| 【発明の名称】 |
アスコルビン酸を含む化粧用組成物 |
| 【発明者】 |
【氏名】アルド・モネロ
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| 【要約】 |
【課題】55°Cにおいて8日後に、良好な安定性を示すこのエマルションを得る。
【解決手段】本発明は、水中油型エマルション形態の組成物であって、アスコルビン酸又はその誘導体、少なくとも1の多糖類親水性ゲル化剤、少なくとも1のC16-C22脂肪酸ソルビタンエステル、少なくとも1のエトキシル化脂肪酸エステル、及び少なくとも1のスルホ官能性モノマーを含む少なくとも1のポリマーを含む組成物に関する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 水中油型エマルション形態の組成物であって、アスコルビン酸又はその誘導体、少なくとも1の多糖類親水性ゲル化剤、少なくとも1のC16-C22脂肪酸ソルビタンエステル、少なくとも1のエトキシル化脂肪酸エステル、及び少なくとも1のスルホ官能性モノマーを含む少なくとも1のポリマーを含む組成物。 【請求項2】 前記アスコルビン酸誘導体類が、5,6-ジ-O-ジメチルシリルアスコルベート、dl-アルファ-トコフェリル 2l-アスコルビルリン酸のカリウム塩、 アスコルビルリン酸マグネシウム、アスコルビルリン酸ナトリウム、及び アスコルビルグルコシドから選択されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。 【請求項3】 前記多糖類親水性ゲル化剤が、グルカン類、変性デンプン類、非変性デンプン類、アミロース、アミロペクチン、グリコーゲン、デキストラン類、セルロース類及びこれらの誘導体、マンナン類、キシラン類、リグニン類、アラバン類、ガラクタン類、ガラクツロナン類、キチン、キトサン類、グルコロノキシラン類、アラビノキシラン類、キシログルカン類、グルコマンナン類、ペクチン酸類及びペクチン類、アルギン酸及びアルギネート類、アラビノガラクタン類、カラギーナン類、寒天、グリコサミノグルカン類、アラビアガム類、トラガカントガム類、グハチ(ghatti)ガム類、カラヤガム類、カロブ(carob)ガム類、グアールガム等のガラクトマンナン類、及びこれらの非イオン性誘導体、及びキサンタンガム類、並びにこれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項1又は2に記載の組成物。 【請求項4】 前記多糖類親水性ゲル化剤が、キサンタンガム類から選択されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の組成物。 【請求項5】 前記C16-C22脂肪酸ソルビタンエステル類が、ソルビタンステアレート類、ソルビタンべへネート類、ソルビタンアラキデート類、ソルビタンパルミテート類、及びソルビタンオレエート類、並びにこれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の組成物。 【請求項6】 前記C16-C22脂肪酸ソルビタンエステルが、ソルビタンステアレート類、から選択されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の組成物。 【請求項7】 前記エトキシル化脂肪エステルが、8〜100のエチレンオキシド単位を含むC16-C22脂肪酸エステル類であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の組成物。 【請求項8】 前記ポリマーが、中和された、架橋化2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸の架橋化ホモポリマーであることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項記載の組成物。 【請求項9】 上記少なくとも1のスルホ官能性モノマーを含むポリマーが、C6-C22 n-モノアルキルアミン 又は ジ-n-アルキルアミンとの反応により変性されたランダム両親媒性2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸ポリマー類から選択される両親媒性ホモポリマーであることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載の組成物。 【請求項10】 上記少なくとも1のスルホ官能性モノマーを含むポリマーが、 アクリルアミド又はメタクリルアミドと、2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸との架橋化アニオン性コポリマー類、 (メタ)アクリル酸又は(メタ)アクリレートと、2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸とのコポリマー類、及び 2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸と、ビニルピロリドン又はビニルホルムアミドとのコポリマー類 から選択されることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項記載の組成物。 【請求項11】 上記少なくとも1のスルホ官能性モノマーを含むポリマーが、2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸(AMPS)と、 少なくとも1のエチレン性不飽和疎水性モノマー類であって、6から50の炭素原子、好ましくは6から22の炭素原子を含む少なくとも1の基を含むもの とより得られる疎水性変性ポリマー類であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項記載の組成物。 【請求項12】 ケラチン物質類に請求項1から11のいずれか一項記載の組成物を適用することを含む非治療的なケラチン物質のメイクアップ又はケア方法。 【請求項13】 皮膚に活力を与えるために、皮膚を再生するために、皮膚の細かい皺を滑らかにするために、及び/又は、 皮膚の老化と戦うために、UV照射の有害な効果と戦うために、及び/又は、 環境の攻撃に対して皮膚組織を強化するために、 皮膚に、請求項1から11のいずれか一項記載の組成物を適用することを含む美容的な皮膚トリートメント方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、アスコルビン酸、多糖類親水性ゲル化剤、ソルビタンエステル、エトキシル化脂肪酸エステル、及びスルホ官能性ポリマーを含む化粧用油中水型エマルションに関する。 【背景技術】 【0002】 皮膚、及び/又は、毛髪に特定のトリートメントを与えることを意図した様々な活性成分の化粧用組成物への導入が公知となっている。しかし、これらの活性成分のいくつかは、特に酸化現象の結果として、水性溶媒中で不安定である欠点、及び水との接触により容易に分解するという欠点を有する。故に、これら活性成分は時間の経過と共に急速に活性を失うこととなり、この不安定性が、要求される効能に逆行することとなる。 【0003】 例えば、長らく追求される目標の1つは、アスコルビン酸又はビタミンCを処方することであり、これは数々の有益な特性に起因する。特に、アスコルビン酸は、結合組織、とりわけ、コラーゲンの合成を刺激し、紫外線の照射及び汚染等の外部攻撃に対しての皮膚の防御を補強し、皮膚のビタミンEの欠乏を補い、皮膚の色素を取り除き、並びにフリーラジカルスカベンジャーとしての機能を有する。これらの後者の2つの特性のおかげで、アスコルビン酸は皮膚の老化と戦い、それを予防する美容的又は皮膚科学的活性成分としての卓越した候補となっている。不幸にも、その化学構造(アルファ-ケトラクトン)に起因して、アスコルビン酸は、ある環境パラメーター及び特定の酸化現象に対して非常に敏感である。結果としては、これらのパラメーター、及び、もっと詳しく言えば、酸素、光、及び金属イオンの存在下において、処方されたアスコルビン酸は、温度に依存して、又は他のあるpHコンディション下において、急速に分解することとなる(Pharm. Acta Helv., 1969, 44, 611-67; STP Pharma, 1985, 4, 281-6)。 