| 【発明の名称】 |
ネイルマニキュア |
| 【発明者】 |
【氏名】川本 浩司
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| 【要約】 |
【課題】光硬化性によりわずか2〜3分で指先を使うことができると共に、自爪の表面を傷めることなく剥がすことができるネイルマニキュアを提供する。
【解決手段】マニキュア用有機溶媒系が、ベースコート剤とカラーポリッシュ剤の組み合わせからなり、ベースコート剤とカラーポリッシュ剤に、光硬化性物質であるα−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンを含む光硬化性樹脂と、塗膜剥離剤であるポリエステルウレタンアクリルレートを混合する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 マニキュア用有機溶媒系中に光硬化性樹脂と塗膜剥離剤を混合したネイルマニキュア。 【請求項2】 マニキュア用有機溶媒系が、ベースコート剤とカラーポリッシュ剤の組み合わせからなり、ベースコート剤とカラーポリッシュ剤に光硬化性樹脂を混合し、少なくともベースコート剤に塗膜剥離剤を混合したネイルマニキュア。 【請求項3】 上記光硬化性樹脂が光硬化性物質であるα−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンを含む請求項1又は2に記載のネイルマニキュア。 【請求項4】 上記塗膜剥離剤が、ポリエステルウレタンアクリルレートである請求項1又は2に記載のネイルマニキュア。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、手や足の爪に塗布するネイルポリッシュ、光硬化性で自爪の表面を傷めることなく剥がすことができるネイルマニキュアに関する。 【背景技術】 【0002】 一般に爪に塗布するネイルマニキュアには、ラッカー系あるいは水溶性のものが支流になっている。 【0003】 例えば、ラッカー系のネイルマニキュアの具体的な組成(重量%)は、以下のようになっている。 ニトロセルロース 15.0% アルキッド樹脂 8.0% フタル酸ジプチル 4.0% 酢酸ブチル 30.0% 酢酸エチル 12.0% エタノール 6.0% ブタノール 3.0% トルエン 22.0% 顔料 適量 紫外線吸収剤 適量 【0004】 また、上記構成中、主成分のニトロセルロースに代えてアクリル系樹脂を使用することにより、使用後に除光液を使用せずに容易に剥離できるようにしたもの(例えば、特許文献1参照)や、主成分を水性材料とし、有機溶剤の吸引による健康障害を防止したものもある(例えば、特許文献2参照)。 【0005】 ところで、従来のネイルマニキュアは、ラッカー系あるいは水溶性のいずれにおいても、爪に塗布すると、揮発成分が除去されることにより、中に含まれる色素を含んだ樹脂皮膜成分が爪の表面に残ってマニキュアが完成される。 【特許文献1】特開平7−252115号公報 【特許文献2】特開平5−155737号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 しかし、従来のネイルマニキュアは、揮発成分がなくなるのに30分から40分ほどの時間を要し、ネイルマニキュアの塗布後、乾燥硬化するまでの時間、指先を自由に使うことができないという問題がある。 【0007】 そこで、この発明の課題は、光硬化性によりわずか2〜3分で指先を使うことができると共に、自爪の表面を傷めることなく剥がすことができるネイルマニキュアを提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0008】 上記のような課題を解決するため、この発明は、マニキュア用有機溶媒系中に光硬化性樹脂と塗膜剥離剤を混合した構成を採用したものである。 【0009】 別の発明は、マニキュア用有機溶媒系が、ベースコート剤とカラーポリッシュ剤の組み合わせからなり、ベースコート剤とカラーポリッシュ剤に光硬化性樹脂を混合し、少なくともベースコート剤に塗膜剥離剤を混合した構成を採用したものである。 【0010】 上記光硬化性樹脂が光硬化性物質であるα−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンを含むものであり、塗膜剥離剤が、ポリエステルウレタンアクリルレートである構成とすることができる。 【0011】 ここで、ベースコート剤の組成は、ポリエステルウレタンアクリルレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、ボリエーテル変性シリコーンオイル、α−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、エタノールからなる。 【0012】 また、カラーポリッシュ剤の組成は、ポリエステルウレタンアクリルレート、エポキシメタアクリレート、エポキシアクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、ボリエーテル変性シリコーンオイル、α−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、エタノール、色素からなる。 