| 【発明の名称】 |
血液の流動性を高めるためのアルカリ還元水及び方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】奥村 則弘
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 血液の流動性を高めるためのアルカリ還元水であって、 粒状または/及び粉末状のマグネシウムを水と接触させ、マグネシウムを水と反応させて得られたことを特徴とする、 アルカリ還元水。 【請求項2】 血液の流動性を高めるためのアルカリ還元水であって、 粒状または/及び粉末状のマグネシウムを水と接触させ、マグネシウムを水と反応させることによりマグネシウムイオンを生成させると同時に水酸化マグネシウムと水素を生成させることにより、所要の酸化還元電位とpHを有するアルカリ還元水としたことを特徴とする、 アルカリ還元水。 【請求項3】 血液の流動性を高めるための方法であって、 粒状または/及び粉末状のマグネシウムを水と接触させ、マグネシウムを水と反応させることにより生成するマグネシウムイオンを血液に作用させて、血液の流動性を高めることを特徴とする、 血液の流動性を高めるための方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、血液の流動性を高めるためのアルカリ還元水及び方法に関するものである。更に詳しくは、水道水などの飲料水の水質を改質したものであり、血液の流動性を高めるためのアルカリ還元水及び血液の赤血球の結着を解くなどして血液の流動性を高めるための方法に関する。 【背景技術】 【0002】 食事の洋風化や、夜型生活をするなど生活スタイルの多様化に伴い、特に若年層において高血圧症、糖尿病、または肥満症などの生活習慣病が増えてきており、社会問題化しつつある。 このような生活習慣病の多くが、血液が流れにくくなる血行障害に原因があるといわれている。血行障害は、赤血球同士が脂肪によって結着するなどして血液の粘度が上がり、いわゆるドロドロ血になることにより起こりやすい。 【0003】 このような血行障害を改善するものとして、例えば特許文献1に記載された健康補助食品がある。この健康補助食品は、副作用のおそれのない天然物を主成分とする組成物であり、血管の拡張、血圧調整及び血液粘度の低下の作用を有する生薬成分と、オ血の原因となる活性酸素を除去する抗酸化剤を配合したものである。 【0004】 【特許文献1】特開2002−233331 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 この健康補助食品は副作用のおそれがないとされているが、生薬成分すなわち漢方薬を主剤としたものであり、例えば配合されている丹参葉、鶏血藤、降香、山査子、郁金、紅花、桂皮、生姜、陳皮、お種人参の各生薬成分が体質的に合わない人がいる可能性も完全には排除できない。このため、上記健康補助食品は誰でも安心して服用できるというわけではなく、服用にあたっては細心の注意が必要である。 【0006】 (本発明の目的) 本発明の目的は、従来のような主剤として生薬を配合した健康補助食品と比較して、より簡単に、かつ安全に血液の赤血球の結着を解くなどして血液の流動性を高めるためのアルカリ還元水及び方法を提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0007】 上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。 第1の発明にあっては、 血液の流動性を高めるためのアルカリ還元水であって、 粒状または/及び粉末状のマグネシウムを水と接触させ、マグネシウムを水と反応させて得られたことを特徴とする、 アルカリ還元水である。 【0008】 第2の発明にあっては、 血液の流動性を高めるためのアルカリ還元水であって、 粒状または/及び粉末状のマグネシウムを水と接触させ、マグネシウムを水と反応させることによりマグネシウムイオンを生成させると同時に水酸化マグネシウムと水素を生成させることにより、所要の酸化還元電位とpHを有するアルカリ還元水としたことを特徴とする、 アルカリ還元水である。 【0009】 第3の発明にあっては、 血液の流動性を高めるための方法であって、 粒状または/及び粉末状のマグネシウムを水と接触させ、マグネシウムを水と反応させることにより生成するマグネシウムイオンを血液に作用させて、血液の流動性を高めることを特徴とする、 血液の流動性を高めるための方法である。 【0010】 マグネシウムと接触させる「水」の用語は、一般的には水道水やミネラル水、あるいは天然水などを指称するがそれだけに限らず、お茶、麦茶、コーヒー、紅茶、ハーブティー、果実または野菜ジュース、豆乳、クロレラジュース、キノコジュースなどのその他の飲料(炭酸飲料を除く)も含む広い意味で使用している。 【0011】 粒状または/及び粉末状のマグネシウムを水と接触させることで、マグネシウムが水と反応し、マグネシウムイオン、水酸化マグネシウム、水素が生成される。これにより、電気分解を利用せずに、例えば電解水製造装置と同等の酸化還元電位やpHを有するアルカリ還元水を生成できる。 【0012】 マグネシウム粉末を水に接触させることにより、例えば酸化還元電位が-157〜-231mVまで低下し、pHも7.4以上、8.2未満の弱アルカリ性を示すアルカリ還元水が得られる。 また、水道水と比べて、溶存水素が例えば190μgH2/L以上と高くなり、残留塩素も例えば0.05mgCl/L未満と低くなるので、飲用に好適なアルカリ還元水である。 【0013】 使用するマグネシウムは、例えば三津和化学薬品株式会社製であり、形状や大きさが異なる複数の種類をそれぞれ用いることができる。例えば、「微粒状」、「粒状」、「細長状」などが使用できる。 【0014】 (作用) 本発明に係るアルカリ還元水の作用を説明する。 【0015】 本発明に係るアルカリ還元水は、粒状または/及び粉末状のマグネシウムを水と接触させるだけで簡単に得られ、無害で安全である。 このようにしてつくられたアルカリ還元水には、マグネシウムが水と反応して生成した水酸化マグネシウムと水素を多く含んでおり、特にマグネシウムイオンを血液に作用させることにより、血液の流動性を高める。