| 【発明の名称】 |
アルキルエーテルクエン酸エステルを含有する皮膚洗浄剤組成物 |
| 【発明者】 |
【氏名】谷内 伸次 【住所又は居所】茨城県猿島郡総和町大字北利根9ー3 コグニスジャパン株式会社香粧原料技術グループ内
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| 【要約】 |
【課題】皮膚洗浄剤に優れた洗浄性と低刺激性と優れたコンディショニング性を付与させることを課題とする。
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 石けん及び/またはアニオン界面活性剤と 化1で表される成分 【化1】
[式中、R1、R2及びR3は、同一でも異なっていてもよく、水素、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属、アンモニウムカチオンもしくは有機塩基のカチオンまたは化2 【化2】
(mは1〜20の整数であり、R4は炭素数6〜22の直鎖または分岐鎖のアルキル基)を表し、R1、R2及びR3の少なくとも一つは化2の基であるアルキルエーテルクエン酸エステル]とを含有する皮膚洗浄剤組成物 【請求項2】 石けん及び/またはアニオン界面活性剤及び/またはカチオン化高分子と化1で表される成分 【化1】
[式中、R1、R2及びR3は、同一でも異なっていてもよく、水素、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属、アンモニウムカチオンもしくは有機塩基のカチオンまたは化2 【化2】
(mは1〜20の整数であり、R4は炭素数6〜22の直鎖または分岐鎖のアルキル基)を表し、R1、R2及びR3の少なくとも一つは化2の基であるアルキルエーテルクエン酸エステル]とを含有する皮膚洗浄剤組成物 【請求項3】 化1で表されるアルキルエーテルクエン酸エステルの配合量が組成物全体に対して0.1〜10重量%および/または、石けん及び/またはアニオン界面活性剤量に対して5〜50重量%である請求項1から3に記載の皮膚洗浄剤組成物 【請求項4】 アニオン界面活性剤がアルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルカンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルエーテルスルホコハク酸塩、アシルアミノ酸塩から選ばれる1種以上である請求項1〜3に記載の皮膚洗浄剤組成物
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、皮膚に対して刺激が少なく泡立ち等洗浄性に影響せず、優れたすすぎ性とコンディショニング性を提供する皮膚洗浄剤組成物に関する。 【背景技術】 【0002】 近年、大気汚染やエアコンによる乾燥など環境の悪化や社会進出による仕事等のストレス、食生活の変化などから、自分の肌を敏感肌と感じている人が増加している。 その為、毎日のように使用する皮膚洗浄剤は皮膚への負担を軽減させるよう低刺激の製品が求められている。しかし、メークアップ製品は持続性のある、また、水に強い製品が多くなってきて洗浄性は強いものが望まれる傾向がある。従って洗浄成分自体の低刺激性も改善されているが、洗浄性と低刺激性との両立は十分ではない。 【0003】 洗浄性の強い成分に刺激を抑える成分を併用して洗浄性と低刺激性を両立させようとする提案がなされている。特許2922180ではアルキルエーテルクエン酸エステルを用いられているが、油分を多く含むクレンジング剤である。特表2004−532340にα−ヒドロキシカルボン酸およびそのエトキシ化アルコールとのエステルの使用が刺激性を抑えることが述べられているが、コンディショニング性については言及されていない。 【特許文献1】特許2922180号 【特許文献2】特表2004−532340号 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 本発明の目的は、毎日使用する皮膚洗浄剤に優れた洗浄性と低刺激性と優れたコンディショニング性を付与させることにある。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明は、石けん及び/またはアニオン界面活性剤と 化1で表される成分 【化1】
[式中、R1、R2及びR3は、同一でも異なっていてもよく、水素、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属、アンモニウムカチオンもしくは有機塩基のカチオンまたは化2 【化2】
(mは1〜20の整数であり、R4は炭素数6〜22の直鎖または分岐鎖のアルキル基)を表し、R1、R2及びR3の少なくとも一つは化2の基であるアルキルエーテルクエン酸エステル]とを含有することで上記課題が解決されることを見出し本発明を完成した。 【発明の効果】 【0006】 実施例にて更に詳細に本発明を説明するが、これらの実施例に限定されるものではない。 【0007】 [評価方法]年齢18〜60歳の女性パネラー20名に、顔および身体での実使用で評価をしてもらった。18名以上のパネラーの意見が一致した場合を評価点とした。 【0008】 泡立ちおよび泡のきめは、日常使用している製品との比較およびアルキルエーテルクエン酸エステルの有無での比較をおこなった。 ◎:非常によい ○:よい △:同じ ×:悪い 【0009】 皮膚刺激性はアルキルエーテルクエン酸エステルの有無での比較をおこなった。 ◎:皮膚のどの場所でも刺激を感じない ○:皮膚のどの場所でも刺激をほとんどない △:やや刺激を感じる ×:刺激を感じる 【0010】 コンディショニング性はアルキルエーテルクエン酸エステルの有無での比較をおこなった。 ◎:滑らかでかさつき、つっぱり感もなく非常に満足できる ○:かさつき、つっぱり感はない △:ややかさつき、つっぱり感を感じる ×:滑らかさがなく、かさつき、つっぱり感が強い 【0011】 【表1】
