| 【発明の名称】 |
皮膚外用剤 |
| 【発明者】 |
【氏名】鳥原 正浩 【住所又は居所】新潟県北蒲原郡中条町倉敷町2番28号 株式会社クラレ内
【氏名】玉井 洋進 【住所又は居所】新潟県北蒲原郡中条町倉敷町2番28号 株式会社クラレ内
【氏名】瀬戸 匡人 【住所又は居所】神奈川県横浜市神奈川区高島台27番地1 ポーラ化成工業株式会社横浜研究所内
【氏名】渡辺 奈津枝 【住所又は居所】神奈川県横浜市神奈川区高島台27番地1 ポーラ化成工業株式会社横浜研究所内
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| 【要約】 |
【課題】レゾルシノール誘導体を含有する皮膚外用剤において、刺激性の少ない皮膚外用剤を提供する。
【解決手段】レゾルシノール誘導体と下記一般式(I)で表される化合物より選択される1種又は2種以上の非イオン界面活性剤とを含有する皮膚外用剤とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 レゾルシノール誘導体と下記一般式(I)で表される化合物より選択される1種又は2種以上の非イオン界面活性剤とを含有する皮膚外用剤。 【化1】
(式中、Rは炭素数12〜22のアルキル基又はアルケニル基を示し、nは0又は1を示し、qは1〜3の整数を示し、q=1のときR1は一般式(II)で表される基又は糖残基であり、q=2又は3のときR1は糖残基を示す。) 【化2】
(式中、R2は独立に水素原子又は炭素数12〜22の脂肪族アシル基を示し、m、pはそれぞれ独立に0〜40の整数を示し、且つ、m+pの値は少なくとも5であるものとする。) 【請求項2】 前記レゾルシノール誘導体は、4−ブチルレゾルシノール及び/又はそれらの生理的に許容される塩である請求項1に記載の皮膚外用剤。 【請求項3】 前記一般式(I)で表される化合物は、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシブテンポリグリセリンアルキルエーテル及びショ糖脂肪酸エステルからなる群より選択される1種又は2種以上である請求項1又は2に記載の皮膚外用剤。 【請求項4】 ポリエチレンオキサイド骨格を有する非イオン界面活性剤を含有していないことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の皮膚外用剤。 【請求項5】 化粧料であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の皮膚外用剤。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、化粧料などに有用な皮膚外用剤に関する。 【背景技術】 【0002】 皮膚外用剤において、界面活性剤は可溶化、乳化或いは分散を目的として広く使用されている。中でも、非イオン界面活性剤、特に親水性の非イオン界面活性剤は、肌への刺激が少ないため、化粧水、乳液、クリームなどの化粧料に汎用されている。この様な親水性の非イオン界面活性剤としては、脂肪酸、高級アルコール、水素添加されていても良いひまし油或いは脂肪酸モノグリセライドにエチレンオキサイドを付加重合させた、ポリオキシエチレン基を有するものが最もポピュラーなものとして知られている。確かに、この様な非イオン界面活性剤は一般的には皮膚に対しては刺激が少なく、マイルドなものであるが、有効成分として、美白剤として知られるレゾルシノール誘導体などを含有する場合には、時として敏感肌などの人において、刺激を発現する場合があり、この様な散発する刺激発現への対応が求められている。 【0003】 特に、レゾルシノール誘導体は美白作用を有するので、これを美白の目的で使用するシチュエーションとしては、日焼け後など、炎症が残っている状態が想定される。この意味でもレゾルシノール誘導体を含有した刺激性の少ない皮膚外用剤の開発が望まれている。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 本発明は、この様な状況下為されたものであり、レゾルシノール誘導体を含有する皮膚外用剤において、刺激性の少ない皮膚外用剤を提供することを課題とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明者らは、美白剤を含有する皮膚外用剤において、刺激の少ない皮膚外用剤を求めて鋭意研究努力を重ねた結果、美白剤としてのレゾシノール誘導体と共に含有する非イオン界面活性剤として、特定の化合物を用いることにより、刺激を少なくできるという特性が発揮できることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するものである。 (1)レゾルシノール誘導体と下記一般式(I)で表される化合物より選択される1種又は2種以上の非イオン界面活性剤とを含有する皮膚外用剤。 【0006】 【化1】
