| 【発明の名称】 |
高含水油中水型乳化化粧料 |
| 【発明者】 |
【氏名】寺田 玲子 【住所又は居所】大阪府泉大津市臨海町1丁目20番 阪本薬品工業株式会社研究所内
【氏名】野口 安則 【住所又は居所】大阪府泉大津市臨海町1丁目20番 阪本薬品工業株式会社研究所内
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| 【要約】 |
【課題】さっぱりとした瑞々しい使用感で、皮膚保護性や耐水性にも優れ、温度安定性が良好な、高含水油中水型乳化化粧料の提供。
【解決手段】次の成分(A)〜(D):(A)ジグリセリンと、炭素数8〜22の飽和又は不飽和の脂肪酸から選ばれた1種又は2種以上の脂肪酸より得たジグリセリン脂肪酸エステルの内、HLB値が5.0以下のジグリセリン脂肪酸エステル0.5〜5.0重量%(B)平均重合度3以上のポリグリセリンと、炭素数8〜22の飽和又は不飽和の脂肪酸から選ばれた1種又は2種以上の脂肪酸より得たポリグリセリン脂肪酸エステルの内、HLB値が13.0以上のポリグリセリン脂肪酸エステルが(A)の配合量に対して1/20〜1/5重量%(C)グリセリンが1.0〜5.0重量%(D)水が75.0〜95.0重量%及び室温で液状を呈する油性成分を配合してなる高含水油中水型乳化化粧料。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 次の成分(A)〜(D): (A)ジグリセリンと、炭素数8〜22の飽和又は不飽和の脂肪酸から選ばれた1種又は2種以上の脂肪酸より得たジグリセリン脂肪酸エステルの内、HLB値が5.0以下のジグリセリン脂肪酸エステル0.5〜5.0重量% (B)平均重合度3以上のポリグリセリンと、炭素数8〜22の飽和又は不飽和の脂肪酸から選ばれた1種又は2種以上の脂肪酸より得たポリグリセリン脂肪酸エステルの内、HLB値が13.0以上のポリグリセリン脂肪酸エステルが(A)の配合量に対して1/20〜1/5重量% (C)グリセリンが1.0〜5.0重量% (D)水が75.0〜95.0重量% 及び室温で液状を呈する油性成分を配合してなる高含水油中水型乳化化粧料。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、界面活性剤としてポリオキシアルキレン誘導体類を使用せず、ポリグリセリン脂肪酸エステルのみを用いて、多量の水を安定に配合した高含水の油中水型乳化化粧料に関するものであり、油中水型でありながら油性感が殆どなく、さっぱりとした瑞々しい使用感で、皮膚保護性や耐水性にも優れ、且つ低温域から高温域の幅広い温度領域において、温度安定性が良好な、高含水油中水型乳化化粧料に関するものである。更に詳しくは、ファンデーション等のメークアップ化粧料、日焼け止め化粧料、スキンケアクリーム等に好適な性能を示す高含水油中水型乳化化粧料に関するものである。 【背景技術】 【0002】 油中水型乳化化粧料は使用に際し、皮膚表面上に水分透過性の低い油膜を形成し、長時間に渡って、肌を乾燥から保護するという皮膚に対して好ましい作用を有している。しかも、この油膜は水と接触しても再乳化を起こすことが少ない等優れた機能を有している。しかし、水中油型乳化化粧料と比べると、使用性の面で欠点があった。例えば、化粧料中の連続相が油相であるため、この中に安定に配合される水分量が制限され、この結果実際に使用した場合油性感が残り、ベタツキ感が強く使用性の悪い化粧料しか得られなかった。この問題点を解決すべく、化粧料中の水分含量を多くした場合、安定性が極めて低下するため、油中水型乳化化粧料は、最近まで広く利用されていないのが現状であった。 【0003】 しかしながら、上記問題点を解決することを目的とした提案(多量の水を含有した高含水の油中水型乳化化粧料を得る方法)が種々報告されている。例えば、特許文献1には、アミノ酸及びその塩を利用したゲル乳化による方法、特許文献2にはα−モノグリセリルエーテル等の混合乳化剤を用いる方法、その他水膨潤性粘土鉱物を用いた乳化方法等が報告されている。しかしながら、これらの報告においては油相成分が室温で液状を呈する油性成分のみで構成されていない為、皮膚に塗布した場合、のびが重くなったり、後感に強い油性感を生じる等使用感において不十分なものであった。