| 【発明の名称】 |
皮膚洗浄剤組成物 |
| 【発明者】 |
【氏名】藤田 郁尚 【住所又は居所】大阪市中央区十二軒町5番12号 株式会社マンダム中央研究所内
【氏名】藤井 範子 【住所又は居所】大阪市中央区十二軒町5番12号 株式会社マンダム中央研究所内
【氏名】藤原 延規 【住所又は居所】大阪市中央区十二軒町5番12号 株式会社マンダム中央研究所内
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| 【要約】 |
【課題】低温保管下および高温保管下において優れた安定性を兼ね備え、水への溶解性、起泡性および洗浄力に優れるとともに、使用時に適度なスクラブ感を有し、使用後の突っ張り感を抑えた皮膚洗浄剤組成物を提供すること。
【解決手段】(A)ラウリン酸アミドプロピルアミンオキシド、(B)高級脂肪酸塩、(C)粉体および(D)ポリアルキレングリコールを含有してなる皮膚洗浄剤組成物。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 (A)ラウリン酸アミドプロピルアミンオキシド、(B)高級脂肪酸塩、(C)粉体および(D)ポリアルキレングリコールを含有してなる皮膚洗浄剤組成物。 【請求項2】 (B)高級脂肪酸塩を構成する高級脂肪酸が、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸およびステアリン酸からなる群より選ばれた少なくとも1種である請求項1記載の皮膚洗浄剤組成物。 【請求項3】 (C)粉体が、ポリエチレン粉末、ポリプロピレン粉末、タルク、シリコンパウダーおよび酸化チタン粉末からなる群より選ばれた少なくとも1種である請求項1または2記載の皮膚洗浄剤組成物。 【請求項4】 (D)ポリアルキレングリコールが、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールおよびポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールからなる群より選ばれた少なくとも1種である請求項1〜3いずれか記載の皮膚洗浄剤組成物。 【請求項5】 さらに、(E)メントールを含有してなる請求項1〜4いずれか記載の皮膚洗浄剤組成物。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、皮膚洗浄剤組成物に関する。さらに詳しくは、例えば、洗顔剤、ボディソープ、ハンドソープ、ボディシャンプーなどの用途に好適に使用しうる皮膚洗浄剤組成物に関する。 【背景技術】 【0002】 近年、皮膚洗浄剤組成物の主流は、ペースト状ないしゲル状に代表される半固形を有する高級脂肪酸石鹸となってきている。高級脂肪酸石鹸の最大の特徴としては、洗浄力および気泡力が優れていること、すすぎ後のさっぱり感が良好であることなどが挙げられる。 【0003】 しかしながら、高級脂肪酸石鹸は温度変化による物性変化が著しく、低温保存下では高級脂肪酸塩の結晶が析出しやすく、また、高温保存下では高級脂肪酸塩が変色したり、高級脂肪酸塩が液状化し、水との比重差から分離が生じるという欠点がある。 【0004】 この欠点を解消するために、脂肪酸塩の溶解度を向上させ、低温保存下で安定性を向上させることが検討されており、例えば、多価アルコール類が高濃度で配合されたゲル状洗浄剤組成物が提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。 【0005】 しかしながら、このゲル状洗浄剤組成物には、多価アルコールが高濃度で配合されているため、起泡性が低下し、すすぎ後のさっぱり感が損なわれ、ぬめりやベタつきが生じるという欠点がある。 【0006】 また、高温保管下での変色を防ぐために、脂肪酸塩とアミドアミンオキサイド型界面活性剤とホスホン酸誘導体とを含有する透明ゲル状洗浄剤組成物が提案されている(例えば、特許文献3を参照)。 【0007】 しかしながら、この透明ゲル状洗浄剤組成物には、高級脂肪酸が液状化し、水との比重差から、分離が生じるという欠点がある。 【0008】 【特許文献1】特開昭63−57699号公報 【特許文献2】特開平9−221698号公報 【特許文献3】特開2002−3884号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0009】 本発明は、前記従来技術に鑑みてなされたものであり、低温保管下および高温保管下において優れた安定性を兼ね備え、水への溶解性、起泡性および洗浄力に優れるとともに、使用時に適度なスクラブ感を有し、使用後の突っ張り感を抑えた皮膚洗浄剤組成物を提供することを課題とする。 