| 【発明の名称】 |
ボーリングゲームデータ配信システム及び方法並びにプログラム |
| 【発明者】 |
【氏名】武内 正和 【住所又は居所】東京都港区三田一丁目4番28号 NECフィールディング株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】ボーリング場外においてボーリングゲーム時の状況を表すデータを配信可能とし、ユーザの関心を高め、ボーリングゲームの利用の増加を図ること。
【解決手段】ユーザの識別データを登録するユーザ識別データ記憶手段25と、ボーリング場のレーンを撮影範囲として画像を取得するレーン画像取得手段15と、このレーン画像取得手段にて取得されたレーン画像データをユーザの識別データに関連付けてボーリングゲームデータとして記憶するボーリングデータ記憶手段45と、ユーザのユーザ端末からのボーリングゲームデータの要求に応じてこの要求時に通知されたユーザの識別データ対応するボーリングゲームデータをユーザ端末に配信する配信手段43と、を備えた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ボーリング場のレーンを撮影範囲として画像を取得するレーン画像取得手段と、このレーン画像取得手段にて取得されたレーン画像データをボーリングゲームデータとして記憶するボーリングデータ記憶手段と、このボーリングゲームデータをネットワークを介してユーザ端末に配信する配信手段と、を備えたことを特徴とするボーリングゲームデータ配信システム。 【請求項2】 ユーザの識別データを登録するユーザ識別データ記憶手段と、ボーリング場のレーンを撮影範囲として画像を取得するレーン画像取得手段と、このレーン画像取得手段にて取得されたレーン画像データを前記ユーザの識別データに関連付けてボーリングゲームデータとして記憶するボーリングデータ記憶手段と、前記ユーザのユーザ端末からの前記ボーリングゲームデータの要求に応じてこの要求時に通知された前記ユーザの識別データ対応する前記ボーリングゲームデータを前記ユーザ端末に配信する配信手段と、を備えたことを特徴とするボーリングゲームデータ配信システム。 【請求項3】 前記レーン画像取得手段にて取得するレーン画像データは、前記ユーザによって前記レーン上に投球されたボールの軌跡が映し出された画像である、ことを特徴とする請求項2記載のボーリングゲームデータ配信システム。 【請求項4】 前記ボーリング場のレーンに設置されたピンが配置されるピンデッキを撮影範囲として画像を取得するピンデッキ画像取得手段を備え、 前記ボーリングデータ記憶手段が、前記ピンデッキ画像取得手段にて取得されたピンデッキ画像データを前記ピンデッキが位置する前記レーンの前記レーン画像データと共に前記ユーザの識別データに関連付けて前記ボーリングゲームデータとして記憶する、ことを特徴とする請求項2又は3記載のボーリングゲームデータ配信システム。 【請求項5】 前記ボーリングデータ記憶手段が、ボーリングゲームのスコアを管理するスコアデータ管理システムからスコアデータを取得してこのスコアデータを前記レーン画像データと共に前記ユーザの識別データに関連付けて前記ボーリングゲームデータとして記憶する、ことを特徴とする請求項2,3又は4記載のボーリングゲームデータ配信システム。 【請求項6】 前記ボールデータ記憶手段が、前記スコアデータに基づいて前記ユーザによるボールの各投球ごとの当該スコアデータと前記レーン画像データとを関連付けて記憶する、ことを特徴とする請求項5記載のボーリングデータ配信システム。 【請求項7】 前記配信手段が、前記ユーザ端末からの各投球ごとの前記ボーリングゲームデータの要求に応じて、当該要求された投球時の前記ボーリングゲームデータを配信する、ことを特徴とする請求項6記載のボーリングゲームデータ配信システム。 【請求項8】 ボーリング場に設置された画像取得装置であって、 前記ボーリング場のレーンを撮影範囲として設置され前記レーンの画像を取得し、 この取得されたレーン画像データは、前記レーンにてボーリングゲームを行ったユーザのユーザ端末に配信されるデータである、ことを特徴とする画像取得装置。 【請求項9】 ユーザの識別データを登録するユーザ識別データ記憶手段と、ボーリング場に設置されたレーン画像取得装置からレーンを撮影範囲として撮影さえたレーン画像データを取得する画像取得処理手段と、このレーン画像データを前記ユーザの識別データに関連付けてボーリングゲームデータとして記憶するボーリングデータ記憶手段と、前記ユーザのユーザ端末からの前記ボーリングゲームデータの要求に応じてこの要求時に通知された前記ユーザの識別データ対応する前記ボーリングゲームデータを前記ユーザ端末に配信する配信手段と、を備えたことを特徴とするボーリングゲームデータ配信システム。 