また、特許文献3には、のびが改良された低粘度の油中水型乳化化粧料が提案されているが、液状とすることでのび等の使用性は良好であるものの、経時安定性が室温で2週間程度のレベルであり、低温時や高温時の安定性については不十分なものであった。また、近年においてシリコーン系界面活性剤が開発され、揮発性シリコーン油を用いた低粘度の油中水型乳化化粧料が提案されており、ベタツキや油性感の面では改良されているものの、配合される水量の上限が50%程度であるため、水中油型乳化化粧料の様な、瑞々しい使用感を得ることは困難であった。また、油中水型乳化化粧料に使用する界面活性剤の殆どは、ポリオキシアルキレン誘導体であったが、最近はより安全性を高める目的で、皮膚刺激が懸念されるポリオキシアルキレン誘導体を使用しない処方系が望まれている。 【特許文献1】特公昭53−2193号公報 【特許文献2】特開昭62−53913号公報 【特許文献3】特開平 2−44330号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 本発明が解決しようとする課題は、界面活性剤としてポリオキシアルキレン誘導体類を使用せず、ポリグリセリン脂肪酸エステルのみを用いて、多量の水を安定に配合した高含水の油中水型乳化化粧料に関するものであり、油中水型でありながら油性感が殆どなく、さっぱりとした瑞々しい使用感で、皮膚保護性や耐水性にも優れ、且つ低温域から高温域の幅広い温度領域において、温度安定性が良好な、高含水油中水型乳化化粧料を提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、親油性ジグリセリン脂肪酸エステルと親水性ポリグリセリン脂肪酸エステルとを、特定の比率で組み合わせて用い、更にグリセリンを併用した高含水油中水型乳化化粧料が、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は、次の成分(A)〜(D): (A)ジグリセリンと、炭素数8〜22の飽和又は不飽和の脂肪酸から選ばれた1種又は2種以上の脂肪酸より得たジグリセリン脂肪酸エステルの内、HLB値が5.0以下のジグリセリン脂肪酸エステル0.5〜5.0重量% (B)平均重合度3以上のポリグリセリンと、炭素数8〜22の飽和又は不飽和の脂肪酸から選ばれた1種又は2種以上の脂肪酸より得たポリグリセリン脂肪酸エステルの内、HLB値が13.0以上のポリグリセリン脂肪酸エステルが(A)の配合量に対して1/20〜1/5重量%(C)グリセリンが1.0〜5.0重量% (D)水が75.0〜95.0重量% 及び室温で液状を呈する油性成分を配合してなる高含水油中水型乳化化粧料に関するものである。 【発明の効果】 【0006】 本発明の高含水油中水型乳化化粧料は、界面活性剤としてポリオキシアルキレン誘導体類を使用せず、ポリグリセリン脂肪酸エステルのみを用いて、多量の水を安定に配合した高含水の油中水型乳化化粧料に関するものであり、油中水型でありながら油性感が殆どなく、さっぱりとした瑞々しい使用感で、皮膚保護性や耐水性にも優れ、且つ低温域から高温域の幅広い温度領域において、温度安定性が良好な、ファンデーション等のメークアップ化粧料、日焼け止め化粧料、スキンケアクリーム等に好適な性能を示す高含水油中水型乳化化粧料を提供出来る。 【発明を実施するための最良の形態】 【0007】 以下、本発明を詳細にする。 【0008】 本発明で使用する(A)ジグリセリンと、炭素数8〜22の飽和又は不飽和の脂肪酸から選ばれた1種又は2種以上の脂肪酸より得たジグリセリン脂肪酸エステルの内、HLB値が5.0以下のジグリセリン脂肪酸エステルとしては、例えばジカプリン酸ジグリセリル、ジ(カプリル・カプリン酸)ジグリセリル、ジラウリン酸ジグリセリル、モノステアリン酸ジグリセリル、モノベヘニン酸ジグリセリル、モノオレイン酸ジグリセリル、モノイソステアリン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、テトライソステアリン酸ジグリセリル等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を使用する。これらの中で特にHLB値が3〜5のジグリセリン脂肪酸エステルが好ましい。