| 【発明の名称】 |
水素添加ロジンのアルコールエステルを含有する安定な液状組成物およびそれを含有する化粧料 |
| 【発明者】 |
【氏名】能島 玲子 【住所又は居所】大阪市中央区道修町1丁目3番7号 進栄化学株式会社内
【氏名】野田 篤志 【住所又は居所】大阪市中央区道修町1丁目3番7号 進栄化学株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】安全性、化粧品油剤との相溶性に優れ、経時での色調、臭い変化が少ないハンドリングに優れた液状組成物と、これを配合することによってツヤ感、密着性、化粧持続性を保持させることができるようになされた化粧料とを提供する。
【解決手段】水蒸気蒸留を施した水素添加ロジンのアルコールエステルに一般式R1 COOR2 (式中、R1 は14〜22個の炭素原子を有する脂肪酸残基を表し、R2 は16個以上の炭素原子を有するβ位側鎖状飽和高級アルコール残基を表わす) で示されるエステルの1種または2種以上を含有する安定な液状水素添加ロジンのアルコールエステル組成物。この組成物を配合した化粧料。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 水蒸気蒸留を施した水素添加ロジンのアルコールエステルに一般式R1 COOR2 (式中、R1 は14〜22個の炭素原子を有する脂肪酸残基を表し、R2 は16個以上の炭素原子を有するβ位側鎖状飽和高級アルコール残基を表わす) で示されるエステルの1種または2種以上を含有する安定な液状水素添加ロジンのアルコールエステル組成物。 【請求項2】 水素添加ロジンのアルコールエステルの色調が、ガードナー色数1以下である請求項1 記載の液状組成物。 【請求項3】 水素添加ロジンのアルコールエステルが、水素添加ロジンのグリセリンもしくはペンタエリスリトールのエステルである請求項1 又は2 記載の液状組成物。 【請求項4】 前記の一般式R1 COOR2 のR1 が14〜22個の炭素原子を有する脂肪酸残基であり、R1 が2−オクチルドデシル基あるいは2−ヘキシルデシル基である請求項1〜3の何れか一に記載の液状組成物。 【請求項5】 前記の一般式R1 COOR2 で示されるエステルが、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸オクチルドデシルから選ばれる1種もしくは2種以上である請求項1〜3の何れか一に記載の液状組成物。 【請求項6】 B型粘度計(20℃)で測定した際の粘度が10,000mPa ・ s 以下である請求項1〜5の何れか一に記載の液状組成物。 【請求項7】 請求項1〜6の何れか一に記載の液状組成物を配合した化粧料。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、固体の水素添加ロジンのアルコールエステルを、使用しやすい安定な液体とした組成物と、これを化粧料成分に配合した化粧料とに関するものである。 【背景技術】 【0002】 ロジンエステルは、高屈折率であり、適度な密着性を有し、樹脂酸であるため皮膜形成能を有している。これらの特性を活かし、口紅、ファンデーション、ネイルエナメル、クリーム、ヘアスプレートリートメントに、ツヤ感、密着性、持続性を向上する目的で配合されている。 【0003】 しかしながら、常温で固体であり、融点が高い。空気酸化を受けやすいため容易に着色変臭を生じる。化粧料に汎用される油剤への相溶性が低い。皮膚に対して感作性を有する。等の不都合があった。 【0004】 これらの課題を解決するため、先行技術として、ロジンエステルにある種の油性基剤と共に加熱処理を施すことにより、安定して高含量のロジンエステルを含む液状の組成物が提案されている(例えば、特許文献1参照)。 【0005】 また、水素添加ロジンの低級多価アルコールエステルをダイマー酸もしくはダイマー酸の誘導体に溶解し化粧料に配合すること提案されている(例えば、特許文献2参照)。 【特許文献1】特公昭60−30708号公報 【特許文献2】特開2004−277285号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 しかし、上記従来の特許文献1記載の組成物の場合、皮膚に対する感作性は緩和されたものの、空気酸化による色、臭いなどの着色変臭、化粧料に汎用される油剤への相溶性が悪いなど十分満足できるものではなかった。 【0007】 また、上記特許文献2記載の組成物の場合、ダイマー酸自体が高粘度であり、水素添加ロジンの低級多価アルコールエステルを高配合含有すると流動性がなくなりハンドリングが悪く、また、水素添加ロジンの低級多価アルコールエステル自体の臭いや刺激性などが十分満足できるものではなかった。 【0008】 本発明は、係る実情に鑑みてなされたものであって、安全性、化粧品油剤との相溶性に優れ、経時での色調、臭い変化が少ないハンドリングに優れた液状組成物と、これを配合することによってツヤ感、密着性、化粧持続性を保持させることができるようになされた化粧料とを提供することを目的としている。 【課題を解決するための手段】 【0009】 本発明者らは、上記課題について、鋭意研究を行った結果、ガードナー色数1以下の水素添加ロジンのアルコールエステルを、ある種の油性基剤と共に加熱処理を施すことにより、上記課題を解決できる事を見出し、本発明を完成した。 【0010】 すなわち本発明は、ガードナー色数1以下の水素添加ロジンのアルコールエステルに、一般式R1 COOR2 (式中、R1 は14〜22個の炭素原子を有する脂肪酸残基を表し、R2 は16個以上の炭素原子を有するβ位側鎖状飽和高級アルコール残基を表わす) で示されるエステルの1種または2種以上と共に加熱することにより、安全性、酸化安定、化粧品に汎用される油剤への溶解性に優れた液状水素添加ロジンのアルコールエステル組成物。