| 【発明の名称】 |
しわ伸ばしシート貼り付け器具 |
| 【発明者】 |
【氏名】岩崎 晃孝 【住所又は居所】東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印刷株式会社内
【氏名】新居 善次 【住所又は居所】東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印刷株式会社内
【氏名】中江 淳文 【住所又は居所】大阪府茨木市豊川一丁目30番3号 小林製薬株式会社中央研究所内
【氏名】高尾 郁代 【住所又は居所】大阪府茨木市豊川一丁目30番3号 小林製薬株式会社中央研究所内
【氏名】日下部 昇 【住所又は居所】大阪府茨木市豊川一丁目30番3号 小林製薬株式会社中央研究所内
【氏名】山下 健司 【住所又は居所】大阪府茨木市豊川一丁目30番3号 小林製薬株式会社中央研究所内
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| 【要約】 |
【課題】片手だけで簡便にしわを伸ばして、シートを貼着でき、併せてその貼着状態を良好に保てるようにする。
【解決手段】器具の羽部に連なって押圧部があり、前記押圧部はこの羽部よりも幅狭に形成されていて、この押圧部を押圧する力が羽部に伝わってこの羽部が開いてしわを伸ばしながらシートSを貼り付けることができるようにし、更にこの羽部が最大に拡開された状態を保持する機構が、器具部分の嵌合構造により構成され、併せてこの羽部が最大に拡開された状態でこの器具とシートSの間に隙間Cがあるようにしてしわ伸ばしシート共々に器具も患部に貼着されるようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 しわ伸ばしシートに取り付けて使用する貼り付け器具であって、器具の羽部に連なって押圧部があり、この押圧部を押圧する力が羽部に伝わってこの羽部が開いてしわを伸ばしながらシートを貼り付けることができるようにし、併せてしわ伸ばしシート共々に器具も患部に貼着されるようにしたことを特徴とするしわ伸ばしシート貼り付け器具。 【請求項2】 羽部が最大に拡開された状態を保持する機構が備わっていることを特徴とする請求項1記載のしわ伸ばしシート貼り付け器具。 【請求項3】 羽部が最大に拡開された状態を保持する機構が、器具部分の嵌合構造による請求項2記載のしわ伸ばしシート貼り付け器具。 【請求項4】 羽部が最大に拡開された状態において、器具とシートの間に隙間があるように構成された請求項1〜3のいずれかに記載のしわ伸ばしシート貼り付け器具。 【請求項5】 器具の羽部に連なって押圧部があり、前記押圧部はこの羽部よりも幅狭に形成されていて、この押圧部を押圧する力が羽部に伝わってこの羽部が開いてしわを伸ばしながらシートを貼り付けることができるようにし、更にこの羽部が最大に拡開された状態を保持する機構が、器具部分の嵌合構造により構成され、併せてこの羽部が最大に拡開された状態でこの器具とシートの間に隙間があるようにしてしわ伸ばしシート共々に器具も患部に貼着されるようにしたことを特徴とするしわ伸ばしシート貼り付け器具。 【請求項6】 あらかじめしわ伸ばしシートが装着されている請求項1〜5のいずれかに記載のしわ伸ばしシート貼り付け器具。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、しわ伸ばしシートに取り付けて使用する貼り付け器具、更に詳しくは、例えば顔面などのしわを伸ばすためのシートを患部に貼り付ける器具に関する。 【背景技術】 【0002】 顔面などのしわを伸ばすには、いわゆるバンソウコウやテープ類をしわ周辺の皮膚に貼着して物理的に引っ張るようにしたものが提案されている。また、しわの両側の皮膚を物理的に引っ張り、この引っ張りによってしわ部分を押し広げるようにしたしわ取りバンドなども提案されている。更には、しわの上に直に貼り付けるしわ取りシートの他、適宜の薬効成分(しわ改善成分)を含浸させるとともに、裏面に粘着性を備えた布製シートを、この裏面の粘着性によって、しわを伸ばしたい部分に貼着したり、粘着性を備えた薬効成分そのものをシート状にしてしわを伸ばしたい部分に貼着するなどの手法が提案されている。 【特許文献1】特開2002−045232号公報 【特許文献2】特開2004−254788号公報 【特許文献3】特開2004−313277号公報 【特許文献4】実用新案登録第3090209号公報 【特許文献5】実開平05−085315号公報 【特許文献6】実開昭61−188517号公報 【特許文献7】特開平10−194962号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 そもそもしわを伸ばしたい部分(以下単に患部という)にしわ伸ばしシート(本発明では以下単にシートという)を貼着する場合、患部のしわをそのままにして、その上からシートを貼着すると、薬効成分が効果的に作用せず、望ましい効能を期待することはできない。ある程度は、皮膚などの凹凸を少なくした上でないと、シートそのものが患部全面に密着せず、薬効成分が効果的に患部に浸透しないからと推測される。 したがって、シートを貼着する前には患部のしわを必ず伸ばし、ここにシートを貼着することが肝要である。 【0004】 しかし、上述の従来の手法では、シートを患部に上手く貼着できない問題がある。 それは、従来の手法は、まず、片方の指手で患部のしわを伸ばし、この状態を保ったままで、空いている他方の手指でシートを離型紙からはがし、更にシートをこの他方の手に持って患部に貼着する必要があった。つまりは、片手しか使えないために、シートを上手く離型紙からはがせなかったり、シートがよじれて患部上にピッタリと密着できなかっり、思った部位に上手く載せられず、患部から外れた部位に貼着してしまうといった不都合をよく経験する。 つまり、従来の手法は、シートを片手でしか扱えなかった。 【0005】 本発明者等は、これら従来の手法の問題点を解決すべく、種々検討を重ねた。その結果、片手で容易にしわを伸ばしながら容易にシートを患部に貼り付けることができ、更にはシートを貼り付けている間中、しわが伸びた状態を維持できる器具を開発したので、ここに提案する。 【0006】 したがって、本発明の課題は、片手だけで簡便にしわを伸ばして、シートを貼着でき、併せてその貼着状態を良好に保てるようにしたしわ伸ばしシート取り付け器具を提供する点にある。 【課題を解決するための手段】 【0007】 以上の技術的な課題を解決するために、本発明の請求項1に係るしわ伸ばしシート貼り付け器具は、器具の羽部に連なって押圧部があり、この押圧部を押圧する力が羽部に伝わってこの羽部が開いてしわを伸ばしながらシートを貼り付けることができるようにし、併せてしわ伸ばしシート共々に器具も患部に貼着されるようにした。 【0008】 上記のような構成によれば、羽部に、例えばシートそのものの粘着性を利用したり、別途貼着手段を用いて、シートを取り付ける。次いで、そのまま器具を患部に押し当て、引き続き、器具の押圧部を患部側に押し付けていく。この動きにより、羽部が拡開されてシートも引き伸ばされ、併せて患部の皮膚も共に引き伸ばされる。そして、羽部が完全に拡開されるまで押し込むことによって、患部にシートを貼着する。