またHLB値5を超えるジグリセリン脂肪酸エステルと、HLB値5未満のジグリセリン脂肪酸エステルとを、HLB値5以下となる割合で併用することも出来る。 【0009】 本発明の高含水油中水型乳化化粧料には、上記(A)を0.5〜5.0重量%、好ましくは1.0〜3.0重量%用いる。0.5重量%未満では、高温域及び低温域において、分離を生じる等安定性が悪くなる。また5.0重量%を超えて使用した高含水油中水型乳化化粧料は、のびが悪くなったり塗布後にベタツキを生じる等使用性の面で問題が発生する。 【0010】 また、本発明で使用する(B)平均重合度3以上のポリグリセリンと、炭素数8〜22の飽和又は不飽和の脂肪酸から選ばれた1種又は2種以上の脂肪酸より得たポリグリセリン脂肪酸エステルの内、HLB値が13.0以上のポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、例えばモノラウリン酸テトラグリセリル、モノラウリン酸ヘキサグリセリル、モノラウリン酸デカグリセリル、ジラウリン酸デカグリセリル、モノミリスチン酸ヘキサグリセリル、モノミリスチン酸デカグリセリル、ジミリスチン酸デカグリセリル、モノパルミチン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、ジステアリン酸デカグリセリル、モノオレイン酸ヘキサグリセリル、モノオレイン酸デカグリセリル、ジオレイン酸デカグリセリル、モノイソステアリン酸デカグリセリル、ジイソステアリン酸デカグリセリル等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を使用する。これらの中で特にHLB値が14〜15のポリグリセリン脂肪酸エステルが好ましい。またHLB値13未満のポリグリセリン脂肪酸エステルと、HLB値13を超えるポリグリセリン脂肪酸エステルとを、HLB値13以上となる割合で併用することも出来る。 【0011】 本発明の高含水油中水型乳化化粧料には、上記(B)を(A)の配合量に対して1/20〜1/5重量%好ましくは1/15〜1/8重量%使用する。1/20重量%未満では、高温域及び低温域で分離を生じる等安定性が悪くなる。また1/5重量%を超えて使用した場合には、水に対して再乳化が生じやすくなり、目的の耐水性レベルには到達しない。 【0012】 本発明で使用するグリセリンは特に限定はなく、一般に化粧品に用いられるものを使用することが出来る。 【0013】 本発明の高含水油中水型乳化化粧料には、(C)グリセリンを1.0〜5.0重量%、好ましくは2.0〜3.0重量%使用する。1.0重量%未満では、特に高温域で分離や離水を生じる等安定性が悪くなる。また、5.0重量%を超えて使用した高含水油中水型乳化化粧料は、のびが悪くなったり塗布後にベタツキを生じる等使用性面で問題が生じる。 【0014】 本発明の高含水油中水型乳化化粧料には、(D)水を75.0重量%〜95.0重量%、好ましくは80.0〜90.0重量%配合できる。75.0重量%未満では油性感があり、さっぱりと瑞々しい感触を得られない。また、95.0重量%を超えて水を配合した高含水油中水型乳化化粧料は、油性成分が極端に減少する為、皮膚保護性が低下し目的の機能が得られない。また、高温域及び低温域において分離や離水を生じる等温度安定性の面で悪くなる。 【0015】 本発明で使用する、室温で液状を呈する油性成分としては、特に限定はなく、例えば流動パラフィン、スクワラン等の炭化水素油類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、環状メチルポリシロキサン等のシリコーン油類、ホホバ油等のロウ類、2−エチルヘキサン酸セチル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソノナン酸イソノニル、ミリスチン酸イソプロピル等のエステル油類、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル等のトリグリセライド類、オリブ油、月見草油等の植物油類、オクチルドデカノール、オレイルアルコール等の高級アルコール等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を使用する。 【0016】 更に、本発明の高含水油中水型乳化化粧料には、化粧品に通常使用される顔料等の粉体物や紫外線吸収剤等を配合することが出来る。