| 【発明の名称】 |
動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤とこの皮膚清浄剤を使用する動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進方法。 |
| 【発明者】 |
【氏名】清水 喜一
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】動物の毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成する皮膚清浄剤成分溶液の樹脂固形分として0.1〜45重量パーセントの範囲で樹脂成分を含有する揮発性溶剤からなることを特徴とする乾燥被膜を生ずる液状樹脂製の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤と、この皮膚清浄剤を使用する動物の発毛促進および薄毛の生育促進方法である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 動物の毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成する皮膚清浄剤成分溶液の樹脂固形分として0.1〜45重量パーセントの範囲で樹脂成分を含有する揮発性溶剤溶液からなる事を特徴とする乾燥被膜を生ずる液状樹脂製の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤。 【請求項2】 動物の毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成する樹脂成分がアクリル酸オクチルアミド・アクリル酸エステル共重合体の非中和物、アクリル酸アルキルエステル・ジアセトン−アクリルアミド・メタクリル酸共重合体液の非中和物、酢酸ビニル・クロトン酸共重合体の非中和物、クロトン酸・酢酸ビニルネオデカン酸ビニル共重合体の非中和物、アクリル酸オクチルアクリルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタアクリル酸ブチルアミノエチル共重合体の非中和物、カルボキシル化変性酢酸ビニルポリマーの非中和物、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン変性樹脂、シリコーン変性樹脂等の単品又は混合物や共重合物から選択される請求項1に記載の乾燥被膜を生ずる液状樹脂製の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤。 【請求項3】 揮発性溶剤が低級アルコールである請求項1または請求項2に記載の乾燥被膜を生ずる液状樹脂製の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤。 【請求項4】 動物の毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成する皮膚清浄剤成分溶液の樹脂固形分として0.1〜45重量パーセントの範囲で樹脂成分を含有する揮発性溶剤溶液からなる事を特徴とする乾燥被膜を生ずる液状樹脂製の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤を動物の皮膚の抜け毛、薄毛の進んだ部分の皮膚の全面に塗着し、この皮膚清浄剤の揮発性溶剤が皮膚の毛穴に詰まっていた皮脂の脂を溶かし、ゴミ等と一緒に皮膚清浄剤の樹脂中に取り込み、揮発性溶剤の蒸散で樹脂が固化し、皮膚面に耐水性に優れた乾燥被膜を形成させ、櫛やブラシを用いて、櫛やブラシの歯先を前後左右に移動させて、皮膚上の乾燥被膜をくだきながら除去して、毛穴を開ける動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進方法。 【請求項5】 動物の毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成する皮膚清浄剤成分溶液の樹脂固形分として0.1〜45重量パーセントの範囲で樹脂成分を含有する揮発性溶剤溶液からなる事を特徴とする乾燥被膜を生ずる液状樹脂製の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤を動物の皮膚の抜け毛、薄毛の進んだ部分の皮膚の全面に塗着し、皮膚近辺の薄毛に前記皮膚清浄剤が塗着した場合には薄毛の一本一本が分離し、揮発性溶剤の蒸散で樹脂が固化し、櫛通りがよくなるまで櫛やブラシで毛を解きほぐして、皮膚近辺の薄毛の部分は表面に皮膚清浄剤で筒状に被覆された毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成させ、前記皮膚の全面に塗着した皮膚清浄剤の揮発性溶剤が皮膚の毛穴に詰まっていた皮脂の脂を溶かし、ゴミ等と一緒に皮膚清浄剤の樹脂中に取り込み、揮発性溶剤の蒸散で樹脂が固化し、皮膚面に耐水性に優れた乾燥被膜を形成させ、櫛やブラシを用いて、櫛やブラシの歯先を前後左右に移動させて、皮膚上の乾燥被膜をくだきながら除去して、毛穴を開ける動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進方法。 【請求項6】 動物の毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成する皮膚清浄剤成分溶液の樹脂固形分として0.1〜45重量パーセントの範囲で樹脂成分を含有する揮発性溶剤溶液からなる事を特徴とする乾燥被膜を生ずる液状樹脂製の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤を動物の皮膚の抜け毛、薄毛の進んだ部分の皮膚の全面および薄毛の全体に塗着し、薄毛の部分は毛の一本一本が分離し、揮発性溶剤の蒸散で樹脂が固化し、櫛通りがよくなるまで櫛やブラシで毛を解きほぐして、毛の一本一本の表面に皮膚清浄剤で筒状や鞘状に被覆された毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成させ、前記皮膚の全面に塗着した皮膚清浄剤は揮発性溶剤が皮膚の毛穴に詰まっていた皮脂の脂を溶かし、ゴミ等と一緒に皮膚清浄剤の樹脂中に取り込み、揮発性溶剤の蒸散で樹脂が固化し、皮膚面に耐水性に優れた乾燥被膜を形成させ、櫛やブラシを用いて、櫛やブラシの歯先を前後左右に移動させて、皮膚上の乾燥被膜をくだきながら除去して、毛穴を開ける動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進方法。 