| 【発明の名称】 |
空気清浄器 |
| 【発明者】 |
【氏名】田口 吉弘 【住所又は居所】神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町三丁目32番地14 サンテク通商株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】小型で、たばこの煙を浄化することができると共に、臭いも同時に除去することができる空気清浄器を提供する。
【解決手段】空気清浄器100は、吸気口11aを有し、外部に空気誘導板16が設置され、内部に螺旋板状マイナス電極を有するマイナスイオン発生器が配置された本体筒部11と、内部に煙を吸引する吸引ファン25、第1のフィルタ26および第2のフィルタ27が配置され、上部に本体筒部が固定される基台15と、本体筒部11を軸として回転可能に取り付けられる灰皿受け14とを備える。灰皿に置かれたたばこから立ち上がる煙は本体筒部11の吸気口11aから吸入され、本体筒部11の内部でマイナスイオン発生器から放出されるマイナスイオンにより処理され、さらに第1のフィルタ26と第2のフィルタ27とを通過して基台15の排気口15aから排出される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 灰皿に置かれたたばこから立ち上がる煙を浄化するための空気清浄器であって、 吸気口を有し、外部に空気誘導板が設置され、内部に螺旋板とマイナスイオン発生器が配置される筒状本体と、 内部に上記煙を吸引するファンと、該煙をろ過するフィルタとが配置され、上部に上記筒状本体の一端が固定される基台と、 上記筒状本体を軸として回転可能に取り付けられる灰皿受けと を備えることを特徴とする空気清浄器。 【請求項2】 上記螺旋板は、多孔板から形成され、 上記マイナスイオン発生器は、電源部と、針状プラス電極と、マイナス電極から構成され、 上記電源部は、上記円筒状本体の上部に配置され、 上記螺旋板は、上記マイナス電極として用いられる ことを特徴とする請求項1に記載の空気清浄器。 【請求項3】 上記フィルタは、第1のフィルタおよび第2のフィルタとを備え、 上記第1のフィルタは、ハニカム構造で、上記ファンの出口側に着脱可能に配置され、 上記第2のフィルタは、上記第1のフィルタと上記基台の排気口との間に着脱可能に配置される ことを特徴とする請求項1に記載の空気清浄器。 【請求項4】 上記空気誘導板は、上記円筒状本体に収納可能とされる ことを特徴とする請求項1に記載の空気清浄器。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、灰皿に置かれたたばこから立ち上がる煙を浄化するための空気清浄器に関する。詳しくは、吸気口を有し、外部に空気誘導板が設置され、内部に螺旋板とマイナスイオン発生器が配置された円筒状本体と、内部に煙を吸引するファン、煙をろ過する第1のフィルタおよび第2のフィルタが配置され、円筒状本体を固定する基台と、円筒状本体の軸線を軸として回転可能に取り付けられる灰皿受けとを備える構成とすることによって、小型で、たばこの煙を浄化することができると共に、臭いも同時に除去することができるようにした空気清浄器に係るものである。 【背景技術】 【0002】 喫煙によるたばこの煙は喫煙者ばかりでなく、たばこの先から立ち上がる副流煙に含まれる有害物質により周辺の非喫煙者にも影響を及ぼすことから、生活空間や作業空間において喫煙者と非喫煙者の共存が深刻な社会問題となっている。 【0003】 従来、たばこの煙を清浄化するための装置として空気清浄装置があり、この空気清浄装置は、空気を吸い込んでフィルタを通過させて微細な埃やたばこの煙などを除去して吹き出すことで、空気を清浄化している。 【0004】 例えば、喫煙時において、たばこの煙が出る状況に対応してたばこの煙を吸い込む動作状態を変更して浄化の動作を行う空気清浄装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。 【0005】 この場合、ケーシングにおける灰皿に対向する部分には、第1吸気口が設けられる。この第1吸気口の部分には灰皿に置いたたばこから立ち上がる煙の埃等浮揚物を捕集して浄化すうためのフィルタが配置され、このフィルタの内部側に、比較的小型のファンが配置されている。