基板の機能的な構成を示す機能ブロック図である。
【図6】遊技状態間における遊技状態の移行関係を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に係るスロットマシンの動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態に係るスロットマシンの動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施形態に係るスロットマシンの動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施形態に係るスロットマシンの動作を示すフローチャートである。
【図11】移行先RT抽選テーブルの構成を示す図である。
【符号の説明】
【0193】
10:スロットマシン
11:リール基板
12:中央表示基板
13:電源装置基板
20:フロントパネル
21:表示窓
22a、22b、22c:有効ライン
23:メダル投入口
24:有効ラインランプ
25:クレジット投入枚数表示部
26:ゲーム数表示部
27:払い出し数表示部
28:投入枚数表示部
31L、31C、31R:リール
40:演出表示装置
41:スタートスイッチ
42L、42C、42R:ストップスイッチ
43a、43b:ベットスイッチ
50:メイン制御基板
51:メインCPU
52、62:ROM
53、63:RAM
54、69:I/F回路
60:サブ制御基板
61:サブCPU
71:スピーカ
101:役抽選部
102:タイミング制御部
103:フラグ情報記憶部
104:特別役入賞可能回数記憶部
105:特別役入賞可能回数加算部
106:リール制御部
107:入賞判定部
108:特別遊技制御部
109:特別役入賞可能回数減算部
110:払出制御部
111:演出パターン指示部
112:遊技状態制御部
113:RT回数記憶部
114:RT回数減算部
115:次遊技状態送信部
1121:RT選択番号抽選部
1122:RT回数抽選部
1123:RT選択番号選択部
1124:RT回数選択部
121:通常遊技中抽選テーブル
122:内部中抽選テーブル
【出願人】 【識別番号】390031783
【氏名又は名称】サミー株式会社
【住所又は居所】東京都豊島区東池袋三丁目1番1号 サンシャイン60
【出願日】 平成16年6月15日(2004.6.15)
【代理人】 【識別番号】100090273
【弁理士】
【氏名又は名称】國分 孝悦

【公開番号】 特開2006−179(P2006−179A)
【公開日】 平成18年1月5日(2006.1.5)
【出願番号】 特願2004−176922(P2004−176922)