【請求項7】 揮発性溶剤が低級アルコールであり、動物の毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成する樹脂成分がアクリル酸オクチルアミド・アクリル酸エステル共重合体の非中和物、アクリル酸アルキルエステル・ジアセトン−アクリルアミド・メタクリル酸共重合体液の非中和物、酢酸ビニル・クロトン酸共重合体の非中和物、クロトン酸・酢酸ビニルネオデカン酸ビニル共重合体の非中和物、アクリル酸オクチルアクリルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタアクリル酸ブチルアミノエチル共重合体の非中和物、カルボキシル化変性酢酸ビニルポリマーの非中和物、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン変性樹脂、シリコーン変性樹脂等の単品又は混合物や共重合物から選択される請求項4、請求項5および請求項6のいずれかに記載の、毛穴を開ける動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本願発明は動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤と、この皮膚清浄剤を使用する動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進方法に関するものである。薄毛化した皮膚であっても、薄毛化した皮膚の薄毛(細くなった毛)の生えている毛穴をこの発明の皮膚清浄剤で開けて毛根部に今まで以上に酸素が運ばれるようになれば、育毛剤や養毛剤と呼ばれる薬剤(ほとんどが発毛に有効な成分)を使わなくても、薄毛(細くなった毛)がだんだんと太くなり且つ長く生長することを見い出した。また、発毛の停止した部位の皮膚であっても、毛根部が死んでいなければ、この発明の皮膚清浄剤で、毛根部の上の毛穴を開けて、この毛穴から毛根部に酸素が運ばれるようになれば、育毛剤や養毛剤と呼ばれている薬剤(ほとんどが発毛に有効な成分)を使わなくても、発毛が可能であることを見い出した。 上記新知見を得て、本願発明が完成された。 【背景技術】 【0002】 従来、人間の頭部における薄毛部分の増毛効果を得るために、育毛剤や養毛剤と呼ばれる薬剤(液状)を薄毛部分の皮膚(頭皮)に降り掛けて、毛穴を通じて毛根部に薬剤を届け、発毛を促す方法によっている。本願発明は育毛剤や養毛剤と呼ばれている薬剤を使うものではなく、これらと比較できない。本願発明も育毛剤や養毛剤も薄毛化した皮膚の発毛を促進するという目的が共通しているという点で〔背景技術〕に育毛剤や養毛剤のことをとりあげて見たが適切でないかも知れない。本願発明は発明の名称からも明らかなように皮膚の清浄化に関するものであり、皮膚の清浄化が発毛を促進し、また薄毛の生育を促進するといった内容の全く新しい試みであり、 【技術分野】 のところで説明したように「新知見」を得て発明されたことに鑑みて、 【背景技術】 の説明はこの程度に止め置きたい。しかしながら、皮膚の清浄化ということになれば、シャンプーに代表される洗剤ということになるが、頭髪で言えば育毛剤や養毛剤の使用に先立って、毛穴に詰まっている皮脂の脂等をよく取り除いて下さいとし、育毛剤や養毛剤のメーカーが育毛剤や養毛剤に専用のシャンプーをセットして販売している例があることからも明らかなように皮膚の清浄化はあくまで育毛剤や養毛剤を毛穴を通じて毛根部へよく届くように使用しているだけで、皮膚の清浄化のみで発毛促進や薄毛の生育促進を可能とするものではないことを付言しておきたい。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 本願発明は動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進を皮膚の毛穴の汚れを可能な限り除去することによって、皮膚の毛根部へ、すっかりきれいになった毛穴を通じて酸素が取り入れられるようにし、毛根部および毛母細胞を活性化させて、その結果、発毛促進および薄毛の生育促進を可能とする「皮膚清浄剤」と、この皮膚清浄剤を使用する「動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進方法」を合わせて開発することを課題とする。 【課題を解決するための手段】 【0004】 本願発明者は上記課題を達成すべく皮膚清浄剤の材料構成、構成された材料の形態等について、また完成された皮膚清浄剤の使用方法について鋭意研究を行った結果、本願発明を完成するに至った。 即ち、本願の発明に係る動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤は、(1)動物の毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成する皮膚清浄剤成分溶液の樹脂固形分として0.1〜45重量パーセントの範囲で樹脂成分を含有する揮発性溶剤溶液からなる事を特徴とする乾燥被膜を生ずる液状樹脂製の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤、(2)動物の毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成する樹脂成分がアクリル酸オクチルアミド・アクリル酸エステル共重合体の非中和物、アクリル酸アルキルエステル・ジアセトン−アクリルアミド・メタクリル酸共重合体液の非中和物、酢酸ビニル・クロトン酸共重合体の非中和物、クロトン酸・酢酸ビニルネオデカン酸ビニル共重合体の非中和物、アクリル酸オクチルアクリルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタアクリル酸ブチルアミノエチル共重合体の非中和物、カルボキシル化変性酢酸ビニルポリマーの非中和物、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン変性樹脂、シリコーン変性樹脂等の単品又は混合物や共重合物から選択される前項1に記載の乾燥被膜を生ずる液状樹脂製の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤、(3)揮発性溶剤が低級アルコールである前項1または前項2に記載の乾燥被膜を生ずる液状樹脂製の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤であり、本願発明に係る動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進方法は、(4)動物の毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成する皮膚清浄剤成分溶液の樹脂固形分として0.1〜45重量パーセントの範囲で樹脂成分を含有する揮発性溶剤溶液からなる事を特徴とする乾燥被膜を生ずる液状樹脂製の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤を動物の皮膚の抜け毛、薄毛の進んだ部分の皮膚の全面に塗着し、この皮膚清浄剤の揮発性溶剤が皮膚の毛穴に詰まっていた皮脂の脂を溶かし、ゴミ等と一緒に皮膚清浄剤の樹脂中に取り込み、揮発性溶剤の蒸散で樹脂が固化し、皮膚面に耐水性に優れた乾燥被膜を形成させ、櫛やブラシを用いて、櫛やブラシの歯先を前後左右に移動させて、皮膚上の乾燥被膜をくだきながら除去して、毛穴を開ける動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進方法、(5)動物の毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成する皮膚清浄剤成分溶液の樹脂固形分として0.1〜45重量パーセントの範囲で樹脂成分を含有する揮発性溶剤溶液からなる事を特徴とする乾燥被膜を生ずる液状樹脂製の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤を動物の皮膚の抜け毛、薄毛の進んだ部分の皮膚の全面に塗着し、皮膚近辺の薄毛に前記皮膚清浄剤が塗着した場合には薄毛の一本一本が分離し、揮発性溶剤の蒸散で樹脂が固化し、櫛通りがよくなるまで櫛やブラシで毛を解きほぐして、皮膚近辺の薄毛の部分は表面に皮膚清浄剤で筒状や鞘状に被覆された毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成させ、前記皮膚の全面に塗着した皮膚清浄剤の揮発性溶剤が皮膚の毛穴に詰まっていた皮脂の脂を溶かし、ゴミ等と一緒に皮膚清浄剤の樹脂中に取り込み、揮発性溶剤の蒸散で樹脂が固化し、皮膚面に耐水性に優れた乾燥被膜を形成させ、櫛やブラシを用いて、櫛やブラシの歯先を前後左右に移動させて、皮膚上の乾燥被膜をくだきながら除去して、毛穴を開ける動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進方法、(6)動物の毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成する皮膚清浄剤成分溶液の樹脂固形分として0.1〜45重量パーセントの範囲で樹脂成分を含有する揮発性溶剤溶液からなる事を特徴とする乾燥被膜を生ずる液状樹脂製の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤を動物の皮膚の抜け毛、薄毛の進んだ部分の皮膚の全面および薄毛の全体に塗着し、薄毛の部分は毛の一本一本が分離し、揮発性溶剤の蒸散で樹脂が固化し、櫛通りがよくなるまで櫛やブラシで毛を解きほぐして、毛の一本一本の表面に皮膚清浄剤で筒状や鞘状に被覆された毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成させ、前記皮膚の全面に塗着した皮膚清浄剤は揮発性溶剤が皮膚の毛穴に詰まっていた皮脂の脂を溶かし、ゴミ等と一緒に皮膚清浄剤の樹脂中に取り込み、揮発性溶剤の蒸散で樹脂が固化し、皮膚面に耐水性に優れた乾燥被膜を形成させ、櫛やブラシを用いて、櫛やブラシの歯先を前後左右に移動させて、皮膚上の乾燥被膜をくだきながら除去して、毛穴を開ける動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進方法、(7)揮発性溶剤が低級アルコールであり、動物の毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成する樹脂成分がアクリル酸オクチルアミド・アクリル酸エステル共重合体の非中和物、アクリル酸アルキルエステル・ジアセトン−アクリルアミド・メタクリル酸共重合体液の非中和物、酢酸ビニル・クロトン酸共重合体の非中和物、クロトン酸・酢酸ビニルネオデカン酸ビニル共重合体の非中和物、アクリル酸オクチルアクリルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタアクリル酸ブチルアミノエチル共重合体の非中和物、カルボキシル化変性酢酸ビニルポリマーの非中和物、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン変性樹脂、シリコーン変性樹脂等の単品又は混合物や共重合物から選択される前項4、前項5および前項6のいずれかに記載の、毛穴を開ける動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進方法である。 【0005】 本願発明に於いて、動物とは人間、獣で毛のあるものを広くいう。人間の場合には頭髪を筆頭に、まゆ毛、口髭、あご髭、胸毛、腕の毛、足の毛等、獣ではペットにする犬が代表的なものとして挙げられる。 【0006】 本願発明に於いて、「毛へのなじみが良い」とは、毛との親和性・接着性がすぐれている状態をいい、本願発明では、少なくとも、束ねた毛に乾燥被膜を形成する液状樹脂製の部剤を数滴塗着させた時、該部剤が毛に弾かれるなどの抵抗がなく、毛の表面に沿って浸って密着していく様をいう、「可撓性を有し」とは、たわめることが可能であることを言い、本願発明では、少なくとも、毛5本を一本一本重ならないように並べて束ねその毛に乾燥被膜を形成する液状樹脂製の部剤を塗着し、完全乾燥後その毛の両端を手で持ち、数回から数十回毛を曲げても、樹脂被膜が毛の表面で剥離する事無く撓り、毛の表面から樹脂被膜が剥離したり、割れが生じない状態を言う。