| 【発明の名称】 |
カチオン、カチオン性ポリマー、固体化合物、及びデンプンを含む化粧品組成物並びに美容処理方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】パスカル・ラゼリ
【氏名】ローラン・シュスノー
【氏名】ヴェロニク・マエ
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| 【要約】 |
【課題】髪のもつれ解きを容易にし、且つ髪に柔軟性及びしなやかさを付与すると共に、髪への蓄積、不快な重い感触、髪のごわつき、及びスタイリングに影響する繊維間の接着等の問題を伴わない化粧品組成物を提供する。
【解決手段】化粧品として許容される媒質中に、少なくとも1つのカチオン性界面活性剤、少なくとも1つのデンプン、好ましくは変性デンプン、5meq./g以上のカチオン性電荷密度を有する少なくとも1つの非シリコーンカチオン性ポリマー、並びに35℃以上の融点及び/または40℃の温度及び剪断速度1s-1にて1Pa.s以上の粘度を有する少なくとも1つの非イオン性非ポリマー性固体化合物を含む化粧品組成物を調製する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 化粧品として許容される媒質中に、少なくとも1つのカチオン性界面活性剤、少なくとも1つのデンプン、5meq./g以上のカチオン性電荷密度を有する少なくとも1つの非シリコーンカチオン性ポリマー、並びに35℃以上の融点及び/または40℃の温度及び1s-1の剪断速度にて1Pa.s以上の粘度を有する少なくとも1つの非イオン性非ポリマー性固体化合物を含む化粧品組成物。 【請求項2】 前記カチオン性界面活性剤が、組成物全重量に対して0.05乃至10重量%の範囲の量で含まれることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。 【請求項3】 前記カチオン性ポリマーが、5乃至20meq./gの範囲のカチオン性電荷密度を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の化粧品組成物。 【請求項4】 前記カチオン性ポリマーが、ジアルキルジアリルアンモニウムハライドホモポリマー類及びコポリマー類、ポリエチレンイミン類及び、ジクオータナリーアンモニウムまたはポリクオータナリーアンモニウム反復単位を含む重縮合物から選択されることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の組成物。 【請求項5】 前記カチオン性ポリマーが、組成物全重量に対して0.01乃至10重量%の範囲の濃度で存在することを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の組成物。 【請求項6】 前記デンプンが、デンプンホスフェート類から選択されることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の組成物。 【請求項7】 前記デンプンが、両性デンプン類から選択されることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の組成物。 【請求項8】 前記デンプンが、組成物全重量に対して0.01乃至10重量%の範囲の濃度で該組成物中に存在することを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の組成物。 【請求項9】 前記固体化合物が、オキシエチレン化もしくは非オキシエチレン化された脂肪アルコール類、脂肪エステル類、脂肪エステル類及び脂肪アルコール類以外の無機ワックス類、有機ワックス類、並びにこれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の組成物。 【請求項10】 前記固体化合物が、組成物全重量に対して0.1乃至15重量%、好ましくは0.5乃至10重量%の濃度で本発明の組成物中に存在することを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の組成物。 【請求項11】 少なくとも1つの付加的コンディショニング剤をさらに含むことを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の組成物。 【請求項12】 添加剤、例えばアニオン性または両性のポリマー類、増粘剤類、例えば酸類または電解質類、乳白剤類、真珠母剤、及びpH安定化剤をさらに含むことを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の組成物。 【請求項13】 ヘアコンディショナー、髪のパーマネントウェーブ、縮毛矯正、染色または漂白のための組成物、パーマネントウェーブまたは縮毛矯正操作の2つの工程の間に適用するための濯ぎ落とし用組成物の形態であることを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の組成物。 【請求項14】 ケラチン物質、例えば髪に請求項1乃至13のいずれか一項に記載の化粧品組成物の有効量を適用する工程及び、その後任意に濯ぎ流す工程を含むことを特徴とする、ケラチン物質、例えば髪の処理のための美容方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、少なくとも1つのカチオン性界面活性剤、少なくとも1つの変性デンプン、高いカチオン性電荷を有する少なくとも1つの非シリコーンカチオン性ポリマー、及び少なくとも1つの特定の非イオン性非ポリマー性固体化合物を含む化粧品組成物、とりわけヘアコンディショナー、並びにケラチン物質、特に髪の処理のための美容方法に関する。 【背景技術】 【0002】 環境要因の作用下で、または機械的もしくは化学的処理、例えば染色、脱色、及び/またはパーマネントウェービング等により、様々な程度に敏感化した(損傷を受けた、且つ/または脆化した)髪のもつれ解き及びスタイリングがしばしば困難であり、このような髪が柔軟性に欠けることは既知である。 【0003】 カチオン性界面活性剤及び増粘性多糖類、特にデンプンまたはセルロースなどを含む化粧品組成物がケラチン物質、特に髪の処理用として既に提案されている。 【0004】 しかしながら、こうした組成物は、濯ぎ性の問題、安定性の問題、ケラチン物質全体へのその分配の困難性、さらに、不十分な化粧品特性等の欠点を有する。 【特許文献1】US-A-4874554 【特許文献2】US-A-4137180 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 髪のもつれ解きを容易にし、且つ髪に柔軟性及びしなやかさを付与するために、ケラチン物質、例えば髪の洗浄または手入れのための組成物中にカチオン性ポリマー、カチオン性シリコーン、またはカチオン性界面活性剤を使用することは既に推奨されている。この目的のためのカチオン性ポリマーまたはカチオンの使用は、様々な欠点を有する。これらの髪に対する親和性が高いために、これらのポリマーの中には繰り返し使用するうちに相当量蓄積するものがあり、望ましからぬ効果、例えば不快な、重い感触、髪のごわつき、及びスタイリングに影響する繊維間の接着等をもたらす。 【0006】 さらにまた、非常に敏感化した髪にとっては、通常は非常に損傷しているその末端部を処理するためには、利用される手入れが不十分でありうる。 要約すれば、現在のコンディショニング化粧品組成物が完全に十分なものではないことが判明している。 