| 【発明の名称】 |
皮膚外用剤組成物 |
| 【発明者】 |
【氏名】木塚 尚史 【住所又は居所】千葉県袖ヶ浦市長浦580−32 三井化学株式会社内
【氏名】篠田 法正 【住所又は居所】千葉県袖ヶ浦市長浦580−32 三井化学株式会社内
【氏名】朝重 直樹 【住所又は居所】千葉県袖ヶ浦市長浦580−32 三井化学株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 重量平均分子量が1000以上10万以下のアスパラギン酸−ヒドロキシカルボン酸共重合体を含有する、皮膚外用剤組成物。 【請求項2】 繰り返し構造単位として下記構造式(1)で表されるコハク酸イミド単位を1〜33モル%、 【化1】
および下記構造式(2)で表されるヒドロキシカルボン酸単位を67〜99モル%、 【化2】
(式中、Rはメチル基または水素原子である。) とを併せ持つ、重量平均分子量1000以上10万以下の共重合体を含有する、皮膚外用剤組成物。 【請求項3】 請求項2記載の共重合体の上記構造式(1)で表されるコハク酸イミド単位の一部が下記構造式(3)で表されるアスパラギン酸単位である共重合体を含有する、皮膚外用剤組成物。 【化3】
(式中、Mは金属または水素である。) 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の組成物を用いた皮膚外用剤。 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の重合体又は組成物を用いた化粧水。 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の重合体又は組成物を用いた乳液。 【請求項7】 請求項1〜4のいずれかに記載の重合体又は組成物を用いたクリーム。 【請求項8】 請求項1〜4のいずれかに記載の重合体又は組成物を用いたクレンジングジェル。 【請求項9】 請求項1〜4のいずれかに記載の重合体又は組成物を用いたリップクリーム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明はコハク酸イミド単位、乳酸単位および/またはグリコール酸単位を有する、共重合体をもちいた皮膚外用剤に関する。詳しくは皮膚の水分保持機能を亢進し、皮膚に潤いを与える美肌効果を有する皮膚外用剤に関する。 【背景技術】 【0002】 皮膚外用剤は皮膚の新陳代謝の改善、保湿、保水といった作用により肌荒れの防止、改善をする。肌荒れはおもに皮膚の水分低下によりひき起こされることが知られている。例えば、冬季の空気の乾燥、皮膚洗浄、加齢、皮膚分泌物の減少などにより皮膚が乾燥する。皮膚を乾燥状態のまま放置すると、皮膚のはりやつやが低下し、いわゆる肌荒れ状態になりやすい。肌荒れの防止のためにはには角層水分含有量の低下を防止し、正常な皮膚機能を維持することが重要である。角質水分量を保持するため、従来皮膚に適度な水分と油分を与える親水性の皮膚保湿剤と油性の皮膚柔軟剤を皮膚外用剤に配合することが行われていた。例えば、上記皮膚保湿剤としては、アルギン酸、カルボキシメチルセルロース、トレハロース、ヒアルロン酸などの多糖類や少糖類、ソルビトール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、などの多価アルコール類、ピロリドンカルボン酸ソーダ、乳酸ソーダなどの有機酸塩類等が利用されている。しかし、これらを多量に含有する皮膚外用剤は、べたつきなどの不快感を与える場合があるなどの問題があった。また、上記皮膚柔軟剤としては、流動パラフィン、ワセリン、パーム油、ホホバ油、オリーブ油、スクアラン、ラノリン、合成エステル油等が利用されている。しかし、これらを表皮からの水分蒸散を充分に防ぐ程度に皮膚外用剤に含有しようとすると、ぬめりなどの不快感を与える場合があるなどの問題があった。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 本発明の目的は、上記のような従来の問題点を解決し、皮膚保湿剤、皮膚柔軟剤を多量に配合する必要がなく、皮膚の正常な生理機能が妨げられず、肌あれ、つや不足、小じわ等の乾燥に起因する皮膚状態を改善し、充分な皮膚水分保持機能亢進により潤いを与えることができる、いわゆる美肌効果を有し、感触的にも問題のない皮膚外用剤を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0004】 本発明者らは上記の目的を達成するために鋭意検討した結果、以下のことを見出し、本発明を完成した。 【0005】 即ち、本発明は以下の<1>〜<5>に関する。 <1> 重量平均分子量が1000以上10万以下のアスパラギン酸−ヒドロキシカルボン酸共重合体を含有する、皮膚外用剤組成物。 <2> 繰り返し構造単位として下記構造式(1)で表されるコハク酸イミド単位を1〜33モル%、 【0006】 【化1】
および下記構造式(2)で表されるヒドロキシカルボン酸単位を67〜99モル%、 【0007】 【化2】
(式中、Rはメチル基または水素原子である。) とを併せ持つ、重量平均分子量1000以上10万以下の共重合体を含有する、皮膚外用剤組成物。 <3> 上記<2>の共重合体の上記構造式(1)で表されるコハク酸イミド単位の一部が下記構造式(3)で表されるアスパラギン酸単位である共重合体を含有する、皮膚外用剤組成物。 【0008】 【化3】
(式中、Mは金属または水素である。) <4> 上記<1>〜<3>のいずれかに記載の組成物を用いた皮膚外用剤。 <5> 上記<1>〜<4>のいずれかに記載の重合体又は組成物を用いた化粧水、乳液、クリーム、クレンジングジェル又はリップクリーム。 【発明の効果】 【0009】 本発明の共重合体及びそれを含有する皮膚外用剤組成物を用いることにより、皮膚保湿剤、皮膚柔軟剤を多量に配合する必要がなく、皮膚の正常な生理機能が妨げられず、肌あれ、つや不足、小じわ等の乾燥に起因する皮膚状態を改善し、充分な皮膚水分保持機能亢進により潤いを与えることができる、いわゆる美肌効果を有し、感触的にも問題のない皮膚外用剤を提供することが可能となる。 【0010】 本発明の共重合体及び皮膚外用剤組成物の使用により、肌あれ、小じわ改善、潤い、つやといった美肌効果を得ることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0011】 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明は、アスパラギン酸−ヒドロキシカルボン酸共重合体を含有する、皮膚外用剤組成物であり、その重量平均分子量としては、1000以上10万以下であるものが好ましい。 【0012】 より具体的には、繰り返し構造単位として下記構造式(1)で表されるコハク酸イミド単位 【0013】 【化4】
および下記構造式(2)で表されるヒドロキシカルボン酸単位 【0014】 【化5】
(式中、Rはメチル基または水素原子である。) とを併せ持つ共重合体を含有する皮膚外用剤組成物であり、さらに上記構造式(1)で表されるコハク酸イミド単位を1〜33モル%、上記構造式(2)で表されるヒドロキシカルボン酸単位を67〜99モル%であることが好ましい。 【0015】 また、上記構造式(1)で表されるコハク酸イミド単位の一部が下記構造式(3)で表されるアスパラギン酸単位である共重合体を含有する、皮膚外用剤組成物、である。 【0016】 【化6】
(式中、Mは金属または水素である。) 【0017】 本発明の皮膚外用剤は、こはく酸イミド単位とヒドロキシカルボン酸単位を併せ持つ共重合体を含有することを特徴とする。 【0018】 本発明に適用される共重合体は、上記構造式(1)で表されるコハク酸イミド単位及び構造式(2)で表されるヒドロキシカルボン酸単位を必須構成単位として有する共重合体である。 【0019】 本発明にかかる、繰り返し構造単位として、少なくともコハク酸イミド単位およびヒドロキシカルボン酸単位をもつ共重合体は、例えば核磁気共鳴(NMR)スペクトル測定や赤外吸収(IR)スペクトル測定等の公知の分析手法によって構造を確認することができる。例えばIRスペクトル測定では、コハク酸イミド単位のカルボニル結合と同時に、乳酸単位および/またはグリコール酸単位のカルボニル結合の特徴的な吸収がみられる。 また、例えばNMRスペクトル測定では、コハク酸イミド単位のメチレンプロトンやメチンプロトンに由来するピークと同時に、乳酸単位のメチルプロトンやメチンプロトン、および/またはグリコール酸単位のメチレンプロトンに由来するピークが明確に確認できる。高分解能のNMR測定装置を用いれば、わずかながら、アミド基のプロトンや、アミド基に隣接するメチンプロトンに由来するピークや、その他、枝分かれや連鎖シーケンス(コハク酸イミド単位、アスパラギン酸単位、乳酸および/またはグリコール酸単位との隣接基関与)によるピーク等の細かなピークが認められる。 【0020】 本発明に係る共重合体の一つは、当該高分子化学分野の研究者等がブロックポリマー、グラフトポリマー、グラフトブロックポリマー、ハイパーブランチ(hyper branched)ポリマーと呼ぶ高次構造をもつ。繰り返し構造単位として主にコハク酸イミド単位をもつポリコハク酸イミドセグメントと、繰り返し構造単位としてヒドロキシカルボン酸単位をもつポリヒドロキシカルボン酸セグメントとがブロック状、枝分かれ状につながった構造をもっている。 【0021】 本発明にかかる共重合体は、例えば一例として下記構造式(4)で表される構造をもつポリマーである。 【0022】 【化7】
(式中、p、r、sは同時に0になることのない0を含む正の整数である。qは正の整数である。Rは水素またはメチル基を表す。) 【0023】 この場合、基本的に、コハク酸イミド単位からなる連鎖、乳酸および/またはグリコール酸単位からなる連鎖は、それぞれブロック性をもつ。コハク酸イミド単位がつながったポリコハク酸イミド連鎖(PSIセグメント)は、その連鎖中の一部のコハク酸イミド単位が開環していてもよく、下記構造式(5)または(6)のような構造のアスパラギン酸単位が混在しても良い。 【0024】 【化8】