「可鍛性が小さい」とは、衝撃・振動・圧力などの外力の為に磨耗又は破壊することをいい、僅かな外力でそのような現象を生じるものをさすが、本願発明では、少なくとも、毛約20本を束ね、該毛に乾燥被膜を形成する液状樹脂製の部剤を塗着し、完全乾燥後、該毛の束の両端を手で持ち、数回から数十回揉むように扱いたり、毛の束を折るようなしぐさで扱いた時、簡単に毛と毛の間で固まった樹脂が割れや削れ、磨耗などによって、毛が一本一本に分離する状態を言う。可鍛性が小さいことによって万が一毛が重なって接合してしまった時にも該毛を揉み解す事によって毛が一本一本被膜された状態で分離する事が可能になる。「耐水性」とは、本願発明では、毛約20本を束ねた該毛に、 な量の乾燥被膜を形成する液状樹脂製の部剤を浸漬塗着させ放置した後、ドライヤーで完全乾燥後、摂氏25度の水中に浸漬しておく時、少なくとも3時間は塗着された毛の表面に樹脂の剥離などの変化がない状態をいう。 【発明の効果】 【0007】 本願発明による「動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤」を用いて、薄毛化した皮膚に塗着して、皮膚清浄剤の揮発性溶剤により、皮膚の毛穴に詰まっていた皮脂の脂を溶かし、ゴミ等と一緒に皮膚清浄剤の中に取り込み、この樹脂を一旦、皮膚上で固化させ、その後に皮膚上から固化した乾燥被膜を除去して毛穴を開けるため、この毛穴はすっかりきれいに掃除されて全開となり、この毛穴を通じて酸素が皮膚の毛根部および毛母細胞を活性化させて、その結果、発毛促進および薄毛の生育促進を可能とする。育毛剤や養毛剤を使用せずに、発毛促進および薄毛の生育促進を可能とした事は画期的な快挙である。 【0008】 本願発明による皮膚清浄剤は皮膚上に塗着させ毛穴に詰まった頑固な脂で汚れたゴミを取り除くのが第一の目的であるが、この皮膚清浄剤は毛に塗着して、毛の表面に筒状の乾燥被膜を形成させ、毛の保護効果、毛の増量効果も得られる。従って、この皮膚清浄剤を薄毛化した皮膚に塗着させると同時に薄毛にも塗着した後、皮膚上の皮膚清浄剤は除去し、薄毛上の皮膚清浄剤は残すという全く正反対の用い方で発毛促進および薄毛の生育促進という誠に理に適った効果を得る。 【発明を実施するのに最良の形態】 【0009】 本願発明の基本は動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤である。即ち、動物の毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成する皮膚清浄剤成分溶液の樹脂固形分として0.1〜45重量パーセントの範囲で樹脂成分を含有する揮発性溶剤溶液からなる事を特徴とする乾燥被膜を生ずる液状樹脂製の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤である。 そして、上記した皮膚清浄剤を使用する動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進で、この方法は3つある。 【0010】 即ち1つ目は皮膚清浄剤を皮膚上にのみ使用する場合、例えば丸刈をした直後の人で薄毛化はしているが、薄毛が刈り取られていて薄毛が伸びていない人や、薄毛はあっても、この薄毛には皮膚清浄剤が着かないようにする場合である。即ち動物の毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成する皮膚清浄剤成分溶液の樹脂固形分として0.1〜45重量パーセントの範囲で樹脂成分を含有する揮発性溶剤溶液からなる事を特徴とする乾燥被膜を生ずる液状樹脂製の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤を動物の皮膚の抜け毛、薄毛の進んだ部分の皮膚の全面に塗着し、この皮膚清浄剤の揮発性溶剤が皮膚の毛穴に詰まっていた皮脂の脂を溶かし、ゴミ等と一緒に皮膚清浄剤の樹脂中に取り込み、揮発性溶剤の蒸散で樹脂が固化し、皮膚面に耐水性に優れた乾燥被膜を形成させ、櫛やブラシを用いて、櫛やブラシの歯先を前後左右に移動させて、皮膚上の乾燥被膜をくだきながら除去して、毛穴を開ける動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進方法である。 【0011】 2つ目は皮膚清浄剤を皮膚上および皮膚周辺の薄毛の表面に使用する場合である。即ち、動物の毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成する皮膚清浄剤成分溶液の樹脂固形分として0.1〜45重量パーセントの範囲で樹脂成分を含有する揮発性溶剤溶液からなる事を特徴とする乾燥被膜を生ずる液状樹脂製の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤を動物の皮膚の抜け毛、薄毛の進んだ部分の皮膚の全面に塗着し、皮膚近辺の薄毛に前記皮膚清浄剤が塗着した場合には薄毛の一本一本が分離し、揮発性溶剤の蒸散で樹脂が固化し、櫛通りがよくなるまで櫛やブラシで毛を解きほぐして、皮膚近辺の薄毛の部分は表面に皮膚清浄剤で筒状に被覆された毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成させ、前記皮膚の全面に塗着した皮膚清浄剤の揮発性溶剤が皮膚の毛穴に詰まっていた皮脂の脂を溶かし、ゴミ等と一緒に皮膚清浄剤の樹脂中に取り込み、揮発性溶剤の蒸散で樹脂が固化し、皮膚面に耐水性に優れた乾燥被膜を形成させ、櫛やブラシを用いて、櫛やブラシの歯先を前後左右に移動させて、皮膚上の乾燥被膜をくだきながら除去して、毛穴を開ける動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進方法である。 【0012】 3つ目は皮膚清浄剤を皮膚上および薄毛の表面に使用する場合である。即ち、動物の毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成する皮膚清浄剤成分溶液の樹脂固形分として0.1〜45重量パーセントの範囲で樹脂成分を含有する揮発性溶剤溶液からなる事を特徴とする乾燥被膜を生ずる液状樹脂製の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進ができる皮膚清浄剤を動物の皮膚の抜け毛、薄毛の進んだ部分の皮膚の全面および薄毛の全体に塗着し、薄毛の部分は毛の一本一本が分離し、揮発性溶剤の蒸散で樹脂が固化し、櫛通りがよくなるまで櫛やブラシで毛を解きほぐして、毛の一本一本の表面に皮膚清浄剤で筒状に被覆された毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成させ、前記皮膚の全面に塗着した皮膚清浄剤は揮発性溶剤が皮膚の毛穴に詰まっていた皮脂の脂を溶かし、ゴミ等と一緒に皮膚清浄剤の樹脂中に取り込み、揮発性溶剤の蒸散で樹脂が固化し、皮膚面に耐水性に優れた乾燥被膜を形成させ、櫛やブラシを用いて、櫛やブラシの歯先を前後左右に移動させて、皮膚上の乾燥被膜をくだきながら除去して、毛穴を開ける動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進方法である。 