【請求項10】 ボーリング場に設置された画像取得装置にて撮影された画像データを、コンピュータにてボーリングゲームを行ったユーザのユーザ端末に配信するボーリングデータ配信方法であって、 前記コンピュータが、 前記画像取得装置にて撮影されたボーリング場のレーンを撮影範囲とするレーン画像データを取得し、このレーン画像データをユーザ識別データ記憶手段に登録されたユーザの識別データに関連付けてボーリングゲームデータとして記憶し、前記ユーザ端末からの前記ボーリングゲームデータの要求に応じてこの要求時に通知された前記ユーザの識別データ対応する前記ボーリングゲームデータを前記ユーザ端末に配信する、ことを特徴とするボーリングゲームデータ配信方法。 【請求項11】 ボーリング場に設置された画像取得装置にて撮影された画像データを、ボーリングゲームを行ったユーザのユーザ端末に配信するコンピュータに、 前記画像取得装置にて撮影されたボーリング場のレーンを撮影範囲とするレーン画像データを取得する画像取得処理手段と、このレーン画像データをユーザ識別データ記憶手段に登録されたユーザの識別データに関連付けてボーリングゲームデータとして記憶するボーリングデータ記憶手段と、前記ユーザ端末からの前記ボーリングゲームデータの要求に応じてこの要求時に通知された前記ユーザの識別データ対応する前記ボーリングゲームデータを前記ユーザ端末に配信する配信手段と、を実現するためのボーリングゲームデータ配信用プログラム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、ボーリングゲームデータ配信システムにかかり、特に、投球するボールの軌跡画像を含むゲームデータを配信するシステムに関する。また、ボーリングゲームデータ配信方法及びボーリングゲームデータ配信用プログラムに関する。 【背景技術】 【0002】 従来より、ボーリング場では、ゲームの進行に応じて自動的にゲームスコアを算出するシステムが導入されている。そして、ユーザは、ゲームを行った後、そのゲームスコアをプリントアウトするなどして持ち帰り、自己のスコアを参照してゲーム内容を振り返ることができる。 【0003】 また、近年では、ボーリングゲーム実行時にユーザの興味を引いたり、ゲーム自体を盛り上げるべく、場内の画面にユーザの投球画面を表示したり、ピンが倒れる状態を表示することが行われている。そして、これを実現するために、ボーリング場内には、種々のカメラが設置されており、その一例として、下記の特許文献1に示すシステムが開示されている。 【0004】 【特許文献1】実開平3−96874号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかしながら、上記従来例では、ボーリングゲームの状況はボーリング場内でのみ表示されるだけであって、ゲーム後にそのゲームを振り返る場合にはボーリングのスコアを見ることだけに限られているため、ゲームを振り返って楽しむことには限界がある、という問題が生じる。 【0006】 また、スコアの向上を目指す者にとっては、後にじっくりとボーリングゲームの状況を振り返ることが必要であるが、上記従来例ではボーリング場内でゲーム時の映像が表示されるだけであって、後に時間をかけてそれを分析することはできない。また、プリントアウトされたスコアを見ただけでは、以後の技術向上の参考にすることは難しく、ボーリング技術の向上に役立てることは困難である。 【0007】 このため、本発明では、ボーリング場外においてボーリングゲーム時の状況を表すデータを配信可能とし、ユーザの関心を高め、ボーリングゲームの利用の増加を図る、ことをその目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0008】 そこで、本発明の一形態であるボーリングゲームデータ配信システムは、 ユーザの識別データを登録するユーザ識別データ記憶手段と、ボーリング場のレーンを撮影範囲として画像を取得するレーン画像取得手段と、このレーン画像取得手段にて取得されたレーン画像データをユーザの識別データに関連付けてボーリングゲームデータとして記憶するボーリングデータ記憶手段と、ユーザのユーザ端末からのボーリングゲームデータの要求に応じてこの要求時に通知されたユーザの識別データ対応するボーリングゲームデータをユーザ端末に配信する配信手段と、を備えたことを特徴としている。 【0009】 また、レーン画像取得手段にて取得する上記レーン画像データは、ユーザによってレーン上に投球されたボールの軌跡が映し出された画像である、ことを特徴としている。 【0010】 上記発明によると、ユーザにボーリングゲーム中のレーン画像が取得されるため、ボールの軌跡など、ボーリングゲーム時の様子をより明確に映し出した画像が取得される。