結果としてしわが引き伸ばされた患部にシートがうまく貼着される。したがって、この発明で採用されるシートは、伸張性のあるシートが望ましい。また、器具は、そのままシート共に患部に貼着されて放置される。シートが乾燥したら、器具共々シートを患部からはがして取り除き、その後新たにシートを取り付け、次の貼着作業に移る。 【発明の効果】 【0009】 したがって、この発明は以下の効果を奏する。 以上説明したように、本発明の請求項1に係るしわ伸ばしシート貼り付け器具は、片手だけで、患部のしわ伸ばしと、そのしわが伸ばされた後の患部へのシートの貼着を一挙に達成できる。したがって、単に片方の手指で器具を患部に押し当てるだけで、しわが伸ばされた患部へシートを簡単に、しかもよじれたりすることなく、思いのままに、綺麗に貼着できる。 【0010】 この発明では、請求項2に記載のように、羽部が最大に拡開された状態を保持する機構が備わっているのが望ましい。 例えば、図10〜17、また20〜25中に示されるロック構造と称する構成は、羽部が最大に拡開さたれ状態を固定的に保持して器具とシートの高い添着性を確保し、しわとシートを共に引き伸ばしたままの状態に理想的に保て、時間の経過と共に元に縮んでしまい、しわ伸ばし効果が芳しくなくなるおそれをなくし、ひいては望ましいしわ伸ばし効果を一層理想的に発揮できるからである。 【0011】 この発明では、請求項3に記載のように、羽部が最大に拡開された状態を保持する機構が、器具部分の嵌合構造によるのが望ましい。 例えば、図14、16中のアンダーカット14と図12、14、16中の係止突起2Gで示されるロック構造、更には、特に図18中に貫通孔18、凹入部17、係止突部19で、また、図20〜25中にロック構造でそれぞれ示される特異な構成によれば、羽部が最大に拡開される最終段階でロックが嵌る時、「カチッ」と音がすることにより、使用者は音によりロックが嵌ったことを確認でき、一層的確で、しかも効率の良いシート引き伸ばし作業が行えるからである。 【0012】 この発明では、請求項4に記載のように、羽部が最大に拡開された状態に保持されているとき、器具とシートの間に隙間があるように構成されのが望ましい。 シートを患部に貼着した後、例えばフェースラインの丸みや顔の表情に変化があったとしても、この変化によって生じるシートの動きをこの隙間によって上手く吸収し、もってシートが反り返ることを未然に防止し、シートを終始安定して皮膚に貼り付けておくことができるからである。 【0013】 また、この発明は請求項5に記載のように、器具の羽部に連なって押圧部があり、前記押圧部はこの羽部よりも幅狭に形成されていて、この押圧部を押圧する力が羽部に伝わってこの羽部が開いてしわを伸ばしながらシートを貼り付けることができるようにし、更にこの羽部が最大に拡開された状態を保持する機構が、器具部分の嵌合構造により構成され、併せてこの羽部が最大に拡開された状態でこの器具とシートの間に隙間があるようにしてしわ伸ばしシート共々に器具も患部に貼着されるようにしたものである。 【0014】 上記のような構成によれば、羽部に、例えばシートそのものの粘着性を利用したり、別途貼着手段を用いて、シートを取り付ける。次いで、そのまま器具を患部に押し当て、引き続き、器具の押圧部を押圧して患部側に押し付けていく。この押圧部は、指先の押圧力を的確に羽部の拡開に働かせる上で有効である。この動きにより、羽部が拡開されてシートも引き伸ばされ、併せて患部の皮膚も共に引き伸ばされる。そして、羽部が完全に拡開されるまで押し込むことによって、患部にシートを貼着する。羽部が最大に拡開される最終段階でロックが嵌る時、「カチッ」と音がして、ロックが嵌められたことを知ることができる。更に、羽部が最大に拡開された状態でこの器具とシートの間に形成される隙間は、シートを患部に貼着した後、例えばフェースラインの丸みや顔の表情に変化があったとしても、この変化によって生じるシートの動きを上手く吸収する。 【0015】 したがって、この請求項5に記載の発明は、器具の押圧部の存在によって、軽い力でも簡単に羽部の拡開を達成でき、能率の良い、また、的確なシートの引き伸ばしを可能にした。しかも、羽部が最大に拡開される最終段階でロックが嵌る時、音によってロックを知ることができるので、的確で、かつ、効率の良いシート引き伸ばし作業が行える。併せて、羽部が最大に拡開された状態でこの羽部以外の器具部分とシートの間に形成される隙間によって、シートが反り返ることを未然に防止できるので、シートを終始安定して皮膚に貼り付けておくことができる。更には、押圧部はこの羽部よりも幅狭に形成されているため、使用中、特に就寝時などでも違和感なく、軽快に使用できる。 【0016】 また、この発明では、請求項6に記載のように、器具にはあらかじめしわ伸ばしシートが装着されているのが望ましい。 使用者個々人がわざわざシートを取り替える面倒な手数を省け、併せて短時間でシートの貼着を可能にするからである。 【発明を実施するための最良の形態】 【0017】 片方の手指で簡便にしわを伸ばしてシートを貼着でき、併せてその貼着状態を良好に保てるようにするという目的を、格段に簡素な構造と簡便な取扱手法によって実現した。 なお、以下に示す各実施例において、一度説明した構造、部品と基本的に同じもの、つまり構造的、また、機能的に同じ構造、部品については統一して同じ符号を付し、その詳細な説明は割愛している。 【0018】 (実施例1) 本発明に係るしわ伸ばしシート貼り付け器具をめじりや口元など、顔面のしわ伸ばし器具に適用した場合の第1の実施例について、図1〜図3を参照しながら以下具体的に説明する。 【0019】 図1は、本発明器具の実施例1の背面図、図2はその底面図である。 1は器具の本体で、この本体1は、基本的に中央部に設けられた、手指で摘んで取り扱う、押圧部の一例としての、摘み部2と、その左右両側にヒンジ3を介して起伏自在に連設されたウィング部4と、更にこのウィング部4の先端に、前記ヒンジ3と平行なヒンジ5を介して起伏自在で、かつ、このウィング部4の延長線上に連設されたシート保持用ウィング部6とから構成されている。また、このシート保持用ウィング部6の正面(図1上紙面奥行き方向で裏側、図2にあっては図上下方)は、シートの取付け面6Aに形成されている。そして、これら摘み部2、その左右両側にヒンジ3、ウィング部4、ヒンジ5、更にはシート保持用ウィング部6は合成樹脂を素材にして、公知の手法によって一体成形されている。 【0020】 この発明において、以下各実施例に共通する概念として、特段に注釈のない限りは、このウィング部4とシート保持用ウィング部6とがいわゆる羽部を意味する。 【0021】 なお、この発明では、以下、シート保持用ウィング部6の正面側とは、いかなる構造にあっても、このシートの取付け面6A側を言う。つまり、器具の患部Fに対面・接触する側を正面側と言う。 【0022】 押圧部の一例としての摘み部2は、その奥行き方向(図1紙面上、上下方向)の手前と奥との互いに対峙する2箇所のみ、つまりは左右幅方向の中央部のみが前記ヒンジ3の薄肉部(ヒンジ底部)3Aに一体に連なっている。そして、このヒンジ3との連設部2A以外は、ウィング部4とは切り離されて、独立している。