【0007】 (式中、Rは炭素数12〜22のアルキル基又はアルケニル基を示し、nは0又は1を示し、qは1〜3の整数を示し、q=1のときR1は一般式(II)で表される基又は糖残基であり、q=2又は3のときR1は糖残基を示す。) 【0008】 【化2】
【0009】 (式中、R2は独立に水素原子又は炭素数12〜22の脂肪族アシル基を示し、m、pはそれぞれ独立に0〜40の整数を示し、且つ、m+pの値は少なくとも5であるものとする。) (2)前記レゾルシノール誘導体は、4−ブチルレゾルシノール及び/又はそれらの生理的に許容される塩である(1)の皮膚外用剤。 (3)前記一般式(I)で表される化合物は、ポリグリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリオキシブテンポリグリセリンアルキルエーテル及びショ糖脂肪酸エステルからなる群より選択される1種又は2種以上である(1)又は(2)の皮膚外用剤。 (4)ポリエチレンオキサイド骨格を有する非イオン界面活性剤を含有していないことを特徴とする(1)〜(3)の何れかの皮膚外用剤。 (5)化粧料であることを特徴とする(1)〜(4)の何れかの皮膚外用剤。 【発明の効果】 【0010】 本発明によれば、レゾルシノール誘導体を含有する皮膚外用剤において、刺激性の少ない皮膚外用剤を提供することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0011】 以下、本発明について詳細に説明する。 【0012】 <1>本発明の皮膚外用剤に用いられるレゾルシノール誘導体 本発明の皮膚外用剤は、レゾルシノール誘導体を必須成分として含有する。本発明の皮膚外用剤に用いられるレゾルシノール誘導体としては、例えば、4−メチルレゾルシノール、4−エチルレゾルシノール、4−プロピルレゾルシノール、4−(1−メチルエチル)レゾルシノール、4−ブチルレゾルシノール、4−(2−メチルプロピル)レゾルシノール、4−(1−メチルエチルレゾルシノール)、4−ターシャリーブチルレゾルシノールなどのアルキルレゾルシノール及び生理的に許容されるそれらの塩が好ましく例示できる。 【0013】 これらの中で特に好ましいものは、4−ブチルレゾルシノール及び/又は生理的に許容されるその塩である。これは、4−ブチルレゾルシノール及び生理的に許容されるその塩がレゾルシノール誘導体の中でも優れた美白作用及び抗菌作用などの優れた生理活性を有するからである。 【0014】 生理的に許容される塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩;アンモニウム塩;トリエチルアミン塩、トリエタノールアミン塩等の有機アミン塩;リジン塩、アルギニン塩等の塩基性アミノ酸塩;等が好ましく例示できる。これらは唯一種を含有することもできるし、二種以上を組み合わせて含有することもできる。 【0015】 上記に例示したレゾルシノール誘導体は何れも既知物質であり、その製造方法は既に知られている。本発明に好適に用いられるアルキルレゾルシノールの製法は、例えば、特開 平2−49715号公報等に記載されているので、これらを参照することも可能である。具体的にアルキルレゾルシノールは以下のように製造することができる。例えば、飽和のカルボン酸とレゾルシノールを塩化亜鉛の存在下で縮合させた後、該縮合物を亜鉛アマルガム/塩酸で還元する方法(Lille.J.Bitter, LA. Peiner.V, Tr. Nauch - Iasled. Inst.slantsev 1969,No 18, 127参照)、または、レゾルシノールと対応するアルキルアルコールとをアルミナ触媒を使用して200〜400℃の高温下で反応させる方法(英国特許第1,581,428号明細書参照)等によって容易に得ることができる。 【0016】 上記に例示したレゾルシノール誘導体には市販されているものもあるので、市販品を利用することもできる。例えば、4−ブチルレゾルシノールとしては、「ルシノール」(株式会社クラレ製)が特に好ましい市販品として例示することができる。