【0013】 本願発明の皮膚清浄剤としては、毛髪へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成し、さらに筒状で毛髪を包皮する役目を示す程度の被膜性があるほうが好ましい、このためには成分溶液(噴射剤を除く)中、樹脂固形分として0.1〜45重量パーセント、好ましくは3〜35重量パーセントの範囲で用いるのが良い(他は希釈溶剤その他の成分)。 【0014】 本願発明の皮膚清浄剤に用いる樹脂としては、乾燥後に耐水性となり且つ、動物の毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さな乾燥被膜を形成するものを使用するのが好適である。そこで、本願発明の皮膚清浄剤に用いることの出来る典型的な耐水性樹脂としては、アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸エステル共重合体の非中和物、アクリル酸アルキルエステル・ジアセトン−アクリルアミド・メタクリル酸共重合体液の非中和物、酢酸ビニル・クロトン酸共重合体の非中和物、クロトン酸・酢酸ビニルネオデカン酸ビニル共重合体の非中和物、アクリル酸オクチルアクリルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタアクリル酸ブチルアミノエチル共重合体の非中和物、カルボキシル化変性酢酸ビニルポリマーの非中和物などや、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン変性樹脂、シリコーン変性樹脂等を使用できる。これらの樹脂は、単独または2種以上を組合せ用いることができる他、各々または他のものとの共重合物を使用することも可能である(前記中の非中和物とは樹脂の未中和物を指す)。 【0015】 ここで上記樹脂に対する重要な点である可撓性と可鍛性について述べる。これらの性状は勿論使用する樹脂自体が持っているに越したことはないが、実際にはそれぞれの製剤は種々の成分を混合・溶解して作る為に最終的にその調合物が被塗面上に塗着され乾燥した後に、適切な可撓性と可鍛性を有すればよく、この点からは樹脂自体に可撓性が無い時には、例えば可塑剤などを加え、適切な可鍛性が無いときには例えば固形の粉状物を加えるなどして調製することもできる。 【0016】 例えはじめに可撓性や可鍛性の性質が好ましくなくても、乾燥後に耐水性に優れた乾燥被膜となり且つ、動物の毛へのなじみが良いものであり、シリコーンや、高級アルコール、高級脂肪酸、樹脂粉黛等を添加するなどして、のちに可撓性や可鍛性が調整することが可能なら、上記樹脂は勿論、上記に使用した以外の樹脂でも使用可能である。 【0017】 ここで本願発明でいう「非中和物」について述べる。 本願発明の皮膚清浄剤に用いる毛へのなじみが良く、可撓性を有し、可鍛性が小さく、耐水性に優れた乾燥被膜を形成する樹脂成分における「非中和物」とは「未中和物」を指し、中和が完成されていない状態の不完全未中和物を含める。但し、不完全未中和物の範囲は、「樹脂の乾燥後の被膜は、耐水性を有する」事が条件であり、通常は中和度が10%以下である未中和の状態、好ましくは中和度0〜5%の未中和の状態の範囲にある樹脂を指す。 【0018】 本願発明の皮膚清浄剤は溶剤を加えることによって原液の粘度が下がるために、本願発明の皮膚清浄剤を皮膚へ塗布した時に毛根付近への流れ込みが良くなるし、原液を容器(ポリ容器やエアゾール缶)に充填する際にも好ましい結果を得るが、溶剤の揮発性が悪いと作業性や効果に悪影響を及ぼす。このために溶剤は揮発性溶剤であることが好ましく、揮発性溶剤としては皮膚上で比較的蒸発、気化し易い物質、例えば、エタノール、IPA等の低級アルコール、イソペンタン、ノルマルペンタン、ヘキサン等の低分子炭化水素等が好ましい。これらの内でも、特に皮膚や動物の毛に対する影響、臭い、耐水性樹脂との相溶性、溶解度などを考慮すると、エタノールやIPA等の低級アルコールがさらに好ましく又、その内でもエタノールが最も好ましい。 【0019】 前述したがシリコーンや、高級アルコール、高級脂肪酸、樹脂粉黛等の潤滑剤や可塑剤を添加して皮膚清浄剤を動物の毛に塗布する際の塗り伸ばし性の向上や、乾燥後の櫛通り性を向上させることが出来る。潤滑剤としては、低重合のシリコーン、シリコン樹脂、フッ素樹脂その他種々の公知の潤滑性油剤を用いることができる。疎水性の潤滑剤を使用するのが好ましい。可塑剤としては高級アルコール類、グリコール類等や高級脂肪酸類の他、活性剤、潤滑剤をもって代用することも可能である。但し、低重合のシリコーン、シリコン樹脂、フッ素樹脂などの潤滑剤や、高級アルコール、高級脂肪酸等の可塑剤の使用量は、乾燥被膜の可撓性と可鍛性並びに耐水性に大きく影響を与えるので組成及びそれぞれの組成成分量に対して十分な考慮が必要である。又、潤滑剤や可塑剤は疎水性の可塑剤を使用するのが好ましい。使用量は用いる樹脂量の20パーセント以下、好ましくは5パーセント以下である。 【0020】 更に、本願発明の皮膚清浄剤には、上記以外に、必要に応じて溶剤、艶出成分、紫外線防止剤、防腐剤、殺菌剤、制菌剤、養毛・育毛剤、フケ防止剤、ビタミン及びその誘導体、キレート剤、粘度調整剤、金属防錆剤、動植物エキス、抗酸化剤、抗炎症剤、血行促進剤、香料等を、必要に応じて配合することができる。 【0021】 皮膚清浄剤をエアゾールとするときには、噴射剤としては、LPGやDME、フッ化炭化水素(F134aなど)等の液化ガス及び炭酸ガス、亜酸化窒素ガス、窒素ガス等の圧縮ガス等を採用することができる。噴射剤は、耐圧容器内における35℃での内圧が0.2〜0.8Mpの範囲になるように充填するのがよい。 エアゾール皮膚清浄剤全体を100重量%とした場合、上記の噴射剤を、そのうちの50重量%未満とするのが好ましい、特に、噴射剤を1〜30重量%とするのが皮膚清浄剤の飛び散りがある程度抑えられている状態で、且つ、塗布後の乾燥性に優れるので好ましい。 