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【発明の名称】 ビリヤード用ストロークチェックミラー
【発明者】 【氏名】山口 健次
【課題】球を撞くキューの操作方法を練習するビリヤード用ストロークチェックミラーを提供する。

【解決手段】起立手段40により、鏡20をその上側を斜め後方に寝かせた状態で練習台30上に起立させ、鏡20前方の練習台20上でキュー10先端を非利手でブリッジを作って支持すると共に、キュー10胴部を利手で掴んで、キュー10を前後方向に移動させる。そして、キュー10先端を、鏡下部の穴22を通して、鏡20に衝突させずに鏡20前方から鏡20を貫いて鏡20後方に撞き出す動作を繰り返し行い、キュー10のストローク練習をする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キューを撞く自己の姿勢を写し出す鏡と、該鏡をその上側を斜め後方に寝かせた状態で練習台上に起立させる起立手段と、該起立手段により練習台上に起立させる前記鏡の下部に開口されたキューを鏡前方から遊挿する穴であって、前記練習台上でキュー先端を非利手でブリッジを作って支持すると共に、キュー胴部を利手で掴んで、キューを練習台上で前後方向に撞く姿勢を取った際に、キュー先端を鏡に衝突させずに鏡前方から鏡を貫いて鏡後方に撞き出すことの可能な穴とが備えられたことを特徴とするビリヤード用ストロークチェックミラー。
【請求項2】
前記鏡が方形平板状をしており、その平板鏡の下端から約3cm離れた鏡の下部中央に、前記穴を構成する約2.5〜3cmの直径の丸穴が開口されたことを特徴とする請求項1記載のビリヤード用ストロークチェックミラー。
【請求項3】
前記鏡が、その鏡にキューを撞く姿勢を写し出した際に、鏡下部の穴のほぼ中心を通る垂直な細線が見える構造のものであることを特徴とする請求項1又は2記載のビリヤード用ストロークチェックミラー。
【請求項4】
前記起立手段により鏡を練習台上に起立させた状態において、鏡後方の練習台上に球を置く空隙であって、その空隙に置かれた球を鏡下部の穴を貫いて鏡後方に突き出すキュー先端により、練習台上を鏡後方に転動させる通路を兼ねた空隙が設けられる構造をしたことを特徴とする請求項1、2又は3記載のビリヤード用ストロークチェックミラー。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、球を撞くキューの操作方法(ストローク)を訓練するための、ビリヤード用ストロークチェックミラーに関する。
【背景技術】
【0002】
ビリヤードにおいては、球を撞くキューの動きが、即ちキューのストローク動作が、球のスピードや回転、さらには球の進行方向までの全てを決定する。そのために、初心者は勿論、上級者においても、球を撞く際の、キューの正確な自己のフォームを、身につけることが、ビリヤード上達の最大キーポイントとなっている。具体的には、多くの人の場合に、上級者でも、テイクバックの姿勢(キューを後方に引き取る姿勢)を取る時には、キューを、真後ろではなくて、人体の骨格構造上から、必然的に、利き腕の方にこじって、自己の体に近づけてしまい易い。そのために、キューを、自己の体に近づけた状態のまま、前方に撞き出してしまうことが多く、その結果、球をキュー先端で左右いずれかの方向にこじってしまう傾向がある。従って、ビリヤード競技技術の上達を図るためには、キューのストロークのフォームを、頭ではなく、体で理解し、自己の筋肉に完全に覚え込ませることが肝要である。これが、いわゆるマッスルメモリー理論と一般に呼ばれている理論である。
【0003】
このマッスルメモリー理論を、ビリヤードに応用するための装置としては、特開2002−186702号公報に記載されたような、撞球練習装置及び撞球練習システムや、特開2002−126158号公報に記載されたような、ビリヤード練習用キーなどがある。
【特許文献1】特開2002−186702号公報
【特許文献2】特開2002−126158号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前者の特開2002−186702号公報記載の撞球練習装置及び撞球練習システムは、複雑で大掛かりな撮影手段を用いて、キューのストローク姿勢の撮影データをコンピュータで解析する構造をしており、高価なものであって、誰でもが手軽に買い求めて自宅などに置いて、空いた時間を見つけて日常的にキューのストローク練習を行うことができなかった。