これらのレゾルシノール誘導体の好ましい含有量は、皮膚外用剤全量に対して、総量で0.01〜6重量%であり、更に好ましくは、0.05〜4重量%である。レゾルシノール誘導体の含有量が少なすぎると効果を発揮しない場合があり、多すぎても効果が頭打ちになり、却って処方の自由度を阻害してしまう場合がある。 【0017】 <2>本発明の皮膚外用剤に用いる上記一般式(I)で表される化合物 本発明の皮膚外用剤は、上記一般式(I)で表される化合物を非イオン界面活性剤として含有することを特徴とする。上記一般式(I)中、Rは炭素数12〜22のアルキル基又はアルケニル基を示し、nは0又は1を示し、qは1〜3の整数を示し、q=1のときR1は一般式(II)で表される基又は糖残基であり、q=2又は3のときR1は糖残基を示す。炭素数12〜22のアルキル基又はアルケニル基としては、ラウリル基、ミリスチル基、パルミチル基、ステアリル基、オレイル基、リノリル基等が好ましい。上記一般式(II)中、R2は独立に水素原子又は炭素数12〜22の脂肪族アシル基を示し、m、pはそれぞれ独立に、0〜40の整数を表し、且つm+pの値は少なくとも5である。mは好ましくは5〜20の整数であり、pは5〜20の整数である。糖残基としては、ショ糖、マルトース等が挙げられる。 【0018】 上記一般式(I)に表される化合物として具体的には、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシブテンポリグリセリンアルキルエーテル或いはショ糖脂肪酸エステル等が好ましく例示できる。 【0019】 ポリグリセリン脂肪酸エステルのポリグリセリンの部分としては、グリセリンの5〜20量体が好ましく例示でき、脂肪酸部分としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸或いはベヘン酸等が好ましく例示できる。即ち、一般式(I)において、n=1であり、q=1であり、R1で示される基は、m=5〜20、p=0の一般式(II)であり、Rで示されるアルキル基又はアルケニル基は、ラウリル基、ミリスチル基、パルミチル基、ステアリル基、オレイル基、リノリル基等が好ましい。エステル化度は1分子あたり平均1〜3で、且つフリーの水酸基を少なくとも3個有する形態が好ましい。即ち、一般式(I)で示されるポリグリセリン脂肪酸エステルにおいて、R1は一般式(II)で示される基(式中、m=5〜20、p=0のポリグリセリン部分)であり、ポリグリセリン部分のR2の1〜3個が炭素数12〜22の脂肪族アシル基を示し、少なくとも3個が水素である。なお、R2の炭素数12〜22の脂肪族アシル基としては、ライロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、オレオイル基、リノロイル基等が好ましい。 【0020】 この様なポリグリセリン脂肪酸エステルの多くが市販されており、特に好ましいものとしては、デカグリセリンモノラウレート、デカグリセリンモノオレート、デカグリセリンモノステアレート等が市販品では好ましく例示できる。 【0021】 ポリオキシブテンポリグリセリンアルキルエーテルとしては、オキシブチレン基の付加モル数(平均重合度)が平均で10〜20が好ましく、ポリグリセリンの平均付加モル数(平均重合度)が10〜20のものが好ましい。即ち、一般式(I)において、n=0であり、q=1であり、R1で示される基は、m=10〜20、p=10〜20の一般式(II)であり、Rで示されるアルキル基又はアルケニル基としては、ステアリル基、オレイル基が好ましい。 【0022】 上記ポリオキシブテンポリグリセリンアルキルエーテルは、市販されているものもあり、それを利用することもできる。市販品で特に好ましいものは、ポリオキシブテン(13)ポリグリセリル(14)ステアリルエーテル(ハイグリオールS−26;日本サーファクタント株式会社製)等が挙げられる。 【0023】 ショ糖脂肪酸エステルとしては、n=1且つq=1のショ糖モノ脂肪酸エステル、q=2のショ糖ジ脂肪酸エステル、q=3のショ糖トリ脂肪酸エステルが好ましく挙げられるが、中でもショ糖モノ脂肪酸エステルがより好ましく、脂肪酸部分としては、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸が好ましく例示できる。即ち、一般式(I)のR1で示される基は、糖残基としてのショ糖であり、Rで示されるアルキル基又はアルケニル基は、ラウリル基、ミリスチル基、パルミチル基、ステアリル基、オレイル基等が好ましい。