そして該液状水素添加ロジンのアルコールエステル組成物を配合した化粧料である。 【0011】 本発明に使用する水素添加ロジンのアルコールエステルは、ガードナー色数1以下である水素添加ロジンのアルコールエステルである。ここで用いるアルコールとは、1価のアルコールあるいは多価アルコールであり、特に限定はされないが、例えば、1価アルコールとは、炭素数1〜22の飽和直鎖脂肪族アルコール(メタノール、エタノール、n−プロパノール、n−ブタノール、n−オクタノール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等)、パルミトレイルアルコール、オレイルアルコール、エルシルアルコール等のモノエン直鎖脂肪族アルコール、炭素数3〜36の飽和分枝脂肪族アルコール(イソプロピルアルコール、イソブタノール、sec −ブタノール、2エチルブタノール、2−エチルヘキサノール、3,5,5 −トリメチルヘキサノール、2−ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、2−デシルテトラデカノール、2−ヘキサデシルエイコサノール等)、コレステロール、コレスタノール、フイトステロール等である。 【0012】 多価アルコールとは、二価アルコール以上の多価アルコールを指す。二価アルコールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,3 −プロパンジオール、1,3 −ブチレングリコール、1,2 −ブチレングリコール、ジブチレングリコール、トリブチレングリコール、ポリブチレングリコール、1,4 −ブタンジオール、1,6 −ヘキサンジオール、1,8 −オクタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,2 −ヘキサデカンジオール等があげられる。三価アルコールとしては、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、1,2,6 −ヘキサントリオール等が挙げられる。四価以上のアルコールとしては、ペンタエリスリトール、ジグリセリン、トリグリセリン等のポリグリセリン、ジペンタエリスリトール、ポリビニルアルコール等を挙げることができる。その中でも、入手の容易性などの理由で3 価のグリセリン、4 価のペンタエリスリトールを用いることが好ましい。このようなエステルは、市販品として、荒川化学工業株式会社より、「パインクリスタルKE−311(商品名)」、「KE−359(商品名)」などとして市販されている。製造方法としては特に限定されないが、例えば、精製ロジンを触媒存在下で水素添加して得られる水素添加ロジンとアルコールとをエステル化する、若しくは、ロジンとアルコールをエステル化した後水素添加することによってガードナー色数1 以下の水素添加ロジンのアルコールエステルを製造することができる。 【0013】 次に、水素添加ロジンのアルコールエステルを溶解させる一般式R1 COOR2 (式中、R1 は14〜22個の炭素原子を有する脂肪酸残基を表し、R2 は16個以上の炭素原子を有するβ位側鎖状飽和高級アルコール残基を表わす) で示されるエステルは、具体的には、脂肪酸側は、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、エルカ酸、リシノレイン酸等の炭素酸14〜22を有する脂肪酸であり、高級アルコール側は2−オクチルドデカノール、2−ヘキシルデカノール、2−ペプチルウンデカノール等の炭素数16個以上有するβ位側鎖状高級アルコールより合成されるエステル化合物類である。具体的にはミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸ヘキシルデシル、ミリスチン酸ペプチルウンデシル、ステアリン酸オクチルドデシル、ステアリン酸ヘキシルデシル、ステアリン酸ペプチルウンデシル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸ヘキシルデシル、オレイン酸ヘプチルウンデシル、イソステアリン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、イソステアリン酸ヘプチルウンデシル、ベヘン酸オクチルドデシル、ベヘン酸ヘキシルデシル、ベヘン酸ヘプチルウンデシル、エルカ酸オクチルドデシル、エルカ酸ヘキシルデシル、エルカ酸ヘプチルウンデシル、リシノレイン酸オクチルドデシル、リシノレイン酸ヘキシルデシル、リシノレイン酸ヘプチルウンデシル等がある。 【0014】 以上のエステル化合物の内、不飽和型より飽和型エステル化合物の方が混合加熱時、副反応または分解反応を起しにくく好ましい。特に、化粧料成分に広く利用されている、イソステアリン酸オクチルドデシル(ISOD)、ミリスチン酸オクチルドデシル(MOD )、が本発明の目的には最も好ましい。本発明は、加熱処理を行なう必要があり、通常、水素添加ロジンのアルコールエステルと上記の油性基剤を混合して100〜200℃、好ましくは110〜130℃の範囲で加熱し、混合時間は30分〜5時間、好ましくは2〜3時間程度がよい。これ以上混合温度が高くなると色調が悪くなり、また低いと均一に混合溶解しがたい。なお、2種以上の油性基剤を適当な割合で混合して、これを水素添加ロジンのアルコールエステルと上記条件下で混合加熱してもよい。 