【実施例】 【0022】 実施例1 下記の組成の皮膚清浄剤Aを調整し、ポリ容器(50cc)に小分けした。 皮膚清浄剤A 酢酸ビニル・クロトン酸共重合体(非中和物) 10.0重量% シリコーン(低分子ジメチルシリコン) 0.2重量% 無水エタノール 89.8重量% 合計 100.0重量% 【0023】 実施例2 下記の組成の皮膚清浄剤Bを調整し、ポリ容器(50cc)に小分けした。 皮膚清浄剤B カルボキシル化変性酢酸ビニルポリマー(非中和物) 7.0重量% 酢酸ビニル・クロトン酸共重合体(非中和物) 8.0重量% シリコーン(低分子ジメチルシリコン) 0.2重量% 高級脂肪酸 0.3重量% 無水エタノール 84.5重量% 合計 100.0重量% 【0024】 実施例3 下記の組成の皮膚清浄剤Cを調整し、ポリ容器(50cc)に小分けした。 皮膚清浄剤C カルボキシル化変性酢酸ビニルポリマー(非中和物) 10.0重量% シリコーン(低分子ジメチルシリコン) 0.2重量% 無水エタノール 89.8重量% 合計 100.0重量% 【0025】 実施例4 下記の組成の皮膚清浄剤Dを調整し、ポリ容器(50cc)に小分けした。 皮膚清浄剤D 酢酸ビニル・クロトン酸共重合体(非中和物) 10.0重量% シリコーン(低分子ジメチルシリコン) 0.3重量% 無水エタノール 89.7重量% 合計 100.0重量% 【0026】 実施例5 下記の組成の皮膚清浄剤Eを調整し、ポリ容器(50cc)に小分けした。 皮膚清浄剤E アクリル酸アルキルステル・ジアセトン−アクリルアミド・ メタクリル酸共重合体液(非中和物) 12.0重量% シリコーン(低分子ジメチルシリコン) 0.2重量% 無水エタノール 87.8重量% 合計 100.0重量% 【0027】 実施例6 下記皮膚清浄剤F成分液剤が70重量%、噴射剤が30重量%の割合になるように、耐圧容器に成分液剤を分注後、バルブを装着嵌合した後、バルブを通してジメチルエーテルを圧力充填しエアゾール製品とし、これを皮膚清浄剤Fエアゾールとした。 皮膚清浄剤F (成分液剤) カルボキシル化変性酢酸ビニルポリマー(非中和物) 11.0重量% アクリル酸アルキルエステル・ジアセトンアクリル アミド・メタクリル酸共重合体液(非中和物) 1.5重量% シリコーン(低分子ジメチルシリコン) 0.5重量% 高級脂肪酸 0.3重量% 無水エタノール 86.7重量% 合計 100.0重量% 【0028】 実施例7 犬への実施例 尻から腹部および尻から背中にかけて、かゆみを伴わない症状で薄毛になっている犬(柴犬の雑種、オス、7才)の背中の皮膚に本願発明の実施をした。なおこの犬の背中の薄毛化の状態はここ2ヶ月間変化のないことを確認済みである。 先ず、犬の体全体を市販されている一般用の犬用シャンプーを用いて軽くシャンプーし、その後、温湯でシャンプー液を丁寧に十分洗い流した。犬が身震いして水分を飛ばした後、乾いたタオルで更に軽く水分を拭き取った。即ち、犬の皮膚および毛はまだ水分を含んだ状態であるが、ドライヤーを使って乾燥させる必要はない。 【0029】 次に本願発明の皮膚清浄剤Aを前記した背中の皮膚に塗着させるため、薄毛をかき分けるようにして、現れた皮膚に数滴の皮膚清浄剤Aを垂らして、ブラシ(歯ブラシの毛を一列にしたような小さなブラシ)で皮膚清浄剤Aを皮膚に塗り伸ばし、以下次々と皮膚面を移動しながら、この作業を繰り返し行って薄毛化したところの皮膚の全面に、塗り残しがないように、また毛穴の奥まで行き渡るように十分注意して皮膚清浄剤Aを塗着させた。その後、ドライヤーで被塗着部分を乾燥させ、乾燥後、ブラシや櫛を用いて、乾燥被膜となった被塗着部分を皮膚から軽く掻き起こし、湯洗して除去した。1回目の施術から10日が経過したが、施術した背中には何らの変化も認められなかった。施術しなかった腹部にも変化はない。そこで2回目の施術として1回目の施術と全く同じことを行ったが、その10日後にも変化は起きていなかった。そこで3回目の施術として1回目の施術と全く同じことを行い、その10日後の変化を見たところ、(新しい)生毛が生えてきていることが確認できた。即ち、上記した3回の施術を行っている時、即ち1回目の施術から20日後には生毛が生え育っていることに気づいた。施術を全く行っていない腹部には変化は起きていなかった。施術は上記した3回で中止し、3回目の施術から1ヶ月後に目視で約2〜3mmの長さに育っている生毛を確認した。施術を全く行っていない腹部については何らの変化も起きていなかった。 【0030】 実施例8 犬への実施例 前記実施例で背中に施術した犬(柴犬の雑種、オス、7才)は尻から腹部にかけても、かゆみを伴わない症状で薄毛になっていて、背中に1回目の施術をして50日が経過しているが、腹部の薄毛化の状態は50日前と比較して、ほとんど変化がないので、この腹部にも施術することにした。なお、背中時の施術と腹部の施術において、使った皮膚清浄剤も施術回数、施術間隔も一緒としたが、皮膚清浄剤の塗着を皮膚のみならず薄毛の表面にも塗着して薄毛の1本1本に筒状の乾燥被膜を形成したところが背中の施術と異なる点である。 先ず、犬の体全体を市販されている一般用の犬用シャンプーを用いて軽くシャンプーし、その後、温湯でシャンプー液を丁寧に十分洗い流した。犬が身震いして水分を飛ばした後、乾いたタオルで更に軽く水分を拭き取った。即ち、犬の皮膚および毛はまだ水分を含んだ状態であるが、ドライヤーを使って乾燥させる必要はない。 【0031】 次に本願発明の皮膚清浄剤Aを前記した腹部の皮膚および薄毛に塗着させるために、皮膚清浄剤Aの数滴を薄毛の上から垂らして、ブラシ(歯ブラシの毛を一列にしたような小さなブラシ)で皮膚および薄毛を撫でるように、また1本1本の毛を分けるように薄毛にブラシを掛けて、皮膚清浄剤Aを皮膚および薄毛に塗り伸ばし、以下次々と皮膚清浄剤Aの滴下位置を移動させながら、上記作業を繰り返し行って、薄毛化したところの皮膚全面および薄毛の全体に、塗り残しがないように、また毛穴の奥まで行き渡るように十分注意して皮膚清浄剤Aを塗着させた。その後、ドライヤーで皮膚面に塗着させた皮膚清浄剤Aを乾燥させ、またドライヤーで薄毛の1本1本に筒状に塗着させた皮膚清浄剤Aをブラシを掛けながら乾燥させ、乾燥後、ブラシや櫛を用いて、皮膚部分の乾燥被膜を皮膚から軽く掻き起こし、温湯で湯洗して除去した。なお、薄毛の1本1本に塗着、乾燥した被膜は筒状でしっかり薄毛に着いており、皮膚上の乾燥被膜のように簡単に離脱することはない。