【0025】 【化9】
(上記式(5)および式(6)において、p、q、r、sは0を含む正の整数であり、Rは水素またはメチル基である。) 【0026】 また、分子鎖末端のカルボキル基は必ずしもCOOH基である必要はなく、アルカリ金属、アルカリ土類金属やアミン等の塩基との塩を形成していてもよい。 【0027】 本発明の共重合体の分子量は特に制限はないが、共重合体の物性等を考慮すると、重量平均分子量にしておよそ1000以上10万以下である。 【0028】 本発明の共重合体中のアスパラギン酸由来単位とヒドロキシ酸単位とのモル組成比は、1:99〜1:2である。 【0029】 次に本発明にかかる共重合体の製造方法について述べる。 本発明に係る共重合体の製造方法の具体的な例の1つとしては、アスパラギン酸と、環状エステル化合物との混合物を加熱することを特徴とする、繰り返し構造単位としてコハク酸イミド単位とヒドロキシカルボン酸単位とを有する、重量平均分子量1000以上10万以下の共重合体の製造方法、が挙げられる。 【0030】 上記製造方法において使用するアスパラギン酸は、光学活性のL−体やD−体であっても、DL−体であってもよい。高分子量の共重合体を得るためには、好ましくは、フマル酸やマレイン酸等の不純物の含有量が1重量%以下の高純度のものが好ましい。 【0031】 環状エステル化合物としては特に制限はないが、好ましくはラクチド、グリコリド、カプロラクトン、プロピオラクトン、ブチロラクトン、バレロラクトンであり、特に好ましくはラクチドおよびグリコリドである。 【0032】 ラクチドとしては、L−ラクチド、D−ラクチド、DL−ラクチド、ラセミ体のラクチドのいずれも使用することができる。 【0033】 使用する環状エステル化合物にはヒドロキシ酸や水分が含まれていてもよい。ただし、その量は、環状エステル化合物に対して30モル%以下であることが好ましい。また、反応の際、反応速度や生成共重合体分子量調節を目的として、環状エステル化合物に対して所定量のヒドロキシ酸や水、アルコール類を添加しても良い。その量はやはり環状エステル化合物に対して30モル%以下であることが好ましい。 【0034】 アスパラギン酸に対する、環状エステル化合物仕込組成比が高すぎると、アスパラギン酸がポリマー中に取り込まれにくく、PLA(ポリ乳酸)、PGA(ポリグリコール酸)、PLGA(乳酸−グリコール酸共重合体)、ポリカプロラクトン等のポリヒドロキシカルボン酸のみが生成しやすく、本発明の目的である共重合体を得ることが困難になる場合がある。一方、アスパラギン酸の仕込組成が高すぎると、乳酸単位および/またはグリコール酸単位のブロック連鎖長が伸長しにくく、好ましくない場合がある。かかる点を考慮すると、アスパラギン酸と、環状エステル化合物との仕込モル組成は、およそ1:1〜1:50程度である。 【0035】 本発明の製造方法では、反応時に触媒を使用しなくとも、十分にポリマーを得ることが可能であるが、反応時間の短縮や、生成ポリマーの高分子量化を目的として、触媒を用いても良い。好ましい触媒には、例えば、錫や亜鉛、チタン等の金属類、オクタン酸錫、四塩化錫等の金属塩化合物、有機酸、無機酸等が用いられる。 【0036】 反応温度の管理は重要である。反応初期には、アスパラギン酸からの脱水を促すため、少なくとも140℃以上の高温で反応させることが好ましい。好ましくは160℃以上230℃以下、さらに好ましくは180℃以上、220℃以下である。 【0037】 反応の後半には、生成してきたポリマーの分解を抑制するため、反応初期よりも温度を下げることが好ましい。好ましくは120〜200℃程度の範囲で反応させることが好ましい。 【0038】 本発明にかかる製造方法における重合反応機構は、従来の直接脱水縮合法の重合機構とは異なる。それは本発明の方法と従来の方法とでは、反応の進行状況、生成ポリマー分子量、分子量分布、および収率が異なることからも容易に認識できる。 【0039】 本発明における好適な実施態様として環状エステル化合物がラクチドおよび/またはグリコリドである場合を例に挙げて説明する。 【0040】 反応を始めた初期には、まず80〜90℃付近に融点をもつグリコリドおよびまたはラクチドが溶融し、融解しないアスパラギン酸粉末が浮遊しながら撹拌されている状態である。やがて、加熱と共にアスパラギン酸が脱水しながら重合し始める。アスパラギン酸の脱水で生じた水によりラクチドおよび/またはグリコリドが開環し、開環して生じたヒドロキシ酸が他のラクチドおよび/またはグリコリドを開環させながら重合していく。やがてアスパラギン酸またはアスパラギン酸の重合体と、ラクチドおよび/またはグリコリドの重合体との共重合が起こることにより、粉末顆粒状だったアスパラギン酸またはアスパラギン酸重合体が可溶化されて透明になり、反応溶液が均一となる。次第に反応溶液の粘度が上昇していく。 【0041】 アスパラギン酸またはアスパラギン酸の重合体の大部分が消失して反応溶液が均一になった後の反応後半では、反応系を減圧にして脱水を促進することが好ましい。脱水を促進するため、水を共沸させる溶媒を加えて還流させ、流出液中から水分を除去する方法をとっても良い。 【0042】 反応時間は、反応温度、触媒使用の有無や所望とするポリマーの分子量によっても適宜決定されるが、およそ2時間〜100時間程度である。 【0043】 反応終了後、反応混合物から生成ポリマーを精製単離する場合、再沈澱法、分別沈澱法等の公知の精製単離方法を用いることができる。例えば、反応混合物をジメチルホルムアミド(DMF)に溶解し、水中に投入して不溶のポリマー沈澱を濾過や遠心分離等により回収することができる。 【0044】 本発明の製造方法は、直接脱水縮合法に比べ、生成するポリマーの分子量が高く、分子量分布も狭い。また、再沈澱等の精製によるポリマーの回収率が高い。 【0045】 本発明の共重合体は、アスパラギン酸と、ラクチドおよび/またはグリコリドとの混合物を加熱することにより得られるポリマーであり、従来から知られている、アスパラギン酸と乳酸および/またはグリコール酸とを加熱脱水する方法(以降、直接脱水縮合法という)で得られる共重合体とは構造が異なるものである。 【0046】 本発明の共重合体と従来の直接脱水縮合法により得られる共重合体との構造の違いは公知の分析手法で確認できる。すなわち例えば、NMRスペクトルにおいて、強度の小さなピークに違いがみられ、枝分かれの程度や、ブロック性において明かな違いが確認できるのである。 【0047】 また、両者の構造の違いは、その加水分解挙動の違いとなって現れる。例えば、アスパラギン酸由来単位とヒドロキシ酸由来単位との組成比が同じ1:5の共重合体において、本発明にかかる共重合体の場合は、体温付近の温度で、人体と同じpHの水中において、比較的速やかに(数時間から数十時間で)ポリマー全体が水溶性となり、一旦消失するが、数日〜数十日にかけて再び水不溶性となって沈澱を生じる。一方、直接脱水縮合法で得られる共重合体の場合は、水溶性となる部分もあるが、数十日にわたって水不溶のポリマーが残存し続ける。 【0048】 また、両者の構造の違いは、溶解性の差となっても現れる。 また、分子量分布においても違いがみられる。 【0049】 これらの構造の違いはとりもなおさず製造方法の違いによる。本発明の共重合体の構造は、その独特な製造方法に由来するものである。 【0050】 一般に知られているPLAやPLGAが数千程度の低分子量のオリゴマーである場合、シロップ状か、かなりベタつく固体であるのに対し、本発明の共重合体は、低分子量でも室温(常温)でべたつきの少ない固体であり扱い易い。ガラス転移点(Tg)はおよそ40〜60℃程度であり、比較的低温(例えば100℃未満)で容易に溶融する。しかも溶融粘度は既存のPLAやPLGA等よりも低く、溶融して薬剤を混合するのに都合がよい。 【0051】 本明細書における他の発明の一つは、アスパラギン酸と、ラクチドおよび/またはグリコリドとの混合物を加熱することにより得られるポリマーのコハク酸イミド単位を加水分解により開環して得られる、繰り返し構造単位として、少なくともアスパラギン酸単位と、乳酸単位および/またはグリコール酸単位とをもつ共重合体である。(以降、この共重合体を加水分解型共重合体という。)この加水分解型共重合体は例えば一例として下記構造式(7)で表される構造をもつポリマーである。 【0052】 【化10】