【課題を解決するための手段】 【0010】 本発明は、(A)ラウリン酸アミドプロピルアミンオキシド、(B)高級脂肪酸塩、(C)粉体および(D)ポリアルキレングリコールを含有してなる皮膚洗浄剤組成物に関する。 【発明の効果】 【0011】 本発明の皮膚洗浄剤組成物は、低温保管下で脂肪酸塩の析出がなく、高温保管下で液状化現象を起こさず、優れた安定性を兼ね備え、起泡性および洗浄力に優れ、脂肪酸石鹸に特有の突っ張り感を抑え、使用時に適度なスクラブ感を有し、水への溶解性に優れるという効果を奏する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 (A)ラウリン酸アミドプロピルアミンオキシドは、洗浄力および起泡性を高め、幅広い温度範囲で安定性を付与する成分である。 【0013】 ラウリン酸アミドプロピルアミンオキシドは、商業的に容易に入手しうるものである。ラウリン酸アミドプロピルアミンオキシドの製品の例としては、例えば、川研ファインケミカルズ(株)製、商品名:ソフタゾリンLAO−Cなどが挙げられる。 【0014】 本発明の皮膚洗浄剤組成物におけるラウリン酸アミドプロピルアミンオキシドの含有量は、洗浄力および起泡性を高め、幅広い温度範囲で安定性を付与する観点、および脂肪酸塩が構成するミセルの形成を保持する観点から、0.1〜30重量%であることが好ましい。なお、ラウリン酸アミドプロピルアミンオキシドの含有量の下限値は、洗浄力および起泡性を高め、幅広い温度範囲で安定性を付与する観点から、0.1重量%以上、好ましくは1重量%以上、さらに好ましくは5重量%以上であることが望ましく、その上限値は、脂肪酸塩が構成するミセル形成を保持する観点から、30重量%以下、好ましくは25重量%以下、より好ましくは20重量%以下であることが望ましい。 【0015】 (B)高級脂肪酸塩は、起泡力および洗浄力を向上させる成分である。 高級脂肪酸塩を構成する高級脂肪酸は、特に限定されないが、その具体例としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸などの炭素数が12〜22の高級脂肪酸、オリーブ油、ヤシ油、パーム油、綿実油などの植物性油脂、魚油、牛脂などの動物性油脂などが挙げられ、これらは、それぞれ単独で用いてもよく、併用してもよい。これらの中では、起泡力および洗浄力を向上させる観点から、炭素数が12〜22の高級脂肪酸が好ましく、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸およびステアリン酸からなる群より選ばれた少なくとも1種がより好ましい。 【0016】 高級脂肪酸塩は、前記高級脂肪酸をアルカリでケン化または中和させることによって調製することができる。 【0017】 アルカリとしては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの無機アルカリ、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミンなどの有機アルカリなどが挙げられ、これらは、それぞれ単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。これらのなかでは、本発明の皮膚洗浄剤組成物の製剤の温度安定性を向上させる観点から、有機アルカリが好ましく、トリエタノールアミンがより好ましい。 【0018】 高級脂肪酸塩は、高級脂肪酸とアルカリとをあらかじめ高級脂肪酸塩として調製した後に用いることができるほか、皮膚洗浄剤組成物中で、高級脂肪酸塩の原料である高級脂肪酸とアルカリとを配合し、高級脂肪酸塩としてもよい。 【0019】 高級脂肪酸塩を構成する高級脂肪酸は、商業的に容易に入手しうるものである。高級脂肪酸の製品の例としては、例えば、ヘンケル(Henkel)社製、商品名:EDENOR C−12、EDENOR C−14、EDENOR C−16、EDENOR C−18などが挙げられる。 【0020】 本発明の皮膚洗浄剤組成物における高級脂肪酸塩の含有量は、起泡力および洗浄力を高める観点、および皮膚に対する刺激を和らげ、粘度が高くなりすぎないようにする観点から、5〜35重量%であることが好ましい。なお、高級脂肪酸塩の含有量の下限値は、起泡力および洗浄力を高める観点から、5重量%以上、好ましくは10重量%以上であることが望ましく、その上限値は、皮膚に対する刺激を和らげ、粘度が高くなりすぎないようにする観点から、35重量%以下、好ましくは25重量%以下であることが望ましい。 