【0015】 本発明の目的は、高度に精製された水素添加ロジンのアルコールエステルを得ることにあり、具体的には、水素添加ロジンのアルコールエステルを予め水蒸気蒸留してロジン中に残存する微量の不純物を除去する処理を行い、これに、上記油相基材の1種もしくは2種以上を加えて、上記高温条件下で加熱混合し、公知の方法で脱色、脱水、ろ過の精製工程を経る事で安定性の良い、活刺激性の少ないガードナー色数1 以下の液状水素添加ロジンのアルコールエステル組成物が得られる。本発明で用いる水素添加ロジンのアルコールエステルは上記のように水蒸気蒸留で処理して皮膚刺激の原因となる微量に残留するテルペン系の低カーボン物質を除去した水素添加ロジンのアルコールエステルを用いることも本発明の1つである。 【0016】 本発明に使用される液状の水素添加ロジンのアルコールエステルは、固体の水素添加ロジンのアルコールエステルに比べ、固体のものでは添加が困難であった化粧料にも容易に添加でき、化粧料の製造時、種々のものを混合させるのに温度の上昇をさける必要がある場合には最も効果的であり、容易に配合し得るものである。ここで言う液状の定義は、常温で流動性がある粘度のものを指し、B 型粘度計(20℃)で測定した際の粘度が、10,000mPa ・ s 以下のものである。 【0017】 次に、水素添加ロジンのアルコールエステルを溶解させるのに上記の油性基剤を選んだ理由について述べる。まず炭素数16個以上のβ位側鎖状飽和高級アルコールを選んだのはβ位に側鎖があるため化学的に立体障害が存在し加水分解に抵抗する。β位以外に側鎖を有するものあるいは直鎖のものではより立体障書が小さくなり、従って加水分解を受けやすくなる。また炭素数16個以下では皮膚刺激が出やすくなる。一方炭素数14〜22脂肪酸を選んだ理由は、炭素数がこれ以下では加水分解されやすく、かつ皮膚刺激が出やすい。炭素数がこれ以上になるとエステル自体の融点が高くなり、本発明の目的には適合しにくい。炭素数14〜22個の脂肪酸としては直鎖でも側鎖のものでもよく、飽和でも不飽和のものでもよい。しかし上記した様に不飽和のものは分子構造中不飽和結合を有するため、混合加熱処理中に色調の変化を生じ、経時安定性に不安が残るので飽和のものが好ましい。 【0018】 以上のように本発明は固体の水素添加ロジンのアルコールエステルを上記したような油性基剤と加熱混合して得られる液状の水素添加ロジンのアルコールエステル組成物を化粧料成分に配合することを目的としたものであるが、上記に示した様にある特定の範囲の脂肪酸と特定の範囲の高級アルコールから得られたエステル化合物が、融点のかなり高い固体の水素添加ロジンのアルコールエステルと上記条件下で加熱処理を行なった場合、50% 程度の水素添加ロジンのアルコールエステルを含有することができる。水素添加ロジンのアルコールエステルを50%配合し、常温で液状の均一に混合したもので安全性が極めて高い液状油が得られることは公知の事実からとうてい予測することの出来ないことである。 【0019】 以上の様に今まで固体のために化粧料の処方上かなりの規制を受けていた水素添加ロジンのアルコールエステルを上記の様な処理をすることにより、非常に使用しやすく、皮膚刺激性を少なくすることが出来る製品を作ることも可能となり、高含量のロジンエステルを含む常温で均一であり、ガードナー色数1 以下の液体の組成物を調製することに成効した。これを用いることにより更に多くの化粧料成分に配合することが可能となった。 【0020】 本発明の液状水素添加ロジンのアルコールエステルを用いることにより、マニキュア製品、ヘアスプレーのような有機溶媒に溶解させた製品ばかりでなく、口紅、リップグロス、ファンデーション、アイシャドー、マスカラなどのメイクアップ化粧料、クリーム、乳液などのスキンケア化粧料、トリートメント、ヘアスタイリング剤などのヘアケア化粧料など広範囲に配合することが可能となった。さらに同じような観点から、高温で分解しやすい医薬品を、例えば貼布剤の様な外用剤に用いる時にも利用出来るのである。 【0021】 また、本発明の化粧料中には、本発明のガードナー色数1 以下である液状水素添加ロジンのアルコールエステル組成物以外に、必要に応じて通常化粧料に配合される成分を必要に応じて適宜配合することが出来る。 【0022】 例えば、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、オゾケライト、セレシン、セチルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、2−ヘキシルデカノール、2−オクチルドデシルアルコール、2−デシルテトラデシルアルコール、2−エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、オレイン酸2−オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリン、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリル酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、トリイソオクチル酸グリセリン、トリイソステアリン酸グリセリン、オリーブ油、マカデミアナッツ油、アボガド油、ヒマワリ油、ミンク油、ラノリン、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ミツロウ等の各種炭化水素、高級アルコール、エステル類、油脂類、ロウ類等の油性成分、シリコーン類、アセトン、トルエン、酢酸ブチル、酢酸エチル等の有機溶剤、アルキッド樹脂、尿素樹脂等の樹脂、カンファ、クエン酸アセチルトリブチル等の可塑剤、紫外線吸収剤、界面活性剤、保湿剤、ビタミン類、香料、水、アルコール、増粘剤、無機粉体、有機粉体、色素類、増粘剤等があげられる。 