【0004】 特に、分解したアスコルビン酸を含む化粧用エマルションは、一般に実質的な粘度の低下、及び相分離を示し、故に、その組成物は不安定となり、もはや意図する使用に適さない。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 故に、本発明の目的は、アスコルビン酸又はその誘導体を含むエマルションであって、特に、35°C で8日間, 又はさらに55°Cで2カ月間, 又はさらに55°Cで2カ月間安定であるものを提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0006】 発明者は、このような組成物が、特定の界面活性剤と、多糖類親水性ゲル化剤と、及びスルホ官能性ポリマーとの混合物の存在下において、水中油型エマルション中に、アスコルビン酸を処方することにより得ることができることを発見した。 【0007】 もっと具体的には、本発明は水中油型エマルション形態の組成物であって、アスコルビン酸又はその誘導体、少なくとも1の多糖類親水性ゲル化剤、少なくとも1のC16-C22脂肪酸ソルビタンエステル、少なくとも1のエトキシル化脂肪酸エステル、及び少なくとも1のスルホ官能性モノマーを含む少なくとも1のポリマーを含む組成物を提供する。 【0008】 本発明は、また、非治療的なケラチン物質のメイクアップ又はケア方法であって、ケラチン物質に上で規定した組成物を適用することを含む。 【0009】 本発明に係る組成物は、アスコルビン酸又はその誘導体、特にその塩又はエステルの1つを含む。恐らく、これらに限定されることのない例には、以下のものがある。: アスコルビン酸及びその誘導体、例えば、5,6-ジ-O-ジメチルシリルアスコルベート (Exsymol社により参照名PRO-AAで販売されているもの), dl-アルファ-トコフェリル 2-l-アスコルビルリン酸のカリウム塩 (千寿製薬株式会社により、参照名Sepivital EPCで販売されているもの), アスコルビルリン酸マグネシウム, アスコルビルリン酸ナトリウム(Roche社により参照名Stay-C 50で販売されているもの) 及び アスコルビルグルコシド (林原グループにより販売されているもの)。 【0010】 アスコルビン酸又はその誘導体は、本発明に係る組成物に、上記組成物の全重量に対して、0.01重量%から20重量%の範囲の量で、好ましくは0.01重量%から10重量%の範囲の量で、さらに好ましくは0.01重量%から5重量%の範囲の量で、存在してもよい。 【0011】 本発明に係る組成物は、多糖類親水性ゲル化剤を含む。 【0012】 多糖類親水性ゲル化剤は、グルカン類、変性又は非変性のデンプン類(例えば、小麦、トウモロコシ、米等の穀物類、インゲンマメ等の野菜類、ポテト、キャッサバ等の根菜類より得られるもの)、アミロース、アミロペクチン、グリコーゲン、デキストラン類、セルロース類及びこれらの誘導体(メチルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース)、マンナン類、キシラン類、リグニン類、アラバン類、ガラクタン類、ガラクツロナン類、キチン、キトサン類、グルコロノキシラン類、アラビノキシラン類、キシログルカン類、グルコマンナン類、ペクチン酸類及びペクチン類、アルギン酸及びアルギネート類、アラビノガラクタン類、カラギーナン類、寒天、グリコサミノグルカン類、アラビアガム類、トラガカントガム類、グハチ(ghatti)ガム類、カラヤガム類、カロブ(carob)ガム類、グアールガム等のガラクトマンナン類、及びこれらの非イオン性誘導体(ヒドロキシプロピルグアール)、及びキサンタンガム類、並びにこれらの混合物から選ばれてもよい。 【0013】 一般に、本発明において使用することができるこの種の化合物は、特に、Encyclopedia of Chemical Technology, Kirk-Othmer, 第3版, 1982, 第3巻, 896-900ページ、及び同第15巻, 439-58ページ、Polymers in Nature by E.A. MacGregor and C.T. Greenwood, John Wiley & Sons, 第6章, 240-328ページ, 1980,及びIndustrial Gums - polysaccharides and their derivatives, edited by Roy L. Whistler, second edition, Academic Press Inc.中に記載されているものより選ばれ、これらの3つの著作の内容は参照として本特許出願にその全体が援用される。 【0014】 キサンタンガム類を用いることが好ましい。 【0015】 多糖類親水性ゲル化剤は、本発明に係る組成物に、組成物の全重量に対して、0.01重量%から10重量%の範囲の量で、好ましくは0.1重量%から5重量%の範囲の量で、さらに好ましくは0.1重量%から3重量%の範囲の量で、存在してもよい。 【0016】 本発明に係る組成物は、乳化剤として、少なくとも1のC16-C22脂肪酸ソルビタンエステル、及び、少なくとも1のエトキシル化脂肪酸エステルを含む。 【0017】 C16-C22脂肪酸ソルビタンエステル類は、それぞれが16から22の炭素原子を有する少なくとも1の飽和又は不飽和の直鎖アルキルを含む少なくとも1の脂肪酸をソルビトールでエステル化することにより形成される。これらのエステル類は、特に、ソルビタンステアレート類、べへネート類、アラキデート類、パルミテート類、及びオレエート類、並びにこれらの混合物より選択されてもよい。ソルビタンステアレート類、及びパルミテート類を用いることが好ましく、ソルビタンステアレート類を用いることがより好ましい。 【0018】 本発明に係る組成物に存在するC16-C22脂肪酸ソルビタンエステルは、有利なものとしては、45℃以下の温度で固体である。 【0019】 本発明に係る組成物で有用なソルビタンエステルの例は、ソルビタンモノステアレート (CTFA名: ソルビタンステアレート)でUniqema社により Span 60の名称で販売されているもの、ソルビタントリステアレートでUniqema社により Span 65 Vの名称で販売されているもの、ソルビタンモノパルミテート (CTFA名: ソルビタンパルミテート)で Uniqema社により Span 40の名称で販売されているもの、ソルビタンモノオレエートでUniqema社により Span 80 Vの名称で販売されているもの、並びにソルビタントリオレエートでUniqema社により Span 85 Vの名称で販売されているものを含んでもよい。 【0020】 本発明に係る組成物に、C16-C22脂肪酸ソルビタンエステルは、上記組成物の全重量に対して、0.01重量%から10重量%の範囲の量で、好ましくは0.01重量%から5重量%の範囲の量で存在してもよい。 【0021】 本発明に係る組成物中に存在するエトキシル化脂肪エステルは、好ましくは、8〜100のエチレンオキシド単位を含むC16-C22脂肪酸エステルである。 【0022】 上記エステル類の脂肪鎖は、特に、ステアリル、ベヘニル、アラキジル、パルミチル、及びセチル単位、並びにセテアリル等のこれらの混合物から選ばれてもよい。 【0023】 エチレンオキシド単位の数は、8〜100, 好ましくは10〜80、より好ましくは20〜60の範囲であってよい。本発明の1の実施態様においては、この数は40である。 【0024】 エトキシル化脂肪エステル類の例は、それぞれが20、30、40、50、又は100のエチレンオキシド単位を含むステアリン酸エステル類を含み、その例としては、Uniqema 社により、それぞれ、Myrj 49 P, Myrj 51, Myrj 52 P (ポリエチレングリコール 40 EO ステアレート; CTFA名: PEG-40 ステアレート), Myrj 53 及び Myrj 59 Pの名称で販売される製品等が挙げられる。 【0025】 エトキシル化脂肪エステルは、本発明に係る組成物に、上記組成物の全重量に対して、0.01重量%から10重量%の範囲の量で、好ましくは0.01重量%から5重量%の範囲の量で存在してもよい。 【0026】 本発明に係る組成物は、さらに少なくとも1のスルホ官能性モノマーを含むポリマーを含む。このポリマーの存在は、生成される組成物に良好な美容特性を与える(特に、とりわけ指にとった場合において糸引がなく、柔らかさを有する)、と共に、皮膚に適用した場合に組成物の効果的な浸透を促進する。 