然るに、特に非常に敏感化された髪に対して非常に優れた化粧品特性を有する化粧品組成物を得ることが求められている。 【課題を解決するための手段】 【0007】 本出願人は、カチオン性界面活性剤、デンプン、好ましくは変性デンプン、特定のカチオン電荷を有する非シリコーンカチオン性ポリマー、及び特定の非イオン性非ポリマー性固体化合物の組み合わせによれば、これらの欠点が解消されることをここに見いだした。 【発明の効果】 【0008】 この組成物で処理した髪は、滑らかで容易にもつれが解け、光沢があり、しなやかで、個別に分かれ、且つ残留物の感触のない柔軟な感触を有する。前記髪は自然な、重くない外観を有する。前記の滑らかさは、毛根から毛先まで均一である。毛先の枝分かれはより目立たない。 【0009】 さらにまた、これらの効果が時間を経ても残留する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 然るに、本発明によって、化粧品として許容される媒質中に、少なくとも1つのカチオン性界面活性剤、少なくとも1つのデンプン、好ましくは変性デンプン、5meq./g以上のカチオン性電荷密度を有する少なくとも1つの非シリコーンカチオン性ポリマー、並びに35℃以上の融点及び/または40℃の温度及び1s-1の剪断速度にて1Pa.s以上の粘度を有する少なくとも1つの非イオン性非ポリマー性固体化合物を含む、新規な化粧品組成物がここに提案される。 【0011】 本発明の別の主題は、上述の組成物を使用するケラチン物質、特に髪の処理のための美容方法からなる。 【0012】 本発明の主題はまた、前記組成物のヘアーコンディショナーとしての使用である。 【0013】 本発明の別の主題、特徴、態様、及び利点は、以下の詳細な説明及び様々な実施例を読むにつれてよりいっそう明確になるであろう。 【0014】 本発明によれば、「敏感化した髪」なる語は外界の物理的攻撃(光、熱、波等による)、機械的攻撃(繰り返しのブロー乾燥、櫛とき、ブラッシング等による)、または化学的攻撃(酸化染色、脱色、パーマネントウェービング、縮毛矯正等による)を経た髪を意味する。これらのタイプの攻撃の中で、化学的攻撃の特に有害な性質が注目される。本発明による組成物は、化学的攻撃によって敏感化した髪に特に有効である。 【0015】 「少なくとも1つ」なる語は、「1つ以上」、すなわち、1つ、2つ、3つ、またはそれ以上を意味すると解される。 【0016】 「化粧品として許容される媒質」なる語は、あらゆるケラチン物質、例えば皮膚、髪、爪、睫、眉毛、または唇、並びに身体及び顔の皮膚のあらゆる他の領域と適合性の媒質を意味する。 【0017】 本発明による組成物は、それ自体周知の1つ以上のカチオン性界面活性剤、例えば任意にポリオキシアルキル化された第一級、第二級、または第三級の脂肪アミン塩及び第四級アンモニウム塩、並びにこれらの混合物を含む。 【0018】 本発明によれば、カチオン性界面活性剤は好ましくは非ポリマー性である。 【0019】 特に挙げて良い第四級アンモニウム塩の例には、以下のものが含まれる: ・下式(V): 【化1】
[式中、 R1乃至R4の記号は、同一でも相違しても良く、1乃至30の炭素原子を含む直鎖状または分枝状の脂肪族基、または芳香族基、例えばアリールまたはアルキルアリールを表す。前記脂肪族基はヘテロ原子、例えば特に酸素、窒素、硫黄、及びハロゲンを含んで良い。脂肪族基は、例えば、(C1-C30)アルキル、アルコキシ、C2-C6ポリオキシアルキレン、アルキルアミド、(C12-C22)アルキルアミド(C2-C6)アルキル、(C12-C22)アルキルアセテート、及びヒドロキシアルキル基であって、約1乃至30の炭素原子を含むものから選択され;X-はハライド、ホスフェート、アセテート、ラクテート、(C2-C6)アルキルスルフェート、及びアルキルスルホネートまたはアルキルアリールスルホネートから選択されるアニオンである] の一般式のもの; ・イミダゾリンの第四級アンモニウム塩、例えば下式(IV): 【化2】
[式中、 R5は、8乃至30の炭素原子を含むアルケニルまたはアルキル基、例えばタロウまたはココナッツの脂肪酸誘導体を表し、R6は水素原子、C1-C4アルキル基、または8乃至30の炭素原子を含むアルケニルもしくはアルキル基を表し、R7はC1-C4アルキル基を表し、R8は水素原子またはC1-C4アルキル基を表し、Xはハライド、ホスフェート、アセテート、ラクテート、アルキルスルフェート、アルキルスルホネート、またはアルキルアリールスルホネートから選択されるアニオンである。R5及びR6は好ましくは12乃至21の炭素原子を含むアルケニルまたはアルキル基の混合物、例えばタロウの脂肪酸誘導体を示し、R7はメチルを示し、R8は水素を示す] のもの。こうした製品は、例えば、Quaternium-27(CTFA 2002)、Quaternium-87(CTFA 2002)、またはQuaternium-83(CTFA 2002)であって、これらはGoldschmidt社により"Varisoft(登録商標)" W575PGの名で市販されている; ・下式(VII): 【化3】
[式中、 R9は、約16乃至30の炭素原子を含む脂肪族基を示し、R10、R11、R12、R13、及びR14は同一又は相違してよく、水素と、1乃至4の炭素原子を含むアルキル基とから選択され、更に、X-はハライド、アセテート、ホスフェート、ナイトレート、エチルスルフェート、及びメチルスルフェートから選択されるアニオンである] のジクオータナリーアンモニウム塩。こうしたジクオータナリーアンモニウム塩は、特にプロパンタロウジアンモニウムジクロリドを含む; ・少なくとも1つのエステル官能基を含む第四級アンモニウム塩、例えば下式(VIII): 【化4】
[式中、 R15は、C1-C6アルキル基及びC1-C6ヒドロキシアルキルまたはジヒドロキシアルキル基から選択され; R16は、 −下式: 【化5】
の基、 −直鎖状又は分枝状で、飽和または不飽和のC1-C22炭化水素系基R20、 −水素原子、 から選択され、 R17は、 −下式: 【化6】
の基、 −直鎖状又は分枝状で、飽和または不飽和のC1-C6炭化水素系基R22、 −水素原子、 から選択され、 R17、R19、及びR21は、同一または相違してよく、直鎖又は分枝状で、飽和又は不飽和のC7-C21炭化水素系基から選択され; r、n、及びpは、同一又は相違してよく、2乃至6の整数であり; yは1乃至10の整数であり; x及びzは、同一又は相違してよく、0乃至10の整数であり; X-は、単純または錯体の、有機または無機のアニオンであり; x+y+zの合計が1乃至15であり、xが0である場合はR16がR20を示し、zが0である場合はR18がR22を示すことを条件とする] のもの。 【0020】 アルキル基R15は、直鎖状または分枝状であってよく、特に直鎖状であってよい。 【0021】 好ましくは、R15はメチル、エチル、ヒドロキシエチル、またはジヒドロキシプロピル基を示し、特にメチルまたはエチル基を示す。 【0022】 有利には、x+y+zの合計は1乃至10である。 【0023】 R16が炭化水素系基R20である場合には、これは長鎖であって12乃至22の炭素原子を含むか、または短鎖であって1乃至3の炭素原子を含んでよい。 【0024】 R18が炭化水素系基R22である場合には、これは好ましくは1乃至3の炭素原子を含む。 【0025】 有利には、R17、R19、及びR21は、同一または相違して良く、直鎖又は分枝状で、飽和又は不飽和のC11-C21炭化水素系基から、特に直鎖又は分枝状で、飽和又は不飽和のC11-C21のアルキル及びアルケニル基から選択される。 【0026】 好ましくは、x及びzは同一または相違して良く、0または1である。 有利には、yは1である。 好ましくは、r、n、及びpは同一又は相違して良く、2または3、特に2である。 【0027】 アニオンX-は、好ましくはハライド(クロリド、ブロミド、もしくはヨージド)、またはC1-C4アルキルスルフェート、特にメチルスルフェートである。しかしながら、メタンスルホネート、ホスフェート、ナイトレート、トシレート、有機酸から誘導されるアニオン、例えばアセテートまたはラクテート、あるいはエステル官能基を含むアンモニウムと適合性である他のあらゆるアニオンを使用して良い。 アニオンX-は、特にクロリドまたはメチルスルフェートである。 【0028】 本発明による組成物中においては、式(IV)のアンモニウム塩であって、 ・R15が、メチル又はエチル基を示し、 ・x及びyが1であり; ・zが0または1であり; ・r、n、及びpが2であり; ・R16が、 −下式: 【化7】