【0053】 (式中、p、r、sは、3つ同時に0になることのない0を含む正の整数であり、qは0を含む正の整数である。また、(p+r+s)/(q+1)=2〜100である。Rは水素又はメチル基を表す。Mは金属または水素を表す。) 【0054】 この場合、基本的に、アスパラギン酸単位からなる連鎖、乳酸および/またはグリコール酸単位からなる連鎖はそれぞれブロック性をもつ。 【0055】 また、分子鎖末端のカルボキル基は必ずしもCOOH基である必要はなく、アルカリ金属、アルカリ土類金属やアミン等の塩基との塩を形成していてもよい。 【0056】 前記構造式(4)と上記構造式(7)との違いはイミド環の開環の有無である。加水分解の程度によって、開環構造と未開環構造との組成比を変えることができ、そのいずれの組成比の共重合体も本発明の範囲内である。 【0057】 なお、本発明にかかる共重合体の構造に含まれるアスパラギン酸単位は、α−アミド型単量体単位およびβ−アミド型単量体単位が混在し得るものであり、両者の比は特に限定されない。 【0058】 本発明の加水分解型共重合体の分子量は特に制限はないが、共重合体の物性等を考慮すると、重量平均分子量にしておよそ1000以上10万以下である。 【0059】 本発明の加水分解型共重合体中のアスパラギン酸単位とヒドロキシ酸由来単位(乳酸単位およびグリコール酸単位)とのモル組成比は、1:99〜1:2である。 【0060】 一般に知られているPLAやPLGAが数千程度の低分子量のオリゴマーである場合、シロップ状か、かなりベタつく固体であるのに対し、本発明の共重合体は、低分子量でも室温(常温)でべたつきの少ない固体であり扱い易い。ガラス転移点(Tg)はおよそ40〜60℃程度であり、比較的低温(例えば100℃未満)で容易に溶融する。しかも溶融粘度は既存のPLAやPLGA等よりも低く、溶融して薬剤を混合するのに都合がよい。 【0061】 加水分解型共重合体を製造する場合、上記製造法で得られたコハク酸イミド単位をもつ共重合体を水または水易溶性溶媒と水との混合溶媒の中に懸濁または溶解させ、単に加温するか、アルカリ水溶液等を加えることによって製造する。水易溶性溶媒とは、少なくとも水を5重量%以上溶かすことのできる溶媒のことで、例えばメタノールやエタノール等のアルコール類、アセトン、アセトニトリル等が挙げられる。アルカリを加える場合、過剰のアルカリを加えすぎると共重合体の分子量が低下するので注意が必要である。 【0062】 加水分解に用いるアルカリ水溶液には公知のものが使用できる。例えば、水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶液、アンモニア水溶液、炭酸ナトリウム水溶液等が挙げられる。 【0063】 加水分解は酸性条件下では進みにくい。一方強アルカリ条件下ではポリマー鎖の切断が起こりやすく好ましくない。係る点を考慮するとおよそpH6〜11の範囲であることが好ましい。 【0064】 本発明の皮膚外用剤組成物とは、上記の共重合体を少なくとも1種以上含有するものである。本発明の組成物としては、上記の他、通常使用される溶媒や、後述する他の成分からなる。また必要に応じて、香料、防腐剤、安定剤、ミネラル成分、着色料、洗浄剤等の補助成分(添加剤)を含んでいても良い。 【0065】 本発明の組成物を構成する溶媒としては、特に限定されないが、例えば、以下の無機、有機溶媒が挙げられる。より具体的には例えば、水、エタノール、メタノール、イソプロパノール、エチレングリコール等のアルコール類、エチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールエチルエーテル等のエーテル類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、植物抽出水、植物エキス、植物性オイル等の植物由来液、シリコン系オイル等が挙げられる。中でも好ましいものとして水、エタノールが挙げられる。 【0066】 本発明の組成物において、上記共重合体とその他の成分との混合比に特に制限はなく、どのような混合割合であっても構わない。即ち、本発明の組成物を用いて得られる皮膚外用剤の剤形に応じ、適宜その混合比が決定されるためである。 【0067】 本発明の皮膚外用剤は、上記の共重合体を必須成分とすることにより調製される。本発明の皮膚外用剤及び皮膚化粧料には上記した必須構成成分の他に通常皮膚外用剤に用いられる他の成分、例えば、粉末成分、液体油脂、固体油脂、ロウ、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、シリコーン、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、保湿剤、水溶性高分子、増粘剤、皮膜剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、低級アルコール、多価アルコール、糖、アミノ酸、有機アミン、高分子エマルジョン、pH調製剤、皮膚栄養剤、ビタミン、酸化防止剤、酸化防止助剤、香料、水等を必要に応じて適宜配合し、目的とする剤形に応じて常法により製造することが出来る。以下に具体的な配合可能成分を列挙するが、上記必須配合成分と、下記成分の任意の一種または二種以上とを配合して本発明の皮膚外用剤を調製できる。 【0068】 粉末成分としては、例えば 無機粉末(例えば、タルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、水酸化アルミニウム、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等); 有機粉末(例えば、PET、PBT等の芳香族ポリエステル樹脂、ポリグリコール酸、ポリ乳酸、ポリヒドロキシブチレート、ポリヒドロキシバレレート、ポリスクシン酸ブチル等の脂肪族ポリエステル、スチレン樹脂、ウレタン樹脂、ナイロン等のポリアミド樹脂、セルロース類、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリメチルシルセスキオキサン、ジメチコンクロスポリマー、(ラウリルジメチコン/PEG)クロスポリマー、(ジメチコン/ビニルジメチコン/メチコン)クロスポリマー、架橋型アルキルポリエーテル変性シリコーン等のシリコーン系樹脂、ポリアクリル酸アミド、ポリアクリル酸アルキル、アクリル酸アルキル共重合体、アクリル酸アルキル/アクリル酸アミド共重合体、アクリル酸アルキル/ジメチコン共重合体、アクリル酸/アクリル酸アルキル(C10〜C30)共重合体、アクリル酸アルキル/スチレン共重合体、アクリル酸アミド/アクリル酸アルキル/アクリル酸DMAPA/メタクリル酸メトキシポリエチレングリコール共重合体、ラウリル(メタ)アクリレート/エチレングリコールジ(メタ)アクリレート共重合体、メタクリル酸メチル/ジメチルポリシロキサン共重合体等のアクリル酸系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリ四弗化エチレン等のフッ素樹脂、ラウロイルリジン、ラウロイルタウリン等のアミノ酸系粉体等); 無機白色顔料(例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等);無機褐色系顔料(例えば、γ−酸化鉄等);無機黄色系顔料(例えば、黄酸化鉄、黄土等);無機黒色系顔料(例えば、黒酸化鉄、低次酸化チタン等);無機紫色系顔料(例えば、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青、紺青等); パール顔料(例えば、酸化鉄被覆マイカ、酸化チタン被覆マイカ、ベンガラ酸化チタン被覆マイカ、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、着色酸化チタン被覆マイカ、オキシ塩化ビスマス、酸化チタンとマイカの間にシリカ層を挟んだ粉体、マイカの代わりにシリカフレークを用いて酸化チタンを被覆させた粉体、マイカの代わりに合成マイカを用いて酸化チタンを被覆させた粉体、中空酸化チタン、魚鱗箔等:市販品としては、フラメンコスーパーパール、フラメンコオレンジ、フラメンコスパークル、フラメンコウルトラスパークル4500、ティミカエクストララージスパークル(以上、エンゲルハード社)、ティミロンスーパー、ティミロンスーパーシルクMP-1005、ティミロンスーパーシーンMP-1001、ティミロンスターラスターMP-115(以上、メルク社)等の酸化チタン被覆マイカ;フラメンコサテンレッド、フラメンコサテンバイオレット、フラメンコサテンブルー(以上、エンゲルハード社)等の酸化鉄酸化チタン被覆マイカ;クロイゾネオレンジ、クロイゾネブルー、クロイゾネヌアンティークブルー、クロイゾネセリーズフランベ、クロイゾネブルーフランベ、クロイゾネスパークルシリーズ(以上、エンゲルハード社)等の酸化鉄被覆雲母チタン;コロロナシエナ、コロロナレッドゴールド、コロロナレッドブラウン、コロロナブライトゴールド、コロロナボルドー、コロロナインペリアルレッド、コロロナシエナスパークル(以上、メルク社)、ティミカゴールデンブロンズ、ティミカヌアンティークカッパー、ティミカゴールドスパークル(以上、エンゲルハード社)、ティミロンゴールドプラスMP-25、フラメンコスパークル(レッド,ゴールド,グリーン,ブルー,バイオレット) 、デュークロムBV、ティミロンスプレンディッド、メタシャイン1080RC-(B1,G1,R1,S1,Y1)、プロミネンスSF等); 金属粉末(例えば、アルミニウム、金、銀、銅等); ジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色203号、赤色204号、赤色205号、赤色206号、赤色207号、赤色208号、赤色213号、赤色214号、赤色215号、赤色218号、、赤色219号、赤色220号、赤色221号、赤色223号、赤色225号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色231号、赤色232号、赤色401号、赤色404号、赤色405号、赤色501号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色505号、赤色506号、だいだい色201号、だいだい色205号、だいだい色401号、黄色4号、黄色5号、黄色201号、黄色202号、黄色203号、黄色204号、黄色205号、黄色401号、黄色402号、黄色403号の(1)、黄色404号、黄色405号、黄色406号、黄色407号、青色1号、青色404号、緑色3号、緑色201号、緑色202号、緑色204号、紫色201号等); 天然色素(例えば、β-カロチン、コチニール色素、赤キャベツ色素、リボフラビン、クロシン、アントラキノン、カンタキサンチン、紅花色素等)等が挙げられる。 【0069】 液体油脂としては、例えば、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン、月見草油、ハッカ油、液状ラノリン等が挙げられる。 【0070】 固体油脂としては、例えば、カカオ脂、ヤシ油、硬化ヤシ油、パーム油、パーム核油、モクロウ核油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。 