第1吸気口から吸い込んだ空気はフィルタを通過して空気清浄装置本体後方に設けられた排気口から排出される。 【0006】 また、空気清浄装置本体の前面に、喫煙者がくわえたばこをしている時にたばこから立ち上がる煙や、喫煙者が吸い込んだたばこの煙を吐き出した時の煙を吸い込むための比較的大型の第2吸気口が設けられている。この第2吸気口の部分にはたばこの煙の埃等浮揚物を捕集して浄化するためのフィルタが配置され、このフィルタの内部側に、比較的大型のファンが配置されている。第2吸気口から吸い込んだ空気はフィルタを通過して空気清浄装置本体後方に設けられた排気口から排出される。 【0007】 【特許文献1】特開2001−245649号公報(第2,3頁、第2図) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0008】 しかしながら、上述したような従来の喫煙用空気清浄装置の場合、たばこの煙を吸い込んでフィルタを通過させ除去することができるが、たばこの臭いを除去することができないという問題があった。 【0009】 そこで、この発明は、小型で、たばこの煙を浄化することができると共に、臭いも同時に除去することができるようにした空気清浄器を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0010】 この発明に係る空気清浄器は、灰皿に置かれたたばこから立ち上がる煙を浄化するための空気清浄器であって、吸気口を有し、外部に空気誘導板が設置され、内部に螺旋板とマイナスイオン発生器が配置される筒状本体と、内部に上記煙を吸引するファンと、該煙をろ過するフィルタとが配置され、上部に筒状本体の一端が固定される基台と、筒状本体を軸として回転可能に取り付けられる灰皿受けとを備えるものである。 【0011】 この発明においては、筒状本体の吸気口の外側に空気誘導板が設置され、内部に螺旋板とマイナスイオン発生器が配置される。この筒状本体に灰皿受けが設けられ、この灰皿受けは筒状本体を軸として回転可能に取り付けられる。基台の内部に煙を吸引するファンと、煙をろ過するフィルタとが配置される。灰皿に置かれたたばこから立ち上がる煙は、空気誘導板によりガイドされ、筒状本体の吸気口から吸入され、筒状本体の内部でマイナスイオン発生器により処理され、さらにフィルタを通過して基台の排気口から排出される。 【0012】 これにより、煙を効率よく吸入することができ、喫煙用空気清浄器の小型化を図ることができると共に、たばこの煙と臭い同時に除去することが可能となる。 【0013】 例えば、螺旋板は、多孔板であり、マイナスイオン発生器は、イオン発生器電源部と、針状プラス電極と、マイナス電極から構成され、イオン発生器電源部は、筒状本体の上部に配置され、螺旋板は、マイナス電極として用いられる。これにより、吸気口から吸い込んだ煙は、竜巻流方式で円筒状本体を通過することで、停留時間が長くなり、マイナスイオン発生器から放出したマイナスイオン、オゾンと効率よく接触することができ、たばこの不快な臭い成分を分解することが可能となる。また、マイナスイオンにより通過空気を殺菌することも可能となる。 【0014】 また例えば、フィルタは、第1のフィルタおよび第2のフィルタとを備え、第1のフィルタは、ハニカム構造で、ファンの出口側に着脱可能に配置され、第2のフィルタは、第1のフィルタと基台の排気口との間に着脱可能に配置される。これにより、円筒状本体を通過した煙はハニカム構造の第1のフィルタおよび活性炭からなる第2のフィルタを通過することで、ファンから吹き出した気流を均等に分配し、第2のフィルタに通過させ、微細な埃やたばこの煙、および残留している臭い成分(例えばアセトアルデヒド・酢酸・アンモニア)を第2のフィルタに吸着して除去することが可能となる。 【0015】 また、筒状本体に空気誘導板がさらに設けられることで、周囲空気流の影響を抑え、灰皿に置かれたたばこから立ち上がる煙を効率よく吸い込むことが可能となる。 【発明の効果】 【0016】 この発明によれば、空気清浄器は、吸気口を有し、外部に空気誘導板が設置され、内部に螺旋板とマイナスイオン発生器が配置される筒状本体と、内部に煙を吸引するファン、煙をろ過する第1のフィルタおよび第2のフィルタとが配置され、円筒状本体を固定する基台と、円筒状本体の軸線を軸として回転可能な、灰皿を配置するためのアームとを備えるものであり、煙を効率よく吸入することができ、喫煙用空気清浄器の小型化を図ることができると共に、たばこの煙と臭い同時に除去することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0017】 以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態の空気清浄器について説明する。 