そして、その画像がユーザからの要求に応じてユーザ端末に配信されるため、ユーザはボーリング場外にて、後に自己のゲーム時の画像を閲覧することができる。従って、ボーリングゲームを振り返って楽しんだり、自身のボールの軌跡やフォームなどを確認することができ、ボーリング技術の向上のために利用することができる。その結果、ボールリング場のサービスの向上を図ることができると共に、ユーザの利用頻度の向上をも図ることができる。 【0011】 また、ボーリング場のレーンに設置されたピンが配置されるピンデッキを撮影範囲として画像を取得するピンデッキ画像取得手段を備え、ボーリングデータ記憶手段が、ピンデッキ画像取得手段にて取得されたピンデッキ画像データをピンデッキが位置するレーンのレーン画像データと共にユーザの識別データに関連付けてボーリングゲームデータとして記憶する、ことを特徴としている。 【0012】 また、ボーリングデータ記憶手段が、ボーリングゲームのスコアを管理するスコアデータ管理システムからスコアデータを取得してこのスコアデータをレーン画像データと共にユーザの識別データに関連付けてボーリングゲームデータとして記憶する、ことを特徴としている。 【0013】 上記構成によると、ユーザにはレーン画像データの他に、ピンが倒れる様子を映し出した画像や、スコアデータなどが配信される。従って、ユーザ端末にてより詳細なボーリングゲーム時の様子を再現することができ、よりユーザの満足度の向上を図ることができる。 【0014】 また、ボールデータ記憶手段が、スコアデータに基づいてユーザによるボールの各投球ごとの当該スコアデータとレーン画像データとを関連付けて記憶する、ことを特徴としている。さらに、配信手段が、ユーザ端末からの各投球ごとのボーリングゲームデータの要求に応じて、当該要求された投球時のボーリングゲームデータを配信する、ことを特徴としている。 【0015】 これにより、スコアと画像データとが関連付けられるため、各投球時ごとのレーン画像やピン画像を閲覧することができる。特に、ユーザは、特定の投球時のデータのみを選択して取得することも可能である。従って、ユーザは容易に必要なデータのみを閲覧することができ、ユーザの利便性の向上を図ることができる。 【0016】 また、本発明の他の形態である画像取得装置は、 ボーリング場に設置された画像取得装置であって、 ボーリング場のレーンを撮影範囲として設置されレーンの画像を取得し、 この取得されたレーン画像データは、レーンにてボーリングゲームを行ったユーザのユーザ端末に配信されるデータである、ことを特徴としている。 【0017】 また、本発明の他の形態であるボーリングゲームデータ配信システムは、 ユーザの識別データを登録するユーザ識別データ記憶手段と、ボーリング場に設置されたレーン画像取得装置からレーンを撮影範囲として撮影さえたレーン画像データを取得する画像取得処理手段と、このレーン画像データをユーザの識別データに関連付けてボーリングゲームデータとして記憶するボーリングデータ記憶手段と、ユーザのユーザ端末からのボーリングゲームデータの要求に応じてこの要求時に通知されたユーザの識別データ対応するボーリングゲームデータをユーザ端末に配信する配信手段と、を備えたことを特徴としている。 【0018】 また、本発明の他の形態であるボーリングゲームデータ配信方法は、 ボーリング場に設置された画像取得装置にて撮影された画像データを、コンピュータにてボーリングゲームを行ったユーザのユーザ端末に配信するボーリングデータ配信方法であって、 コンピュータが、 画像取得装置にて撮影されたボーリング場のレーンを撮影範囲とするレーン画像データを取得し、このレーン画像データをユーザ識別データ記憶手段に登録されたユーザの識別データに関連付けてボーリングゲームデータとして記憶し、ユーザ端末からのボーリングゲームデータの要求に応じてこの要求時に通知されたユーザの識別データ対応するボーリングゲームデータをユーザ端末に配信する、ことを特徴としている。 【0019】 また、本発明の他の形態であるボーリングゲームデータ配信用プログラムは、 ボーリング場に設置された画像取得装置にて撮影された画像データを、ボーリングゲームを行ったユーザのユーザ端末に配信するコンピュータに、 画像取得装置にて撮影されたボーリング場のレーンを撮影範囲とするレーン画像データを取得する画像取得処理手段と、このレーン画像データをユーザ識別データ記憶手段に登録されたユーザの識別データに関連付けてボーリングゲームデータとして記憶するボーリングデータ記憶手段と、ユーザ端末からのボーリングゲームデータの要求に応じてこの要求時に通知されたユーザの識別データ対応するボーリングゲームデータをユーザ端末に配信する配信手段と、を実現するためのボーリングゲームデータ配信用プログラムという構成を採っている。 