の基、 −メチル、エチル、またはC14-C22炭化水素系基、 −水素原子、 から選択され; R18が、 −下式: 【化8】
の基、 −水素原子、 から選択され; ・R17、R19、及びR21が、同一または相違してよく、直鎖又は分枝状で、飽和又は不飽和のC13-C17炭化水素系基から、好ましくは直鎖又は分枝状で、飽和又は不飽和のC13-C17のアルキル及びアルケニル基から選択される; ものが特に使用される。 【0029】 炭化水素系基は、有利には直鎖状である。 【0030】 挙げて良い式(VIII)の化合物の例には、ジアシルオキシエチル−ジメチルアンモニウムの、ジアシルオキシエチル−ヒドロキシエチル−メチルアンモニウムの、モノアシルオキシエチル−ジヒドロキシエチル−メチルアンモニウムの、トリアシルオキシエチル−メチルアンモニウムの、モノアシルオキシエチル−ヒドロキシエチル−ジメチルアンモニウムの塩(特にクロリドまたはメチルスルフェート)、並びにこれらの混合物が含まれる。アシル基は、好ましくは14乃至18の炭素原子を含み、特に植物油、例えばパーム油またはサンフラワー油から誘導される。該化合物がいくつかのアシル基を含む場合には、これらの基は同一でも相違しても良い。 【0031】 これらの生成物は、例えば、任意にオキシアルキレン化されたトリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、アルキルジエタノールアミン、またはアルキルジイソプロパノールアミンの、植物または動物由来の脂肪酸もしくは脂肪酸の混合物への直接エステル化によって、あるいはこれらのメチルエステルのトランスエステル化によって得られる。このエステル化に次いで、アルキルハライド(好ましくはメチルもしくはエチルハライド)、ジアルキルスルフェート(好ましくはジメチルもしくはジエチルスルフェート)、メチルメタンスルホネート、メチルパラ-トルエンスルホネート、グリコールクロロヒドリンまたはグリセロールクロロヒドリン等のアルキル化剤を用いる第四級化を行う。 【0032】 こうした化合物は、例えば、Cognis社によりDehyquart(登録商標)の名で、Stepan社によりStepanquat(登録商標)の名で、Ceca社によりNoxamium(登録商標)の名で、Rewo-Goldschmidt社によりRewoquat(登録商標)WE 18の名で市販されている。 【0033】 本発明による組成物は、好ましくは、第四級アンモニウムのモノ-、ジ-、及びトリエステル塩の混合物であって、ジエステル塩類の重量が優勢である混合物を含んで良い。 【0034】 使用して良いアンモニウム塩の混合物の例には、15乃至30重量%のアシルオキシエチル-ジヒドロキシエチル−メチルアンモニウムメチルスルフェート、45乃至60重量%のジアシルオキシエチル−ヒドロキシエチル−メチルアンモニウムメチルスルフェート、及び15乃至30重量%のトリアシルオキシエチル-メチルアンモニウムメチルスルフェートを含む混合物であって、前記アシル基が14乃至18の炭素原子を含み、且つ任意に部分的に水添されたパーム油から誘導されるものが含まれる。 【0035】 特許US-A-4874554及びUS-A-4137180に記載の少なくとも1つのエステル官能基を含むアンモニウム塩を使用することも可能である。 【0036】 好ましく使用される上述の第四級アンモニウム塩としては、式(V)に該当するものがある。まず、特にテトラアルキルアンモニウムクロリド類、例えばジアルキルジメチルアンモニウムもしくはアルキルトリメチルアンモニウムクロリド類であって、アルキル基が約12乃至22の炭素原子を含むもの、特にベヘニルトリメチルアンモニウム、ジステアリルジメチルアンモニウム、セチルトリメチルアンモニウム、もしくはベンジルジメチルステアリルアンモニウムのクロリド、あるいはまたISP社によりCeraphyl(登録商標)の名で市販のQuaternium-70(CTFA 2002)に該当するステアラミドプロピルジメチル(ミリスチルアセテート)アンモニウムクロリドまたはパルミチルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドを挙げて良い。 【0037】 本発明の組成物において特に好ましいカチオン性界面活性剤は、第四級アンモニウム塩類、特にベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、Quaternium-83、Quaternium-87、ベヘニルアミドプロピル-2,3-ジヒドロキシプロピルジメチルアンモニウムクロリド、及びパルミチルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドから選択される。 【0038】 本発明による組成物は、好ましくは組成物全重量に対して0.05乃至10重量%、好ましくは0.1乃至8重量%、特に0.2乃至5重量%の範囲の量のカチオン性界面活性剤を含む。 【0039】 本発明による化粧品組成物は、そのカチオン性電荷密度がグラム当たり5ミリ当量(meq./g)以上の、好ましくは5乃至20meq./gの範囲である1つ以上のカチオン性ポリマーを含む。 【0040】 ポリマーのカチオン性電荷密度は、このポリマーが完全にイオン化される条件下でのポリマーの質量単位当たりのカチオン性電荷のモル数に相当する。これは、該ポリマーの構造が既知であるならば、すなわち、該ポリマーを構成するモノマーの構造及びそれらのモル数または重量割合が既知であるならば、計算により決定しうる。これはまた、Kjeldahl法により実験的に決定しても良い。 【0041】 本発明によって使用して良い、5meq./g以上のカチオン性電荷密度を有するカチオン性ポリマーは、組成物で処理した髪の化粧特性を改善することがそれ自体既知である全てのもの、すなわち特に特許出願EP-A-0337354、仏国特許出願FR-A-2270846、2383660、2598611、2470596、及び2519863に記載のものから選択して良い。 【0042】 一般的に、本発明の目的のためには、「カチオン性ポリマー」なる語はカチオン性基及び/またはイオン化されてカチオン性基になりうる基を含む、あらゆるポリマーを示す。 【0043】 カチオン性ポリマーは、主たるポリマー鎖の一部を形成するかまたはこれに直接結合した置換基側鎖によって担持されてもよい、第一級、第二級、第三級、及び/または第四級のアミン基を含む単位を含むものから選択される。 