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【発明の名称】 メイラード反応阻害剤
【発明者】 【氏名】末次 一博
【住所又は居所】大阪府大阪市福島区海老江1丁目11番17号 株式会社ナリス化粧品内

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
西洋バラ(Rosa centifolia(Rosaceae))花、子房、ハイブリッドローズ(Rosa
Hybrida(Rosaceae))花、子房、ガク、葉、茎、エイジツ(Rosamultiflora Thunberg(Rosaceae))、ブドウ(Vitisvinifera Linne’ (Vitaceae))葉、カキ(Diospyroskaki Thunberg(Ebenaceae))葉、リンゴ(Malus pumila(Rosaceae))葉、マリーゴールド(Calendula officinalis L. (Compositae))花、モクレン(Magnolia lililora(Manoliaceae)))葉の抽出物の抽出物を有効成分として含有することを特徴とするメイラード反応阻害剤。
【請求項2】
請求項1に記載のメイラード反応阻害剤を1種又は2種以上含有することを特徴とする皮膚外用剤。
【請求項3】
バラ科バラ属植物の子房部の抽出物を有効成分として含有することを特徴とするメイラード反応阻害剤。
【請求項4】
請求項3に記載のメイラード反応阻害剤を含有することを特徴とする皮膚外用剤。


【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、タンパク質またはアミノ酸と還元糖との縮合反応であるメイラード反応を抑制するメイラード反応阻害剤及びそれを含有する皮膚外用剤に関し、更に詳しくは、メイラード反応すなわちブドウ糖とコラーゲンとが非酵素的に縮合して生じるアマドリ転移生成物の生成を阻害し、肌の硬化、しわ形成、はり・つやの喪失の原因となるコラーゲンの架橋形成(老化架橋ともいわれる)及び肌のくすみの原因となる着色を抑制する皮膚老化防止効果や美肌効果を有するメイラード反応阻害剤及びそれを含有する皮膚外用剤に関する。
【従来の技術】
【0002】
メイラード反応は、アミノ酸、タンパク質等のN末端のアミノ基と還元糖が非酵素的に結合し、シッフ塩基を形成し、その後アマドリ転移により安定なアマドリ化合物を形成する。この蛋白質の非酵素的糖化に関する研究は、特に食品科学の分野では古くから行われおり、メイラード反応としてよく知られる現象である。アマドリ化合物は、温度、水分活性、pH、保存方法などの環境条件によりさらに化学的に分解を受け、その分解物が重合してAGE(advanced glycosylation end products)を形成する。AGEは、蛍光を有し、褐色調を呈するため、この反応は褐色反応とよばれる。
【0003】
生体内の蛋白質においても糖の存在で、生理的にこれらとまったく同様な反応が生じていることが明らかにされるようになった。特に高血糖の持続している糖尿病患者においてはメイラード反応が亢進しており、臨床的にはヘモグロビン糖化度を測定して糖尿病コントロールの指標として広く用いられている。近年では本反応の結果生じる構造や機能の変化が糖尿病のみならず種々の病変、老化に深い関わりがあることが判明している。
【0004】
メイラード反応の機構は、現在次のように理解されている。すなわち、まずタンパク質の遊離アミノ基をグルコース等の還元糖のアルデヒド基が求核反応によって攻撃し、シッフ塩基を形成する。このシッフ塩基は不安定であり、分子内電子転移反応を起こしてアマドリ転移生成物を形成し安定化する。次いで、アマドリ生成物は種々のデオキシオソンを生成し、更にタンパク質のアミノ基と反応を起こして重合体形成をひき起こす。最後に、この重合体形成によりタンパク質の溶解度が低下し、プロテアーゼの作用を受けにくくなり、多くは蛍光を発する褐変物質となるのである。
【0005】
以上のことからメイラード反応は、特に代謝回転の緩やかなタンパク質において顕著であることが知られ、化粧品科学においては特にコラーゲンのメイラード反応が皮膚の硬化、しわ、黄くすみ等すなわち皮膚老化の要因の1つであることが確認されてきている。
【0006】