【0071】 ロウとしては、例えば、ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられる。 【0072】 炭化水素(油)としては、例えば、流動パラフィン、オゾケライト、スクワラン、プリスタン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。 【0073】 高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、トール油脂肪酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、2−メチルウンデカン酸、2−メチルドコサン酸、3−メチルドコサン酸、2,2−ジメチルドデカン酸、3−メチルテトラデカン酸、4−メチルテトタデカン酸、5−メチルテトラデカン酸、6−メチルテトラデカン酸、7−メチルテトラデカン酸、8−メチルテトラデカン酸、9−メチルテトラデカン酸、10−メチルテトラデカン酸、11−メチルテトラデカン酸、12−メチルテトラデカン酸、13−メチルテトラデカン酸、2−エチルテトラデカン酸、2−プロピルトリデカン酸、2−ブチルドデカン酸、2−ペンチルウンデカン酸、2−ヘプチルノナン酸、2−エチルヘキサデカン酸、2−プロピルペンタデカン酸、2−ブチルテトラデカン酸、2−ヘプチルウンデカン酸、2−イソヘプチルイソウンデカン酸、10−メチルオクタデカン酸、11−メチルオクタデカン酸、イソステアリン酸等が挙げられる。 【0074】 高級アルコールとしては、例えば、直鎖アルコール(例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等);分枝鎖アルコール(例えば、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ヘプチルウンデカノール等)等が挙げられる。 【0075】 エステル(油)としては、例えば、ミリスチン酸イソステアリル、ノナン酸イソトリデシル、ヘキサオキシステアリン酸ジペンタエリトット、メタクリル酸ステアリル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル、オクチルドデシル)、オクタン酸セチル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリイソパルミチン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オレイル、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバシン酸ジイソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、クエン酸トリエチル、アラキドン酸エチル、リノレン酸エチル、イソノナン酸イソノニル、イソパルミチン酸オクチル、リノール酸イソプロピル、イソペラルゴン酸オクチル、リノール酸オレイル、イソノナン酸イソトリデシル、リノール酸エチル、イソステアリン酸イソプロピル、オクタン酸イソセチル、オレイン酸イソデシルアルコール、エルカ酸オレイル、オクタン酸イソステアリル、ピバリン酸イソデシル、イソノナン酸イソデシル、エルカ酸エルシル、オレイン酸オクチルドデシル、ピバリン酸イソステアリル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸イソセチル、エルカ酸イソステアリル、エルカ酸オクチルドデシル、オレイン酸イソプスピル、ジメチルオクタン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ミリスチン酸オレイル、エルカ酸ステアリル、オレイン酸エチル、オレイン酸デシル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸オクチル、パルミチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソセチル、パルミチン酸オクチル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ラウリン酸イソステアリル、イソステアリン酸ヘキシル、イソステアリン酸ミリスチル、イソステアリン酸ラウリル、オレイン酸セチル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチル、ラウリン酸イソデシル、イソステアリン酸ブチル、ペラルゴン酸オクチル、ミリスチン酸イソプロピル、ラウリン酸イソヘキシル、ペラルゴン酸イソブチル、パルミチン酸ラウリル、プロピオン酸エイコサニル、ミリスチン酸デシル、ステアリン酸エチル、パルミチン酸エチル、ミリスチン酸ブチル、ラウリン酸エチル、ミリスチン酸メチル、ラウリン酸メチル、パルミチン酸レチノール、ペラルゴン酸エチル、リノレン酸、12−ステアロイルオキシステアリン酸オクチルドデシル、ペラルゴン酸メチル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、カプロン酸メチル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、プロピオン酸ポリオキシエチレン(2)ミリスチルエーテル、セバシン酸ジオクチル、イソステアリン酸、アセチルリシノレイン酸ブチル、テトライソステアリン酸ジグリセリル、マレイン酸ジオクチル、ステアロイルグルタミン酸ジオクチルドデシル、アジピン酸ジオクチル、ラウロイルグルタミン酸ジオクチルドデシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リノール酸DL−α−トコフェロール、ミリスチン酸ポリオキシエチレン(3)ミリスチルエーテル、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジノナン酸プロピレングリコール、トリオクタン酸グリセリル、イソステアリルアルコール、トリカプリン酸グリセリル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジヘキシル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、デシルテトラデカノール、トリアセチルリシノール酸グリセリル、アジピン酸ジイソプロピル、リシノレイン酸セチル、トリカプリル酸グリセリル、イソステアリン酸バチル、セバシン酸ジエチル、リンゴ酸ジイソステアリル、オキシステアリン酸オクチル、ポリオキシプロピレン(10)セチルエーテル、メトキシケイ皮酸オクチル、乳酸オクチルドデシル、モノイソステアリン酸モノミリスチン酸グリセリル、乳酸イソステアリル、乳酸オレイル、リシノレイン酸メチル、オレイン酸エチレングリコール、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル等が挙げられる。 【0076】 シリコーン(油)としては、例えば、鎖状ポリシロキサン(例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等);環状ポリシロキサン(例えば、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等)、3次元網目構造を形成しているシリコーン樹脂、シリコーンゴム、各種変性ポリシロキサン(アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等)等が挙げられる。 【0077】 アニオン界面活性剤としては、例えば、脂肪酸セッケン(例えば、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等);高級アルキル硫酸エステル塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等);アルキルエーテル硫酸エステル塩(例えば、POE−ラウリル硫酸トリエタノールアミン、POE−ラウリル硫酸ナトリウム等);N−アシルサルコシン酸(例えば、ラウロイルサルコシンナトリウム等);高級脂肪酸アミドスルホン酸塩(例えば、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ラウリルメチルタウリンナトリウム等);リン酸エステル塩(POE−オレイルエーテルリン酸ナトリウム、POE−ステアリルエーテルリン酸等);スルホコハク酸塩(例えば、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等);アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等);高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩(例えば、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等);N−アシルグルタミン酸塩(例えば、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等);硫酸化油(例えば、ロート油等);POE−アルキルエーテルカルボン酸;POE−アルキルアリルエーテルカルボン酸塩;α−オレフィンスルホン酸塩;高級脂肪酸エステルスルホン酸塩;二級アルコール硫酸エステル塩;高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム;N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン;カゼインナトリウム等が挙げられる。 