【0021】 (C)粉体は、スクラブ感を付与し、起泡性および洗浄力を向上させる成分である。 粉体としては、スクラブ感を付与するものが好ましい。好適な粉体の具体例としては、ポリエチレン粉末、ポリプロピレン粉末などの有機粉末、タルク、シリコンパウダー、酸化チタン粉末などの無機粉体が挙げられ、これらは、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。これらのなかでは、スクラブとしての使用感を高め、起泡性を向上させる観点から、ポリエチレン粉末およびタルクが好ましい。 【0022】 粉体の平均粒子径は、特に限定されないが、スクラブ感の付与および使用感の向上の観点から、50〜1000μmであることが好ましい。なお、粉体の平均粒子径の下限値は、スクラブ感を付与する観点から、50μm以上、好ましくは100μm以上であることが望ましく、その上限値は、使用感を向上させる観点から、1000μm以下、好ましくは500μm以下であることが望ましい。なお、粉体の平均粒子径は、レーザ回折/散乱法によって測定したときの値であるが、本発明は、かかる測定方法にのみ限定されるものではない。 【0023】 粉体は、商業的に容易に入手しうるものである。粉体の製品の例としては、例えば、ハニーウェル(Honeywell)社製、商品名:AC ポリエチレン6A、松村産業(株)製、商品名:クラウンタルクなどが挙げられる。 【0024】 本発明の皮膚洗浄剤組成物における粉体の含有量は、スクラブ感の付与および使用感を高め、皮膚洗浄剤組成物の硬化を抑制する観点から、0.1〜20重量%であることが好ましい。なお、粉体の含有量の下限値は、スクラブ感を付与する観点から、0.1重量%以上、好ましくは0.5重量%以上であることが望ましく、その上限値は、使用感を高め、皮膚洗浄剤組成物の硬化を抑制する観点から、20重量%以下、好ましくは10重量%以下であることが望ましい。 【0025】 (D)ポリアルキレングリコールは、起泡性を向上させる成分である。 好適なポリアルキレングリコールの具体例としては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールおよびポリオキシプロピレングリコールが挙げられ、これらは、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。これらのなかでは、起泡性を向上させる観点から、ポリエチレングリコールおよびポリプロピレングリコールが好ましい。 【0026】 ポリアルキレングリコールの数平均分子量は、起泡性を高める観点、および使用感を高める観点から、200〜20000であることが好ましい。なお、ポリアルキレングリコールの数平均分子量の下限値は、起泡性を高める観点から、200以上、好ましくは400以上であることが望ましく、使用感を高める観点から、20000以下、好ましくは2000以下であることが好ましい。 【0027】 ポリアルキレングリコールは、商業的に容易に入手しうるものである。ポリアルキレングリコールの製品の例としては、例えば、三洋化成工業(株)製、商品名:サンニックスPP−400、PEG−400などが挙げられる。 【0028】 本発明の皮膚洗浄剤組成物におけるポリアルキレングリコールの含有量は、起泡性を向上させる観点、および使用性を向上させる観点から、0.01〜5重量%であることが好ましい。なお、ポリアルキレングリコールの含有量の下限値は、起泡性を向上させる観点から、0.01重量%以上、好ましくは0.1重量%以上であることが望ましく、その上限値は、使用性を向上させる観点から、5重量%以下、好ましくは3重量%以下であることが望ましい。 【0029】 本発明の皮膚洗浄剤組成物には、使用時や使用後の爽快感を付与するために、さらに(E)メントールを含有させることができる。 【0030】 メントールは、商業的に容易に入手しうるものである。メントールの製品の例としては、例えば、高砂香料(株)製、商品名:メントールSPなどが挙げられる。 【0031】 本発明の皮膚洗浄剤組成物におけるメントールの含有量は、爽快感を付与する観点、および皮膚に対する刺激を和らげる観点から、0.01〜2重量%であることが好ましい。なお、メントールの含有量の下限値は、爽快感を付与する観点から、0.01重量%以上、好ましくは0.1重量%以上であることが望ましく、その上限値は、皮膚に対する刺激を和らげる観点から、2重量%以下、好ましくは1重量%以下であることが望ましい。 【0032】 本発明においては、前記各成分を混合し、総量が100重量%となるようにするために、残部として水を用いる。水としては、通常、精製水を用いることが好ましい。 