また、後者の特開2002−126158号公報記載のビリヤード練習用キューは、キュー後端を支持する手段が存在しないために、キューの移動方向を、所望の方向に動かぬように安定させることができなかった。そのために、キューを引き取ったり撞き出したりした際に、そのキューの移動方向が、一定の方向に定まらずに、左右にぶれる等してしまった。そのために、キューの正確な引き取り方向や撞き出し方向を、即ちキューのストローク姿勢を、自己の筋肉に正確に覚え込ませることができなかった。
【0005】
本発明は、このような課題を解消可能な、誰でもが手軽に自宅などに置いて、空いた時間を見つけて日常的にキューのストローク練習を行うことのできる安価なキューのストローク練習用ミラーであって、前述のマッスルメモリー理論を応用して、キューのストローク姿勢を、即ちキューの引き取り方向や撞き出し方向を的確に修正できる、簡便な、ビリヤード用ストロークチェックミラー(以下、チェックミラーと略す。)を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような目的を達成するために、本発明のチェックミラーは、
キューを撞く自己の姿勢を写し出す鏡と、該鏡をその上側を斜め後方に寝かせた状態で練習台上に起立させる起立手段と、該起立手段により練習台上に起立させる前記鏡の下部に開口されたキューを鏡前方から遊挿する穴であって、前記練習台上でキュー先端を非利手でブリッジを作って支持すると共に、キュー胴部を利手で掴んで、キューを練習台上で前後方向に撞く姿勢を取った際に、キュー先端を鏡に衝突させずに鏡前方から鏡を貫いて鏡後方に撞き出すことの可能な穴とが備えられたことを特徴としている。
【0007】
このような構成のチェックミラーによれば、起立手段を用いて、キューを撞く自己の姿勢を写し出す鏡を、その上側を斜め後方に寝かせた状態で、キューを撞く動作を練習する練習台上に起立させることができる。
次いで、その鏡前方の練習台上でキュー先端を非利手でブリッジを作って支持すると共に、キュー胴部を利手で掴んで、キューを練習台上で前後方向に撞く姿勢、即ちキューのストローク練習姿勢を取ることができる。そして、キュー先端を、鏡下部に開口された穴を通して、鏡に衝突させずに、鏡前方から鏡を貫いて鏡後方に撞き出したり、鏡後方から鏡下部の穴を通して鏡前方に引き抜いたりできる。そして、鏡を起立させた練習台上で、キューのストローク練習を繰り返し行うことができる。
【0008】
その際には、鏡前方の練習台上でキューを操作中の自己のストローク姿勢を、鏡に写し出すことができる。そして、その鏡に写る自己のストローク姿勢を見ながら、テイクバックの姿勢を取る時に、キューを、利き腕の方にこじって、自己の体に近づけずに、真後ろに引き戻すように矯正できる。そして、キューを、自己の体に近づけた状態のまま、前方に撞き出す癖をなくして、真っすぐに前方に正確に撞き出すように矯正できる。
【0009】
また、その際には、鏡前面をキューの適正なストローク方向に対してほぼ垂直な方向に向けて練習台上に起立させておくことにより、その鏡前方の練習台上で操作するキューのストローク方向が、鏡面に対して直角ではなくて、即ち適正な方向ではなくて、左右にずれていると、即ちキューを自己の体に近づけ過ぎたり自己の体から遠ざけ過ぎたりすると、鏡に写るキュー部分とそれに連なる鏡前方のキュー部分とがくの字状に折れ曲がった状態となる。そのために、誰でもが容易かつ的確に自己のストローク姿勢の誤りを発見できる。そして、その鏡に写るキュー部分とそれに連なるキュー部分との曲がり具合を見て、キューのストローク方向を、鏡前面に対してほぼ垂直な方向に誤りなく容易かつ的確に矯正できる。
【0010】
本発明のチェックミラーにおいては、ストローク姿勢を写し出す鏡が方形平板状をしており、その平板鏡の下端から約3cm上方の鏡下部の中央に、キュー先端を遊挿する約2.5〜3cmの直径の丸い穴が開口された構造とすると良い。
そうした場合には、その平板状をした鏡に、自己のストローク姿勢を、歪みなく鮮明かつ適正に写し出すことができる。また、その方形平板状をした鏡の下端縁を、平面状をした練習台上に幅広く安定させて載置できる。そして、その方形平板状をした鏡を、起立手段を用いて、練習台上に容易に倒れぬように安定させて起立させることができる。