例えば、無機顔料としては、タルク、カオリン、炭酸カルシウム、亜鉛華、二酸化チタン、赤酸化鉄、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、ベンガラ、粘結顔料、グンジョウピンク、水酸化クロム、雲母チタン、酸化クロム、酸化アルミニウムコバルト、紺青、カーボンブラック、無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、ベントナイト、モンモリロナイト、マイカ、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム等が例示でき、有機顔料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、メタクリル酸メチルポリマー、ポリスチレン、ポリスチレンポリアクリル酸共重合体、塩化ビニルポリマー、テトラフルオロエチレンポリマー等の粉末、セルロースパウダー、キチンパウダー、キトサンパウダー、魚燐箔、レーキ化タール色素等が例示される。またこれらの顔料は疎水化処理等の表面処理を施したものも使用できる。例えばシリコーン処理、カチオン活性剤処理、アニオン活性剤処理、ノニオン活性剤処理、ワックス処理、デキストリン脂肪酸処理、フッ素処理、金属石鹸処理したものが例示される。また、紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香酸エステル、オキシベンゾン、ジヒドロキシベンゾフェノン、パラメトキシケイ皮酸エステル、サリチル酸エステル等が例示される。 【0017】 発明の効果を損なわない範囲で通常の化粧料に使用される成分、例えば、各種ビタミン、アミノ酸、生薬、消炎剤、細胞賦活剤、硫酸マグネシウム、塩化ナトリウム等の無機塩類及びアスパラギン酸ナトリウム、グルタミン酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム等の有機塩類、グリセリン以外のポリオール類、アルコール類、防腐剤、香料等を適宜配合することができる。 【0018】 本発明の高含水油中水型乳化化粧料は、常法に従って製造することができ、例えば、(A)、(B)、(C)の各成分を室温にて攪拌混合し、そこへ室温で液状を呈する油性成分を添加し均一混合する。その混合物に、加熱溶解した(D)及びその他の水溶性成分を徐々に添加しながら乳化し、その後冷却することにより得ることができる。 【0019】 以下、実施例及び比較例により本発明を具体的に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例により限定されるものではない。 【実施例】 【0020】 <実施例1〜5、比較例1〜7> 表1、2記載の組成物を調製し、以下の評価方法により評価した。その結果を表1、2に示す。 【0021】 (評価方法及び評価基準) 1)使用性 健常女性パネラー20名に素肌を水洗、乾燥後、実施例、比較例で調製した化粧料を顔部に適量塗布し、その時の「のびの良さ」、「なじみ易さ」、「みずみずしさ」、「油性感のなさ」の各項目を100点満点として採点し、その平均点より以下の評価基準に従い評価した。 (評価基準) 評 価 平 均 点 判 定 良 好: 75点以上 :◎ やや良好: 50点以上75点未満:○ やや不良: 25点以上50点未満:△ 不 良: 25点未満 :×
2)皮膚保護性 上記女性パネラーに対して、角層水分計(CORNEOMETER CM825:CKelectronic GmbH)にて塗布直後と塗布6時間後の角層水分を測定し、以下の評価基準に従い評価した。 (評価基準) 評 価 判 定 良 好: 塗布直後との差が20%未満 :◎ やや良好: 塗布直後との差が20%以上〜30%未満 :○ やや不良: 塗布直後との差が30%以上〜40%未満 :△ 不 良: 塗布直後との差が40%以上 :× 3)耐水性 実施例、比較例で調製した組成物を26mm×76mmの硝子板に0.04g塗布し、30分間乾燥させた後、30℃の水をはった300mlビーカーに入れ、スターラーで80分間攪拌し、以下の評価基準に従い目視にて評価した。 (評価基準) ○: 攪拌前と差が無い △: 攪拌前に比べやや消失している ×: 攪拌前に比べ明らかに消失している 4)安定性 実施例、比較例で調製した組成物を0℃、50℃の恒温槽に1ヵ月放置後の状態を目視にて観察し、以下の評価基準を基に評価した。 (評価基準) ○: 状態変化なし ×: 分離、離水、離油等の状態変化がある 【0022】 【表1】