薄毛は筒状の乾燥被膜で被われている分、腰が強くなっていることが感じとれる。 1回目の施術から10日が経過したが、施術した腹部には何らの変化も認められなかった。そこで2回目の施術として、1回目の施術と全く同じことを行った。薄毛は筒状の乾燥被膜が2重になったことで、腰の強さがさらに増すと同時に、薄毛の太さが明らかに増したと感じられた。この2回目の施術から10日後の変化を見たところ(新しい)生毛が生えてきていることが確認できた。この時点で3回目の施術として1回目の施術と全く同じことを行った。薄毛は筒状の乾燥被膜が3重になったことで、薄毛のボリューム感がはっきりと出現した。施術は上記した3回で中止し、3回目の施術から1ヵ月後に目視で約2〜6mmの長さに育っている生毛の集団を確認した。なお、薄毛も目視で全般的に数ミリ程度の伸長が確認された。 【0032】 実施例9 人の頭髪への実施例 先ず頭髪全体を市販されている一般の頭髪用シャンプーを用いて軽くシャンプーし、その後、温湯でシャンプー液を丁寧に十分洗い流した。乾いたタオルで軽く水分を拭き取った。即ち、頭髪、頭皮はまだ水分を含んだ状態であるが、ドライヤーを使って乾燥させる必要はない。 次に本願発明の皮膚清浄剤Bを頭髪の薄毛化した部分に発毛促進および薄毛の生育促進をしたいと所望するところの皮膚(頭皮)および薄毛に塗着させるために、ポリ容器入りの皮膚清浄剤Bの数滴を薄毛の上から垂らして、ブラシ(歯ブラシの毛を一列にしたような小さなブラシ)で、頭皮(頭部皮膚)および薄毛を撫でるように、また1本1本の毛を分けるように薄毛にブラシを掛けて、皮膚清浄剤Bを皮膚および薄毛に塗り伸ばし、以下次々と皮膚清浄剤Bの滴下位置を移動させながら、上記作業を繰り返し行って、薄毛化したところの皮膚全面および薄毛の全体に、塗り残しがないように、また、毛穴の奥まで行き渡るように十分注意して皮膚清浄剤Bを塗着させた。その後、ドライヤーで皮膚面に塗着させた皮膚清浄剤Bを乾燥させ、またドライヤーで薄毛の一本一本に筒状に塗着させた皮膚清浄剤Bをブラシを掛けながら乾燥させ、乾燥後、ブラシや櫛を用いて、皮膚部分の乾燥被膜を皮膚から軽く掻き起こし、温湯で湯洗して除去した。この段階の頭部を撮影したのが図−5(写真)である。なお、薄毛の一本一本に塗着、乾燥した被膜は筒状でしっかり薄毛に着いており、皮膚の上の乾燥被膜のように簡単に離脱することはない。薄毛は筒状の乾燥被膜で被われている分、腰が強くなっていることが感じとれる。 【0033】 一回目の施術から10日が経過したが、何らの変化も認められなかった。そこで2回目の施術として1回目の施術と全く同じことを行った。薄毛は筒状の乾燥被膜が2重になったことで、腰の強さがさらに増すと同時に、薄毛の太さが明らかに増したと感じられた。この2回目の施術から10日後の変化を見たところ(新しい)生毛が生えてきていることが確認できた。この時点で3回目の施術として1回目の施術と全く同じことを行った。薄毛は筒状の乾燥被膜が3重になったことで、薄毛のボリューム感がはっきりと出現した。施術は上記した3回で中止し、3回目の施術から1ヵ月後に目視で数mm〜10mm程度の長さに育っている生毛を確認した。なお、薄毛も目視で数mmから10数mm程度の伸長が確認された。この段階の頭部を撮影したのが図−6(写真)である。この伸長の確認は薄毛の皮膚から約10mmの間に皮膚清浄剤Bの筒状乾燥被膜が無いことで(顕微鏡で抜いた毛を観察して)確認した。 【0034】 実施例10 人の頭髪への実施例 先ず丸刈り直後の頭髪全体を市販されている一般の頭髪用シャンプーを用いて軽くシャンプーし、その後、温湯でシャンプー液を丁寧に十分洗い流した。乾いたタオルで軽く水分を拭き取った。即ち、頭髪、頭皮はまだ水分を含んだ状態であるが、ドライヤーを使って乾燥させる必要はない。 次に本願発明の皮膚清浄剤Cを頭髪の薄毛化した部分に発毛促進および薄毛の生育促進をしたいと所望するところの皮膚(頭皮)に塗着させるために、ポリ容器入りの皮膚清浄剤Cの数滴を垂らして、ブラシ(歯ブラシの毛を一列にしたような小さなブラシ)や手の指先の腹で、皮膚を撫でるように、皮膚清浄剤Cを皮膚に塗り伸ばし、以下次々と皮膚清浄剤Cの滴下位置を移動させながら、上記作業を繰り返し行って、薄毛化したところの皮膚全面に、塗り残しがないように、また、毛穴の奥まで行き渡るように十分注意して皮膚清浄剤Cを塗着させた。その後、ドライヤーで皮膚面に塗着させた皮膚清浄剤Cを乾燥させ、乾燥後、ブラシや櫛を用いて、皮膚部分の乾燥被膜を皮膚から軽く掻き起こし、温湯で湯洗して除去した。 1回目の施術から10日が経過したが、何らの変化も認められなかった。そこで2回目の施術として1回目の施術と全く同じことを行った。この2回目の施術から10日後の変化を見たところ(新しい)生毛が生えてきていることが確認できた。この時点で3回目の施術として1回目の施術と全く同じことを行った。施術は上記した3回で中止し、3回目の施術から1ヵ月後にメジャーで1〜6mm程度の長さに育っている生毛を確認した。なお、薄毛もメジャーで同程度の長さの伸長が確認された。 【0035】 実施例11 人の腕への実施例 先ず左右の腕を市販されている一般のボディーシャンプーを用いて軽くシャンプーし、その後温湯でシャンプー液を丁寧に十分洗い流した。乾いたタオルで軽く水分を拭き取った。 次に本願発明の皮膚清浄剤Fエアゾールを左腕の皮膚上に1〜2秒噴霧塗着して、右腕の手の平全体を使って、皮膚清浄剤F内容液を塗り伸ばし、次いで別の箇所に皮膚清浄剤Fエアゾールを1〜2秒噴霧塗着して、右腕の手の平全体を使って、皮膚清浄剤F内容液を塗り伸ばし、左腕の上腕を除いた部分の全体を皮膚清浄剤で被覆すると、生えている毛の1本1本の全体にも皮膚清浄剤が塗着されるので、皮膚上から、この毛を指先でつまみあげたり、ブラシを使って毛を皮膚上に起立させ、毛の表面に筒状の皮膚清浄剤Fによる乾燥被膜がつくようにした。その後、皮膚面および毛の1本1本に筒状に塗着させた皮膚清浄剤Fをブラシを掛けながら自然乾燥させた。乾燥後、ブラシを用いて、皮膚部分の乾燥被膜を皮膚から軽く掻き起こし、湯洗して除去した。なお、毛の一本一本に塗着、乾燥した被膜は筒状でしっかり毛に着いており、皮膚上の乾燥被膜のように簡単に離脱することはない。 【0036】 上記施術要領で2週間ごとに施術をあと2回行った。都合3回の施術を行ったことになる。3回目の施術から2週間後、即ち1回目の施術から6週間(42日目)後に施術した左腕をよく観察したところ、短い毛が増えている。