また、水素は血中の活性酸素を中和させる。 【0016】 酸化マグネシウムはマグネシウムイオンとしてアルカリ還元水中に存在する。このマグネシウムイオンは血液に作用することにより、例えば血液中の赤血球が脂肪で結着して流動性が悪くなっている状態にあれば、脂肪を除去して赤血球同士の結着を解くなどして流動性を高める。 【発明の効果】 【0017】 本発明は、従来のような主剤として生薬を配合した健康補助食品と比較して、より簡単に、かつ安全に血液の赤血球の結着を解いて血液の流動性を高めるためのアルカリ還元水及び方法を提供することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0018】 本発明を更に詳細に説明する。 血液の流動性の良否を比較、判断するために、MC−FAN KH−6(有限会社 山久化成)を使用した検査方法により、被験者から採取した血液の血流速度検査を行った。なお、MC−FAN KH−6を使用した検査方法は、人工的な毛細血管モデルであるフィルタに血液(全血)100 μlを流し、それが流れきるまでの時間(血液通過時間)を測定し、その秒数を測定値として血液の流動性をあらわすものである。従って、数値が小さい方が速く通過したことになり、流動性がより高いと判断される。 【0019】 血流速度の検査において使用したアルカリ還元水は、水道水とマグネシウム細粒を接触させて、これらを反応させて得られたもので、酸化還元電位が-200mVであり、pHが8.0である弱アルカリ性を示すアルカリ還元水である。また、水道水と比べて溶存水素が190μgH2/L以上であり、残留塩素も0.05mgCl/L未満であった。なお、水道水は熊本県熊本市の水道水を使用した。 【0020】 (検査方法) 検査にあたっては、まず倫理上問題のない成人の被験者ボランティア37人の予備検査を行った。そして、この中から血液の流動性が高い被験者(いわゆるサラサラ血の被験者)は、血液の流動性が高くなったり低くなったりしてもその違いが僅かで検証がしにくいと思われるため除外し、血液の流動性が低い被験者(いわゆるドロドロ血の被験者)5人(A,B,C,D,E)を選出して検査を行った。 【0021】 検査は、被験者一人当たり七日ごとに四回の血流速度検査を行い、還元水と水道水を交互に、すなわち一回目は還元水、二回目は水道水、三回目は還元水、四回目は水道水の摂取を行うようにした。 検査当日は、各被験者に採血・採尿をした後に還元水または水道水を500ml摂取してもらい、摂取一時間後に採血し、摂取の前後に採血した血液を検体として血流速度検査を行い、比較した。その検査結果を表1に示す。 【0022】 【表1】
【0023】 (結果) まず、各被験者がアルカリ還元水を摂取した場合は、摂取後にはおおむね数値が小さくなっており、血液の流動性が高くなる(改善される)傾向があらわれた。特に、もともと血液の流動性が低い(50以上)被験者には、例えば被験者Aの一回目、被験者Cの一回目など、著しい改善が見られるものもあった。 【0024】 また、各被験者が水道水を摂取した場合は、摂取後におおむね数値が大きくなっており、血液の流動性が低くなる(悪くなる)傾向があらわれた。一般には、水分を摂取すると血液の流動性が高くなるという認識があるが、水分が水道水である場合は、必ずしもそうとはならないことがわかった。この理由は定かではないが、水道水に含まれる塩素やトリハロメタン、ホルムアルデヒド、その他の有害物質が影響している可能性がある。 【0025】 なお、被験者Aの検査結果のうち、検査二回目の水道水を摂取したときの摂取後の検査においては、摂取前の44に対して600という異常ともいえる数値となったが、これについては理由が明らかではなく、また本発明のアルカリ還元水ではなく水道水を摂取したときのデータであるため例外として扱う。 【0026】 また、被験者Bは、検査日には予備検査のときと比べて血液の流動性がかなり改善されていた。血液の流動性はアルカリ還元水を摂取することで更に改善されたが、水道水の摂取ではやはり流動性が悪くなった。 【0027】 (考察) 表1に示したデータが示すように、各被験者が本発明に係るアルカリ還元水を摂取したときにはおおむね血液の流動性が高くなる傾向を示した。また、被験者が水道水を摂取したときにおおむね血液の流動性が低下する傾向を示したので、アルカリ還元水を摂取した場合は血液に対して流動性を高める何らかの作用を与えていると推測できる。 【0028】 また、もし仮に、水道水を摂取したときに血液の流動性が低下した原因が水道水に含まれる塩素やトリハロメタン、ホルムアルデヒド、その他の有害物質にあるとすれば、本発明に係るアルカリ還元水は、それらの有害物質が有している、血液の流動性を低下させる作用力を抑制または除去しており、その結果、流動性が高くなった可能性がある。 【0029】 なお、本明細書で使用している用語と表現は、あくまで説明上のものであって限定的なものではなく、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではない。また、本発明は上記に限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】594004617 【氏名又は名称】奥村 則弘
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| 【出願日】 |
平成17年5月31日(2005.5.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100085327 【弁理士】 【氏名又は名称】梶原 克彦
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| 【公開番号】 |
特開2006−335664(P2006−335664A) |
| 【公開日】 |
平成18年12月14日(2006.12.14) |
| 【出願番号】 |
特願2005−160219(P2005−160219) |
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