具体的に好ましいショ糖モノ脂肪酸エステルとしては、ショ糖モノラウレートが特に好ましい。 【0024】 本発明の皮膚外用剤は、上記一般式(I)に表される化合物を、唯一種のみ含有させることもできるし、二種以上を組み合わせて含有させることもできる。これらの化合物の好ましい含有量は、総量で皮膚外用剤全量に対して、含有量0.01〜5重量%であり、更に好ましくは0.05〜3重量%である。少なすぎると、界面活性剤としての基本的機能である可溶化、乳化、分散作用を発現しない場合があり、多すぎると系を損なう場合がある。 【0025】 <3>本発明の皮膚外用剤 本発明の皮膚外用剤は、上記レゾルシノール誘導体及び上記一般式(I)で表される化合物より選択される1種又は2種以上の非イオン界面活性剤を含有することを特徴とする。本発明でいう、「皮膚外用剤」とは、皮膚に外用で投与する組成物の総称であり、化粧料、皮膚外用医薬組成物、皮膚外用消毒剤などが好ましく例示できる。これらの内、特に好ましいものは化粧料であり、中でも美白を目的とする化粧料が特に好ましい。これは、本発明の必須成分であるレゾルシノール誘導体の効果を遺憾なく発揮するためである。 【0026】 本発明の皮膚外用剤は、レゾルシノール誘導体と一般式(I)に表される化合物との組み合わせによって、著しく刺激感が抑制されているため、今まで、刺激感のために美白化粧料を使用できなかった肌の弱い人、敏感肌の人も使用することができる。日焼け後の炎症の残る肌に、光によるメラニン産生を抑制する目的で投与することも、この特性より可能となる。また、レゾルシノール誘導体の多くは抗菌作用を有しているため、刺激を発現することがあるパラベン類などの防腐剤を皮膚外用剤に含有させなくとも、優れた対微生物特性を有する。この意味でも敏感肌の人に取って有用な皮膚外用剤であるといえる。 【0027】 本発明の皮膚外用剤は、上記レゾルシノール誘導体及び上記一般式(I)で表される化合物以外に、通常、皮膚外用剤で使用される任意成分を含有することができる。この様な任意成分としては、例えば、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等のような炭化水素類;ホホバ油、セチルイソオクタネート等のエステル類;オリーブ油等のトリグリセライド類;オクタデシルアルコール、オレイルアルコール等の高級アルコール類;グリセリン、1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、イソプレングリコール、ジプ ロピレングリコール等の多価アルコール類;非イオン界面活性剤;アニオン界面活性剤;カチオン界面活性剤;両性界面活性剤;エタノール;カーボポール等の増粘剤;防腐剤;紫外線吸収剤;抗酸化剤類等が例示できる。 【0028】 本発明の皮膚外用剤の特に好ましい形態は、ポリエチレンオキサイド骨格を有する非イオン界面活性剤、即ち、ポリエチレングリコールやポリオキシエチレンが付加した非界面活性剤を含有しない形態である。これは後記の実施例に示すように、これらの成分とレゾルシノール誘導体の組み合わせで、損傷肌などにおいて、刺激感が出やすくなるからである。 【0029】 ポリエチレンオキサイド骨格を有する非イオン界面活性剤を含まず、上記一般式(I)で表される化合物を非イオン界面活性剤として含む本発明の皮膚外用剤は、上述のように優れた刺激発現抑制作用があるので、従来のように刺激発現抑制する目的で、美白剤としてプラセンターを用いたり、保湿剤としてコラーゲン類を用いるなどの哺乳類偶蹄目の動物を起源とする原料を用いずとも剤形化できる。本発明の皮膚外用剤は、レゾルシノール誘導体と上記一般式(I)で表される化合物の必須成分と任意成分とを常法に従って処理することにより製造することができる。 【実施例】 【0030】 以下、本発明を具体的に説明するが、本発明はかかる実施例にのみに限定されないことは言うまでもない。 【0031】 <実施例1> 以下に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である化粧水を作成した。即ち、処方成分を80℃で加熱可溶化して、攪拌冷却して化粧料1を得た。 【0032】 ・水 90.35重量部 ・1,3−ブタンジオール 5 重量部 ・1,2−ペンタンジオール 0.5 重量部 ・デカグリセリンモノオレート 1 重量部 ・リン酸水素ナトリウム 0.15重量部 ・4−ブチルレゾルシノールナトリウム塩 3 重量部 【0033】 <対照例1> 実施例1の化粧料1のデカグリセリンモノオレートの代わりに水を用いて、実施例1と同様に化粧料2を作成した。 