【0013】 爪に上記ベースコート剤とその上にカラーポリッシュ剤を塗布して、紫外線や可視光線の光を照射すれば、α−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンを強制的に反応させ、2〜3分程度の光照射時間で塗膜を硬化させることができる。 【0014】 また、塗膜剥離剤としてポリエステルウレタンアクリルレートを混合すると、塗膜をめくるようにしてはがすことができる。 【発明の効果】 【0015】 この発明によると、マニキュア用有機溶媒系中に光硬化性樹脂を混合したので、ネイルマニキュアの塗布後に光を照射すれば短時間で乾燥硬化し、指先をすぐに使うことができると共に、足の爪の場合、塗布硬化後に直ちに靴を履くことができ、非常に便利である。 【0016】 また、マニキュア用有機溶媒系中に塗膜剥離剤を混合したので、塗布硬化後の塗膜をめくるようにして除去することができ、自爪の表面をほとんど傷めることなく、色の交換が可能になる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0017】 以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。 【0018】 この発明のネイルマニキュアは、マニキュア用有機溶媒系が、ベースコート剤とカラーポリッシュ剤の組み合わせからなり、ベースコート剤とカラーポリッシュ剤に光硬化性樹脂とベースコート剤に塗膜剥離剤を混合して形成されている。 【0019】 上記光硬化性樹脂に、α−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンを、塗膜剥離剤に、ポリエステルウレタンアクリルレートを例示することができる。 【0020】 上記ベースコート剤は下記のような組成(重量%)になっている。 ポリエステルウレタンアクリルレート 80.0% トリエチレングリコールジメタクリレート 10.0% ポリエーテル変性シリコーンオイル 適量 α−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン 適量 エタノール 10.0% 【0021】 また、カラーポリッシュ剤の組成は下記の組成(重量%)になっている。 ポリエステルウレタンアクリルレート 65.0% エポキシメタアクリレート 8.0% エポキシアクリレート 4.0% トリエチレングリコールジメタクリレート 13.0% ポリエーテル変性シリコーンオイル、 適量 α−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン 適量 エタノール 10.0% 色素 適量 【0022】 この発明のネイルマニキュアは、爪に対してベースコート剤を塗布した後、その上にカラーポリッシュ剤を塗布し、これに光を照射して乾燥硬化させる。 【0023】 上記乾燥硬化に必要な光は、紫外線、可視光線のいずれかで、必要な波長の出る光源を使用し、マニキュア用有機溶媒系に含まれている光硬化性樹脂中の光硬化性物質であるα−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンを強制的に反応させ、この光硬化性樹脂を硬化させればよい。 【0024】 それにより、色素を含有した樹脂を完全硬化させることができ、わずか2〜3分の光照射で、未硬化を気にせず指先を使うことができる。 【0025】 また、一般の光硬化性樹脂はその安定性から、除光液等では溶かすことができず、マニキュアの色の交換が容易にできなかった。 【0026】 しかし、この発明のネイルマニキュアは、マニキュア用有機溶媒系の主成分に剥離効果のあるポリエステルウレタンアクリルレート使用したので、塗膜をめくるようにして除去することができるようになり、自爪の表面をほとんど傷めることなく、色の交換が可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500011263 【氏名又は名称】株式会社ナチュラルフィールドサプライ
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| 【出願日】 |
平成17年5月6日(2005.5.6) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077470 【弁理士】 【氏名又は名称】玉利 冨二郎
【識別番号】100067116 【弁理士】 【氏名又は名称】立川 登紀雄
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| 【公開番号】 |
特開2006−312596(P2006−312596A) |
| 【公開日】 |
平成18年11月16日(2006.11.16) |
| 【出願番号】 |
特願2005−135233(P2005−135233) |
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