【0023】 本発明による化粧料の形態は、液状、乳液状、クリーム状、軟膏状、粉末状、ケーキ状、ペンシル状、スティック状等であることができる。 【発明の効果】 【0024】 本発明の水蒸気蒸留を施した水素添加ロジンのアルコールエステルに一般式R1 COOR2 (式中、R1 は14〜22個の炭素原子を有する脂肪酸残基を表し、R2 は16個以上の炭素原子を有するβ位側鎖状飽和高級アルコール残基を表わす) で示されるエステルの1種または2種以上を含有する安定な液状水素添加ロジンのアルコールエステル組成物は、安全性、化粧品油剤との相溶性に優れ、経時での色調、臭い変化が少ないハンドリングに優れた組成物であり、上記組成物を化粧料に配合することにより、ツヤ感、密着性、化粧持続性を保持させることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0025】 以下、本発明を実施例により詳細に説明する。ただし、これらはあくまで例示であり、本発明の技術的範囲がこれらにより、限定的に解釈されるものではない。 【0026】 すなわち、本発明が適用される化粧料の種類、その構成成分については、以下の実施例に記載されたものに限定されるものではなく、また、通常化粧料に配合・使用される成分は、すべてなんらの制限なく含有することができる。 【0027】 実施例1 水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル、イソステアリン酸オクチルドデシル精製液状組成物の製造法 固体の水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル50g を常法に従い、水蒸気蒸留を30時間程度行い、テルピン系の低カーボン物質を完全に除去させる。残留物は水分をできるだけ除去し。これにイソステアリン酸オクチルドデシル50g を加え、110 〜130 ℃で約3 時間、加熱撹拌下、溶解混合させる。ついでこれに乾燥活性炭5gを加え、80℃で30分間、撹拝混合して脱色を行なう。脱色終了後、80℃で加圧ろ過して目的とするガードナー色数1 以下、屈折率N20D1.4900〜1.4990、粘度5500mPa ・ s の精製液状水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル、イソステアリン酸オクチルドデシル組成物を得た。 【0028】 実施例2 水素添加ロジン酸グリセリル、イソステアリン酸オクチルドデシル精製液状組成物の製造法 固体の水素添加ロジン酸グリセリル50g を常法に従い、水蒸気蒸留を30時間程度行い、テルピン系の低カーボン物質を完全に除去させる。残留物は水分をできるだけ除去し、これにイソステアリン酸オクチルドデシル50g を加え、以下実施例1 と同様に加熱過程で処理を行い、目的とするガードナー色数1 以下、屈折率N20D1.4900〜1.4990、粘度5800mPa ・ s の精製液状ロジン酸グリセリル、イソステアリン酸オクチルドデシル組成物を得た。 【0029】 実施例3 水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル、オレイン酸オクチルドデシル精製液状組成物の製造法 固体の水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル60g を常法に従い、水蒸気蒸留を30時間程度行い、テルピン系の低カーボン物質を完全に除去させる。残留物は水分をできるだけ除去し、これにオレイン酸オクチルドデシル40g を加え、以下実施例1 と同様に加熱過程で処理を行い、目的とするガードナー色数1 以下、屈折率N20D1.4960〜1.4990、粘度8000mPa ・ s の精製液状水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル、オレイン酸オクチルドデシル組成物を得た。 【0030】 実施例4 水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル、ミリスチン酸オクチルドデシル精製液状組成物の製造法 固体の水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル50g を常法に従い、水蒸気蒸留を30時間程度行い、テルピン系の低カーボン物質を完全に除去させる。残留物は水分をできるだけ除去し、これにミリスチン酸オクチルドデシル50g を加え、以下実施例1 と同様に加熱過程で処理を行い、目的とするガードナー色数1 以下、屈折率N20D1.4910〜1.4990、粘度3000mPa ・ s の精製液状水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル、ミリスチン酸オクチルドデシル組成物を得た。 【0031】 実施例5 水素添加ロジン酸グリセリル、ミリスチン酸オクチルドデシル精製液状組成物の製造法 固体の水素添加ロジン酸グリセリル50g を常法に従い、水蒸気蒸留を30時間程度行い、テルピン系の低カーボン物質を完全に除去させる。残留物は水分をできるだけ除去し、これにミリスチン酸オクチルドデシル50g を加え、以下実施例1 と同様に加熱過程で処理を行い、目的とするガードナー色数1 以下、屈折率N20D1.4930〜1.4980、粘度3100mPa ・ s の精製液状水素添加ロジン酸グリセリル、ミリスチン酸オクチルドデシル組成物を得た。 