現在すでに、このメイラード反応を阻害する物質がいくつか知られている。メイラード反応阻害活性を有する成分としては、アミノグアニジン、アミノプロピオニトリル、ペニシラミンなどが良く知られている。その他、尿素やグアニジン(特開昭62−249908号)、メチルトリシラノール等のケイ素化合物(特開昭62−249909号)、ベンゾフェノン類(特開平4−368320号)、黄ごんフラボノイド(特開平3−240725号)について、これらがメイラード反応阻害活性を有することが報告されている。しかし、幼年期の動物が、アミノグアニジンやアミノプロピオニトリルは効果的には強いが、幼年期の動物がアミノプロピオニトリルを含むマメ科植物の花を食することによって、成長時に必要なコラーゲンなどの架橋を抑制し、奇形になる原因と考えられている。また、その他の化合物は、作用が弱く、実用化のために十分満足のゆくものではなかった。
【特許文献1】特開昭62−249908号公報
【特許文献2】特開昭62−249909号公報
【特許文献3】特開平3−240725号公報
【特許文献4】特開平4−368320号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の課題は、上記の欠点を解消し、生体内に影響を与えず、実用に耐え得るメイラード反応阻害剤の提供である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、皮膚のコラーゲンに着目し、西洋バラ(Rosa centifolia(Rosaceae))、ハイブリッドローズ(Rosa Hybrida(Rosaceae))の抽出物やその他植物抽出物を用いてペントシジンの生成抑制効果を調べた結果、西洋バラ(Rosa
centifolia(Rosaceae))花、子房、ハイブリッドローズ(Rosa Hybrida(Rosaceae))花、子房、ガク、葉、茎、エイジツ(Rosamultiflora Thunberg(Rosaceae))、ブドウ(Vitisvinifera Linne’ (Vitaceae))葉、カキ(Diospyroskaki Thunberg(Ebenaceae))葉、リンゴ(Malus pumila(Rosaceae))葉、マリーゴールド(Calendula officinalis L. (Compositae))花、モクレン(Magnolia lililora(Manoliaceae)))葉の抽出物がペントシジンの生成すなわちメイラード反応を阻害し、肌の硬化、しわ形成、はり・つやの喪失の原因となるコラーゲンの架橋形成や、肌の黄くすみの原因となる着色を抑制し、皮膚老化防止効果や美肌効果において優れた性質を示すことを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
即ち、本発明は西洋バラ(Rosa
centifolia(Rosaceae))花、子房、ハイブリッドローズ(Rosa Hybrida(Rosaceae))花、子房、ガク、葉、茎、エイジツ(Rosamultiflora Thunberg(Rosaceae))、ブドウ(Vitisvinifera Linne’ (Vitaceae))葉、カキ(Diospyroskaki Thunberg(Ebenaceae))葉、リンゴ(Malus pumila(Rosaceae))葉、マリーゴールド(Calendula officinalis L. (Compositae))花、モクレン(Magnolia lililora(Manoliaceae)))葉の抽出物を有効成分として含有することを特徴とするメイラード反応阻害剤及びそれを含有することを特徴とする皮膚外用剤である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、西洋バラ(Rosa centifolia(Rosaceae))花、子房、ハイブリッドローズ(Rosa Hybrida(Rosaceae))花、子房、ガク、葉、茎、エイジツ(Rosamultiflora Thunberg(Rosaceae))、ブドウ(Vitisvinifera Linne’ (Vitaceae))葉、カキ(Diospyroskaki Thunberg(Ebenaceae))葉、リンゴ(Malus pumila(Rosaceae))葉、マリーゴールド(Calendula officinalis L. (Compositae))花、モクレン(Magnolia lililora(Manoliaceae)))葉の抽出物を含有した安全であり、生体内で生成するメイラード反応を抑えることによる肌の硬化、しわ形成、はり・つやの喪失の原因となるコラーゲンの架橋形成や、肌のくすみの原因となる着色を抑制して、優れた皮膚老化防止効果、美肌効果を示す皮膚外用剤を提供することが可能となった。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明について詳述する。本発明で用いられる西洋バラ(Rosa centifolia(Rosaceae))又はハイブリッドローズ(Rosa Hybrida(Rosaceae))は、バラ科バラ属に属し、Rosa