つまり、このヒンジ3を中心にしてそれぞれのウィング部4に跨り、かつ、ヒンジ3の薄肉部3Aのみを介してこれらウィング部4に一体に連なり、他の部位は打ち抜きにより切り抜かれて独立している。 【0023】 ヒンジ3は、図2に示すように、正面側(図2上の下側)から背面側(図2上の上側)に向かって台形状に凹入し、かつ、本体1の奥行き方向全長を横断する溝から形成されている。必然的に底部3Aは、他の部位よりも肉薄である。 【0024】 また、このウィング部4とシート保持用ウィング部6を繋ぐヒンジ5は、本体の背面側から正面側に向かい、かつ、本体の奥行き方向全長を横断する、V字状に凹入した溝から形成されている。 【0025】 また、前記シート保持用ウィング部6の表面、つまりはシート取り付け面6Aには、図2中想像線で示すように、面ファスナ7が取り付けられている。シートSが不用意に離脱することのないように、常に的確に保持できるようにするためである。また、摘み部2の表面にもこの面ファスナ7が取り付けられていて、器具とシートSとの一体性を高め、患部FへのシートSの貼着効率を高める。 【0026】 なお、図1, 2中8は、打ち抜きにより切り抜かれて形成された、摘み部2の周囲に存在する貫通孔である。また、Tは摘み部2の上面に一体に設けられた滑り止めの突条で、シートSを患部Fに貼着するために、器具を平らにすべく、例えば親指の腹でこの摘み部2を押圧するときに、不用意に指先が滑るのを防止する。 【0027】 このように構成されたしわ伸ばしシート貼り付け器具は、図3(A)に示すように、まず、ヒンジ3を介して左右のウィング部4を摘み部2を最高位にして山形に起立させる。また、ヒンジ5を介して、このウィング部4の先端部に連設されているシート保持用ウィング部6を、水平姿勢になるように折曲げておく。 【0028】 次いで、図3(B)に示すように、摘み部2を指先で持ち上げ、シート保持用ウィング部6を、例えばシート収納ケースK内のシートSに押し当てる。するとシートSの左右両端がシート取り付け面6Aの面ファスナ7によって、このシート取り付け面6Aの表面に吸着される。次いで、図3(C)に示すように、最高位、つまり器具の本体1の押圧部である摘み部2を片方の手指で摘んだまま、シート取り付け面6Aに吸着されたシートSの表面を患部Fに向けて押し当てる。引き続き、摘み部2を患部Fに向かって押圧し続けるようにする。この押圧動作によって、ウィング部4が、ヒンジ3を中心にその先端部を順次拡開していく。この拡開によって、必然的にシート保持用ウィング部6が互いに左右に押しやられて、互いの間隔を順次拡開していく。このシート保持用ウィング部6の拡開は、シートSを左右に引き伸ばすだけではなく、患部の皮膚も、互いに左右に押し広げるように働く。最終的に各ウィング部が平らになるまで、摘み部2を押圧し続け、シートのSの全面を患部に押し当て、シートの貼り付け作業を完了する。本体1はこの平らな姿勢を保ったままで、患部FにシートSとともに放置しておく。 【0029】 シートSが乾燥したら、器具共々シートSを患部Fからはがして取り除き、その後新たにシートSを取り付け、次の貼着作業に移る。 【0030】 次に、更に改良されたしわ伸ばしシート貼り付け器具の幾つかの実施例を、図4〜16の記載を参照しながら、以下説明する。 【0031】 (実施例2) まず、図4〜図6に示すように、この第2の実施例に示す器具は、基本的な部品が、前記実施例に示した摘み部2と、ウィング部4と、シート保持用ウィング部6を備えて形成されている。そして、改良されている点は、ヒンジ5の存在位置を中心にしてシート保持用ウィング部6の先端側とは反対側に一体に突設された板部6Bが備わり、このシート保持用ウィング部6の戻りを防止することである。 【0032】 この板部6Bは、図4, 5に示すように、シート保持用ウィング部6の奥行き方向中央部分で、前記ヒンジ5を超えて更にウィング部4側に張り出した板部分を一体に突設させることによって構成されている。この板部6Bは、言うまでもなく本体1を成形する際に形成されるもので、ウィング部4側とそれに連なる奥行き方向の手前と奥側とにわたり、打ち抜きにより切り抜かれて形成された貫通孔9が存在している。したがって、この板部6Bの動きは、ウィング部4の動きには全く無関係に、常にシート保持用ウィング部6の動きと同じ動きをするものである。 【0033】 この板部6Bの存在は、次のような働きをする。 つまり、図6に示すように、器具全体を扁平になるように押し込もうとするとき、更に押し込んだ後(図例では押し込み途中を表している)、シート保持用ウィング部6が患部Fの弾性反力によって、ウィング部4とのヒンジ5を中心にして、先端側6Cが上方に立ち上がろうとする傾向が見られる。しかし、ヒンジ5の反対側に向かって一体に突設されているこの板部6Bが、この立ち上げ力に対抗する。その結果、患部Fから不用意にしわ伸ばしシートSがはがれてしまうのを、的確に防止できる。 【0034】 (実施例3) 次に、第3の実施例は、図7〜9に示すように、摘み部2が左右一対のウィング部4のいずれか一方にのみ連設して設けられている。 【0035】 具体的には、摘み部2をウィング部4に連設するに当たって、この摘み部2の一側辺2Bをヒンジ3の薄肉部3Aに接続することで、一体成形し、このヒンジ3を、図8に示すように、正味V字に形成した。したがって、このヒンジ3のV字の開き角度(挟角)αを適宜にあらかじめ設定して成形することにより、左右のウィング部4の折れ曲がり角度をその挟角αに設定できる。併せて前記ヒンジ5も、このヒンジ3と同様に正味V字に形成されている。したがって、その開き角度(挟角)α1を適宜にあらかじめ設定して成形することにより、シート保持用ウィング部6の左右のウィング部4に対する折れ曲がり角度をその挟角α1に設定できる。 【0036】 結果として、図9に示すように、左右のウィング部4並びにシート保持用ウィング部6の折れ曲がり角度を一定に規制しやすくなる。つまり、シート保持用ウィング部6間のストロークを常に一定に保ち易く、シートSを器具、すなわちシート保持用ウィング部6の先端6C(図9参照)からはみ出したりすることなく、適正な位置に的確にセットし易くなる。 【0037】 (実施例4) 第4の実施例は、図10〜16に示すように、器具全体を水平にした後の姿勢保持を的確に得るためのロック構造、つまりウィング部4が最大に拡開された状態を保持する機構と作用待機姿勢を的確に保持するための姿勢保持構造が採用されている。ロック構造の一例としての係止構造にはアンダーカットが採用される。 【0038】 すなわち、摘み部2のウィング部4と対峙する部位にアンダーカット10を設け、ウィング部4の立ち上がりを阻止可能にする。併せてシート保持用ウィング部6の戻りを防止する板部6Bに、ウィング部4の立ち上がり角を規制する突起11を一体に突設する。これによって器具全体を水平にした後の姿勢保持が的確、また、容易に行われ、しわ伸ばしシートの貼着効果が一層高められ、併せてシート保持用ウィング部間のストロークを常に一定に保ち易く、シートを器具からはみ出したりすることなく、適正な位置に的確にセットし易くできるように改良されている。 【0039】 具体的なアンダーカット10の構造は次のとおりである。 まず、図12〜14に示すように、この実施例では、摘み部2が、本体1側に一体に設けられた繋ぎ部2Cと、この繋ぎ部2Cに着脱自在に嵌合係止される摘み2Dとから構成されている。