【0032】 実施例6 水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル、リシノレイン酸オクチルドデシル精製液状組成物の製造法 固体の水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル50g を常法に従い、水蒸気蒸留を30時間程度行い、テルピン系の低カーボン物質を完全に除去させる。残留物は水分をできるだけ除去し、これにリシノレイン酸オクチルドデシル50g を加え、以下実施例1 と同様に加熱過程で処理を行い、目的とするガードナー色数1 以下、屈折率N20D1.4930〜1.5010、粘度9000mPa ・ s の精製液状水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル、リシノレイン酸オクチルドデシル組成物を得た。 【0033】 比較例1 水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル、イソステアリン酸オクチルドデシル液状組成物の製造法 固体の水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル50g にイソステアリン酸オクチルドデシル50g を加え、110 〜130 ℃で約3 時間、加熱撹拌下、溶解混合させ、ガードナー色数1 以下、屈折率N20D1.4900〜1.4980、粘度4100mPa ・ s の液状水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル、イソステアリン酸オクチルドデシル組成物を得た。 【0034】 比較例2 ロジン酸ペンタエリスリチル、ミリスチン酸オクチルドデシル液状組成物の製造法 固体のロジン酸ペンタエリスリチル50g にミリスチン酸オクチルドデシル50g を常法に従い、水蒸気蒸留を30時間程度行い、テルピン系の低カーボン物質を完全に除去させる。残留物は水分をできるだけ除去し、これにミリスチン酸オクチルドデシル50g を加え、以下実施例1 と同様に加熱過程で処理を行い、を加え、180 〜200 ℃で約3 時間、加熱撹拌下、溶解混合させ、屈折率N20D1.4928〜1.4980、粘度4000mPa ・ s の淡黄色の液状ロジン酸ペンタエリスリチル、ミリスチン酸オクチルドデシル組成物を得た。 【0035】 比較例3 水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル、ラウリン酸オクチルドデシル液状組成物の製造法 固体の水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル50g を常法に従い、水蒸気蒸留を30時間程度行い、テルピン系の低カーボン物質を完全に除去させる。残留物は水分をできるだけ除去し、これにラウリン酸オクチルドデシル50g を加え、以下実施例1 と同様に加熱過程で処理を行い、ガードナー色数1 以下、屈折率N20D1.4928〜1.4980、粘度4500mPa ・ s の液状水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル、ラウリン酸オクチルドデシル組成物を得た。 【0036】 比較例4 水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル、ミリスチン酸イソプロピル液状組成物の製造法 固体の水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル50g を常法に従い、水蒸気蒸留を30時間程度行い、テルピン系の低カーボン物質を完全に除去させる。残留物は水分をできるだけ除去し、これにミリスチン酸イソプロピル50g を加え、以下実施例1 と同様に加熱過程で処理を行い、ガードナー色数1 以下、屈折率N20D1.4928〜1.4980、固形状の液状水素添加ロジン酸ペンタエリスリチル、ミリスチン酸イソプロピル組成物を得た。 【0037】 評価方法 上記実施例1〜6および比較例1〜4で得られた各水素添加ロジンのアルコールエステルを含有する組成物について、安全性、粘度、油剤との相溶性、安定性について下記評価方法により評価した。その結果を表1に示す。 【0038】 (安全性の評価方法) 安全性として、ヒトの皮膚刺激性試験を行い下記基準により評価した。 【0039】 試験方法は閉鎖貼布試験法により、上腕または前腕内側部に被検物質を塗布したネル布(1.5cm四方) を貼布し、その上から包帯でカバーする。24時間後ネル布を取り、さらに被 検物質をよくふきとって取り除き、全く変化なし(- )、かすかな紅斑( ±) 、明らかな紅斑( +) 、紅斑以外に浮腫、水胞等の認められるもの(++)とし、さらに48時間後にも判定を行なった。判定は全く変化なし( −) 、かすかな紅斑( ±) 、明らかな紅斑( +) 、紅斑以外に浮腫、水胞等の認められるもの( ++) とした。男子4 名、女子5 名で実施した。 ○:48時間後、全員が(−)である。 △:48時間後、(±)が2 名以内である。 ×:48時間後、(±)が3 名以上である。 【0040】 (相溶性の評価方法) 140mL 容マヨネーズ瓶に50g の被険物質と流動パラフィン70csもしくは、メチルフェニルポリシロキサン50g を撹拌混合し、50℃、1 ヶ月間静置した後、室温に戻した状態を目視にて確認し下記基準により評価した。 〇:透明。 △:樹脂が下部に沈殿している。 ×:完全に樹脂が沈降し、2 相に分離している。 【0041】 (色調の安定性試験) 被険物質を140mL 容マヨネーズ瓶に100g秤量し、製造直後および50℃、1 ヶ月間放置した後、室温に戻した状態のガードナー色数を測定した。 【0042】 (臭いの安定性試験) 被険物質を140mL 容マヨネーズ瓶に100g秤量し、製造直後および50℃、1 ヶ月間放置した後、室温に戻した状態の臭いをパネラー5 名によって下記基準により評価を行った。 ○:全く異臭がしない △:ほとんど異臭がしない ×:異臭がする (液状である確認試験) 140mL 容マヨネーズ瓶に100g秤量し、B 型粘度計にて4 番ローター30回転にて被険物質の粘度を測定した。液状である基準は、化粧品製造時のハンドリングを考え10,000mPa ・ s 以下とする。 【0043】 【表1】