【0027】 本発明の組成物において用いられる、少なくとも1のスルホ官能性モノマーを含むポリマー類は、水溶性、又は、水分散性、又は水中で膨潤性である。 本発明において用いられるポリマー類は、ホモポリマー類、又はコポリマー類であってよく、遊離形態、又は、部分的に若しくは完全に中和された形態であってよい、少なくとも1のエチレン性不飽和の、スルホ官能性モノマーから得ることができる。 これらのポリマー類は、任意に少なくとも1の疎水性基を含んでもよく、その場合には、両性ポリマー(又は疎水性変性ポリマー)を構成してもよい。 【0028】 より好ましくは、本発明に係るポリマー類は、無機塩基(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、又はアンモニア水溶液)、モノ−、ジ−、トリエタノールアミン、アミノエチルプロパンジオール、N-メチルグルカミン等の有機塩基、アルギニン、及びリシン等の塩基性アミノ酸、及びこれらの化合物の混合物により部分的に又はは完全に中和されてもよい。一般的にはこれらは中和されており、本発明の目的のための中和されたポリマー類は、完全に、又はほとんど完全に中和された、言い換えれば、少なくとも90%中和されたポリマー類である。 【0029】 本発明の組成物で用いられるポリマーは、一般に、1000〜20000000g/molの範囲、好ましくは20000〜5000000g/molの範囲、さらに好ましくは100000から1500000g/molの範囲の数平均分子量を有する。 【0030】 本発明に係るこれらのポリマー類は架橋化されたものであってもよいし、非架橋化のものでもよい。 【0031】 本発明の組成物において用いられるポリマーのスルホ官能性モノマー類は、特に、ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、(メタ)アクリルアミド(C1-C22)アルキルスルホン酸類、ウンデシルアクリルアミドメタンスルホン酸等のN-(C1-C22)アルキル(メタ)アクリルアミド(C1-C22)アルキルスルホン酸類、及びこれらの部分的又は完全中和形態、並びにこれらの混合物から選ばれる。 【0032】 本発明の1の好ましい実施形態によれば、スルホ官能性モノマーは、例えば、アクリルアミドメタンスルホン酸、アクリルアミドエタンスルホン酸、アクリルアミドプロパンスルホン酸、2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸、2-メタクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸、2-アクリルアミド-n-ブタンスルホン酸、2-アクリルアミド-2,4,4-トリメチルペンタンスルホン酸、2-メタクリルアミドドデシルスルホン酸、及び2-アクリルアミド-2,6-ジメチル-3-ヘプタンスルホン酸等の(メタ)アクリルアミド(C1-C22)アルキルスルホン酸類、これらの部分的又は完全中和形態、及びこれらの混合物から選ばれる。 【0033】 とりわけ、2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸(AMPS) 及び、同様にこの部分的又は完全中和形態が使用される。 【0034】 ポリマー類が架橋化されている場合には、架橋化剤は、フリーラジカル重合によって得られる架橋化ポリマー類の為に通例用いられているポリオレフィン不飽和化合物から選ばれてもよい。 【0035】 使用可能な架橋化剤の例は、ジビニルベンゼン、ジアリルエーテル、ジプロピレングリコールジアリルエーテル、ポリグリコールジアリルエーテル類、トリエチレングリコールジビニルエーテル、ヒドロキノンジアリルエーテル、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート又はテトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、メチレンビスアクリルアミド、メチレンビスメタクリルアミド、トリアリルアミン、トリアリルシアヌレート、ジアリルマレート、テトラアリルエチレンジアミン、テトラアリルオキシエタン、トリメチロールプロパンジアリルエーテル、アリル(メタ)アクリレート、糖類から得たアルコール類のアリルエーテル類、又は、他の多官能性アルコール類のアリル若しくはビニルエーテル、並びに、また、リン酸及び/又はビニルリン酸の誘導体のアリルエステル類、又はこれらの化合物の混合を含む。 【0036】 本発明の1の好ましい実施形態によれば、架橋化剤は、メチレンビスアクリルアミド、アリルメタクリレート、及びトリメチロールプロパントリアクリレート(TMPTA)から選ばれる。一般に、架橋化度は、ポリマーに対して、0.01から10mol%であり、とりわけ、0.2から2mol%である。 【0037】 ポリマー類がホモポリマーである場合、スルホ官能性モノマーのみを含み、架橋化されている場合は、1以上の架橋化剤を含む。 【0038】 一般にホモポリマー類は、架橋化されており、かつ、中和されている。以下の工程を含む調製方法により得てもよい: 【0039】 (a) 遊離形態の2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸等のモノマーを、tert-ブタノール、又は、水及びtert-ブタノールの溶液中に分散、又は、溶解する。 【0040】 (b) (a)で得たモノマー溶液又は分散液をポリマーのスルホン酸官能基の90% から100%程度を中和するのに十分な量の1以上の有機又は無機塩基類、好ましくは、アンモニア水溶液、NH3水溶液により中和する。; 【0041】 (c) (b)で得た溶液又は分散液を架橋化モノマー(複数であってよい)と混合する。; 【0042】 (d) 10〜150°Cの範囲の温度において、従来のフリーラジカル重合開始剤の存在下、フリーラジカル重合を行う。ポリマーは、tert-ブタノールに基づく溶液又は分散液中に沈殿する。 【0043】 好ましいAMPSホモポリマー類は、一般に、ランダムな分布として、 a) 90重量%〜99.9重量%の以下の一般式(II)単位 【化1】
[式中、X+はプロトン、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属カチオン、又はアンモニウムイオンであって、カチオン類X+の10mol%以下がプロトンH+である]; 及び b) 0.01重量%〜10重量%の少なくとも2のオレフィン二重結合を有する少なくとも1のモノマーに由来する架橋化単位 含むことを特徴とする。上記比率は、ポリマーの全重量に対して規定される。 【0044】 本発明に係るホモポリマー類は、とりわけ好ましくは、98重量%〜99.5重量%の化学式(II)と、0.2重量%〜2重量%の架橋化単位を含む。 【0045】 このタイプのポリマー類は、とりわけ、2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸の架橋化及び中和化されたホモポリマーであって、Clariant社により商標名Hostacerin AMPSにおいて販売されているもの(CTFA名: アンモニウムポリアクリルジメチルタウラミド)を含む。 【0046】 上記ポリマーは、文献WO-A-00/31154に記載されているものであって、グラフトホモポリマー類であるものを例とする、C6-C22 n-モノアルキルアミン又はジ-n-アルキルアミンとの反応により変性されたランダム両親媒性AMPSポリマー類から選択される両親媒性ホモポリマー(又は疎水性変性ホモポリマー)であってもよい。 【0047】 使用されるポリマー類がコポリマー類である場合、エチレン性不飽和の、スルホ官能性モノマー類、及び、他のエチレン性不飽和モノマー類、つまり、スルホ基を有さないエチレン性不飽和モノマー類から得ることができる。 【0048】 エチレン性不飽和の、スルホ官能性モノマー類は、上述したものより選択される。 【0049】 スルホ基を有さないエチレン性不飽和モノマー類は、エチレン性不飽和親水性モノマー類、エチレン性不飽和疎水性モノマー類、及びこれらの混合物より選択されてもよい。ポリマーが疎水性モノマー類を含む場合には、両親媒性ポリマー(疎水性変性ポリマーともよばれる)を構成する。 