【0020】 上記形態の発明であっても、上述したボーリングゲームデータ配信システムと同様に作用するため、上述した本発明の目的を達成することができる。 【発明の効果】 【0021】 本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、ユーザはボーリング場外にて、後に自己のゲーム時の画像を閲覧することができるため、ボーリングゲームを振り返って楽しんだり、自身のボールの軌跡やフォームなどを確認することができ、ボーリング技術の向上のために利用することができる。さらに、ボールリング場のサービスの向上を図ることができるため、ボーリング場にとってはユーザの利用頻度の向上を図ることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0022】 本発明は、ボーリングゲームのデータを、ゲームを行ったユーザに配信するシステムである。基本的な構成としては、ボーリング場のレーンを撮影範囲として画像を取得するレーン画像取得手段と、このレーン画像取得手段にて取得されたレーン画像データをボーリングゲームデータとして記憶するボーリングデータ記憶手段と、このボーリングゲームデータをネットワークを介してユーザ端末に配信する配信手段と、を備えている。このうち、特に本発明では、ボーリングのレーンを撮影した画像データを配信することに特徴を有しており、これにより、配信するボーリングゲームデータの有効活用を図る、というものである。以下、実施例にてその構成及び動作を詳細に説明する。 【実施例1】 【0023】 本発明の第一の実施例を、図1乃至図10を参照して説明する。図1乃至図5は、本発明の構成を示すブロック図である。図6乃至図8は、本発明にて用いられるデータを説明する説明図である。図9乃至図10は、本発明の動作を示すシーケンス図である。 【0024】 [構成] 本発明であるボーリングゲームデータ配信システムは、ボーリング場内に構築されており、本実施例ではボーリング場内システム1として図示する。そして、このボーリング場内システム1は、ネットワークNを介してユーザが操作するユーザ端末101,102に接続されており、後述するように、ユーザがプレイしたボーリング時のデータを配信する。 【0025】 そして、ボーリング場内システム1は、図2に示すように、個人情報管理システム11とボーリングデータ管理システム12とを備えており、さらに、個人情報入力端末13と、スコアデータ管理システム14と、レーン用カメラ15と、ピン用カメラ16と、を備えている。以下、各構成について詳述する。 【0026】 <個人情報管理システム> 個人情報管理システム11は、個人情報サーバ20とメールサーバ30とにより構成されている。そして、個人情報サーバ20には個人情報入力端末13が接続されている。ここで、個人情報入力端末13は、ユーザ自身やボーリング場の従業員によって入力されるボーリングゲームを行うユーザの氏名、住所、性別、年齢等の基本情報とメールアドレスといった個人情報のデータ入力を受け付け、個人情報サーバ20に送信し、ユーザ登録する端末である。なお、このとき、ユーザがゲームを行うレーン番号も登録される。そして、この個人情報入力端末13は、例えば、上記機能が組み込まれた一般的なパーソナルコンピュータでもよく、ボーリング場内に設置された専用装置であってもよい。 【0027】 また、個人情報サーバ20は一般的なサーバコンピュータにて構成されており、図4に示すように、演算部21を備え、当該演算部21には所定のプログラムが組み込まれることによって、個人情報受付処理部22とID管理処理部23とが構築されている。 【0028】 個人情報受付処理部22は、上記個人情報入力端末13に入力された個人情報を受け付けて、ID管理処理部23に通知する。そして、ID管理処理部23は、通知された個人情報(ゲームを行うユーザの氏名、住所、性別、年齢、ゲームを行うレーン番号等の基本情報とメールアドレス)と、各ユーザの識別データであるIDの管理を行う。具体的には、各ユーザの個人情報を識別するための識別データであるIDを割り当て、このIDに通知されたユーザの個人情報を関連付けて記憶部24内の個人情報データベース25に登録する。なお、このとき、IDを割り当てると同時に、ユーザがゲームを行うレーン番号を関連付けてもよい。 【0029】 また、ID管理処理部23は、割り当てられたIDを、メールサーバ30とボーリングデータ管理システム12とに通知する。このとき、ボーリングデータ管理システム12へは、IDと共に、ユーザがゲームを行うレーン番号も通知する。また、IDと共に、ユーザの氏名など、個人情報もIDと共に通知してもよい。 