図1は、空気清浄器全体の斜視図である。図1に示すように、空気清浄器100は、本体筒部11と、キャップ12と、基台衝合部13と、灰皿受け14と、基台15と、空気誘導板16とから構成されている。 【0018】 本体筒部11は、金属、樹脂など材料から薄壁円筒状に形成されている。側面の長さ方向に吸気口11aが設けられている。また、本体筒部11の上部には、キャップ12が取り付けられるようになされる。本体筒部11の下部は、基台衝合部13を介して基台15に固定される。なお、本体筒部11は、円筒状に限定されるものではない。他の形状にしてもよい。 【0019】 キャップ12は、本体筒部11の上部に覆うようになされる。このキャップ12は、勘合またはネジ込み等の方法によって本体筒部11に固定されている。キャップ12は、空気誘導板16の上部を保持することができる(図2参照)。 【0020】 基台衝合部13は、中空円台状に形成されている。この基台衝合部13は基台の一部として本体筒部11と一体に形成されている。なお、基台衝合部13は、本体筒部11と別体に形成され、本体筒部11にネジなどで固定されるようにしてもよい。 【0021】 また、基台衝合部13には、電源スイッチ17、ランプ18、電源プラグ19を差し込む電源コネクタ29が設けられている。電源スイッチ17は、吸引ファンの回転速度を調整することが可能である。 【0022】 灰皿受け14は、所定厚さ板材から形成されたものである。この灰皿受け14の一端に回転筒14aが設けられている。この回転筒14aにより本体筒部11に回転可能に取り付けられている。灰皿受け14の他端には灰皿を嵌め込むことができる穴14bが設けられている。また、回転筒14aには、空気誘導板16を保持するための凹部が設けられている(図2参照)。 【0023】 基台15は、中空円台状に形成されている。基台15の上端は設けられた係合部により基台衝合部13の下端とを回転ロックして固定することが可能である。また、基台15の側面の一部には、浄化処理後の空気を排出するための排気口15aが設けられている。ここで、排気口15aは、スリット状開口(複数の細長孔)からなる。なお、排気口15aの開口形状、および開口方向は、図示したものに限定されるものではない。他の開口形状および開口方向にしてもよい。 【0024】 空気誘導板16は、樹脂など湾曲可能なシート材16aと安定フィン16bから構成され、周辺気流の影響を抑え、煙をガイドする作用を有している。この空気誘導板16は、キャップ12の凹部と回転筒14aの凹部により保持されている。また、空気誘導板16は、キャップ12の凹部と回転筒14aの凹部に沿ってスライドすることが可能とされ、これにより空気誘導板16は本体筒部11の外周に収納されることができる。また、空気誘導板16は、キャップ12の凹部と回転筒14aの凹部から外すことを防止するストパー機構を設けてもよい。なお、空気誘導板16に硬質のシート材16aを用いる場合には、安定フィン16bを設けなくてもよい。 【0025】 図2は空気清浄器100の縦断面図である。また、図3は空気清浄器100の横断面図である。ここで、図3は、図2に示す空気清浄器100のA−A部断面で上から下に見た図である。 【0026】 図2に示すように、本体筒部11には、イオン発生器電源部21と、プラス電極22と、マイナス電極23と、イオン発生器電源部21およびプラス電極22を配置する取付板24とが設けられている。 【0027】 イオン発生器電源部21は、マイナスイオンを発生するために、プラス電極22とマイナス電極23に印加される電圧を発生するものである。このイオン発生器電源部21は、取付板24の上部に装着されている。イオン発生器電源部21の上部はキャップ12により覆われる。 【0028】 プラス電極22は、針状に形成される。このプラス電極22は、取付板24の上部から取付板24を貫通して針部を本体筒部11の内部に露出するように配置されている。また、プラス電極22は、本体筒部11の中心線より所定距離をずらした位置、且つマイナス電極23のほぼ中心部に配置される。 