centifoliaは、17世紀初頭にオランダの品種改良家が開発し、「百枚の花びら」という意味を持ち、キャベツ・ローズとも呼ばれる。化用品原料としては、ダマスクローズと共に、バラ精油、ローズ水やバラエキスの材料として花弁が使用される。Rosa Hybridaは、四季咲き・大輪化などを目的に交雑種が開発され、観賞用のバラはほとんどこの種である。Rosa Hybridaの花弁は香りがRosa
centifolia等に比べて弱いため、バラ精油には利用できないが、ローズ水やバラエキスが生産され、近年、化粧品への利用がされるようになった。
【0012】
バラの化粧品への利用は、花弁が中心であり、葉、茎、鍔、子房は、廃棄されるか家畜の餌に利用されるしかなかった。ここで言う子房は花の構造の中で、めしべの一部分であり、種子を作る植物で裸子植物にはなく、被子植物に特有な部分である。子房は、受粉後、種子となる胚珠を包み、子房の部分が果実となる。
【0013】
即ち、西洋バラ(Rosa
centifolia(Rosaceae))花、子房、ハイブリッドローズ(Rosa Hybrida(Rosaceae))花、子房、ガク、葉、茎、エイジツ(Rosamultiflora Thunberg(Rosaceae))、ブドウ(Vitisvinifera Linne’ (Vitaceae))葉、カキ(Diospyroskaki Thunberg(Ebenaceae))葉、リンゴ(Malus pumila(Rosaceae))葉、マリーゴールド(Calendula officinalis L. (Compositae))花、モクレン(Magnolia lililora(Manoliaceae)))葉の抽出物は、抽出溶媒としては、水やエタノールなどの各種極性有機溶媒及びそれらの混液を用いることができる。抽出物の精製は、様々な方法が用いられるが、活性炭、スチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着剤(HP−20:三菱化成社製)やオクタデシルシラン処理シリカ(Chromatorex ODS:富士シリシア化学製)により吸着させ、適当な溶媒で溶出する方法が簡便でかつ実用的である。
【0014】
本発明のメイラード反応阻害剤は、常法に従い、必須成分である西洋バラ(Rosa centifolia(Rosaceae))花、子房、ハイブリッドローズ(Rosa Hybrida(Rosaceae))花、子房、ガク、葉、茎、エイジツ(Rosamultiflora Thunberg(Rosaceae))、ブドウ(Vitisvinifera Linne’ (Vitaceae))葉、カキ(Diospyroskaki Thunberg(Ebenaceae))葉、リンゴ(Malus pumila(Rosaceae))葉、マリーゴールド(Calendula officinalis L. (Compositae))花、モクレン(Magnolia lililora(Manoliaceae)))葉の抽出物を通常の製剤用基剤に配合して調製することができる。
【0015】
本発明のメイラード反応阻害剤は皮膚外用剤、すなわち、軟膏剤、クリーム剤、外用液剤等の皮膚外用剤や、乳液、クリーム、化粧水、パック、ファンデーション、洗浄料、美容液等の化粧料に添加する剤形、あるいはそれらの剤形そのものとすることができる。
【0016】
本発明のメイラード反応阻害剤及びそれを含有する皮膚外用剤における西洋バラ(Rosa centifolia(Rosaceae))花、子房、ハイブリッドローズ(Rosa Hybrida(Rosaceae))花、子房、ガク、葉、茎、エイジツ(Rosamultiflora Thunberg(Rosaceae))、ブドウ(Vitisvinifera Linne’ (Vitaceae))葉、カキ(Diospyroskaki Thunberg(Ebenaceae))葉、リンゴ(Malus pumila(Rosaceae))葉、マリーゴールド(Calendula officinalis L. (Compositae))花、モクレン(Magnolia lililora(Manoliaceae)))葉の抽出物の含有量は、乾燥固形分として好ましくは0.0001〜10重量%(以下、特に記載のあるもの以外は重量%を単に%で示す)、より好ましくは0.01〜5%である。抽出液を使用する場合は、溶質である乾燥固形分の含有量が上記範囲内であれば、その抽出液濃度等は何ら限定されるものではない。