【0030】 また、このID管理処理部23は、後述するように、ボーリングデータ管理システム12を構成するボーリングデータサーバ40よりユーザ端末101,102から通知されたIDを受け付け、個人情報データベース25の登録情報と比較して、ユーザ認証を行う機能を有する。以上より、個人情報サーバ20は、ユーザの個人情報の蓄積とIDの照合管理を行うサーバである。 【0031】 また、個人情報管理システム11を構成するメールサーバ30は、個人情報サーバ20のID管理処理部23から通知されたIDを、当該IDが割り当てられたユーザのメールアドレス宛に配信する。すなわち、各ユーザのユーザ端末101,102にそれぞれに割り当てられたIDを送信する。 【0032】 <ボーリングデータ管理システム> ボーリングデータ管理システム12は、ボーリングデータサーバ40と、ウェブサーバ50と、携帯端末用ウェブサーバ60と、により構成されている。そして、ボーリングデータサーバ40は、ウェブサーバ50及び携帯端末用ウェブサーバ60と接続されている。また、ボーリングデータサーバ40は、個人情報サーバ20、スコアデータ管理システム14、レーン用カメラ15、ピン用カメラと接続されている。そして、後述するように、ユーザのIDとスコアデータ及びボーリングゲームの画像データとを関連付けて蓄積及び配信用データの作成を行うと共に、各ウェブサーバ50,60を介してユーザへボーリングゲームデータの配信を行う、といったサービスを提供する。 【0033】 ここで、レーン用カメラ15(レーン画像取得手段(画像取得手段))は、図3に示すように、ボーリング場内のレーンB1上部の天井B3などに設置されており、少なくともレーンB2全体を撮影範囲として、レーン画像データを取得する。さらに具体的には、ボールがユーザの手を離れるファールラインB2からピンB6が配置されているピンデッキB5まで撮影し、これにより、ユーザの投球動作、ユーザが投球したボールの動き(回転や軌跡など)、ピンの跳ね方などを撮影することができる。また、ピン用カメラ16(ピンデッキ画像取得手段)は、レーンB1に設置されたピン・セッターB4内、すなわち、ピンB6が配置されるピンデッキB5の中央上部に配置され、これにより、ピン自体を撮影範囲として、ピンB6の跳ね方などの詳細な画像を取得する。そして、レーン用カメラ15及びピン用カメラ16は、それぞれ取得した画像を上述したボーリングデータ管理システム12を構成するボーリングデータサーバ40に送信する。 【0034】 また、図3には図示していないが、ボーリング場内にはスコアデータを管理するスコアデータ管理システム14(スコアデータ管理装置)が備えられており、ユーザに、ゲームを行っているレーン番号やスコアを記録する。そして、通常はスコアをボーリング場内の画面に表示したり、終了後にプリントアウトするだけであるが、本発明では、スコアデータをボーリング管理システム12を構成するボーリングデータサーバ40に送信する機能を有する。 【0035】 そして、上記ボーリングデータ管理システム12を構成するボーリングデータサーバ40は、一般的なサーバコンピュータにて構成されており、図5に示すように、演算部41を備え、当該演算部41には所定のプログラムが組み込まれることによって、データ蓄積処理部42とデータ配信処理部43とが構築されている。 【0036】 データ蓄積処理部42は、スコアデータ管理システム14からスコアデータを、レーン用カメラ15からはレーン画像データを、ピン用カメラ16からはピン画像データを、それぞれ取得する機能(画像取得処理手段)を有する。また、上述した個人情報サーバ20のID管理処理部23からはユーザに割り当てられ送信されたIDとレーン番号を受信し、このIDに、上記取得したスコアデータ、レーン画像データ、ピン画像データを関連付けて、記憶部24内にゲームデータベース45として蓄積する機能を有する(ボーリングデータ記憶手段)。このとき、IDとスコアデータ及び画像データは、IDとレーン番号とに基づいて関連付けて蓄積する。さらに、このとき、ユーザの氏名など個人情報もゲームデータベースとしてIDと共に蓄積してもよい。 【0037】 ここで、上記ゲームデータベース45の具体例を、図6に示す。この図に示すように、ゲームデータベース45には種々のユーザのデータが蓄積されており、あるユーザ(ID××)のゲームデータ45Aとして、そのレーンで同時にゲームを行った他のユーザのゲームデータが、レーンごとにまとまって蓄積されている。そして、各ユーザにおいて、フレーム45Aa、さらに各フレームにおける投球45Abが区別されており、各投球ごとのスコアデータ、レーン画像データ、ピン画像データが記憶される。