【0050】 エチレン性不飽和疎水性モノマー類は、例えば、(メタ)アクリル酸類、これらのβ-置換アルキル誘導体、又はモノアルコール類、若しくはモノ−若しくはポリアルキレングリコール類との間に得られるこれらのエステル類、又は(メタ)アクリルアミド類、ビニルピロリドン、ビニルホルムアミド、マレイン酸無水物、イタコン酸、マレイン酸、又はこれらの化合物の混合物より選ばれてもよい。 【0051】 本発明に係る化合物のポリマーがエチレン性不飽和の、スルホ官能性モノマー類、及びエチレン性不飽和親水性モノマー類から得ることのできるコポリマーである場合、特に、以下のものから選ばれてもよい。 (1)アクリルアミド又はメタクリルアミドと、2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸との架橋化アニオン性コポリマー類、特にO/Wエマルションの形態のもの、例えば、Sepigel 305の名称でSeppic社により販売されているもの (CTFA 名: ポリアクリルアミド/C13-14 イソパラフィン/ラウレス-7) 、Simulgel 600の名称でSeppic社により販売されているもの (CTFA 名:アクリルアミド/アクリロイルジメチルタウレートナトリウムコポリマー/イソヘキサデカン/ポリソルベート 80) 、 (2)(メタ)アクリル酸又は(メタ)アクリレートと、2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸とのコポリマー類、特にW/Oエマルションの形態のもの、例えば、Simulgel NSの名称でSeppic社により販売されているもの(ポリソルベート60及びスクワレン中の40%逆相エマルションのアクリルアミド-2-メチルプロパンスルホネートナトリウム/ヒドロキシエチルアクリレート コポリマー) (CTFA 名: ヒドロキシエチルアクリレート/アクリロイルジメチルタウレートナトリウム コポリマー/スクワラン/ポリソルベート 60) 、又は、Simulgel EGの名称でSeppic社により販売されているもの(イソヘキサデカン/水中の45%逆相エマルションのアクリリック/アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸コポリマーのナトリウム塩形態) (CTFA 名:アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウレートナトリウムコポリマー/イソヘキサデカン/ポリソルベート 80) 、及び、 (3) 2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸と、ビニルピロリドン又はビニルホルムアミドとのコポリマー類、例えば、Clariant社によりAristoflex AVCの名称の下で販売されている製品。 【0052】 スルホ官能性モノマー類がエチレン性不飽和疎水性モノマー類であって、疎水性鎖(脂肪鎖(C6-C50)ともよばれる)を含むものと共重合された場合、結果として生ずるポリマーは、両親媒性、つまり親水性部及び疎水性部の両方を含むものである。この種のポリマー類は、また、疎水性変性ポリマー類ともよばれる。 【0053】 これらの疎水性変性ポリマー類は、スルホ基及び脂肪鎖のどちちも含まない1以上のモノマー類、例えば、(メタ)アクリル酸類、これらのβ-置換アルキル誘導体、又はモノアルコール類、若しくは、モノ−若しくはポリアルキレングリコール類との間に得られるこれらのエステル類、又は(メタ)アクリルアミド類、ビニルピロリドン、ビニルホルムアミド、マレイン酸無水物、イタコン酸、マレイン酸、又はこれらの化合物の混合物、を追加して含んでもよい。 【0054】 使用可能な疎水性変性ポリマー類は、特に、2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸(AMPS)と、少なくとも1のエチレン性不飽和疎水性モノマー類であって、6から50の炭素原子、より好ましくは6から22の炭素原子, さらに好ましくは 6から18の炭素原子、そしてさらに好ましくは 12から18 の炭素原子を含む少なくとも1の基を含むものとから得られるものを含む。 【0055】 これらのポリマー類は、特に、EP-A-750899, US-A-5,089,578 及び WO-A-2002/43689、並びにYotaro Morishimaによる以下の出版物に記載されている。: - “Self-assembling amphiphilic polyelectrolytes and their nanostructures”, Chinese Journal of Polymer Science Vol.18, No.40 (2000), 323-36; - "Micelle formation of random copolymers of sodium 2-(acrylamido)-2-methylpropanesulfonate and a nonionic surfactant macromonomer in water as studied by fluorescence and dynamic light scattering", Macromolecules 2000, Vol.33, No.10, 3694-704; - "Solution properties of micelle networks formed by nonionic surfactant moieties covalently bound to a polyelectrolyte: salt effects on rheological behaviour", Langmuir, 2000, Vol.16, No.12, 5324-332; - "Stimuli responsive amphiphilic copolymers of sodium 2-(acrylamido)-2-methylpropanesulphonate and associative macromonomers”, Polym. Preprints, Div. Polym. Chem. 1999, 40(2), 220-1. 【0056】 これら特定のポリマー類の疎水性モノマー類は、特に、好ましくは、以下の化学式(III)のアクリレート類、アルキルアクリレート類、アクリルアミド類、アルキルアクリルアミド類より選択される。 【化2】
[式中、R1、及び、R3は、同一又は異なり、水素原子又はC1−C6の分岐状又は実質的に直鎖状のアルキル基(好ましくはメチル基)を示し、 Y は O 又は NHを示し、 R2は、6から50の炭素原子、より好ましくは6から22の炭素原子, さらに好ましくは 6から18の炭素原子、そしてさらに好ましくは 12から18の炭素原子を含む炭化水素基を示し、xは、アルキレンオキシドのモル数を示し、0〜100である。 【0057】 R2基は、好ましくは、実質的に直鎖のC6-C18のアルキル基(例えば、n-ヘキシル, n-オクチル, n-デシル, n-ヘキサデシル, n-ドデシル又はラウリル, n-オクタデシル、又はステアリル)、分岐状又は環状C6-C18のアルキル基(例えば、シクロドデカン(C12)又はアダマンタン(C10)); パーフルオロ化されたC6-C18のアルキル基(例えば、化学式-(CH2)2-(CF2)9-(CF3)の基); コレステロールオキシヘキサノエート等のコレステリル基(C27)又はコレステロールエステル残基;並びに ナフタレン又はピレン等の芳香族多環式基から選ばれる。 これらの基のうち、特に好ましく用いられるのは、n-ドデシル、n-ヘキサデシル,又はn-オクタデシル、及びこれらの混合物である。 【0058】 本発明の1の特に好ましい実施態様においては、化学式(III)のモノマーは、少なくとも1のアルキレンオキシド単位(x1)、及び好ましくは複数のアルキレンオキシドオキシド単位(x>1)であって、ポリオキシアルキレン鎖を構成するものを含んでいる。 ポリオキシアルキレン鎖は、好ましくは、エチレンオキシド単位、及び/又は、プロピレンオキシド単位からなり、より好ましくは、エチレンオキシド単位からなる。ポリオキシアルキレン単位の数(又は、アルキレンオキシドのモル数)は、一般に、3〜100, より好ましくは3〜50、さらにより好ましくは7〜25である。 【0059】 これらのポリマー類としては、以下のものが挙げられる。