【0033】 また、本発明に係る皮膚洗浄剤組成物には、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、前記成分の他に、通常化粧品に用いられている成分、例えば、界面活性剤、動植物由来油脂、シリコーン類、低級アルコール、動植物由来抽出エキス、保湿剤、増粘剤、紫外線吸収剤、消炎剤、金属封鎖剤、ビタミン類、酸化防止剤、防腐・殺菌剤、pH調整剤、着色剤、各種香料などを目的に応じて適宜配合することができる。 【0034】 かくして得られる本発明の皮膚洗浄剤組成物は、洗顔剤、ボディソープ、ハンドソープ、ボディシャンプーなどの用途に好適に用いることができる。これらのなかでは、本発明の皮膚洗浄剤組成物は、スクラブ効果を高めるとともに、皮膚に対する突っ張り感をほとんど与えないことから、洗顔剤に好適に用いることができる。 【実施例】 【0035】 次に、本発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。 【0036】 実施例1〜6および比較例1〜5 表1および表2に記載の各成分を用い、常法に従い、各成分を混合することにより、皮膚洗浄剤組成物を調製した。 【0037】 なお、ラウリン酸アミドプロピルアミンオキシドとして、川研ファインケミカルズ(株)製、商品名:ソフタゾリンLAO−Cを用いた。 【0038】 次に、得られた皮膚洗浄剤組成物を用いて、以下の試験を行なった。その結果を表1および表2に示す。 【0039】 (1)起泡性 皮膚洗浄剤組成物の2%水溶液50mLを250mL容の目盛り付き容器(内径7.0cm、高さ13.5cm)内に封入し、25℃の条件下で卓上ミキサーで5秒間攪拌した後、洗浄液の体積の増加率(%)を起泡力として測定し、以下の評価基準に従って評価した。 【0040】 <評価基準> ◎:増加率が400%以上 ○:増加率が300%以上400%未満 △:増加率が200%以上300%未満 ×:増加率が100%以上200%未満 【0041】 (2)洗浄力 加温した人工皮脂(組成:トンシ40重量%、オレイン酸13重量%、豚ミリスチン12重量%、スクワレン12重量%、パラフィンワックス10重量%、ステアリン酸モノグリセリン3重量%、コレステロール2重量%、残部赤色202号)に、ケラチン布(3cm×3cm)を浸した布を汚染布とし、この汚染布を皮膚洗浄剤組成物の10%水溶液に50℃で1時間浸漬した後、水洗した。 【0042】 各汚染布における洗浄力(%)を式: 〔洗浄力(%)〕=〔(塗布時の人工皮脂量−洗浄後の人工皮脂量)〕÷(塗布時の人工皮脂量)×100 に基づいて算出し、以下の評価基準に従って評価した。 【0043】 <評価基準> ◎:洗浄力が75%以上 ○:洗浄力が50%以上75%未満 △:洗浄力が25%以上50%未満 ×:洗浄力が25%未満 【0044】 (3)皮膚洗浄剤組成物の評価1(スクラブ感) 専門パネル10名により、皮膚洗浄剤組成物を用いて洗顔による使用試験を行い、使用中のスクラブ感(スクラブ効果)を以下の評価基準に従って官能評価した。その結果を表1および表2に併記する。 【0045】 <スクラブ感の評価基準> ◎:十分なスクラブ効果がある(8名以上がスクラブ効果があると評価) ○:スクラブ効果が認められる(6〜7名がスクラブ効果があると評価) △:スクラブ効果があまりない(3〜5名がスクラブ効果があると評価) ×:スクラブ効果がない(2名以下がスクラブ効果があると評価) 【0046】 (4)皮膚洗浄剤組成物の評価2(突っ張り感) 専門パネル10名により、皮膚洗浄剤組成物を用いて洗顔による使用試験を行い、使用後の肌の突っ張り感を以下の評価基準に従って官能評価した。 【0047】 <突っ張り感の評価基準> ◎:非常に良好(8名以上が突っ張らないと回答) ○:良好(6〜7名が突っ張らないと回答) △:普通(3〜5名が突っ張らないと回答) ×:不良(2名以下が突っ張らないと回答) 【0048】 (5)皮膚洗浄剤組成物の評価3(水への溶解性) 専門パネル10名により、手のひら上に皮膚洗浄剤組成物2gおよび水2gをのせ、指で軽く混ぜ合わせたときの水のなじむ速さを試験し、水への溶解性を以下の評価基準に従って官能評価した。 【0049】 <水への溶解性の評価基準> ◎:非常に良好(8名以上が良いと回答) ○:良好(6〜7名が良いと回答) △:普通(3〜5名が良いと回答) ×:不良(2名以下が良いと回答) 【0050】 (6)皮膚洗浄剤組成物の評価4(爽快感) 専門パネル10名により、皮膚洗浄剤組成物を用いて洗顔による使用試験を行い、使用時や使用後の爽快感について以下の評価基準に従って官能評価した。 