また、ゲームデータベース45には、予め図7(a),(b)に示すようなコメントデータも蓄積されており、データ蓄積処理部42によって上述したように画像データ等が蓄積される際に、スコアデータに対応して抽出され、当該スコアデータに関連付けられて記憶される。なお、図7(a)は倒したピンに対応したコメントであり、図7(b)はトータルスコアに対応するコメントデータである。これらのデータも、後にユーザ端末101,102に配信されるボーリングゲームデータとして蓄積されている。 【0038】 また、データ配信処理部43(配信手段)は、後述する各ウェブサーバ50,60からのID認証依頼を受け付け、個人情報サーバ20に認証指示を出し、照合させる。そして、照合の結果に応じて、各ウェブサーバ50,60を介してゲームデータベース45に蓄積されたボーリングゲームデータを配信すべく、配信用データに変換する。そして、実際に、各ウェブサーバ50,60を介してユーザ端末101,102に配信する。 【0039】 ここで、配信時には、例えば、図8に示すような画面を作成して、各ウェブサーバ50,60を介してユーザ端末101,102に配信する。まず、ユーザ端末101,102からウェブサーバ50,60にアクセスがあると、図8(a)に示すボーリング場のホームページを配信する。このホームページ上には、ゲーム配信コーナーの欄にユーザのIDを入力する欄が設けられており、ボーリングゲームの配信要求することができる。そして、データ配信処理部43は、ウェブサーバ50,60を介してIDの入力を受けた後は、個人情報サーバ20にIDの照合を依頼する。その後、照合が成功したことの通知をうけると、ゲームデータベース45からIDに関連付けられたボーリングゲームデータを抽出し、そのゲームスコア表を配信する。図8(b)は、ユーザが入力したIDの照合が成功された後に表示される画面である。この画面にて表示されているデータは、ユーザ名(OOO様)、ゲーム利用の月日(O月O日)、何番目のゲームスコア表であるかの表示(ゲーム1)、ゲームの切り替え表示(down/up)、ゲームスコア表、プロのコメント、ボ−ルスピード(ooKm)、再生スピード(←・→)、配信動画のフレームの1本目・2本目の表示、レーン上部からの動画フレームからなる。そして、かかる表示に対してユーザ端末101,102にて所定の操作がなされると、その操作がウェブサーバ50,60を介してデータ配信処理部43が認識し、当該操作に対応するボーリングゲームデータを配信用に変換してウェブサーバ50,60を介してユーザ端末101,102に配信する。このとき、図8(b)に示すように、スコア表において各フレーム、さらには、各フレームの第1投目、第2投目を選択することができ、各投球に対応した画像データなども受信可能である。例えば、符号C1にて示すように、ユーザB・Bの第5フレームを選択すると、当該フレームにて投球した際のレーン画像データ及びピン画像データが配信される。 【0040】 次に、ウェブサーバ50及び携帯電話用ウェブサーバ60について詳述する。各ウェブサーバ50,60は、ユーザ端末101,102からの要求に応じて、ボーリングデータサーバ40のデータ配信処理部43を介して上記ゲームデータベース45に蓄積されたボーリングゲームデータを配信するサーバである。なお、これらウェブサーバ50,60にアクセスするユーザ端末101,102は、ユーザが操作するパーソナルコンピュータなどの固定端末101や携帯電話などの携帯端末102であり、いずれもインターネット網(ネットワークN)に接続可能なよう通信機能を備え、上記ボーリング場内システム1から配信されたデータを受信し、表示部に表示することが可能である。具体的には、ユーザ端末101,102は、上述したように個人情報サーバ20から電子メールによりIDの通知を受け取り、かかるIDを各ウェブサーバ50,60に通知してボーリングゲームデータの取得要求を行うことで、ゲームスコア表画面の配信とゲーム内の指定したフレームの動画配信のサービスを受けることができる。 【0041】 上記各ウェブサーバ50,60について詳述すると、まず、ウェブサーバ50は、ホームページ用サーバであり、固定端末であるユーザ端末101から入力されたIDを受け取ってボーリングデータサーバ40に送り、IDの照合が成功すると、当該ユーザの配信用のボーリングゲームデータをボーリングデータサーバ40から取得して、インターネット網(ネットワークN)を介しユーザ端末101に送信する。また、携帯端末用ウェブサーバ60も基本的には上記ウェブサーバ50と同一であるが、特に携帯端末専用のホームページ用サーバであり、例えば、iモード(登録商標)用ホームページサーバである。そして、上述同様に、携帯端末であるユーザ端末102から入力されたIDを受け付け、ボーリングデータサーバ40に送ってIDの照合が成功すると、当該ユーザの配信用のボーリングゲームデータをボーリングデータサーバ40から取得して、インターネット網(ネットワークN)を介しユーザ端末101に送信する。 