【0012】 【表2】
【発明を実施するための最良の形態】 【0013】 すなわち、本発明で用いられるアルキルエーテルクエン酸エステルは、 化1 【化1】
[式中、R1、R2及びR3は、同一でも異なっていてもよく、水素、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属、アンモニウムカチオンもしくは有機塩基のカチオンまたは化2 【化2】
(mは1〜20の整数であり、R4は炭素数6〜22の直鎖または分岐鎖のアルキル基)を表し、R1、R2及びR3の少なくとも一つは化2の基であるアルキルエーテルクエン酸エステル]で表されるものであり、好ましくはmは5〜15であり、更に好ましくはmは7〜12である。mが1より少ないと水への溶解性が低くなり泡立ちや洗浄性が悪くなる。mが20より多いと溶解性が高くなりすぎコンディショニング性が低下する。 【0014】 R1、R2及びR3の少なくとも一つは化2の基であるが、好ましくはモノエステルが50%以上の組成であり、更に好ましくは70%以上の組成である。また、これらの化合物の混合物であってもよい。 【0015】 化1の成分は皮膚洗浄剤組成物に対して、0.1〜10重量%及び/または石けん及び/またはアニオン界面活性剤量に対して5%〜50重量%であることが好ましい。更に好ましくは、皮膚洗浄組成物に対して1〜10重量%及び/または石けん及び/またはアニオン界面活性剤量に対して10〜50重量%である。皮膚洗浄剤組成物に対して0.1重量%より少ないと刺激性の低下に効果が少なく、20重量%を越えると泡立ちや洗浄性、すすぎ性が悪くなる。石けん及び/またはアニオ界面活性剤量に対して5重量%より少ないと刺激性低下の効果が少なくなり、50重量%を越えると泡立ちや洗浄性に悪い影響を及ぼす。 【0016】 本発明で使用されるアニオン界面活性剤は、化粧品で一般に使用されるアニオン界面活性剤が使用できるが、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルカンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルエーテルスルホコハク酸塩、アシルアミノ酸塩が本発明の効果が著しく発揮される。 【0017】 本発明の実施形態は、皮膚洗浄組成物として洗顔料、ボディシャンプー、ボディソープ、頭皮の洗浄料としてスカルプシャンプー、スカルプソープがある。剤型は、液状、ペースト状、練り状、乳化物、ゲル状があり、ムースやスプレーとしての使用も可能である。 【0018】 また、本発明の効果を阻害しない範囲で化粧品で一般に使用されている原料を配合することができる。流動パラフィン、ポリイソブテン、ジアルキルシクロヘキサン、ワセリンなどの炭化水素やパルミチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ラノリン脂肪酸オクチルドデシルなどのエステル油、動植物油、モノステアリン酸グリセリル、モノオレイン酸グリセリル、トリオクタン酸グリセリルなどのグリセライド、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ミツロウ、パルミチン酸セチルなどのロウなどの油剤。ジメチルポリシロキサンやポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体など非水溶性や水溶性のシリコーン。ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルグリセリルなどの非シオン界面活性剤、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルピリジニウム、エステルカチオンなどカチオン界面活性剤、アルキルベタインなどの両性界面活性剤。ヒアルロン酸、キサンタンガム、ヒドロキシエチルセルロース、グァーガム、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸系ポリマー、カチオン化セルロース、カチオン化グァーガムなどの高分子。防腐剤、紫外線吸収剤、キレート剤、薬効成分、粉体、色素、香料などがある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】503102630 【氏名又は名称】コグニスジャパン株式会社 【住所又は居所】東京都品川区東品川二丁目2番8号
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| 【出願日】 |
平成17年3月23日(2005.3.23) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2006−265136(P2006−265136A) |
| 【公開日】 |
平成18年10月5日(2006.10.5) |
| 【出願番号】 |
特願2005−83739(P2005−83739) |
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