【0078】 カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩(例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等);アルキルピリジニウム塩(例えば、塩化セチルピリジニウム等);塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩;塩化ポリ(N,N’−ジメチル−3,5−メチレンピペリジニウム);アルキル四級アンモニウム塩;アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;POE−アルキルアミン;アルキルアミン塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミルアルコール脂肪酸誘導体;塩化ベンザルコニウム;塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。 【0079】 両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリン系両性界面活性剤(例えば、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等);ベタイン系界面活性剤(例えば、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)等が挙げられる。 【0080】 非イオン界面活性剤には、親油性と親水性があり、 親油性非イオン界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等);グリセリンポリグリセリン脂肪酸類(例えば、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等);プロピレングリコール脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸プロピレングリコール等);硬化ヒマシ油誘導体;グリセリンアルキルエーテル等が挙げられる。 親水性非イオン界面活性剤としては、例えば、POE−ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、POE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンモノステアレート、POE−ソルビタンモノオレート、POE−ソルビタンテトラオレエート等);POEソルビット脂肪酸エステル類(例えば、POE−ソルビットモノラウレート、POE−ソルビットモノオレエート、POE−ソルビットペンタオレエート、POE−ソルビットモノステアレート等);POE−グリセリン脂肪酸エステル類(例えば、POE−グリセリンモノステアレート、POE−グリセリンモノイソステアレート、POE−グリセリントリイソステアレート等のPOE−モノオレエート等);POE−脂肪酸エステル類(例えば、POE−ジステアレート、POE−モノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等);POE−アルキルエーテル類(例えば、POE−ラウリルエーテル、POE−オレイルエーテル、POE−ステアリルエーテル、POE−ベヘニルエーテル、POE−2−オクチルドデシルエーテル、POE−コレスタノールエーテル等);プルロニック型類(例えば、プルロニック等);POE・POP−アルキルエーテル類(例えば、POE・POP−セチルエーテル、POE・POP−2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POP−モノブチルエーテル、POE・POP−水添ラノリン、POE・POP−グリセリンエーテル等);テトラPOE・テトラPOP−エチレンジアミン縮合物類(例えば、テトロニック等);POE−ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体(例えば、POE−ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE−硬化ヒマシ油マレイン酸等);POE−ミツロウ・ラノリン誘導体(例えば、POE−ソルビットミツロウ等);アルカノールアミド(例えば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等);POE−プロピレングリコール脂肪酸エステル;POE−アルキルアミン;POE−脂肪酸アミド;ショ糖脂肪酸エステル;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;トリオレイルリン酸等が挙げられる。 【0081】 保湿剤としては、例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレステリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、D−パンテノール及びその誘導体、尿素、糖脂質、セラミド、アーモンド抽出物、アシタバ抽出物、アルテア抽出物、アルニカ抽出物、アマチャ抽出物、アボカド抽出物、アロエ抽出物、アンズ(キョウニン)抽出物、イラクサ抽出物、イザヨイバラ抽出物、インチンコウ(カワラヨモギ)抽出物、ウスベニアオイ抽出物、オウレン抽出物、オドリコソウ抽出物、オノニス抽出物、オレンジ抽出物、カイソウ抽出物、カミツレ抽出物、カラスムギ抽出物、キイチゴ抽出物、キウイ抽出物、キュウリ抽出物、クインスシード抽出物、クマザサ抽出物、グレープフルーツ抽出物、クワ(ソウハクヒ)抽出物、ケイケットウ抽出物、ゲンチアナ(リンドウ)抽出物、ゴボウ抽出物、コムギ抽出物、コメ抽出物、コメヌカ抽出物、サボテン抽出物、サボンソウ抽出物、サルビア(セージ)抽出物、サンザシ抽出物、シイタケ抽出物、ジオウ抽出物、シソ抽出物、シモツケ抽出物、ショウブ抽出物、シラカバ抽出物、シラユリ抽出物、スイカズラ(キンギンカ)抽出物、スギナ抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、セイヨウハッカ(ペパーミント)抽出物、ゼニアオイ(ウスベニタチアオイ)抽出物、センキュウ抽出物、ダイズ抽出物、タチジャコウソウ(タイム)抽出物、ツバキ抽出物、トウキンセンカ抽出物、トウチュウカソウ抽出物、ドクダミ抽出物、ナツメ(タイソウ)抽出物、ハマメリス抽出物、バラ抽出物、ヒノキ抽出物、フキタンポポ抽出物、プシリウム抽出物、ブッチャーズブルーム抽出物、ブラックカラント抽出物、プルーン抽出物、ヘチマ抽出物、ボダイジュ抽出物、ホップ抽出物、マツ抽出物、マルメロ抽出物、マロニエ抽出物、メリロート抽出物、モッカ(ボケ)抽出物、モモ抽出物、ヤグルマソウ抽出物、ユキノシタ抽出物、ユリ抽出物、ヨクイニン(ハトムギ)抽出物、ライム抽出物、ラベンダー抽出物、リンゴ抽出物、レタス抽出物、レモン抽出物、レンゲソウ抽出物、ローヤルゼリー、羅漢果抽出物、霊芝抽出物、糖蜜抽出物、酵母抽出物、シルクプロテイン及びその分解物、微生物発酵代謝産物(乳酸菌、ビフィズス菌等)、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、緑茶等)、大豆及び卵由来のリン脂質等が挙げられる。 【0082】 水溶性高分子には、天然、半合成及び合成があり 天然の水溶性高分子としては、例えば、植物系高分子(例えば、アラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸);微生物系高分子(例えば、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、ブルラン等);動物系高分子(例えば、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等)等が挙げられる。 半合成の水溶性高分子としては、例えば、デンプン系高分子(例えば、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等);セルロース系高分子(メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末等);アルギン酸系高分子(例えば、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等)等が挙げられる。 合成の水溶性高分子としては、例えば、ビニル系高分子(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等);ポリオキシエチレン系高分子(例えば、ポリエチレングリコール20,000、40,000、60,000のポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体等);アクリル系高分子(例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等);ポリエチレンイミン;カチオンポリマー等が挙げられる。 【0083】 増粘剤としては、例えば、アラビアガム、カラギーナン、カラヤガム、トラガカントガム、キャロブガム、クインスシード(マルメロ)、カーボポール、カゼイン、デキストリン、寒天、ゼラチン、ペクチン酸ナトリウム、アラギン酸ナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロース、CMC、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、PVA、PVM、PVP、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ローカストビーンガム、グアーガム、タマリントガム、ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、キサンタンガム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ベントナイト、ヘクトライト、ケイ酸A1Mg(ビーガム)、ラポナイト、無水ケイ酸等が挙げられる。 