: -架橋化又は非架橋化の, 中和されたか又は中和されていないコポリマーであって、ポリマー全体に対して15重量%〜60重量のAMPS単位、及び40重量%〜85重量%の(C8-C16)アルキル(メタ)アクリルアミド単位 又は (C8-C16) アルキル(メタ)アクリルアミド単位を含むもの、例えば、文献EP-A-750 899に記載されているもの; -ターポリマーであって、ポリマー全体に対して10〜90 mol% のアクリルアミド単位、0.1〜10 mol%の AMPS単位、及び、5〜80 mol%のn-(C6-C18) アルキルアクリルアミド単位を含むもの、例えば、文献US-A-5,089,578に記載されているもの; -部分的に若しくは完全に中和されたAMPSと、n-ドデシル, n-ヘキサデシル 又は n-オクタデシルメタクリレートとの非架橋化コポリマー類、例えば、上記で引用したMorishita文献に記載されているもの; 並びに -部分的に若しくは完全に中和されたAMPSとドデシルメタクリルアミドとの架橋化又は非架橋化のコポリマー類、例えば、上記で引用したMorishita文献に記載されているもの。 【0060】 疎水性変性ポリマー類としては、(i)上述の化学式(II)の2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸(AMPS) 単位、[式中、X+は、プロトン、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属カチオン、又はアンモニウムイオンを示す。]と、(ii)以下の化学式(IV)の単位からなるコポリマー類が挙げられる。: 【化3】
[式中、xは、3〜100、好ましくは、3〜50、より好ましくは7〜25の整数を示し、R1は、化学式(III)において示したのと同じ意義を有し、そしてR4は、6から22の炭素原子、及び好ましくは、10から22の炭素原子を含む直鎖状又は分岐状アルキル基を示す。] 【0061】 このタイプの疎水性変性ポリマーは、特に、上述のMorishita文献において記載されたもので、x=25, R1 がメチルを示し、R4 が n-ドデシルを表すもの;又は、文献WO-A-02/43689に記載されているものであって、x = 8 又は 25であって, R1 がメチルを示し、R4 が n-ヘキサデシル (C16), n-オクタデシル (C18) 又は n-ドデシル (C12)を表すもの 、又はこれらの混合物である。X+がナトリウム又はアンモニウムを示すポリマー類が、さらに好ましい。 【0062】 本発明に係る組成物において用いることができる好ましい疎水性変性ポリマー類は、従来からあるフリーラジカル重合であって、1以上の開始剤、例えば、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、アゾビスジメチルバレロニトリル、2,2-アゾビス(2-アミジノプロパン) ヒドロクロライド(ABAH)、ジラウリルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、若しくはtert-ブチルヒドロパーオキサイド等の有機過酸化物、過硫酸カリウム若しくは過硫酸アンモニウム等の無機過酸化物、又はH2O2の存在下、任意には、還元剤類の存在下における重合により得てもよい。 【0063】 これらの疎水性変性ポリマー類は、特に、tert-ブタノール溶媒におけるフリーラジカル重合により、溶媒中に沈殿するものとして得てもよい。tert-ブタノール中における沈殿による重合を用いることにより、特に、上記ポリマーの使用に好ましいポリマー粒径分布を得ることができる。 【0064】 反応は、0と150°Cの間の温度、好ましくは、0と100°Cの間の温度において、大気圧又は減圧下のどちらにおいて行われてもよい。 不活性雰囲気下、及び好ましくは窒素下で行われてもよい。 【0065】 これらの好ましい疎水性変性ポリマー類は、とりわけ、文献EP 1 069 142に記載されており、特に2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸(AMPS) 又は、そのナトリウム若しくはアンモニウム塩と、メタクリル酸と以下のものとのエステルとの重合により得られるものである。 -8モルのエチレンオキシドによりエトキシル化されたC10-C18アルコール(Clariant 社によるGenapol(登録商標) C-080)、 -8モルのエチレンオキシドによりエトキシル化されたC11オキソアルコール(Clariant 社によるGenapol(登録商標) UD-080)、 -7モルのエチレンオキシドによりエトキシル化されたC11オキソアルコール(Clariant 社によるGenapol(登録商標) LA-070)、 -7モルのエチレンオキシドによりエトキシル化されたC12-C14アルコール(Clariant 社によるGenapol(登録商標) LA-070)、 -9モルのエチレンオキシドによりエトキシル化されたC12-C14アルコール(Clariant 社によるGenapol(登録商標) LA-090)、 -11モルのエチレンオキシドによりエトキシル化されたC12-C14アルコール(Clariant 社によるGenapol(登録商標) LA-110)、 -8モルのエチレンオキシドによりエトキシル化されたC16-C18アルコール(Clariant 社によるGenapol(登録商標) T-080)、 -15モルのエチレンオキシドによりエトキシル化されたC16-C18アルコール(Clariant 社によるGenapol(登録商標) T-150)、 -11モルのエチレンオキシドによりエトキシル化されたC16-C18アルコール(Clariant 社によるGenapol(登録商標) T -110)、 -20モルのエチレンオキシドによりエトキシル化されたC16-C18アルコール(Clariant 社によるGenapol(登録商標) T -200)、 - 25モルのエチレンオキシドによりエトキシル化されたC16-C18アルコール(Clariant 社によるGenapol(登録商標) T -250)、 -25モルのエチレンオキシドによりエトキシル化されたC18-C22アルコールC-250)、及び/又は、25モルのエチレンオキシドによりエトキシル化されたiso-C18-C22アルコール 【0066】 本発明に係るポリマー中の化学式(II)の単位と、化学式(IV)の単位のモル%濃度は、配合物の所望の美容的特性及び要求されるレオロジー特性に応じて変化する。モル%濃度は0.1及び99.9mol%の間であってよい。 【0067】 好ましくは、最も疎水性の大きいポリマー類については、化学式(II)又は(IV)のモル比率は、50.1%〜99.9%、好ましくは70%〜95%、より好ましくは80%〜90%である。 【0068】 好ましくは、最も疎水性の小さいポリマー類については、化学式(II)又は(IV)のモル比率は、0.1%〜50%、好ましくは5%〜25%、より好ましくは10%〜20%である。 【0069】 本発明のポリマー類におけるモノマーの分布は、例えば、交互共重合、ブロック共重合(マルチブロック配置を含む)、又は他のいかなるものであってもよい。 【0070】 このタイプの疎水性変性ポリマー類は、特に、AMPSと、エトキシル化されたC12-C14アルコールメタクリレートとのコポリマー(Genapol LA-070及びAMPSより得られる非架橋化コポリマー)、(CTFA 名: アンモニウムアクリロイルジメチルタウレート/ラウレス-7 メタクリレートコポリマー) Aristoflex LNCの名称でClariant社により販売されているもの、及び、 AMPSと、エトキシル化された(25EO)ステアリルメタクリレートとのコポリマー(Genapol T-250及びAMPSより得られるトリメチロールプロパントリアクリレートにより架橋化されたコポリマー)、(CTFA 名: アンモニウムアクリロイルジメチルタウレート/ステアレス-25 メタクリレートクロスポリマー) Aristoflex HMSの名称でClariant社により販売されているものを含む。 【0071】 本発明に係る組成物において用いられる、少なくとも1のスルホ官能性モノマーを含むポリマーは、組成物の全重量に対して、例えば、0.01重量%〜20重量%、好ましくは、0.1重量%〜10重量%、より好ましくは、0.1重量%〜5重量%、さらに好ましくは、0.5重量%〜3重量%の範囲の活性物質の量で存在する。 【0072】 本発明に係る組成物は、水相を含む。 