また、繋ぎ部2Cには摘み2Dを、その中央部分でいわゆる嵌め殺し状に嵌合保持する貫通孔12が設けられている。 【0040】 摘み2Dは、平面形状はおおむね矩形で(図10)、断面形状が、図12〜14に示すように、天板2Eとその周囲から下方に一体に垂下連設された周壁2Fからなる、キャップ状に形成されている。この摘み2Dの左右方向の周壁2Fの下端外周には、外方へ張り出す係止突起2Gが一体に設けられている。また、図15に示すように、天板2Eの下面中央部には円柱状の嵌合体2Hが下方に向けて一体に突設され、その下端外周全長にわたって外方に張り出す係止突条2Iが設けられている。 併せて、図15に示すように、ウィング部4の奥行き方向に沿った周壁2Fの中央には、前記繋ぎ部2Cとヒンジ3の薄肉部3Aとの連結部分2Aを跨いでこれに上から嵌合するように挿通溝2Jが穿設されている。 【0041】 一方、本体1の前記繋ぎ部2Cは、その奥行き方向(図13紙面上、上下方向)の手前と奥との互いに対峙する2箇所のみ、つまりは左右幅方向の中央部のみが前記ヒンジ3の薄肉部(ヒンジ底部)3Aに一体に連なった、ウィング部4の肉厚のほぼ二分の一の肉厚に形成された薄肉厚の扁平板体から構成されている。そして、その中央に前記貫通孔12が設けられている。この貫通孔12の内径Dは、少なくとも前記摘み2Dの係合突条2Iの外周の直径dよりも短く寸法設定されている。したがって、摘み2Dをこの繋ぎ部2Cに押し込むと、摘み2Cは、その係止突条2Iがこの貫通孔12に無理やり押し込まれて、いわゆる嵌め殺しされ、摘み2Dは繋ぎ部2Cと一体化される。 【0042】 また、この繋ぎ部2Cは、前記ヒンジ3の薄肉部3Aとの連設部分を除いた全周囲に設けられた貫通孔13でウィング部4と分離され、ウィング部4の動きとは隔絶されている。したがって、前記繋ぎ部2Cと一体化された摘み2Dもこのウィング部4の動きとは隔絶される。この貫通孔13の内法寸法D1は、少なくとも前記左右の係止突起2Gの突出先端間の寸法d1よりもやや短めに寸法設定されている。なお、この係止突起2Gの上面2G1は、先端側ほど下位となるような傾斜面に形成されている。 【0043】 また、前記ウィング部4の貫通孔13の少なくとも摘み2Dに設けられた係止突起2Gに対向する部位で、かつ、周壁の下部、具体的にはこのウィング部4の肉厚の二分の一下半部には、放射方向外方ほど下位となる傾斜天井を備えた係止用の凹入部14が設けられている。 【0044】 したがって、摘み2Dを繋ぎ部2Cに嵌合すると、この係止突起2Gは貫通孔13にいわゆる無理嵌めされ、最終的にはこの凹入部14に係止される。この係止用の凹入部14が前記係止突起2Gに係合することによって、ウィング部4の前記ヒンジ3周りでの揺動を一時的に阻止する機能を奏する。つまりは、本体1を平らな姿勢にしたとき、積極的な外力がかからない以上は、その平らな姿勢を保持できるように構成されている。器具によるシートSの患部への貼着効果を高めるためである。また、外力が掛かると、この係止用の凹入部14と係止突起2Gは、凹入部14の傾斜天井と係止突起2Gの上面2G1の傾斜面との両傾斜面の働きにより、両者の係合は容易に解除され、左右のウィング部4は、自在に揺動できようになる。 【0045】 次に、ウィング部4の立ち上がり角を規制するために、シート保持用ウィング部6の戻りを防止する板部6Bに設けられている突起11について説明する。 図10〜14に示すように、この突起11は、シート保持用ウィング部6の奥行き方向の中央で、かつ、最もウィング部4側に、上方に向かって一体に突設されている。この突起11は、奥行き方向では同じ肉厚で、底面側から見ると(図11上)で三角形状を呈している。そして、ウィング部4側に向く立ち上がり辺11Aよりもシート保持用ウィング部6の先端側に向く立ち上がり辺11Bの傾斜角が緩く形成されている。また、図12,13に示すように、頂部11Cまでの立ち上がり寸法はMは、前記ヒンジ5の中心からウィング部4の幅方向で貫通孔9に望む部位4Aまでの寸法mよりもやや長い寸法に設定されている。 【0046】 したがって、ウィング部4が立ち上がる際に、図16に示すように、前記貫通孔9に臨む部位4Aを突起11の頂部11Cを乗り越えさせて、シート保持用ウィング部6側にまで起立させる。このようにすると、突起11の立ち上がり寸法Mとヒンジ5の中心からウィング部4の幅方向で貫通孔9に臨む部位4Aまでの寸法mとの違いによって、ウィング部4はこの突起11に係止され、積極的な外力がかからない以上は、その立ち上がり姿勢が保持される。 【0047】 この構成は、シート保持用ウィング部6間のストロークを常に一定に保ち易く、シートSを器具、つまりシート保持用ウィング部6の先端6Cからはみ出したりすることなく、適正な位置に的確にセットし易くし、もって器具によるシートSの患部への貼着効果を高めるためのに有効に機能する。また、積極的に外力を掛けることによって、両者の係合は容易に解除され、ウィング部4は、この突起11を乗り越えて容易にもとの平らな姿勢に戻ることができる。 【0048】 (変形例1) 次に図17(A), (B)に示す構造は、上記実施例4の変形例で、ウィング部4とシート保持用ウィング部6との間のヒンジ5の構造とウィング部4の立ち上がり姿勢を保持する突起11の構造に更なる改良を加えたもので、いわばヒンジ5と突起11と兼用する構造で、ウィング部4とシート保持用ウィング部6とは板部6Aの前後、つまり奥行き方向の手前と奥に設けられた横支軸5Aを中心にして揺動自在に連結されるものである。 【0049】 具体的には、板部6Bの奥行き方向の手前側と奥側に対応するウィング部4の辺縁部に、それぞれ切欠き凹部5Bが設けられ、その入り口部にこのウィング部4の奥行き方向に軸線を沿わせて前記横支軸5Aが一体に設けられている。一方シート保持用ウィング部6のウィング部4に面する辺縁には、この凹部5Bに対抗する位置にそれぞれ円盤状の突起11Dが一体に立ち上げられている。この円盤状の突起11Dのウィング部4に面する周縁は、横向きU字状の嵌合穴11Eが設けられている。この横向きU字状の嵌合穴11Eの開口部は奥部よりやや幅狭、つまりは前記横支軸5Aの径よりもやや短い開口寸法に設定されていて、この突起11Dを横支軸5Aに嵌合させた後は、互いに容易には離脱できないように形成されている。また、この突起11Dの周縁上方所定の箇所にはウィング部4側に向けて斜め上方へ突出する係止突起11Fが一体に突設されている。この係止突起11Fの突設寸法は前記図10〜14、そして16に記載した突起11と貫通孔9の関係と同様に形成されている。 【0050】 したがって、ウィング部4が立ち上がる際に、図17(B)の拡大図に示すように、このウィング部4の前記凹部5Bに臨む部位4Aを突起11Dの係止突起11Fの頂部11Cを乗り越えさせて、シート保持用ウィング部6側にまで起立させる。このようにすると、係止突起11Fの立ち上がり寸法Mと横支軸5Aの中心からウィング部4の幅方向で凹部5Aに臨む部位4Aまでの寸法mとの違いによって、ウィング部4はこの係止突起11Fに係止され、積極的な外力がかからない以上は、その立ち上がり姿勢が保持される。 