【0034】 <比較例1> 実施例1の化粧料1のデカグリセリンモノオレートの代わりにポリオキシエチレン(50)硬化ヒマシ油を用いて、実施例1と同様に化粧料3を作成した。 【0035】 <対照例2> 実施例1の化粧料1の4−ブチルレゾルシノールナトリウム塩の代わりに水を用いて、実施例1と同様に化粧料4を作成した。 【0036】 (化粧料の評価) 上記で得られた化粧料1〜4について、刺激感を評価した。敏感肌であると自認しているパネラー40人に対して使用テストを行った。パネラーは偏りがないように1群10名、4群に分け、化粧料1使用群、化粧料2使用群、化粧料3使用群、化粧料4使用群とした。各パネラーは被験サンプルを朝晩2回、2週連日塗布し、最終日の24時間後に使用 感を評価してもらった。このテスト期間中に、化粧料使用に際して少しでも刺激感を感じた場合には、直ちにテストを中止してもらい脱落例とした。使用感の評価は、非常によい(スコア5)、良い(スコア4)、やや良い(スコア3)、やや悪い(スコア2)、悪い(スコア1)の5段階の基準にあわせて行った。結果を出現例数として、表1に示す。これより、本発明の皮膚外用剤である化粧料は、刺激感抑制作用に優れることが判る。 【0037】 【表1】
【0038】 <実施例2〜6> 化粧料1の4−ブチルレゾルシノールナトリウム塩を表2に示す他のレゾルシノール誘導体に代えて、本発明の皮膚外用剤である化粧料5〜9を作成した。このものの刺激感の発現性を、美白剤に刺激感を感じやすいパネラーに対して評価した。評価基準は、化粧料1と比べて同程度又はそれ以上の刺激感の低さを○、化粧料1より、やや刺激感を感じやすい場合は△、化粧料1より明らかに刺激感を感じやすい場合には×とした。結果を表2に示す。これより、レゾルシノール誘導体の種類に係わらず、本発明の化粧料は優れた刺激感の抑制作用を示すことが判る。 【0039】 【表2】
【0040】 <実施例7〜10> 化粧料1の非イオン界面活性剤として用いたデカグリセリンモノオレートを表3に示す化合物に代えて、本発明の皮膚外用剤である化粧料10〜13を作成し、実施例2〜6と同様に評価した。結果を表3に示す。これより、本発明の皮膚外用剤は、非イオン界面活性剤として一般式(I)で表される化合物を用いれば、好適であることが判る。 【0041】 【表3】
【0042】 <実施例11> 以下に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である化粧料を作成した。即ち、処方成分を80℃で加熱可溶化して、攪拌冷却して化粧料14を得た。このものは実施例1より更に刺激発現性が少なかった。 【0043】 ・水 90.35重量部 ・1,3−ブタンジオール 5 重量部 ・1,2−ペンタンジオール 0.5 重量部 ・デカグリセリンモノオレート 0.5 重量部 ・ショ糖モノラウレート 0.5 重量部 ・リン酸水素ナトリウム 0.15重量部 ・4−ブチルレゾルシノールナトリウム塩 3 重量部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001085 【氏名又は名称】株式会社クラレ 【住所又は居所】岡山県倉敷市酒津1621番地 【識別番号】000113470 【氏名又は名称】ポーラ化成工業株式会社 【住所又は居所】静岡県静岡市駿河区弥生町6番48号
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| 【出願日】 |
平成18年8月25日(2006.8.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100100549 【弁理士】 【氏名又は名称】川口 嘉之
【識別番号】100090516 【弁理士】 【氏名又は名称】松倉 秀実
【識別番号】100089244 【弁理士】 【氏名又は名称】遠山 勉
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| 【公開番号】 |
特開2006−312653(P2006−312653A) |
| 【公開日】 |
平成18年11月16日(2006.11.16) |
| 【出願番号】 |
特願2006−229077(P2006−229077) |
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