また、キュー先端の外径は、1〜1.5cm前後である。そのために、そのキュー先端を鏡下部の約2.5〜3cmの直径の丸い穴に、鏡に衝突させずに、余裕を持って、鏡前方から鏡を貫いて鏡後方に撞き出したり、鏡後方から鏡下部の穴を通して鏡前方に引き戻したりできる。また、鏡下部の中央に穴が設けられているために、その穴に挿通されたキュー部分周囲の全体を幅広く鏡に写し出すことができる。そして、キューが鏡面に対してほぼ垂直な方向を向いているか否かを容易かつ的確に判断できる。
また、ビリヤード用の球の直径は、6cm前後である。従って、その練習台上に置かれた球のほぼ中央目掛けて撞くキュー先端は、練習台上方の約3cmの高さ位置となる。他方、鏡下部に開口された穴の中心は、練習台上に起立させた平板鏡の下端から約3cm上方の位置にある。そのために、起立手段により練習台上に起立させた鏡下部の穴の中央の位置と、鏡前方の練習台上でストローク姿勢を取ったキュー先端の高さ位置とがほぼ一致することになる。その結果、鏡前方の練習台上でストローク姿勢を取ったキュー先端を、鏡下部の穴のほぼ中央に配置できる。そして、キュー先端を鏡下部の穴周縁に突き当てずに、キューのストローク練習を支障なく円滑に行うことができる。
【0011】
本発明のチェックミラーにおいては、鏡が、その鏡にキューを撞く姿勢を写し出した際に、鏡下部の穴のほぼ中心を通る垂直な細線が見える構造のものであると良い。
そうした場合には、鏡前方の練習台上でキューを撞く姿勢を取った際に、その鏡に自己のキューを撞く姿勢を写し出すと共に、その同じ鏡にキュー先端を遊挿する鏡下部の穴のほぼ中央を通る垂直な細線を写し出すことができる。そして、キュー先端に対して、自己の姿勢が右又は左寄りになったり、右又は左に傾いたりしているか否かを、容易かつ的確に判断できる。そして、自己のストローク姿勢を適正に矯正できる。
【0012】
本発明のチェックミラーにおいては、前記起立手段により鏡を練習台上に起立させた状態において、鏡後方の練習台上に球を置く空隙であって、その空隙に置かれた球を鏡下部の穴を貫いて鏡後方に突き出すキュー先端により、練習台上を鏡後方に転動させる通路を兼ねた空隙が設けられる構造とすると良い。
そうした場合には、起立手段により練習台上に起立させた鏡後方の練習台上に設けられた空隙に、球を置くことができる。そして、その練習台上の空隙に置かれた球を、鏡下部の穴を貫いて鏡後方に突き出すキュー先端により撞くことができる。そして、その球を、鏡後方の練習台上に設けられた通路を兼ねた空隙を通して、練習台上を鏡後方に転動させることができる。そして、キューのストローク練習の際に、球をキュー先端で実際に撞く実戦練習を併せて行うことができる。
【発明の効果】
【0013】
以上説明したように、本発明のチェックミラーによれば、キューのストローク姿勢の矯正を、誰でもが、自宅等で手軽に繰り返し容易かつ的確に行うことができる。そして、前述のマッスルメモリー理論を、確実に具現化できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
次に、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
図1ないし図5は本発明のチェックミラーの好適な実施の形態を示し、図1はその正面図、図2は図1のA−A端面図、図3はその使用状態側面図、図4はその使用状態背面図、図5はその使用方法説明図である。以下に、このチェックミラーを説明する。
【0015】
キュー10は、一般に、図5に示したように、球を撞く丸棒状のキューシャフト12の後端が、バットと呼ばれる利き手で掴むキューグリップ14先端にねじ込まれて、それらのキューシャフト12とキューグリップ14とが直線状に連なった構造をしている。
図1と図2に示したチェックミラーは、キュー10を撞く自己の姿勢を写し出す鏡20と、該鏡をその上側を斜め後方に寝かせた状態で練習台30上に起立させる起立手段40と、該起立手段により練習台30上に起立させる鏡20の下部に開口されたキュー10を鏡20前方から遊挿する穴22とが備えられた構造をしている。
【0016】
鏡20は、方形平板状をしていて、その鏡本体28の周縁と背面とが、保護枠24により連続して覆われている。