【0044】 使用されるカチオン性ポリマーは、通常はおよそ500乃至5×106、好ましくはおよそ103乃至3×106の数平均分子量を有する。 【0045】 特に挙げて良いカチオン性ポリマーとしては、ポリアミン、ポリアミノアミド、及びポリクオータナリーアンモニウムタイプのポリマー類がある。これらは既知の製品である。 【0046】 本発明によって使用して良く、また特に挙げられるポリアミン、ポリアミノアミド、及びポリクオータナリーアンモニウムタイプのポリマー類は、仏国特許2505348及び2542997に記載のものである。これらのポリマーの中では、以下を挙げて良い。 (1)第四級化または非第四級化ビニルピロリドン/ジアルキルアミノアルキル(メタクリレート)アクリレートコポリマー類、 (2)ピペラジニル単位及び、直鎖状または分枝状の鎖を含み、任意に酸素、硫黄、もしくは窒素原子によって、または芳香環もしくは複素環によって中断された二価のアルキレンもしくはヒドロキシアルキレン基からなるポリマー類、並びにこれらポリマー類の酸化及び/または第四級化生成物。こうしたポリマーは、特に仏国特許2162025及び2280361に記載されている; 【0047】 (3)特に酸性化合物とポリアミンとの重縮合によって調製される水溶性ポリアミノアミド類;これらのポリアミノアミド類は、エピハロヒドリン、ジエポキシド、二無水物、不飽和二無水物、ビス-不飽和誘導体、ビス-ハロヒドリン、ビス-アゼチジニウム、ビス-ハロアシルジアミン、ビス-アルキルハライドと架橋可能、あるいはまたビス-ハロヒドリン、ビス-アゼチジニウム、ビス-ハロアシルジアミン、ビス-アルキルハライド、エピハロヒドリン、ジエポキシド、またはビス-不飽和誘導体と反応性である二官能性化合物の反応から生じるオリゴマーと架橋可能であり;前記架橋剤は、ポリアミノアミドのアミン基1つ当たり0.025乃至0.35molの範囲の割合で使用され;これらポリアミノアミド類はアルキル化可能であるか、またはこれらが1つ以上の第三級アミン官能基を含むならばこれらは第四級化可能である。こうしたポリマー類は、特に、仏国特許252840及び2368508に記載されている。 【0048】 (4)ポリアルキレンポリアミンとポリカルボン酸との縮合に引き続き、二官能性剤を用いるアルキル化により生じるポリアミノアミド誘導体類。例えば、アジピン酸/ジアルキルアミノヒドロキシアルキルジアルキレントリアミンポリマー類であって、そのアルキル基が1乃至4の炭素原子を含み、好ましくはメチル、エチル、またはプロピルを示すものを挙げて良い。こうしたポリマー類は、特に仏国特許1583363に記載されている。 【0049】 (5)2つの第一級アミン基及び少なくとも1つの第二級アミン基を含むポリアルキレンポリアミンと、3乃至8の炭素原子を有する飽和脂肪族ジカルボン酸及びジグリコール酸から選択されるジカルボン酸との反応により得られるポリマー類。ポリアルキレンポリアミンとジカルボン酸とのモル比が0.8:1乃至1.4:1であり、これより生じる前記ポリアミノアミドがエピクロロヒドリンと、ポリアミノアミドの第二級アミン基に対するエピクロロヒドリンのモル比にして0.5:1乃至1.8:1で反応する。こうしたポリマー類は、特に米国特許3227615及び2961347に記載されている。 【0050】 (6)アルキルジアリルアミンまたはジアルキルジアリルアンモニウムのシクロポリマー類、例えば下式(VI)または(VI')に相当する単位を含むホモポリマーまたはコポリマーなど: 【化9】
上記式中、 定式k及びtは0または1であり、k+tの合計は1であり;R12は水素原子またはメチル基を示し;R10及びR11は互いに別個に1乃至6の炭素原子を含むアルキル基、そのアルキル基が好ましくは1乃至5の炭素原子を含むヒドロキシアルキル基、低級アミドアルキル基を示し、またはR10及びR11はこれらが結合する窒素原子と共に、ピペリジルまたはモルホリニル等の複素環基を示すことができ;Y-はブロミド、クロリド、アセテート、ボレート、シトレート、タルトレート、ビスルフェート、ビスルファイト、スルフェート、またはホスフェート等のアニオンである。これらのポリマー類は、特に仏国特許2080759及びその追加証明書2190406に記載されている。 例えば、Ondeo-Nalco社により"Merquat(登録商標)100"の名で市販のジアリルジメチルアンモニウムクロリドホモポリマー、及びジアリルジメチルアンモニウムクロリドとアクリルアミドとのコポリマー類を挙げて良い。 【0051】 (7)下式(VII)に相当する反復単位を含むジクオータナリーアンモニウム重縮合物: 【化10】
式中、 R13、R14、R15、及びR16は、同一又は相違して良く、1乃至20の炭素原子を含む脂肪族、脂環族、もしくはアリール脂肪族基、または低級ヒドロキシアルキル脂肪族基を表し、あるいはまた、R13、R14、R15、及びR16が一緒にまたは別個に、これらが結合する窒素原子と共に、窒素以外の第二のヘテロ原子を任意に含む複素環を構成し、あるいはまたR13、R14、R15、及びR16がニトリル、エステル、アシル、もしくはアミド基、または-CO-O-R17-Dもしくは-CO-NH-R17-Dの基(式中R17はアルキレン基であり、Dは第四級アンモニウム基である)で置換された直鎖状または分枝状のC1-C6アルキル基を表し; 【0052】 A1及びB1は、2乃至20の炭素原子を含むポリメチレン基を表し、これらの基は直鎖状または分枝状で飽和または不飽和であってよく、且つ主鎖に結合しているか主鎖中に介在した1つ以上の芳香環または1つ以上の酸素もしくは硫黄原子もしくはスルホキシド、スルホン、ジスルフィド、アミノ、アルキルアミノ、ヒドロキシル、第四級アンモニウム、ウレイド、アミド、もしくはエステル基を含んで良く、 X-は無機酸または有機酸から誘導されるアニオンを示し; A1、R13、及びR15はこれらの結合する2つの窒素原子と共にピペラジン環を形成可能であり、さらに、A1が直鎖状または分枝状で飽和または不飽和のアルキレンまたはヒドロキシアルキレン基を示すならば、B1もまた-(CH2)n-CO-D-OC-(CH2)n-基を示してよく、式中Dは、 a)式-O-Z-O- [式中、Zが直鎖状または分枝状の炭化水素系基または下式: -(CH2-CH2-O)x-CH2-CH2- -[CH2- CH(CH3)-O]y-CH2-CH(CH3)- (式中、x及びyは1乃至4の整数を示し、規定された独自の重合度、または平均重合度を表す1乃至4のあらゆる数を示す) の1つに相当する基を示す] のグリコール残基; b)ビス-第二級ジアミン残基、例えばピペラジン誘導体; c)式-NH-Y-NH-(式中Yは直鎖状または分枝状の炭化水素系基、あるいはまた二価の基-CH2-CH2-S-S-CH2-CH2-を示す)のビス第一級ジアミン残基; d)式-NH-CO-NH-のウレイレン基; を示す。 好ましくは、X-はクロリドまたはブロミドなどのアニオンである。 【0053】 これらポリマーは、一般的に、1000乃至100000の数平均分子量を有する。 このタイプのポリマーは、特に仏国特許2320330、2270846、2316271、2336434、及び2413907、並びに米国特許2273780、2375853、2388614、2454547、3206462、2261002、2271378、3874870、4001432、3929990、3966904、4005193、4025617、4025627、4025653、4026945、及び4027020に記載されている。 【0054】 とりわけ、下式: 【化11】