上記表1より本発明の各水素添加ロジンのアルコールエステルを含有する組成物は、安全性に優れ、油剤との相溶性に優れ、安定性が良好で、10,000mPa ・ s 以下の粘度で非常にハンドリング性に優れたものであることが解った。 【0044】 実施例7 口紅 配合量(重量%) (1) セレシン 12.0 (2) カルナウバワックス 1.0 (3) 2- エチルヘキサン酸グリセリル 14.0 (4) 実施例1組成物 20.0 (5) 水添ポリイソブテン 16.0 (6) メチルフェニルポリシロキサン 15.0 (7) リシノレイン酸オクチルドデシル 5.0 (8) N-ラウロイル- グルタミン酸 ジ(フィトステリル・2- オクチルドデシル) 2.0 (9) N-ラウロイル-L- グルタミン酸 (コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル) 2.0 (10) トリイスステアリン酸ポリグリセリル 2.0 (11) ジペンタエリトリット脂肪酸エステル(2) 1.0 (12) ダイマージリノール酸(フィトステリル/ イソステアリル/ セチル/ ステアリル/ ベヘニル)1.0 (13) 液状ラノリン 1.0 (14) 赤色202号 5.0 (15) 雲母チタン 3.0 (16) 抗酸化剤 適量 (17) 防腐剤 適量 < 製法及び製品の性能> (1)〜(17)を加熱混合し均一に撹拌する。脱泡後モールドにバルクを流し込み、急冷し、目的の口紅を得た。得られた口紅は、ツヤ感に優れ、密着感があり適度な伸びを保持したものであった。 【0045】 実施例8 リップカラー 配合量(重量%) (1) パルミチン酸デキストリン 10.0 (2) (ベヘン酸/ エイコサンニ酸)グリセリル 5.0 (3) 2−エチルヘキサン酸グリセリル 14.0 (4) メチルフェニルポリシロキサン 11.9 (5) リシノレイン酸オクチルドデシル 15.0 (6) 水添ポリイソブテン 13.0 (7) 実施例1組成物 30.0 (8) 赤色202 号 0.1 (9) 雲母チタン 1.0 (10) 防腐剤 適量 (11) 抗酸化剤 適量 < 製法及び製品の性能> (1)〜(11)を加熱混合し均一に撹拌する。脱泡後、適当な容器に充填後室温まで除冷し、目的のリップカラーを得た。得られたリップカラーは、透明感があり、ツヤ感に優れ、適度な厚み感と密着感に優れたものであった。 【0046】 実施例9 アイシャドー 配合量(重量%) (1) メチコン処理タルク 36.5 (2) メチコン処理酸化チタン 9.0 (3) 窒化ホウ素 9.0 (4) 雲母チタン 35.0 (5) ジメチコン1000cs 5.0 (6) 実施例1組成物 0.5 (7) ジオクタン酸ネオペンチルグリコール 1.0 (8) スクワラン 4.0 (9) 防腐剤 適量 (10) 抗酸化剤 適量 < 製法及び製品の性能> (1)〜(5)を混合粉砕して、これをヘンシェルミキサーに移し、混合した(6)〜(10)を加えて均一になるよう撹拌混合し、その後アトマイザーにて粉砕した。これをアルミ皿にプレス成型して目的とするアイシャドーを得た。得られたアイシャドーは、化粧持続性、密着性共に優れたものであった。 【0047】 実施例10 アイライナー 配合量(重量%) (1) セスキオレイン酸ソルビタン 0.3 (2) モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.1 (20E.O.) (3) ポリオキシエチレン変性シリコーン(HLB=4.5 ) 0.5 (4) 実施例5組成物 5.0 (4) デカメチルシクロペンタシロキサン 29.4 (5) 軽質流動イソパラフィン 17.5 (6) パルミチン酸デキストリン 2.0 (7) 有機変性ベントナイト 1.0 (8) 黒酸化鉄 14.0 (9) メチルパラベン 0.2 (10)精製水 23.0 (11)1,3- ブチレングリコール 7.0 < 製法及び製品の性能> (1)〜(7)を加熱し均一に分散する。その後(8)を加え、均一に分散させる。別の容器に(9)〜(11)を加熱溶解する。(1)〜(8)に(9)〜(11)を加え乳化後、室温まで冷却し、目的のアイライナーを得た。得られたアイライナーは、滑らかで使用性が良く、化粧の持続性に優れたアイライナーであった。 