【0073】 本発明に係る組成物は、組成物の全重量に対して、20重量%〜95重量%の範囲、好ましくは30%〜90%の範囲、さらに好ましくは、40重量%〜70重量%の範囲で水を含んでもよい。 【0074】 水は、ヤグルマギクの水等の芳香蒸留水、及び/又は、ヴィテル(Vittel)の水、ルーカス(Lucas) の水、ラ ロシェ ポセイ(La Roche Posay)の水等のミネラルウォーター、及び/又は、温泉水であってもよい。 【0075】 組成物は、常温(25℃)において水と混和性の有機溶媒であって、特に、以下のものより選択されるものをさらに含んでもよい。: エタノール、イソプロパノール等の2〜6の炭素原子を有するモノアルコール類; 2〜20の炭素原子、好ましくは、2〜10の炭素原子、より好ましくは2〜6の炭素原子を有するポリオール類、例えば、グリセロール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコール、ジプロピレングリコール、及びジエチレングリコール; グリコールエーテル類(特に、3〜16の炭素原子を有するもの)、(例えば、モノ−、ジ−、トリプロピレングリコールの(C1-C4)アルキルエーテル類、及び、モノ−、ジ−、トリエチレングリコールの(C1-C4)アルキルエーテル類);並びにこれらの混合物。 【0076】 本発明に係る組成物は、常温で水と混和性の有機溶媒、特にポリオールを、組成物の全重量に対して、1重量%〜20重量%の範囲の量、好ましくは、3重量%〜15重量%の量、含んでもよい。 【0077】 有利なものとしては、本発明に係る組成物は、3.0〜8.0の範囲のpH、好ましくは4.0〜8.0の範囲のpH、より好ましくは5.0〜7.0の範囲のpH、さらに好ましくは5.5〜6.5の範囲のpHを有する。 【0078】 本発明に係る組成物は、さらに、オイル相を含む。 【0079】 本発明に係る組成物において、さらにとりわけ使用されてもよいオイル類は、例えば、以下のものを含む: -パーヒドロスクワレン(又はスクワラン)等の動物由来の炭化水素オイル類; - 特に、脂肪酸の合成エステル類及びエーテル類、例えば、化学式R1COOR2及びR1OR2合成エステル類であって、式中R1は8から29の炭素原子を含む脂肪酸残基であり、R2は分岐状又は分岐を有さない、3から30の炭素原子を含む炭化水素鎖を表すもの。例えば、プルセリン油、イソノニルイソノナエート、イソプロピルミリステート、2−エチルヘキシルパルミテート、2−オクチルドデシルステアレート、2−オクチルドデシルエルケート、及びイソステアリルイソステアレート;ヒドロキシエステル類、例えば、イソステアリルラクテート、オクチルヒドロキシステアレート、オクチルドデシルヒドロキシステアレート、ジイソステアリルマレート、及びトリイソセチルシトレート、並びに脂肪酸アルコールヘプタノエート類、オクタノエート類、及びデカノエート類;ポリオールエステル類、例えば、プロピレングリコールジオクタノエート、ネオペンチルグリコールジへプタノエート、及びジエチレングリコールジイソノナノエート;ペンタエリスリチルテトライソステアレート等のペンタエリスリトールエステル類;並びに、アミノ酸の親油性誘導体類、例えば、イソプロピルラウロイルサルコシネート(INCI名: イソプロピルラウロイルサルコシネート)、味の素社によりEldew SL 205の名称において販売されているもの; -直鎖状又は分岐状の、天然又は合成由来の炭化水素系オイル類、例えば、鉱物オイル類(石油由来の炭化水素類の混合物; INCI名: 鉱物オイル)、揮発性又は非揮発性の液体パラフィン類それらの誘導体類、ワセリン、ポリデセン類、イソヘキサデカン、イソドデカン、水添イソパラフィン、例えば、日本油脂社によりParleam(登録商標)の商標名で販売されているもの(INCI名:水添ポリイソブテン); -室温で液体又はペースト状であり、直鎖状又は環状のシリコーン鎖を含む、揮発性又は非揮発性のポリジメチルシロキサン(PDMS)等のシリコーンオイル類; 特に、シクロペンタジメチルシロキサン及びシクロヘキサジメチルシロキサン等のシクロポリジメチルシロキサン類(シクロメチコン類);ペンダント状に、又は、シリコーン鎖の端部において、2〜24の炭素原子を有するアルキル、アルコキシ、又はフェニル基を含むポリジメチルシロキサン類;フェニルシリコーン類、例えば、フェニルトリメチコン類、フェニルジメチコン類、フェニルトリメチルシロキシジフェニルシロキサン類、ジフェニルジメチコン類、ジフェニルメチルジフェニルトリシロキサン類、2−フェニルエチルトリメチルシロキシシリケート類、及びポリメチルフェニルシロキサン類; -フッ素化オイル類、例えば、部分的に炭化水素ベース、及び/又は、シリコーンベースのもの、例えば、文献JP-A-2-295912に記載されているもの; -ジカプリリルエーテル等のエーテル類(CTFA名: ジカプリリルエーテル); 並びに C12-C15 脂肪酸アルコールベンゾエート類 (Finetex社 によるFinsolv TN); 並びに -これらの混合物。 【0080】 本発明に係る組成物に、オイル類は、組成物の全重量に対して、1重量%〜50重量%の範囲の量、好ましくは、5重量%〜40重量%の量、より好ましくは、5重量%〜30重量%の量において存在してもよい。 【0081】 エマルションのオイル相は、他の脂肪物質、例えば、ワックス類、シリコーンガム類等のガム類(ジメチコノール)、シリコーン樹脂類、並びにこれらの混合物、を含んでもよい。 【0082】 本発明に係る組成物は、少なくとも1の有機光保護剤であって、UVA及び/又はUVBに活性を有するもの (吸収剤)を含んでもよい。これらの光保護剤は、水溶性若しくは脂溶性、又は一般に使用される化粧用溶媒に不溶である。 【0083】 良好な安定性を有するため、本発明に係る組成物は、有機UV遮蔽剤の配合に適切である。(組成物中に取り込まれるUV遮蔽剤は、ビタミンCの存在により分解することはない。) 【0084】 有機遮蔽剤は、特に、以下のものから選択される。: アントラニレート類;桂皮誘導体類;ジベンゾイルメタン誘導体類;サリチル酸誘導体類;ショウノウ誘導体類;本発明のもの以外のトリアジン誘導体類であって、例えば、米国特許出願4367390, 欧州特許出願863145, 欧州特許出願517104, 欧州特許出願570838, 欧州特許出願796851, 欧州特許出願775698, 欧州特許出願878469, 欧州特許出願933376, 欧州特許出願507691, 欧州特許出願507692, 欧州特許出願790243, 欧州特許出願944624に記載されているもの;ベンゾフェノン誘導体体類;β,β-ジフェニルアクリレート誘導体類;ベンゾトリアゾール誘導体類;ベンズアルマロネート誘導体類;ベンズイミダゾール誘導体類;イミダゾリン類; 欧州特許669323 及び 米国特許2463264に記載されているビス−ベンザゾリル誘導体類; p-アミノ安息香酸(PABA) 誘導体類; 米国特許出願5237071, 米国特許出願5166355, 英国特許出願2303549, ドイツ国特許出願19726184 及び欧州特許出願893119に記載されているメチレンビス(ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール)誘導体類; 高分子遮蔽剤、及び、シリコーン遮蔽剤、例えば、特に、国際特許出願WO 93/04665に記載されるもの;α-アルキルスチレンに由来する二量体類、例えば、ドイツ国特許出願19855649に記載されるもの; 欧州特許出願0967200, ドイツ国特許出願 19746654, ドイツ国特許出願 19755649, 欧州特許出願-A-1008586, 欧州特許出願1133980 及び欧州特許出願1133981に記載の4,4-ジアリルブタジエン類、並びに、これらの混合物。 【0085】 有機遮蔽剤類の例としては、以下にINCI名で示すものがある。: [para‐アミノ安息香酸誘導体類] PABA、エチルPABA、エチルジヒドロキシプロピルPABA、エチルヘキシルジメチルPABA、ISP社により、Escalol 507の名称で販売されているもの、 グリセリルPABA、 PEG-25 PABA、BASF社により、Uvinul P25の名称で販売されているもの。 [サリチル酸誘導体] ホモサラート、Rona/EM Industries社により、Eusolex HMSの名称で販売されているもの、 エチルヘキシルサリチレート、Haarmann & Reimer社により、Neo Heliopan OSの名称で販売されているもの、 ジプロピレングリコールサリチレート、Scher社により、Dipsalの名称で販売されているもの、 TEAサリチレート、Haarmann & Reimer社により、Neo Heliopan TSの名称で販売されているもの。 [ジベンゾイルメタン誘導体] ブチルメトキシジベンゾイルメタン、特に、Hoffmann La Roche社により、Parsol 1789の商標名で販売されているもの、イソプロピルジベンゾイルメタン。 [桂皮酸誘導体] エチルヘキシルメトキシシンナメート、特に、Hoffmann La Roche社により、Parsol MCXの商標名で販売されているもの、 イソプロピルメトキシシンナメート、 イソアミルメトキシシンナメート、Haarmann & Reimer社により、Neo Heliopan E 1000の商標名で販売されているもの、 DEAメトキシシンナメート、 ジイソプロピルメチルシンナメート、 グリセリルエチルヘキサノエートジメトキシシンナメート。 [β,β’-ジフェニルアクリレート誘導体類] オクトクリレン、BASF社により、とりわけ、Uvinul N539の商標名において販売されているもの、 エトクリレン、BASF社により、とりわけ、Uvinul N35の商標名において販売されているもの、 [ベンゾフェノン誘導体] ベンゾフェノン−1、BASF社により、Uvinul 400の商標名において販売されているもの、 ベンゾフェノン−2、BASF社により、Uvinul D50の商標名において販売されているもの、 ベンゾフェノン−3、又はオキシベンゼン、BASF社により、Uvinul M40の商標名において販売されているもの、 ベンゾフェノン−4、BASF社により、Uvinul MS40の商標名において販売されているもの、 ベンゾフェノン−5、 ベンゾフェノン−6、Norquay社により、Helisorb 11の商標名において販売されているもの、 ベンゾフェノン−8、American Cyanamid社により、Spectra-Sorb UV-24の商標名において販売されているもの、 ベンゾフェノン−9、BASF社により、Uvinul DS-49の商標名において販売されているもの、 ベンゾフェノン−12、 ジエチルアミノヒドロキシベンゾイルヘキシルベンゾエート、BASF社により、Uvinul A Plusの商標名において販売されているもの。 [ベンジリデンカンファー誘導体類] 3-ベンジリデンカンファー、Chimex社により、Mexoryl SDの名称において製造されているもの、 4-メチルベンジリデンカンファー、Merck社により、Eusolex 6300の名称において販売されているもの、 ベンジリデンカンファースルホン酸、Chimex社により、Mexoryl SLの名称において製造されているもの、 カンファーブンザルコニウムメトサルフェート、Chimex社により、Mexoryl SOの名称において製造されているもの、 テレフタリリデンジカンファースルホン酸、Chimex社により、Mexoryl SXの名称において製造されているもの、 ポリアクリルアミドメチルベンジリデンカンファー、Chimex社により、Mexoryl SWの名称において製造されているもの。 [フェニルベンズイミダゾール誘導体類] フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、とりわけ、Merck社により、Eusolex 232の名称において販売されているもの フェニルジベンズイミダゾールテトラスルホン酸二ナトリウム、Haarmann & Reimerにより、Neo Heliopan APの商標名において販売されているもの。 [トリアジン誘導体] ビス−エチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、Ciba Geigy社により、Tinosorb Sの名称において販売されているもの、 エチルヘキシルトリアゾン、とりわけ、BASF社により、Uvinul T150の名称において販売されているもの、 ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン、Sigma 3V社により、Uvasorb Hebの名称において販売されているもの。 [フェニルベンズトリアゾール誘導体類] ドロメトリゾールトリシロキサン、Rhodia Chimie社により、Silatrizoleの名称において販売されているもの、 メチレンビス−ベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、Fairmount Chemical社により、Mixxim BB/100の商標名において固体形態で販売されているもの、又は、Ciba Specialty Chemicals社により、Tinosorb Mの商標名において分散水溶液中の微粉状形態で販売されているもの、 [アントラニル酸誘導体類] メチルアントラニレート、Haarmann & Reimer社により、Neo Heliopan MAの商標名において販売されているもの。 [イミダゾール誘導体類] エチルヘキシルジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリンプロピオネート。 [ベンザルマロネート誘導体類] ベンザルマロネート官能基を含むポリオルガノシロキサン類、例えば、ポリシリコーン−15、Hoffmann La Roche社により、Parsol SLXの商標名において販売されているもの。 [4,4-ジアリルブタジエン誘導体類] 1,1-ジカルボキシ(2,2’-ジメチルプロピル)-4,4-ジフェニルブタジエン。 [ベンゾオキサゾール誘導体類] 2,4-ビス[5-1-(ジメチルプロピル) ベンゾオキサゾール-2-イル(4-フェニル)イミノ]-6-(2-エチルヘキシル)イミノ-1,3,5-トリアジン、Sigma 3V社により、Uvasorb K2Aの名称において販売されているもの;並びこれらの混合物。 好ましいUV遮蔽剤は、以下のものから選択される: エチルヘキシルサリチレート、 エチルヘキシルメトキシシンナメート、 ブチルメトキシジベンゾイルメタン、 オクトクリレン、 フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、 フェニルジベンズイミダゾールテトラスルホン酸二ナトリウム、 ベンゾフェノン−3、 ベンゾフェノン−4 ベンゾフェノン−5、 n-ヘキシル 2-(4-ジエチルアミノ−2−ヒドロキシベンゾイル)ベンゾエート、 4-メチルベンジリデンカンファー、 テレフタリリデンジカンファースルホン酸、 ビス−エチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、 エチルヘキシルトリアゾン、 ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン、 メチレンビス−ベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、 ドロメトリゾールトリシロキサン、 ポリシリコーン−15 1,1-ジカルボキシ(2,2’-ジメチルプロピル)-4,4-ジフェニルブタジエン、 2,4-ビス[5-1-(ジメチルプロピル) ベンゾオキサゾール-2-イル(4-フェニル)イミノ]-6-(2-エチルヘキシル)イミノ-1,3,5-トリアジン、並びにこれらの混合物。 【0086】 有利なものとしては、非イオン性有機保護遮蔽剤が使用される。 【0087】 光防護剤は、本発明に係る組成物において、組成物の全重量に対して、0.01重量%〜30重量%、好ましくは、0.1重量%〜25重量%、さらに好ましくは、0.1重量%〜20重量%の範囲の量で存在してもよい。 【0088】 本発明に係る組成物は、さらに、充填剤類を含んでもよい。 【0089】 充填剤とは、無色又は白色、有機又は無機であって、組成物が製造される温度とは無関係に組成物の媒体に不溶のあらゆる形態の粒子であって、組成物を着色することのないものをいう。 【0090】 充填剤は、結晶学的形態であるかを問わず、いかなる形態、小板状、球状、又は長楕円形のものであってよい(例えば、シート状、立方体状、六法晶系、斜方晶系の、等)。