穴22は、鏡20下部の中央に設けられていて、図5に示したように、起立手段40により練習台30上に起立させた鏡20前方の練習台30上でキュー10先端を非利手でブリッジを作って支持すると共に、キュー10胴部を利手で掴んで、キュー10を練習台30上で前後方向に撞く姿勢を取った際に、キュー10先端を鏡20に衝突させずに鏡20前方から鏡20を貫いて鏡20後方に撞き出すことの可能なように、その位置と大きさとが設定されている。
具体的には、穴22が、方形平板状をした鏡20の下端から約3cm上方の鏡20下部の中央に開口されていて、そのキュー10先端を遊挿する穴22が、約2.5〜3cmの直径の丸穴状をしている。
【0017】
起立手段40は、図3と図4に示したように、金属製の帯板をほぼ逆M字状に折り曲げて形成されていて、その両端が、鏡の保護枠24の左右の側部中途部に、軸42を介して、鏡20後方に回動可能に取着されている。そして、図3に示したように、その帯板を折り曲げてなる起立手段40を軸42を中心に鏡20後方の斜め下方に回動させた状態とすることにより、その起立手段40を用いて、鏡20をその上側を斜め後方に寝かせた状態で練習台30上に起立させることができるように構成されている。逆に、その帯板を折り曲げてなる起立手段40を軸42を中心に鏡20裏面方向に回動させた状態とすることにより、起立手段40と鏡20とをほぼ平板状にコンパクト化して収納、運搬等できるように構成されている。
【0018】
図1と図2に示したチェックミラーは、以上のように構成されていて、このチェックミラーによれば、図3と図4に示したように、起立手段40を用いて、キュー10を撞く自己の姿勢を写し出す鏡20を、その上側を斜め後方に寝かせた状態で、キュー10を撞く動作を練習する練習台30上に起立させることができる。
次いで、図5に示したように、その鏡20前方の練習台30上でキュー10先端を非利手でブリッジを作って支持すると共に、キュー10胴部を利手で掴んで、キュー10を練習台30上で前後方向に撞く姿勢を取ることができる。そして、キュー10先端を、鏡下部に開口された穴22を通して、鏡20に衝突させずに、鏡20前方から鏡20を貫いて鏡20後方に撞き出したり、鏡20後方から鏡下部の穴22を通して鏡20前方に引き抜いたりできる。そして、鏡20を起立させた練習台30上で、キュー10のストローク練習を繰り返し行うことができる。
【0019】
その際には、鏡20前方の練習台30上でキュー10を操作中の自己のストローク姿勢を、鏡20に写し出すことができる。そして、その鏡20に写る自己のストローク姿勢を見ながら、テイクバックの姿勢を取る時に、キュー10を、利き腕の方にこじって、自己の体に近づけずに、真後ろに引き戻すように矯正できる。そして、キュー10を、自己の体に近づけた状態のまま、前方に撞き出す癖をなくして、真っすぐに前方に正確に撞き出すように矯正できる。
【0020】
また、その際には、鏡20前面をキュー10の適正なストローク方向に対してほぼ垂直な方向に向けて練習台30上に起立させておくことにより、その鏡20前方の練習台30上で操作するキュー10のストローク方向が、鏡面に対して直角ではなくて、即ち適正な方向ではなくて、左右にずれていると、即ちキュー10を自己の体に近づけ過ぎたり自己の体から遠ざけ過ぎたりしていると、鏡20に写るキュー10部分とそれに連なる鏡20前方のキュー10部分とがくの字状に折れ曲がった状態となるために、その鏡20に写るキュー10部分とそれに連なるキュー10部分との曲がり具合を見て、キュー10のストローク方向を、鏡20前面に対してほぼ垂直な方向に誤りなく容易かつ的確に矯正できる。
【0021】
また、その平板状をした鏡20に、自己のストローク姿勢を、歪みなく鮮明かつ適正に写し出すことができる。また、その方形平板状をした鏡20の下端縁を、平面状をした練習台30上に幅広く安定させて載置できる。そして、その方形平板状をした鏡20を、起立手段40を用いて、練習台30上に容易に倒れぬように安定させて起立させることができる。
また、1〜1.5cm前後の外径を持つキュー10先端を、鏡下部の約2.5〜3cmの直径Dの丸い穴22に、鏡20に衝突させずに、余裕を持って、鏡20前方から鏡20を貫いて鏡20後方に撞き出したり、鏡20後方から鏡下部の穴22を通して鏡20前方に引き戻したりできる。