[式中、 R1、R2、R3、及びR4は、同一又は相違して良く、およそ1乃至4の炭素原子を含むアルキル又はヒドロキシアルキル基を示し、n及びpはおよそ2乃至20の範囲の整数であり、X−は無機または有機の酸から誘導されるアニオンである] に相当する反復単位からなるポリマーを使用することができる。 【0055】 特に好ましい式(a)の化合物の一例は、式中、R1、R2、R3、及びR4がメチル基を表し、n=3、p=6、及びX=Clであるものであって、これはINCI(CTFA)命名法によればヘキサジメトリンクロリドとして知られている。 【0056】 (8)下式(VIII)の単位からなるポリクオータナリーアンモニウム重縮合物: 【化12】
式中、 R18、R19、R20、及びR21は、同一又は相違して良く、水素原子または、メチル、エチル、プロピル、β-ヒドロキシエチル、β-ヒドロキシプロピル、もしくは-CH2CH2(OCH2CH2)pOH基を示し、 pが0であるか1乃至6の整数である場合、R18、R19、R20、及びR21が同時に水素原子を表すことはないとの条件の下に、 r及びsは同一又は相違して良く、1乃至6の整数であり、 qは0であるかまたは1乃至34の整数であり、 Xはハロゲン原子を示し、 Aはジハライド基を示すか、好ましくは-CH2-CH2-O-CH2-CH2-基を表す。 こうした化合物は、特に特許出願EP-A-122324に記載されている。 これらの製品の中では、例えば、Miranol社により市販の製品、"Mirapol(登録商標)A 15"、"Mirapol(登録商標)AD1"、"Mirapol(登録商標)AZ1"、及び"Mirapol(登録商標)175"を挙げて良い。 【0057】 (9)アクリル酸またはメタクリル酸から誘導され、且つ下式の単位のいずれかまたは組み合わせを含むホモポリマー類またはコポリマー類: 【化13】
式中、 R22基は、個別にHまたはCH3を示し、 A2基は、個別に炭素原子が1乃至6の直鎖状もしくは分枝状のアルキル基、または炭素原子が1乃至4のヒドロキシアルキル基を示し、 これらの基R23、R24、及びR25は、同一又は相違して良く、炭素原子が1乃至18のアルキル基またはベンジル基を個別に示し、 R26及びR27基は、水素原子または、炭素原子が1乃至18のアルキル基を表し、 X2-は、アニオン、例えばメトスルフェートまたはハライド、例えばクロリドもしくはブロミドを示す。 対応するコポリマー類の調製に使用して良いコモノマーは、その窒素において低級アルキル、アルキルエステル、アクリル酸もしくはメタクリル酸、ビニルピロリドン、またはビニルエステルで置換された、アクリルアミド類、メタクリルアミド類、ジアセトンアクリルアミド類、アクリルアミド類、及びメタクリルアミド類の群に属する。 【0058】 (10)ビニルピロリドン及びビニルイミダゾールの第四級ポリマー類。 (11)架橋メタクリロイルオキシ(C1-C4)アルキルトリ(C1-C4)アルキルアンモニウム塩ポリマー類、例えばメチルクロリドで第四級化したジメチルアミノエチルメタクリレートの単独重合によって、またはアクリルアミドとメチルクロリドで第四級化したジメチルアミノエチルメタクリレートとの共重合によって得られ、前記単独重合または共重合に次いで、さらにオレフィン性不飽和を含む化合物、特にメチレンビスアクリルアミドと架橋させることにより得られるポリマー類。 【0059】 本発明の状況で使用可能な他のカチオン性ポリマー類は、ポリアルキレンイミン、特にポリエチレンイミン、ビニルピリジンまたはビニルピリジニウム単位を含むポリマー、ポリアミン類とエピクロロヒドリンとの縮合物、第四級ポリウレイレン、及びキチン誘導体である。 【0060】 本発明の状況で使用してよい全てのカチオン性ポリマーの中でも、ジアルキルジアリルアンモニウムハライドホモポリマー及びコポリマー、ポリエチレンイミン、並びにジクオータナリーアンモニウムもしくはポリクオータナリーアンモニウムの反復単位を含む重縮合物を使用することが好ましい。 【0061】 上述のカチオン性ポリマーは、好ましくは組成物全重量に対して、0.01乃至10重量%、更に好適には0.05乃至5重量%、更にいっそう好ましくは0.1乃至3重量%の範囲の量で存在することが好ましい。 【0062】 本発明において使用して良いデンプンは、特に、無水グルコース単位である基本単位からなるポリマーの形態の巨大分子である。これら単位の数及びその配列により、アミロース(直鎖状ポリマー)とアミロペクチン(分枝状ポリマー)とを区別することが可能である。アミロースとアミロペクチンとの相対割合及びこれらの重合度は、植物由来のデンプンの関数として変化する。 【0063】 本発明において使用されるデンプン分子の植物性起源は、穀類またはジャガ芋類であって良い。然るに、前記デンプンは、例えばコーンスターチ、米デンプン、キャッサバデンプン、大麦デンプン、ジャガイモデンプン、小麦デンプン、サトウモロコシデンプン、及びエンドウ豆デンプンから選択される。 【0064】 本発明の組成物中に使用されるデンプンは、好ましくは変性されている。該デンプンは化学的または物理的に、特に1つ以上の以下の反応:アルファ化、酸化、架橋、エステル化、エーテル化、アミド化、熱処理を経て変性されている。 【0065】 特に、これらの反応は下記の方法: ・デンプン粒子の分断(例えば乾燥ドラム中での乾燥及び調理)によるアルファ化; ・デンプン分子へのカルボキシル基の導入、ひいてはデンプン分子の解重合をもたらす、強い酸化剤を用いる酸化(例えばデンプン水溶液を次亜塩素酸ナトリウムで処理することによる); ・デンプン分子のヒドロキシル基と反応可能な官能性作用剤との架橋、然るにひいては(例えばグリセリル及び/またはホスフェート基との)結合; ・官能性基、特にC1-C6アシル(アセチル)、C1-C6ヒドロキシアルキル(ヒドロキシエチルまたはヒドロキシプロピル)、カルボキシメチル、またはオクテニルコハク酸基のグラフト化のためのアルカリ性媒質中でのエステル化; で実行して良い。 【0066】 リン酸二デンプン(Am-O-PO-(OX)-O-Amタイプのもの)、さらにはリン酸三デンプン(Am-O-PO-(O-Am)2タイプのもの)、またはこれらの混合物が、特にリン酸一デンプン(Am-O-PO-(OX)2タイプのもの)とリン酸化合物との架橋により得られる。 【0067】 Xは、特にアルキル金属(例えばナトリウムまたはカリウム)、アルカリ土類金属(例えばカルシウムまたはマグネシウム)、アンモニウム塩、アミン塩、例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、3-アミノ-1,2-プロパンジオールの前記塩類、あるいはリシン、アルギニン、サルコシン、オルニチン、またはシトルリン等の塩基性アミノ酸から誘導されるアンモニウム塩類を示す。 【0068】 燐化合物は、例えば、ナトリウムトリポリホスフェート、ナトリウムオルトホスフェート、リンオキシクロリド、ナトリウムトリメタホスフェートであって良い。 【0069】 二デンプンホスフェートまたは二デンプンホスフェートが豊富な化合物、例えばAvebe社によりPregel VA-70-T AGGL(糊化ヒドロキシプロピルキャッサバ二デンプンホスフェート)、Pregel TK1(糊化キャッサバ二デンプンホスフェート)、及びPregel 200(糊化アセチルキャッサバ二デンプンホスフェート)、あるいはNational Starch社製Structure Zea(糊化トウモロコシ二デンプンホスフェート)が、好ましく使用される。 【0070】 好ましい澱粉は、少なくとも1つの化学変性、例えば少なくとも1回のエステル化を得ている澱粉である。 【0071】 本発明によれば、両性澱粉も使用して良く、これらの両性澱粉は1つ以上のアニオン性基及び1つ以上のカチオン性基を含む。前記アニオン性基及びカチオン性基は、澱粉分子の同一の反応性部位に結合しているかまたは異なる反応性部位に結合していてよく、好ましくは同一の反応性部位に結合している。前記アニオン性基はカルボン酸由来、ホスフェートまたはスルフェートタイプのものであって良い。前記カチオン性基は、第一級、第二級、第三級、または第四級のアミンタイプのものであって良い。 【0072】 前記両性澱粉は特に下式: 【化14A】