【0048】 実施例11 マスカラ 配合量(重量%) (1) 水 26.0 (2) ポリビニルピロリドン 2.0 (3) ブチレングリコール 2.0 (4) カチオン化セリロース1%水溶液 10.0 (5) ベントナイト 0.5 (6) トリエタノールアミン 1.7 (7) タルク 3.7 (8) 黄酸化鉄 0.9 (9) ベンガラ 0.9 (10) 黒酸化鉄 4.8 (11) カルナウバロウ 5.5 (12) ミツロウ 9.0 (13) ステアリン酸 2.0 (14) 自己乳化型ステアリン酸グリセリル 2.0 (15) ステアリン酸プロピレングリコール 2.0 (16) 水添ポリイソブテン 2.0 (17) シクロメチコン 4.0 (18) 実施例6記載組成物 1.0 (19) 防腐剤 適量 (20) 抗酸化剤 適量 (21) 樹脂エマルション 20.0 < 製法及び製品の性能> 水相部(1)〜(6)に予めヘンシェルミキサーにて撹拌混合した粉体部(7)〜(10)を加え、撹拌機にて均一に分散する。別の容器に(11)〜(20)を加熱溶解する。(1)〜(5)及び(7)〜(10)に(11)〜(20)を加え乳化後、40℃まで冷却し、(21)を加え、室温まで冷却し、目的のマスカラを得た。得られたマスカラは、適度なツヤ感を有し、眉毛への付き、化粧持続性に優れたものであった。 【0049】 実施例12 パウダーファンデーション 配合量(重量%) (1) シリコーン処理タルク 14.4 (2) シリコーン酸化チタン 6.0 (3) シリコーン処理マイカ 20.0 (4) シリコーン処理セリサイト 36.0 (5) ナイロンパウダー 10.0 (6) シリコーン処理黄酸化鉄 1.0 (7) シリコーン処理ベンガラ 0.5 (8) シリコーン処理黒酸化鉄 0.1 (9) ジメチルポリシロキサン 6.0 (10) イソノナン酸イソトリデシル 3.0 (11) 実施例1組成物 3.0 (12) 防腐剤 適量 (13) 抗酸化剤 適量 < 製法及び製品の性能> (1)〜(8)を混合粉砕して、これをヘンシェルミキサーに移し、(9)〜(13)を加えて均一になるよう撹拌混合する。その後アトマイザーにて粉砕した。これをアルミ皿にプレス成型して目的とするパウダーファンデーションを得た。 【0050】 得られたパウダーファンデーションは、化粧持続性、密着性共に優れ、シットリした感触のパウダーファンデーションであった。 【0051】 実施例13 油性スティックファンデーション 配合量(重量%) (1) シリコーン処理タルク 5.3 (2) シリコーン処理酸化チタン 8.0 (3) シリコーン処理マイカ 15.0 (4) シリコーン処理セリサイト 31.2 (5) シリコーン処理ベンガラ 0.5 (6) シリコーン処理黄酸化鉄 1.8 (7) シリコーン処理黒酸化鉄 0.2 (8) キャンデリラロウ 2.0 (9) カルナウバロウ 4.0 (10) セレシン 8.0 (11) デカメチルシクロペンタシロキサン 14.0 (12) イソノナン酸イソノニル 4.0 (13) 実施例5記載組成物 3.0 (14) ジイソステアリン酸ポリグリセリル- 2 2.0 (15) パルミチン酸デキストリン 1.0 (15) 防腐剤 適量 (16) 抗酸化剤 適量 < 製法及び製品の性能> (1)〜(7)をヘンシェルミキサーにて混合し、均一に粉砕する。次に油相部(8)〜(16)を加熱溶解し、混合した(1)〜(7)を加え均一に撹拌する。脱泡後適当な容器にバルクを流し込み、室温まで徐冷し、目的の油性スティックファンデーションを得た。 【0052】 得られた油性スティックファンデーションは、化粧持続性、使用感触、密着性共に優れ、シットリした感触の油性スティックファンデーションであった。 【0053】 実施例14 W/O乳化型ファンデーション 配合量(重量%) (1) スクワラン 4.4 (2) 実施例1 組成物 2.0 (3) デカメチルシクロペンタシロキサン 26.8 (4) ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン 共重合体(HLB=4.5 ) 4.0 (5) 防腐剤 適量 (6) 抗酸化剤 適量 (7) 精製水 45.3 (8) 1,3- ブチレングリコール 5.0 (9) 酸化チタン 5.0 (10) セリサイト 5.0 (11) 酸化鉄 2.5 < 製法及び製品の性能> 油相部(1)〜(6)に予めヘンシェルミキサーにて撹拌混合した粉体部(10)(11)を加え、撹拌機にて均一に分散する。別の容器に(7)(8)を混合する。(1)〜(6)及び(10)(11)に(7)(8)を加え乳化後、室温まで冷却し、目的のW/O乳化型ファンデーションを得た。得られたW/O乳化型ファンデーションは、皮膚に塗布した場合、べたつかず、のびが軽く、化粧持続性に優れたW/O 乳化型ファンデーションであった。 実施例15 サンスクリーンクリーム 配合量(重量%) (1) ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3.0 (2) 実施例5記載組成物 3.5 (3) デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0 (4) ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 2.0 (5) スクワラン 1.0 (6) パルミチン酸デキストリン 1.5 (7) 微粒子酸化チタン40%分散物 20.0 (分散媒:デカメチルシクロペンタシロキサン) (8) ミリスチン酸オクチルドデシル 3.71 (9) 防腐剤 適量 (10) 抗酸化剤 適量 (11) 精製水 40.29 (12) 1.3- ブチレングリコール 4.0 (13) 塩化ナトリウム 1.0 < 製法及び製品の性能> (1)〜(9)を加熱し均一に分散する。別の容器に(10)〜(13)を加熱溶解する。(1)〜(9)に(10 )〜(13)を加え乳化後、室温まで冷却し、目的のサンスクリーンクリームを得た。得られたサンスクリーンは、皮膚に塗布した場合、べたつかず、のびが軽く、化粧持続性に優れたサンスクリーンクリームであった。 