【0042】 [動作] 次に、上記構成のボーリング場内システム1の動作を、図9乃至図10を参照して説明する。図9は、ユーザがボーリングゲームを行い、その際におけるボーリングゲームデータを蓄積する動作を示すシーケンス図である。図10は、ゲーム後にボーリングゲームデータの配信をするときの動作を示すシーケンス図である。 【0043】 まず、ユーザは、ボーリングのゲーム申込み時に、ボーリング配信サービスの申込みを行う。申込みは、利用者の氏名、住所、性別、年齢、メールアドレスを個人情報入力端末13に対して入力することにより行う。すると、入力された個人情報が個人情報サーバ20に送信される(ステップS1)。なお、このとき、ユーザがゲームを行うレーン番号も個人情報として入力する。 【0044】 続いて、個人情報サーバ20は、個人情報受付処理部22にて個人情報を受け付け、ID管理処理部23に通知する。すると、ID管理処理部23は、個人情報にIDを割り当て、個人情報データベース25に登録する(ステップS2)。また、ほぼ同時に、IDや個人情報内のメールアドレスをメールサーバ30に通知し、IDの配信指示を行う(ステップS3)。これに応じて、メールサーバ30は、メールアドレス宛すなわちユーザ端末101,102に対してIDを通知する(ステップS4)。これを受けたユーザ端末101,102のユーザは、IDを端末内に記憶させておくか、自身がメモをして管理する。さらに、これとほぼ同時に、ID及び個人情報(レーン番号を含む)をボーリングデータ管理システム12のボーリングデータサーバ40にも通知する(ステップS5)。 【0045】 その後、ユーザにてボーリングゲームが開始されると、各レーンごとに、スコアデータ管理システムからスコアデータが、レーン用カメラ15からはレーン画像データが、ピン用カメラ16からはピン画像データが、それぞれボーリングデータサーバ40に送信される(ステップS6)。すると、ボーリングデータサーバ40のデータ蓄積処理部42は、レーン番号に基づいて、IDと、上記スコアデータ、レーン画像データ、ピン画像データとが関連付けて、ゲームデータベース45に記憶する(ステップS7)。そして、ゲームデータの蓄積をユーザのゲーム終了まで行う。これにより、図6に示すように、ボーリングゲームデータが蓄積されることとなる。 【0046】 続いて、ユーザがボーリングゲームを行ったときの画像などの閲覧を要求する際には、ユーザの固定端末101あるいは携帯端末102には、ボーリング場のホームページにアクセスする(ステップS11)。すると、ウェブサーバ50,60は、アクセスしてきたユーザ端末101,102にボーリング場のホームページ画面を配信する(ステップS12)。すると、ユーザ端末101,102には、ホームページ画面が表示される。 【0047】 これに対して、ユーザは、ホームページに対して、事前にメールにて配信されたIDをゲーム配信コーナーのID入力欄に入力する(ステップS13)。入力されたIDは、ウェブサーバ50,60に受け付けられ、ウェブサーバ50,60はボーリングデータサーバ40に通知して、認証を依頼する(ステップS14)。そして、IDを受け付けたボーリングデータサーバ40のデータ配信処理部43は、個人情報サーバ20にID認証を依頼する(ステップS15)。 【0048】 続いて、個人情報サーバ20のID管理処理部23は、認証依頼されたIDが個人情報データベース25に登録されているかを調べる(ステップS16)。そして、その認証の結果をボーリングデータサーバ40に通知する(ステップS17)。ここでは、IDが個人情報データベース25に存在し、認証が確認されたものとする。 【0049】 すると、ボーリングデータサーバ40のデータ配信処理部43は、認証確認されたIDに関連付けられたボーリングゲームデータをゲームデータベース45から検索し、検索されたゲームデータを抽出する(ステップS18)。そして、抽出したボーリングゲームデータに基づいて、ユーザ端末101,102にウェブサーバ50,60を介して配信可能なよう加工する。例えば、図6(b)に示すように、ゲームの各フレームが選択可能な画面を生成する。そして、ウェブサーバ50,60を介して、ユーザ端末101,102に配信する(ステップS19)。 【0050】 続いて、ユーザ端末101,102では、配信された画面が表示され、かかる画面上にて再生スピード(←・→)の設定や、ゲーム切替設定、配信動画のフレームの選択を、ユーザが操作部を介して行う。そして、例えば、ユーザがユーザ端末101,102にて、所定のフレームを選択してかかるフレームのデータを要求すると、フレームを指定する情報がウェブサーバ50,60を介してボーリングデータサーバ40のデータ配信処理部43に通知される(ステップS20)。