【0029】 マイナス電極23は、図4に示すように、多孔状金属板材が用いられ、トルネード(螺旋状)に巻かれたように形成される。このマイナス電極23は、本体筒部11の中に配置され、上部にはイオン発生器21と接続するための端子が設けられている。なお、マイナス電極23は、金属線からなる網を用いてもよい。 【0030】 このような構成により、上部に上がった煙もスムーズに吸入することができる。また、吸入した煙を含む気流は渦巻き状でマイナス電極23の中部を通過する際に、マイナス電極23表面から放出されるマイナスイオン、オゾンと効率よく接触することができる。このようにマイナスイオンの雰囲気中をたばこの煙等が通過すると、たばこの煙やたばこの煙中に含まれる不快な臭いなどが分解されて消臭される。また、マイナスイオンにより吸入された空気(煙を含む)に対して殺菌する効果も得られる。また、煙に含まれるニコチン、タール等有害物質をマイナス電極表面に吸着し除去することができる。 【0031】 また図2に示すように、基台衝合部13と基台15の内部には、吸引ファン25と、第1のフィルタ26と、第2のフィルタ27とが設けられている。 【0032】 吸引ファン25は、例えば市販のDC12Vの冷却用ファンである。この吸引ファン25は、送風方向が上から下にくるように基台衝合部13に取り付けられている。吸引ファン25の電源は、電源プラグ19を介して外部から供給されるDC12Vの電源である。電源プラグ19は、AC/DC変換アダプタのDC端子である。また、吸引ファン25の回転速度は、例えば2段階切り替え可能とされる。吸引ファン25の回転速度を上げると、煙などを吸引する吸引力が強くなる。 【0033】 第1のフィルタ26は、ハニカム構造の活性炭フィルタである。この第1のフィルタ26は、第2のフィルタ27の上部に配置される。ハニカム構造の例は図5に示している。第1のフィルタ26により煙の一部を吸着すると共に、吸引ファン25から吹き出した気流を均等に分配し、第2のフィルタ27に通過させる。 【0034】 第2のフィルタ27は、脱臭機能を有する活性炭フィルタである。この第2のフィルタ27は、基台15の底面となる底蓋28に設けられる凹部にはめ込んで固定される。なお、第1のフィルタ26と第2のフィルタ27とを、専用のフィルタケースを用いて底蓋28に固定するようにしてもよい。また、底蓋28を基台15と一体にしてもよい。なお、第1のフィルタ26と第2のフィルタ27は、活性炭フィルタ以外の脱臭機能を有するフィルタを用いてもよい。 【0035】 図6は、空気誘導板16の保持および収納状態を示す図である。図6(a)は、空気誘導板16がキャップ12の凹部に保持される状態を示している。図6(b)は、空気誘導板16が回転筒14aの凹部に保持される状態を示している。図6(c)は、空気誘導板16の収納状態を示している。 【0036】 図6(a)に示すように、空気誘導板16の上部はキャップ12の凹部と本体筒部11との間に保持される。また図6(b)に示すように、空気誘導板16の下部は回転筒14aの凹部と本体筒部11との間に保持される。 【0037】 また、図6(c)に示すように、空気誘導板16は、本体筒部11の外周に巻き取ることにより収納される。従って、不使用状態では、空気誘導板16を収納することでコンパクトになる。 【0038】 図7は、空気清浄器100の使用状態を示す図である。図7に示すように、空気清浄器100の使用状態においては、灰皿が灰皿受け14に置かれており、また、空気誘導板16は本体筒部11の収納部から引き出された状態である。電源プラグ19を基台15に設けられている電源コネクタ29に差し込み、スイッチ17を「1」または「2」の位置に切り替えると、吸引ファン25が動作し、本体筒部11の吸気口11aから灰皿に置かれたたばこから立ち上がる煙を吸入する。吸入された煙を含む気流は渦巻き状にマイナス電極23の中部を通過する。そして、この煙を含む気流は吸引ファン25の排出口側に配置された第1のフィルタ26と第2のフィルタ27を通過して排気口15aから排出される。吸気口11aから吸い込んだ煙は、本体筒部11を通過する際に、マイナスイオンにより浄化、消臭処理され、また、第1のフィルタ26と第2のフィルタ27を通過することで、煙の微粒子およびたばこの不快な臭いがさらに除去される。 