【0084】 紫外線吸収剤としては下記化合物が挙げられる。 (1)安息香酸系紫外線吸収剤 例えば、パラアミノ安息香酸(以下、PABAと略す)、PABAモノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N−ジエトキシPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAブチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステルなど。 (2)アントラニル酸系紫外線吸収剤 例えば、ホモメンチル−N− アセチルアントラニレートなど。 (3)サリチル酸系紫外線吸収剤 例えば、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレートなど。 (4)ケイ皮酸系紫外線吸収剤 例えば、オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート(2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート) 、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメートなど。 (5)トリアジン系紫外線吸収剤 例えば、ビスレゾルシニルトリアジン。 さらに具体的には、ビス{〔4−(2−エチルヘキシロキシ)−2−ヒドロキシ〕フェニル}−6−(4−メトキシフェニル)1,3,5−トリアジン、2,4,6−トリス{4−(2−エチルヘキシロキシカルボニル)アニリノ}1,3,5−トリアジンなど。 (6)その他の紫外線吸収剤 例えば、3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール、2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル) ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニルベンゾトリアゾール、ジベンザラジン、ジアニソイルメタン、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン、5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オンなど。ジモルホリノピリダジノンなどのピリダジン誘導体。 【0085】 金属イオン封鎖剤としては、例えば、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸四ナトリウム塩、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸3ナトリウム等が挙げられる。 【0086】 低級アルコールとしては、例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、イソブチルアルコール、t−ブチルアルコール等が挙げられる。 【0087】 多価アルコールとしては、例えば、2価のアルコール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、テトラメチレングリコール、2,3−ブチレングリコール、ペンタメチレングリコール、2−ブテン−1,4−ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール等);3価のアルコール(例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン等);4価アルコール(例えば、1,2,6−ヘキサントリオール等のペンタエリスリトール等);5価アルコール(例えば、キシリトール等);6価アルコール(例えば、ソルビトール、マンニトール等);多価アルコール重合体(例えば、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、テトラエチレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、トリグリセリン、テトラグリセリン、ポリグリセリン等);2価のアルコールアルキルエーテル類(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ2−メチルヘキシルエーテル、エチレングリコールイソアミルエーテル、エチレングリコールベンジルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル等);2価アルコールアルキルエーテル類(例えば、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル等);2価アルコールエーテルエステル(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールジアジベート、エチレングリコールジサクシネート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等);グリセリンモノアルキルエーテル(例えば、キミルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等);糖アルコール(例えば、ソルビトール、マルチトール、マルトトリオース、マンニトール、ショ糖、エリトリトール、グルコース、フルクトース、デンプン分解糖、マルトース、キシリトース、デンプン分解糖還元アルコール等);グリソリッド;テトラハイドロフルフリルアルコール;POE−テトラハイドロフルフリルアルコール;POP−ブチルエーテル;POP・POE−ブチルエーテル;トリポリオキシプロピレングリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテルリン酸;POP・POE−ペンタンエリスリトールエーテル、ポリグリセリン等が挙げられる。 【0088】 糖には、単糖、オリゴ糖及び多糖があり 単糖としては、例えば、三炭糖(例えば、D−グリセリルアルデヒド、ジヒドロキシアセトン等);四炭糖(例えば、D−エリトロース、D−エリトルロース、D−トレオース、エリスリトール等);五炭糖(例えば、L−アラビノース、D−キシロース、L−リキソース、D−アラビノース、D−リボース、D−リブロース、D−キシルロース、L−キシルロース等);六炭糖(例えば、D−グルコース、D−タロース、D−ブシコース、D−ガラクトース、D−フルクトース、L−ガラクトース、L−マンノース、D−タガトース等);七炭糖(例えば、アルドヘプトース、ヘプロース等);八炭糖(例えば、オクツロース等);デオキシ糖(例えば、2−デオキシ−D−リボース、6−デオキシ−L−ガラクトース、6−デオキシ−L−マンノース等);アミノ糖(例えば、D−グルコサミン、D−ガラクトサミン、シアル酸、アミノウロン酸、ムラミン酸等);ウロン酸(例えば、D−グルクロン酸、D−マンヌロン酸、L−グルロン酸、D−ガラクツロン酸、L−イズロン酸等)等が挙げられる。 オリゴ糖としては、例えば、ショ糖、ウンベリフェロース、ラクトース、プランテオース、イソリクノース類、α,α−トレハロース、ラフィノース、リクノース類、ウンビリシン、スタキオースベルバスコース類等が挙げられる。 多糖としては、例えば、セルロース、クインスシード、コンドロイチン硫酸、デンプン、ガラクタン、デルマタン硫酸、グリコーゲン、アラビアガム、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、キサンタンガム、ムコイチン硫酸、グアガム、デキストラン、ケラト硫酸、ローカストビンガム、サクシノグルカン、カロニン酸等が挙げられる。 【0089】 アミノ酸としては、例えば、中性アミノ酸(例えば、スレオニン、システイン等);塩基性アミノ酸(例えば、ヒドロキシリジン等)等が挙げられる。また、アミノ酸誘導体として、例えば、アシルサルコシンナトリウム(ラウロイルサルコシンナトリウム)、アシルグルタミン酸塩、アシルβ−アラニンナトリウム、グルタチオン、ピロリドンカルボン酸、カルニチン等が挙げられる。 【0090】 有機アミンとしては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール等が挙げられる。 【0091】 有機酸としては、例えばアジピン酸、安息香酸、リンゴ酸、酒石酸、マロン酸、クエン酸、乳酸、フマル酸、コハク酸等およびこれらの塩が挙げられる。 【0092】 高分子エマルジョンとしては、例えば、アクリル樹脂エマルジョン、ポリアクリル酸エチルエマルジョン、アクリルレジン液、ポリアクリルアルキルエステルエマルジョン、ポリ酢酸ビニル樹脂エマルジョン、天然ゴムラテックス等が挙げられる。 【0093】 中和剤としては、例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、トリエタノールアミン等が挙げられる。 【0094】 pH調製剤としては、例えば、乳酸−乳酸ナトリウム、クエン酸−クエン酸ナトリウム、コハク酸−コハク酸ナトリウム、乳酸、クエン酸、酒石酸、ピロリドンカルボン酸、およびそれらの塩、リン酸三ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、炭酸ナトリウム、グリシン等が挙げられる。 【0095】 ビタミンとしては、例えば、ビタミンA、B1、B2、B6、C、Eおよびその誘導体、パントテン酸およびその誘導体、ビオチン、CoQ10等が挙げられる。 