【0023】 【表2】
【0024】 実施例1〜5に示した高含水油中水型乳化化粧料は、全評価項目について良好な結果であった。一方、比較例1〜7に示したものについては、評価項目のいずれかの項目で不十分な評価結果であった。 【0025】 実施例6 (スキンケアクリーム) 以下に示す処方のスキンケアクリームを常法により調製した。 (重量%) ジイソステアリン酸ジグリセリル(HLB=4.7) 2.00 モノラウリン酸デカグリセリル(HLB=14.8) 0.15 グリセリン 2.50 スクワラン 5.00 デカメチルシクロペンタシロキサン 9.50 ジメチルポリシロキサン 0.50 ヒアルロン酸ナトリウム 0.01 L−アスパラギン酸ナトリウム 1.00 精製水 79.34 実施例6は、皮膚保護効果及び安定性に優れ、使用感の良好なスキンケアクリームであった。 【0026】 実施例7 (クリーム状ファンデーション) 以下に示す処方のクリーム状ファンデーションを常法により調製した。 (重量%) モノオレイン酸ジグリセリル(HLB=5.0) 1.20 モノイソステアリン酸デカグリセリル(HLB=13.7) 0.20 2−エチルヘキサン酸セチル 3.00 環状ジメチルポリシロキサン 5.00 架橋型ジメチルポリシロキサン 1.50 顔料 8.00 グリセリン 4.00 乳酸ナトリウム 0.10 精製水 77.00 実施例7は、のびが良く、瑞々しく良好な使用感で安定性に優れたクリーム状ファンデーションであった。 【0027】 実施例8(日焼け止めクリーム) 以下に示す処方の日焼け止めクリームを常法により調製した。 (重量%) モノイソステアリン酸ジグリセリル(HLB=4.7) 1.40 モノラウリン酸デカグリセリル(HLB=14.8) 0.10 グリセリン 1.00 微粒子酸化チタン、シクロメチコン分散液(40%) 5.00 微粒子酸化亜鉛、シクロメチコン分散液(60%) 9.00 パラメトキシケイ皮酸オクチル 3.00 デカメチルシクロペンタシロキサン 3.75 硫酸マグネシウム 1.00 精製水 75.75 実施例8は、のびが良く、ベタつかず良好な使用感で、耐水性に優れた日焼け止めクリームであった。 【産業上の利用可能性】 【0028】 本発明の高含水油中水型乳化化粧料は、界面活性剤としてポリオキシアルキレン誘導体類を使用せず、ポリグリセリン脂肪酸エステルのみを用いて、多量の水を安定に配合した高含水の油中水型乳化化粧料に関するものであり、油中水型でありながら油性感が殆どなく、さっぱりとした瑞々しい使用感で、皮膚保護性や耐水性にも優れ、且つ低温域から高温域の幅広い温度領域において、温度安定性が良好で、ファンデーション等のメークアップ化粧料、日焼け止め化粧料、スキンケアクリーム等、幅広い用途に利用が可能なものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390028897 【氏名又は名称】阪本薬品工業株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区淡路町1丁目2番6号
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| 【出願日】 |
平成17年5月20日(2005.5.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】300088360 【氏名又は名称】田村 克之
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| 【公開番号】 |
特開2006−321769(P2006−321769A) |
| 【公開日】 |
平成18年11月30日(2006.11.30) |
| 【出願番号】 |
特願2005−148262(P2005−148262) |
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