【化14B】
[式中、 St-Oは澱粉分子を表し、 Rは同一又は相違して良く、水素原子またはメチル基を表し、 R'は同一又は相違して良く、水素原子、メチル基、または-COOH基を表し、 nは2または3の整数であり、 Mは同一又は相違して良く、水素原子、アルカリ金属、またはアルカリ土類金属、例えばNa、K、Li、またはNH4、第四級アンモニウム、または有機アミンを示し、 R"は水素原子または1乃至18の炭素原子を含むアルキル基を表す] を有する化合物から選択される。 【0073】 これら化合物は、特に、特許US5455340及びUS4017460に記載されており、これらは参照のために含めることとする。 【0074】 澱粉分子は、澱粉のあらゆる植物源、例えば特にトウモロコシ、ジャガイモ、大麦、米、タピオカ、ソルガム、大麦、または小麦から誘導されていて良い。 上述の澱粉の加水分解物もまた使用して良い。該澱粉は、好ましくはジャガイモから誘導される。 【0075】 式(I)または(II)の澱粉類が特に使用される。2-クロロ-エチルアミノジプロピオン酸で変性された澱粉類、すなわち式(I)または(II)においてR、R'、R"、及びMが水素原子を表し、nが2である澱粉が特に好ましく使用される。好ましい両性澱粉は、澱粉クロロエチルアミドジプロピオネートである。 【0076】 本発明によれば、好ましい変性澱粉は、最終組成物全重量に対して0.1乃至20重量%、好ましくは0.5乃至15重量%、更に好ましくは1乃至10重量%を占めて良い。 【0077】 本発明による固体化合物は、結晶、無定形、ペースト状であってよい。 融点は、好ましくは35乃至250℃、特に40乃至150℃の範囲である。 これら固体は、40℃の温度及び1s-1の剪断速度にて、1乃至1000000Pa・s、好ましくは10乃至1000Pa・sの範囲の粘度を有する。 【0078】 粘度測定は、約40℃の温度で、Carri-Med CSL2-500粘度計を使用して行って良い。 融点は、DSCにより、またはKoflerベンチで測定して良い。融点は10℃/分の温度上昇率で示差熱分析(DSC)によって測定して良い。融点は、測定中に得られる吸熱融解ピークの頂点に相当する。 【0079】 35℃以上の融点を有する非イオン性にポリマー固体化合物は、特にオキシエチレン化または非オキシエチレン化された脂肪アルコール、脂肪エステル、無機ワックス、及び脂肪エステル及び脂肪アルコール以外の有機ワックス、並びにこれらの混合物から選択される。 【0080】 本発明による脂肪アルコールは、好ましくは直鎖状で飽和したものであり、12乃至40の炭素原子を含む。 前記脂肪アルコールは、好ましくはR-OH構造を有し、式中Rは好ましくはC12-C24のアルキル基を示す。Rは1つ以上のヒドロキシル基で置換されていて良い。 【0081】 挙げて良い例には、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、及びベヘニルアルコール、並びにこれらの混合物が含まれる。 脂肪アルコールは、脂肪アルコール類の混合物を表して良く、これは市販の製品中に、いくつかの脂肪アルコール種が混合物の形態で共存して良いことを意味する。 好ましくは、本発明の脂肪アルコールは、非オキシアルキレン化及び/または非グリセロール化されたものである。これら脂肪アルコールは、動物または植物ワックス類の構成成分であって良い。 【0082】 脂肪エステルは、脂肪酸エステル、すなわち少なくとも10の炭素原子を含むカルボン酸とモノアルコールまたはポリオールとのエステルである。本発明による脂肪エステルは、モノエステル、ジエステル、またはトリエステルである。 【0083】 前記カルボン酸は、好ましくは10乃至30の炭素原子、特に12乃至24の炭素原子を含む。前記アルコールは、好ましくは10乃至30の炭素原子、特に12乃至24の炭素原子を含む。好ましくは、本発明による前記固体脂肪エステルは、少なくとも10の炭素原子を含むモノカルボキシ脂肪酸と少なくとも10の炭素原子を含むモノアルコールとのエステルである。 【0084】 挙げて良い本発明によるエステルには、セチルミリステート及びミリスチルミリステートが含まれる。 前記脂肪エステルは、動物または植物ワックスの構成成分であって良い。 【0085】 本発明の目的のためには、ワックスとは、室温(約25℃)にて固体であり、状態の可逆的な固体/液体変化を有し、約40℃より高く200℃までの融点を有し、更に固体状態において異方的結晶組織を有する親油性化合物である。一般的に、ワックス結晶のサイズは、結晶が光を回折及び/または拡散してこれらを含む組成物に多少によらない不透明な曇った外観を与えるようなものである。ワックスをその融点とすることにより、これを油類と混和性にし、且つ微視的に均一な混合物を形成することが出来るが、該混合物の温度が室温に戻ると、前記混合物のオイル類中のワックスの再結晶化が起こり、これは微視的及び巨視的に(乳光により)検出可能である。 【0086】 本発明に使用して良いワックスとしては、植物由来のワックス、例えばミツロウ、鯨ロウ、ラノリンワックス、及びラノリン誘導体;植物ワックス、例えばカルナウバワックス、カンデリラワックス、オウリカリーワックス、木ロウ、ココアバターワックス、コルクファイバーワックス、またはサトウキビワックス;無機ワックス、例えばパラフィンワックス、石油ゼリーワックス、リグナイトワックス、またはミクロクリスタリンワックス、オゾケライト、オリーブワックス、ライスワックス、水添ホホバワックス、または花類の無水ワックス、例えばBertin社(France)により市販のブラックカラントの花のエッセンシャルワックス、動物ワックス、例えばミツロウまたは変性ミツロウ(Cerabellina)を挙げることができ、本発明によって使用して良い他のワックスまたはワックス状出発物質は、特に海洋ワックス、例えばSphim社により品番M82として市販の製品及びこれらの混合物である。挙げて良い有機ワックスには、アミド官能基を含むワックス、特に天然または合成のセラミドが含まれる。 【0087】 ワックスの定義としては、例えばP.D. Dorgan, Drug and Cosmetic Industry, December 1983, pp. 30-33.を挙げて良い。 【0088】 ワックスは、特にカルナウバワックス、カンデリラワックス、エスパルトグラスワックス、パラフィンワックス、オゾケライト、植物ワックス類、例えばオリーブワックス、ライスワックス、水添ホホバワックス、または花類の無水ワックス、例えばBertin社(France)により市販のブラックカラントの花のエッセンシャルワックス、動物ワックス、例えばミツロウまたは変性ミツロウ(Cerabellina)を挙げることができ、本発明によって使用して良い他のワックスまたはワックス状出発物質は、特に海洋ワックス、例えばSphim社により品番M82として市販の製品が含まれる。 