【0054】 実施例16 乳液 配合量(重量%) (1) 実施例1記載組成物 2.0 (2) スクワラン 3.0 (3) ジメチルポリシロキサン(100cs) 0.2 (4) ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 1.0 (5) POE (60)水素添加ヒマシ油 1.0 (6) カルボキシビニルポリマー 0.2 (7) ヒアルロン酸ナトリウム 1%水溶液 3.0 (8) クインスシードエキス 2%水溶液 5.0 (9) 水酸化カリウム 0.1 (10)1,3- ブチレングリコール 6.0 (11)精製水 78.5 (12)防腐剤 適量 (13)キレート剤 適量 < 製法及び製品の性能> (1)〜(5)を混合し加熱する。別の容器に(6)〜(13)を混合し加熱する。(6)〜(13)に(1)〜(5)を加え乳化を行い、室温まで冷却し目的の乳液を得た。得られた乳液は、皮膚に塗布した場合、べたつかず、のびが軽く、若干厚みがあるためシットリした感触の乳液であった。 【0055】 実施例17 クリーム 配合量(重量%) (1) アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.4 (2) 1,3- ブチレングリコール 4.0 (3) グリセリン 2.0 (4) 防腐剤 適量 (5) キレート剤 適量 (6) ヒアルロン酸ナトリウム1%水溶液 5.0 (7) 精製水 83.1 (8) 水酸化カリウム 0.2 (9) 実施例6記載組成物 2.0 (10)PCA イソステアリン酸PEG-40水添ヒマシ油 0.3 (11)ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 3.0 < 製法及び製品の性能> (9)〜(11)を混合し加熱する。別の容器に(1)〜(8)を混合し加熱する。(1)〜(8)に(9)〜(11)を加え乳化を行い、室温まで冷却し目的のクリームを得た。得られたクリームは、皮膚に塗布した場合、べたつかず、のびが軽く、若干厚みがあるためシットリした感触のクリームであった。 【0056】 実施例18 トリートメント 配合量(重量%) (1) 実施例1記載組成物 2.0 (2) セタノール 3.0 (3) スクワラン 1.0 (4) 2- エチルヘキサン酸グリセリル 2.0 (5) 塩化セチルトリメチルアンモニウム 5.5 (6) ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.2 (7) クエン酸 0.1 (8) 精製水 86.2 (9) 防腐剤 適量 (10)キレート剤 適量 < 製法及び製品の性能> (1)〜(5)を混合し加熱する。別の容器に(6)〜(10)を混合し加熱する。(6)〜(10)に(1)〜(5)を加え乳化を行い、室温まで冷却し目的のトリートメントを得た。得られたトリートメントは、毛髪にツヤ感を保持させ、痛んだ毛髪のパサツキを抑制しシットリと柔軟感を付与することができた。 【0057】 実施例19 ヘアスタイリングクリーム 配合量(重量%) (1) イソパラフィン 7.9 (2) ジメチルポリシロキサン(500mPa・s) 7.0 (3) ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン 共重合体(HLB=4.5 ) 1.5 (4) イソノナン酸イソトリデシル 1.0 (5) 実施例2組成物 5.0 (6) アクリル樹脂アルカノールアミン液 3.0 (7) イソステアリン酸 0.1 (8) 精製水 62.5 (9) グリセリン 3.0 (10)エタノール 6.0 (11)硫酸マグネシウム 1.0 (12)ポリエチレングリコール(分子量10000) 2.0 (13)防腐剤 適量 < 製法及び製品の性能> (1)〜(7)を加熱し均一に分散する。別の容器に(8)〜(13)を加熱溶解する。(1)〜(7)に(8)〜(13)を加え乳化後、室温まで冷却し、目的のヘアスタイリングクリームを得た。得られたヘアスタイリングクリームは、毛髪に塗布した場合、しっとりとした感触を有し、べたつかず、のびが軽い、スタイリング保持性に優れたヘアスタイリングクリームであった。 【産業上の利用可能性】 【0058】 口紅、ファンデーション、ネイルエナメル、クリーム、ヘアスプレートリートメントなどの各種化粧料に利用することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591261738 【氏名又は名称】進栄化学株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区道修町1丁目3番7号
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| 【出願日】 |
平成17年5月13日(2005.5.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100075502 【弁理士】 【氏名又は名称】倉内 義朗
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| 【公開番号】 |
特開2006−316003(P2006−316003A) |
| 【公開日】 |
平成18年11月24日(2006.11.24) |
| 【出願番号】 |
特願2005−140808(P2005−140808) |
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