【0051】 この構成は、シート保持用ウィング部6間のストロークを常に一定に保ち易く、シートSを器具、つまりシート保持用ウィング部6の先端6Cからはみ出したりすることなく、適正な位置に的確にセットし易くし、もって器具によるシートSの患部への貼着効果を高めるために有効に機能する。また、積極的に外力を掛けることによって、両者の係合は容易に解除され、ウィング部4は、この係止突起11Fを乗り越えて容易にもとの平らな姿勢に戻ることができる。 【0052】 なお、以上の実施例2ないし4に示されるこのしわ伸ばしシート貼り付け器具の使用方法は、基本的には実施例1と同様で、上記段落0027〜0029に記載され、また、図3(A)〜(B)に示された手順に従うものである。 【0053】 次に、以上に示した各実施例の改良構造のいくつかを以下説明する。 まず第1には、以下の各実施例は基本的に上記各実施例に示した構造の簡素化を図ること、更には使い捨てに便利なように構造の可及的なスリム化を図ること、そしてこれら以上に大切な点は、シートの貼着精度を高めることにある。 【0054】 (実施例5) この実施例5の主眼点は、シート保持用ウィング部6間の間隔を無くすことができ、シートに対するシート保持用ウィング部6の相対的な添着面積を可及的に多くでき、器具とシートの高い添着性を確保し、器具の浮き上がりを上手く防止し、ひいては望ましいしわ伸ばし効果を一層理想的に発揮できるようにすることである。 【0055】 具体的には、図18(A)〜(E)に示すように、器具の本体1は、中央のヒンジ3、つまり器具本体1の押圧部としてのヒンジ3(以下に示す各実施例も同様である)を挟んで左右にそれぞれ起伏自在なウイング部4が一体に連なり、更にこのウィング部4の先端側には、前記ヒンジ3と平行なヒンジ5を介して起伏自在なシート保持用ウィング部6が一体に連設されている。 【0056】 そして、この実施例5並びに以降の各実施例において重要なことは、このシート保持用ウィング部6に限ってはその裏面〔図18(A)では紙面表面側、図18(B)では上側の面〕が、シートの取り付け面6Aに形成されていることである。この点は、以上の各実施例とは全く逆の構成である。したがって、この実施例5並びに以降の各実施例にいうシート保持用ウィング部6の正面側とは、この裏面を意味する。 【0057】 上記の各ヒンジ3, 5は、図18(A)〜(C)に示すように、いずれも背面側が開放されて、この背面側〔図18(B)上の上側〕から正面側〔図18(B)上の下側〕に向かって台形状に凹入し、かつ、本体1の奥行き方向全長を横断する溝から形成されている。必然的に底部3Aは他の部位よりも肉薄である。 【0058】 更にこの両シート保持用ウィング部6の一方の先端縁、つまり横側縁の中央部分には、横外方に向かって幅狭なガイド突片15が一体に設けられている。このガイド突片15の先端は亀頭状の係り止16が設けられているとともに、その幅方向の中央には先端からシート保持用ウィング部6方向に向かって凹入した係り止の歪を許容するための凹入孔16Aが設けられている。また、このガイド突片15の基部側は、シート保持用ウィング部6の肉厚分の寸法で、正面側に一段落ち込んで設けられる。一方、反対側のシート保持用ウィング部6の先端縁、つまり横側縁の中央部分には、このガイド突片15をスライド案内するための凹入部17が一体に設けられている。具体的には、このシート保持用ウィング部6の横側縁の中央部分を正面側に凹入させて落とし込みを設けて形成されている。落とし込み、つまりは凹入部17の内法寸法(間口幅)は、前記亀頭上の係り止16の外法り寸法よりもやや短く形成されている。したがって、この係り止16はこの凹入部17を潜り抜ける際に前記凹入孔16Aにより弾性変形しながら通過することになる。一度挿通した後は、人的な外力をかけてこの亀頭状の係り止16Aを弾性変形させない限りは、凹入部17から抜け出て離脱することはない。 【0059】 更に、前記ガイド突片15を設けた側のシート保持用ウィング部6とこれに連なる一方のウィング部4と他方のウィング部4との境目には矩形の貫通孔18が穿設されている。他方、前記凹入部17の間口方向の両サイドにある立ち上がり壁17Aの外面にはそれぞれ係止突部19が一体に設けられている。そして、前記貫通孔18の内法寸法はこの係止突部19間の寸法よりもやや小さく形成されていて、本体1を、図18(E)に示すように、平らに押し込んだ作用姿勢で、この係止突部19が貫通孔18に無理嵌めされて、この作用姿勢を保持し続けることになる。つまりは、この貫通孔18と係止突部19によって係脱自在なロック構造Rが形成される。すなわち、このロック構造Rは、ウィング部4とシート保持用ウィング部6によって構成される、いわゆる羽部が最大に拡開された状態を保持する機構の一例としての器具部分の嵌合構造を意味する。 【0060】 また、ガイド突片15を備えたウィング部6の正面側の奥行き方向の前後両サイドには、このシート保持用ウィング部6の表面から外方へ膨出した押さえ突部20が一体に設けられていて、本体1を、図18(E)に示すように、平らに押し込んだ作用姿勢で、この押さえ突部20がシートを押圧するように働く。 【0061】 以上のように構成されたこの実施例5のしわ伸ばしシート貼り付け器具は、図18(D)に示すように、まず、ヒンジ3を介して左右のウィング部4をこのヒンジ3を最高位にして山形に起立させ、また、ヒンジ5を介してこのウィング部4の先端部に連設されているシート保持用ウィング部6をそれぞれ左右のウィング部4の正面側(下側)に折り曲げ、前記ガイド突片15の係り止16を縮めながら凹入部17に挿通させる。そして、最終的にこれらシート保持用ウィング部6が底辺を、また、左右のウィング部4が斜辺を構成するような三角形状の、作用待機姿勢に組み立てる。このとき、両シート保持用ウィング部6は、その先端縁が互いに突き合わされて、同一平面上に一連に連なって組み上げられる。これは、前記ガイド突片15の基部側をウィング一枚の肉厚分を落とし込んで段部を形成した結果現出される。 【0062】 次いで、シート保持用ウィング部6のシート取り付け面6Aに面ファスナ7を介してシートSを添着し、本体1を片方の手指で摘んだまま、シート取付け面6Aに添着されたシートSの表面を患部Fに向けて押し当てる。引き続き、中央のヒンジ3部分、つまり器具本体1の押圧部としてのヒンジ3部分を患部Fに向かって押圧し続けるようにする。この押圧動作によって、ウィング部4が、ヒンジ3を中心にその先端部を順次拡開していく。この拡開によって、必然的にシート保持用ウィング部6が互いに左右に押しやられて、互いの間隔を順次拡開していく。このシート保持用ウィング部6の拡開は、シートSを左右に引き伸ばすだけではなく、患部Fの皮膚も、互いに左右に押し広げるように働く。最終的に各ウィング部が平らになるまで、本体1を押圧し続け、シートのSの全面を患部Fに押し当て、シートの貼り付け作業を完了する〔図18(E)参照〕。そしてこの最終段階では、前記貫通孔18に凹入部17がその係止突部19の存在により無理嵌めされる。つまりは、前記貫通孔18に凹入部17が嵌り込むときには、「カチッ」という音がして、使用者にロックが嵌ったことを的確に知らせる。また、前記ガイド突片15の両サイド部分には、患部Fからシート保持用ウィング部6一枚分の隙間が開くが、この隙間は前記押さえ突部20があって、シートSをしっかりと患部Fに押圧することになる。