【0096】 酸化防止剤としては、例えば、トコフェロール類、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸エステル類、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、ケファリン、ヘキサメタフォスフェイト、フィチン酸、エチレンジアミン四酢酸等が挙げられる。 【0097】 精油、香料類としては、ハッカ油、ジャスミン油、樟脳油、ヒノキ油、トウヒ油、リュウ油、ミカン油、オレンジ油、ユズ油、ショウブ油、ラベンダー油、ベイ油、クローブ油、ヒバ油、バラ油、ユーカリ油、レモン油、タイム油、ペパーミント油、セージ油、ベルガモット油、菖蒲油、パイン油、シネオール、オイゲノール、シトラール、シトロネロール、シトロネラール、ボルネオール、リナロール、ゲラニオール、フェニルエチルアルコール、ベンジルアセテート、スピラントール、ピネン、テルペン系化合物等が挙げられる。 【0098】 生薬、漢方薬、ハーブ類としては、ジャスミン、ショウキョウ、オウゴン、ブクリョウ、ドクカツ、マツブサ、ビャクシ、ジュウヤク、樟脳、サフラン、ウイキョウ、カン皮、カミツレ、モモの葉、メリッサ、マロニエ、アルニカ、セージ、ボタンピ、ハコベ草、仙鶴草、キササゲ、パセリ、甘茶、甘逐、連銭草、柿の葉、千金子、浮き草、延命草、タイム、カワラヨモギ、アロエ、オウゴン、オウバク、カンゾウ、キキョウ、キクカ、キョウニン、クマザサ、ゲンチアナ、コンフリー、サンザシ、クチナシ、ドクダミ、シラカバ、セイヨウノコギリソウ、クワ、トウキンセンカ、トウニン、ノバラ、ビワ、ベニバナ、マロニエ、ムクロジ、ヤグルマギク、ユリ、ヨクイニン、レイシ、レンギョウ等が挙げられる。 【0099】 防腐剤としては、例えば、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、フェノキシエタノール、プロピルパラベン、安息香酸エステル、ソルビン酸、トリクロサン、トリクロロカルバン等が挙げられる。 【0100】 消炎剤、抗炎症剤としては、例えば、グリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール等のサリチル酸誘導体、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン、トラネキサム酸、チオタウリン、ヒポタウリン、インドメタシン、イブプロフェン、塩化リゾチーム、グアイアズレン、γ−オリザノール、酢酸トコフェロール、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酪酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、イオウ及びその誘導体、ウコン抽出物、キハダ(オウバク)抽出物、オトギリソウ抽出物、コンフリー(ヒレハリソウ)抽出物、クレソン抽出物、ワレモコウ(ジユ)抽出物、ニワトコ抽出物、ガマ(ホオウ)抽出物、ムクロジ抽出物、ユーカリ抽出物、ヨモギ抽出物等が挙げられる。 【0101】 美白剤としては、例えば、カミツレ、アルブチン、コウジ酸、アラントイン、ビタミンE誘導体、グリチルリチン、アスコルビン酸誘導体、パンテティン酸誘導体、プラセンタエキス、ビタミンC及びその誘導体(ジパルミチン酸−L−アスコルビル、テトライソパルミチン酸−L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン及びこれらを含有するカンゾウ抽出物、コガネバナ(オウゴン)抽出物、センプクカ抽出物、ブドウ抽出物、トマト抽出物、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、ハイドロキノン及びその誘導体、システイン及びその誘導体、アスパラガス抽出物、イブキトラノオ抽出物、ノイバラ(エイジツ)抽出物、エゾウコギ抽出物、エンドウ豆抽出物、クララ(クジン)抽出物、コーヒー抽出物、ゴカヒ抽出物、サイシン抽出物、シャクヤク抽出物、トウキ抽出物、マイカイカ(マイカイ、ハマナス)抽出物、ユキノシタ抽出物等が挙げられる。 【0102】 抗酸化剤としては、例えば、ビタミンE及びその誘導体(dl−α(β、γ)−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸dl−α−トコフェロール、リノール酸dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール等のトコフェロール及びその誘導体、ユビキノン類等)、ビタミンA及びその誘導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等のレチノール及びその誘導体、デヒドロレチナール等のレチナール及びその誘導体等)、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、クエルセチン、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酪酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、ビタミンC及びその誘導体(ジパルミチン酸−L−アスコルビルやテトライソパルミチン酸−L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、ビタミンD及びその誘導体(エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、ジヒドロキシスタナール等)、ルチン、チオタウリン、タウリン、ハイドロキノン及びその誘導体、カテキン及びその誘導体、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン及びこれらを含有するカンゾウ抽出物、グルタチオン及びその誘導体、没食子酸及びその誘導体、ゲンノショウコ抽出物、シャクヤク抽出物、スーパーオキサイドディスムターゼ、イチョウ抽出物、コガネバナ(オウゴン)抽出物、ニンジン抽出物、マイカイカ(マイカイ、ハマナス)抽出物、トルメンチラ抽出物、パセリ抽出物、ブドウ抽出物、ボタン(ボタンピ)抽出物、マンニトール、メリッサ抽出物、ヤシャジツ(ヤシャ)抽出物、ローズマリー(マンネンロウ)抽出物等が挙げられる。 【0103】 しわ予防・改善剤としては、例えば、エストラジオール及びそのエステル、エストロン、エチニルエストラジオール等の卵胞ホルモン、レチン酸及びその誘導体、アスコルビン酸誘導体、ビタミンE、γ−アミノ酪酸誘導体等が挙げられる。 【0104】 痩身剤としては、例えば、アミノフィリン、テオフィリン、カフェイン等のキサンタン誘導体、イソプロテレノール、ドブタミン、サルブタモール及びこれらの塩等のβアドレナリン作用興奮薬、ヨヒンビン、フェントラミン、エルゴタミン及びこれらの塩等のα2アドレナリン作用抑制薬、アムリノン、ミルリノン及びこれらの塩等のビピリジン誘導体、コショウ、アレチアザミ、ノアザミ等が挙げられる。 【0105】 細胞賦活剤としては、例えば、ビタミンA及びその誘導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等のレチノール及びその誘導体、デヒドロレチナール等のレチナール及びその誘導体等)、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酪酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、ビタミンC及びその誘導体(ジパルミチン酸−L−アスコルビルやテトライソパルミチン酸−L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、リボ核酸及びその塩、デオキシリボ核酸及びその塩、α−及びγ−リノレン酸、キサンチン及びその誘導体(カフェイン等)、アスパラガス抽出物、イチョウ抽出物、ドコサヘキサエン酸及びその誘導体、エイコサペンタエン酸及びその誘導体、キハダ(オウバク)抽出物、オオムギ(バクガ)抽出物、麦芽根抽出物、センブリ抽出物、ツボクサ抽出物、トマト抽出物、ニンニク抽出物、ニンジン抽出物、ヒノキチオール、ブクリョウ抽出物、ブドウ種子油、ブナノキ抽出物、ブナの芽抽出物、ユーカリ抽出物、貝肉抽出物、魚肉抽出物等が挙げられる。 【0106】 血行促進剤としては、例えば、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、タンニン酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、ニコチン酸メチルイノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール、トコフェロール、3−オクチルフタリド、シャクヤク、トウキ、センキュウ、チョウジ、センブリ、ソウジュツ、チンピ、ユーカリ、ローズマリー、カラシナ、トウガラシ、カッコン、ピャクジュツ、カノコソウ、ケイガイ、コウボク、トウヒ、ニンジン、ケイヒ、ハッカ、サンシシ、ショウブ、ガイヨウ、オウレン、オウバク、イチョウ等の生薬及びその抽出エキス等が挙げられる。 【0107】 収斂剤としては、例えば、ミョウバン、酸化亜鉛、タンニン酸、水酸化アルミニウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム等が挙げられる。 【0108】 冷感剤としては、例えば、l−メントール、カンファー、チモール等が挙げられる。 【0109】 温感剤としては、例えば、トウガラシチンキ、トウガラシエキス、トウガラシ末、ノナン酸バニリルアミド、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸メチル、ニコチン酸フェニル、ニコチン酸トコフェロールなどのニコチン酸誘導体、カプサイシン、オランダガラシエキス、サンショウエキス、ショウキョウエキス、カンタリエキス等が挙げられる。 