【0017】
本発明において、前記西洋バラ(Rosa
centifolia(Rosaceae))花、子房、ハイブリッドローズ(Rosa Hybrida(Rosaceae))花、子房、ガク、葉、茎、エイジツ(Rosamultiflora Thunberg(Rosaceae))、ブドウ(Vitisvinifera Linne’ (Vitaceae))葉、カキ(Diospyroskaki Thunberg(Ebenaceae))葉、リンゴ(Malus pumila(Rosaceae))葉、マリーゴールド(Calendula officinalis L. (Compositae))花、モクレン(Magnolia lililora(Manoliaceae)))葉の抽出物を配合する製剤用基剤は、前記の使用の態様に応じて選択することができ、例えば、精製水、低級アルコール、多価アルコール、高級アルコール、油脂、ロウ、シリコン類、粉体、界面活性剤、水溶性高分子、植物エキス、紫外線吸収剤、増粘剤、色素、防腐剤、香料、酸化防止剤等を用いることができる。
【実施例】
【0018】
以下に参考例、試験例及び実施例を挙げ、本発明について更に説明する。なお、これらは本発明を何ら限定するものではない。
【0019】
〔製造例1〕
西洋バラ(Rosa centifolia(Rosaceae))、ハイブリッドローズ(Rosa
Hybrida(Rosaceae))の花弁、子房部、葉、鍔、茎やその他植物を乾燥させる。この乾燥物10重量部に水または50%(v/v)エタノール水溶液150重量部を加え、水の場合は60℃で3時間、50%エタノールの場合は室温で時々攪拌しながら3日間抽出し、濾過して、溶媒を留去し、抽出物を得た。これらを試料として試験例1の方法により、メイラード反応阻害能を測定した。水抽出物の結果を表1に50%エタノール抽出物の結果を表2に示した。
【0020】
〔試験方法及び評価方法〕
a.試料本発明の製造例1で得られた抽出液を用い、試験に供した。尚、ブランクとして50%エタノール溶液、陽性対照として20mMのアミノグアニジンを同様の条件で調製し、試験に用いた。
b.ペントシジン(pentosidine)の生成抑制作用の測定試料溶液10μLに50mM Ribose、50mM Lysine、50mM Arginine、100mM Na2HPO4(pH7.4)、H2Oを各100μL加え、60℃、24時間ヒートブロック上でインキュベートし、反応終了後、反応溶液100μLにHO 400μLを加え、高速液体クロマトグラフィーにてPentosidine生成量を測定した。
<高速液体クロマトグラフィー測定条件>
溶媒は、アセトニトリル:TFA:HO=3:0.1:96.9を使用。流速は1mL/min、カラム温度は室温、励起波長を335nmとし測定波長を380nmとする。インジェクション量は10μLで行う。尚、ペントシジン(pentosidine)標品は、Monnieの方法に基づいて調整し、各種機器スペクトルデータにより確認した。それを用いて高速液体クロマトグラム上のピークがペントシジン(pentosidine)であることを確認した。
【0021】
【表1】


【0022】
【表2】


【0023】
表1及び表2の結果から明らかなように、西洋バラ(Rosa centifolia(Rosaceae))花、子房、ハイブリッドローズ(Rosa Hybrida(Rosaceae))花、子房、ガク、葉、茎、エイジツ(Rosamultiflora Thunberg(Rosaceae))、ブドウ(Vitisvinifera Linne’ (Vitaceae))葉、カキ(Diospyroskaki Thunberg(Ebenaceae))葉、リンゴ(Malus pumila(Rosaceae))葉、マリーゴールド(Calendula officinalis L. (Compositae))花、モクレン(Magnolia lililora(Manoliaceae)))葉の抽出物は、メイラード反応の公知の阻害剤であるアミノグアニジンと比較して著しく高いメイラード反応によるペントシジン生成抑制効果が認められた。
【0024】
実施例1〜4及び比較例1〜2クリームを表3に示す組成のクリームを調製し、その美肌効果及び皮膚老化防止効果を評価した。結果を表4に示す。
【0025】
【表3】


【0026】