【0051】 <爽快感の評価基準> ◎:爽快感が十分にある(8名以上が爽快感があると評価) ○:爽快感がややある(6〜7名が爽快感があると評価) △:あま爽快感がりない(3〜5名が爽快感があると評価) ×:爽快感がない(2名以下が爽快感があると評価) 【0052】 (7)低温安定性 皮膚洗浄剤組成物を50mL容のサンプル管に封入し、−3℃の恒温槽に120時間保管した後、系の状態を目視にて観察し、以下の評価基準に従って評価した。 【0053】 <評価基準> ◎:製造直後と変化なし。 ○:僅かに脂肪酸塩の析出が認められる。 △:脂肪酸塩の析出が認められるが、室温に戻すと溶解する。 ×:脂肪酸塩の析出が認められ、室温に戻しても状態の変化なし。 【0054】 (8)高温安定性 皮膚洗浄剤組成物を50mL容のサンプル管内に封入し、55℃の恒温槽に120時間保管した後、系の状態を目視にて観察し、以下の評価基準に従って評価した。 【0055】 <評価基準> ○:製造直後と変わらない。 △:僅かに分離が認められる。 ×:明らかに分離が認められる。 【0056】 【表1】
【0057】 【表2】
【0058】 表1に示された結果から、各実施例で得られた皮膚洗浄剤組成物は、いずれも、各比較例で得られた膚洗浄剤組成物と対比して、起泡力および洗浄力に優れ、−3℃の低温下に保存しても脂肪酸塩の析出を起こさず、55℃の高温下に保存しても明らかな変色および分離を起こさず、温度安定性が非常に高いことがわかる。 【0059】 さらに、各実施例で得られた皮膚洗浄剤組成物は、使用時の適度なスクラブ効果を発現し、使用後の突っ張り感を抑えながら爽快感を有するという優れた使用感を発揮することがわかる。 【0060】 以下、本発明に係る皮膚洗浄剤組成部の処方例を示す。なお、含有量の単位は、いずれも重量%である。 【0061】 処方例1(洗顔剤) 以下の各成分を混合することにより、洗顔剤を調製した。 ラウリン酸 5.0 ミリスチン酸 7.2 パルミチン酸 4.5 ステアリン酸 5.0 ラウリン酸アミドプロピルアミンオキシド 20.0 トリエタノールアミン 14.0 ポリプロピレングリコール400 2.0 ジステアリン酸エチレングリコール 1.0 リン酸二水素ナトリウム 0.8 タルク 2.0 メントール 0.5 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.5 パラオキシ安息香酸メチル 0.3 パラオキシ安息香酸プロピル 0.1 精製水 残 部 合計 100.0 【0062】 処方例2(洗顔剤) 以下の各成分を混合することにより、洗顔剤を調製した。 ラウリン酸 5.0 ミリスチン酸 10.0 パルミチン酸 4.0 ラウリン酸アミドプロピルアミンオキシド 20.0 トリエタノールアミン 14.0 ポリプロピレングリコール400 2.0 ポリエチレングリコール400 1.0 ジステアリン酸エチレングリコール 1.0 リン酸二水素ナトリウム 0.8 ポリエチレン末 2.0 メントール 0.5 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.5 パラオキシ安息香酸メチル 0.1 精製水 残 部 合計 100.0 【産業上の利用可能性】 【0063】 本発明の皮膚洗浄剤組成物は、例えば、洗顔剤、ボディソープ、ハンドソープ、ボディシャンプーなどの用途に好適に使用しうるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390011442 【氏名又は名称】株式会社マンダム 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区十二軒町5番12号
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| 【出願日】 |
平成16年12月28日(2004.12.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100095832 【弁理士】 【氏名又は名称】細田 芳徳
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| 【公開番号】 |
特開2006−188435(P2006−188435A) |
| 【公開日】 |
平成18年7月20日(2006.7.20) |
| 【出願番号】 |
特願2004−381682(P2004−381682) |
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