例としては、タルク、マイカ、シリカ、カオリン、ポリ-β-アラニン、及びポリエチレン、テトラフルオロエチレンポリマー(テフロン(登録商標))粉末、ラウロイルリシン、デンプン、窒化ホウ素、中空ポリ塩化ビニリデン/アクリロニトリル等のような中空マイクロスフィアー重合体、例えば、エキスパンセル(登録商標)(ノーベルインダストリー)、アクリル酸のコポリマー類、シリコーンレジンマイクロビーズ類(例えば、東芝のトスパール(登録商標))、ポリオルガノシロキサン類の弾性体粒子、沈降カルシウムカーボネート、マグネシウムカーボネート、及びハイドロジェンカーボネート、ヒドロキシアパタイト、硫酸バリウム、酸化アルミニウム類、ポリウレタン粉末、充填剤組成物、中空シリカマイクロスフィアー、及び、ガラス又はセラミックマイクロカプセル類が挙げられる。 【0091】 充填剤は、本発明に係る組成物において、組成物の全重量に対して、0.1重量%〜15重量%、好ましくは、0.1重量%〜10重量%、さらに好ましくは、0.1重量%〜5重量%の範囲の量で存在してもよい。 【0092】 本発明に係る組成物は、さらに、以下のものより選択される活性成分を含んでもよい。: 落屑剤であって、脱皮を促進することにより落屑に直接作用することが可能なもの、又は落屑若しくは角質細胞接着斑の崩壊に関与する酵素に作用することにより作用することが可能なもの、湿潤剤、脱色剤又は脱色促進剤、反グリコシル化剤、一酸化窒素シンターゼ阻害剤、5α-レダクターゼ促進剤、リシル及び/又はプロピリルヒドロキシラーゼ阻害剤、真皮又は表皮の合成を刺激及び/又はそれらの分解を防止する活性成分、 線維芽細胞又はケラチノサイトの増殖、及び/又は、ケラチノサイトの分化を刺激する活性成分、筋弛緩剤、抗菌剤、膨張剤、汚染防止物質、又はフリーラジカルスカベンジャー類、抗炎症剤、脂肪分解活性成分、又は脂肪組織の減少に直接又は間接的に好ましい作用を有する活性成分、微小循環に作用する活性成分、並びに細胞エネルギー代謝に作用する活性成分。 【0093】 有利なものとしては、本発明のエマルションは、25°C、剪断率200 min-1(一分間に200回転、つまり、50 Hzの振動数)の測定において、1.5 〜2 Pa.s (15〜20 ポイズ)の範囲、好ましくは1.7〜1.9 Pa.s (17〜19 ポイズ)の範囲の粘度を有してもよい。 粘度測定は、25°CでMettler Rheomat 180粘度計であって、No. 3 スピンドルを備えたものものを用い、10分間のスピンドル回転の後(粘度及びスピンドル回転速度の安定が認められた後)、剪断率200 min-1にて行う。 【0094】 本発明に係る組成物は、特に、局所的使用を意図しており、特に、美容的、又は皮膚科学的な局所的使用を意図している。 【0095】 従来からある様に、本発明の美容的又は皮膚科学的組成物は、美容学、又は皮膚科学的において普通に用いられている補助剤、例えば、保存料、香料、殺菌剤、臭い吸収剤、着色料、塩、界面活性剤、増粘化剤、及びベース類を含んでもよい。これらの様々な補助剤の量は、問題となっている分野において従来から使用されている量と同様であり、例えば、組成物の全重量に対して、0.01 %〜20%の量となる。これらの補助剤は、それぞれの性質に基づき、脂肪相又は水相に導入されてもよい。 【0096】 本発明に係る組成物は、皮膚、体毛、睫毛、頭髪、爪又は唇に、組成物が意図する用途に基づき、適用されてもよい。 よって、本発明に係る組成物を、以下の目的の為に、皮膚に適用することを含む美容的な皮膚トリートメント方法において使用してもよい: 例えば、皮膚に活力を与えるために、皮膚を再生するために、皮膚の細かい皺を滑らかにするために、及び/又は、 皮膚の老化と戦うために、UV照射の有害な効果と戦うために、及び/又は、環境の攻撃に対して皮膚組織を強化するためにである。 【0097】 1の実施態様においては、本発明に係る組成物は、皮膚科学用製剤の製造、例えば、皮膚、体毛、及び/又は頭髪の脱色を意図する製剤に用いてもよい。 【0098】 組成物は、ケア用組成物、特に、スキンケアベース、ケアクリーム(デイクリーム、ナイトクリーム、アンチ皺クリーム)、若しくはメイクアップベース等のスキンケア製品、リップケア組成物(リップバーム)、又は日焼け防止、若しくは自己日焼け組成物であってもよい。 【0099】 組成物は、メイクアップ組成物、特に、皮膚、唇、睫毛、眉毛、又は毛髪メイクアップ組成物であってもよい。メイクアップ組成物は、特に、ファンデーション、ブラッシャー、アイシャドウ、コンシーラー、又はボディメイクアップ製品であってもよい。 【0100】 有利なものとしては、組成物は濯ぐことなしに使用される。 【0101】 本発明に係るエマルションは、以下の一般的手続きにより調製してもよい。: 約70°Cの温度において加熱しながら、水相の成分を混合する。また、オイル類及び界面活性剤類を約80°Cの温度において加熱しながら混合する。 脂肪相を約70°Cの温度において水相に注ぎ、その後、タービンを用いて10分間高速で攪拌する。結果として生じるエマルションを約60°Cまで冷却する。 その後、増粘剤を加え、続いて再度10分間攪拌する。 約50°Cまで冷却する。その後、水と前もって混合したアスコルビン酸又はその誘導体を添加し、その後、適切な場合には、他の活性剤についても添加する。 【0102】 ここで、本発明を以下の、これらに限定されることのない例により説明する。 [実施例1] 以下の組成を有する油中水型エマルション形態のフェイスケア組成物を調製した。 -ソルビタントリステアレート (Uniqema社によるSPAN 65 V) 0.9 g -PEG (40 EO) ステアレート (Uniqema社によるMyrj 52 P) 2 g -セチルアルコール 2 g -グリセリルモノ- 及び ジステアレート混合物 (36/64) 1.5 g -ステアリン酸 1 g -4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタン 3 g -2-エチルヘキシル 2-シアノ-3,3-ジフェニルアクリレート 7 g -2-エチルヘキシル サリチレート 5 g -ワセリン 4 g -シリコーンオイル類 10 g
-アスコルビン酸 3 g -水酸化ナトリウム 0.67 g
-キサンタンガム 0.2 g -エマルション中のアクリルアミド/アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸ナトリウムコポリマーであって、40%の活性成分を含むもの (SEPPIC社によるSimulgel(登録商標) 600) 2 g
-充填剤 3 g -アンチ皺活性成分 1 g
-グリセロール 3 g -保存料 適量 -水 100 gまで適量 【0103】 このエマルションは、55°Cにおいて8日後、及び室温において2カ月後に、良好な安定性を示す。 【0104】 組成物は、毎日の、日中の使用において、顔面に適用する。 【0105】 [実施例2-比較例] 実施例1と同様に調製するが、キサンタンガムを含まない組成物を調製する。(その0.2 gの量を水で置換した。)(この組成物は、本発明の一部をなすものではない。) 【0106】 結果として生じる組成物は、55°Cにおいて3日間の保存の後不安定となり、表面に油相が分離する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】391023932 【氏名又は名称】ロレアル
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| 【出願日】 |
平成17年12月28日(2005.12.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064908 【弁理士】 【氏名又は名称】志賀 正武
【識別番号】100089037 【弁理士】 【氏名又は名称】渡邊 隆
【識別番号】100108453 【弁理士】 【氏名又は名称】村山 靖彦
【識別番号】100110364 【弁理士】 【氏名又は名称】実広 信哉
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| 【公開番号】 |
特開2006−188517(P2006−188517A) |
| 【公開日】 |
平成18年7月20日(2006.7.20) |
| 【出願番号】 |
特願2005−376996(P2005−376996) |
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