(評価方法)女性48名をパネルとし、毎日朝と夜の2回、2ヶ月にわたり洗顔後に被験クリームの適量を顔面に塗布した。塗布による美肌及び皮膚老化防止効果を下の評価基準によって評価した。
(評価基準)
美肌効果: [評価] [内 容]
有 効 肌のくすみが目立たなくなった
やや有効 肌のくすみがあまり目立たなくなった
無 効 使用前と変化なし
皮膚老化防止効果:[評価] [内 容]
有 効 肌のはり、つや、柔軟性が改善された
やや有効 肌のはり、つや、柔軟性がやや改善された
無 効 使用前と変化なし
【0027】
【表4】


【0028】
表4の結果から明らかな如く、本発明品は比較例1〜3のものに比べ、肌の「つや」、「はり」、「柔軟性」の改善や、「くすみ」の解消において良好な結果が得られ、皮膚老化防止効果及び美肌効果に優れた効果を示した。
【0029】
以下に本発明の処方例を挙げる。
<処方例1>化粧水
(成分名) (質量%)
ハイブリッドローズ子房水抽出物 0.5
グリセリン 5.0
ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(20E.0) 1.5
エタノール 8.0
クエン酸トリエチル 2.0
防腐剤・酸化防止剤 適量
精製水 残部
【0030】
<処方例2>化粧用クリーム
(成分名) (質量%)
西洋バラ子房エタノール抽出物 0.5
ミツロウ 2.0
ステアリルアルコール 5.0
ステアリン酸 8.0
スクワラン 10.0
自己乳化型グリセリルモノステアレート 3.0
ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.0) 1.0
グリセリン 5.0
水酸化カリウム 0.3
香料 適量
防腐剤・酸化防止剤 適量
精製水 残部
【0031】
<処方例3>乳液
(成分名) (質量%)
モクレン葉水抽出物 0.1
スクワラン 8.0
ワセリン 2.0
ミツロウ 0.5
ソルビタンセスキオレエート 0.8
ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20E.0) 1.2
カルボキシビニルポリマー 0.2
グリセリン 1.5
水酸化カリウム 0.1
エタノール 7.0
香料 適量
防腐剤・酸化防止剤 適量
精製水 残部
【0032】
<処方例4>パック剤
(成分名) (質量%)
リンゴ葉水抽出物 0.5
酢酸ビニル樹脂エマルジョン 15.0
ポリビニルアルコール 10.0
ホホバ油 3.0
グリセリン 5.0
酸化チタン 8.0
カオリン 7.0
エタノール 5.0
香料 適量
防腐剤・酸化防止剤 適量
精製水 残部
【0033】
<処方例5>軟膏
(成分名) (質量%)
マリーゴールド花エタノール抽出物 0.5
酢酸トコフェロール 0.5
パラジメチルアミノ安息香酸オクチル 4.0
ブチルメトキシベンゾイルメタン 4.0
ステアリルアルコール 18.0
モクロウ 20.0
グリセリンモノステアリン酸エステル 0.3
ワセリン 33.0
香料 適量
防腐剤・酸化防止剤 適量
精製水 残部
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明のによれば、西洋バラ(Rosa
centifolia(Rosaceae))花、子房、ハイブリッドローズ(Rosa Hybrida(Rosaceae))花、子房、ガク、葉、茎、エイジツ(Rosamultiflora Thunberg(Rosaceae))、ブドウ(Vitisvinifera Linne’ (Vitaceae))葉、カキ(Diospyroskaki Thunberg(Ebenaceae))葉、リンゴ(Malus pumila(Rosaceae))葉、マリーゴールド(Calendula officinalis L. (Compositae))花、モクレン(Magnolia lililora(Manoliaceae)))葉の抽出物を含有したメイラード反応阻害剤は、肌の硬化、しわ形成、はり・つやの喪失の原因となるコラーゲンの架橋形成や、肌のくすみの原因となる着色を抑制する効果を有するため、皮膚老化防止効果、美肌効果を示す皮膚外用剤に広く応用が期待できる。
【出願人】 【識別番号】591230619
【氏名又は名称】株式会社ナリス化粧品
【住所又は居所】大阪府大阪市福島区海老江1丁目11番17号
【出願日】 平成17年3月30日(2005.3.30)
【代理人】
【公開番号】 特開2006−273811(P2006−273811A)
【公開日】 平成18年10月12日(2006.10.12)
【出願番号】 特願2005−99910(P2005−99910)