【0089】 固体化合物は、組成物全重量に対して0.1乃至15重量%、好ましくは0.5乃至10重量%、更に好ましくは1乃至8重量%の範囲の含量で存在して良い。 【0090】 本発明による組成物は、カチオン性界面活性剤以外の界面活性剤を任意に含んで良い。 【0091】 界面活性剤は、組成物全重量に対して0.1乃至10重量%、好ましくは0.5乃至8重量%、更に好ましくは1乃至5重量%の範囲の含量で存在して良い。 付加的界面活性剤は、好ましくは非イオン性界面活性剤から選択される。 【0092】 非イオン性界面活性剤はそれ自体周知の化合物(この点については特に"Handbook of Surfactants" by M. R. Porter, published by Blackie & Son(Glasgow and London), 1991, pp. 116-178を参照のこと)であり、また、本発明の状況ではこれらの性質は重大な特徴ではない。然るに、これらは特に(非限定的列挙である)ポリエトキシル化、ポリプロポキシル化、またはポリグリセロール化された脂肪アルコール類、アルキルフェノール類、または例えば8乃至18の炭素原子を含む脂肪鎖を有するα-ジオール類または酸から選択可能であり、前記エチレンオキシドまたはプロピレンオキシド基の数は特に2乃至50の範囲をとることができ、前記グリセロール基の数は2乃至30の範囲をとることができる。エチレンオキシドとプロピレンオキシドとのコポリマー類、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドと脂肪アルコール類との縮合物;好ましくは2乃至30molのエチレンオキシドを有するポリエトキシル化脂肪アミド類、平均1乃至5、特に1.5乃至4のグリセロール基を含むポリグリセロール化脂肪アミド類;2乃至30molのエチレンオキシドを有するソルビタンのオキシエチレン化脂肪酸エステル類;スクロースの脂肪酸エステル類、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル類、アルキルポリグリコシド類、N-アルキルグルカミン誘導体類、アミンオキシド類、例えば(C10-C14)アルキルアミンオキシド類、またはN-アシルアミノプロピルモルホリンオキシド類から選択可能である。 【0093】 本発明による組成物は、好ましくは非洗浄(非洗剤)組成物であり、好ましくは組成物全重量に対して4重量%未満、特に1重量%未満のアニオン性界面活性剤を含む。 【0094】 本発明による組成物はまた、シリコーン類、本発明によるカチオン性ポリマー類以外のカチオン性ポリマー類、本発明のもの以外のカルボン酸脂肪エステル類、植物油、鉱物油、及び合成油、例えばポリ(α-オレフィン類)、並びにこれらの混合物から選択される、少なくとも1つの付加的コンディショニング剤を含んで良い。 【0095】 本発明によって使用して良いシリコーン類は、該組成物中に可溶性または不溶性であってよく、特に本発明の組成物中に不溶性であるポリオルガノシロキサン類であって良い。これらは油、ワックス、樹脂、またはゴムの形態であって良い。これらは単独でまたはエマルション、分散物、またはミクロエマルションとして使用して良い。 【0096】 前記オルガノポリシロキサン類は、Walter Nollの"Chemistry and Technology of Silicones"(1968) Academic Pressにより詳細に定義される。これらは揮発性または不揮発性であって良い。 【0097】 これらが揮発性である場合、前記シリコーン類は特に60乃至260℃の沸点を有するものから、とりわけ下記の(i)及び(ii)から、選択される。 (i)3乃至7、好ましくは4乃至5のケイ素原子を含む環状シリコーン類: これらは例えば、特にUnion Carbideにより"Volatile Silicone 7207"またはRhodiaにより"Silbione 70045 V 2"の名で市販のオクタメチルシクロテトラシロキサン、またはUnion Carbideにより"Volatile Silicone 7158"及びRhodiaにより"Silbione 70045 V 5"の名で市販のデカメチルシクロペンタシロキサン、及びこれらの混合物である。 【0098】 ジメチルシロキサン/メチルアルキルシロキサンタイプのシクロコポリマー類、例えばUnion Carbide社により市販され、下式: 【化15】
の化学構造を有する"Silicone Volatile FZ 3109"も挙げて良い。 【0099】 環状シリコーンとオルガノケイ素化合物との混合物、例えばオクタメチルシクロテトラシロキサンとテトラトリメチルシリルペンタエリトリトールとの混合物(50/50)及びオクタメチルシクロテトラシロキサンとオキシ-1,1'-ビス(2,2,2',2',3,3'-ヘキサトリメチルシリルオキシ)ネオペンタンとの混合物もまた挙げて良い; 【0100】 (ii)2乃至9のケイ素原子を含み、且つ25℃にて5×10-6m2/s以下の粘度を有する直鎖状揮発性シリコーン類: 一例は、特にToray Silicone社により"SH 200"の名で市販のデカメチルテトラシロキサンである。このカテゴリーに属するシリコーン類は、Cosmetics and Toiletries, Vol. 91, Jan. 76, pp. 27-32, Todd&Byers "Volatile Silicone Fluids for Cosmetics"にも記載されている。 【0101】 特に挙げて良い不揮発性シリコーン類としては、ポリアルキルシロキサン類、ポリアリールシロキサン類、ポリアルキルアリールシロキサン類、シリコーンガム及び樹脂、有機官能基で変性されたポリオルガノシロキサン類、並びにこれらの混合物がある。 【0102】 本発明により使用可能なオルガノ変性シリコーン類は、以上に定義されるシリコーン類であって、その構造中に、炭化水素系基を介して結合した1つ以上の有機官能基を含む。 有機変性シリコーン類としては、下記を含むポリオルガノシロキサン類を挙げて良い。 ・C6-C24アルキル基を任意に含む、ポリエチレンオキシ及び/またはポリプロピレンオキシ基を含むもの、例えばDow Corning社によりDC 1248の名で市販のジメチコーンコポリオールとして既知の製品、またはUnion Carbide社製のSilwet(登録商標)L 722、L 7500、L 77、及びL 711の油類、及びDow Corning社によりQ2 5200の名で市販の(C12)アルキルメチコーンコポリオール; ・置換または無置換のアミン基を含むもの、例えばGenesee社によりGP 4 Silicone Fluid及びGP 7100の名で市販の製品、またはDow Corning社によりQ2 8220及びDow Corning 929または939の名で市販の製品。前記置換アミン基は、特に、C1-C4アミノアルキル基である; ・チオール基を含むもの、例えばGenesee社により"GP 72 A"及び"GP 71"の名で市販の製品; ・アルコキシル化基を含むもの、例えばSWS Siliconesにより"Silicone Copolymer F-755"の名で、またGoldschmidt社によりAbil Wax(登録商標)2428、2434、及び2440の名で市販の製品; ・ヒドロキシル化基を含むもの、例えば仏国特許出願FR-A-85/16334に記載のヒドロキシアルキル基を含むポリオルガノシロキサン類; ・アシルオキシアルキル基を含むもの、例えば特許US-A-4957732に記載のポリオルガノシロキサン類; ・カルボン酸タイプのアニオン性基を含むもの、例えばChisso Corporation社による特許EP186507に記載の製品、またはアルキルカルボン酸タイプの、例えばShin-Etsu社による製品X-22-3701E中に存在するもの; 2-ヒドロキシアルキルスルホネート;2-ヒドロキシアルキルチオスルフェート、例えばGoldschmidt社により"Abil(登録商標)S201"及び"Abil(登録商標)S255"の名で市販の製品; ・ヒドロキシアシルアミノ基を含むもの、例えば特許出願EP342834に記載のポリオルガノシロキサン類。