何も施術していない右腕と比較すると左腕には明らかな変化が見られた。そこで両腕をそのままにして1回目の施術から6ヶ月(183日目)後に左腕を観察したところ明らかな増毛が認められた。図−2は本願発明の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進方法を実施したときの被験者の腕の写真であり、本願発明の皮膚清浄剤Fを2週間ごとに3回塗布したもので、最初の塗布日から6ヶ月経過した後の左腕と、本願発明の皮膚清浄剤を全く使用せずに左腕の最初の塗布日から6ヶ月経過した後の右腕との差を比較するために両腕を垂らした状態で撮影した写真である。図−2(写真1)では判別しにくいため、図−3、図−4に新たに被験者の左腕(写真2)と右腕(写真3)を揚げた。図−3は被験者の左側の腕の写真であり、本願発明の皮膚清浄剤Fを約2週間ごとに3回塗布したもので、最初の塗布日から6ヶ月経過した後の様子を撮影した写真である。図−4は被験者の右側の腕の写真であり、本願発明の皮膚清浄剤を全く使用せずに左腕の最初の塗布日から6ヶ月経過した後の様子を撮影した写真である。両腕の比較から明らかなように、2週間の間隔で都合3回の施術が発毛を促進し、増毛効果をもたらした。 【0037】 実施例12 人の脛への実施例 被験者Y、被験者S、被験者Uの脛の内側部分の適当な位置に、1辺が5cmの正方形の枠をサインペン(油性)で描き、先ず各被験者の上記枠内の脛毛の本数を数えて記録した。次に、市販されているボディーソープを用いて枠内および枠外周辺を軽く洗浄し、その後、温湯でボディーソープを洗い流して、乾燥タオルで水分を拭き取った。なお、被験者YとSには皮膚清浄剤Dを、被験者Uには皮膚清浄剤Eを使用した。本願発明の皮膚清浄剤を上記枠内の皮膚上に数滴垂らしてブラシを用いて皮膚上に皮膚清浄剤を塗り伸ばし、皮膚の位置をかえて、皮膚清浄剤を数滴垂らして、前記同様塗り伸ばし枠内の全面に塗り残しが無いように、また、皮膚清浄剤が十分に毛穴の奥まで行き渡るように塗着した。この皮膚清浄剤の皮膚への塗着作業で、枠内に生えていた脛毛の表面にも皮膚清浄剤が塗着するが、この際、脛毛の表面に後刻、皮膚清浄剤の乾燥被膜が筒状や鞘状になるように塗着させる事が望ましい。乾燥は自然乾燥でよく、脛毛の1本1本が分離した状態で乾燥するように脛毛にブラシや櫛を通しながら、時に指先で毛を解しながら1本1本の脛毛に筒状や鞘状の乾燥被膜を形成していくと、皮膚上に塗着していた皮膚清浄剤も乾燥するが、乾燥前に皮膚清浄剤の揮発性溶剤が皮膚の毛穴に詰まっていた皮脂の脂を溶かし、ゴミ等と一緒に皮膚清浄剤の樹脂中に取り込み、揮発性溶剤の蒸散で樹脂が固化し、皮膚面に耐水性に優れた乾燥被膜を形成させ、櫛やブラシを用いて、櫛やブラシの歯先を前後左右に移動させて、皮膚上の乾燥被膜をくだきながら除去して、毛穴を開ける。この毛穴はすっかりきれいになり、酸素を毛根部および毛母細胞を活性化させ、発毛を促進し、薄毛の生育を促進する。なお、毛の一本一本に塗着、乾燥した被膜は筒状でしっかり毛に着いており、皮膚の上の乾燥被膜のように簡単に離脱することはない。 その後2週間後にもう1度、更に2週間後にもう1度、前記した1回目の施術と同様の施術を行った。 その後施術はせずに、被験者YおよびSは1回目の施術から2ヶ月経過した時に施術部位を観察した。そして被験者Uは1回目の施術から3ヶ月経過した時に施術部位を観察した。その結果は以下の通りであった。 一辺が5センチメートルの正方形の枠内の人の脛毛の本数 被験者Y:年齢44歳、男性 実施前 : 223本 実施2ヶ月後: 248本(25本増加) 被験者S:年齢42歳、男性 実施前 : 178本 実施2ヶ月後: 197本(19本増加) 被験者U:年齢61歳、男性 実施前 : 278本 実施3ヶ月後: 331本(53本増加) 以上のように増加本数の異なるものの上記被験者について全て脛毛の増毛が見られた。 【産業上の利用可能性】 【0038】 本願発明を用いて発毛促進や薄毛の生育促進をする場合には、従来の育毛剤や養毛剤および発毛剤のように特別な薬効を有する有効成分を使用する必要が無いので、頭髪(女性ホルモン)や胸毛などの体毛(男性ホルモン)等、性ホルモン等の異なるいずれの部位に於いてでも区別なく使用が可能で、且ついずれの部位にも有効であり、安心して使用出来る。薬効成分を用いる必要が無いために皮膚や環境にやさしく安全な製品として仕上げることが出来る。従来の育毛剤や養毛剤および発毛剤のように薬効を持続させるための保持剤を用いることも無いので不快な湿感もない、さらに簡便容易で安価な製品に仕上げることが可能など種々の面で有益であり、社会貢献に大きく寄与することとなる。 【図面の簡単な説明】 【0039】 【図−1】は本願発明の動物の皮膚の発毛促進および薄毛の生育促進方法・効果を説明するための頭皮および毛髪部の縦断図面である。 【図−2】は本願発明を実施したときの被験者の両腕であり、処理した左腕と、非処理の右腕との差を比較するための記録写真である。 【図−3】は本願発明を実施したときの被験者の左腕が最初の塗布日から6ヶ月経過した後の様子を撮影した記録写真である。 【図−4】は本願発明を実施しなかった方の被験者の右腕の様子を撮影した図−3と同日の記録写真である。 【図−5】は本願発明を実施したときの実施開始直後の頭部の様子を撮影した記録写真である。 【図−6】は本願発明を実施したときの図−5の人の頭部の5ヶ月後の様子を撮影した記録写真である。 【符号の説明】 1、毛髪 2、皮膚清浄剤 F、毛根部 G、毛穴 H、頭皮 M、根元付近 T、筒状の被膜部分 U、鞘状の被膜部分
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| 【出願人】 |
【識別番号】502205466 【氏名又は名称】清水 喜一
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| 【出願日】 |
平成16年12月25日(2004.12.25) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2006−182752(P2006−182752A) |
| 【公開日】 |
平成18年7月13日(2006.7.13) |
| 【出願番号】 |
特願2004−382853(P2004−382853) |
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