したがってシートSと器具とはほぼ全面で密着することとなり、器具の浮き上がりが上手く阻止される。また、ガイド突片15と凹入部17との存在により、器具のウィング部4の拡開が可及的滑らかに行え、器具の操作性を高めることができる。しかも、このロック構造Rは各ウィング部を、図18(E)に示すように、重合しながら完全に平滑にできる点で、商品価値を高めることができる。 本体1はこの平らな姿勢を保ったままで、患部FにシートSとともに放置しておく。 【0063】 シートSが乾燥したら、器具共々シートSを患部Fからはがして取り除き、その後新たにシートSを取り付け、次の貼着作業に移る。 【0064】 (変形例1) 図19(A)〜(B)に示す構造はこの実施例5の変形例の一つで、特にロック構造Rを省いて更なる構造の単純化を意図している。具体的には図示するように、ガイド突片15とこれを案内ガイドする凹入部17は設けるが、ウィング部4の貫通孔18並びに係止突部19からなるロック構造Rは設けず、また、押さえ突部20も割愛してある。 【0065】 (変形例2) 更に、図20(A)〜(B)に示す構造はこの実施例5の第二の変形例で、基本的な構造は前記変形例1と同じである。異なる点は、本体1を作用姿勢にした際に、シートSや患部Fのしわが縮もうとする力でシート保持用ウィング部6の拡開が崩されるのを阻止するための係り止構造21を設けた点である。具体的には、ガイド突片15の表面に突起21Aを設けるとともに、このガイド突片15の表面に対面する他方のシート保持用ウィング部6の裏面に、この突起21Aと係合する多数本の係合溝21Bを設けたものである。なお、本体1を拡開する方向には互いの係合を解除し、シート保持用ウィング部6の拡開が縮まる方向のみ係合できる溝形状にするのが望ましい。 【0066】 (実施例6) この実施例6の主眼点は、使い捨てタイプとして器具構造並びにロック構造の一層の単純化と器具の軽量化を図った点にある。言うまでもなく、シート保持用ウィング部6間の間隔を可及的に少なくでき、シートに対するシート保持用ウィング部6の相対的な添着面積を可及的に多くでき、器具とシートの高い添着性を確保し、器具の浮き上がりを上手く防止し、ひいては望ましいしわ伸ばし効果を一層理想的に発揮できるようにすることに変わりはない。 【0067】 具体的には、図21(A)〜(E)に示すように、器具の本体1は、中央のヒンジ3、つまり器具の本体1の押圧部としてのヒンジ3を挟んで左右にそれぞれ起伏自在なウイング部4が一体に連なり、更にこのウィング部4の先端側には、前記ヒンジ3と平行なヒンジ5を介して起伏自在なシート保持用ウィング部6が一体に連設されている。 以上が基本的な構成である。ウィング部4とシート保持用ウィング部6とで、いわゆる羽部が形成されることも同じである。 【0068】 そして、この基本的な構成に加えられる他の実施例と異なる特異な構成は、第1にシート保持用ウィング部6の拡開方向の寸法がウィング部4の拡開方向の幅寸法のほぼ1/2〜1/3の大変短い幅寸法に設定されている点である。軽量化と、可及的な材料の節減と構造の簡素化が図られている。そして、第2点は、ロック構造Rである。各ウィング部4のシート保持用ウィング部6に寄った位置には円形の貫通孔22が穿設されているとともに、シート保持用ウィング部6のシート取付け面6Aの裏面には頭部大径の係合突子23が設けられている。 【0069】 したがって、図21(E)に示すように、シート保持用ウィング部6が拡開されて、シートSが左右に引き伸ばされ、同時に、患部Fの皮膚も、互いに左右に押し広げていく作業の最終段階で、前記貫通孔22にこの係合突子23の大径頭部が無理嵌めされ、「カチッ」という音がして、使用者にロックが嵌ったことを的確に知らせる。 【0070】 そして、この実施例6において大事な点は、この最終段階、つまりウィング部4とシート保持用ウィング部6からなるいわゆる羽部が最大に拡開された状態にあるときは、少なくとも両ウィング部4のヒンジ3寄り部位からこの中央のヒンジ3にかけての部位とシートSの間に隙間Cが形成される。この隙間Cは、図21(E)に明示するように、シート保持用ウィング部6がウィング部4の下側に存在することによって形成される。ヒンジ3のたわみ度合いの大小、更にはシートが貼着される部位の曲率の大小もかかわることではあるが、その隙間Cの幅は、最小限シート保持用ウィング部6の厚み分程度で、望ましい範囲としては、シートS裏面から最小限1.0mm以上である。 【0071】 この隙間Cの存在は、使用者のフェースラインの丸みや顔の表情に変化があったとしても、この変化によって生じるシートSの動きをこの隙間Cによって上手く吸収し、もってシートSが反り返ることを未然に防止し、シートSを終始安定して皮膚に貼り付けておくことができる利点がある。 この構造的な利点は、以下に開示する各実施例においても基本的には同様に、あるいは本実施例以上に効果的に得られる。 【0072】 (変形例1) この変形例1は、前記実施例6の基本的な構成並びにシート保持用ウィング部6の特異な構成を同じくし、異なる点はロック構造Rにある。 具体的には、図22(A)〜(E)に示すように、各シート保持用ウィング部6の奥行き方向の両サイドに、それぞれ裏面側に向かって突出する係止突片24が設けられる。この係止突片24は、立ち上がり片24Aの先端に内側に向かって突出する、係止爪24Bを一体に備えて構成されている。いうまでもなく、この係止爪24Bのシート保持用ウィング部6に面する係止面24Cとこのシート保持用ウィング部6の裏面との間隔は、ウィング部4の肉厚分と同等あるいはやや広めに寸法設定されている。尚、図22(A)に明記するように、ウィング部4のこの係止爪24Bが係止される辺縁を他の部位よりも薄肉になるように削り取って薄肉部4Cを形成することができる。この係止爪24Bの係止をより確実なものにするためである。尚この薄肉部4Cは、辺縁ほど薄くなる傾斜面にすることが望ましい。係止爪24Bの離脱のし易さも勘案した結果である。 【0073】 したがって、図22(E)に示すように、シート保持用ウィング部6が拡開されて、シートSが左右に引き伸ばされ、同時に、患部Fの皮膚も、互いに左右に押し広げていく作業の最終段階で、この係止爪24Bが、重合されるウィング部4の前後の辺縁に係止され、「カチッ」という音がして、使用者にロックが嵌ったことを的確に知らせ、併せて器具の扁平な貼着姿勢を維持する。 【0074】 (変形例2) この変形例2は、前記変形例1の基本的な構成並びにシート保持用ウィング部6の特異な構成、更にはロック構造Rを同じくする。しかし、ウィング部4への押圧力を更に効果的に負荷できるように工夫された点で異なる。 具体的には、図23(A)〜(B)に示すように、各ウィング部4の裏面ほぼ中央に、ウィング部4の奥行き方向ほぼ全長ににわたって、押圧部としての受圧突部Pの一例である指押さえ突条25が設けられている。この指押さえ突条25は、図示するように、その奥行き方向の中間ほど拡開方向、つまりこのウィング部4とシート保持用ウィング部6との境界にあるヒンジ5側に膨出した部分円弧に形成されていて、指先に沿うように形成されている。 