例えばDow Corning社製の製品Q2-8413を挙げて良い。 【0103】 好ましく使用されるシリコーンの例には、アミノまたはアルコキシル化基を含むポリジメチルシロキサン類、ポリアルキルアリールシロキサン類、及びポリジメチルシロキサン類が含まれる。 【0104】 本発明による組成物はまた、1つ以上の液体カルボン酸エステル、例えばパーセリンオイル(ステアリルオクテート)、イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミテート、ブチルステアレート、ヘキシルラウレート、ジイソプロピルアジペート、イソノニルイソノナノエート、2-エチルヘキシルパルミテート、2-オクチルドデシルラクテート、イソステアリルネオペンタノエート、トリデシルネオペンタノエート、イソセチルネオペンタノエート、及びイソアラキジルネオペンタノエート、及びこれらの混合物を含んで良い。 【0105】 本発明による組成物はまた、1つ以上の植物油、例えばスウィートアーモンドオイル、アボカドオイル、ひまし油、オリーブ油、ホホバ油、サンフラワー油、小麦胚芽油、ごま油、グラウンドナッツオイル、グレープシードオイル、大豆油、菜種油、サフラワー油、ココナッツオイル、トウモロコシ油、ヘイゼルナッツオイル、シアバター、パーム油、アプリコットカーネルオイル、及びビューティーリーフオイル、及びこれらの混合物を含んで良い。 【0106】 特に挙げて良い鉱物油には、流動パラフィン及び流動ワセリンが含まれる。 【0107】 付加的なコンディショニング剤は、好ましくは組成物全重量に対して0.01乃至20重量%、更に好適には0.1乃至10重量%、特に0.3乃至5重量%の範囲の量で本発明の組成物に含まれる。 【0108】 化粧品として許容される媒質は、好ましくは水性であり、水及び、化粧品として許容される溶媒、例えばC1-C4低級アルコール、例えばエタノール、イソプロパノール、tert-ブタノール、またはn-ブタノール;ポリオール類、例えばプロピレングリコールまたはグリセロール;ポリオールエーテル類;C5-C10アルカン類;及びこれらの混合物と水との混合物を含んで良い。該溶媒は、好ましくはグリセロールとプロピレングリコールとから選択される。 【0109】 化粧品として許容される媒質は、特に水性であり、組成物全重量に対して30乃至98重量%を占める。 【0110】 溶媒は、好ましくは組成物全重量に対して0.5乃至30重量%の範囲の濃度で存在する。 【0111】 本発明の組成物のpHは、2乃至8、好ましくは3乃至7である。 【0112】 本発明による組成物は、当業者には周知の標準的添加剤、例えばアニオン性、非イオン性、両性のポリマー類、非ポリマー性増粘剤、例えば酸または電解質、乳白剤、真珠母剤、ビタミン類、プロビタミン類、例えばパンテノール、香料、染料、有機または無機の粒子、保存料、及びpH安定化剤を更に含んで良い。 【0113】 当業者は、任意の添加剤及びその量を、本発明の組成物の特性を損なうことのないように注意深く選択するであろう。 【0114】 これらの添加剤は、本発明による組成物中に、組成物全重量に対して0乃至20重量%の量で存在する。 【0115】 本発明の組成物は、濯ぎ落とすまたは洗い流さないコンディショナー、パーマネントウェービング、縮毛矯正、染色、または脱色用の組成物の形態、あるいはまた染色、脱色、パーマネントウェービング、または縮毛矯正処置の前または後に、あるいはまたパーマネントウェービングもしくは縮毛矯正処置の二工程の間に適用される濯ぎ落とし用組成物の形態であって良い。 【0116】 これらは例えば、ヘアコンディショナー、ケア製品、深層ケアマスク(deep-down care masks)、または頭皮処理ローションまたはクリームとして使用して良い。これらの組成物は、濯ぎ落とすまたは洗い流さない組成物であって良い。 【0117】 本発明の1つの好ましい実施態様によれば、該組成物はヘアコンディショナーとして、特に敏感化した髪に使用して良い。このヘアコンディショナーは、濯ぎ落とすまたは洗い流さないヘアコンディショナーであって良く、好ましくは濯ぎ落とすヘアコンディショナーである。 【0118】 本発明による化粧品組成物は、ゲル、乳剤、クリーム、エマルション、流動性もしくは増粘したローション、または泡沫の形態であって良く、皮膚、爪、睫、唇、特に髪に使用して良い。 【0119】 該組成物は、様々な形態に実装して良く、特に該組成物を噴霧形態でまたはムースの形態で分配するために噴霧器、ポンプディスペンサーボトル、またはエアロゾル容器に実装して良い。こうした実装形態は、例えば、髪の処理のためのスプレー、ヘアスプレー、またはムースを得ることが所望の場合に指示される。 【0120】 本発明はまた、上述の化粧品組成物の有効量をケラチン物質に適用する工程、及び作用するように任意に一定期間おいた後に任意に濯ぎ落とす工程からなる、ケラチン物質、例えば皮膚または髪の処理のための美容方法に関する。 【0121】 前記濯ぎ落としは、例えば水で行われる。 然るに、本発明によるこの方法は、髪又はあらゆる他のケラチン物質のトリートメント、コンディショニング、及びケアを可能にする。 【0122】 以下の実施例は、本発明を詳説するが、本発明をいかようにも限定すべきではない。 【実施例】 【0123】 (実施例1乃至3) 下記の濯ぎ落とすヘアコンディショニング組成物を調製した。 【0124】 【表1】
【0125】 これら組成物を、非常に敏感化した髪に適用した。化粧特性(もつれ解き、滑らかさ、及びしなやかさ)は、髪の根本から毛先まで非常に良好で、且つ均一である。毛先は裂けていない。 二度の適用の間にも、髪は柔らかく、しなやかで、且つ滑らかである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】391023932 【氏名又は名称】ロレアル
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| 【出願日】 |
平成18年2月10日(2006.2.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064908 【弁理士】 【氏名又は名称】志賀 正武
【識別番号】100089037 【弁理士】 【氏名又は名称】渡邊 隆
【識別番号】100108453 【弁理士】 【氏名又は名称】村山 靖彦
【識別番号】100110364 【弁理士】 【氏名又は名称】実広 信哉
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| 【公開番号】 |
特開2006−219493(P2006−219493A) |
| 【公開日】 |
平成18年8月24日(2006.8.24) |
| 【出願番号】 |
特願2006−34464(P2006−34464) |
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