また、鏡下部の中央に設けられた穴22に挿通されたキュー10部分周囲の全体を幅広く鏡20に写し出すことができる。そして、キュー10が鏡面に対してほぼ垂直な方向を向いているか否かを容易かつ的確に判断できる。
また、ビリヤード用の球50の直径は、6cm前後であって、練習台30上に置かれた球50のほぼ中央目掛けて撞くキュー10先端は、練習台30上方の約3cmの高さ位置となる。他方、鏡下部に開口された穴22の中心は、起立手段40により練習台30上に起立させ平板鏡20の下端から約3cm上方の位置Hにある。そのために、練習台30上に起立させた鏡下部の穴22の中央の位置Hと、鏡20前方の練習台30上でストローク姿勢を取ったキュー10先端の高さ位置とがほぼ一致することになって、図5に示したように、鏡20前方の練習台30上でストローク姿勢を取ったキュー10先端を、鏡下部の穴22のほぼ中央に配置できる。そして、キュー10先端を鏡下部の穴22周縁に突き当てずに、キュー10のストローク練習を支障なく円滑に行うことができる。
【0022】
このチェックミラーにおいては、図1に示したように、鏡20が、その鏡20にキュー10を撞く姿勢を写し出した際に、鏡下部の穴22のほぼ中心を通る垂直な細線26が見える構造とすると良い。細線26は、鏡20前面に直接刻設等すると良い。
そして、図5に示したように、起立手段40により練習台30上に起立させた鏡20前方の練習台30上でキュー10を撞く姿勢を取った際に、その鏡20に自己のキュー10を撞く姿勢を写し出すと共に、その同じ鏡20にキュー10先端を遊挿する鏡下部の穴22のほぼ中央を通る垂直な細線26を写し出すと良い。そして、キュー10に対して、自己の姿勢が右又は左寄りになったり、右又は左に傾いたりしているか否かを、容易かつ的確に判断できるようにすると良い。そして、自己のストローク姿勢を適正に矯正できるようにすると良い。
【0023】
このチェックミラーにおいては、図3と図4に示したように、起立手段40により鏡20を練習台30上に起立させた状態において、鏡20後方の練習台30上に球50を置く空隙60であって、その空隙60に置かれた球50を鏡下部の穴22を貫いて鏡20後方に突き出すキュー10先端により、練習台30上を鏡20後方に転動させる通路を兼ねた空隙60が設けられる構造とすると良い。球50を転動させる通路を兼ねた球50を置く空隙60は、図3と図4に示したように、ほぼ逆M字状をした起立手段40の中央下部の山形状をした間隙を利用すると良い。
そして、図3と図4に示したように、起立手段40により練習台30上に起立させた鏡20後方の練習台30上に設けられた空隙60に、球50を置いて、その球50を、鏡下部の穴22を貫いて鏡20後方に突き出すキュー10先端により撞くことできるようにすると良い。そして、その球50を、鏡20後方の練習台30上に設けられた通路を兼ねた空隙60を通して、練習台30上を鏡20後方に転動させることができるようにすると良い。そして、キュー10のストローク練習の際に、球50をキュー10先端で実際に撞く実戦練習を併せて行うことができるようにすると良い。
なお、鏡20を練習台30上に起立させる起立手段40は、様々の構造のものに改変することが可能である。
【産業上の利用可能性】
【0024】
本発明のチェックミラーは、費用を掛けずに、誰でもが自宅等で手軽にビリヤードのストローク練習を行うのに、有効利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明のチェックミラーの正面図である。
【図2】図1のA−A端面図である。
【図3】本発明のチェックミラーの使用状態側面図である。
【図4】本発明のチェックミラーの使用状態裏面図である。
【図5】本発明のチェックミラーの使用方法説明図である。
【符号の説明】
【0026】
10 キュー
20 鏡
22 鏡下部の穴
26 細線
30 練習台
40 起立手段
42 軸
50 球
60 空隙
【出願人】 【識別番号】594041841
【氏名又は名称】山口 節子
【出願日】 平成16年12月8日(2004.12.8)
【代理人】 【識別番号】100086623
【弁理士】
【氏名又は名称】松田 宗久

【公開番号】 特開2006−158694(P2006−158694A)
【公開日】 平成18年6月22日(2006.6.22)
【出願番号】 特願2004−355185(P2004−355185)