【0075】 したがって、シートを患部Fに貼着するにあたって器具を押圧する際に、例えば人差し指と親指をそれぞれ押圧部としてのこの指押さえ突条25に添えてこれを押圧することによって、指先が滑ったりすることなく、その指の押圧力をしっかりとウィング部4に伝えて、これを的確に拡開させることができる。 【0076】 (実施例7) この実施例7の主眼点は、実施例6の考え方を踏襲しながら、その変形例1に示したロック構造Rの係合あるいは係止機能の更なる確実性を図った点にある。言うまでもなく、シート保持用ウィング部間の間隔を可及的に少なくでき、シートに対するシート保持用ウィング部の相対的な添着面積を可及的に多くでき、器具とシートの高い添着性を確保し、器具の不用意な浮き上がりを上手く防止し、ひいては望ましいしわ伸ばし効果を一層理想的に発揮できるようにすることに変わりはない。 【0077】 そこで、実施例6の変形例1と大きく異なる点は、ウィング部4の一部を、その裏面側に積極的に折り曲げたり膨出させたりして、前記実施例6の変形例2に示した指押さえ突状に代わる、押圧部としての受圧突部Pの一例である押圧力受けリブ26を設けた点である。 【0078】 具体的には、図24(A)〜(E)に示すように、両ウィング部4の中央のヒンジ3に寄った部位を、その奥行き方向の全長にわたって裏面側〔図24(A)上紙面表側、図24(B)上では紙面上方〕へ三角形状に一体に折り曲げて形成したものである。また、この押圧力受けリブ26の正面側で、その奥行き方向の中央には(必要に応じて両サイド)には縦壁26Aが設けられている。この縦壁26Aは、押圧力受けリブ26そのものの強度アップを図る。 【0079】 なお、図例ではこの押圧力受けリブ26部分の奥行き幅はシート保持用ウィング部6の奥行き幅の1/2ほどに形成されているが、図中想像線で示すように、シート保持用ウィング部6と同幅であっても良い。また、この押圧力受けリブ26の膨出形状は、図24(B)中想像線で示す半円形の他、図示しないが、矩形、更には楕円形など各種の形状を採用できる。図(A)に示すように、この押圧力受けリブ26部分の奥行き幅をシート保持用ウィング部6の奥行き幅の1/2ほどに形成する構造は、装着時、特に就寝時の使用感が大変軽快で、違和感なく着用できる上で理想的である。併せて、実施例6に示したシート保持用ウィング部6の拡開方向の寸法がウィング部4の拡開方向の幅寸法のほぼ1/2〜1/3の大変短い幅寸法に設定されている点も加味されて、器具の軽量化と、可及的な材料の節減とが更に高度に図られている。尚、図例ではウィング4とシート保持用ウィング部6の奥行き方向幅が同じであるが、両者を押圧力受けリブ26と同じに幅に形成することもできる。尚、図24(A)に明記するように、ウィング部4のこの係止爪24Bが係止される辺縁を他の部位よりも薄肉になるように削り取って薄肉部4Cを設けることができる。この係止爪24Bの係止をより確実なものにするためである。尚この薄肉部4Cは、辺縁ほど薄くなる傾斜面にすることが望ましい。係止爪24Bの離脱のし易さも勘案した結果である。 【0080】 このように構成されたこの実施例7の構造による作用を以下に説明する。 すなわち、図24(D)に示すように、まず、ヒンジ3を介して左右のウィング部4をこのヒンジ3を最高位にして山形に起立させ、また、ヒンジ5を介してこのウィング部4の先端部に連設されているシート保持用ウィング部6をそれぞれ左右のウィング部4の正面側に折り曲げ、最終的にこれらシート保持用ウィング部6が底辺を、また、左右のウィング部4が斜辺を構成するような三角形状の、作用待機姿勢に組み立てる。このとき、両押圧力受けリブ26は側方へ大きく張り出している。 【0081】 次いで、シート保持用ウィング部6のシート取り付け面6Aに面ファスナ7を介してシートSを添着し、本体1を片方の手指で摘んだまま、取り付け面6Aに添着されたシートSの表面を患部Fに向けて押し当てる。引き続き、この器具の本体1の押圧部としての両押圧力受けリブ26を、例えば親指と人差し指で摘んで、中央のヒンジ3部分を患部Fに向かって押圧し続けるようにする。この押圧動作は、両押圧力受けリブ26によって的確にウィング部4に伝わり、ウィング部4の拡開をより軽い力でありながら確実にする〔図24(E)参照〕。したがって、器具のウィング部4の拡開が可及的滑らかに行え、器具の操作性を高めることができる。そして、シート保持用ウィング部6が拡開されて、シートSが左右に引き伸ばされ、同時に、患部Fの皮膚も、互いに左右に押し広げていく作業の最終段階で、前記係止爪24Bが、重合されるウィング部4の前後の辺縁に係止され、「カチッ」という音がして、使用者にロックが嵌ったことを的確に知らせる。 【0082】 そして、本実施例7においても大事な点は、この最終段階、つまりウィング部4とシート保持用ウィング部6からなるいわゆる羽部が最大に拡開された状態にあるときは、図25に示すように、少なくとも両押圧力受けリブ26から中央のヒンジ3にかけての部位とシートSの間に隙間Cが形成される。この隙間Cは、図24(E)、更には図25に示すように、シート保持用ウィング部6がウィング部4の下側に存在することによって形成される。ヒンジ3のたわみ度合いの大小、更にはシートが貼着される部位の曲率の大小もかかわることではあるが、その隙間Cの幅は、最小限シート保持用ウィング部6の厚み分程度で、望ましい範囲としては、シートS裏面から最小限1.0mm以上である。 【0083】 この隙間Cの存在は、使用者のフェースラインの丸みや顔の表情に変化があったとしても、この変化によって生じるシートSの動きをこの隙間Cによって上手く吸収し、もってシートSが反り返ることを未然に防止し、シートSを終始安定して皮膚に貼り付けておくことができる利点がある。 器具の本体1はこの隙間Cを保持した姿勢を保って、患部FにシートSとともに放置しておく。 【0084】 シートSが乾燥したら、器具共々シートSを患部Fからはがして取り除き、その後新たにシートSを取り付け、次の貼着作業に移る。 【0085】 なお、以上の各実施例において、シート保持用ウィング部6のシート取付け面6Aには面ファスナ7を用いてシートSを添着させているが、必要に応じてこの面ファスナ7に代えて、例えば両面接着テープや微粘着剤などの代替品を採用できる。また、図示しないが、中央のヒンジ3並びにウィング部4に代えて、皮膚から遠ざかる方向に向かって凸となった部分円弧の本体部と、その両側下縁にヒンジ5を介してそれぞれシート保持用ウィング部6を備えた、極めて簡易な構造も採用できる。この場合いわゆる羽部とは、他の実施例や変形例と違って、言うまでもなくこの部分円弧の本体部を指す。更に、前記本体部の部分円弧の正面側にシートSとの擬似接着性を備えさせるために、例えば面ファスナ、両面接着テープを貼着させたり、更には微粘着剤などを塗着させるなどの手段を採用できる。また、各実施例並びに変形例は、本発明の所期の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に組み合わせたり、組み替えたりすることができることは言うまでもない。また、ウィング部4は各実施例共に中央のヒンジ3の左右に夫々一枚設けられているが、必要に応じて3枚以上設けられても、同様の作用効果を奏する。 