【0039】 このように本実施の形態においては、吸気口11aを有し、外部に空気誘導板16が設置され、内部にイオン発生器電源部21とプラス電極22と螺旋板状マイナス電極23とから構成されるマイナスイオン発生器が配置された本体筒部11と、内部に煙を吸引する吸引ファン25、第1のフィルタ26および第2のフィルタ27が配置され、上部に本体筒部が固定される基台15と、本体筒部11を軸として回転可能に取り付けられる灰皿受け14とを備える。灰皿に置かれたたばこから立ち上がる煙は本体筒部11の吸気口11aから吸入され、本体筒部11の内部でマイナスイオン発生器から放出されるマイナスイオンにより処理され、さらに第1のフィルタ26と第2のフィルタ27とを通過して基台15の排気口15aから排出される。 【0040】 これにより、煙を効率よく吸入することができ、喫煙用空気清浄器の小型化を図ることができ、たばこの煙を浄化することができると共に、臭いも同時に除去することができる。 【0041】 例えば、マイナスイオン発生器は、イオン発生器電源部21と、針状プラス電極22と、マイナス電極23から構成され、イオン発生器電源部21は、本体筒部11の上部に配置され、マイナス電極23は、螺旋状に巻かれて形成される。これにより、吸気口11aから吸い込んだ煙は、竜巻流方式で本体筒部11を通過することで、停留時間が長くなり、マイナスイオン発生器から放出したマイナスイオン、オゾンと効率よく接触することができ、たばこの不快な臭い成分を分解することが可能となる。また、マイナスイオンにより通過空気を殺菌することも可能である。 【0042】 また例えば、第1のフィルタ26は、ハニカム構造で、吸引ファン25の出口側に着脱可能に配置され、第2のフィルタ27は、活性炭からなり、第1のフィルタ26と基台15の排気口との間に着脱可能に配置される。これにより、本体筒部11を通過した煙はハニカム構造の第1のフィルタ26および活性炭からなる第2のフィルタ27を通過することで、吸引ファン25から吹き出した気流を均等に分配し、第2のフィルタ27に通過させ、微細な埃やたばこの煙、および残留している臭い成分(例えばアセトアルデヒド・酢酸・アンモニア)を第2のフィルタ27に吸着して除去することができる。 【0043】 また、本体筒部11に空気誘導板16が設けられることで、周囲空気流の影響を抑え、灰皿に置かれたたばこから立ち上がる煙を効率よく吸い込むことができる。 【0044】 次に、空気清浄器の他の実施例について説明する。図8は、空気清浄器の他の実施例を示す図である。この空気清浄器200は、空気誘導板以外は上述した空気清浄器100と同様な構成を有している。また、この図8において、図1と対応する部分には同一符号を付して示している。 【0045】 図8に示すように、空気清浄器200は、本体筒部11と、キャップ12と、基台衝合部13と、灰皿受け14と、基台15と、空気誘導板30とから構成されている。 【0046】 上述したように、本体筒部11には、イオン発生器電源部21と、プラス電極22と、マイナス電極23と、イオン発生器電源部21およびプラス電極22を配置する取付板24とが設けられている。また、基台衝合部13と基台15の内部には、吸引ファン25と、第1のフィルタ26と、第2のフィルタ27とが設けられている(図2参照)。 【0047】 空気誘導板30は、樹脂など湾曲可能なシート材30aと、安定フィン30bと、挿入挟持部30cとから構成されている。この空気誘導板30は、着脱式であり、挿入挟持部30cによりキャップ12の凹部と回転筒14aの凹部に固定される。また、空気誘導板30は縦方向に大きくしたものであり、灰皿受け14以下の部分にも空気流の影響を抑えることが可能である。また、使用しない場合、簡単に取り外すことができる。なお、空気誘導板30は、硬質のシート材30aを用いる場合は、安定フィン30bを設けなくてもよい。 【0048】 このように本実施の形態においては、吸気口11aを有し、外部に空気誘導板16が設置され、内部にイオン発生器電源部21とプラス電極22と螺旋板状マイナス電極23とから構成されるマイナスイオン発生器が配置された本体筒部11と、内部に煙を吸引する吸引ファン25、煙をろ過する第1のフィルタ26および第2のフィルタ27が配置され、上部に本体筒部が固定される基台15と、本体筒部11を軸として回転可能に取り付けられる灰皿受け14とを備える。さらに、空気誘導板30を用いるようになされる。