【0110】 その他、抗脂漏剤(例えば、硫黄、チアントール等); 抗ふけ剤(ジンクピリチオン、オクトロピックス等); 浸透促進剤(ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール等); 湯の花、カゼイン、サリチル酸ナトリウム、入り糠、脱脂粉乳等が挙げられる。 【0111】 本発明の皮膚外用剤の剤型は任意であり、どのような剤型でも構わない。また、本発明の皮膚外用剤の製品形態も任意であり、化粧水、乳液、クリーム、パック等のフェーシャル皮膚化粧料;ファンデーション、口紅、アイシャドー等のメーキャップ皮膚化粧料;ボディー皮膚化粧料;芳香皮膚化粧料に用いることができる。 【0112】 以下に、実施例を挙げて本発明について更に具体的に説明する。尚、以下で記載の配合割合は、重量%で表示するものとする。 【0113】 [重合体製造例1] 撹拌装置、脱気口をつけたガラス製反応器にL−アスパラギン酸13.3g(0.1モル)およびL−ラクチド36.0g(0.25モル)をはかり入れた。この場合、仕込みのアスパラギン酸と乳酸とのモル比は1:5になる。反応器を180℃のオイルバスに浸漬し、撹拌した。融点98℃のラクチドが溶融し、不溶のアスパラギン酸の白色粉末が浮遊した状態で加熱を続行した。30分〜1時間程度で粉末は次第に消滅し、黄色の反応液の粘度が上昇した。加熱開始から1時間半後から、反応系を徐々に減圧にし、2時間後には1mmHgに達した。さらに2時間加熱を続けた後、オイルバスの温度を160℃に下げ、さらに15時間反応を続けた。反応器をオイルバスから取り出し、反応溶液を取り出して冷却固化させた。得られた薄黄褐色透明の固体を粉砕し重合体を得た。Mwは14700、Mw/Mnは1.38であった。 【0114】 このポリマー10gをDMF20gに溶解した後、水400ml中に投入し、生成した沈澱を回収することにより精製し重合体Aを得た。精製収率は94%であった。精製後のポリマーのMwは16300、Mw/Mnは1.37であった。 【0115】 [重合体製造例2] 撹拌装置、脱気口をつけたガラス製反応器にL−アスパラギン酸13.3g(0.1モル)およびL−ラクチド144.1g(1.0モル)をはかり入れた。この場合、仕込みのアスパラギン酸と乳酸とのモル比は1:20になる。反応器を180℃のオイルバスに浸漬し、撹拌した。融点98℃のラクチドが溶融し、不溶のアスパラギン酸の白色粉末が浮遊した状態で加熱を続行した。30分〜1時間程度で粉末は次第に消滅し、黄色の反応液の粘度が上昇した。加熱開始から2時間半後に反応系を徐々に減圧にし、3時間後には1mmHgに達した。さらに12時間加熱を続けた後、反応器をオイルバスから取り出し、反応溶液を取り出して冷却固化させた。得られた薄黄褐色透明の固体を粉砕し、粉末状ポリマーを得た。Mwは21000、Mw/Mnは1.26であった。 【0116】 このポリマー10gをDMF20gに溶解した後、水400ml中に投入し、生成した沈澱を回収することにより精製した。精製収率は95%であった。精製後のポリマーのMwは21000、Mw/Mnは1.25であった。得られたポリマーを粉砕機にて粉砕し、20μmのメッシュを通過した物を重合体Bとした。 【実施例1】 【0117】 <化粧水> 以下の配合にしたがって化粧水を調製した。 ポリオキシエチレン硬化ひまし油 1% 濃グリセリン 5% 1,3−ブチレングリコール 2.5% エタノール 3% 重合体A 1% 防腐剤 0.2% 精製水 残余 【0118】 [比較例1] 実施例1における重合体Aをのぞいて化粧水を調製した。 【実施例2】 【0119】 <乳液> 以下の配合にしたがって乳液を調製した。 (A) ポリオキシエチレン硬化ひまし油 1% ヤシ油脂肪酸グリセライド 1% オレイン酸トリグリセライド 7.5% (B) 濃グリセリン 2.5% 重合体A 1% 精製水 残余 (調整方法) Aの各成分を70℃にて加熱混合する。Bの成分を加熱混合し均一にしたのち、攪拌しながらAを加えていき乳化する。攪拌しながら室温まで冷却する。 【0120】 [比較例2] 実施例2における重合体Aをのぞいて乳液を調製した。 【実施例3】 【0121】 <クリーム> 以下の配合にしたがってクリームを調製した。 (A) ワセリン 18% セタノール 8% ポリオキシエチレンオレイルエーテル 1.4% モノステアリン酸ソルビタン 0.8% 重合体A 1% (B) 防腐剤 0.2% 精製水 残余 (調整方法) Aの各成分を70℃にて加熱混合する。Bの成分を加熱混合し均一にしたのち、攪拌しながらAを加えていき乳化する。攪拌しながら室温まで冷却する。 【0122】 [比較例3] 実施例3における重合体Aをのぞいてクリームを調製した。 【実施例4】 【0123】 <クレンジングジェル> 以下の配合にしたがってクレンジングジェルを調製した。 (A) オレイン酸トリグリセリル 6.0% 精製水 6.3% プロピレングリコール 2.7% 防腐剤 0.2% (B) トリグリセリル 42.5% オリーブ油 42.5% 重合体B 0.5% (調整方法) Aの各成分を40℃にて加熱混合する。Bの成分を加熱混合し均一にしたのち、攪拌しながらBを加えていき、攪拌しながら室温まで冷却する。 【0124】 [比較例4] 実施例4における重合体Bをのぞいてクレンジングジェルを調製した。 【実施例5】 【0125】 <リップクリーム> 以下の配合にしたがってリップクリームを調製した。 精製ラノリン 73% 精製蜜蝋 3.5% エイコセン酸カプリリル 16.5% オゾケライト 3.5% パラフィンワックス 2.4% 防腐剤 0.1% 重合体A 1% (調整方法) 全成分を100℃にて加熱混合したのち金型に充填し冷却する。 【0126】 [比較例5] 実施例5における重合体Bをのぞいてリップクリームを調製した。 【0127】 [評価例1] 成人女子10名を、5人ずつに分けた。A群の顔面には、実施例1の化粧水を、B群には比較例1の化粧水をは朝、晩2回、2週間連続使用してもらい、使用終了後乾燥肌の改善度を試験してもらった。即ち、使用前と比較した改善度を◎:著しく改善、○:やや改善、△:改善せず、×:悪化の基準で評価してもらった。A群については◎、B群については△であった。 【0128】 [評価例2] 成人女子10名を、5人ずつに分けた。A群の顔面には、実施例2の乳液を、B群には比較例2の乳液を朝、晩2回、2週間連続使用してもらい、使用終了後乾燥肌の改善度を試験してもらった。即ち、使用前と比較した改善度を◎:著しく改善、○:やや改善、△:改善せず、×:悪化の基準で評価してもらった。A群については◎、B群については○であった。 【0129】 [評価例3] 成人女子10名を、5人ずつに分けた。A群の手には、実施例3のクリームを、B群には比較例3のクリームを朝、晩2回、2週間連続使用してもらい、使用終了後乾燥肌の改善度を試験してもらった。即ち、使用前と比較した改善度を◎:著しく改善、○:やや改善、△:改善せず、×:悪化の基準で評価してもらった。A群については◎、B群については○であった。 【0130】 [評価例4] 成人女子10名を、5人ずつに分けた。A群は、実施例4のクレンジングジェルを、B群には比較例4のクレンジングジェルを毎日、2週間連続使用してもらい、使用終了後乾燥肌の改善度を試験してもらった。即ち、使用前と比較した改善度を◎:著しく改善、○:やや改善、△:改善せず、×:悪化の基準で評価してもらった。A群については○、B群について×であった。 【0131】 [評価例5] 成人女子10名を、5人ずつに分けた。A群の唇には、実施例5のリップクリームを、B群には比較例5のリップクリームを朝、昼、晩、2週間連続使用してもらい、使用終了後乾燥肌の改善度を試験してもらった。即ち、使用前と比較した改善度を◎:著しく改善、○:やや改善、△:改善せず、×:悪化の基準で評価してもらった。A群については◎、B群については○であった。 【0132】 以上の結果から明らかなように、本発明品の化粧水、乳液、クリーム、クレンジングジェル、リップクリームは比較品に比し、評価項目全般にわたって良好な結果が得られ、水分保持機能の亢進により美肌効果に優れていることが実証された。 【産業上の利用可能性】 【0133】 本発明の共重合体及びそれを含有する皮膚外用剤組成物を用いることにより、皮膚保湿剤、皮膚柔軟剤を多量に配合する必要がなく、皮膚の正常な生理機能が妨げられず、肌あれ、つや不足、小じわ等の乾燥に起因する皮膚状態を改善し、充分な皮膚水分保持機能亢進により潤いを与えることができる、いわゆる美肌効果を有し、感触的にも問題のない皮膚外用剤を提供することが可能となる。 【0134】 本発明の共重合体及び皮膚外用剤組成物の使用により、肌あれ、小じわ改善、潤い、つやといった美肌効果を得ることができる。 【0135】 その具体的な用途としては、化粧水、乳液、クリーム、パック等のフェーシャル皮膚化粧料;ファンデーション、口紅、アイシャドー等のメーキャップ皮膚化粧料;ボディー皮膚化粧料;芳香皮膚化粧料等が挙げられる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005887 【氏名又は名称】三井化学株式会社 【住所又は居所】東京都港区東新橋一丁目5番2号
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| 【出願日】 |
平成17年1月7日(2005.1.7) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2006−188477(P2006−188477A) |
| 【公開日】 |
平成18年7月20日(2006.7.20) |
| 【出願番号】 |
特願2005−3206(P2005−3206) |
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