【0086】 (実施例の効果) 次に以上の実施例に関し、実施例4に示される器具(具体的には図10〜16に示した器具1例)、実施例5に示される器具(具体的には図18に示した器具1例)、実施例6に示される器具(具体的には図21に示した器具1例)、実施例6の変形例1に示される器具(具体的には図22に示した器具1例)、そして実施例7に示される器具(具体的には図24に示した器具1例)に、それぞれその器具の両シート保持用ウィング6間にわたる大きさと同じ大きさのゲルシートSを装置し、実際にめじりに貼着した使用例について、被験者(N=20)の主観によるしわ伸ばし効果感を評価した。 【0087】 使用した器具、更にはシートの条件は次のとおりである。 1.器具の条件 A.各実施例に示した器具の引き伸ばし効果 a.実施例4は器具の押し広げる前の両シート保持用ウィング6間の長さが3.0cm で、器具を押し広げた後の両シート保持用ウィング6間の長さが4.5cmのもので 、めじりのしわの引き伸ばし効果は150%のもの。 b.実施例5は器具の押し広げる前の器具の三角形底辺の長さが3.0cmで、器具を 押し広げた後の両シート保持用ウィング6間の長さが4.5cmのもので、めじりの しわの引き伸ばし効果は150%のもの。 c.実施例6、その変形例1そして実施例7は器具の三角形底辺の長さが共に3.3c mで、器具を押し広げた後の両シート保持用ウィング6間の長さが共に4.3cmの もので、めじりのしわの引き伸ばし効果はそれぞれ130%のもの。 B.シート保持用ウィング部 a.実施例4、同5は樹脂製の板からなる両シート保持用ウィング部6の上に面ファス ナー7を貼着し、シートSの不織布面が擬似接着するようにした。 b.実施例6、その変形例1そして実施例は樹脂製の板からなる両シート保持用ウィン グ部6の上に両面接着テープを貼着し、この両面接着テープを介して両シート保持用 ウィング部6間に掛け渡してシートSを貼り付けた。 2.シートの条件 いずれの場合も、用いられるシートSは、1.5cm×3.0cmである。3.比較例に関しては、器具を使用せずにゲルシートSを単に患部Fに貼り付けた場合に ついて、同様 に評価した。 【0088】 評価の結果は、実施例4では、しわ伸ばし効果があるとこたえた被験者は59%、また実施例5では90%、実施例6並びにその変形例1では共に50%、そして実施例7では65%という結果が出た。これに対して比較例でしわ伸ばし効果があるとこたえた被験者は27%に止まった。 【0089】 この評価の結果からも理解されるように、この発明に係るしわ伸ばしシート貼り付け器具は、いずれのタイプも、従来の手法の一つである比較例に対して、そのしわ伸ばし効果がほぼ1.8倍〜3倍強もアップし、実効性のあることが分かった。 【図面の簡単な説明】 【0090】 【図1】本発明に係るしわ伸ばしシート貼り付け器具の第1の実施例を示す背面図である。 【図2】図1に示される実施例1の底面図である。 【図3】図1に示される実施例1の作用図で、(A)〜(C)は患部へのシート貼着さぎ要の手順を示す説明図である。 【図4】本発明に係るしわ伸ばしシート貼り付け器具の実施例2を示す背面図である。 【図5】図4に示される実施例2の底面図である。 【図6】図4に示される実施例2の作用の説明図である。 【図7】本発明に係るしわ伸ばしシート貼り付け器具の実施例3を示す背面図である。 【図8】図7に示される実施例3の底面図である。 【図9】図7に示される実施例3の作用の説明図である。 【図10】本発明に係るしわ伸ばしシート貼り付け器具の実施例4を示す背面図である。 【図11】図10に示される実施例4の底面図である。 【図12】図10中A−A断面図である。 【図13】図10に示される実施例4の、摘みを繋ぎ部から分離したときの本体の背面図である。 【図14】図10に示される実施例4の、繋ぎ部から分離した摘みも示した、図12に対応する断面図である。 【図15】図14中A−A一部切欠き拡大断面図である。 【図16】図10に示される実施例4の作用の説明図である。 【図17】本発明に係るしわ伸ばしシート貼り付け器具の実施例4の変形例1を示し、(A)は背面図、(B)は一部を取り出して拡大した要部の拡大図を含む底面図である。 【図18】本発明に係るしわ伸ばしシート貼り付け器具の実施例5を示し、(A)は背面図、(B)は断面図、(C)は正面図、(D)は作用待機姿勢の説明図、(E)は作用姿勢の説明図である。 【図19】図18に示される実施例5の変形例1を示し、(A)は背面図、(B)は作用姿勢の説明図である。 【図20】図18に示される実施例5の変形例2を示し、(A)は背面図、(B)は作用姿勢の説明図である。 【図21】本発明に係るしわ伸ばしシート貼り付け器具の実施例6を示し、(A)は背面図、(B)は断面図、(C)は正面図、(D)は作用待機姿勢の説明図、(E)は作用姿勢の説明図である。 【図22】図22に示される実施例6の変形例1を示し、(A)は背面図、(B)は一部を取り出して拡大した要部の拡大図を含む断面図、(C)は正面図、(D)は作用待機姿勢の説明図、(E)は作用姿勢の説明図である。 【図23】図22に示される実施例6の変形例2を示し、(A)は背面図、(B)は断面図である。 【図24】本発明に係るしわ伸ばしシート貼り付け器具の実施例7を示し、(A)は背面図、(B)は断面図、(C)は正面図、(D)は作用待機姿勢の説明図、(E)は作用姿勢の説明図である。 【図25】実施例7の使用状態の説明図である。 【符号の説明】 【0091】 1…本体 2…摘み部 2C…繋ぎ部 2D…摘み 2G…係止突起 2G1…傾斜した上面 2I…係止突条 3…ヒンジ 4…ウィング部 5…ヒンジ 6…シート保持用ウィング部 6A…シートの取付け面 7…面ファスナ 10…アンダーカット 11…突起 14…凹入部 14A…傾斜した上壁 15…ガイド突片 17…凹入部 18…貫通孔 19…係止突部 21…係り止め構造 22…貫通孔 23…係合突子 24…係止突片 25…指押え突条 26…押圧力受けリブ C…隙間 S…シート P…受圧突部 R…ロック構造
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003193 【氏名又は名称】凸版印刷株式会社 【住所又は居所】東京都台東区台東1丁目5番1号 【識別番号】000186588 【氏名又は名称】小林製薬株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区道修町四丁目3番6号
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| 【出願日】 |
平成17年6月6日(2005.6.6) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074273 【弁理士】 【氏名又は名称】藤本 英夫
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| 【公開番号】 |
特開2006−335750(P2006−335750A) |
| 【公開日】 |
平成18年12月14日(2006.12.14) |
| 【出願番号】 |
特願2005−166196(P2005−166196) |
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