灰皿に置かれたたばこから立ち上がる煙は本体筒部11の吸気口11aから吸入され、本体筒部11の内部でマイナスイオン発生器から放出されるマイナスイオンにより処理され、さらに第1のフィルタ26と第2のフィルタ27とを通過して基台15の排気口15aから排出される。 【0049】 これにより、煙を効率よく吸入することができ、喫煙用空気清浄器の小型化を図ることができ、たばこの煙を浄化することができると共に、臭いも同時に除去することができる。されに、比較的に大きな空気誘導板30が設けられることで、周囲空気流の影響を抑え、灰皿に置かれたたばこから立ち上がる煙を効率よく吸い込むことができる。 【0050】 なお、上述実施の形態においては、空気誘導板16,30を設けたものとしたが、これに限定されるものではない。 【0051】 また、上述実施の形態においては、吸引ファン25は、第1のフィルタ26と第2のフィルタ27の上部に取り付けられた場合について説明したが、これに限定されるものではない。吸引ファン25を第1のフィルタ26と第2のフィルタ27の下部に配置するようにしてもよい。 【0052】 また、上述実施の形態においては、電源スイッチ17とランプ18は、空気清浄器100,200の下部の基台衝合部13に設けたが、これに限定されるものではない。例えば電源スイッチ17とランプ18を本体筒部11の上部に設けられたキャップ12に配置してもよい。 【0053】 また、上述実施の形態においては、電源コネクタ29を基台15の側面に設けたものである。これに限定されるものではない。例えば裏面に設けてもよい。なお、空気清浄器100,200に配置する灰皿には、蓋付きのハニカム式灰皿を用いてもよい。 【産業上の利用可能性】 【0054】 以上のように、この発明に係る空気清浄器は、灰皿に置かれたたばこから立ち上がる煙を浄化するための喫煙用空気清浄器として、小型化を図ると共に、たばこの煙と臭い同時に除去する目的に適用できる。 【図面の簡単な説明】 【0055】 【図1】実施の形態の空気清浄器の構成を示す斜視図である。 【図2】空気清浄器100の縦断面図である。 【図3】空気清浄器100の横断面図である。 【図4】マイナス電極の構成を示す斜視図である。 【図5】第1のフィルタのハニカム構造例を示す図である。 【図6】空気誘導板の保持および収納状態の説明図である。 【図7】空気清浄器100の使用状態を示す図である。 【図8】空気清浄器の他の実施例を示す図である。 【図9】空気誘導板30の構成例を示す図である。 【符号の説明】 【0056】 11・・・本体筒部、11a・・・吸気口、12・・・キャップ、13・・・基台衝合部、14・・・灰皿受け、15・・・基台、15a・・・排気口、16,30・・・空気誘導板、16a,30a・・・シート材、16b,30b・・・安定フィン、17・・・スイッチ、18・・・ランプ、19・・・電源プラグ、21・・・イオン発生器電源部、22・・・プラス電極、23・・・マイナス電極、24・・・取付板、25・・・吸引ファン、26・・・第1のフィルタ、27・・・第2のフィルタ、28・・・底蓋、29・・・電源コネクタ、100,200・・・空気清浄器
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| 【出願人】 |
【識別番号】300087949 【氏名又は名称】サンテク通商株式会社 【住所又は居所】神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町三丁目32番地14
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| 【出願日】 |
平成16年8月17日(2004.8.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090376 【弁理士】 【氏名又は名称】山口 邦夫
【識別番号】100095496 【弁理士】 【氏名又は名称】佐々木 榮二
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| 【公開番号】 |
特開2006−55227(P2006−55227A) |
| 【公開日】 |
平成18年3月2日(2006.3.2) |
| 【出願番号】 |
特願2004−237648(P2004−237648) |
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