これに応じて、データ配信処理部43は、ゲームデータベース45内から、指定されたフレームのレーン画像データやピン画像データなどのボーリングゲームデータを抽出し、ウェブサーバ50,60を介してユーザ端末101,102に送信する(ステップS21)。 【0051】 これにより、ユーザ端末101,102上には、ボーリングゲーム時のスコアや画像データが再生され、ユーザはかかる画像等を閲覧することができる。そして、ユーザがかかるサービスを受けることを終了する場合には、ホームページを閉じて終了となる。 【0052】 このようにすることで、従来では、ボーリングのゲームはボーリング場では楽しむものの、終わった後はスコア表しか残らず、後に振り返ることが困難であったが、本発明では、ゲームの盛り上がりなどを動画データとして後にユーザ端末101,102で閲覧することができ、再度楽しむことができる。また、ゲーム時の映像を見ることで、自身のボールの軌跡やフォームなどを確認することができ、ボーリング技術の向上のために利用することができる。従って、ボーリングを一過性のゲームとしてではなく、後にも振り返って楽しむことができ、ユーザの満足度の向上を図ることができ、このため、ボーリング場でのサービスの向上を図ることができることから、集客力の増大をも図ることができる。 【0053】 さらに、ユーザは、特定のフレームの投球といったゲーム内から特定の場面のみの画像データなどを閲覧することもできるため、よりユーザの利便性の高いシステムを提供することが可能である。 【産業上の利用可能性】 【0054】 本発明は、ボーリング場がボーリング時の情報を配信して利用者の増大を図るシステムとして設置可能であり、産業上の利用可能性を有する。 【図面の簡単な説明】 【0055】 【図1】本発明の全体構成を示すブロック図である。 【図2】本発明の構成を示す機能ブロック図である。 【図3】本発明におけるボーリング場内の構成を示す概略図である。 【図4】図2に開示した個人情報管理システムの構成を示すブロック図である。 【図5】図2に開示したボーリングデータ管理システムの構成を示すブロック図である。 【図6】ゲームデータベースに蓄積されるボーリングゲームデータの一例を示す説明図である。 【図7】図7(a),(b)は、それぞれボーリングゲームデータに組み込まれるデータの一例を示す説明図である。 【図8】図8(a),(b)は、それぞれユーザ端末に配信される画面の一例を示す説明図である。 【図9】本発明の動作を示すシーケンス図であり、特に、ボーリングゲームデータの蓄積動作を説明する図である。 【図10】本発明の動作を示すシーケンス図であり、特に、ボーリングゲームデータの配信動作を説明する図である。 【符号の説明】 【0056】 1 ボーリング場内システム(ボーリングゲームデータ配信システム) 11 個人情報管理システム 12 ボーリングデータ管理システム 13 個人情報入力端末 14 スコアデータ管理システム 15 レーン用カメラ(レーン画像取得手段) 16 ピン用カメラ(ピン画像取得手段) 20 個人情報サーバ 22 個人情報受付処理部 23 ID管理処理部 25 個人情報データベース(ユーザ識別データ記憶手段) 30 メールサーバ 42 データ蓄積処理部 43 データ配信処理部(配信手段) 45 ゲームデータベース(ボーリングデータ記憶手段) 50 ウェブサーバ 60 携帯端末用ウェブサーバ 101 ユーザ端末(固定端末) 102 ユーザ端末(携帯端末)
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| 【出願人】 |
【識別番号】000232140 【氏名又は名称】NECフィールディング株式会社 【住所又は居所】東京都港区三田1丁目4番28号
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| 【出願日】 |
平成16年11月25日(2004.11.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100079164 【弁理士】 【氏名又は名称】高橋 勇
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| 【公開番号】 |
特開2006−149431(P2006−149431A) |
| 【公開日】 |
平成18年6月15日(2006.6.15) |
| 【出願番号】 |
特願2004−340410(P2004−340410) |
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